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1.  コンタクト 《ネタバレ》 
もう何度見たか分かりません。ゼメキス映画の得意技、名台詞の使い方の絶妙さは泣かせます。エリーの科学者としてのカッコ良さとパーマーの宗教家としての存在感が最後まで生きてます。緻密に計算されたストーリーもテンポ良くて、憎まれ役のドラムリン、宗教過激派との盛り上がりも全く飽きさせない展開を作っています。なんと言ってもクライマックスシーンの美しさが最高です。
[ビデオ(字幕)] 10点(2009-11-07 01:58:08)
2.  ショーシャンクの空に
まさに絶妙のストーリー、時間を忘れるほどの軽快に進む中間部、全く無駄の無い計算され尽くした展開に文句無しのラスト。どこを取っても非の打ち所がない。モーガンフリーマンが演じるレッドの狂言回しが実に良い味を出していて、勧善懲悪系のストーリーを巧妙にリアリティー高いものに仕上げています。一度は見ていただきたい傑作です。
[DVD(字幕)] 10点(2009-10-28 00:01:34)
3.  マトリックス 《ネタバレ》 
仮想現実世界のネタでは最高傑作だと思う。アクションも公開後に散々真似されるほどインパクトの強いシーンばかりで、まさに3部作中でも最も気合入れてるのを感じる。ネオが現実世界に目覚めて仮想現実世界の存在を知らされるシーンは衝撃的だった。オラクルと会見するために仮想現実世界に潜入するモーフィアスらが着るコスチュームデザインも秀逸。シーンごとに最大限の効果を狙った音楽も抜群の出来だと思う。もうどこをどう見てもケチのつけようがない。
[映画館(字幕)] 10点(2008-01-24 22:51:56)
4.  うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
原作の持ち味を生かしながらかけ離れた世界観を巧妙に築くことに成功した数少ないTVアニメの映画化。永遠に終わらない、永遠に続いて欲しい諸星家、友引高校とそれをとりまく登場人物たちの夢のような生活がある日突然、どれが夢でどれが現実かという問いかけで始まるミステリアスな展開に発展する。観る者に夢と現実を錯綜させる不思議な感覚を様々な映像効果や音楽で効果的に演出している。原作とTVアニメを知っているファンたちにも満足いくよう単純に終わらないラブコメファンタジーがまた良い。
[映画館(邦画)] 10点(2008-01-20 19:34:37)
5.  遊星からの物体X
このような説明不能な人知を越えたエイリアンによる侵略物って好きです。南極基地で発見されるあたりで始まるというのもリアルで緊張感のあるスタートの切り方です。肉体を乗っ取られると醜い怪物と化す恐怖、仲間の誰が怪物になっているか判らない恐怖。これぞ最高のSFホラーって感じ。
[映画館(字幕)] 9点(2008-01-25 01:06:06)
6.  シン・シティ
複数の物語がオムニバスしてる映画って安っぽいイメージを勝手に抱いてたからしばらくこの映画の面白さが分からなかった。3回目に観たとき中毒性にも似たこの世界観に愛着が湧いてきてしまった。やっぱ変なキャラがいっぱい出てくるのが妙に気に入って、しかも白黒映画に漫画チックなCGが埋め込まれてすんごく丁寧な着色が入ってるところも気色いい。音楽も全面的にシーンとマッチしていてよく計算されてる。ケビンのドラえもんに出てきそうな優等生コスチュームは何なんだ一体?なんだかテカってしてるし、とにかく奇のてらい方が絶妙だな~。
[DVD(字幕)] 9点(2008-01-24 22:19:14)
7.  アイアンマン
原作はよく知らないのですが、ロバート・ダウニーが外観といい、しゃべりといいトニー役にぴったりはまっていて、今までに無い独特のヒーロー像が実現しています。ただもうちょっと脇役、ローズ中佐とか何とかならなかったのか。高いCG技術が重厚な初号機と軽快な2号機を強烈な対比で表現できているところもクセになりそうなくらい刺激的です。
[DVD(字幕)] 8点(2009-10-28 00:11:35)
8.  ウォッチメン
本当は機上鑑賞後にDVD。原作の知識ゼロで見ましたが、凄くツボにはまりました。なんだろうコメディアンのアホぶりが絶妙な音楽のセレクションに実によくマッチしていて、最近多い漫画原作だったので嫌な予感がしたけど当たんなかったですね。ただ、ストーリーが詰まり過ぎてて1回の鑑賞では完全に読み取れないのが難点でしょう。その後は何度でも見たくなるところもまたナイス。
[DVD(字幕)] 8点(2009-10-27 23:50:59)
9.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 
待ちに待った宇宙戦争のリメイク。強烈なCG技術とリアルな演出特殊効果で期待以上の復活振りに感激。トムクルーズ、ダゴダファニングの演技力の高さもリアリティを盛り上げてくれました。強大無敵な未知の知的生命軍団に突如襲撃され追い立てられていく恐怖、パニックで逃げ惑う人々。冒頭部分ではあたかもその場で体験しているような臨場感を味わえました。10点行きたいところだがやっぱり宇宙人のデザインがショボイし微生物で死ぬってのも原作尊重するならもうちょっと説明があったらって感じ。宇宙人も人間を滅ぼしたいのか血が欲しいのか今一判らんのも中途半端で結局8点献上です。
[映画館(字幕)] 8点(2008-01-27 01:16:28)
10.  GODZILLA ゴジラ(1998)
ごめんなさい、ハリウッド化されて期待していた通りの出来だったので素直に楽しんじゃいました。走るし、泳ぐし、魚食べるし、卵産んじゃう。これはもう日本のゴジラとは呼べないが、映画館で観た当時はでかい怪獣がCGでリアルに表現されているだけでも大興奮でした。この技術で平成ゴジラが製作されていたらなあ。
[映画館(字幕)] 8点(2008-01-21 00:57:34)
11.  サンシャイン 2057 《ネタバレ》 
俳優の演技力、特殊効果や演出の高さといい、次々登場人物が死んでいく硬派なストーリー設定と展開はディープインパクト以来久しぶりにお目にかかる映画だったと思います。リアリティの高さも保ちつつ、サスペンス要素とアクション要素を巧妙に含ませることに成功していて、見るものを飽きさせません。それでいてこのシリアスなラストはひょっとしたら受けが悪いかも?僕個人としては高く評価します。巨大な太陽の姿を象徴的に扱って、光と影の対照的描写もとても印象的。
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-19 13:54:48)
12.  ヘアスプレー(2007)
ギリギリのタイミングを狙っている予想を巧みに裏切るストーリー展開で後半からクライマックスまでの盛り上がりテンポが良く、久しぶりにミュージカル映画で楽しめました。主人公の歌唱力と踊りがもう一息に感じたのも同年代黒人生徒達との激しいレベルの差を協調したかったのかな?と勝手に想像してしまう。圧倒的な歌唱力と表現力を持つ黒人達の文化を流入してくるのに対して、時代遅れの価値観しか持てないごく一部の白人達が続けるむなしい抵抗がコミカルに崩れていく様がお約束的ですがそれもまた素直に楽しんでもらいたいポイントです。
[DVD(字幕)] 7点(2009-12-11 06:46:50)
13.  スターシップ・トゥルーパーズ3 《ネタバレ》 
全体としてまとまりが良くてストーリーに無駄がないところがさすが監督が原作脚本家だけのことはある。総司令官が歌手やったり、反戦争で公開処刑されたりと、ここそこに登場する連邦放送ネタがちょっと今回はしつこすぎた感じがあったかも。総司令官グッズ売ってたり、寄付しろとかロゴ出てたり、実は1作目のパロディのつもりなのか?初登場の爆弾バグがしょぼ過ぎで花火みたいなのに歩兵が身を挺して防いでるのがなんだかねえ。マローダーの活躍シーンも取って付けた感じでやはり予算の限界があったのかしら・・・と、突っ込みどころが満載なんですが実は見終わった後にはほんのりと満足感が。やはりテーマ音楽やジョニーリコ役を変えなかったこと、1作目で登場したブレインバグとの絡みなどもうまく話の展開に使われてたりと1作目のファンへのサービスがいっぱいあったからかな。色々気になる点は多いがこの満足感に7点を献上します。
[DVD(邦画)] 7点(2009-01-02 02:44:26)(良:1票)
14.  スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 
怪優ジャックブラックのロックに賭ける男を変態的かつ情熱的に演じてます。ロックってまだクラシックではなかったんだね。子供たちをのせてコンテストに出ちゃうあたりのストーリー展開はよくあるパターンだけど素直に楽しめます。個人的にはエンディングのセッションが好き。フレディのドラムソロがいい。
[DVD(字幕)] 7点(2008-01-25 00:48:48)
15.  マトリックス レボリューションズ
人間VS機械の最終的な戦争状態は迫力満点。双方ともバリエーションの少ない単調な兵器だけど独創性はかなり高い。エージェントスミスとの対決へ向かう展開もうまい。ただ終わり方が意味を掴み難くてどんなもんかな?やっぱり分かり易く衝撃的な一作目にはとても届かないなあ。
[映画館(字幕)] 7点(2008-01-25 00:27:33)
16.  マトリックス リローデッド
さすがに前作を超える内容は無理だったが壮大な世界観は十分堪能できた。仮想現実でのありえないアクションシーンが前作以上に強化されていたのが良かった。ストーリーが真ん中ってのは中途半端でつらいところ。エージェントスミスとの格闘シーンは笑えるんだが長すぎなんじゃないか?
[映画館(字幕)] 7点(2008-01-24 23:08:00)
17.  ハンニバル・ライジング
ギャスパーウリエルの知的にキモい演技は予想以上に良かったと思う。女性に甘くて悪人には徹底的に残虐なヒーロー誕生が合理的に描ききれているからとりあえず納得。
[DVD(吹替)] 7点(2008-01-24 21:41:15)
18.  マダガスカル
全体的に吹き替えの質は最近の海外アニメ物にしては最高レベル。ミュージカルで見苦しい字余りにはよくがっかりさせられて来たが、今回の小木博明”踊るの好き”は耳に残るくらい秀逸だった。肝心のストーリーがここまでつまらないのにキャラクターのしゃべりと絶妙な動きで結構楽しめる。ただ、キャラの造形が、カバってもっと口大きくなかったか?とかペンギンて口の真横に目がなかったか?とか、個人的に違和感が。猿の惑星、キャストアウェイのパロディが織り込まれているのは映画マニアを意識したのか?
[DVD(吹替)] 7点(2008-01-20 14:04:46)
19.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
実に12年ぶりの4作目、主人公の高齢化でシリーズ最後になるか?といういやな予感は的中しませんでした。今回もマクレーン刑事は傷だらけのボロボロですが、アクションシーンもピンチの脱し方も、マンネリ化しないで飽きずに最後まで観れました。付き合わされる相棒役は今回はオタク系の青年、悪役のテロリストもITインフラをターゲットにしている点などうまく社会情勢を捕らえた新鮮な内容になっていてお約束的な構成でも十分楽しめました。まあ相変わらずの車がドシャ!グシャ!のアクションやら異様なまでにマクレーン刑事が不死身なのはまあ娯楽映画なんで、この位やってこそダイハードではないかなと。年々この手の人質を前に窮地を脱する展開とか、悪役のアクションはどんどん派手で複雑かつ俊敏な動作に進化してるような。30年くらい前なら自分の娘が人質にとられたら、はい降参てのが普通だったような?
[DVD(邦画)] 7点(2008-01-16 09:54:06)
20.  28週後... 《ネタバレ》 
続編と聞いてそこいらの3流ゾンビ映画になってしまうのではという心配は見事に外れた。2008年初旬公開のゾンビ物の映画では最もハードコアな内容。俳優の演技力もやはり英国映画だけあって高いと思う。それだけに登場人物が次々と悲惨な最期を遂げるのがなんとも切ないがそこがこの映画の表現しようとしているリアリティと受け止めたい。欲を言えばゾンビ(感染して凶暴化した人)が凄い速く動けるのと、感染してからのゾンビ化がちょっと速すぎるような。でもこのくらい速くないと爆発的な増殖パニックの緊迫感が出せないかも。 最近の人類滅亡映画では映像技術の進歩で荒廃した世界観の描写が競い合うように向上してきている。特に米軍による空爆のシーンがすごい迫力になっているので見ごたえがあった。どうも終わりがしっくり来ないので続編があるためかなと勝手に納得。
[DVD(字幕)] 6点(2008-12-27 12:50:53)
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