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だみおさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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41.  十二人の怒れる男(1957)
もう大好きな作品なんですが、見るたびに思うのは、この主人公のようにたった一人で「でも」って態度を取る勇気が自分を含めとくに日本人にどれだけあるのだろうということ。とりあえず一度はそういう態度を取れたとして、自分の意志を曲げずにいることが「やっぱり自分がおかしいのかな?」とかだんだん心細くなったりしないのかな。この映画ではたまたま少しずつ支持者が出てくるわけだけど、「もう一度票を取って11対1だったら譲る」って場面もあったわけで、それは正しい判断とかなんとかの問題じゃなく結局数の論理だし、それでなくても平行線で長引けば「取り引き」が発生して、そういうとき僕は自分自身に「場の空気読め!」って言い聞かせちゃうのかな。だったら真剣に考える意味ないじゃーん。ところで、こういう制度の中でガリレオが裁かれたら正しく裁いてもらえるのかな? もちろん当時の宗教支配が強い背景の中で・・・。現在の日本だって「それでもボクはやってない」みたいな裁判官がいるのでは、自信ない小市民をねじ伏せるのは楽勝なのかもしれない。とか考えちゃうくらい、たった一人の「でも」って態度の勇気のことを考えさせられます。「ニューオリンズ・トライアル」みたいに影で陪審票を操る怖い存在のことを考えると、なおさら勇気が要ります。
[DVD(吹替)] 10点(2010-10-23 15:51:14)(良:1票)
42.  シャーロック・ホームズ(2009)
小説を読んだわけではないが、シャーロック・ホームズというのは武術の達人でもあり、また麻薬中毒でワトソンがやめさせたともいう。独特のハットを冠った日本でなじみ深いホームズ像は挿絵画家が作り出したもの。おそらくホームズというのはおとなしく礼儀正しいイギリス紳士というイメージではないはず。小説は一つも読んだことないが、何かのきっかけでそういうことを知り「頭はキレがよくて、そのうえいざとなれば喧嘩も強くて、そんなの憧れるじゃん」と思ったことがある。しかもヤク中気味となれば品行方正で隙のない紳士というわけでもなく、そのだらしなさも好感を持った。そういうキャラとして描かれたホームズを観てみたいと思っていたから、この作品はそこが嬉しかったです。ワトソンはもっと、もっさりイケてないイメージをもっていたので、この作品で全くイメージが変わった。推理ものとしてはハナから期待していなかったので、若い頃に自分の理想と憧れたホームズ像が観れたことで満足。それにしても、いくら婚約者を引っ張りだしてきてみせても、この映画でのホームズとワトソンはゲイ関係のように見えてしまう。そんな想像を楽しむ女性ファンもいそうだなー。
[DVD(吹替)] 6点(2010-09-23 15:00:39)
43.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
これを観るずっと以前に、主人公二人が大金を手にしてドロンするというオチが凄く爽快な映画『F/X 引き裂かれたトリック』というのを観ていたので、ラストにそれほど新鮮みは感じませんでした。「よかったねー!」とは思いましたが。そんなに支持される作品なのかなー?って思います。ポスターの裏側に抜け穴って・・・しかもあんな小さな道具でチマチマと? その長い年月に部屋の移動もなければ、バレることもなかったって、ラッキーですね。いいんじゃないですか、それで多くの人が感動できるなら。僕はまた観ようとは思わないけど。
[DVD(吹替)] 6点(2010-08-22 15:42:08)
44.  シックス・センス 《ネタバレ》 
何かに心を縛られて迷い立ち止まっている人に、解決の糸口を一緒に見つけて新たに前進させてあげるのがセラピストの仕事だとすれば、この作品は二度目の鑑賞がまた面白い! 一度目はブルース・ウィリスがセラピストで、患者は幽霊に悩むハーレイ君。二度目に観たら、ブルース・ウィリスは心残りな出来事に縛られて成仏できない幽霊患者であり、ハーレイ君は幽霊相手に癒し(問題解決=成仏)を行えるゴースト・セラピスト。生前セラピストであったブルースのために、患者を演じながら実は治療を行っている優しいハーレイ君を二度目の鑑賞で堪能してください。セラピストは決して患者に答えを提示しない。セラピストは答えに近づく気付きを与えるだけ。ハーレイ君はブルースにそうしてる。凄く優しくて大人な子です。先生が「生徒に教えられる」という話はよくありますが、セラピストと患者の関係も、一方が支えるだけではなく双方が支え合い助け合う関係だったりするのかも。事故渋滞の車の中での母親との会話は、二度目でもやっぱり泣けますね。
[映画館(字幕)] 9点(2010-05-19 04:02:58)
45.  12人の怒れる男(2007)
ウィリアム・フリードキンのTVMと間違えて借りちゃいました。映画の冒頭は日本のパロディー『12人の優しい日本人』をコメディ抜きで海外でリメイクしたかのような雰囲気でした。内容はそれこそ『12人の優しい日本人』のラスト「裁かれているのは被告ですよ。あなたの奥さんじゃありません」のセリフを言いたくなるシーンの連続で、事件に直接向き合うのではなく個人体験からの感情論で簡単に意見を変えていく展開にビックリ。でも、それらの話しはちょっと良かったりします。僕は墓穴の話しがとくに気に入りました。最後の採決直前の議長のセリフも黒澤映画「生きる」のラストを思い出させるようなセリフで好きです。この話し、一室内での映像になりがちですが、カメラが審議外の外の出来事を見せる工夫がラストに説得力を与えているのも良かったと思います。監督の名に聞き覚えがあって調べたら、僕の好きな『機械じかけのピアノのための未完成の戯曲』の監督さんと分かってビックリ! ずいぶん演出が若々しくシャープになった気がします。
[DVD(吹替)] 6点(2010-01-28 15:16:48)
46.  ジュラシック・パーク 《ネタバレ》 
原作を先に読んでいたので、話しが表面的になっているのにがっかりした。ラストも、エリー博士に銃を取ってやるくらいすれば良いティモシーが、何もせずに姉の横でモニター見てるのがイライラするし、「スピちゃんよ、ここまで観客を軽く見てるのか」と一気に冷めまくって台無しにしてくれる。けれど当時大画面で恐竜が動くのを見て感動した。スピルバーグはコマドリで撮るつもりだったのだから、CGでやることを説得にかかった人が偉い。監督には3点程度だが、視覚効果に貢献した当時の人々への敬意で総評7点。
[映画館(字幕)] 7点(2010-01-10 01:53:43)
47.  小説家を見つけたら
誰にでもお勧めしたくなるような面白さはないと思うが、歳を重ねてからのショーン・コネリーが好きな人には強く勧めている作品です。インディー・ジョーンズの父役と、本作の作家役の彼は最高だと思います。世代を超えた友情が描かれるのも好きで、僕はこの作品と「グッドウィル・・」や「セント・オブ・・」との類似を思ったことはないが、デンゼル・ワシントンの「ハリケーン」と似たパッションを感じます。なんというか、一冊の本を書いたまま世界から隔絶している男と、世間から置き去りのそのその存在に強い関心の目を向けた才能ある若者が、互いにその存在によって救われていく姿に、そう感じます。ストーリー展開としては本作の方は地味目ですが、なんとなく凄いと思うのは、小学低学年の息子が気を逸らすことなくじっくり見入って、この映画を忘れていないのに、ちょっと驚きなのでした。
[DVD(吹替)] 6点(2009-12-18 14:18:33)
48.  七人の侍 《ネタバレ》 
「七人の侍は絶対に観た方がいいよ!」といろんな人に勧められても、「時代劇とかチャンバラとか興味ないから」と長く相手にしていなかった。時々気になっても、迷ったあげく白黒でしかも長尺なのが原因でレンタルを思いとどまること数度。けれど、とうとうレンタルしてみて、やっぱりコレは観るべき作品だったと痛感! とても面白い!!! カッコいい!!! ただ・・・ただ・・・ひとつ引っかかるのは、ラストの「今回もまた負け戦だったな」「勝ったのはあの百姓たちだ。わしたちではない」と苦笑して去る志村さん。同監督の「生きる」も決して手放しに喜ばせて終わらない、現実のシビアな部分を見せて締めるけれども、あんなに心の壁が取り払われたかに見えた侍と百姓の間に、寒々とするエンディングは「そこまでやらんでも・・・」と思わなくもなかった。けれど、あのセリフには続きがあるらしい。ハリウッド版である「荒野の七人」にはその続きのセリフを継承したと思われるセリフがある。
[DVD(邦画)] 10点(2009-12-17 19:46:52)
49.  ジュマンジ
猿のCGが極端に質が悪いですが、それ以外は当時のCGとしては悪くない感じです。原作絵本のファンですが、あのアートの雰囲気が崩れることは覚悟の上で、シンプルで短いストーリーをどのように100分台に引き延ばすのか興味津々でした。原作のゲームの特徴を利用しながら、最後までやり遂げなかったらどうなるのか具体化した原作にない大人(ロビン・ウィリアムスら)を加え、肉付けされたストーリーは原作をぶち壊すどころか、原作を遥かに越える面白さと温かさでした。自分1人で観たら、この点数かどうか自信ないけれど、一緒に観た子供がとても面白がって、ハラハラしたり大笑いしたりするのが嬉しくて仕方ない映画でした。原作にはない親子の葛藤や、幼いなりの恋愛劇が、ファミリーで楽しむのにとても心地よいエピローグを添えてくれます。
[DVD(吹替)] 8点(2009-12-16 07:53:04)
50.  シンドラーのリスト 《ネタバレ》 
女子供や老人や弱者(に見える者)が無残に殺されれば、そこだけを見ると「なんて酷いことを!」と思うのが普通の人情。しかし、それはどの戦争や殺戮においても同じことです。では、ユダヤ人の場合、なぜそんな蛮行の標的にされたのか、そこのところをよくよく考えてみたことはあるだろうか? ユダヤ人についてあれこれ調べて行くと、信じられないようなことが次々と出てくる。僕がユダヤ人についてホロコースト以外の事で最初に知ったのは、金貨や金塊を通貨として使用していた時代に、それを金庫に保管して預かり証書を渡す仕事を始めたのがユダヤ人ということ。そして実際の金より軽くて携帯しやすい証書がそのまま通貨の代わりになっていき紙幣となっていったこと、金庫の中にどれだけの人のどれだけの金が入っているかを知っているのは金庫を持つ自分のみであることをいいことに、ユダヤ人は金庫の中身と無関係にいくらでも紙幣を刷って利子をとって大儲けするようになったということだった。この仕組みが現在異常な世界的不況や貧富の差を生み出す元になっているらしい。そこからユダヤについて調べていくと、ユダヤの教典タルムードってものがあって、「ユダヤ人のみが人間であり他は家畜」「世界はユダヤ人のみのためにある」「汝殺すことなかれとは、ユダヤ人を殺してはならないのであって、他の人間は殺しても構わない」みたいなことが書かれているらしい。凄い人種差別ですね。こういう民族が総スカンくらったりするのは当然なんじゃないかなーと思ってしまいました。「だからってユダヤ人全てが悪いわけじゃないし、幼い子供に罪は無いのに」という声が当然予想されますが、ホロコーストは本当にあったのかすら疑問の余地が出てきています。ヒトラーがなぜホロコーストに走ったのか、彼の正体を調べようとすると、またまた信じられないような情報も出てくる。ヒトラーを祭り上げる群衆や資金援助をしていたのがユダヤ人って本当?! とビックリな情報もあるし、敵対する両勢力(国)にユダヤが資金提供して戦争をけしかけてボロ儲けなんて話も聞いたりすると、「ユダヤ人はヒトラーにひどい殺され方をしたんですとか言える立場なのか?」と思うようになり、むしろ、ユダヤ人の方が今の僕には怖くて忌むべき存在として疑わしく思う。何が真実であるかを確かめるのは本当に難しい。しかし、だからこそ、一方的にユダヤが被害者ぶっているだけの物語は疑問の余地が多すぎる。エジソンが特許料を請求するのから、払うべき金を払わずハリウッドに逃げて映画を作って儲けてきたというユダヤ人たち。この人たちが育てた映画産業自体、ずっとプロパガンダに利用されて戦争を煽り支えてきた道具にもなった。実際、この映画に出てくる赤い服の女の子は事実の描写なのか? (しかもシンドラーの本筋と無関係だし)。仮に事実だとしても、それはヒトラーだけが起こした悲劇ではなく、どの戦争でも殺戮でも同じような犠牲者は存在する。道徳心を失ってはならないが、マインドコントロールされてもならないと思う。反戦を描けば何でも良品というような評価は嫌いです。ユダヤ人大虐殺を扱った映画は数多く存在するが、ユダヤ人が何故それほどに憎まれたのかを説明してくれる映画と僕はまだ出会ったことがない。歴史的事実を扱ったとされる映画には、それが間違いなき真実であるかどうか、意図的に目隠ししている部分は無いのか、疑いの余地を持って見る目が必要なのではないかと考えるようになった。その点で、この映画の物語の描き方はアンフェアであり扇動的であり、歴史事実を考察する上での価値はかなり低いと考える。ラストの映像もなんか素直に受け取れない。この作品を仕上げるために『ジュラシック・パーク』の編集をルーカスに任せたというのは本当の話なのだろうか? 本当なら嫌な話である。
[映画館(字幕)] 0点(2009-12-15 23:56:34)(良:2票)
51.  JAWS/ジョーズ
公開当時小学生だった僕はとても観たかったんですが、怖い映画を嫌がる家族の圧倒的票差で「メリー・ポピンズ」を・・・ああ、悲しい思い出。その後何故かテレビでもお目にかかれぬまま三十数年経て、やっと初見です。正直な感想を言うと、とてもガッカリでした。サメが作り物っぽいのは覚悟の上で観たけれど、つまらなかったのはそれだけではない気がします。なんなんでしょう、いまいちスリルや緊迫感がなく、それほど演出がうまいとも感じないんですよね。同監督の「激突」は我が子も「ひどい!」と大声出してまで引き込まれていましたが、「ジョーズ」は関心を持続できずに漫画を読み始め、最後まで観たのは僕一人。全く違う映画ですが、白黒映画の「恐怖の報酬」は字幕にも関わらず小学生の息子が引き込まれていました。この差はどこから来るのか??? 思うに「ダメダメ、それはマズいよ!」と登場人物に声かけたくなるようなシチュエーションがなかったような・・・。登場人物は気づいてなくて危険に近づき、映画を観ている者は待ち受ける危険を知っている、そういうハラハラがなくて、突然ことが起こるような趣の方が多かった気がします。
[DVD(字幕)] 2点(2009-11-10 19:03:00)
52.  幸せの1ページ
チラシの解説を読んで興味を持った。ジョディ・フォスターが出てるならいいかもと思った。「300」のジェラード・バトラーはどんな雰囲気に変わるのかも期待した。・・・騙された・・・。完全に子供向けの内容。でも、子供だって面白く思わないと思う。
[DVD(吹替)] 2点(2009-06-28 03:15:55)
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