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かたゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1875
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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21.  スパイダーマン:スパイダーバース 《ネタバレ》 
映像は文句なしに素晴らしかったです!!でも、肝心のストーリーの方がしっちゃかめっちゃか過ぎてついていけませんでした!!
[DVD(字幕)] 6点(2019-12-30 21:36:01)
22.  ストレンジャーズ/地獄からの訪問者 《ネタバレ》 
親戚夫婦が営む湖畔の小さなロッジへとバカンスでやって来た、とある四人家族。反抗期の長女がこれから全寮制の高校へ入学するので、家族水入らずの夜を過ごすために両親が半ば強引に計画したのだ。いやいや連れてこられた長男とともに、小さなトレーラーハウスでギクシャクした夜を過ごす家族たち。すると、唐突にドアをノックする音が。母親がドアを開けてみると、そこには見慣れない若い女が立っていた。「タマラは居ますか?」――。謎の問いかけを残し、すぐに夜の闇へと立ち去ってゆく女の子。不審に思いつつもまた見せかけの家族団欒へと戻る両親と子供たち。だが、彼らはまだ知らない。その謎の言葉こそ、血に塗れた殺人ゲームの開始を告げる合図だということを……。シーズンオフの真夜中のキャンプ場を舞台に、突如として現れた三人の残虐な殺人鬼によって恐怖の一夜を過ごすことになった家族を描いたスプラッター・スリラー。リブ・タイラーが主演したという前作は未見。低予算ながらキレのいい演出と小気味の良いストーリー展開でスマッシュヒットを飛ばした『海底47m』のヨハネス・ロバーツが監督したということで今回鑑賞してみました。いやー、相変わらずこの監督の“画”への拘りは凄いですね~。不穏な映像が醸し出す、このいや~~~な空気感は素晴らしかったです。神出鬼没の三人の殺人鬼たち(彼らの被るマスクもヤバい!)が現れるタイミングも、絶妙の間で画面に出てくるもんだから、もうこれが怖いったらありゃしない。ゲームの開始を告げる謎の言葉の意味を最後まで明かさないのも、終始ほとんど無言で襲い掛かって来る殺人鬼も、不条理な恐怖が炸裂しまくり!緊迫感を煽る不気味な音楽の合間に急に軽快なポップソングを流すとこなんかも、この監督、良いセンスしてますね~。きれいな照明に照らされた、こじゃれたプールでの殺人鬼との血みどろの攻防なんてそのハイセンスな演出が冴えまくりです。最後、トラック炎上でさすがに死んだと思われていた殺人鬼が実は生きていて、燃え盛るトラックで追いかけてくるとこなんか、「も、もう止めてくれ~」と何度も叫んじゃったし。いやー、この監督さん、なかなか才能あるんじゃないですかね。まあ肝心のお話の方は余りにもシンプル過ぎて若干物足りなくもありますが、僕は最後まで充分楽しませてもらいました。うん、面白かったです!
[DVD(字幕)] 7点(2019-11-11 00:42:47)(良:1票)
23.  スイミング・プール 《ネタバレ》 
最近少しスランプ気味の人気ミステリー作家、サラ。編集者の勧めで彼女はフランスの片田舎にある小さな村の別荘へと趣き、気分転換を図ることに――。訪れた村の閑静な雰囲気と素朴な村人たちに、サラはどんどんと心が癒されていくのだった。心機一転したサラは、新たなアイデアとプロットが次々と浮かび、再開した執筆は順調に進んでゆく。だがしばらくすると、別荘の持ち主である編集者の手違いから、彼の子供であるジュリーという若い娘が転がり込んでくる。礼儀知らずで自由奔放、さらには毎晩違う男を連れ込んでは情事にふける彼女にサラの平穏だった心は掻き乱されるばかり。ところが、そんな彼女にも誰にも言えない心の闇があることを知ったサラは、それをモデルにして新たな小説執筆を図るのだった。そんな折、二人の関係性を決定的に変えてしまうようなある事件が起こる。流された血は、別荘の敷地内にある大きなスイミングプールへと滲んでゆく…。頑固で保守的なイギリスの中年女性と男好きで自由奔放なフランスの若い女、そんな対照的な二人の女性が起こしたある〝事件〟をミステリアスな空気の中に描き出す心理サスペンス。幾つもの知的仕掛けに満ちたそんな本作、ずっと気になっていたので今回鑑賞してみました。なんですけど、うーん、ちょっと僕の期待していたものとは違った印象でしたね、これ。妄想と現実、小説を書く作者の現実と小説内のフィクションの世界、それらが混然一体となり観るものをいつしか深い迷宮へと迷い込ませたところで、ラストに明らかにされる予想外の事実。観客を更なる迷宮へと誘うようなこの世界観は、好きな人には堪らないと思います。でも、僕はこういう思わせぶりで観客に真相を丸投げするような映画は少々苦手なので、本作も見事に嵌まらなかったです。でも、映像や作品の世界観などは雰囲気もあって良かったとは思うんですけどね。要は好みの問題。僕は本作のいい観客とはなれなかったようです。
[DVD(字幕)] 6点(2019-09-10 00:49:58)
24.  スカイスクレイパー 《ネタバレ》 
香港に建つ超高層ビル。そこで突如として巻き起こった大火災へと、家族を救うために立ち向かったお父さんの大活躍を描いたエンタメ・アクション。主演は人気アクション俳優、ドウェイン・ジョンソン。観る前から分かってはいましたが、まあベタベタな内容でしたね、これ。『タワーリング・インフェルノ』と『ダイハード』のいいところを掻い摘んで一緒にしてみましたって感じ。ただ、内容は超絶薄っぺらい。別にエンタメ映画なんでそれでもいいのですが、なんか脚本と演出がいまいちなせいで最後まで盛り上がりに欠けるのが本作の残念なところ。「そこ、もっと盛り上げるとこっしょ」といった部分をあっさり流しちゃうのがほんと勿体ない。また、この薄い内容でやたら人が死ぬのもちょっとどうかと思います。うーん、感想を訊かれると「なんか、微妙…」というのが一番しっくりくる作品でありました。
[DVD(字幕)] 5点(2019-08-26 23:03:08)
25.  スイス・アーミー・マン 《ネタバレ》 
たった独りで無人島に漂流した若い男と、腹に溜まった腐敗ガスによって常に〝おなら〟が止まらない一体の水死体。あろうことか、男はその水死体に跨ると腐敗ガスを動力として島からの脱出を図る。その「水死体ボート」の力で何処かの海岸へと辿り着いた男は、その命の恩人である水死体を担ぎ、人の姿を求めて深い森の中へと分け入ってゆく。すると、死んでいたはずのその水死体が何故か彼に話しかけてくるのだった――。心に闇を抱えた孤独な男と喋る水死体との決死のサバイバルを不条理な展開で見せるシュール・コメディ。という設定だけ聞くと超おバカな映画のように聞こえるし、実際海の上をおならの力で疾走する冒頭のシーンから下ネタ全開でけっこう振り切れたそのエピソードに摑みはばっちりでした。でも、この映画のピークはその冒頭10分のみ。その後は中途半端に哲学的かつシュルレアリスムな展開になるのですが、これがまあ独り善がりもいいところ。正直言って監督やスタッフ、俳優たちが内輪のみでこの悪ノリを楽しんでるだけで、映画としては非常に出来が悪いとしか言いようがありません。もう完全なる出オチ映画でしたね、これ。見事なまでに全部のネタがすべっちゃってます。率直に言って、この作品は映画としての枠組み(主題)が全く固まっていないので、その中で何をやられてもまるでノートに書かれた落書きを見せられているようなもので面白くもなんともありません。死体役を演じたダニエル・ラドクリフ君も「どうだい?ハリー・ポッターイメージからの脱却に苦しむ僕が迷走の末、こんなキワモノ役を演じちゃってるぜ。どうぞ、みんなで笑っちゃってくれ」という自虐的な思惑が透けて見え、なんか痛々しくて逆に笑えないんですけど!まあ時間が短かったのと、つまらないけれどそこまで腹立つほどでもなかったので、ぎり2点で。
[DVD(字幕)] 2点(2019-08-18 00:10:12)
26.  スターリンの葬送狂騒曲 《ネタバレ》 
ヒトラーに打ち勝った国の英雄か、それとも国民を恐怖に陥れた稀代の独裁者か――。いまだ毀誉褒貶の激しい旧ソ連の指導者スターリン。彼が急死した直後の政治的混乱を実話を基にして描いたスラップスティックなブラック・コメディ。なんですけど、僕はいまいち嵌まらなかったですね、これ。やりたいことは分かるのですが、ちょっと僕はそこまで笑えませんでした。久しぶりに見たスティーブ・ブシェミは相変わらずの存在感でしたけど。
[DVD(字幕)] 4点(2019-06-10 22:34:46)
27.  スノーマン 雪闇の殺人鬼 《ネタバレ》 
深い雪に覆われた北欧の国、ノルウェー。大都市オスロでは、子持ちの女性ばかりを狙った連続殺人が多発していた。残忍な手法で殺された被害者のそばにはいずれも小さな雪だるまが置かれていたのだった――。酒で身を持ち崩しクビ寸前の刑事ハリーは、配属されたばかりの新人刑事カトリーネとともに調査に乗り出す。だが、ほとんど手掛かりなど残さない巧妙な手口の犯人は、まるで彼を嘲笑うかのように第二第三の犯行を繰り返し、あろうことかハリーに犯行声明ともとれる手紙を送ってよこすのだった。地道な調査の結果、9年前のある富豪夫人の失踪事件と何らかの関連があることまで突き止めたハリーは現地調査に乗り出すのだが、犯人の魔の手は彼の別れた元妻と一人息子へも向かい始める…。連続殺人鬼〝スノーマン〟の本当の正体とは?9年前の事件と何らかの関りがありそうなカトリーネの真の目的とは?そして、ハリーは無事に犯人を捕まえ家族を守ることが出来るのか?雪深い大都市オスロを舞台に、雪だるまをモチーフにした猟奇殺人鬼の正体を巡るミステリー・サスペンス。主演を務めるのは実力派俳優マイケル・ファスベンダー、他にもレベッカ・ファーガソンやJ・K・シモンズ、懐かしのヴァル・キルマーといったバラエティ豊かな面々が脇を固めております。監督は僕とはあまり相性の良くないトーマス・アルフレッドソン。なので豪華なキャストの割にはあまり期待せずに今回鑑賞してみました。前二作と比べるとまだ幾分かは見やすくなったとは言え、やはり今回も合わなかったですね、これ。白が映える美しい映像や雪国特有の乾いた空気感などはとても良かったのですが、問題は肝心のミステリー部分。観終わって大まかなストーリーはだいたい理解できたものの、細かい部分に幾つもの「?」が。要するに、腑に落ちないのです。どうして犯人は主人公に雪だるま入りの手紙を送る必要があったのか?あの犯行との関連を匂わせる変態大富豪や産科医など恐らくミスリードを狙ったんだろうけど、その後どうなったのかほったらかしなのでモヤモヤするし。主人公の相棒となる女性刑事の最期なんて呆気なさ過ぎて、「え、結局なんだったの?」と拍子抜け。そもそも何故に雪だるま?こういった細かい部分が最後までいちいち腑に落ちない。こんなことを言うと身も蓋もないのですが、同じ内容・キャストでデビッド・フィンチャーあたりが監督したら、すごく面白くなりそうという感想を持ってしまいました(笑)。題材や雰囲気、キャストなどは凄く良かっただけに勿体ない。
[DVD(字幕)] 5点(2019-05-01 21:58:38)
28.  スーサイド・ライブ 《ネタバレ》 
落ち目のテレビ司会者とやり手プロデューサーがタッグを組んで、起死回生の番組を制作。その名も『あなたの死にざま』。自殺志願者が自ら命を絶つところを生放送で全国に中継するというかなり危ないものだったのだが、これが視聴者に大うけ。調子に乗った二人は番組のシリーズ化を決定する。だが、次第に志願者が増えていきその自殺方法も過激さを増してきて……というかなりシニカルなお話。もっとブラックでシュールなコメディタッチの作品だと思って今回鑑賞してみたのですが、これが意外に真面目。ここまでリアル路線で真面目に描くのであればかなりリアリティが欠落しているので説得力に欠けるし、お話がお話だけに後味の悪さだけが際立つという残念な結果になってしまってます。命の大切さを説いていた主人公がいきなりこんな番組の司会を了承する意味も分からんし、ほとんど接点のなかった主人公の妹と番組プロデューサーが急に大の仲良しになってる理由も意味不明。そして、クライマックスで何故妹があんな行動を取ったのかもよく分かりません。まぁ結論を言うと胸糞悪いだけの凡作でしたね、これ。あと余談だけど、切腹する日本人役はもうちょっと何とかならんかったものか。あれじゃ完全に落ち武者ですやん(笑)。
[DVD(字幕)] 4点(2019-04-01 01:07:15)
29.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 
舞台はアメリカのとある田舎町。娘をレイプされ焼き殺された母親が町外れに立てた、三枚の看板。そこには一向に事件を解決できない警察署長への怒りのメッセージが書き込まれていた。当然、その影響は小さな町に瞬く間に広まってゆく。人種差別主義者の警察官、末期癌を患い余命幾ばくもない警察署長、看板を立てた広告代理店の営業マン、被害者となった女の子の弟、DVの末に離婚したその父親…。彼らの怒りが更なる怒りを呼ぶ憎しみの負の連鎖を軽快に描いたクライム・ドラマ。じっくりと考え抜かれたであろう脚本の力が際立つ、なかなかの佳品であったと思います。そんなよく出来た脚本だけではなく、適材適所に振り分けられた俳優陣の演技もすごく嵌まっていました。特に、主人公の娘を殺された母親を演じたフランシス・マクドーマンドの狂気すれすれなのに何故か嫌いになれない人物造形はなかなかのもの。ちょっと僕の好みとは微妙に外れますが、なかなか見応えのある人間ドラマでありました。
[DVD(字幕)] 7点(2018-11-08 19:49:20)
30.  スパイダーマン:ホームカミング 《ネタバレ》 
スパイダーマン新シリーズ第一作にして、アベンジャーズシリーズへの記念すべき?参入作。まあ面白いっちゃ面白いんですけど、自分はアンチ・アベンジャーズ派なんで、「スパイダーマンよ、お前もか……」というがっかり感もけっこう強め。うーん、最近のアメコミものってどうしてこう色んなヒーローをごった煮したがるんでしょうか。なんか、どれもこれもヒーローがいっぱいでごちゃごちゃしてて全然すっきり楽しめないんですけどー。映画自体はそこそこ楽しめたので残念っす!
[DVD(字幕)] 6点(2018-09-23 21:49:37)
31.  素晴らしきかな、人生(2016) 《ネタバレ》 
一人娘を病気で亡くし、悲しみから自暴自棄へと陥ってしまった一人の男。深い絶望の中で彼は「愛」と「時間」と「死」に手紙を書くのだった。そんな彼を心配する周りの友達がとある計画を思いつく。彼が届くはずがないと思って書いたその手紙の宛先である「愛」「時間」「死」が、彼の目の前に現れ、直接返事を伝えてもらうことにしよう。そうしたら彼も再び自らの人生と向かい合ってくれるかも知れない――。売れない舞台俳優を秘密裡に雇い、計画を着実に練っていく友人たちだったが、彼らもまた各々に問題を抱えていたのだった…。こういうハートウォーミング感を前面に押し出した作品は本来嫌いなのですが(明らかに狙い過ぎたタイトルにもげんなり!)、何気に豪華な役者陣が共演していたので今回鑑賞してみました。僕のそんな先入観を抜きにしても、脚本があまりにもとっ散らかりすぎじゃないですか、これ。短い時間の中にいろいろ詰め込み過ぎて、全く纏め切れていないように感じたのは僕だけ?友人たちが抱えた心の悩み――末期の病を患い余命幾ばくもない男、自らの不倫の過去が原因で娘との関係がギクシャクしている父親、キャリアウーマンとして忙しく生きてきたため出産適齢期を逃しててしまった女性、彼らの苦悩に対する掘り下げがどれも浅く全く説得力というものが感じられない。これで全員前向きに生きていけるようになりましたって言われても、ねえ。それに主人公にも全く共感できません。娘を亡くしたのは確かに悲劇だとは思いますが、それでも会社にしがみつき仕事もせずに日がな一日ドミノをして周りの社員に迷惑をかけまくっているなんて、「甘えんのもいい加減にしろ!!辛いのはお前だけじゃねー!!」って思いっきり説教したくなっちゃったし。最後のオチも容易に読める安易な代物。全体に漂うお涙頂戴な空気も鼻につくし、正直観るだけ時間の無駄の凡作としか思えませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2018-04-06 22:52:16)(良:1票)
32.  スプリット 《ネタバレ》 
二十三重人格の誘拐犯と、彼に誘拐された三人の女子高生の攻防を描いたサイコ・スリラー。え、正直に言っていいですか。さっぱり面白くなかったんですけど、これ。あまりにもだらだらした展開に途中で寝落ち。次の日に続きから観始めたもののまたまた途中で寝そうになりながら、なんとか頑張って最後まで観終えました。その感想は、「つ、つまんねー!!」。ジェームズ・マカヴォイも幾つもの人格が共存する多重人格者をちゃんと演じ分けていたとは到底思えず…。最後のオチも意味不明。え、あの同監督の撮った超絶駄作『アンブレイカブル』と繋がってる?!そんなモン覚えてるわけねーって(怒)。
[DVD(字幕)] 2点(2018-04-04 20:21:02)
33.  スノーデン 《ネタバレ》 
テロ対策の名の下に、全国民を対象とした監視システムを秘密裡に構築したCIA。本作は、それを暴露したことで全世界に衝撃を与えた元職員スノーデンの姿を実話を基にして描いた社会派ドラマです。監督はこの分野の巨匠オリバー・ストーン、そして秘密保持法違反に問われいまやロシアでの事実上の亡命生活を余儀なくされているスノーデン役には人気俳優ジョセフ・ゴードン・レヴィット。社会派ドラマとしてはなかなか見応えのある作品に仕上がっていたと思います。普通に考えて怖いですよね、これ。いつでも誰かに見られていると思うと空恐ろしい。それでもテロ対策のためにはこれくらいの監視システムは仕方ないと見るのか、やり過ぎだと捉えるのか、なかなか考えさせられる力作でした。ただ、映画としての面白さがもう少し欲しかったかな。サスペンスとしてはちょっと物足りなさが残りました。それにしてもスノーデン氏はこのままロシアで一生を終えるのでしょうか。そう考えるとやぱ怖いですね。
[DVD(字幕)] 6点(2018-03-04 08:23:28)
34.  SPY/スパイ 《ネタバレ》 
長年CIAで事務仕事をしていたおばさん職員がひょんなことから現場デビュー!!最初は尾行だけだったのが、次から次へとトラブルが巻き起こり、最後は世界の命運を握る任務へと駆り出されてしまうというアクション・コメディ。まあぼちぼち面白かったですかね、これ。ジュード・ロウもジェイソン・ステイサムもいい意味で力の抜けた演技で各々の魅力を発揮しており、主役のおばさん二人もなかなかの嵌まり具合。まあ暇つぶしで観る分には充分楽しめると思います。後半、主人公がおばさんという設定をいまいち活かしきれていなかったのがやや残念!
[DVD(字幕)] 6点(2017-11-06 23:04:56)
35.  スノーホワイト 氷の王国 《ネタバレ》 
前作の内容はほとんど覚えていなかったけれど、シャーリーズ・セロン&エミリー・ブラント目当てで今回鑑賞してみました。正直、ほとんど期待せずに観始めたのですが、その期待を遥かに下回る薄っぺらい内容でしたね、これ。何処かで何度も見たような映像と脇の甘い脚本に終始睡魔が…。「愛は全てに打ち勝つ」みたいなクサい台詞が連発された日にゃ苦笑が止まりませんでした。主演女優お二人の美貌(特に、なかなか出てこなかったシャーリーズ・セロン姉さんが鏡の中からようやく登場したときは、その美しさに思わず溜息が漏れそうになっちゃいました)に+1点。
[DVD(字幕)] 4点(2017-10-20 22:12:40)
36.  ズートピア 《ネタバレ》 
弱肉強食という自然の摂理を乗り越え、全ての動物が平和的に暮らす理想都市ズートピア。だが、そんな動物たちの楽園でなぜか一握りの肉食動物たちが野生に戻り狂暴化して失踪するという事件が多発する。果たして彼らに何があったのか。捜査に乗り出したのは、うさぎで初の警察官となったジュディと詐欺師として都会でしたたかに生きる狡賢いキツネのニック。二人の懸命な捜査によって、事件の背後には謎の組織「夜の遠吠え」が深く関わっていることが判明するのだった。しかし、事件が明るみになると多数派の草食動物と全体の一割に満たない少数派の肉食動物たちの対立が激化していく……。いかにもディズニーらしい分かりやすいストーリーと魅力的なキャラクター、細部まで緻密に描かれた美しい映像とゴージャスで胸躍る音楽等々、全てにおいて高い水準を誇るアニメ作品でありました。現代のアメリカ社会が直面する人種問題へと鋭く切り込む深いテーマ性を有しながら、それでもあくまでエンターテイメントに徹したその制作姿勢は素晴らしいとしか言いようがない。主にネズミたちが住むミニチュアタウンやシロクマたちが住むツンドラタウンなど、見ているだけでわくわくするようなズートピアの舞台設定もいい。マフィアのボスがネズミでもろ『ゴッドファーザー』のパロディだったりお役所の窓口係が超スローモーな動きのナマケモノだったりと、随所に散りばめられた遊び心も楽しいですね。個人的には、服を脱ぎ捨てた動物たちの秘密のヌーディスト倶楽部がツボでした。これが本来の姿なのに、妙にエロティックなのは何故なんでしょう(笑)。うん、なかなか完成度の高い良品であったと思います。ただ一つだけ言わせてもらうと、ちょっとメッセージ性が前面に出過ぎかな。もう少し控え目にしてくれても良かったような気がしなくもない。僕はちょっぴり説教臭く感じちゃいました。
[DVD(字幕)] 7点(2017-08-18 23:03:19)
37.  スポットライト 世紀のスクープ 《ネタバレ》 
カトリック教会の神父による児童への性的虐待事件――。疑惑を摑んだボストングローブ紙の記者ロビーは独自に調査を開始する。事件に関わった弁護士、金銭的リスクを恐れてやむなく示談に応じた被害者たち、地道な活動を続ける被害者支援団体、多くの関係者に取材を重ねていくうちにやがて、とても信じられないような驚愕の事実が明らかとなってくる。児童への性的虐待を繰り返していた神父の数はボストンだけで約90人にものぼり、この教区を統括していた枢機卿も事実を把握していながら黙殺していたかもしれないのだ。「この件は必ず公にしなければならない。被害者のためにも…」。ロビーをはじめとするグローブ紙の4人の記者たちは、自らの生活を犠牲にして追及の手を深めていくのだったが…。強大な権力を有するカトリック教会内で明らかにされた一大スキャンダル。本作は、そんな忌まわしい事件の真相を決死の覚悟で追った記者たちの姿を実話を基にして描いた社会派ドラマだ。非常に地味な作品である。扱っている事件こそスキャンダラスではあるものの、ドラマの焦点はそこに絞られることなく、あくまでその後に起こった出来事をただ淡々と描写してゆくのみ。主人公をはじめとする記者たちにも特別な個性があるわけでもなく、魂を揺さぶるようなドラマティックな出来事が起こるわけでもない。ただひたすら地道に取材を重ね、隠された真実を明らかにしようという記者たちの姿がそこにあるだけだ。だが、これこそがより多くの人に伝えるべき本当の真実ではなかろうか。世の中には理不尽な出来事や人間の強欲や悪意が満ち溢れ、その陰で犠牲とならざるを得ない社会的弱者が大勢いる。でも、それだけではない。彼らのような人間もまた社会には――少数かもしれないが――存在するのだ。社会の片隅で誰にも気づかれず声にならない声で泣き続けている人々。そして見返りなど何も期待せず彼らを救おうとあらゆる手段を講じようとする人々。彼らの声に耳を澄ませることもまた映画の役割の一つだろう。なかなかの力作と言っていい。地味な作品ながら本作にアカデミー作品賞を与えたハリウッドもまだまだ捨てたもんじゃない。
[DVD(字幕)] 8点(2017-06-30 00:20:39)(良:1票)
38.  スーサイド・スクワッド 《ネタバレ》 
近年稀にみるくちょ映画。特に脚本がダメダメ子ちゃん。ハーレクインのハミ尻に+1点!
[DVD(字幕)] 3点(2017-01-02 02:35:36)
39.  スティーブ・ジョブズ(2015) 《ネタバレ》 
スティーブ・ジョブズ――。IT業界黎明期において革新的な製品を幾つも世に送り出してきたものの、その偏屈で傲慢な性格からいまだ毀誉褒貶の激しい彼の人生を、時代時代における三つの重要なプレゼンテーションの舞台裏を切り取ることによってスタイリッシュに描いた伝記ドラマ。その無駄を大胆に切り落とした野心的な構成(60年にわたるジョブズの人生を描くのに実質3日分しか描いていない!)はいかにもダニー・ボイルらしい見事なもので、なのにちゃんと彼の性格や人生を過不足なく表現しているのはさすがという他ない。これを並みの監督が安易に挑戦したりすれば、多くの場合もう目も当てられないものにしあがってしまうことだろう。流れるように展開されるスピーディーでスタイリッシュな映像、軽快でノリのいいその音楽センス、実力派の役者陣が織りなすパワフルな演技バトル。エンドロールが流れるまでの2時間弱の間、僕は映画の世界にどっぷりと浸かって見入ってしまった。なかなか完成度の高い作品であったと言っていいだろう。ただ、このジョブズという人のことはもちろん知ってはいたけれどそれほど興味もなく、またアップルの製品ともほとんど関わらずに生きてきた僕のような人間には、いまいち興味を持ち辛いテーマであったのでそこまで高評価というわけにはいかなかった。これは相性の問題だろう。
[DVD(字幕)] 6点(2016-12-03 00:43:52)(良:1票)
40.  スパイラル ~危険な関係~ 《ネタバレ》 
美しい妻と最愛の息子にも恵まれ、一見幸せそうに暮らす産婦人科医ジェフ。だが内実は、もう随分と前から妻とはセックスレス状態、夜な夜なネットでエロ動画を盗み見ては一人で処理している。自慢の庭も夜中に現れるアライグマに荒らされ、隣で独り暮らしをしている変わり者の女性との関係にも悩まさ、積み重なったストレスはそろそろ限界に。気分転換にと、友人の妻と2人で飲みに行ったところ、彼女も夫とのセックスレスに悩んでいるという。共通の悩みに意気投合し杯を酌み交わしていたら、最初はそんな気もなかったのに、ジェフは勢いで彼女と“一線”を越えてしまうのだった。浮気とはいえ、久し振りのセックスにすっかり浮き足立つジェフ。だが、彼は知らなかった。そのことが、とんでもない負の“スパイラル”に彼を巻き込んでしまうことを――。たちまちのうちにその友人に浮気がばれると彼は大金を払うように脅され、それを偶然知った隣人の女からはストーカーされ、妻とはますます仲が悪くなり、庭を荒らすアライグマはさらにその暴挙をエスカレートさせるのだった。そんな中、ジェフは心の慰めを得ようと、ジムで知り合った腎臓病を患う黒人男性に仕事を紹介したのだったが……。トビー・マグワイアをはじめとする豪華俳優陣競演で贈るのは、そんな人生の袋小路に迷い込んでしまった1人の男の騒動をシニカルに描き出すブラック・コメディでした。まあ、やりたいことは分かるのだけど、さすがにエピソードを盛り込みすぎじゃないですか、これ。主人公ジェフに降り掛かる不幸というのが、①友人の妻との浮気がバレその友人に脅迫される②隣人の気が変な女に惚れられ執拗に言い寄られる③ジムで知り合った男は腎臓移植を受けなければあと数年しか生きられない。というどれもこれも1本の映画に出来そうなほど濃いものばかり。ストーリーが進んでいけばいくほどそのエピソードが一向に纏まっていかないというのが本作の致命傷だと僕は思います。まさに「散漫」というしかありません。それにこの監督のユーモアセンスとは合わなかったのか、僕は最後までほとんど笑えませんでした。唯一笑えたのは、最後に全てを知った妻が発する、「信じられない!こんなことが現実にありえるの?」という言葉。それはこっちのセリフだっつーの(笑)。最後のオチも後味悪いし、主人公がときたま見るアライグマの妄想もよく分かんないし、僕は本作のいい観客とはなれなかったようです。
[DVD(字幕)] 4点(2015-08-16 19:55:11)
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31266.72%
424713.17%
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733017.60%
821511.47%
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10140.75%

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