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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2001
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1.  ドリームランド 《ネタバレ》 
もし‶ボニー&クライド”のボニーが一人生き残ったら、というお話。時代も設定もまんまだもん。 脚本に惚れ込んだというマーゴット・ロビーは大熱演だけど、なんか雰囲気美人みたいな映画。小手先ばかり弄してきて心にグッと刺さらない。 演出が鼻につくんですよ。時折サイズの違うアート的な画を挟んできたり、町のイベントでじいさんが独演で繰り出すリズム音がBGMへと移ったり。モーテルのシャワー室でのシーンは画を男の横顔とシャワーカーテンで二分割。この固定カメラで会話すること数分。会話の内容も大したことないし、つまりこの画を撮りたかっただけだね。お洒落だと思ったのかな。 ナレーションが青年の義妹だというのもしっくりこない。事件当時はまだ7歳くらいじゃないですか。こんな小さい子が事件について語るほどあらましを把握していたとは考えづらいし、そもそも義兄に対してそんなに思い入れがあったっけ?あっさりした兄妹仲に見えたけどな。 名作にインスパイアされても感動の二番煎じとはいかないもんですね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2024-02-19 23:31:49)
2.  ドリーム 《ネタバレ》 
まだまだ黒人差別が色濃い60年代にNASAのプロジェクトに貢献した3人の黒人女性のお話。偏差値が超高い人たちの社会であっても道徳的価値観は知性とはまた別なモノなのね、と戦慄すら覚えました。 黒人専用のトイレに毎度800mも走るなんて。「自分たちの」コーヒーサーバーから彼女がカップに注いだ時の白い目。データを黒塗りする同僚。働きづらいことこの上ない環境下でも、彼女らは街中で暴徒と化す同胞らと違い、黙々と自分の成すべき業務をこなすのですね。悔しいったら。でもその分、ついに上司にブチ切れた場面が活きました。「考えてもみなかった」彼女らの被差別環境にようやく気付いて呆然とするケビン・コスナーの表情が良いです。コスナーはこのところ良い仕事をもらえているようで。演技幅の広い人ではないけれど、今作の”リーダーシップのある上司”像は彼にとっては十八番といっていいほどのハマり役ですから、とても説得力のある存在でした。 原題(Hidden Figures)の指す通り、NASAにこんな切れ者の黒人女性技術者がいたとは全く知らずにいて驚きました。でもこの驚きの中身って「黒人の、それも女性が活躍していたとは」に他ならない。キルスティン・ダンスト扮する上司に投げかけられた言葉「貴女が偏見などないと思い込んでいることは知っている」これはそのまま私にも当てはまるのだと気づいて、うっ、となりました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-11 23:16:28)(良:1票)
3.  翔んで埼玉 《ネタバレ》 
たしか三十数年前にも埼玉vs千葉の田舎度争いが全国的(?)に盛り上がったことがあったなあと記憶しているのですが、とうとう映画になるとはこのネタの普遍性に驚くばかり。 魔夜峰央のクドく、こじれた少女漫画の世界観をGACKTという逸材を得て奇跡の実写化大成功と言えるのではないでしょうか。 こんな話なのに役者らが大熱演。しかも楽しそう。こんな話なのに、エキストラ大量動員の決戦場面は熱量大放出で迫力満点。無駄に流暢なカメラワークや、けれんみ溢れる演出がこの馬鹿々々しいワールドに見事に機能しており、制作陣の遊び心のセンスはまことに健全であると感じ入ります。 埼玉、千葉にとどまらず、周辺県への流れ弾もハンパないですが感動しちゃうのはこんなネタにされてもむしろ大ウケしている当該県の皆さまの感性豊かなこと。スタッフが謝罪しに行った時の埼玉県知事のにこにこ顔といい、遠くイタリアでも笑いを取れたという余禄といい、たくさん心温まる気持ちにさせてもらいました。
[地上波(邦画)] 7点(2020-03-01 23:36:51)
4.  ドクター・スリープ 《ネタバレ》 
この映画を観たいと思う人って、大方が”シャイニング”を鑑賞済みであると思うんですよね。となると、あの独特の、精神に異常をきたしそうなキューブリック流の「美」を期待したのは私だけではありますまい。 ところが、なかなかそんな感じにならない。アル中に悩む大人になったダニーと超能力少女と人外サイコ集団がESP対決を繰り広げる前段はまるでアメコミのサイキックバトルのようで、シャイニングファンの思いから大きく外れたものになっています。正直戸惑いました。 しかし、ここからです。ちゃんと監督はシャイニング派に向けて怒涛の巻き返しを用意してくれていました。 ついにあの超陰気な短調の調べにのって山道をよろよろ登ってゆくクルマの画がスクリーンに広がった時は、感激で肌が粟立ってしまいました。そしてオーバールックホテル!時間の経過も合わせて良く再現してくれたものです。  ローズの憎ったらしいことは野球少年のくだりで怒り心頭でしたから、ホテル先輩やっちゃってくださいよ的な気分にもなります。懐かしの亡霊フルメンバーも嬉しい(?)。けど、肝心のジャック・トランスがオリジナルニコルソンの風貌が強烈なためにそっくりというわけにもいかず、ちょっと残念ではありました。 残酷場面はほんとに残酷なだけで、キューブリックの毒々しい美的感覚は無く、やっぱり前作とは別物。だけどダニーが何故あの忌まわしいホテルへ戻らねばならなかったのかその辺の理由付けに無理のない脚本は技巧的に優れています。 バッドエンドにしなかったラストも、良い後味が残りました。
[映画館(字幕)] 7点(2019-12-29 23:59:13)(笑:1票) (良:1票)
5.  トランス・ワールド
これ好き!ほんと面白かった。台詞に込められた数々の伏線にも一切気付かなかったし、ロケットを皮切りに一気呵成に明かされてゆく全貌には圧倒されて口が開きっぱなしでした。 映画に求めるものは映像の凄さより話の面白さ。ストーリーテリング重視派を自認する身にとって、こういう脚本一本で勝負してくる野心作は心底シビれます。 きりっと短くまとめたセンス、その切れ味まるでサキの短編のよう。お見事でした。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2019-12-14 00:24:34)
6.  ドント・ブリーズ 《ネタバレ》 
盲目の老人の家に盗みに入ろう、という時点で客を味方にできない若者どもなんですが、これがその後いろんな方向に予想を裏切ってくるのがこの映画のミソ。まず被害者の老人がモンスター。サイコっぽくもある。危な。あまりに思考がぶっとんでいる元軍人のじーさんを「被害者」と呼んでいいのか、こちらの判断も怪しくなってきます。居心地悪いです。作品中唯一といっていい「被害者」の女の子は助からないし。大金せしめて逃げおおせたと思われた強盗一味の彼女はラストに知ります。「逃げ切れていない」と。こういった一連の斜め上の脚本力はなかなか、と思いましたが、ホラーとしてはいまいちかなあ。ちょっとね、逃げる、追うの繰り返しで長く感じちゃうんですね。一軒家なんだからこんなに広いわけない、とか細かいこと気になったり。冒頭の寂れに寂れたラストベルトの街並は、やばそうな雰囲気満点だったんですけども、そこが作品のピークかな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-02-10 14:49:32)
7.  特捜部Q Pからのメッセージ 《ネタバレ》 
前作でキツすぎたグロ描写が控えめになり、プロット重視になった3作目。3作目にして一番の出来かと思います。子供も死ななくて良かった。 犯人サイドの描写と捜索側の動きを交互に入れて立体的に見せる演出が、飽きさせず上手いです。 ”エホバの証人”という特定の宗教批判かな、と思わせておいていやいやさらにその上の、カルト信仰心の危険性を鍵にしてきたのも意外な展開でした。 個人的にはちょっと苦手なカール刑事、今作も終始重苦しい表情で前作より抱えるモノが重くなっちゃってるんですが、宗教観のことで相棒と口論になったり、かなり自己の内を見せてくれるようになりました。ラストの葬式で落涙する姿にはぐっときます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-20 16:32:13)
8.  特捜部Q キジ殺し 《ネタバレ》 
二作目ということでスタッフ張り切りすぎたような。猟奇な描写も悲劇のほとばしりかたも、ちょっと手を入れすぎであざとく感じます。品格がシネマレベルではなくテレビに近いのです。 例えば冒頭、被害者姉弟の父ちゃんがなんで風呂場を真っ赤に染めて自死せにゃならんのか。真相の際までたどり着いた、その時期に。ヒロインも所在を隠すためとはいえ、あんなに身を落とす必要あるのかしら。実家は裕福なのに。演出のためのホームレス設定としか。 相変わらず北欧の強みで画は重厚で、森といい建物といい、深遠な雰囲気はふんだんに醸します。レイプシーンや暴力が多いので陰惨さは前作の二割増、でも話の面白味は三割減といったところでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-01-19 14:54:31)
9.  特捜部Q 檻の中の女 《ネタバレ》 
陰惨、猟奇的、でも画は(緯度が高いせいか)清潔感あり、という北欧サスペンスの特徴を全部備えてます。謎解きと格闘するプロセスも至って地味で真面目。突拍子も無いアイテムや突然現われる情報提供者とかそういうのはありません。お国柄というんでしょうかね、これまで観てきた北欧系の作品は皆大真面目にグロかった。 本作が出色なのは刑事ペアの一人がアラブ系だということ。ぐっと暑い地域のDNAを有している彼は相方である生粋の北欧人のおっさんが暗く鬱屈していても、程よく前向きに物語を進めてくれる。深い思考と、前に推進する機動力と。この絶妙なペアがQシリーズの成功の鍵といえます。 ああ、地味地味と言いましたが、”見せ場”の監禁場面なんかは大掛かりですよ。あんな高圧をかけられる装置が何故一農家にあるのだろう。という疑問は脇に置いといて。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-17 19:45:54)
10.  ドクター・ストレンジ 《ネタバレ》 
一体トータルでギャラ支払額はいくらになるんだろうと思っちゃう位の出演陣の華麗さといい、目も眩むようなVFXの画力といい、ディズニーの資本力の強大さを嫌というほど分からされる一本。なんだよー低予算の「カメラを止めるな!」だって面白かったぞ。 どっさりお金がかかってますからそりゃこれぐらいの水準の娯楽は提供してくれないと。話はアメコミ以上のものではないですけど、どの役者もキャラ作りをしっかりやってておとぎ話に説得力を持たせてますし、「魔法」を視覚化した映像は驚愕の一言。ただ、私の頭の中では「インセプション」のコブの台詞「凄いけどやりすぎだ」が響いちゃいましたけど。 ドクター、妙な勝ち方をするもんですねえ。とかくアメコミは最終的には「殴り倒して勝つ」イメージだったので、「しつこく粘って相手に匙投げさせる」作戦はまったくの予想外。おお新しい! ベネさんもミケルセンもちゃんと仕事しててプロだなあと思います。簡単だったろうなあこんなわかりやすい役は。本国で「文芸もの」をさんざん演ったので、ちょっと息抜きしたくなったんですかね、二人とも。
[映画館(字幕)] 6点(2018-10-28 17:04:12)(良:2票)
11.  ドラフト・デイ
絶頂期にはもう見飽きるほど、当たり作続きだったケビン・コスナー。水映画でコケてから、長い低迷期に入るとは人生分からないものだなあと思っていた。今作、「どれどれ」の気分でナメてかかって観ましたら、おやこれがなかなか”見せる”ドラフトドラマなのでした。コスナー復活の狼煙となるか。 プロスポーツの経営ドラマといえば、ブラピの「マネーボール」が記憶に新しいし、評価も高い。二番煎じというハードルもなかなか高いぞ、と思ったのですがこちらはアメフトのドラフトの一日に絞ったのが功を奏しました。 ライバルチームの腹の探りあいや、旧知の選手とのわだかまり、オーナーやファンからの圧力といったマネージメント業のストレス要素をみごとドラマに変換し、さらに一人の目玉選手について「マイナス点の有無」を観る者にも投げかける引っ張り方も巧い。 コスナー個人の恋愛ネタがちょっとうるさかったですが。ここ職場だよ。 苦悩しつつ、毅然と考えを貫くGMにコスナーが久々にかっこよくハマりました。長らく御無沙汰でもスクリーン映えするその姿。きちんと容姿をキープしているプロ根性に、ケビン・コスナーやるなあとちょっと感動しました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-09 00:45:26)(良:1票)
12.  トゥルー・グリット 《ネタバレ》 
コーエン兄弟にしてはアクの少ない”普通の”西部劇を作ったものですなあ。やたら委員長的な女子をヒロインに据えているせいか、はじけっぷりは今ひとつ。お尋ね者を探しに訪れた小屋での緊迫感あふれる一幕はさすがです。あそこが一番印象深い。 個人的にヒロインがあまりタイプではなかったけど、J・ブリッジスとM・デイモンの見事な化けっぷりが楽しかった。マットはまたも新たなキャラクターを自分のものにしてて上手いですねえ。ブリッジスもマットと競って二段階くらい引き上げてもらってるような感じ。 もう少し話に乗れたらなあ。結局女の子は足引っ張ってるじゃん?そりゃそうだろう。力の無いティーンの女子が西部で何ができるというのか。あなた、無法者のおっさんを追うなんて無茶は保安官に任せて、残された母と弟妹の世話に戻るべきなのでは?店主の厚意で馬のお金も手にできて、大変ありがたいことですよこれは。・・などと思ってしまったのでこれは映画鑑賞の姿勢としては、やや失敗だったのでした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-02-18 00:29:41)
13.  トランス(2013) 《ネタバレ》 
”失った記憶の中には何があるのか?!”との釣り文句にひかれたけれど、あんまり大したもんが入ってなかったなーというのが率直なところ。マカヴォイが粘着質な暴力男で,女医の催眠術?で絵を盗みましたというオチ。アンタのせいで苦しんだんだから私のために絵を盗んでこい、とはこの女医もケッコーな逸脱ですなあ。それにラストのけろりとした明るさは頂けない。赤い車の女の子が可哀想すぎるでしょうが。 ヴァンサン・カッセルは良かった。色っぽくて。うん。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-07-04 23:45:46)
14.  ドリームハウス 《ネタバレ》 
ネタバレすると“隣家内のトラブルが発端の単なる人違い殺人”というミもフタもないオチでした。なんかもっと考えつかなかったのかなあ、ここ。「間違えました」で一家惨殺じゃシャレにもホラーにもならないよ。うかつにもほどがある あいつ。 この終盤でちょっとがくっときちゃったんだけど、画がしっとりとして品があるし、名のあるスターの競演は観ていて楽しかった。子役も可愛い。 例によってぼんやりの私に真相が途中で読めるはずもなく、妄想から覚めたときの廃屋の描写はそれはそれはショッキングでした。 愛娘たちとの別れを決意する炎の中のダニエルは、こちらをもらい泣きさせるほどの力演でありました。蝋人形タイプのイケメンの彼ですが、本作の父親役は情感にあふれててなかなか良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-01 00:07:01)(良:1票)
15.  21ジャンプストリート
オリジナルにどれほどの愛着があっての制作なのかは知らないが、一映画としては凡庸な出来ではないでしょうか。高校生活の描写はもうお決まりごとのオンパレード、勝ち組とオタク組、プロムにパーティにステージと、記号のようにイベントごとが並ぶ。並ぶだけ。 そして何が許せないってCSの番組紹介でJ・デップの出世作、とだけ記すのはあまりに言葉が足りないよ。よく考えれば2012年の作品が出世作なわけないんだが。ここでは単にカメオ出演だった。そう書いてくれ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-11-18 00:27:51)
16.  トゥルース 闇の告発 《ネタバレ》 
紛争下での犯罪を暴く映画は多いけれど、これはまた群を抜いてとんでもない凄まじさ。人身売買プラス女性の人権侵害、加えて加害者が国連配下の組織ぐるみだつーんだから、もう本当に現実のことなの?と疑いたくもなる。 巨大な組織犯罪を相手にもがくヒロインは、大変勇気のある女性だと思う。映画の中では足を引っ張られ、完全勝利することの難しさで終わっていたけれど。人間ってこんな酷いことができるんだ・・、と何度も絶望的な気分になり、こんなことがあっていいわけないだろ、と一人でも多くの人に同意を求めたい気持ちになった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-17 00:03:29)
17.  ドライヴ(2011) 《ネタバレ》 
一言で言うと任侠ですなあ。惚れた女のために一度は抜けた裏社会に、今回だけと舞い戻る。銃撃戦の血生臭さや陽の光の当て方等はけれんみ溢れてて、洋画お得意のハードボイルドというよりは往年の東映ヤクザ映画のテイストに近い。人妻のキャリー・マリガンが幼顔のせいで浮いてるけど。 冒頭の逃がし屋ドライバーの力量発揮の場面は印象的だったし、なんせタイトルがドライヴなので、クライマックスは当然運転技術の卓抜さで敵を出し抜くのだろうと思ってしまった。素手で殴ったり刺したりとは意外すぎた。うそぉ、と落胆したのは私だけかい?
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-02-10 00:06:57)(良:1票)
18.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 
ぱっと見はオリジナルそっくりだなあ、というのが第一印象。ルーニー・マーラのリスベットは一瞬オリジナルの女優さんかと思うほどだし、鬼畜後見人への復讐場面や最後の地下監禁部屋の内装?などはほぼミレニアムのまま。でも映画を観終わってみると、こちらの方が滑らかにストーリー展開していたような感じを受ける。ここら辺は商業映画に長けた脚本家が上手いこと手を入れたんだろうな。ミカエルとリスベットの関係、心の通い方などはオリジナルより丁寧に描きこんである。ラストなんかね、リスベット、それまで抜群のIQの高さでもってミカエルを凌駕していたのが、突如恋する小娘に成り下がる。ミカエルにあっさり遊ばれてた感すらある。“大人の男”の一枚も二枚も上手な度量を見せつけて、ここにきてダニエル・クレイグが見事にこの役にはまる。リスベット、ますます男嫌いにならなきゃいいが。
[DVD(字幕)] 7点(2013-11-04 01:20:21)
19.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 
愛しいオモチャたちがストレートにメッセージを伝えてくる、カラフルでPOP,ハートウォーミングなワンダフルワールド!何言ってんだ。乏しい語彙を振り絞って絶賛したくなる、素晴らしき世界。オモチャを必要とする心へバトンタッチされたラスト、決断したのがウッディ自身だというのが泣かせる。ロッツォ、あいつもまたちょっと荒っぽいけど必要としてくれる持ち主のもとで新しい世界が広がるだろう。ワタクシ今まさにアンディのママと同じ立場にいて、子供らのオモチャをなんとか片付けようとしていた矢先に観てしまったこの映画。もう処分できないではないかウチのこの大量のぬいぐるみたち。頭をよぎる焼却炉の場面、ああ無理無理無理。
[DVD(字幕)] 10点(2012-07-14 17:08:13)(笑:2票) (良:3票)
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