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サムサッカー・サムさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 211
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 日本は公開日が世界的に遅い傾向があるので、最近の大作系は海外で鑑賞しています。
福岡在住ですが、終業後に出国して海外(主に韓国)で映画を観て、翌日の朝イチで帰国して出社したりしています。ちょっとキツイけど。

Filmarksというアプリでも感想を投稿していますので、内容が被ることがあるかもしれません。ご了承ください。

これからも素晴らしい映画に沢山出会えたらいいなと思います。よろしくお願いします。

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161.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》 
グラフィック・ノベルが基のこの作品を「ナイト・ウォッチ」で独特の映像センスをみせつけたティムール・ベクマンベトフ監督が撮るのは納得。細かい視覚的演出のなされた舞台や暗殺者のヴィジョンに銃弾どうしの殴り合いなど彼独特の、想像力を掻き立てられるような画の構図は冒頭から際立っていてやはり面白いと感じた。しかし面白い映像で攻めて行きたいがために脚本は犠牲になってしまったようだ。画を見せるための無茶な展開が目立つ。どんでん返しもそこまで驚きは感じられず結局妙な方向に収束していってしまい明らかに練りこみ不足な荒い印象を受けた。娯楽作としては映像の奇抜さもあり、冴えないヤツの痛快アクションとして序盤は楽しめた。しかし終盤に向けての失速加減を見るともっともっと面白くできるとも思える作品なので、ティムール監督にはストーリーテラーとしても頑張ってもらいたい。
[映画館(字幕)] 5点(2008-09-14 01:08:26)(良:1票)
162.  幸せの1ページ 《ネタバレ》 
アビーちゃんの魅力で成り立つ作品。子供向けの作品なので「動物と一緒に」で危機を乗り切るファンタジー的なところは気にしないにしても、映画的にこの展開はどうよ?という場面がちょくちょく・・。ジョディが島に着いたときにはすでに親父待ちで、その親父もほとんど自力で帰ってくるなんて豪快すぎる。ってかホーム・アローン?
[映画館(字幕)] 5点(2008-09-12 23:04:20)
163.  ハンコック 《ネタバレ》 
「嫌われ者のヒーロー」から「愛されるヒーロー」に変わるという非常にユニークなキャラ設定とプロットで序盤は楽しませてくれるが、明らかに練りこみ不足。意外とすんなりと更正してしまい、そのあとは軸ブレブレの迷走状態に。ド派手なアクションは見せるだけで、話の面白さが伴っておらず興奮するまでには至らなかった(画はすごいんだけどね)。面白さもストーリーも予想通りだけど、笑えるところもあるし、ジェイソン・ベイトマン目当てで鑑賞したので個人的に満足。
[映画館(字幕)] 5点(2008-08-31 17:44:34)
164.  インクレディブル・ハルク(2008) 《ネタバレ》 
テンポを損ねる要素をばっさり切り取ってエンターテイメントに徹した作りは好印象。バナーやエミールも魅力的なキャラクターになっている。娯楽作としては安心の出来。 スターク・インダストリーが軍の武装に関わっていて「芸がこまかいなー、さすがMARVELやなー。」とか思ってたらラストに出た!アイアンマン!!ご本人登場!!スタン・リーもばっちり出てるし(ヒクソンも出てるし)今後のアメコミヒーローの連携に期待。
[映画館(字幕)] 5点(2008-08-03 18:58:36)
165.  NEXT-ネクスト- 《ネタバレ》 
二分間という限界があるが未来予知とは強力無比な能力であり力を使ってFBIから逃げたりする様は小気味良い。しかしこの能力のメリットばかりが目立ち緊迫感に欠ける感じもある。主人公には決定的弱点を設けた方が良かったのでがないか。「二分先が見える」というメリットとデメリットにもなりうる「二分先だけしか見えない」という二つの面があるからこそ成り立つ面白さがあまり見受けられなかったので、設定を完全に活かしきれていないと感じた。ルールが曖昧なのも問題である。結局二分先以上の未来を感知し、ニコラス・ケイジは夢の中で大冒険を繰り広げている。「彼女のことだったらなぜか二分以上みえるんだよ。」と一応の説明はあるがこの設定の描写が不足気味のままラストにもっていかれるので唐突である。また話は「デジャヴ」を思い出させるような展開であるが、エモーショナルに描けてなく物足りなさが残る。それでも監督が監督なのでこういった展開をSFに絡めた点は頑張ったなとは思う。全体的に物足りなかったが画の見せ方は独特で面白かった。ニコラス・ケイジが好きなので、ケイジ的バレット・タイムや増えるマルチプル・ケイジ、そして「間違えた・・・。」で全米を終わらせたお茶目なケイジを観る事が出来たので僕は満足。
[映画館(字幕)] 5点(2008-05-03 11:50:53)
166.  コンスタンティン 《ネタバレ》 
キアヌが演じる自己中心的でシニカルなヒーローは武器も独特でクールでよかった。地獄やルシファーなどのヴィジュアルも面白い。しかし脚本に関してはこの「コンスタンティン」の世界でのアイテムの効果やルールが曖昧でストーリーが進むにつれて新ルール追加という事があるので捻りが足りないと感じる。
[映画館(字幕)] 5点(2008-04-02 13:20:52)
167.  オーシャンズ12 《ネタバレ》 
確かにテスはジュリア・ロバーツに似てるね。でもライナスはドイツのミヒャエル・バラックに似てるよ。
[DVD(字幕)] 5点(2008-03-21 12:12:56)(笑:1票)
168.  M:I-2 《ネタバレ》 
監督が交代してスケールがかなり大きくなった。そしてジャンルがスパイ映画からトムのアクション映画に変わった。トムは最高にかっこいい。サングラスを投げるトム、バイクに乗るトム、タンディ・ニュートンと絡むトム、ダグレイ・スコットやリチャード・ロクスバーグが変装したトム、格闘するトム、砂浜から銃をヒョイってやるトム・・・。トムは最高にクールだ!それだけ!!ちなみに僕も偉大なトム先生のサドルに乗らないバイク走行の真似事をレッツ4パレットというスクーターでやってみたが彼の偉業を真似した先輩達同様に玉砕された。
[DVD(字幕)] 5点(2008-03-11 08:46:00)(笑:1票)
169.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 
プレデターとエイリアンが肉弾戦を展開する衝撃度はなかなか。プレデターは体格がよくなったのかな、色々な武器を駆使して戦う姿がかっこよかった。しかし敵の敵は味方理論でプレデターが味方になっちゃうトコロ(しかも武器防具まで作っちゃう)とか「おい、そいつはシュワちゃんを殺そうとしたヤツだぜ!!」と思って笑えた。まさかプレデターが友情の大切さを説いてくるとは。
[DVD(字幕)] 5点(2008-03-05 13:06:55)
170.  ナンバー23 《ネタバレ》 
ジム・キャリーのシリアス演技はスパロウ役ではややオーバーな気がする。が、故にフィクションである小説内の主人公フィンガリングを演じる場合には見事にハマリ絶妙の演技だった。いったい何で小説の主人公が僕にそっくりなの?というミステリーの答えがその小説をかいたのが自分自身だからというお決まりのパターンだったのでオチは弱い。そしてラストもこの雰囲気には沿わないと感じる。スパロウが23に執着し家族との絆も壊れ精神を病んでいくといった展開の方がダークで楽しめると思う。全体的にみて物足りない印象だが独創的な発想を視覚化したヴィジュアルは雰囲気があってよい。
[映画館(字幕)] 5点(2008-02-03 00:26:07)
171.  ポンペイ 《ネタバレ》 
西暦79年、一瞬にして灰となった都市、ポンペイ。 史劇とディザスターを同時に楽しめる題材。更に、ドラマで人気のイケメンマッチョを起用して、恋愛要素も投入。重厚な映画を好む層から、イケメンに夢中のティーン層までをもカバーする、完全無欠の娯楽大作。それが「ポンペイ」! …になればよかったが、さすがは「ダメな方のアンダーソン」の異名をとるポール・W・S・アンダーソン監督。全てにおいて中途半端な出来となっている。  史劇、恋愛、災害。詰め込み過ぎた割に尺が短いため、重厚感が希薄なのは史劇としては痛い。個人的な意見だが、イケメンの華麗な立ち回りより、バルキーなオッサンのファイトが観たい。ひがみではないけども。模擬戦争が史実をひっくり返すというくだりも、ラッセル・クロウが実演済みで新鮮味は薄い。  恋愛に関しても微妙な出来である。ヒロイン(かわいかったE・ブラウニングがかわいくない。)にあまり魅力が感じられず、キーファーがご執心なのも理解しづらい。侍女の方がチャーミングなのもいかがなものか。 恋に落ちる理由も、「なんかイケメンだしマッチョだから」くらいしか感じられないのもツライ。なのでセレブ政治家のキーファーが、若きイケメン奴隷に負ける悔しさについては、少し分かる気がする。それはそれでヤバい。  大災害は画的にはさすがの迫力があるが、軟弱なドラマのせいで画以上の面白さに至ってはいない。それどころか、あのラストにしたいがためのご都合主義が目立つ。あの破壊王・エメリッヒ監督の必殺技「面倒な奴はみんな事故死」。この禁断の力業をダメなアンダーソンも多用してくるのだ。  「まずはヒロインの両親!政治家との駆け引きめんどくせーから地震で屋根どーん!」 「ヒロインの侍女!馬に三人も乗れねーから!はい残念地割れどーん!」 「ついでに、いち早く逃げ出したおっさん!なんかうぜーから舟に岩石ストライクどーん!」 「キーファーと黒人剣闘士!その健闘を讃えて!お疲れ~、それ熱風どーん!」  こうして恋人達は口づけを交わしながら、悲劇を全うする。「みんな事故死」のおかげで美しい幕切れではないか。 さすがはアンダーソン監督、史劇をここまでのポップコーンムービーに仕上げるとは。2,3日後、きっと僕はこの映画の事をよくは覚えていまい。 西暦2014年、一瞬にして灰となった映画。それが「ポンペイ」だ。 
[映画館(字幕)] 4点(2014-06-09 23:42:19)(笑:2票) (良:1票)
172.  スニーカーズ 《ネタバレ》 
娯楽作としてはそこそこの出来。しかしスニーカーズの面々に個性が足りなかったのではないか。みんな「この分野は俺に任せろ!」という感じがなかったと思う。ロバート・レッドフォードとデヴィッド・ストラザーンがいたら後は普通の人でも大丈夫そうだった。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-03-21 12:23:20)
173.  ディセンバー・ボーイズ 《ネタバレ》 
最後まで飽きることなく鑑賞したけどあまり印象には残らなかった。過去に観た英国映画の真似事みたいでこの作品オリジナルという点がみうけられなかったのが残念。お話がダラダラ進んでいくのにキャラクターの性格や感情が捉えにくいのもよくない。ダンとしたたかチビ眼鏡くんは可としても後の二人のディセンバー・ボーイズはやはり造形が甘すぎたと思う。でも雰囲気はよかったしダンはハリー・ポッターからのイメチェンには成功したと思う。
[映画館(字幕)] 4点(2008-03-16 15:02:50)
174.  ライラの冒険/黄金の羅針盤 《ネタバレ》 
これはまさか「ナルニア」、「エラゴン」での悪夢の再来か?まぁ「エラゴン」に比べればまだ観れたもんだが。ファンタジーというものはその作品ごとにキャラクター、種族などの異なった独特の世界を有し、それをいかに魅力的に描けるかは非常に重要な点だ。当然この作品にもダスト、ダイモン、教権など特殊な存在が数多く登場するがその描き方は半端で深みがない。上映時間の短さもあるが、パーティーを増やしていく過程、イオレクのエピソードをはじめとする仲間のキャラ付けはとってつけたような感じで面白みがない。ダニエル・クレイグ&エヴァ・グリーンの使い方には何故か悔しさを感じた。また、後半CGのクマさん達がハッピーフィートするシーンくらいまでは大丈夫だったが夢のチョコレート工場みたいな所から子供が脱出した後の合戦シーンで僕は完全にシラけてしまった。敵が強くない上に味方が魔女やらクマやらサム・エリオットやらと強すぎてもはや負ける見込みゼロ。しかもやっぱり圧勝。僕は完全にシラけきっていた。完璧にシラけた者だけに付着するダストの効果で僕はシラけの境地というパラレル・ワールドに迷い込んでしまい映画終了まで戻ってこれなかった。エンディングで流れるファンタジーの魅力の一つである壮大なスコアを聞きたかったのでもとの世界に戻ろうとしたが「ラ~イラ~・・・」という妙なエンディング・テーマで最大規模のシラけが発生したため、現実世界行きの便が全便欠航し僕はターミナルに閉じ込められ戻ってこれなかった。
[映画館(字幕)] 4点(2008-02-24 23:57:16)
175.  AVP2 エイリアンズVS. プレデター 《ネタバレ》 
予想通りのおバカアクション。見せ場の対決シーンは雨やら暗さなどで観づらく存分に楽しめないのは難点。それとプレデターが弱い。一人しかいないんだしもうちょっと強くカッコよく描写して欲しかった。プレデリアンが一般市民(しかも弱め)を殺したり、絶対死にそうにないキャラが続々と死んでいくのは新鮮かつ妙なサプライズで楽しかったかな。まあまあ楽しめ、ちょっと物足りない。そして後にはあの青い液体のおかげか何も残らない映画。
[映画館(字幕)] 4点(2008-02-03 00:06:36)
176.  移動都市 モータル・エンジン 《ネタバレ》 
まず率直な感想として、とてもつまらなかったことをお伝えする。  去年のクリスマスも例年通り、各スタジオが威信をかけた超大作が相次いで公開され、華々しい成績を残した。 「アクアマン」「スパイダーマン」「バンブルビー」「メリー・ポピンズ」などそうそうたる顔ぶれである。  しかし、ただ一つ、このレースを圧倒的にヤバ過ぎる成績で負け抜けた作品があった。 それがPJがプロデュースする本作「移動都市 モータル・エンジン」だ。 赤字は優に100億円越え。同年に同じくコケた「ロビン・フッド」「くるみ割り人形(とナントカナントカ)」等の失敗を凌ぐ、シャレにならない爆死大作である。  もちろん、興行面の成否と映画の面白さは別件である。僕は公開直後の映画館を訪ねてみた。  で、この映画、面白いかどうかと聞かれると、つまらなかったとしか言えないのが正直なところである。もっと言ってしまえば、この映画の内容について話すこともそんなにないというか、もうとにかく薄い印象の映画である。  映画自体は、少しトレンドから遅れ気味ではあるが、ヤングアダルト向けファンタジー映画のようである。 序盤こそマッドマックスとスチームパンクが合わさったような世界観でそれなりの見せ場を作れたが、しかしその後はからっきしである。 説明セリフはしっかりあったと思うが、世界観を観客側に納得させるまでには至らず、結局はファンタジーの世界に入っていけなかったというべきか。 何なんだ、この面白くないときのジブリを観ているような感覚は。  偽エディ・レッドメイン的主人公も大した個性や存在感を残せず、演出過多でキャラ自体が浮いてしまったアジア系女優も残念ながら魅力的とは言えないだろう。女の子にしても、この手のヤングアダルトものにありがちな複雑なバックボーンが逆にノイズになってしまったのではないか。設定を伝えることで力尽きたか、この辺りはうまく処理して欲しかったところである。  本作のみで一応の決着がつくのは良いところだが、いかんせん興味もわかないし面白くない。 内容面についても、満足いく作品とは言えなかった。  これでは、過去に壮大なファンタジーを手掛けたPJの功績を称え、エピック・フロップ(壮大な大コケ映画)と揶揄されるのも納得か。 原作では勿論この先の物語もあるわけだが、続編は残念ながら難しいだろうと思う。 しかしながら興行的に失敗して、続編が作られずに人知れずに消えていくファンタジー映画は実は少なくない。(ライラやらエラゴンやらエアベンダーやら)  先にも述べたが、本作公開と同時期には、批評家からの大絶賛で迎えられた「スパイダーマン」、口コミで粘り強い支持を受けた「バンブルビー」などの優良大作があった。  そんな中で「強者が弱者を喰らうディストピア」なるファンタジー世界を提示した本作だが、現実とてそこは同じ。「モータル・エンジン」は名実ともに秀でた超大作陣に喰い殺されるというシニカルな最後を迎えてしまった。
[映画館(字幕なし「原語」)] 3点(2019-01-24 14:53:52)
177.  ファンタスティック・フォー(2015) 《ネタバレ》 
気鋭の監督と俳優を起用して、将来性を見込んだ映画作りもむなしく、全くもってファンタスティックでない残念な仕上がりだ。  リブート前と最も異なる点はメンバーの年齢設定で、主人公たちはティーンエイジャーに設定された。ダイバージェント、ハンガーゲームなどのティーン向け映画が最近のトレンドでもあるハリウッドにおいては、この層へのアプローチを狙うのは当然の方向転換でもある。 この変更を受けて、ティーンに向けた等身大のテーマが用意され、それを描くに相応しいスタッフが投入されている。監督は「クロニクル」でも若者の感情を描いたジョッシュ・トランクが務め、役者もフレッシュな面々だ。といっても、実は主要4人の実年齢は、役柄の年齢よりは10歳は上である。年齢は置いといて、「セッション」で熱演したマイルズ・テラーを初め、頭角を現してきた有望株のキャスティングは興味深い。  この面子が大作でどのような魅力を放つのか。しかしここからがこの映画の酷い点で、期待させる部分がどうでもいいと思えるほどつまらないのである。脚本は壊滅的で、ドラマとアクションが互いに独立しているような印象さえを受ける。  監督の性質上か、ドラマに焦点を当てたいのは分かる。長い時間を割いているが、しかしそれが効果的かは疑問だ。この手の映画ではじっくりと描くのではなく、短い時間でどれだけ印象的に演出できるかに手腕を発揮してほしい。そのための若手演技派ではないのか。  結果としてアクションは少なく、実質はクライマックスのバトルのみと言っていい。アクション映画としての物足りなさは否めない。映像の質としても優秀とは言えず、ラボと異次元をうろうろするだけで、申し訳程度に地球にクレーターをつくる程度である。  ドラマも機能せず、アクションもマズい。新鋭クルーが作るリブートということで、定石から外したかった面もあるだろうが、面白くないならばそれは失敗だ。冒頭、中盤、終盤に見せ場を設け、その間に葛藤と成長を印象的に演出する。ベタかもしれないが、彼らのようなオールドスタイルのヒーローはこういった基本で攻めても違和感はないはずだ。積み上げたドラマのエモーションをアクションに注ぎ込めなければ、燃えるヒーロー映画にはならないだろう。
[映画館(字幕)] 3点(2015-10-12 02:41:14)
178.  ロシアン・ルーレット 《ネタバレ》 
ちゃんと家に帰り着くまでが「ロシアン・ルーレット」かよ!
[映画館(字幕)] 3点(2012-01-01 21:49:41)(良:3票)
179.  パラノーマル・アクティビティ2 《ネタバレ》 
すごいホラー映画だと思う。鑑賞後お客さんが「それだけかよ~。」って爽やかに笑ってられるホラーってそう出会えるものではない。勿論褒めてないよ。第二部ということもあり、前作の小島よしおカップル登場など話は繋がっているようだが、静寂から大音響でドン!ばかりの恐怖演出、ツッコミ待ちの人物&ストーリーでは恐怖に震えることなど不可能だ。製作者側は真剣に怖いものを作ろうとしていると思うが、こちらは半ば冷めた目線で冷笑を交え鑑賞するしかない。まぁビックリ箱的な映画なのでティーン向けのアトラクションムービーとしては、少しは楽しめるのではないか。 余談ですが皆さんは「フルハウス」ってドラマ観てました?NHKであってたヤツ。この映画を観て思い出しました。「掃除機と格闘する父」「ザリガニみたいだな!」「階段を滑り台のように滑りまくる母」「父の首を折る女ターミネーター」「クレジット後の衝撃の事実」のシーンに観客の笑い声を入れれば、「フルハウス」になると思います。 
[映画館(字幕)] 3点(2011-02-27 16:10:07)(笑:2票)
180.  ブラッディ・バレンタイン 3D
飛び出すのが唯一の救いです。
[映画館(吹替)] 3点(2009-05-20 14:26:14)
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