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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2684
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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261.  続・座頭市物語
兄との確執が見所でしょうが、兄のキャラクターが善人でもなし、悪人といっても悪の凄味も魅力も漂っていない中途半端さで、対決と最期を看取るシーンにも迫ってくるものがありませんでした。脚本が練れていないので、平手造酒の供養や軽薄さ溢れる飯岡の親分のシーンも空回りしているように感じました。何より、市が狙われる理由があんまりだと思いました。
[DVD(字幕)] 5点(2005-12-05 23:03:38)
262.  蝉しぐれ 《ネタバレ》 
映画を観て涙した二本目の作品となりました。父が息子にかける別れの言葉、もっと言うべき事があったと後で悔いる息子の涙、歯を食いしばって父を運ぶ息子、坂道を一人で登れぬ時に無言で助けるフク。もう、たまりません。泣けて泣けて仕方なかったです。文四郎が世の理不尽さや非情さにも屈せず背筋を伸ばして生きていったのは、同じ様に生きた父の遺言を守ったのでしょう。子供を育てるという事は、親の生き様を見せる事の様に感じました。フクとの再会と別れは人の世の縁なのでしょうか、切ないです。原作未読で、心して読みます。
[映画館(字幕)] 8点(2005-10-14 17:11:10)(良:1票)
263.  容疑者 室井慎次 《ネタバレ》 
『レインボーブリッジ』で、仕事に関する信念を貫くためには自分が大きな権限を持ててこそ、そのために出世するという気概を持つ室井慎次だけは惹かれたキャラクターで、本作への期待は大きかっただけに残念な思いで一杯です。容疑者となってしまった過程に一番期待していたのですが、室井自身に何の葛藤もない、権力闘争のとばっちりを食っただけのものというのは気持ちが一気に冷めてしまいました。危機から如何に脱するかという点でも女性弁護士は何の役にもたっておらず、IQだけずば抜けていてあとは幼稚園児なみという敵役の弁護士もしりきれとんぼの存在でした。犯人は今回もつまらん人物で最後まで冷めた思いのままでした。大岡裁きを法律に期待するのは甘いのでしょうが、法律を自分の欲得を満たすための道具、他人を陥れるための道具に使うのを見せられるのはやりきれないものを感じたという部分にこの点数です。
[映画館(字幕)] 4点(2005-08-31 21:20:07)
264.  亡国のイージス 《ネタバレ》 
観光地の遊覧船でなく、普通の人々の普通の暮らしを守るべく巨額の税金で建造されたイージス艦の副長宮津の反乱の動機に『盗人にも三分の理』を感じられず、私怨をヨンファにつけ込まれたように思えます。こういう人物についていった部下の死に顔に、国の為にという本望さを感じられないのがやりきれません。守るべき国うんぬんより、守るべき幹部がこんな体たらくでよいのでしょうか。いくらフィクションとはいえこんな脚本に自衛隊が協力した事が不思議で、金目当てのテロリストとの対決で良かったと思います。アクションシーンもどこぞで観た事のあるシーンが満載で、どこをとっても自分にはハズレの作品でした。
[映画館(字幕)] 2点(2005-08-11 22:49:16)
265.  スーパーの女
ダメスーパーをふらりと訪れた女が立て直すお話を、監督、キャスト共に小慣れた感じで見せてくれます(花子の男口調には辟易しましたが。) スーパーの色々なエピソードをサラッと紹介しつつ、二つの店の物凄いネーミングやカーチェイスなど、お笑い部分も盛り込まれた、観ていて肩の凝らない楽しい作品に仕上がっています。精肉チーフの「どうせ、素人には判りゃしねぇんだよ」とほくそ笑む姿に、昨今の産地偽装など「見つからなんだら、何をやってもええんや」とでも考えている倫理観の欠如している方々が思い浮かびます。もっとも、 お客の側はお客の側で「見つからなんだら、何をやってもええんや」と思っている人もいるのでしょうね。
6点(2005-01-31 20:51:29)
266.  踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
大山鳴動して何とやら・・犯人達のどうでもいい様な描かれ方はお粗末で大いに不満です。女性管理官が本当の敵であるといいたいようで、組織の幹部が組織の患部である様子が彼女のエキセントリックな言動から伝わってきます。理不尽な命令を下す側と従わされる側、不条理であってもそこには人間の上下ではなく役職の上下が存在するのですね。偉くなりたい事と偉くなって組織の力で大きな仕事をしたい事は違うものであるように感じました。
4点(2005-01-29 10:22:05)
267.  誘拐(1997) 《ネタバレ》 
今も印象に残っている作品です。大掛かりなロケには辟易しましたが、謎解きの部分から俄然惹き込まれました。津波の覚悟を抱いての所業もさることながら、津波に協力する人々の、彼の後姿に向ける自分達の思いを託した祈る様な眼差しに、罪を犯させた者達への怒りがこみ上げてきます。復讐はしても命まではとらなくていいよ、罪を犯したのだから罰を受けなさいよ、と愛した家族が夢に出てきて言ったのでしょうか。一人また一人と自首する様子は、今思い出しても胸に迫るものがあります。新米刑事の葛藤する様子に厚みを感じられなかったのが少し残念ですが、素晴らしい作品です。
8点(2005-01-26 01:06:26)
268.  マルサの女2
マルサの面々と鬼沢との攻防は、権藤との攻防に感じたワクワク感は無く、胸が塞がる様なハラハラする思いが続き、誰が悪の根源で彼らの実力が如何に強大かという現実を思い知らされるラストに、ため息をつきながら映画館を後にした事を今でも覚えています。あの時代にあの題材で作品を作り上げた伊丹監督は凄い方だったと思います。
9点(2005-01-20 00:01:04)
269.  座頭市物語 《ネタバレ》 
初めて観ました。共に裏街道に生きる平手と市。死期を悟り、己の死に場所を探す平手と、世間にも自分にも負けずに生きてゆこうとする市。ラストの二人、最高の死に場所に本望の思いを胸に息絶えた平手と、彼の思いを汲み取って無念の涙を堪える市。死ぬ事より生きてゆく事の方が辛いのですね。天知茂の演技を終生忘れる事はないでしょう。
9点(2004-11-06 07:33:03)(良:1票)
270.  新・極道の妻たち
極妻シリーズでこの作品が自分にとって最も印象深いです。加奈江と直也の葛藤は、極道社会のみならず、堅気の世界の何処にでも見られる親と子の姿です。加奈江と重田の絆の強さは、実の親子以上、極道の親と子としての凄みを感じました。重田を演ずる本田博太郎の静かな迫力に見惚れました。ラストの二人の姿は胸に迫るものがありました。
7点(2004-11-05 17:23:10)
271.  座頭市(1989)
鼻が、耳が、腕が、首が飛ぶ血みどろの殺陣と終わった後の死体の光景に、斬られる痛みと犬死にの虚しさを感じました。ヤクザと役人共に下品なだけのキャラクターで血しぶきを派手に上げて死んでいっても、悲しみを堪えて人を斬る、潔く散っていく心の痛みが感じられなく、響いてくるものがありませんでした。市と浪人との対決は一瞬で台詞も無く、表情も見られませんでした。物足りない気もしますが、二人の心中を思い自分の頭の中に思い浮かべる楽しみを残しておいて下さったようにも思いました。見せ過ぎる事と見せない事を考えさせられた作品です。
5点(2004-10-20 20:12:03)
272.  ブラック・レイン
当時の通勤途中で見かけたあの場所、この場所。スクリーンの中では妖しい魅力に溢れる光景で誇らしく思ったものでした。悪役好きの自分にとって松田優作の狂気に満ちた演技も日本男優ここにあり、と誇らしく思います。ラストシーンの百貨店の包装紙と健さんの表情は忘れられません。自分の思い出の作品です。
8点(2004-10-14 00:11:21)
273.  スクールウォーズ HERO
ドラマ「スクールウォーズ」に熱中した自分にとっては、懐かしさを感じる作品でした。山上役の照英は違和感無く良かったと思います。彼の「俺は、スター選手だった事をはなにかけて、皆を心の何処かで見下していた。その事を皆は気づいていた」という台詞が心に残りました。
7点(2004-10-03 00:07:24)
274.  トゥームレイダー2
体力の衰えを痛感する自分にとって天下無敵のララ・クロフトを見てため息が出ました。あんなに人を殴れれば気持ち良いでしょうね。鮫まで殴って。自分にはあの鮫が色んな人の顔に見えました。 
3点(2004-08-22 00:22:09)
275.  外科室
永年に亘って人知れず何度となく彼の名を口にしていたのでしょうね。うわごとで口にしてしまうのを恐れる心中は理解できます。二人の外科室でのわずかなやりとりに万感の想いがこめられているように感じました。 互いに家族を持ち幸せに暮らしながら、二人だけの世界を持ち生きてゆく、という選択は出来なかったのでしょうか。
7点(2004-08-15 13:10:09)
276.  ラスト サムライ
アメリカ人が描いた武士道は、このあたりが精一杯なのか。自分を律し、日々黙々と精進を重ね主君に仕え、事が起これば主君のため命を捨てる覚悟で臨む。真田広之、福本清三から、これぞ武士道というものが窺われたが、肝心の勝元の覚悟が曖昧だったのが残念。出陣の時、沿道から黙って頭を下げて見送る者達の姿は武運を祈りつつ最後の別れになるかもしれないという覚悟が感じられるとても印象に残るシーンだった。
5点(2004-06-10 20:46:23)
277.  世界の中心で、愛をさけぶ
成就しない初恋、片思いであっても死別であっても破局であっても、その後幾つになっても、色々な思い出は消え去ることがない。もう他の人は愛せない人、新たにめぐり合った人を愛する人、それは人さまざまであるが、思い出を抱えたまま寿命ある限り自分の時間を生きてゆかなければならない。胸を痛くさせられるその思い出が同時に自分を力づけてくれるものであったら幸せだと思う。若い二人の駆け引きも邪心もない純愛模様は若いっていいなぁと感じるが、歳のせいなのか涙はおろかグッと胸に迫ってくるものもなかったなぁ。平井堅の『瞳をとじて 君を描くよ それしか出来ない』という歌詞だけが、本当にその通りだと胸にこたえた。
6点(2004-05-20 21:18:04)
278.  クライング・ゲーム
アカデミー脚本賞受賞も納得の作品。12年ぶりに観て秘密の部分は分かっていても、ファーガス、ディル、ジョディの三人には惹きこまれてしまう。愛する人のためには理屈や損得がすっ飛んでしまう人間の性を見事に言い表している蠍と蛙の話は当時から忘れられない。
7点(2004-05-17 22:51:27)
279.  魚影の群れ
『板一枚の下は地獄』『一攫千金』を実感させられる作品。命がけの博打うちの様な一匹狼の漁師を演じる緒形拳は圧巻。
7点(2004-05-09 19:25:07)
280.  たそがれ清兵衛
幸せ、不幸せは自分の心の持ちようで、自分が感じるもの。自分の胸の内に譲れる事と譲れない事をしっかりと抱き、他人に何と思われ何と言われようが、娘の成長を楽しみに日々を過ごす清兵衛。その淡々とした様子が芯の強さ、優しさを見せ付けてくれる。ところで、今の世の中、便利で手間要らずしんどさ要らずの豊かな生活ぶりだけど、大量の資源を使った上に成り立っていて、子孫の時代に資源も自然も枯れ果てているように思える。幕末時代に戻る事はないが、便利さ一辺倒ではなく少し時代を戻したほうが良いように感じた。
7点(2004-05-02 00:35:15)
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