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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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1.  クロッシング(2008) 《ネタバレ》 
これって実話ベースであるなら、小説の方が感動できたかも。映像にするならドキュメンタリーで。 こんな風にすると感動の押し売りのような演出が鼻についてしまう。 一つ一つのエピソードは北朝鮮なら十分ありえると思えるが、それを寄せ集めてみました感が出すぎてて、ベタで古くてクサい。 ベタは結構好きで泣かせられることもあるのだけれど、これはちょっと無理だった。
[DVD(吹替)] 4点(2017-11-30 22:12:39)
2.  グラインドハウス(U.S.A.バージョン) 《ネタバレ》 
前半はロドリゲス監督の「プラネット・テラー」 エログロ満載のB級ホラー。とにかくやりたい放題。映画を楽しんで作っているのが伝わってくる。 美女の片足切断痕に、荒っぽく机の脚をぶっ刺して走らせる。一番シリアスでカッコいい場面で、おもちゃみたいなバイクで走り出す。女が犯されそうな絶対絶命の場面で、男の金玉が溶け出す。 緊張と緩和。ゾンビ系のスプラッターものでありながら、ブラックな笑いがところどころに利いている。ストーリーはあってないようなもので、ゾンビゲームを楽しむかのよう。  遊び心満載で、幾つかあるフェイクの予告編も本編が見たくなる。古いフィルム映画のノイズや、「REEL MISSINNG」の表示も昔の映画館あるあるをリアルに再現している。 同じやりたい放題でも「ゾンビアス」の井口監督なんかは学生の悪ふざけ感があって自己満足にも思えるが、ロドリゲスやタランティーノにはちゃんと計算されたエンターテイメント性とプロのセンスを感じる。同監督の「片腕マシンガール」はこの映画に出てくる片脚マシンガン女のもろパクリに見えるが、本物との違いは歴然。  後半はタランティーノ監督の「デス・プルーフ」 ガールズトークがいいかげん苦痛になるほどに長い。そんなものはここで求めてないんだよと言いたくなる。 が、いよいよ快楽殺人者のカーアクションになると、さすがに見せてくれる。迫力満点。 1組目の女性グループは皆殺しでホラーテイストだったが、2組目のスタントマンのいる女性グループではアクションものにテイストが一変。逆襲されて攻守が一転、必死で逃げる殺人鬼が泣き喚くほどにやりこめられるのが痛快。  タランティーノとロドリゲスのコンビといえば「フロム・ダスク・ティル・ドーン」が頭に浮かぶ。あれもやりたい放題だったが不条理劇のようでまったく肌に合わなかった。でも、今回のは面白かった。
[インターネット(字幕)] 7点(2017-10-17 23:32:22)
3.  ぐるりのこと。
面白いような、面白くないような。退屈なような、退屈でないような。 もう一度観たいとは思わないが、否定するものでもないし。
[DVD(邦画)] 5点(2017-02-24 20:01:59)
4.  クスクス粒の秘密 《ネタバレ》 
チュニジア出身ケシシュ監督の才能が垣間見える。パルム・ドール受賞作『アデル、ブルーは熱い色』より、こちらのほうがおもしろかった。『ある過去の行方』『別離』のファルハーディ監督と通じるものを感じる。人間の機微を描くのにとても長けている印象。  不器用だけど寡黙で誠実なスリマール親父。仕事はクビになるものの、その人柄から周りの人がほっとけなくて助けてくれる。でも、素人が畑違いの船上レストランなんてやろうとするものだから、うまくいくわけがない。恋人ラティファの娘リムに何かと付き添ってもらってやっとプレオープンにこぎつけたものの、素人集団の綻びが出て、肝心のクスクスが届かないという大失態に。 イライラハラハラさせる状況が実にリアル。料理を待たされるという誰もが経験するイライラに、どっぷりハマってしまう。客が怒って帰りそうになる危機を、ベリーダンスの即興で場つなぎしたリムがすばらしい。かわいい顔に似合わない、ぽっこり出たおなかが印象的で生々しい。この役のためにあえて太ったそうだが、これが妙なリアリティを醸しだしている。モデルのような体型では、素人娘が急場をしのぐ臨場感は出せなかった気がする。  ラストも含蓄があって、想像力をかきたてる。バイクを盗んだ少年達を追いかけて倒れるスリマールの要領の悪さ。倒れて動かなかったので、そのまま死んでしまったのかも。娘のリムが場をつないでる間に、ラティファがクスクス料理を作って船に戻ってきたところで映画は終わったが、ラティファは噂になるほどの料理下手だったはず。その後、客はまずいクスクスを食べてどうなったのか? スリマールの容態と、それを知った元嫁や実の息子、娘たち、リム、ラティファの反応は? その先のドラマが浮かんで、強い余韻が残る。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-08-30 01:50:21)
5.  グロテスク(2008) 《ネタバレ》 
イギリスでDVDが発禁になったという煽り文句。 禁止されるとどんなものか見たくなってしまうのが人間の性。 でも、観てはいけないというより、特に観る必要のない作品だった。 嗜虐性のある犯人がカップルをいたぶって殺すだけのストーリー。 発禁にしなければいけないほど生々しくリアルなグロでもない。 SM映画のスプラッターバージョンといった感じで、迫りくる怖さは感じない。 「ミザリー」に足の骨を砕かれるようなリアルな痛さがないのだ。 男が殺された後、怯えていた女が急に人格が豹変して冷静に犯人に毒づく演出もよくわからない。 ワキガのくだりや、飛んだ首が噛み付くにいたっては、コメディかとも思える始末。  長澤つぐみは裸だけの大根芝居かと思ったら、意外と演技はまとも。 AVに出る前は別名義で女優活動をしていたらしいが、それも納得。
[インターネット(字幕)] 3点(2014-10-02 14:26:37)
6.  グッバイ、レーニン! 《ネタバレ》 
ベルリンの壁崩壊を体験した東ドイツ市民の目線が興味深い。 母が意識を失っている間の劇的な東西対立の瓦解。 意識を取り戻した母に息子が突き通そうとする嘘は、大本営のプロパガンダのよう。 ただ、違うのは息子の場合、母を案じるという純粋な愛情で動いているということ。 母も最後は真実に気づいていながら、そんな息子に騙されたふりをする。 テレビ画面ではなく息子を見つめる優しい目が印象的。  母は父を裏切って西側に後を追っていかなかったくせに、子供たちに父を祖国を裏切った浮気者に仕立てあげていたのは最低の所業だ。 それでも母を責めずに労わり続ける主人公の優しさと家族愛が胸に迫る。 その一方で、父との関係は消化不良。 父も新しい家族を作って、解放後も息子や娘の消息をたずねようとしなかったし。  メインではないが主人公をサポートしたロシア女性ララが魅力的だった。 重苦しくなりがちな設定やテーマだが、映画オタクの捏造ニュースなどコミカルなシーンを交えて描いているので楽しめた。
[DVD(吹替)] 7点(2014-09-27 14:53:20)(良:1票)
7.  クリックシネマ 好き 《ネタバレ》 
田中麗奈主演、三人の監督によるオムニバス。 ①「チャーシュー麺」本田昌広監督。 昭和30年代のラーメン屋で働く少女が組長を撃ったチンピラ少年に抱く淡い恋心。  ②「波」鋤田正義監督。 昭和50年代、海沿いの小学校の先生が主人公。 動画ではなく写真のスライドショーのよう。 ナレーションだけで物語は静かに進行するので、どうしても単調に感じる。  ③「テンカウント」長澤雅彦監督。 主人公は今どきの女子大生。 三話の中では一番よかった。 ただ、網膜剥離のボクサーが主人公に急に優しくなったのは、別人格かと思うほど不自然。  全般的には映画というより田中麗奈のPVのようで、ファンなら堪能できる内容。 好きになる気持ちの揺らぎは女性なら共感しやすいかも。
[ビデオ(邦画)] 3点(2014-04-24 18:35:24)
8.  クリムゾン・リバー 《ネタバレ》 
原作を読んでいればわかるのだろうが、説明不足でわかりにくい。 前半の不気味な雰囲気は良かったが、双子というオチも手垢がついた印象でがっかり。
[ビデオ(吹替)] 4点(2014-04-09 23:09:42)
9.  グラン・トリノ 《ネタバレ》 
イーストウッドって監督としても才能があったんだと再認識する作品。 偏屈じじいと純朴な若者の友情という点では、『セント・オブ・ウーマン』のアル・パチーノを想起させる。 モン族との異文化を感じながらの交流が、微笑ましくてよかった。 少年の姉がレイプされてボロボロになって帰宅した姿は生々しく、犯人グループへの怒りが沸く。 その復讐手段として、単純に襲撃するのではなく、丸腰で殺されに行ったというのが捻りが効いていた。
[DVD(吹替)] 9点(2013-05-21 00:13:44)
10.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 
ハイウェイでの交通事故から、物語が始まる。 複数の話が交錯して、微妙に登場人物が関連している。 偶然が幾つも重なって登場人物が関連しているので、リアリティは感じないが、お話としてはよくできている。 人種のる壷である現代アメリカの抱える問題が垣間見えて興味深い。 人種差別者の警官が黒人女性を自動車事故で救い、その警官を批判していた若い警官がヒッチハイクの黒人を誤解から撃ち殺してしまったのが皮肉。 人間は光と闇、どちらの要素も持っていて、流れや状況次第でどちらにでも転びうるということか。  交錯する話の中では、透明マントのエピソードが良かった。 女の子が撃たれたのに、傷一つなくて、急にファンタジーストーリーになったのかと思えば、ちゃんとオチをつけてくれる。 脚本が綿密に練られていて、しっかりしているので、観ていて変なストレスは感じない。
[DVD(吹替)] 8点(2013-01-13 07:48:50)
11.  空気人形 《ネタバレ》 
人形が心を持つというのはありふれたファンタジーだけど、ダッチワイフというのがおもしろい。 ペ・ドゥナは外国人なのに日本の映画に主役で抜擢されるだけのことはある。 他の映画で見て注目するようになったが、全然違う役どころをこなしていたので演技の幅も広いようだ。 キュートで演技もできて存在感がある上に、脱ぎっぷりもよく肝が据わっている。 それだけ揃うのは日本の女優でも限られてくるので、オファーも回ってきたのだろう。 日本人女優で見たかった気もするが、これを同等に演じることのできる女優がオファーを受けるとも思えない。 役柄も多少カタコトのほうが都合がいいし、キャスティングがどんぴしゃでハマった。 心を持ったばかりの無垢な子供のような姿が愛おしくなる。 レンタルショップの男との哀しい恋の顛末が切なすぎる。 心に空洞のある人たちに人形の吹き込む息が風に乗って広がっていくのが救い。 ヌードシーンは結構出てくるけど、艶かしいエロさというより清楚な感じさえする。 男がベッドで何度も空気を抜いたり入れたりした理由は、もう少しわかりやすい形でサジェスチョンしたほうがいいとは思った。 裏にある物語を見せないと、見る人によってはただの変態的行為に受け取られかねない。 また、ラストで過食症の女の「きれい」のひと言は、意図はわかるんだけど違和感あり。 細かく見ればいろいろ粗も出てくるが、ファンタジーであるということと、空気人形の存在感が優ってあまり気にならなかった。
[DVD(邦画)] 9点(2013-01-12 20:01:59)(良:1票)
12.  グミ・チョコレート・パイン
原作の大槻ケンヂの冴えない青春時代を、ケラ流のアレンジで映像化。 高校生の悶々とした思いは、心当たりのある人も多いだろう。 あの頃がほろ苦い後悔と共に思い出されて、こそばゆくなるような作品。
[映画館(邦画)] 5点(2013-01-06 00:55:21)
13.  くりいむレモン 《ネタバレ》 
ごく普通の女子高生と大学生のありふれた恋愛もの。 連れ子同士の兄妹という関係を除けばだ。 妹役が童顔で実年齢より幼く見え、本物のどこにでもいる女子高生の雰囲気。 セリフが少なく、たっぷりと間を使った演出が、妙なリアル感を醸し出す。 兄妹のぎこちなく互いの気持ちを探りあう様子がうまく表現されている。 この空気感は良かったんだけど、どうにも中途半端な作品になってしまった。  両親が海外出張で留守なのをいいことに、関係を持った後はやりまくる二人。 ところが、濡れ場をまともに撮ることなく、セミヌードにしかなっていない。 それならストーリーで魅せるのかと思えば、そうでもない。 間をたっぷり使った演出のせいか、話が詰め込めずに薄っぺらになっている。 ストーリーが展開しきれなかったのか、ラストも歯切れの悪い終わり方。 リアルに性を描くでもなく、ストーリーで巻き込むでもなく、どっちつかずになったのがもったいない。 やりようによってはもっと面白いものになる雰囲気はあったのに。
[DVD(邦画)] 4点(2013-01-05 01:05:42)
14.  暗いところで待ち合わせ 《ネタバレ》 
乙一の原作は先に読んでいたが、映画より小説のほうが面白い。 中国人に変わった設定が少ししっくりこない。 一風変わったサスペンスなので、原作を読まずに観ていたらもっとインパクトがあったと思う。 ネタバレの状態だと、サスペンスの醍醐味であるハラハラドキドキ感がどうしてもなくなってしまう。  ただ、田中麗奈は少し臆病な全盲の少女を好演。 『がんばっていきまっしょい』がピークかと思っていたが、この作品はとても良かった。 孤独で閉じられた魂が寄り添ってほのかな温もりが生まれる。 リアリティには欠けるが、ファンタジー的な純愛物語。  事件の真相には拍子抜けする。 女が突然ホームによじ登って走り寄り、男をホームから突き落とすというのがありえない。 男のすぐそばにアキヒロがいたのに。 小説ではあいまいな描写のせいで気にならなかったが、映像でははっきりとした違和感を覚えた。 ミステリーとしては失敗作だが、純愛ものとしては成功している。 それも田中麗奈の存在があってのことで、ラストシーンがとても可憐だった。
[DVD(邦画)] 6点(2013-01-05 00:51:07)
15.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 《ネタバレ》 
20世紀博にのめりこむ大人たちに、置き去りにされる子供達。 昔の懐かしい臭いに未来を捨てようとするが、家族の愛がそれを防ぐ。 平凡な人生でも愛する家族と一緒なら満たされる。 言ってみれば気恥ずかしくなるほどベタな話だが、知らない間にその世界に魅せられていく。 それは、ノスタルジーが誰にでもある普遍的なものだから。 ひろしの回想する人生も、普遍的なものであるため感情移入できる。 お子様用アニメだと舐めていたが、十分大人の鑑賞に堪えうる映画。 むしろ、ノスタルジーに浸れる分、大人向けの内容だ。
[DVD(邦画)] 7点(2012-12-31 11:31:02)
16.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 《ネタバレ》 
しんちゃんが戦国時代にタイムトラップした先で、姫と幼なじみの侍のラブストーリーが並行する。 なんともベタな展開に斜に構えて観ていたが、次第に引き込まれる。 しんちゃん一家が車で敵陣に乱入する場面では、待ってましたとテンションが上がる。 又兵衛が死んで悲恋に終わるラストまで、お約束通りといえばそれまでだが、まんまと乗せられてしまう。 『クレヨンしんちゃん』で、まさか切ない余韻に浸ることになるとは。
[DVD(邦画)] 6点(2012-12-31 03:10:53)
17.  クワイエットルームにようこそ
精神病院の閉鎖病棟が舞台なので、重いテーマを含んではいるが、松尾スズキの描き方が軽妙で重くならないのがいい。 登場するのがアクの強い人物ばかりで、面白い。 大竹しのぶはやっぱりすごい女優だ。 
[DVD(邦画)] 7点(2012-12-06 17:37:30)
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