41. 女の歴史
戦争の混乱時代のエピソードを含め現代に至るまでの数々の出来事を、ルネ・クレマンの「居酒屋」の雰囲気を少し漂わせるような感じで主人公と継母の女の半生をしみじみと振り返る見ごたえあるいい映画でした [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-12-06 11:17:34) |
42. 天国はまだ遠く
この映画は自殺なんていう行為がどれ程愚かで馬鹿げてるかを教えてくれています。ほんの二時間程度です!!死のうと思ってる人はこれを見てからでも遅くないんですがね!?心を癒やす良作。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-11-25 23:03:50) |
43. 東京のえくぼ
面白い!この年代の日本映画にしては初めから終わりまでテンポも速く古さを感じさせません。大会社の社長さんとほのぼのとした暖かい理想的な庶民的な豆腐屋の家族に育った娘さんの罪のない平和なホンワカ喜劇。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-11-22 09:35:11) |
44. 乱れる
数多い成瀬作品の中でもトップクラス。当時大ブレイクの加山雄三を起用して義理姉に恋焦がれる青年を好演。お相手は勿論この人高峰秀子さん、しっとりと揺れる女心を演じれば天下一品!名演でした。 [地上波(邦画)] 9点(2009-11-08 10:56:53) |
45. 暖簾
森繁のはちきれんほど油ののりきった元気にあふれた大阪の商人の演技はこちらにも元気が伝わってきて感心しました。山田五十鈴の堂々とした女房役も良かった。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-11-06 15:53:00) |
46. 歌行燈(1943)
歌に三味線その上、舞いまでと三拍子そろつた芸の達人、喜多八を演じたどこか長谷川一夫を思わせるような二枚目花柳章太郎に山田五十鈴と柳永二郎の絡み合い加減の程よさは心地よく、この落ち着いた映画が戦時中の作品とは驚きです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-11-06 13:33:55) |
47. 大魔神
佐々木投手が大魔神とは、よく言ったもんですね。難問を解決するのには、魔神様に頼めば一発で解決!実にスカッとした痛快大映特撮娯楽映画です。 [映画館(邦画)] 7点(2009-11-06 00:37:35) |
48. 夜の流れ
日本を代表するほどの有名な役者が多数出ていて、その上監督も二人の名匠とあって、もうそれだけで、もう大満足!! とても楽しいいい映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-10-19 13:48:20) |
49. 女系家族
私のような凡人には到底縁のないお話ですが、非常に重大な事柄でしょうが、こういう他人のもめごとは大阪が舞台だけに喜劇でも無いのに、気楽に見れて面白い!!なんや、かんや言うても人間の本性を露わにした、欲の皮のつっぱった人ばかりの、えげつない映画でした。 北林谷栄さんの色気のある中年女性が僕には 大変魅力的でした。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-10-16 23:04:02) |
50. ぼんち
市川雷蔵の気の抜けたような飄々とした演技を筆頭に男優陣も頑張ってましたが、それにも増して、この時代のトップクラスの個性豊かな女優陣が豪華に勢ぞろいした、とっても楽しい映画でした。中でも老舗の信用を盾に意味をなさないような下らないしきたりの数々に泣かされる、今では想像も出来ない位可愛くていじらしい若き日の中村玉緒には驚くばかり!! [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-10-14 23:15:11) |
51. 課長 島耕作
原作は読んだことないので知りませんが、野沢尚さんの脚本に魅かれて観て正解!面白かったです。これを見る限りではつくづく仕事も遊びも余り熱くならず適当にのんびりやっていけるのが一番だなぁーっと思います。。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-10-11 09:03:01) |
52. はたらく一家
今の核家族なんて嘘みたいに、良くも悪くも貧乏で金のやりくりに明け暮れる毎日、お爺さんもお婆さんもいて子供は五人か六人はいるのが当たり前の時代の微笑ましくて、暖かい戦前のいい家族の姿を描いた佳作。出演者みんなが気のいい人ばかりの中でも徳川夢声のお父さんが特に良かった。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-10-04 11:10:25) |
53. 陰日向に咲く
かるくて薄っぺらいけど面白かった。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-08-25 00:21:55) |
54. 蟻の兵隊
こういう事実を日本政府は何とも思わない事に驚くと共に、まだまだ色んな戦犯問題が出てきそうですが年月がたちすぎていずれ忘れ去られそうなのが残念で悔しい。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-23 10:16:16) |
55. 私は貝になりたい(1959)
悲しくて、辛くて、泣けて泣けて、どこの町にでもある平凡な散髪屋の主のどうしようもないこれ以上不幸なお話はそうは無いと思います。夫は必ず帰ってくる事を信じて最新の散髪台を導入して張り切って店をきりもりしていた奥さんが余りにも哀れで幼い子供とともにこの先どうなるのか気がかりでなりません。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-08-16 12:42:12)(良:1票) |
56. ひとごろし
なんともおかしな映画でした。役者が仕事とはいえ、松田優作も丹波哲郎もバカバカしいと思いながらやったんじゃないでしょうか?! [インターネット(字幕)] 5点(2009-08-14 15:30:15) |
57. 少年時代(1990)
典型的な昔の学校の姿が甦ってくるいい映画でした。いじめは駄目!!デブの男の子もそうですが、本当は気の優しいたけし君なのにガキ大将として少しツッパリ過ぎたのが裏目に出ちゃって哀れでした。 少年だからこそ、しんじとたけしの男同士の恋愛感情も成立しちゃうのも不思議じゃない。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-03 23:53:48) |
58. 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007)
時は大事。もっと早く、気づいてしっかりしなくちゃ! [CS・衛星(邦画)] 4点(2009-08-02 13:24:03) |
59. まごころ(1939)
今ではもうすっかり失われてしまった戦前の古き良き時代の本当の日本国の姿を垣間見たような、のどかでほのぼのとした、心洗われる素晴らしい映画でした。現在ではどこを探しても居ないであろう?!無邪気な二人の女の子がいじらしくとても可愛いかったです。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-08-02 10:55:43) |
60. 越前竹人形
昭和初期の北陸地方の田舎の風景も白黒映像で妙にリアル感がありました。若尾文子を始め中村玉緒、鴈治郎(二代目)も良かった。そのにも増して、素朴で純真なわんぱく小僧がそのまま大人になったような喜助という役を、どの映画でもほとんど目立たないようなあの山下洵一郎がここでは生き生きと演じています。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-07-31 22:45:42) |