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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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1.  木と市長と文化会館/または七つの偶然 《ネタバレ》 
文化会館建設にまつわる意見交換であっても、ロメールのいつもの恋する男女のたわいなく、どうでもいいような内容の会話同様に、どうでもいい会話なのだった。ただし大人、しかも政治がからんでるのでいつも以上に理屈っぽい。こんなどうでもいい会話を延々と聞いていたってちっとも面白くない。ところがラストシーンでひっくり返される。子供によって。 <超ネタバレ注意> 小さな女の子が大人顔負けの政治的見解を述べる。文化会館よりもみんなが楽しめる公園を。みんなが歌いだす。笑顔で楽しそうに。このラスト数分にはまいった。全てはこのエンディングのための「フリ」だったのだ。ちょっと長かったけど。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-12 13:48:54)
2.  君を忘れない FLY BOYS,FLY!
キムタクが舞台となる航空基地にゼロ戦に乗って登場。途中アメリカ軍の攻撃を受けたらしく着陸姿勢に入ろうかというところでプスプスと。車輪が出てこない。ここでキムタクが一言。「やっべ」。のけぞったぞ。「やっべ」はないだろ。言葉遣いといい長髪といい、どこまでもキムタクなキムタクを使うならば、いっそのこと「まじっスか」とか「ちょーすげー」とか「てゆーかあ」とか言いながら、整備士は女にしてちょっとロマンスなんか入れたりして最後はグッドラック!と飛び立ってしまえ。いやほんと、それぐらいぶっ飛んでもらわないと違和感が違和感のまま残ってしまう。テレビの人気者で固めたキャストでないと戦争映画を見ないという一部の若者に向けた作品なのだろうか。だとしてもテレビのドラマと同じように消化されるような作りにする必要ってあるのかな。その作りの代表的な部分が「三角関係」なんだけど、どうせ出すんならもっとちゃんと描こうよ。「三角関係」を。中途半端なトレンディドラマだ。
[DVD(邦画)] 1点(2009-08-04 13:00:08)
3.  キャスティング・ディレクター
ショーン・ペンの役柄自らの深層心理をそのまま言葉に変換させたような哲学チックなセリフの洪水は圧巻。役柄の個性がよく伝わる。深層に迫れば迫るほどやるせない自己の露見。共感はできなくとも理解はできるゆえにこちらもイラつく。住む世界が異なる少女(アンナ・パキン)の存在が清涼剤のごとく作品をなごませる。他の演者たちはかなり豪華なのだが、いまいちパッとしない印象。嘘と虚構に満ちたハリウッドの片隅にいる男の苦悩。ということなんだろうが、画面には苦悩も不安も映されない。なので面白いと思えなかった。
[DVD(字幕)] 4点(2007-12-19 12:06:56)
4.  菊次郎の夏
連れてゆくという目的を果たした後の後半部分が「いい!」という人と「ダメ!」という人が見事に割れてますねー。私は「いい!」という人。子供を元気づけるためのギャグのひとつひとつは正直面白くないんですが、面白くなくたっていいわけです、この場合。すべってようが面白くしようと必死になってる姿がいいんです。むしろすべってるほうが良かったりして。その笑わせ方も『監督・ばんざい!』でも書いたのですが、徹底して言語不要、画面だけで笑わせる。北野映画が海外で受けるのはけして日本的なものを外国向けに見せているからではなく、言葉が解からなくとも理解できるというまさに「映画」であるからなのだ。北野武の究極の癒しムービー。なんて言うと監督はいやがるだろうけど。
[DVD(邦画)] 7点(2007-11-07 15:22:21)(良:2票)
5.  鬼畜大宴会 《ネタバレ》 
この作品のウリは中盤以降のリンチシーンの容赦の無い強烈な描写にあると思うのだが、そこにいくまでの展開の見せ方が素晴らしい。思想で繋がったグループというのは建て前で、あくまで一人のカリスマ性に惹かれた者たちが、そのカリスマを失ったときに見せる醜悪な実態が延々と映される。疑心暗鬼を前面に出したサスペンスでも面白いだろうけど、そんなものは無視してひたすら幼稚な人間の本性を見せる。とくに女リーダーは、女というよりメス。ものすごく生々しく、ものすごく激しく、そして端的に最悪の事態に向かって突き進む。訪れる最悪の事態はホントに最悪だ。あそこをちょん切るシーンはこちらがもんどりうってもがいてしまう。これらのスプラッター描写も実に生々しく且つしつこい。もともとスプラッターは苦手なのだが、他のシーンはまだ耐えれる。でもおちん○んだけは~~!かなりもんどりうったのでしょう。翌日は筋肉痛でしたから。評価はしつつもやっぱり私も二度と観たくない映画。
[ビデオ(邦画)] 6点(2007-09-06 14:02:26)
6.  岸和田少年愚連隊
井筒監督が学生時代に初めて撮ったフィルムの一部を以前深夜のバラエティ番組で観たことがあるのですが、映されたのはやっぱり学生の喧嘩。関西を舞台に中高生が暴れまくる、これが彼のルーツであり彼の本領なのです。『ガキ帝国』では後半のハードボイルドタッチが臭かったのですが、この作品は「喜劇」という基本線からけして逸れないので最初から最後まで実に楽しく鑑賞できる。なぜか必ず見ていた「野生の王国」、551の豚まん、息子の彼女に当たり前のように料理させる家族、会話のテンポ、お好み焼き屋、、細部が実に生々しく懐かしい。井筒監督が知り尽くしたいわば「庭」で素人俳優たちが輝きまくってる。
[DVD(邦画)] 7点(2007-02-28 12:00:21)(良:1票)
7.  奇跡の海
章ごとに美しいこの世の風景が映される。そして流れるツボな選曲(ディープパープルまで!)。しかしそれらは手振れ映像で描かれる生々しい現実世界をより生々しく見せるためにあるかのように、作品の空気と合ってない。筋はかなりドラマチックといえるのに、この章ごとの画と音楽がドラマの部分への感情移入を一旦リセットするので生々しさだけが強調される。この手法の発展形が『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のミュージカルシーンへと受け継がれる。その『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を最終作とするハート・オブ・ゴールド三部作の先陣でもあるこの作品は他の2作品同様、純粋な心の女が純粋であるがゆえにこの世界で辛い仕打ちに遭う様が描かれる。いかにこの世界が歪んでいるかを、舞台を封建的で閉鎖された土地にすることで実にわかりやすく見せている。わかりやすければわかりやすいほどに増す嫌悪感、そして女が純粋であればあるほどに増す嫌悪感。つまり純粋なものが異端となる現実に嫌悪するようになっている。だからこの3部作自体を嫌悪するのは自然な現象。この挑発、私は認めます。
[DVD(字幕)] 7点(2006-12-20 18:08:48)
8.  CURE キュア
人を殺すなんて考えられないようなごく普通の人が人を殺す。そんな人が次々と現れる。しかしそれをコントロールしていたのはたった一人の悪い奴だった、、、ということなら怖くはない。一人の青年が人殺しを誘導していたわけではない(と私は思ってる)。そして人を殺した者たちも潜在的にターゲットを殺したがっていたわけでもない(と私は思ってる)。ちょっといなくなってくれたら、、ぐらいの気持ちを持った対象に×印をつけるという誘導に対し、ためらうことなく人を殺してしまう、その人間の深層ににある残虐性こそが怖いのだ。そしてそのことを表現した映像が怖いのである。「人を殺してはいけない」ということは種族繁栄という本能的なものとして組み込まれていると思っていますが、この作品ではどうやら違うらしい。しかしそんなことはどうでもよく、悪意が画面にへばりついたような描き方こそがこの作品の素晴らしさなんだと思う。このとんでもない悪意を日常に同居させたのが青山真治の『Helpless/ヘルプレス』ならば、この『CURE/キュア』は悪意を日常に同化させた作品。よってこの作品で描かれる日常は非日常とイコールである。それはまさに「映画」じゃないですか!
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-13 16:07:40)(良:2票)
9.  戯夢人生
台湾が一時的に日本だったころに生まれそして生きた主人公その人が、ドキュメンタリー風に自らの人生を振り返り、淡々と語る。そして主人公の子供時代から順に彼の人生劇が映し出される。交互に映される語りとドラマの境界に最初は戸惑うも、徐徐にその極上のテンポにとりつかれる。美しい情景が素晴らしい構図で収められた画から始まり、動かない画の中に登場人物たちが的確な構図へと自らを動かしてゆく。候孝賢は相変わらず、当時の台湾ではごくありふれたものだろう、なにげない仕草や素振りを丁寧に映し出すことで極力「説明」を省き、「説明」以上のものを導き出している。静かに映し出される畑や大きな木、食卓や食器、土地土地の家屋、タバコを口移しで差し出す様(いいなぁ..)、家族の会話、そして家族の沈黙が何を語るわけでもなく、全てを語る。個人的には前作『悲情城市』のほうに、より衝撃を受けましたが、『戯夢人生』のほうが映画が映画らしくあるという視点においては、他の追随を許さない性質を持っているような気がします。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-12 15:13:02)(良:1票)
10.  今日から始まる
貧困からくる大人たちの心の荒れ、そしてその犠牲となる罪無き子供たちを救うために奮闘する教師の物語。教師と子供たちの関係よりも子供たちの親との関わり、福祉課の役員との関わり、さらにはその上の政府との戦いが描かれ、そのうえ教師の家庭における親としての問題を描いてゆくことで非常に多面的に教育の理想と現実を見せてゆきます。希望らしい希望というのは描かれず、ひたすらに答えの見出せない現実を目の当たりにします。しかし、祭りを彩った子供たちの作ったカラフルなペットボトルの飾りつけがモノトーンの町並みを元気づけ、陽の光や子供たちの笑顔が確かなる希望を演出していた。地元のアマチュア俳優や園児たちの自然な演技が、ドラえもんさんのおっしゃるようにドキュメンタリーさながらのリアリティを創造していました。
[DVD(字幕)] 7点(2005-09-09 11:59:25)
11.  Kids Return キッズ・リターン
シンジとマサルのメインストーリーにサイドストーリーを絡ませながらそれぞれのエンディングへと向かってゆくわけですが、作為的すぎるというか、展開に強引さを感じてしまいました。それでもいいなぁと思えるのは、この作品が成功の物語ではなく失敗の物語であるのに暗くないというところ。主人公の二人は大人の世界に踏み込んで、結局挫折して元の位置にリターンしてくるんですが、すごく冷めた視点で描いていてもけして否定的に捉えていない。まるで、1回くらい挫折したほうがいいんだよ!という冷たくも暖かい監督の声が聞こえてきそうなエンディングでした(勝手な思い込みですが..)。なにせ1回死にかけて蘇って作った作品ですしね。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-14 18:22:31)(良:1票)
12.  キカ
変態映画です(笑)。でも変態の一言でかたづけるにはもったいない。まず、登場人物がそれぞれかなり曲者ぞろいなのですがちゃんとキャラが確立しています。この曲者の中の一人が変態映画へと昇華させてるわけですが..。キャラが強烈ならば配色も強烈、さらに衣裳も強烈。そのどれもがぶつかりあうのではなく、みごとな調和を持って作品の世界を彩ります。内容よりもその違和感の無い奇怪な画が頭にこびりつく。それ自体は私の中ではかなりの高評を得ています。ただどうしても7点をクリックできません。どうしてでしょう。(聞くなよ!)
6点(2005-03-01 13:50:32)
13.  機動警察パトレイバー2 the Movie
パトレイバーなるものを全く知らずにこの作品を観た。かなり面白い。題名が「2」なので当然「1」を観たいと思ったがココのレビューを見るとどうもこの作品は本来のパトレイバーではないらしい。なので「1」を観るのを躊躇している。 
8点(2003-12-22 12:22:04)
14.  CUBE
テレビゲームを生身の人間でやったって感じ。テレビゲームに代表されるバーチャルリアリティーを手軽に体現出来る現代社会への警告ともとれると勝手に思っていますが、アイディア先行でメッセージは後から付いてきたという感じも否めない。 ラストで、外壁を作った人が外の世界には生きるために価値あるものが無いと言って残ろうとするが、「腹、減らんか?」と..いやいやそんなことを思ってはいけない映画なんですけど。おしっこするシーンがあったのでついつい現実的に考えてしまいました。それにしてもこの閉塞感は見てるこっちまで息が詰まりそうでした。
6点(2003-11-19 10:30:50)
15.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
家族の絆の描き方がリアルでいい。主要キャスト3人の演技はもちろんだが、お姉さんと妹もなかなか良かった。ギルバートに完全感情移入してしまい、弟の誕生パーティーのとき(ギルバートになりきってる自分が)母親に対して罵声を浴びせそうになったが、母のどうすることもできない葛藤と子供達に対する申し訳ないという気持ちが解かり、言わなくてよかったぁと思ってしまった。弟を殴ったあとはかなり自己嫌悪に陥るし、お母さん死んじゃった時、母親を笑い者にしない方法を真剣に考えた。ここまで感情移入出来たのも、それぞれの思っている事と、している事の微妙なズレをうまく表現しているからだと思う。
7点(2003-09-01 18:49:45)
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