1. 自転車泥棒
《ネタバレ》 ラストは「驚き」と同時に、ストーリーを丹念に追っていくと「必然」とさえ思えてくる。主人公、子供それぞれの心の動きを的確に表現している。すばらしい。 10点(2003-11-13 20:08:48) |
2. ジョー・ブラックをよろしく
ブラピが出ていることで誤解されている映画。ブラピのプロモでもなく、単なる男女のラブストーリーでもない。「死」の存在を背景に、生きること、愛することの意義を丁寧に語っている名画。主役はむしろホプキンスと考えた方がいいだろう。「死」を目の前にしてもなお「生」を全うしようとする姿勢は心を打つ。クレア・フォラーニをはじめ脇役陣の好演も光る。静かな展開も特有の「間」と「リズム」を堪能できれば、3時間の長さを感じず、自然とストーリーに引き込まれていくはず。低評価の人は、見方を変えて、もう一度ご覧あれ。 10点(2003-11-11 21:59:28) |
3. 情婦
完璧すぎる。アガサ・クリスティの原作、ワイルダーの脚本、ディートリッヒをはじめとする俳優陣の演技、全てが完璧でしかも調和している。どうしても「ラスト」が話題の中心になるが、毒舌弁護士と看護婦のやり取りやワイルダーお得意の小道具の使い方等見所が多いので、2回目以降も十分に楽しめてしまう。真に「出来過ぎ映画」。 10点(2003-11-11 12:39:33) |
4. 死刑台のエレベーター(1958)
フランス映画らしい雰囲気と見事な伏線。フランス映画嫌いの人にも見て欲しい秀作。 9点(2003-11-13 20:11:46) |
5. ショーシャンクの空に
屋上で皆でビールを飲んでるシーン、ものすごく美味そう。ヘタなテレビCMより、よっぽど宣伝効果がありそう。 9点(2003-11-13 05:23:54) |
6. シャイニング(1980)
「血」が押し寄せる恐怖。 8点(2003-11-13 06:48:50) |
7. 知りすぎていた男
シンバルのシーンの緊張感、さすがヒッチコック。 8点(2003-11-13 06:24:45) |
8. 十二人の怒れる男(1957)
「間違えられた男(ヒッチコック作)」を見ると、ヘンリー・フォンダの疑い深さの「謎」がわかりますよ。 8点(2003-11-13 06:00:57) |
9. JAWS/ジョーズ
「陸」にはタンクローリー、「海」にはジョーズ、もう安全な所は「空」だけか・・。 8点(2003-11-13 05:58:41) |
10. 真実の行方
《ネタバレ》 公開当時、衝撃的だったラストも、今となってはノートンが出た時点でネタバレか・・。 8点(2003-11-11 21:04:42)(笑:3票) |
11. Shall we ダンス?(1995)
金をかけなくても、脚本がよければ、いい映画は撮れること証明した。邦画のお手本。 8点(2003-11-11 20:54:37) |
12. シティ・オブ・ゴッド
やりたい放題の少年達。理性のかけらもない。人間というより動物のような彼ら。同じ殺し合いでも「ゴッドファーザー」とは映像面を含めてあらゆる点で対照的。比較しながら見ると興味深い。 7点(2003-12-31 22:28:34) |
13. JFK
7点(2003-11-24 22:46:09) |
14. 新幹線大爆破
「スピード」の元ネタ。邦画でもここまでできることを示した。俳優陣は豪華すぎるくらいのメンバー。しかし、古さは否めない。この当時にCG技術が発達していれば・・と、それだけが悔やまれる。 7点(2003-11-15 07:34:43) |
15. 死刑執行人もまた死す
中盤までは見応えあり。しかし終盤は強引な展開。なんか、ラングの作品はこういうのが多いな。 7点(2003-11-14 01:42:39) |
16. 市民ケーン
本で言えば、「学術書」。しっかりした構成に練られた文章で書かれおり、理路整然としている。しかし、面白みがない、また難解でもある。しかし、わからなくても、たまには学術書も読まなくてはね(「読解力」をつけるためにも・・)。漫画(あえてここでは名指ししませんが)もいいけど、そればがりじゃ困るしね・・。今、「アルマゲドン」のコメント書いている人、聞いてますか? 7点(2003-11-13 23:27:35) |
17. 七人の侍
志村喬のマネをして、考え事をする時、頭を撫でるようになりました。でも、なかなか良い考えが浮かびません・・。 7点(2003-11-13 06:05:16) |
18. 史上最大の作戦
歴史ドキュメントだと思えば観る価値はあるかもしれないが、事実を追っているだけでメリハリがなく単調。映画としては決定的に魅力に欠ける。フィクションであるが、映画として成功しているプライベート・ライアンとは対照的。 [DVD(字幕)] 6点(2005-04-29 11:29:16) |
19. 真実のマレーネ・ディートリッヒ
「情婦」を観て、演技とはいえ、あの気丈さはどこからくるのだろうと思っていましたが、この作品を観て、疑問が解消されました。辛い経験が演技に生きている。「情婦」ファンは是非観て欲しい。 6点(2005-01-14 21:59:08) |
20. 深呼吸の必要
(レビューの前に深呼吸を、「すぅ~~、はぁ~~」っと) なんか、沖縄に行きたくなってきた。こりゃ、「Presented by JAL」の術中にはまってしまったな。 (深呼吸したせいで、レビューが他の人より出遅れてしまった。まっ、楽しんだからよしとしよう。) 6点(2005-01-04 22:49:42) |