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椎名みかんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  女優霊(1996)
正直怖かった。「なんか変なモノが映ってる」っつー心霊写真的な怖さがイイ。リングより恐怖度は上か。ただ、最後に霊が実体化するのはいただけないなー。
7点(2002-12-16 03:26:15)
22.  IAM A HERO アイアムアヒーロー
原作を読んだ者としては、あの漫画の映画化としてはうまく行ってる方だと思う。 アウトレットモールからの脱出をもって一応のハッピーエンドというのも落とし所としては妥当。 主人公の配役もよいし、ゾンビとの戦いシーンも邦画としてはかなり頑張ってる(あくまで「邦画としては」なので、そこを高く評価するつもりはないが) ただ、あの漫画はゾンビが世界に溢れた終末世界の状況や人々をリアルに描いてるからこその面白さがあったのだが、映画ではそういったリアルな描写はゼロ。でもそれは、映像化するって時点でそりゃあ無理ってもんだから、目をつむる。  「あの漫画をどう映画化したのか?」という評価を抜きにして、単純に一つの独立した映画として見た場合、お世辞にも褒められた出来ではない(まあ、原作付きという足かせに縛られてるのだから、仕方ないのだが。)。  この映画、基本的には、冴えない主人公英雄がひろみを守るために男になる、という成長物語なのだが、それがあまりうまく行っていない。 その最大の原因は、ひろみがゾンビ化しているので、英雄に対して、頼りにするとか、感謝するとか、通常の人間的感情を表出できない点だ。 また、英雄がひろみと正常な状態(非ゾンビ状態)で過ごした期間が短すぎて、なぜ英雄がひろみにそこまで思い入れをいだき、また、なぜひろみが英雄にそこまで信頼をよせるのかに説得力がない。英雄はひろみとほとんど会話をしていないし、2人は互いのことを何も知らないのだから。 正直、この映画、ひろみのゾンビ化はなくてもよかったと思う。 そもそも、ひろみのゾンビ化は、原作であの後に続くストーリーには大きく影響してくるものの、今回のアウトレットモールまでであれば、全く不要な部分である。 原作に忠実にやらないと原作ファンから批判が来るだろうことは大いに分かるが、バッサリ切り捨てても良かったのではないか。 そもそも、ヒロインがずっとゾンビ状態っていうのは、単純に見ていて楽しくもないしね。  あの原作をどう実写化するか?という点では面白かったけど、映画としては少々物足りなさを感じた。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-04-16 07:06:36)(良:2票)
23.  仄暗い水の底から 《ネタバレ》 
前半は悪霊に襲われる恐怖より、シングルマザーの子育ての大変さの方が胸に刺さってしまう映画であった。 これ、仮に悪霊がいなくても、ママはかなり大変だったよね。 出てくる人はなんだかクズみたいな奴ばっかりだし、悪霊よりも、出てくる人間の方に恐怖や不快感を覚えた。 天井の水漏れを隠して部屋を貸した不動産屋や、水漏れしてるというのに何の対応もしない管理人、人格に問題のありそうな幼稚園の職員、性格の悪そうな元旦那、どいつもこいつもひどい連中ばっかり。「霊なんかより本当に怖いのは人間だ!」とでもいうのか。人間のみなさんがもっとまともだったらあの親子もあんな目に合うこともなかったのに。マンションの廊下であれだけ大騒ぎしても他の住民が気持ち悪いほど誰も出てこないし。みんな冷たいなー。  さて、メインとなる悪霊のお話は、ありふれていて、あまりに目新しさがない。意外性は何もなく、何だ、まんまじゃないか、と。また、どうしてもツッコミたくなったのだが、子供が行方不明になったなら、マンションの貯水タンクなんて真っ先に捜索されそうなものだよね。 最後で首を絞める少女霊の姿はあまりに弱々しく、恐怖感ゼロ。ちょっと蹴飛ばしたら吹っ飛んでいきそうなんだが。恐怖感は全体として物足りなかった。  ただ、普通のホラーとは一風違って親子の愛情がテーマになってて、そのあたりが心に来るものがあってよかった。 クライマックスはドラマチックな展開になっているし、少々食傷気味なホラーお決まりの救いようのない、後味の悪いラストにもなっていない。悪霊すらも親に捨てられ母の愛情に飢えていて同情できる部分がある。 母が娘を守るため、廃墟となった団地のあの部屋で10年も悪霊と暮らし続け、そしてこれからもそうやって生きていくというのは、親の愛情の深さが心に刺さるし、同時に悲しくもあり、また、恐ろしくもある。いろんな感情がないまぜになる非常に心に残る結末だったと思う。  後は、黒木瞳の名演技が光った。大人になった郁子の俳優がブサイクすぎて泣けた(そこそこ名のある女優のようだが)。一緒にいた脇役の友達のほうが可愛いかった。
[インターネット(邦画)] 6点(2018-02-25 16:22:30)
24.  メアリと魔女の花
ジブリ系(もうジブリじゃないけど)では珍しいかなりギャグ調な映画。 お話はかなり軽いノリで作られてる。人間ドラマを入れて感動させてやろうとか、悪いやつを倒してスカッとさせてやろうとかそういうのを、製作者あえて、キッチリやろうとしてない。 メアリとピーターの友情を描くなら、もっと二人の関係をきっちり描かないとダメだけど、全然やってない。魔法なんてなくても生きていけるんだってなる割には、そのお膳立てはない。敵もどこか憎めないタイプで倒してスッキリ勧善懲悪ってわけではない。おばさんが実は…というネタも伏線は全くなし。 でも、軽いノリの映画なんでお気楽に楽しんでね、って言う感じで、それも悪くない。 子どもも楽しく見れる作品で、親子で一緒に見るのにもいい映画。 魔法学園の独特の世界の描き方を見るとどうしても千と千尋と比較しちゃって、宮﨑駿にはかなわないなーという感じはするが、千と千尋よりはストーリーはきっちりまとまってる。 もっとも、何か突き抜けた面白さがあるわけでもなく、それなりの小品という感じ。 声優は相変わらず芸能人を起用しているらしいが、違和感のあるキャラはいなかった。
[映画館(邦画)] 6点(2017-08-29 07:25:35)
25.  ザ・マジックアワー 《ネタバレ》 
前半は「本来実力がないのに、偶然の力ですごい男になってしまう」という展開である。はっきり言ってこれは漫画なんかでやり尽くされたネタ、完全に使い古されたありがちなネタである。 そうではあるんだけど、それでもさすが三谷幸喜、うまく作っていて見ていて面白かった。 むしろ、問題なのはその後だ。中盤に差し掛かる頃には、何だか各登場人物が何をしたいのか、どうしたいのか、よくわからなくなり、いったい製作者はどういう展開にしたいの?と首を傾げるような展開で、だいぶ退屈に。 そして、後半。ここからは、意外性の連続で、「ああ、こういう展開になるんだろう」、というこちらの予想をいちいちくつがえしてきて、話は予期せぬ方向へどんどん流れていく。それ自体はよかった。だがどうにも展開がハチャメチャすぎる。 いきあたりばったりなのだ。お話に、無茶があるのだ。女をよこせと出てくる覆面の男たち(主人公の仕込みなんだが)の登場が意味不明だし、組長が突然俺を撃てと言って出てくるのも不自然すぎる。どうして会計担当がデラ富樫だったのかさっぱりわからない。などなど、なーんか無理やりで意味不明な展開が多い。 最後の映画用のギミックを利用してデラ富樫を追い払うというのは面白かっただけに、そこに行くまでの展開をもう少し綺麗にまとめて欲しかった。
[DVD(邦画)] 6点(2016-06-22 03:55:31)
26.  呪怨2 (2003) 《ネタバレ》 
ホラー好きで、かつ、ホラーのハードルが低い自分にはそれなりに楽しめた。が、ダメ出しすべきところも非常に多い。多すぎる。 まず、顔白塗りでブリーフ履いた少年は出さないほうがよかった。あの見た目はどうひいき目に見てもギャグにしか思えない。伽椰子の子供ということのようだが、「親子の化け物」というのも何だか滑稽でテンション下がる。伽椰子の方はなかなか怖いんだけど、ブリーフ少年が出るたび、ちょっとガクッとなる。まあこの少年がある意味この映画のイメージキャラみたいな所があるから無理なんだろうけど。 そして、サッカーボールのように転がる少年の頭、もぞもぞ動くカツラ、死んで空に浮かび上がる千春・・・・もうギャグにしか見えないんだけど(笑)…これって本気でやってるのだろうか。 出産のシーン、生まれてきた赤ん坊が紙袋に入っているのはどうして?これもギャグというか、もうシュールすぎて何が何やら分からない。ラストは悪くない。いかにも次回作につなぐため、という感じもしなくはないが、続編は出ていない。今作は興業的にイマイチだったのだろうか。 作中よく出てくる血については、あんな鮮明な赤じゃなくてもっと黒くしたほうがリアルになるだろう。さすがにノートに染み付いた数年前の血のりが真っ赤じゃ、血じゃなくてインクのシミに見える。 千春は何だったんだ?あの子やその友だちはなぜあの呪われた家にいたの?というか、公園の方は夢?他の犠牲者は全員何がどうなったか明瞭なのに、千春のエピソードだけは意味不明すぎる。 キャストは冴えないのばかりでゲンナリ。女性陣は酒井法子(おばさん)に新山千春(B級)、恵役の素人くさい人、もう少し可愛い子を出せなかったか。市川由衣だけ輝いていた。男の方もメインキャストじゃないとは言え、京子の婚約者は素人さんか? ほぼ覚えていない前作は、ただただ人が現れては死んでいくだけの映画だったと記憶しているが、今回は時系列にも一工夫あったり、また、「なぜ京子だけは死なずに済んだのか?」という謎とそれが分かる結末など、少しは見るべき筋がきがある。 まあ、総じてB級感のある映画。そして少々子供向けに作られている感じ。
[DVD(邦画)] 6点(2013-05-13 01:16:33)
27.  サマーウォーズ
いまいち。ダメな点を列挙してみる。 ネットが社会の至る所に浸透した近未来、そのネットをハックすることで社会に混乱をもたらそうとする敵・・という設定は極めてやりつくされた感があり、うんざりする。 電脳世界での戦いも、すごく抽象的なものなので、それを映像でイメージ化しても、結局「なんだかよくわからないことをやっている」という感が拭えない。 「家族のつながり」が作品のテーマなのだが、敵と対峙する時、その家族がほとんど力になっていない。結局は家族の中で特別な力を持った一部の天才(主人公、ヒロイン、少年、ワビスケの4人)のみで事件の解決に至っており、アレコレとたくさん出てきた家族も最後はただ応援してるだけであった。(力を合わせるだの団結だの綺麗事を言っても、結局世の中というのは一部の天才によってのみ動いていくのだという皮肉が込められている、と解釈したらそれはそれで面白い映画かもしれない。) 電脳世界を乗っ取った巨大な相手が、たかだが「花札」で負けるだけで、すべて崩壊するというのもあまりにご都合主義にすぎる。 声優がひどい。もう最近のお決まりだが、ネームバリューがあるだけで演技力のない著名人を起用し、作品の質を落としても宣伝効果を優先している。声優のレベルが低すぎて聞くに堪えない。 監督が描きたかったという、日本の原風景や家族の温かさのようなものは描けており、完全な駄作というわけでもないが、及第点には届かない作品。
[DVD(邦画)] 6点(2013-03-23 22:28:02)
28.  おくりびと
●死んだ人間をああやって、綺麗にして、送り出すというのがとても素晴らしい仕事なんだなあと素直に思える。 ワタクシなんて基本的に無宗教で、自分が死んだら葬式なんかせずにその辺にでも適当に埋めといてくれって感じに思ってたけど、あんな風に最後に綺麗にしてくれるのもいいもんだなあと思った。 ●なんか周りの人たちが主人公の仕事に対してすごく毛嫌いしてたわけだが、今時、葬式関係の仕事をそんな風に考える人いるかなあ、とちょっと不自然に感じた。 ●納棺師の仕事の意義みたいなのがテーマかと思ってたら、なんか最後に親父が出てきて結局親父との人間ドラマみたいなので終わってしまったのはちょっとしっくり来ないものがあった。 ●広末の演技なんだが、なんか、笑ってるんだ悲しんでるんだかよく分からん表情の時が多かった。
[地上波(邦画)] 6点(2009-09-22 00:30:06)
29.  パッチギ!
●朝鮮人と日本人にも友情が芽生えて、でも、やっぱり過去の両国の歴史でわだかまりがあって、それでも、友情も愛情も芽生えて、というまあいいお話。 ●強制連行なんかなかった!とかそういうことは考えて見ない方がいい。 ●イムジン河はいい歌だと思うけど、日本朝鮮の友情物語に、南北分断の歌がテーマ曲になるというのにちと違和感を感じなくもなかった。 ●ケンカシーンが多いんだけど、学校同士の抗争とか、そういうのってこの話に必要?
[DVD(邦画)] 6点(2009-09-06 22:04:21)
30.  THE 有頂天ホテル
決して「うまい!」と言えるシナリオではない。笑いと感動を期待したのだがそのどちらもなかった。
[DVD(邦画)] 6点(2009-02-08 03:39:24)
31.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
深く理解しようとすると大変な映画。 クオリアとか意識のハードプロブレムを題材にしているのだろうが、難しいな。 小むづかしい事をグダグダ言われてもついていけない。 このあたりが、いかにも押井らしい、非常に鬱陶しい作りではある。 でも、まあそんなに深く考えず、そのあたりは上辺だけ、雰囲気だけさらっと味わうだけでよい。他の部分で存分に楽しめる。 さすがに今見ると映像はショボい。 当時としては多くのクリエイターに影響を与えた素晴らしいものであったのだろうが、悪いけど、今の価値基準で判断させてもらうと、しょぼい。
[ビデオ(邦画)] 6点(2008-09-13 04:53:11)
32.  ゲド戦記
世間の評判がそうとうにヒドかったので、どれだけクソつまらない作品なのか笑ってやるつもりで見たのだけど、なんだそんな言うほどクソでもない。それなりに楽しめた。 まあ、世間で批判を受けている部分はおおむね同意ではある。「説明不足」というか、ほんとにわけ分からん所が多すぎる。なんでアランは親父を殺したのか。テルーはなんで竜になったのか(元々竜だった?)など、枚挙にいとまがない。 キャラクターにも魅力を感じない。主人公もテルーも何を考えているのか分からない。 テーマの描き方にも問題あり。テーマは「命」。一度きりの命を精一杯生きること、なんだろうけど、そんな根幹のテーマの割にそのテーマにからんだ「不死の命」がどーたらといった話が、物語の途中からふってわいたように出てくるのも問題だ。 しかし、まあ普通に最後まで見れたので、後半があまりにグダグダだった前作「ハウル」よりかは面白かった。
[地上波(邦画)] 6点(2008-07-28 00:16:01)
33.  隠し剣 鬼の爪
三部作の中では一番面白味に欠ける映画だった。特にコレと言っていいエピソードがなかった。前半はほとんど「きえ」との恋愛話だったのに、後半では剣術メインの全然違う話になるチグハグさもどうかと思う。あと、お話の展開が「たそがれ」にちょっと似ていないかい?隠し剣鬼の爪を最後にズバっと使うところはかっこよかったし、悪いヤツを倒して気分爽快、ではあった。
[地上波(邦画)] 6点(2008-05-17 22:15:22)
34.  おもひでぽろぽろ
小五の時の思い出話が物語中、ちょくちょく出てくるわけなのだが、結局それが、物語の大筋に一体何の影響があったのか、物語を語る上でそれを描く必要あったのか、最後まで全く分からなかった。 この物語の大筋は、都会を離れて田舎に来た女性が、最後は田舎で暮らすことを決心する、そんなストーリーであるわけだが、そんなストーリーのあいまあいまに出てくる思い出話が、ちっともストーリーと関係のない思い出話ばかりである。 演劇の道が開けそうになったけど父の反対で断念したこと、分数のわり算ができなかったこと、生理のことで男子にからかわれたこと、それら、思い出話は結局物語の筋に何をもたらしたのだろうか。 他にも、結婚話を勧められて、始めて自分が田舎の表層的なよい部分しか見ていなかったことを悟り、主人公が涙するシーン。そこに「お前とは握手しない」と言った少年との出来事が思い出されるのだが、これはいったい何の関係があったのか。さっぱりわからない。 全編通して、過去の思い出話と、今の田舎生活、の両者がリンクしない物語であった。 あと、「豊かな表情を出すため」というふれこみで、キャラクターが笑った時などに顔にしわが描かれるという試みが今回なされている。しかし、これははっきり言って失敗であっただろう。この線が顔に入ったとたん、キャラクターが一気に醜くなってしまい、見れたものじゃなくなるのだ。男や年配の人間で、これを行うならいいが、主人公のような若い女性でこれをやってはいけない。この作品以後、この表情の付け方を踏襲した作品がジブリや高畑作品を含め一度も登場していないところを見ても、誰もが失敗と認めているのであろう。
[地上波(邦画)] 6点(2008-05-09 23:34:28)
35.  あずみ
殺陣のシーンは頑張ってる。随所に色々工夫が凝らしてあった。オダギリの首がまわるラストのアイディアはいい。360度まわるカメラアングルや、木の柱ごと敵をぶった切るシーンもうまくやってた。 ただ、上戸の演技がダメだった。殺陣にしても、振るう刀に全然力が入ってない。剣と剣とぶつかるシーンなんかが特にそうで、あんまり勢いよくぶつけると怪我するからだろうが、力をセーブしてるのが見え見え。 感情があらわになるシーンの演技も大根ぷりが爆発。「爺~~~~!」「貴様~~~~!」とか叫ぶシーン、台詞棒読みで、盛り上がる所がぶちこわし。上戸可愛いけど、これじゃあねえ・・。
[地上波(吹替)] 6点(2006-10-08 23:02:19)
36.  ハウルの動く城
前半はけっこう楽しく見てたんだけど、後半のストーリーの支離滅裂っぷりには、がっかりです。ほんと、意味不明の行き当たりばったりな展開。前半は楽しめて、後半一気につまらなくなるというのは、「千と千尋」と同じパターンですね。 「映像は綺麗だし、独自の世界観も見事に作り込まれてるのに、ストーリーが最悪」と言う点も「千と千尋」から踏襲されてるんですが、これが最近の宮崎さんのスタンスなんですか? しかし、ストーリーにも疑問がいっぱい残るなあ。 序盤に出てきたヒロインの妹(モテモテ)やお母さん(ハデハデ)、それと、帽子屋を引き継ぐ引き継がないといった話は、ストーリーに何の関係があったの? 途中から、ヒロインがお婆さんの時と若い時と、ころころ変わるんだけどどういうこと? ヒロインはなぜ、いつ、ハウルを好きになったの?ハウルはなぜ、いつヒロインを好きになったの? てかそもそも、ヒロインがお婆さんにされたのは、ストーリーに何か関係があったの?あの話なら、別にヒロインは普通にそのまんま出てても、ストーリー進行に何の差し支えもない気もしますが。 あと、倍賞智恵子の声は、あまりにミスマッチです。
[地上波(吹替)] 6点(2006-07-30 02:27:46)(良:1票)
37.  火垂るの墓(1988)
2度と見たくない映画のNO1だろう。だって、この映画見ててむちゃくちゃイライラする。主人公の少年が馬鹿すぎなのだ。死にかかってる妹にろくなもん食わせなくてさ。その辺から適当に食い物ぱくってこいよ。というか、最初のおばさんの家から逃げ出すのがそもそもの間違い。おまけにラストには、親からもらった金を大事して使ってなかったっていう衝撃の事実が発覚。びっくりしたわ。それ使って食い物買えよ!とにかく、少年の愚考のオンパレード。子供だからそこまで知恵が回らなかったというのは理屈で分かっても、見ててイライラするのはどうしようもない。まあ、主人公の行動にイライラすると言うことはそれだけ主人公に感情移入してるってことで、そういう点ではいい映画なんだろうけど。
6点(2003-03-13 19:25:57)
38.  ホワイトアウト(2000)
アメリカ映画のよくあるパターンの代表の「テロリスト人質占拠もの」を日本も作りました、という感じの映画。とにかく、ありがちなお話。まあ、友人を失った悲しみ、自責の念と苦しみながら、それでも友人との約束を果たすため戦う、という展開はよかった。もっとも、ストーリーが消化不良なため感動はなかったけど。あと、ラストシーンでボスの乗ったへりが織田裕二を撃つため追いかけて、そのためやられちゃうんだけど、敵が馬鹿すぎ。とっとと飛び立って逃げろよって見ててイライラしたw。
[地上波(邦画)] 6点(2003-02-28 05:44:17)
39.  冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 
ヘタレなおっさんがどんどん犯罪に巻き込まれていくんだが、ほんとにヘタレで、逃げるでも歯向かうでもなく、ひたすらでんでん演じるおっさんに言われるがまま。 これが見ていて本当にもどかしい。 でんでんには、しっかりヘタレっぷりを見透かされていたというわけだ。でもでんでんは何を思ったか、最後にはヘタレおっさんを焚き付けて、覚醒させてしまって返り討ち。もう何が何やら分からない(笑) でも、ヘタレだったおっさんがでんでんをぶち殺し、生意気な娘を張り倒すのは、最後にカタルシスの解放があってよかった。 あとは、結局女は強い男に惚れるんだと言いたげな映画であった。ぼくはこどもだからよくわかりませんが、カップルや夫婦が犯罪で捕まるニュースをみるたび、何でこんな暴力男に女が惚れてるの?ってのは多いもんな。 エロとグロが強烈なので、とりあえず、心に残る映画ではある。 しかし、ああやって、肉はバラバラにして骨は焼いてしまえば、人間は「透明」になるもんなんかね。おお怖い。
[インターネット(邦画)] 5点(2022-03-30 20:53:14)
40.  シン・ゴジラ
あの「ゴジラ」が現代日本の東京にやってきたらどうなるか、をかなりリアルに描いた点は面白い。 特に自衛隊との多摩川防衛戦は圧巻だった。 ただ、まあ、元が子供向けの幼稚な特撮ものであり、そのイメージや設定を損なわない範囲で作られている以上、しょせん、幼稚でバカバカしい話であるのは変わらない。 海底の核廃棄物を食べて生まれた怪獣が突然やってきて、口から放射能を吐いて大暴れ。戦車砲をくらってもびくともしない。凝固剤を口から流し込んで凍らせる…うーん、これ、歴史ある「ゴジラ」じゃなかったらみんな石を投げるストーリーだよね? なので、いい大人が楽しめるかというと、まあ、そこまでは…というところ。 まあ、自分にゴジラにもう少し思い入れがあれば楽しめたんだろう。ゴジラに対する思い入れ次第で評価も変わる映画。  自衛隊を含め行政の対応がしっかりしていたのは、好感が持てる。 この手の日本に国難が及ぶフィクションでは、たいてい法の不備、お役所仕事、縦割り行政で、国がうまく対応できずアタフタするという展開になりがちなのだが、もうそういうのはウンザリしている。見飽きたというのもあるが、何より見ていて単純にイライラする。加えて映画でしつこく政治批判を聞かされたくはない。 ところがこの映画は序盤こそ役人達がグダグダしていたものの、その後は非常に皆有能だった。現実はどうかは置いといて、フィクションなんだからとりあえず見て楽しいものを作ってくれないとな。  国際社会がゴジラへの核攻撃を決定する部分はもう少し説得力を持たせてほしかった。 ゴジラがもっと進化したり、そのうち羽が生えて世界中に飛んでいくかもしれないから、その前に駆除したい、というのが早期に核攻撃をする理由なのだろうが、その進化に関する説明は分析班のおっさん達がちょろっと言っただけ。そして、もうその後には、すぐに、核攻撃の話が決定事項になってる。そりゃあないわ。 曲がりなりにも一国の首都、しかも人口1千万を要する東京を核攻撃をしようなんて恐ろしい行いを、国際社会が軽々しく決定しようはずもなく、そこは流石にもう少し時間を取って経緯を描いてくれないと、物語に逼迫感を出すために無理矢理ねじ込んでる感が強い。 そのせいで、核攻撃のタイムリミットに間に合わせるための奮闘シーンも冷めた目で見るしかなかった。  あとは、石原さとみの変な英語まじりのしゃべりがものすごくうざかった。
[インターネット(邦画)] 5点(2021-07-25 09:38:54)
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