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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2253
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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41.  デス・プルーフ in グラインドハウス
監督が愛情と郷愁を込めて作った“ザッツB級”映画。例えるなら駄菓子だと思いました。大人にとっては懐かしの味。駄菓子の特徴は、欠点がそのまま長所だということ。曰く、品質が悪い、安っぽい、栄養価が低い、子供騙し…。けなすことならいくらでも出来ます。でも好きな人にはソコがたまらないポイント。だから本作は批判を受け付けない作品だと思います。文句を言ったほうが負ける。でもあえて言いましょう。本作は『う○い棒』だと。その心は…味は濃いけど中はスカスカ。でも好きなんだよな、チーズ味。
[DVD(字幕)] 5点(2008-06-12 19:33:43)(笑:1票) (良:1票)
42.  デンジャラス・ビューティー2
本作の価値は、バタ臭い男顔のサンドラ・ブロックにオカマ役をやらせた事に尽きると思います。あとは可もなし不可もなし。なお、テレビ吹替え版で観賞したのですが、やたら流行語を取り入れた日本語訳が耳につきました。スパイス程度ならご愛嬌ですが、連発されると正直鬱陶しいです。
[地上波(吹替)] 5点(2008-03-09 19:51:20)
43.  点と線 《ネタバレ》 
主人公に感情移入できないのが難点だと感じました。あんなに恣意的に見込み捜査をされたら、たまったもんじゃないと思う。仮にこの事件の犯人が本当にシロだったとしても、クロに塗り替えちゃいそう。それに心情を語りすぎなのも困る。観客が人物へ感情移入する作業は、すなわち「自分ならこう思う」ということ。先に心情を語られてしまったら、観客の想いを挿入させる隙が無くなってしまう。映画なら、“語らずとも想いを伝える”ことが出来ます。その特性を活かして欲しいと思いました。原作はいわずと知れた傑作小説。その映画化としては少々物足りないのでは。
[DVD(邦画)] 6点(2008-03-08 19:20:46)(良:1票)
44.  DOA/デッド・オア・アライブ(2006)
原作ゲームは未プレイですが、“パイの揺れが好評だった対戦格闘モノ”であることくらいは知っていました。だからてっきりFカップ以上のボインちゃん祭りかと思いきや、これがなんとも控えめな。もっとも個人的には小さめが好みなのでむしろ大歓迎。ただ、デボン青木の顔はスキじゃない。肉体的にも忍者には見えない華奢っぷり。もうちょっと適任者はいなかったものかと。本作についてはストーリーについて言及する必要なし。ワイヤーバリバリのマーシャルアーツ系格闘アクションをぼんやり眺めていればいいのだと思います。気負いなく観られるのがイイ。正月に観るのには丁度良かったです。
[DVD(字幕)] 5点(2008-01-02 19:01:56)
45.  デッドコースター
設定だけでなく、前作の流れを汲んだ正統派の続編。ショッキングシーンのえげつなさはパワーアップ。でもスッキリと見せる工夫をしているので、悪趣味ではありません。殺しのバリエーション豊富。フェイクもふんだんに取り入れられており、飽きずに観られました。生還要件が提示された部分が、前作と一番の違い。そして長所です。漠然と死の恐怖から逃げるよりも、生き残る希望があったほうが、恐怖が高まると思います。ただ難点もちらほら。死の予兆が無いトラップが散見されたこと。助かるための要件がいとも簡単に(何の根拠もなく)提示されたこと。仕掛けそのものの遊び心が弱まった点等々。それでもテンポの良さがこれら短所を目立たなくしています。概ね良好。個人的には前作よりも高評価です。
[DVD(字幕)] 7点(2007-11-05 18:19:26)(良:2票)
46.  天使にラブ・ソングを・・・ 《ネタバレ》 
旧態依然とした体制を頑なに守り、ゆっくりと終焉を待つ。そんな瀕死の状態の教会に放り込まれた異分子が主人公。彼女はカンフル剤の役目を果たしました。その一番の効用は、“壁を取り外したこと”。文字通り教会と地域を隔てる垣根を、そして尼僧の意識の中の壁を取り除いた。本来教会は民衆と共に在るもの。でもいつしか孤立していった。どんな組織でも時間とともに当初の主旨から外れていく。楽な方へ偏っていく。それは摂理だと思います。だから“改革”が必要になってくる。改革という言葉を耳にしない時代はありません。常に修正しながら、より良い在るべき姿を模索していく。ではなぜ今回、改革は成されたのでしょう。その要因の一つは、主人公に気負いが無かったこと。彼女には、組織を変えてやろうなんて気概はありませんでした。そもそも部外者ですし。ただ、自分の居心地が良いように変えただけ。その自然体の彼女に周りも動かされた。声高に理想を叫ぶことが、人を動かすとは限らない。重要なのは、尼僧たち自身も現状に危機感と疑問を抱いていたということ。改革は一人の英雄によって成し遂げるものではなく、強力なリーダーが要る訳でもない。人々の気持ちが動いたその瞬間に、タイミングよく背中を押してくれる何か(誰か)がいれば、物事は変わるのだと思いました。きっかけは、小さなコーラス隊としがない三流歌手だったなんて夢がある。主演のウーピー・ゴールドバーグのキャラの良さは特筆もの。好感度抜群です。尼僧たちも愛すべきキャラ揃い。楽しい歌に心が弾みました。あえて難点を挙げるとすれば、コーラス隊が上達していく努力の描写が不足していたこと。また部外者である主人公が、最後まで指揮を執っていたことも腑に落ちない。彼女は彼女の居場所に戻るのが筋ではないかと。いやそうじゃない。神の導きによって彼女は、教会に辿り着いた。そして彼女自身の力で此処を“彼女が在るべき場所”に変えた。人から求められて働くなんて羨ましい。ならばオールハッピー。大ハッピー。彼女の笑みが、みんなの笑顔を呼ぶ。
[DVD(字幕)] 9点(2007-09-18 18:14:22)(良:1票)
47.  デンジャラス・ビューティー
サンドラ・ブロックのキャスティングが絶妙。意外とこの役は役者を選ぶと思います。ブサイクでは勿論務まらないし、美人がその美貌を隠すのは難しい。美人にも見えるし、ブサイクにも見える“ふり幅”が必要になってきます。その点で、サンドラのバタ臭い顔はピッタリ。おめかしすれば、その美しさは際立ちます。逆にあれだけ下品に振舞えば、セックスアピールは消えて無くなる。ブタ鼻には笑ってしまいました。物語のほうは、予定調和でしたがまずまず。サスペンスの要素は低いですが、コメディとして笑えるポイントが多々ありで好印象でした。
[DVD(字幕)] 7点(2007-09-08 18:13:43)(良:2票)
48.  10ミニッツ・アフター 《ネタバレ》 
久々に衝撃的な作品に出会いました。本作のキモとなる設定は“10分間だけ時間を遡れる”というタイムマシーン。当然、この設定を活かす展開を予想しました。でも、誰もこのスーパーアイテムを活用する気がありません。タイムスリップもので、これだけメインアイテムがないがしろにされるケースも珍しい。監督の興味は、もっぱら凝ったカメラアングルにあるよう。タイムマシーンの理論はサッパリですが、物語のほうは分かり易い。不用意に撃たれまくるキャスト。まるで殺されるために銃口の前に体を晒しているみたい。こうなると、行き着くラストは一つしかない。もはや基本設定も何も関係ない。外国人俳優の大根ぶりは、日本人には判り難いものですが、本作の場合は明白。ラディッシュアクター祭りでした。正直、「ないな~」と思いつつ観ていましたが、予想通りのラストでも、後味は悪く無い。それにタイムマシーンを操る主人公が“悪人であってはならない”というタイムスリップもののお約束が守られていたので、個人的にはちょっと満足。自分の判断基準だと2点クラスの作品ですが、+2点でお願いします。
[DVD(字幕)] 4点(2007-08-26 18:47:23)
49.  ディセント 《ネタバレ》 
光の届かぬ洞窟。いずれ尽きるであろう食料、電源。閉じ込められる恐怖は半端じゃありません。例えるなら、地底の『ポセンドン・アドベンチャー』。パニック作品として十分イケる設定。それだけに、後半ありきたりなホラーに移行してしまったのは惜しいと思いました。極限下のドラマだけで十分に魅せられる題材。それにしても地底人は、存在を疑いたくなるほど設定が穴だらけです(穴だけにネ!)。もっとも洞窟での惨事は、全て主人公の妄想と考えることも出来なくはない。精神に異常をきたした彼女がみんなを殺した。それなら冒頭の自動車事故にも意味が出てきます。ただし、仮にそうだとしても評価は変わりません。いずれにしても、誰かが地上までたどり着いてくれないと締まりが悪いです。
[DVD(字幕)] 5点(2007-07-29 00:08:49)(良:1票)
50.  DEATH NOTE デスノート the Last name 《ネタバレ》 
前編に当たる部分の原作は既読ですが、本作の原作部分は未読。そういう立場での感想です。映画版デスノートが大方の原作ファンに受け入れられた理由。それはほぼ忠実に世界観を再現出来ているからだと思いました。マンガ原作の特性。それは観客が視覚情報を共有していること。月やLの容姿はみんなが知っている。だからキャスティングが重要です。イメージとかけ離れていては、誰も受け付けてくれません。超がつく原作の美形キャラに、誰をキャスティングするか。その部分を外さなかったことが、本作最大の勝因だった気がします。『NANA』の中島美嘉なんかもそう。あとは支持されている原作の流れに沿えばいい。ファンは概ね好意的に受け取ってくれる。原作に対する好意が、そのまま映画の評価についてもプラスに作用した。そのように感じました。では、そういうアドバンテージを外すとどうか。Lの捨て身の賭けには唸りましたが、それ以外はピンとこないというのが正直なところ。月は極めて論理的、合理的に思考するキャラ。そして狡猾で慎重なはず。その彼が切り札(デスノート)を手放す危険を冒すとは思えない。騒動のための騒動に見えてしまいます。そう思えるのは、キャラクターの描き込みが不足しているからとも言える。彼の“心のかたち”が見えれば、納得できる展開なのでしょう。世界観、すなわち上辺はキレイに繕ったが、中身には手をつけなかった。そんな印象です。原作の知識で足りない部分を補完できる人には満足出来ても、そうでない人には厳しいと感じました。ところで月は、デスノートに「夜神総一郎は、身近にいる甘党を銃殺したあとに自殺した」と書けばいいと思ったんですが、それってダメ?
[DVD(邦画)] 5点(2007-07-10 18:33:39)
51.  天国の口、終りの楽園。 《ネタバレ》 
少年2人の派手な言動に目を奪われがちですが、真の主役はルイサでした。それは衝撃の結末で明らかになります。彼女が置かれていた状況を知ると、今までの出来事に対する捉え方が劇的に変化します。ルイサの心情を慮ると心が締め付けられる。同姓の観客ならば尚更でしょう。それは深い余韻を伴います。それにしても人生は無常なもの。しかし情緒的に捉えることも出来ます。彼女が「終わりの楽園」に辿り着いたのには、意味があるのではないか。存在するはずのないビーチ「天国の口」。もしかしたら、彼女は誰かに導かれたのかも。ルイサにとってハノは、夫である前に恩人でした。孤独から救ってくれた人。でも愛情とは、少し違うかもしれない。彼女が生涯のうちで最も愛したのは、元彼だったような気がします。ちょうどテノッチやフリオと同じくらいの歳に事故で死んだ彼。前歯が欠けた、ポニーテールの彼です。彼の話をするルイサは楽しそうでした。顔すら分からない彼の姿が頭をよぎります。ラスト、少し大人になったフリオの髪は伸びていました。頭の後ろで髪を縛れるほどに。この事から、死んだ元彼の霊的な介在を主張する気はありません。でも、ものは考えよう。全ての事に意味がある。理由がある。そんなふうに考えることで、救われることもあります。この夏の出来事が、2人を成長させたとは思いません。この出来事がなくても、テノッチとフリオは別れたと思います。2人の関係は、成長期の少年に多い、特殊な結びつきでしたから。彼らにとって彼女は、甘いような苦いような思い出の一つでしかないと思います。彼女の死を知ってもなお、それは変わらないと思う。少なくとも今のところは。ただ、ずっとずっと経ってから、ふと思い出して涙を流す日が来て欲しいと願います。それはたぶん精神的に彼女に追いついた時。その時、この経験は彼らをいい男に変えてくれる気がする。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-14 19:00:05)
52.  デジャヴ(2006)
(ネタバレなしで書きます。なお予備知識は無いほうが、間違いなく楽しめます。公式サイトもテレビCMも、ネタバレしていると思います。注意して書いたつもりですが、自分の書き込みも読まずに映画館に足を運ばれることをオススメします。)まずとんでもない設定に惹きつけられます。簡単に以下説明。複数の衛星を駆使した、凄い監視システムがある。ただし衛星から送られてくるデータが膨大過ぎて、処理に4日かかる。ゆえにリアルタイムでは画像を見られず、4日前の画像しか見られない。でもこのシステムが凄いのは、監視エリア内であれば何処でも瞬時に視点を移動し、アングルを自在に変えられ、室内も見通せるということ。しかも音声つき。例えるなら“4日前のあるエリア内に、瞬間移動のできる透明監視カメラがある”ようなもの。ただしカメラは一台しかいないので、何処にカメラを向けるか指示しなくてはならない。そして過ぎ去った場面を別アングルで見直すことは“不可”。超ハイテクシステムなのに、有効活用するには人間の勘が必要。このシステムを使って、爆破テロの犯人探しをするのが主人公の役目です。つまり4日前“犯人が立ち回ったであろう場所を推理”するのです。「このシステムすげえなあ」と「犯人は特定できるのか?」で自分の頭はいっぱい。と、ここまでは序の口です。ここからの怒涛の展開が本作の見せ場です。結構荒っぽい。でも観客に考える隙を与えず、力ずくでストーリーに引き込みます。手に汗を握り画面に釘付け。そして最後には「なるほど」と膝を打ちました。伏線の張り方もお見事ですが、多少粗くても勢いで“魅せる”作品だと思います。余韻は絶品です。先に述べたように、公式サイトもパンフレットも視野を狭めてしまうので、鑑賞後の楽しみにとっておいてください。
[映画館(字幕)] 8点(2007-03-21 10:47:18)(良:1票)
53.  テレフォン 《ネタバレ》 
本作の要は、テロ実行の仕組みにあります。ただ、早々にネタバレ。というより最初からネタを隠そうという気がありません。ある意味潔い。でもその後の展開は退屈でした。催眠状態の演技も低調。“受話器を元に戻すことが出来ない”という一様の表現に閉口しました。“テロを行う場所の特定”という謎解き要素はあるものの、真相のしょぼさにガックリ。一気に物語がスケールダウンします。オチの台詞にしても気が利いているようで、単に品を下げているように感じました。アイデアは面白いです。でもアイデアのみに頼ってしまった気がします。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-02-10 11:04:49)
54.  天河伝説殺人事件
影を強調した独特の映像、細かな切り替えを使用する手法などは、紛れも無く市川崑監督作品そのもの。演出のテクニック自体は相変わらず魅力的だと思います。ただ、全体的には随分と“雑”だと思いました。「映画」を観ているというよりは、2時間TVサスペンスを観ているような感覚。(ナレーションが石坂浩二なので『渡鬼』風でもあり。)豪華なキャスト故につくりの安っぽさが際立ってしまった気がします。そして最大の謎は、何故「金田一シリーズの世界観」をそのまま引用したのかということ。これはホントに謎です。演出手法が同じですから、金田一シリーズと雰囲気が似通ってしまうのはしょうがないと思います。でも加藤武に「よし!分かった!」と言わせてはアウツ。監督は原作者が横溝正史氏であると本気で勘違いしていたのではないかと、疑いたくなります。犯人を推理するよりこの謎を解くほうが遥かに難解です。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2007-01-09 18:23:30)
55.  DEATH NOTE デスノート(2006)
とくに原作ファンではありませんが、コミックは7巻くらいまで既読。そういう立場での鑑賞でした。まず原作にかなり忠実だなという印象。ただ原作は、夜神明の心理描写がとにかく多いというイメージがあるので、そのあたりは控えめだったかなと思います。続編を観たいという気にさせているので、本作は成功。主要キャストが原作のイメージどおりのビジュアルなのも良。
[地上波(邦画)] 6点(2006-10-29 23:02:30)
56.  デモリションマン 《ネタバレ》 
未来の超管理社会をぶっ壊す主人公。筋肉、粗い言葉遣い、銃、ステーキ、SEX…アンチテーゼとして示されるアイテムの数々はまさしくアメリカ的。多分これが自由の象徴なのでしょう。イッツアメリカ、スタローンがすべてを解決。「私たちが間違っていたわ」目覚める市民。「まあ、みんな仲良くやろうじゃないか。双方歩み寄ればいい」いい言葉です。でも、勝ったから言える台詞でもあります。自由は素晴らしい。そうです。自由は素晴らしい。
[地上波(吹替)] 5点(2006-10-16 18:54:25)(良:1票)
57.  天使のくれた時間 《ネタバレ》 
本作は“ちょっと良い話”的な終わり方になっていますが、けっこう微妙なお話だと思いました。主人公が見た夢はあくまで夢。仮に現実世界で元恋人とやり直すことになったとしても、夢の中の生活が待っているわけではありません。過ぎた時間は戻らない。それに“何が幸せか”は人それぞれ違うはず。“家族を持たない人生なんてつまらない”という価値観の押し付けなら御免です。ただ、本作の良いところは、2人がコーヒーを飲む場面で物語を終わらせたこと。この後の展開は観客それぞれの価値観で、想像すればいいのかなと。2人で家庭を持つ展開にするもよし、やっぱり2人とも独立して生きていく道を選ぶもよし。いずれにしても彼女次第ですね。やっぱり“気づかない”人生の方が幸せかもしれません。それに“気づかないように”していることも沢山あります。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-11 18:15:47)(良:2票)
58.  電車男 《ネタバレ》 
原作本未読。映画より先にTV版を観ています。中谷エルメスは年齢的にはキツイけど、伊東エルメスより品がある。そして母性が強い。個人的には断然中谷派です。それにしてもエルメスがありえないくらい良い娘。実際、こんな娘いないだろうなあ…(遠い目)。それはさておき、何気に名台詞が多い。「あれ実はカマかけてたんです」「少なくとも私にはモテモテですよ」「エルメスさんち行きのチケットはJTBじゃ売ってくれないんだよ!」「スキっていったらもっとスキになっちゃいました」クサイ台詞ですけど、グッときますね。掲示板の住人を反対側プラットホームに登場させた場面はニクイ。この距離感がネット上のつながりなんですね。決して触れ合うことはない。でもそこにいるんだよという。嫌な人間が出てこないのも○。ファンタジーとして割り切って観られます。ただ、音楽のセンスがイマイチ。最後にTV版コンビを出したのも、やりすぎ。“誰でも電車男になれるんだよ”という意味かもしれないが、商売気が見えすぎです。
[地上波(邦画)] 7点(2006-09-17 11:51:39)(良:1票)
59.  天国の青い蝶 《ネタバレ》 
“最後は涙、涙”のような展開かと思っていたのですが、意外なほどさらっと終わったなという印象です。個人的には、お涙頂戴に走られるよりスッキリしていた方が好みですが、面白みには欠けました。もう少しエンターテイメント的な展開があっても良かったと思います。親子にイマイチ感情移入出来なかった点はマイナス要素でした。(親の気持ちは理解できるが、アプローチの仕方や態度が鼻についた。)熱帯雨林の空気感、昆虫の接写映像は綺麗で良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-07-27 18:16:15)
60.  デイライト
パニックものの主人公(リーダー)に求められるもの。それは、みんなを引っ張るだけの”体力”と精神的支柱となるための”知性”だと思います。スタローンからは並外れた体力は感じますが、インテリジェンスはあまり感じません。そのためキャスティング的に合っていなかった気がします。ラストには苦笑いしました。
[地上波(吹替)] 4点(2006-07-16 00:41:41)
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