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1.  マンマ・ミーア! 《ネタバレ》 
 エーゲ海はギリシャのカロカイリ島。母子家庭で育ったソフィの願いは、父親とヴァージン・ロードを歩くこと。母の日記を内緒で読み、父親の可能性のある昔の恋人3人に結婚式の招待状を出すと、本当に全員やってきて・・という話。   ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した作品で、日本でも劇団四季が未だ公演中ですね^^ 作品向けに楽曲が作られたわけではなく、既存の楽曲を軸に脚本を作るというジュークボックス・ミュージカルと言われるスタイル。この既存の楽曲が過去世界を席巻したABBAというダブル夫婦グループのヒット曲の数々から。タイトルも同作品中の楽曲の一つです。 タイトルでもある"Mamma Mia!"はイタリア語直訳で"私の母"ですが、意味は"おお!、なんてこったい!"という、英語でいう"Oh my god!"と同じだそうでw   ソフィ役には、「ミーン・ガールズ」のアマンダ・セイフライド。母親はメリル・ストリープ。父親候補の3人にはピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド。配役はイメージと歌唱力で選ばれたんでしょうけど、みんな上手いですよねー(ピアース・ブロスナンを除いてw)。  ソフィの結婚式を主軸にストーリーが進んでいくんですが、カッコイイ・カワイイ若者たちも結構多かったにも関わらず、ほとんどが引き立て役。真の主役はメリル・ストリープであり、その親友や昔の恋人たちが中心メンバーですw   結婚式をネタに父親探しを行うという、確かに彼氏や母親、呼ばれた母親の元彼たちにしてみれば噴飯ものの流れ。が、それはそれ、エーゲ海辺りには楽天的な土地・人柄が多いのでしょう、みんな心広く和やかに受け入れるわけです。イギリスでは「タイタニック」を超えて、史上歴代興収1位になったそうで、もしかしたら閉塞感を打ち破りたいという願望が表れているのかもですね。  なにしろミュージカルって、みんなが能天気になったり或いは思い込み激しく叫んだりで、ストーリー中にいきなり歌い踊りだすってゆー展開が普通なんですが、そういうお約束を受け入れて観れば、ミュージカル好きでなくてもツボにはまれます。そして何より、30年も前の楽曲ながら色褪せずに見事に融合しているABBAの作品って凄かったんだなぁと思わせますよね^^ 
[試写会(字幕)] 8点(2008-12-23 22:30:10)(良:2票)
2.  ハリー・ポッターと謎のプリンス 《ネタバレ》 
 ヴォルデモートが復活し支配力を強める中、ダンブルドアはハリーにある使命を託す。そしてヴォルデモートも、ドラコ含むデス・イーターたちにある使命を与えていて・・という話。   スラグホーンという自己中ながら好々爺な老教師に取り入り追いつめ記憶を引き出し、ヴォルデモートに関する重要な情報を探り出す。特命係長的な仕事が今回のハリーの主要な任務ですw  TVCFでは女の子がスルスルと空高く飛びあがって手を広げるシーンがさも一大事かのようですが、そうでもありません。やっぱり、借りた教科書の元の持ち主・半純血のプリンスの正体が分かり、そしてダンブルドアがぁぁ!というのがクライマックスにあるわけです。そして、ウヨウヨと○○の這い上がる洞窟のシーンですかね。思ったほど怖くはなかったですけど^^;   シリーズは一貫して敵が固定なので、その敵に魅力がないと徐々に面白さが色褪せてきます。あののっぺりした鼻のない真っ白な顔は、原作本で読むとおどろおどろしいかもしれないけど、映像にしちゃうとそうでもない。てゆーかレイフ・ファインズじゃなくても誰でもいいんじゃない?というキャラになっちゃてますしねw 今回は出番を子役に譲り、その子役がオーメン風にちょっと不気味感があるんで良かったような^^   も一つ際立つのがホグワーツ内の色恋沙汰。誰もが色気づいてラブラブモードに、そこらの青春学園ドラマかい?とゆーシーンがてんこ盛り。3人も実年齢19、20歳ですからね。キスシーンなんて楽勝だい!というところでしょうw ロンは男冥利につきるというか、男の方にとっては羨ましい限りの設定ですねぇ^^   泣いても笑っても次回作で最後。原作本読んでる方は、もうすでにあのシーンこのシーンの映像が見てみたいと思い描いているんじゃないでしょうか^^ 
[映画館(字幕)] 7点(2009-07-14 00:50:25)(笑:2票) (良:1票)
3.  GOEMON 《ネタバレ》 
 織田信長が明智光秀に暗殺され、豊臣秀吉が明智光秀を討伐した時代。盗賊・石川五右衛門が盗み出した南蛮製の箱にはある重大な秘密が隠されており、それを巡る豊臣秀吉に石田三成と霧隠才蔵、徳川家康と服部半蔵らを交えた戦いが始まり・・という話。    監督は、宇多田ヒカルの元ダンナ・紀里谷和明。コケた部類の「CASSHERN」のほとぼりは冷めたんでしょうか。またも松竹・テレ朝が製作に今回はワーナーも加わっています。  ミュージッククリップ出身監督の映像センスはなかなかなもので、「CASSHERN」でもその点ではいい仕事した感ありましたが、いかんせん原作と思い切りかけ離れた全体の出来栄えに疑問符が付いてしまいました^^; でも今度は五右衛門という虚実のはっきりしないキャラを主役にすることで、原作云々に囚われることなく自由度が広くなって力量が生かされたんじゃないですかね? まー他キャラも大いに使い古された、秀吉・家康に忍者ものなんですけどねw  家康と三成の戦いや忍者の主従関係等が史実に近いですが、五右衛門と才蔵が修行仲間とか、秀吉が光秀と連判状を交わして唆したとか、五右衛門が茶々を護衛していてラブラブモードとか、創作も多いのでそれを受け入れられれば楽しめることでしょう。   カラコン?の青い目のキャラに南蛮風な衣装に時代物だか近未来のような建造物等、異世界的なCG含む美術の数々。押井守作品を意識とかしてますかね?  ガレッジセ-ル・ゴリがそうくるかっのキャラで最後まで絡んでくるんですが、猿飛佐助の名前を冠してるんだから、実は秘術を持っていたとかひとヒネリが欲しかったところですけど^^;  CG&実写の映像という作品分野において、脚本選定によっては紀里谷監督のアビリティはまだまだ期待できそうです^^ 
[試写会(邦画)] 7点(2009-04-11 01:45:47)
4.  ジェネラル・ルージュの凱旋 《ネタバレ》 
 東城大学医学部付属病院に勤務する不定愁訴担当の田口公子。倫理委員会の委員長でもある彼女のもとにある告発文が送られてきた。そこには、速水救命救急センター長が収賄しており、看護師長も共犯であると書かれている。速水は凄腕だが“ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)”の異名を取る人物。そして出入りの医療業者担当が転落死する事件から、疑惑の真相を巡る調査に乗り出す・・という話。   「チーム・バチスタの栄光」で「このミステリーがすごい!」にて大賞を獲得した、実際の外科医も兼ねる海堂尊原作の映画化作品。他に「ナイチンゲールの沈黙」「イノセント・ゲリラの祝祭」「ジェネラル・ルージュの伝説」とかもあって、映画化は現在2作目。全て読んではないですが、この「ジェネラル・・」はテンポ良くスカッとしてるんじゃないでしょうか。   厚生労働省役人の白鳥は男。バディ的なキャラとなる田口は、小説では男ですが映画では女性となって、阿部寛と竹内結子が固定キャラで演じています。 今回のメインは堺雅人。やり手で多少傲慢ながら情熱的な医師を演じ、聴聞委員会でも大立ち廻りを演じるんですが、なんだか華奢で甘ったるいマスクのくせに、えらくカッコいい設定でほんとにカッコ良く見えましたよ^^  最後の落としで出てくる○ュッ○○ャ○スが請求書に出てくるのはテンポアップの上では分かるんですが、実際はそんなの雑貨品とか別勘定でまとめるんじゃない?そんなあからさまに書かないでしょ!とか、医療費節減をお題目にした厚生省のお役人が骨折程度でドクターヘリはいかんでしょ?とか、ルージュの本当の意味がそれかい!などなど、やや突っ込みどころはあるんですけどねw  
[映画館(邦画)] 7点(2009-03-07 03:05:38)(良:1票)
5.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
 1928 年のロサンゼルス。電話交換士主任クリスティン・コリンズは、息子ウォルターと二人きりのシングルマザー。オフの日に息子と映画へ行く約束をしていたが、欠員で仕事に行くことになってしまい、帰ってくると息子の姿がない。すぐに警察に連絡するも対応遅く、5ヶ月後にイリノイ州で発見され連れてこられた少年は別人だった・・という話。   トーンも暗く、連れて帰ってきた少年も不気味調で、最初はミステリー?オカルト?SF?なんて思ってましたが、クリント・イーストウッドなのでそれはないですね。フライヤーでも実話と書いてあるし。  当時の記事写真では実際のクリスティン・コリンズはもっとか細い感じの女性。今回のアンジェリーナ・ジョリーは、今までのワイルド&セクシー系とは真逆な役。タラコ唇はそのままに白塗りパンダ目の厚化粧に眼光で表現する(ちょっとキモw)、本当にアンジーかい?ってゆー感じですw マルコヴィッチ演じるブリーグレブ牧師が教会の壇上で痛烈に警察批判を述べていて、彼女にも裏事情を明かしてくれる。そこから一気に社会派ドラマの流れに。警察が、官憲の如く威圧的にやり込めてくる。これって多くの冤罪事件を彷彿とさせますよね。戦時下、軍政下で国家反逆罪とかにでっち上げられて捕まったりとか、社会主義国なら今でもありそうな感じですし・・。   権力に対し勇気を持って毅然と立ち向かった女性像という形ですが、でも警察の意見を肯定するということは、二人きりの家庭なのに赤の他人の少年を生涯息子として育てなければならないわけで、普通「はい、分かりました」なんて簡単に受け入れる人はいないですよねぇ。でも自由主義・法治国家のアメリカが舞台とは^^; 強力な助っ人が出現してくれたから良かったものの、全くの単独では抵抗しきれないでしょう。  基本エピソードは実話なのかもしれませんが、確信的に結びついているわけでもなさそうで、偶然が重なった事件ということなんでしょうか。ニセの息子もあんな程度の動機で幼いながらふてぶてしくも赤の他人を生涯騙し通し一緒にいたい(実の母親出てくるしw)とするのは無理あるし、警察がどこまで関与していたのか知っていたのかは不鮮明でしたし・・。  ところで、あの職場にローラースケートは無用だろ!って突っ込みを入れたいところなんですけどw
[試写会(字幕)] 7点(2009-02-15 22:50:05)(良:2票)
6.  フェイク シティ ある男のルール 《ネタバレ》 
 事件解決のためには、違法捜査も含む強引なやり方で手段を選ばないロス市警刑事・ラドロー。上司のワンダー警部にチームの連中は彼をフォローしてくれる。しかしある時、彼を内部調査員に密告したかつての仲間を追っていくと、覆面強盗襲撃に巻き込まれ犯人を取り逃す失態を犯してしまい、疑惑の中に立たされてしまう・・という話。   「スピード」で一躍スター入り、「マトリックス」でシリーズヒット、他はやや当たったり外れたりのキアヌが主役なんですが、今回はスッキリ&キリリで良かったんじゃないですかね。やっぱりムサい顔は似合いませんw コップものって大体がバディが出てくるのですが、これは基本ワンマンショー。でも一時バディになるのが、「セルラー」で途切れそうな電話を受けちゃったり、や「ファンタスティック・フォー」で空飛んじゃったりのクリス・エヴァンス。もっといい活躍させてあげれば良かったのに^^;   監督は「トレーニング・デイ」の脚本家でもあるデビッド・エアー、ということで悪徳警官ものはお手のものなんでしょう。脚本は「L.A.コンフィデンシャル」の原作者でもあるジェームズ・エルロイ。なので大筋に流れるは、まさに、「L.A.・・」そのもの。まるでラッセル・クロウとガイ・ピアースを足して2で割ったキャラの別バージョンにも見えますw   邦題の「フェイクシティ」は分かりやすくしたんでしょうが、原題タイトルは「Street Kings」です。この場合の“street”という単語は、“街頭にたむろしている連中の社会”という意味で、劇中でもフォレスト・ウィテカーがキングと呼ばれていたように、暴力団の組長やギャングの頭と同義のように皮肉ったタイトル付けなんでしょうね^^; 
[試写会(字幕)] 7点(2009-02-10 00:41:42)
7.  ベンジャミン・バトン/数奇な人生 《ネタバレ》 
 1918年、ニューオーリンズ。生まれながらに老人のように醜く生まれ捨てられた赤ん坊。運良く老人施設に拾われるが、なんと成長していくごとに若くなっていくという特異体質の持ち主だった・・という話。   赤ん坊時以外のベンジャミンを演ずるのは全てブラピだそうですが、特殊メイクとCGを組み合わせて使えば何でもできちゃうんですねぇ。見た目18歳位になったブラピはまさに在りし日の美少年ですしw  導入部は「タイタニック」みたいに、おばあちゃんデイジーが昔を語るシーンから。ケイト・ブランシェットがオファーされたのは、多分バレエができたからかな?と思ってるんですが、どうも「エリザベス」のイメージが自分の中では強すぎて、恋愛ヒロインに向いてないような気が^^;   設定とはいえ、薬でもタイムマシンでもなく、なぜだか若くなっていくという理由・原因は最後まで誰も触れず言及されず。しかも、赤ん坊で生まれて大きくなっていった身体が再び赤ん坊サイズに小さくなってしまうとか、80歳で生まれてって誰がその年齢と分かるの?とか、0歳で死んだのなら看取ったデイジーはちょっと若くなかった?とか・・突っ込みどころは多数あります。あまりサイエンス的発想で見てはいけないんですねw   アカデミー13部門ものノミネートは、若くなっていく奇妙さよりも、波乱万丈の一生を送った人間の生き様、そして特殊メイク・CG、美術がお見事だったということじゃないでしょうか。  それにしても、盗作の疑いで訴えられたという話も出てきて、ブラピ初主演男優賞?を含むアカデミーともども行方が気になるところですw 
[試写会(字幕)] 7点(2009-02-04 23:48:23)(良:1票)
8.  感染列島 《ネタバレ》 
 いずみ野市立病院のもとに一人の急患が運び込まれてきた。救命救急医・松岡剛がただの風邪と診察した患者だったが、吐血して息を引き取った。それからWHOからメディカルオフィサーが派遣されてきて、院内は隔離病棟に分けられるが、止まらぬ連鎖はやがて交通網・都市機能を停止させ、感染者は数千万人に拡がっていき・・という話。   「武士の一分」でキムタクの妻を演じた檀れい(檀ふみの娘ではないw)が、気丈に冷徹ながら最後は儚く身を賭す女リーダーという設定です。妻夫木聡より主役な感じですね。 ただの風邪かせいぜいインフルエンザかと思ったのが、正体不明で対処不能な病原菌ブレイド。しかも致死率が高く、必死に往診する医師・看護師までもが倒れていく。佐藤浩市なんてそうそうに死んじゃうし。なにしろ、脈拍が止まりそうに目から口から血を吹き出しちゃってる患者と、寝食忘れるくらい働かされる看護師たちが病室の中でごった煮状態。  過酷な環境な中にひたむきで献身的に尽くす姿は、まさに医師の現状に等しいんだと言わんばかりです。最後は妻夫木くん無医村で働いちゃったりしちゃうしw 医師会推奨にされそうな内容ですねぇ^^    銀座・新宿・渋谷・道頓堀などが世紀末的なCGでゴーストタウン状態に感染者と死亡者の数字が時々テロップで出したりするんですが、最終的に感染者4000万人に死亡者1200万人だかの数字に増えて、人口の1割かよ!と観ていましたw でもヨーロッパのペストなんて人口の3割も亡くなってるんだから、さもありなんてことですよね^^;   鳥インフルエンザの疑念で養鶏業者が嫌疑を受けるも、実はアジアのある洞窟の○○○○が媒介していた新種という設定。現在だって、インフルエンザで学級閉鎖なんかも毎年お約束だし、遠いアフリカ・ジンバブエではコレラ感染者数が2万人、死者が1000人を超えたという話がつい最近という、ウィルス完全克服なんて夢のまた夢。藤竜也も劇中で語るフレーズがごもっともな事実という意味ではディザスタームービーとして、定番な堅い路線かもですね^^  
[試写会(邦画)] 7点(2008-12-20 02:18:55)
9.  ハッピーフライト(2008) 《ネタバレ》 
 パイロット、パーサー、キャビンアテンダントをはじめ、管制塔、ターミナル、コントロールセンター、整備場など、空港で働くさまざまな人たちを描くコメディ。  監督は「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の矢口史靖。主役は一応、田辺誠一ですが、いろんなキャストにもスポットを当ててます。  子供向け職業体験場・キッザニアにもスポンサーとなり店を出しているANAが全面協力。出だしには酸素マスクや救命胴衣、非常口脱出などのご案内から始まりますw   機長昇格訓練の最終試験が、乗客を乗せて普通にフライトするという、ホントにそーゆーのあるの?という設定。まーちゃんと横にも機長さんがいるからいいのかにゃ。何しろ、空港勤務の裏側って実際のとこあまり見ることはないでしょうから、さもありそうな話ですよねぇ。それに女性が多い職場ってどこでも表裏差が激しそうですしねw  色恋話もほんの少々、田畑智子がそれっぽい展開になるんですが、はっきりと結末を見せるわけでもなし・・。あるトラブルをもとに、それぞれのセクションがそれぞれの持ち場でベストを尽くす、ベテランも新人もいい味を出しつつ、一致団結組織力の結実みたいな話になってます^^  でも客にとっては別にメデタシなラストではないんですけどねw 
[試写会(邦画)] 7点(2008-11-05 00:33:16)
10.  ハンサム★スーツ 《ネタバレ》 
 亡き母が残した定食屋を継いだ大木琢郎。料理の味は常連で毎度満席になるほどだが、ルックスはブサイクでメタボ。と突然アルバイトに美人さん。思い切って告白するもあっさり振られてしまい、失意の中、友人の結婚式のためにスーツを買いに○山に行き、特注スーツを着込むと世の中の女性の対応がまるっきり変化していた・・という話。   お笑いのドランクドラゴン・塚地が谷原章介になっちゃうってゆー、ルックス変化ネタ。「ブスの瞳に恋してる」もそうでしたが、森三中・大島のダンナである鈴木おさむが脚本。  概ねの展開は読めちゃいますが、何しろ皆がハイテンション。谷原章介も嫌味ない弾けたキャラを演じて笑いを誘ってくれますw まー、ガールズコレクションでの告白シーンはもうちょっとスマートに作って欲しかったですけどね^^;  配給の方々も“内緒にしてね”というお願い文を配るくらい、ところどころに“実は・・”というネタを仕込ませてあります。ということで素にして観た方がお得です^^ 
[試写会(邦画)] 7点(2008-11-01 00:53:15)
11.  イキガミ 《ネタバレ》 
 厚生保健省の国家公務員に採用された藤本賢吾の仕事は、死亡予告証:通称“逝紙(イキガミ)”を、配達すること。国家繁栄維持法により、全員が幼少時に注射された中に0.1%で無作為に入れられたナノカプセルが設定された日時・時刻に破裂する。その少し前にリストアップされた、18~24歳の若者が対象先となる。言われるままに配達して、その人間の最後の生きざまを見届けているうちに、様々に葛藤が生じていき・・という話。   映画では説明不足ですが、原作では政府内で縦割りに工程を分けて情報を分断し、カプセル破裂日数カ月前でデータをマージするという、お役所的発想をうまく取り入れ納得させていますw  デスノート的な感じながらデスノートより簡単に多くのバージョンが作れそうな、シリーズ化にもってこいのコンテンツと実感^^  人の生死を握られているという設定は、「デスノート」や「死神の精度」などの死神系も多いんですが、政府管理系の作品は枚挙に暇ないでしょう。   本作エピソードは3つ。スカウトされたはいいが、かつての相棒を捨てて思い入れのない楽曲をあてがわれたミュージシャン。政治家の母親の過大な期待に押しつぶされた引きこもりの少年。交通事故で両親を失い、残された失明の妹をわが身なりふり構わず支える兄。これらの中で、一番好きなのはミュージシャンのエピソード。テーマ曲にも使われていますしねw 原作では、かつての相棒は事故で生死のさなかという設定なのですが、映画もこちらの設定にして欲しかったなぁと思ったりww   この原作の上手いところは、法により生死を管理された社会と、生を全うしながらも死を宣告されてしまう悲話を融合させたこと。逆に言えば一話で作られてきたような話を管理社会と悲話に分離させ、管理社会を主軸固定にしつつエピソードを複数分散化させたことでしょう。エピソード自体はそう目新しさはないものもあるし、そういう意味では、星新一の短編「生活維持省」を下敷きにした可能性はかなり高そうですね^^;  続編はいくらでも作れそうなコンテンツ。あとは泣けるエピソードを探せばいいんですから^^ 
[映画館(邦画)] 7点(2008-09-27 03:18:42)(良:2票)
12.  デトロイト・メタル・シティ 《ネタバレ》 
 大分の田舎町に住む根岸崇一は、大学入学のため上京。そこでポップソングを歌うサークルに入り、ミュージシャンを夢見て卒業後、一つのレコード会社の門をたたく。しかしやらされたのは、悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ(DMC)」のギターボーカルだった・・という話。   ヤングアニマル連載、若杉公徳原作同名コミックの映画化作品。DMCのヨハネ・クラウザーII世こと根岸崇一役に、松山ケンイチ。バンド仲間に細田よしひこ、秋山竜二(ロバート)、いかれた女社長に松雪泰子、信者的熱狂ファンに、大倉孝二、岡田義徳など、大学時代のサークル仲間で現在雑誌社記者、根岸が思いを寄せる女の子に加藤ローサを配しています。  ロケ地は、故郷・大分の犬飼町を。そして、デスレコーズは神田、遊園地はとしまえん、一人路上ライブは下北沢南口商店街の地蔵前、信者交えて走るシーンは東京駅、東銀座、勝どき、月島、お台場など。最後のジーン・シモンズとの対決会場はZepp Tokyoを使ってます。   「No music, No dream」と語り、ポップソングを歌って世界に広めたいという中身はナヨナヨ系の青年と、「○イプ」「○ァック」等を連発する過激なメタルバンドのカリスマボーカル・ヨハネ・クラウザーII世というキャラのギャップの大きさと、そこに生じる面白さがベースになっているんですが、2つの顔を使い分けて演じる松山ケンイチ自身が、何より楽しんでいたんじゃないですかね^^  マンガちっく故に全編クダラナサが溢れてるんですが、面白く笑える部分もいくつかあります。ワタシの気に入った場面は、クラウザーの姿でカワイ音楽教室のガラス壁を叩いて親子が怯えるシーンですw  前売りも売れてるらしいですが、買う人ってDMCの読者ファン? やっぱりマツケンファンが大多数でしょうけどw でもさすが東宝、宣伝がうまい。CDなどのグッズ販売、タイアップ・コラボも多数あるし、先にはシリーズ化も考えてるんでしょうねぇ。。マツケン(松平健ではない)の奮闘に+1点!  
[試写会(邦画)] 7点(2008-08-17 16:10:41)(良:2票)
13.  ハンコック 《ネタバレ》 
 不死身のスーパーヒーロー“ハンコック”。しかしヒーローはヒーローでも昼日中から酒びたりでベンチに寝てるようなダーティヒーロー・・の話。   監督は、「コラテラル」「キングダム/見えざる敵」のピーター・バーグ。ジェイミー・フォックスをよく使いますが、この作品ではウィル・スミスが主役。  逃げる強盗を捕まえたりはするが、途中でさまざまな違反を起こしたり、街を壊してしまうのでより以上に被害額も大きく、不遜な態度もあって街の子供からも「クズ(ass hole)」呼ばわりされているというキャラ。あるとき、列車に轢かれそうだった広告マンを助けたところ、「真のヒーローになるべきだ」と諭され、嫌々ながらも刑務所に入って罪を償い出直しをする。  最初は痛快ハチャメチャのヤンチャぶりに、まじめキャラへの転身過程もなかなか笑えちゃうんですが、街のみんなから称賛されようになり、広告マンのレイとの信頼・友情モードが出てきたところでちょっぴりヒューマンものに。この時点では、広告(マークで企業PRを呼び掛ける)PRマンを演じるジェイソン・ベイトマンがちょっと素敵に見えてきちゃいますw だけどすぐに一転、脇キャラ(のように見せていた)のシャーリーズ・セロンが、真のバディに切り替わる! 何だか、かつて二人は○○だったとか、天使だか何だかという設定で、トーンが別方向へ。そしてクリプトナイトの前のスーパーマンの如く無敵じゃなくなっちゃう・・。  んーなんでしょう、このバディもの、弱っちくなる設定は個人的には無用で、もっと面白い脚本あったんじゃない?と思うのですけど^^; (*゚◇゚*)ハッもしかして、スーパーマンみたいに新たな敵を迎えた続編を考えてるのかな?かな? 
[試写会(字幕)] 7点(2008-08-13 00:31:38)(良:1票)
14.  スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ 《ネタバレ》 
 ドゥークー伯爵ら分離主義者と共和国が熾烈な内戦を繰り広げている時代。必要な物資を調達し戦局を有利にするため、ジャバ・ザ・ハットの支配する宙域を通過する権利を求め交渉を始めようとする中、ハットの子供が誘拐されるという事件が発生。アナキン・スカイウォーカーと彼のパダワン、アソーカ・タノは、子供を見つけ出し無事連れて帰る任務に向かう・・という話。   「エピソード2/クローンの攻撃」と「エピソード3/シスの復讐」の間、クローン大戦をより詳細に描いた作品。いわば「エピソード2.5」ですねw  最初からドロイドVSクローンの激しい合戦で始まり、ドロイド側がシールドを張って圧倒的勢力で進撃してくる。ここで新キャラ登場。ヨーダから指令を受けたアソーカ・タノがアナキンのパダワンとして加わり、2人で敵後方のシールド発生装置除去に走る。アソーカはツタンカーメンのような頭をした女の子なんですが、気が強くて無鉄砲でタメ口きくナマイキキャラ。でも元気で明るくなかなか頼もしいという設定です。そして、ワナにかけアナキンを仕留めようとするシス側女戦士アサージ・ヴェントレスも新キャラにて登場。二刀流もしくはダースモールのようにつなげて両刃でライトセーバーを使います。ほか、ジャバ・ザ・ハットの叔父という設定のオカマキャラも出てきますw   小さい子でも観られるように、基本的にジェダイやシスのキャラは誰も死ぬシーンがありません(ドロイドやクローンはバタバタとやられていきますがw)。最初はデフォルメされた顔がいまいちな感じがしましたが(特にドゥークー伯爵ってばw)、アクション主体なので、それほど気になりません。バトルシーンはスピード感あり緊迫感ありで十二分に堪能できます。   スターウォーズが大当たりしてシリーズ化に移行したときは、、現在・過去・未来各3部の全9部作として発表されたこともあるそうですが、6部作で終了。こういった隙間拡大エピソードや外伝、スピンオフといったものはまだまだ作られる素地はありそうですね。となればやっぱり未来3部作を切望してやまない人は少なくないと思いますが^^  
[映画館(吹替)] 7点(2008-08-10 22:31:06)
15.  ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝 《ネタバレ》 
第二次大戦後の時代。<シャングリラの目>と呼ばれるブルーダイヤ返還のため上海へ向かうオコンネル夫妻。そして息子らが発掘した遺跡からは土にされていた始皇帝が蘇り・・という話。   言わずと知れたシリーズ3弾。1作目から9年も経ってますが、1作目も「ミイラ再生(1932)」のリメイクなので、"The Mummy"シリーズとすればもっと遡って4作目ですw 監督は、スティーヴン・ソマーズから代わって、「ワイルド・スピード」「トリプルX」のロブ・コーエン。なのでアドベンチャーよりアクション要素が強まってます。加えてなんだかインディシリーズに被って類似しているところも多々ありますねw  配役は、ストーリー舞台設定から、ジェット・リーとミシェル・ヨー。そして、シリーズ主役のブレンダン・フレイザーは当然なのですが、アカデミーも取った演技派女優が今更・・という思いなのか、レイチェル・ワイズが何と降板。代役がなかなか決まらず、最終的にマリア・ベロ・40歳。ブレンダンは39歳で息子役・ルーク・フォードは26歳なので、まー年齢的には微妙というかちょっと無理目な設定な感じですがw ジェット・リーもアクション卒業宣言した割にはハリウッドから求められる役はジャッキー同様にアクションになっちゃうのでしょうね・・。   恐らくはシリーズ続編を考えると、エジプトミイラは一応終わっちゃったので、新たに注目著しい中国を、そして兵馬俑や始皇帝に着目したのかも。モブシーンは最近のCGじゃ御手のもので、ミイラVSミイラの大合戦も卒なく出来ています。何故か何気にイエティとかも出てきますがw  それにしても火や氷を自在に使えて、キングギドラとかにもなっちゃうってゆーのに、人間モードでタイマン求められたからって言って、短剣程度でやられちゃうってゆー設定は、もうちょっとヒネリの欲しいところではあるんですけどね^^; まー、シリーズ劣化することなく楽しめましたし、続編も期待でw 
[試写会(字幕)] 7点(2008-08-02 00:10:29)(良:1票)
16.  ミラクル7号 《ネタバレ》 
 息子にはいい教育をという父の願いで、名門小学校に通っている少年ディッキー。しかし家は超貧乏で、拾った穴だらけのスニーカーを履いている。ある夜、父がいつものゴミ捨て場で探し物をしていると、すぐ側でUFOが飛び上がり、残されていた謎の緑の物体を拾ってくると・・という話。   監督・製作・脚本は、「少林サッカー」「カンフーハッスル」のチャウ・シンチー。観た方はすぐ分かるでしょうが、スピルバーグの名作「○.○.」、そして「ド○エモン」をオマージュしています。あと、我田引水な「○ンフー○ッスル」なシーンもほどなく出てきますがw 何しろ超貧乏な父子という設定で、廃ビルのようなところの狭い部屋で住み、おなか壊しそうなご飯食べてます。「食事の最中は止めろ!」と制しつつも、終わった後はそこら叩いて2人で○キ○リを潰しまくるシーンに思わず、( 艸) キャーーーw あと、○ンチネタもちょっとねぇ・・┐(´ー`)┌   出てくる学校の生徒にほとんど可愛い子は出てきませんが、担任の女性教師がとっても美人です! サンリオの大黒柱&御当地名産コラボキャラのような・・その名もキティ・チャン。「少林少女」にも出てたらしいんですが、反則的なチャイナ服を着て、生徒思いの優しい先生という設定です。  もっちろん、メインキャラの宇宙生物?ナナちゃんもとってもプリティ。舌のチロチロを除けば、円らな瞳と愛らしい仕草が d(`◇´)グ~ ラストシーンでは、わんさと走ってくる軍団に思わず吹き出しましたw 絶対物販狙ってますよね^^; キャラで+1点w それにしても、主演の子役が女の子だっとは!<(゚ロ゚;)>  
[試写会(字幕)] 7点(2008-06-25 00:20:52)
17.  ザ・マジックアワー 《ネタバレ》 
 港町・守加護(すかご)。ボスの愛人に手を出してしまった手下の備後は、命を助けてもらう代償に、伝説の殺し屋デラ富樫を5日間で探し出すことを約束させられる。だが期日迫るも見つからず、取った苦肉の策とは、無名の俳優を殺し屋に仕立てあげることだった・・という話。   「ラヂオの時間」「みんなのいえ」「THE 有頂天ホテル」に続く三谷幸喜の作品はマフィアもの。といってもコメディ路線は外しませんw スタジオいっぱいにややメルヘンともシュールとも言えるようなセットを組んで、舞台劇風な絵と物語。妻夫木くんがマフィアの一員てゆーのはややムリな設定かと思うけど、真の主人公は佐藤浩市演じる無名の俳優です。  最初は妻夫木演じる備後が間男として逃げるシーンから。半ば強引な展開で無名な役者を騙し連れ出しマフィアのボスに面会させる。ここからが真の笑いの始まり。あのシリアス路線の佐藤浩市が今までのイメージを壊し大変身、いい意味で違う側面を見せてくれる。コメディ俳優でもイケるのでは?という弾けぶりですw 何といっても、ナイフ舐めと顔剥がし・・涙こぼれ出ました^^   ただ発端となっている殺し屋のエピソードは最後に締めてくれるわけですが、既にどーでもいい話になっており、佐藤浩市が役に成りきる可笑しさを円の中心にして、その他のシーンはややテンション低く、脇役がより以上に脇役な印象が拭えませんでしたね^^; とはいえ、いつものようにチョイ役レベルにも著名俳優が多数出演、古きに郷愁帯びるような劇中白黒映画、往年の俳優を出したり、映画制作の裏方・裏側を随所に見せてくれるようなシーンなど、なかなか見所は多いです。   今や舞台挨拶がテンプレートな宣伝文句を並べるだけで、生顔を並べれば満足でしょ?みたいなイベントに成り下がっている中、三谷監督は佐藤浩市と共に“Wコーちゃん”と称し、漫才並みの掛け合いやテーマ曲の生演奏など、マルチなタレントぶりを見せてくれる。実に貴重な映画人ですね^^ 
[試写会(邦画)] 7点(2008-05-30 23:49:35)(良:2票)
18.  築地魚河岸三代目 《ネタバレ》 
エリートサラリーマン赤木旬太郎は人事課長に抜擢されたが、リストラ担当を任されて、世話になった先輩の肩を叩くことになってしまう。やり場のない気持ちを抱え悩んでいたある日、恋人明日香が朝早く自転車をこぐ姿をふと見掛けてしまう。後を追っていくと、そこは築地市場。彼女は、仲卸名店「魚辰」の二代目である父親を手伝っていた・・という話。   最近のトレンドであるコミック映画化作品ですね。ビッグコミック連載の原作「築地魚河岸三代目」では、ストーリーはベタな人間ドラマを骨格にしながら 情報発信もする「美味しんぼ」などと同ジャンル。作画ははしもとみつおという人ですが、ウンチク情報も含めているので原作者は多数に亘っているようです。   映画の方はウンチクネタをほぼ封印して、築地市場の概観や雰囲気、下町人情的な人間ドラマに徹しています。 配役は主役の大沢たかおや田中麗奈含めてみんな良かったんじゃないですかね。こういう直球的な作品は、役者や演技を気に入るとまさにど真ん中にストライクが決まってしまうので、高校球児?のように清々しい気分になれましたw 築地や銀座周辺を庭のようにしている自分にとっては、ロケ地の解説もしたいところですね^^ 
[試写会(邦画)] 7点(2008-05-21 01:00:17)
19.  僕の彼女はサイボーグ 《ネタバレ》 
 独りぼっちで20歳の誕生日を迎えた大学生ジローは、自分への誕生日プレゼントを探している。そんなとき、こちらを窺う女の子が目に入る。独りレストランでパスタを食べていると、さっきの彼女が近づき席に座って話しかけてきた。なぜか一緒にドタバタな数時間を過ごしたあと、突然彼女はサヨナラを告げ姿を消してしまう。そして1年後の誕生日に再び彼女が現れた。しかし、似ているけど以前の彼女と何かが違っていた。なんと彼女は未来のジローが造り寄こしたサイボーグだった・・という話。   監督は、「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」のクァク・ジェヨン。観た方は分かるでしょうが、典型的な韓流コメディな導入部で始まります。冴えない男に可愛いけど浮世離れして暴力的な女の子。この監督のパターンです。 確かに冴えない感じの小出恵介はハマリ役なのかな。「猟奇的・・」でいう キョヌに似ている感じはありかも。逆に女の子役には、どんなひどいことをして迷惑掛けまくっても許されちゃうくらいの可愛さが必須。監督が選んだのは綾瀬はるか。韓国でも受けそうな配役なんでしょうね。   ロケ地は神戸を多用している感じ。レストランや中華街なんかも出てきます。でも話では東京という設定なんですね。現れるところやその他所々ですぐ分かるでしょうが、今や米国州知事の出世作「○ーミ○ーター」を下敷きにしてます。良く言えばオマージュ、悪く言えば○クリな感じです。這うシーンは1、守りにきたという設定は2ですよねぇ^^ すなわち、「猟奇的な彼女風・○ーミ○ーター」ですw 多くのタイムマシン・タイムトラベル作品が、話を整合させるのに苦労してると思われるのに、この作品はあまり気を使ってません。ラストから戻って考えると話変わっちゃってうまく繋がらないし、考えれば考えるほど整合性は取れません。でも元々タイムマシンものは絶対辻褄が合わないのだから、これでいいのかも知れませんが^^;   なんと言ってもサイボーグ役が肝です。無機質な感じでいながらアップの顔は可愛くスタイルも良い。瞬きも出ず、寄り目を多用したり、ロボットダンスをしたりw 綾瀬はるかはそれらをクリアして頑張ってたと思います。本人も雨降る中で瞬き禁止は辛かったと語っていましたw  綾波レイばりのルックスに男の方は心奪われる人多数かもw 彼女の代表作の一つにもなりそうですね^^   
[試写会(邦画)] 7点(2008-05-03 18:55:46)(良:3票)
20.  紀元前1万年 《ネタバレ》 
遥か遠い昔、狩猟民族ヤガル族がマンモスなどを捕獲しながら暮らしていたが、謎の一団が村を襲い、大勢の村人をさらって行ってしまう。数人が戦士として後を追い、行く先々にて他民族の戦士に協力を求め、たどり着いたのは、ピラミッドが並び“大神”という者が支配する地。そこでは、さらってきた人々を奴隷として使役していた・・という話。  うーーん何だかこんなの昔観たことあるような・・あ!「スターゲイト」って映画を思い出しましたw 似た感じじゃなかったかな? 主人公は最初ヘタレだったのですが、運良くマンモスを倒し(オウンゴールw)、なんとなくサーベルタイガーを溺死寸前から救っちゃって、どんどんカリスマを上げていきます。最後はラスボスとどんな戦いを繰り広げるんだ?ヤツは宇宙人なの?どうやってやっつけるの?って固唾を飲んで見てると、もらった白い槍をエイヤッと投げると、これまた見事にラスボスにw いやほんとにラッキーマンです。で大神って何だったの?  まずもってヤガルって寒い地のどこなの? 山越えて森抜けて砂漠渡ってって凄い行程を軽装で。しかも他の民族の方々もインディアンやアフリカンなどなど。裸に近いんだけどよく見ると意外に文化的なアクセや靴などのいでたちだったりで^^; 多分、時代考証も地理設定もメチャクチャだと思うんですが・・  監督はローランド・エメリッヒ。そーでした、ご都合大作の大家でした。「インデペンデンス・デイ」なんてウィル・スミスが宇宙人を素手で殴ってましたよね。最後も一人突撃でアッサリでしたし。「スターゲイト」もそうでした。素材は違うけど、作り方は同じでしたw まー、モブシーンを含む映像はサスガです。想像していたモノと違いましたが、コメディと思えば、なかなか楽しめましたよ! 
[試写会(字幕)] 7点(2008-04-24 17:58:11)(良:1票)
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