141. ズーランダー
笑えない。わざとらしい表情、動き。これはアメリカでうけているのか?このセンスはU.Sでも批判はたくさんあると思うのですが。私にとっては、日本の若手お笑い芸人の方が何倍も面白いです。 4点(2003-08-16 13:55:29) |
142. バーバー
ビリーボブソートンの表情がストーリーの魅力のなさを助けまくっている作品。逆に言うとビリーのたたずまいが決まりすぎて切なさが出なかったのかも。主人公の幼い行動、殺人調査・公判の曖昧な進み方、安易な考えで浮かびそうな事故の起こし方などカッコイイ人がやったからこそ拙さを感じるのだ。 6点(2003-08-14 04:48:45) |
143. コヨーテ・アグリー
主人公の女の子はじめ、人間が描けていないから試練から成功への過程に感動しない。バーのシーンはノリの良さにカット割がついて行けない。全体的にメリハリがなく、だらだら過ぎていく映画でした。惜しい題材。 4点(2003-08-14 04:28:47)(良:2票) |
144. オールド・ルーキー
ホームランではないけれど気持ちのよいヒット。家族、野球、そして夢。好きな作風です。デニスクエイドの抑えた演技によって表現される主人公の素直さが素敵。試練の溜めが弱く達成感が少なくなる面が気になりましたが、素直に生きる事の素晴らしさを感じさせられました。 7点(2003-08-05 12:40:26) |
145. オーメン(1976)
この映画は飽きないで最後まで見られるのですけど、どうもスルスルッときれいに入ってしまうのですよね。「エクソシスト」に比べると個性の足りなさを感じました。当時も。スパッとガラスはグッドアイデア。 6点(2003-07-10 17:41:58) |
146. 北北西に進路を取れ
アイデアマンヒッチコック。期待してみたのですけど、仕掛けがゆるいかなというところも多々見られました。1959にこれだけの展開盛り沢山作った尊敬できます。 6点(2003-07-10 17:30:29) |
147. ザ・ワン
ジェットリー扮する二人の力量が分からない。銃装備した何人に簡単に勝ったり、たいして格闘できない人に手間を取ったりで。力量が分からないと危機感も判断しにくい。ストーリーは、ひとりになることに固執する意味があまり分からない。♪もともと特別なONLY ONE~ なんて説得できなそう。 5点(2003-07-09 14:30:51)(笑:1票) |
148. ブルーベルベット
「ご想像にお任せしまス」的作りが脳をくすぐります。最近の作品はもっと進化してますが。人も物も素敵に気色悪い。個室を作らせたらデビッドリンチの右に出るものはいないのでは。さすが美術系出身。 7点(2003-07-09 10:15:36) |
149. ロスト・ハイウェイ
夢の中によくある展開。「マルホ~」より分からない。分からないのに許してしまうこの魅力。他では味わえない。・・男は変身できる力をもらい女房をポルノに出したボスに復讐を・・妻はアリスとなり助けた・・ええいっ、全然違う。分かるわけがない。それが楽しいところか。 7点(2003-06-30 19:55:56) |
150. ザ・グリード
意外に楽しめたニョロ。頑張って贅沢に凝っているニョロ。ノンストップだったニョロ。小粋なジョークをからめつつのB級アメリカンモンスターパニック映画。 6点(2003-06-28 02:58:48) |
151. ザ・ディープ(1977)
若かりし頃観た印象は「うつぼ」だけだったのですが、本日の意見も変らず。憎めないのですけど、心のどこにも引っかからない作り。 4点(2003-06-27 01:15:53) |
152. K-19
組織と個人の狭間でもがき苦しむ乗組員達。私は誤った判断・命令と感じられた。すべては最初の限界深度を考慮しない訓練にあるのでは。艦長にサド的なものを感じた。なぜ最後きれいにまとめるのだろう。ハリソンフォードは良い味。デビュー当時から人相悪いと思っていたのでこのような役似合います。人格者でありながら上意下達を守る軍人役のリーアム・ニーソンも良かった。 6点(2003-06-24 15:43:35) |
153. マイノリティ・リポート
予知能力のある三人頼り→無謀、三人に対する扱い→人権蹂躙、未来殺人罪→予知を信じてるなら止めて更正、マックスフォンシドー登場→こいつ怪しい、多人数に対して強過ぎる主人公→危機感薄らぐ、主人公聖域に侵入→簡単過ぎ、司法省役人に銃弾→予知または犯人の警戒なし?、全体→皆さん素直に秘密の謀略を喋り過ぎ。なぜかこんな感じで気になるところを書きたくなるのですが、重厚な映像、司法省の意外な活躍(ロロトマシ・・と言うかと思った)、愛ゆえのトムクルーズの苦悩、夫婦や予知能力者の絆、好きなところも多いので7点。そろそろVFXなしのスピルバーグ作品見たいです。 7点(2003-06-18 05:22:27) |
154. マトリックス
ネオ戦闘映画。スタイリッシュな格闘シーンに、新しいアイデアとはこの事なり、俺が道を作る的な想像力の爆発を感じました。ストーリーは、主人公がやたら強いということで一応解決というのが少々気になりましたが、これはネオの登場編なのですね。これからどんな強敵が?と期待。そしてこれに影響を与えたジャパニメーションに乾杯。 8点(2003-06-16 01:23:56) |
155. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
映像は本の1ページ1ページで本当にいい。ストーリーは力不足でした。脚本を誰かにまかせれば名作を作れる監督なのでは。監督の世界観大好きです。テネンバウムズ・・・どういう意味?「天然」? 5点(2003-06-10 12:39:36) |
156. シカゴ(2002)
基本的には面白かったのですが、ミュージカルの華やかさが、ドラマの安っぽさで生きてこない。ふたつを別々にした相乗効果が感じられませんでした。ドラマをもう少しシリアスにして、ミュージカルシーンを入れたほうがお互い生きたのでは。もしくは、これはやはり舞台の為の脚本かな。キャサリンゼダジョーンズは、迫力あるあの低音の声にしびれました。また「トラフィック」のような女ボスを演じていただきたい。R・ゼルヴィガーは、しもぶくれもなんのそのの可愛らしさ。女優は◎。 [映画館(字幕)] 6点(2003-06-09 15:22:47) |
157. バック・トゥ・ザ・フューチャー
作品です。親子、夫婦、男同士の愛と、自分として生きていく事に必要な勇気を、時間の流れをを操るというお遊びの中で楽しく深く描いてくれた傑作。学生の頃のリートンプソンはかわいいぞ。素敵な(Back to the first) 9点(2003-05-26 03:06:00) |
158. 乙女の祈り
最初はメルヘンかなと思ったのですが、精神破綻者が親を殺すまでの話。自己愛性行動に行動にやりきれなさ、辛さ、腹立たしさを感じました。映像表現は頑張っていると思いますが、毎度の妄想シーンには飽きがきてました。 5点(2003-05-26 02:29:06) |
159. 荒野の七人
この頃の西部劇は懐かしさ(+1)が手伝って入りこめますね。フィルムのちょうどよい粗さがまた良いのですよ。「七人の侍」と比べてしまうといろいろありますが。まあこれはこれで。エルマーバースタインの音楽は秀逸。木琴が効いてます。 7点(2003-05-20 15:42:52) |
160. イン・ザ・ベッドルーム
なぜ犯罪被害者の家族が、犯人逮捕後もここまで苦しまなくてはいけないのか?日本にも共通する被害者に対しての辛く過酷な法律に、また納得いかないものを感じました。拳銃を持って家宅侵入して相手を撃っても故殺とは。犯人が撃たれた瞬間「そうだ、それで良い」と思ってしまった私です。でもこの父親は、息子を失った事と犯人を撃った事2つとも辛さとして背負っていくのでしょうね。人が良い人ほど苦しむとはこれいかに。 7点(2003-05-20 15:16:25) |