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えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 549
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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221.  マッハ!!!!!!!! 《ネタバレ》 
ストーリーとしてはそんなに入り組んだものでもなくシンプルなんだけれど。とにかく!とにかく!とにかくアクション!!! しなやかな筋肉が踊り、素早くハードにキマる打撃が気持ちよい。一つ一つの動きが全て攻撃に転じるアクションは今までに見た事無い。 それにCGもスタントマンも一切無いなんて凄まじいね!トニー・ジャーの真面目な顔から繰り出される一発一発はとにかく痛そうだ! そして最後にスタッフロールで流れるメイキングシーンを見るとリアリティが更に増してヒエエエエってなりますw いい作品を見させていただきました。
[DVD(吹替)] 7点(2015-06-10 22:45:29)
222.  メガゾーン23 《ネタバレ》 
実名の企業名に緻密な東京の景色にまんまとダマされる一本。僕もまんまとあっけにとられた!マジかよ!そんなアホな!すげー! だんだんと崩れて行くリアリティにオイオイと苦笑いしてたらまさかのまさか一本取られてしまった。 市街戦のシーンやバイク走行シーン(背景動画)は見応えあり。その代わりあまり危機感の無い主人公達にはちょっと大丈夫かよ…って思いましたね。 後半はSF色が一気に増して他のSFアニメとそこまで変わらない絵になっちゃったのが残念ですが続きが気になる一本でした。
[インターネット(字幕)] 7点(2015-06-05 22:29:15)
223.  世界侵略:ロサンゼルス決戦 《ネタバレ》 
なんだかよくわからんがやってきたぜ宇宙人!ボコボコされてるけど今に見てろよ!俺たち海兵隊の力を見せてやる! 最初は「なんと小規模な映画なんだぁ?」と思っていたが、コイツは違う。規模のデカい宇宙戦争を一小隊視点で体感出来るアトラクション映画だ。 支援無き孤独な部隊、次々とやられて行く仲間、刻々と悪くなって行く戦況…しかしそれに屈しない主人公に僕の心はいつのまにか彼を追っている! そして熱い展開の連続が心の炎を滾らせ、最終的には超巨大指令船をもぶっ壊してしまうのだ。もう俺たちは彼にメロメロだ!どこまでもついて行くぜ!
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-06-02 02:17:17)
224.  クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 
新機軸一市民視点の怪獣超映画。 今まで神の目線で見ていたものから一転、まるで自分がその場にいるような臨場感が味わえるアトラクションのような作品だ。これでもかと日本怪獣映画のリスペクトを感じ、更に一般人視点の混乱した恐怖を味わうことができる。結局なにもわからないまま終わるけど、それも一般人の視点だからわからないのだ。まぁ重症なはずの連中が結構アクティブなのはご愛嬌。
[DVD(吹替)] 7点(2015-05-07 21:20:01)
225.  スーパーマリオ/魔界帝国の女神 《ネタバレ》 
スーパーマリオブラザーズを元に映画化しているとはとても思えないエッジの立ったキレッキレなアレンジとサイバーパンクな雰囲気が最高の痛快SF冒険アクション。 マリオがハゲだったりヒロインがデイジーだったりヨッシーがガチ恐竜だったりと違和感は凄いけど、それを吹き飛ばすくらいの子気味の良さがこの作品にはあります。マリオとルイージの凸凹コンビがなぜか頼もしく、楽しく、面白い。そして警察車両や町並み、ボム兵(ボム爆弾)やスーパースコープなどの凝りに凝った小道具の数々も見ていて飽きないし、脇を固めるキャラクター達も個性的で面白い連中ばかりだ。マリオだけどマリオじゃない実写マリオ、僕は大好きです。
[インターネット(字幕)] 7点(2015-04-23 03:43:33)
226.  バトルシップ(2012) 《ネタバレ》 
能天気なNASAが宇宙にメッセージを送ったおかげで起こる大惨事。宇宙人だー!!! しかも相手は痺れるくらいカッコいいエイリアン艦隊。もう格好のセンスだけでもコッチは負けてるのにそれに勝るとも劣らぬ超装備。 それでも駆逐艦一隻で頑張っちゃうんだからたまらないよ。熱い展開の連続と爽やかなハワイの海と景色でまさに気分は夏! あまり細かい事は考えず、うなだれたい真夏の日にスカッとする映画はこれで決まりですね。ブリトーも買っておきましょう。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-04-20 17:21:55)(良:1票)
227.  聖☆おにいさん
イエスとブッダのゆるゆるな立川四畳半アパートバカンス生活の四季が楽しめる一本。 上手に原作のエッセンスを取り入れつつ、更に劇場版アニメの形式に相応しい、美しい背景が見所。 そして原作には無いブッダとイエスの住む立川の街の人々の、のどかな風景がとても見ていて癒されます。 人々の日々の営みの中、二人はその街に溶け込み自然にその一員に成っていました。 そこで起こる小さなハプニングや事件も、なにかとてもささやかで優しい気持ちになれるものばかりでした。 星野源と森山未來の二人による演技も自然で上手でしたね。
[DVD(邦画)] 7点(2014-12-26 01:13:09)
228.  劇場版 マジンガーZ/INFINITY 《ネタバレ》 
能登半島地震復興応援配信にて視聴 なんだかんだで平和になってしまった世の中に再び現れたDr.ヘル!ブロッケン伯爵もあしゅら男爵もいるよ! 多様性が人間の弱点と説くDr.ヘル!人類を手篭めにとるDr.ヘル!なかなか痛いところを突きやがるぜ!  そんな身を固めろだのなんだの面倒な大人の人間関係や世界情勢の悩ましくも嫌〜な展開とリサなる新キャラ、そしてマジンガーのようなジムに若干モヤモヤする前半でしたが、 後半はおまちかねのアクション大盛り。 あれだけ大量の敵相手にマジンガーひとつで何ができるんだと思わせるところから、ケレン味たっぷりに技名を叫びながらドカドカ倒していくので痛快です。惜しみない技の連発が最高ですね。それにボスやアイドルたちの活躍も非常に駄菓子感のある馬鹿馬鹿しさが良いです!これこれ! アクションのカット割は荒いですが勢い任せなジェットコースターのようなアクションはかなり楽しい! それに敵側のロボたちも結構カッコよくマジンガー相手に頑張るのも素晴らしいですね。 終盤の展開は流行りのマルチバースと元気玉で新鮮味はありませんでしたが、今世界中が支援してくれている現状と重なってなかなか感慨深いものがありました。 前半はちょっと退屈でしたが、後半のアクションはとても痛快で楽しい映画でした。満足です。  あと鉄也さんずっとグレートの中にいましたが、結構元気そうなのはさすがプロですね。
[インターネット(邦画)] 6点(2024-01-28 01:50:17)
229.  遠すぎた橋 《ネタバレ》 
いや、決まったことなんで。 止めるってもう動いてるから無理なんだよ。もうこれ以上先延ばしにするのも嫌じゃん。きっと上手くいくって。 マーケット・ガーデン作戦。世界史ではあんまり学ばないけれどそんな作戦がかつてあった。ゲームの予習のために本作を見たけれど、まぁこの組織の体制の野暮ったさは今も昔も変わらない。  しかもなぜか鉢合わせちゃった機甲師団。しかもまぁ不運は重なるし、霧は出るし、無線は繋がらないし、で最悪の状況が生まれてしまった。意気揚々としたメインテーマとは裏腹に元気な若者たちが、ボロボロになっていく姿は辛い。 そんな戦いを超スケールの物量と豪華キャストで見せてくれるのが本作。無数のシャーマン戦車に無数の落下傘部隊。本当に戦争をやっているような物量には驚きだ。ショーン・コネリーの目力だけでドイツ軍を倒せそうだけど、本作はそうもいかない。ロバート・レッドフォードもかっこいいけど、彼だけではなんともならない。  そして最後。怒りが湧いてくるような司令官の言葉。そしてやり場のない虚しさと、悲壮感で本作は終わる。 今も昔も変わらない上層部と現場との違い、さまざまな人間の足りなさを見せてくれる映画でした。長かったけど見応えがありました。あとプライベートライアン以前の戦争映画はまだ少し楽に見れますね…。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2023-06-26 00:03:48)
230.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 
昨今個人的ブームのループモノということで視聴。 このトム少佐のなんとも薄っぺらな笑顔がなんともチャーミング。そこからは地獄の始まり。 毎度のことですがなんどもループして攻略法を探していくけれど、仕組みがそこそこちゃんとあるのが今回の良いところ。 しかも今回のループの出発点が最悪な場所なので嫌でも戦うことになるのがいいですよね。 オメガやらアルファやらややこしいですが、ゴールが決まっているわかりやすいです。 敵のギタイもなかなか恐ろしく、こんなの人類が強化骨格如きで勝てるわけないだろと思わせる凶暴さがナイス。 上陸作戦はプライベートライアンを思わせる最悪な状況も良いですね。最悪です。 トムをミスリードさせるオメガもなかなか単純ではないのも良いですね。 しかしルーブル美術館を攻略戦はいただけない。暗い、暗すぎる。一体全体トムたちが何をしているのかマジで把握できない。 おかげで終盤のテンションは落ち気味、ループモノであることも捨ててしまったのでちょっと残念。 しかしラストはまさかの展開で締めたのでびっくり。なんだかんだ最後もトムの笑顔で終わって最高でした。
[インターネット(吹替)] 6点(2022-10-04 00:07:22)
231.  機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 《ネタバレ》 
ドアン!?何故!? そんな当時のアニメでも相当異色の一本。本筋から離れたアムロが1人の戦士と心を通わせるエピソードの一つなのですが、まぁドアンザクが岩でミサイルを撃ち落としたり正拳突きでザクを倒したり、細長かったりでネタ扱いを受ける可哀想な一本です。そんなお話がなんと安彦良和の目に止まりました。何故。 漫画版オリジンでも扱われていないお話らしく、本筋からも影響が出ないし一本の映画を作る上で扱いやすかったのかもしれませんね。 …って、ドアンで客が来ると踏んで企画が通る令和の時代は凄い。  そんな訳であの短いエピソードがなんと長編映画に。細かい設定は変わっているし、子供は倍どころじゃ済まない人数に増えてるし、あの女の子は何故か名前がロランじゃないし、ドアンの人となりも更に深くなっている。もう強くなくてもこの人数の子供から慕われている時点でドアンは凄い。  そしてルッグンでルルルと来るカッコいいザクもこの際だから5機に。しかも「強いぞ!カッコいいぞ!プラモ買え!」と言わんばかりにジムを倒して大活躍するもんだから、「ヤベー!ドアン今回は無理だろ!」とコチラも手に汗握ります。まるでMSVから飛び出し、アニメに殴り込んできた中学生が鼻血を流して喜ぶ様なコイツらは良い感じに、素人ホワイトベース部隊を蹂躙…の後に全滅します。やっぱりドアンもアムロも強いな〜。そして相変わらずセイラさんって変な人ですよね。  にしても今回のモビルスーツと戦争の描写はホント恐ろしくて、ガンダムですら怖いです。あのホロを剥がした時に現れるガンダムはヒーローではなく完全にジオン殺すウエポンですよ。 ドアンザクの回想に映るレッドショルダーも真っ青の地獄の部隊感が凄いです。そらゃやってられませんわ。 ちなみに今回は逃げる相手をガンダムが潰すという非常にエグいシーン付き。兵器の怖さと戦争の恐ろしさをこれでもかと見せつけてきます。牧歌的な裏にあるエゲツさがたまりません。  しかし終盤は何故か子供達は地下へ逃げず、ヤギと共にドアンのバトルを観戦。いや危ないよ!逃げろよ!でもこの応援やリアクションが映画的にはいいんですよね。 必殺ドアン正拳突きはありませんでしたが、代わりにガンダムが大暴れ。後光までさして頼もしいBGMまで流れるガンダムの心強さよ!そこからはまぁ時代劇さながらのチャンバラ合戦。荒れる海の決戦は中々見応えがあります。  そんな訳でオリジンで見たかったのはコレなんだよ!という絵をこれでもかと見せてくれた、とても良い映画でした。面白かったです。あとマ・クベ氏は内心めちゃくちゃホッとしてますね。(あとでキシリア様に殴られそうだけど)
[映画館(邦画)] 6点(2022-07-01 07:52:53)
232.  トップガン 《ネタバレ》 
トム若い! 一度見てるけどほとんど覚えていないトップガン。たしかメガネの相棒が死んだはず。 それ以外はマジで戦闘機に乗ってたくらいしか覚えていない。しかし続編のあんな凄い予告を見せられたらもう一度復習するしかない。 そんな本作はなんとも80年代な雰囲気。その後の日本のアニメ(0083やマクロスプラスなど)にも相当な影響を与えまくってますね。  そんなトムことマーベリックは絵に描いたような天才無鉄砲パイロット。そしてライバルはいけ好かない奴ではなく非常に常識的で知性的な漢アイスマン。今だと彼に感情移入してしまいマーベリックみたいな人と組まされるのは気の毒に感じるくらいだ。 マーベリックの相棒であるグースも何故そんなに無鉄砲な男に肩入れするんだ!?と不思議と思いますが、相当彼の才能を買っていたんでしょうね。ヒロインとのロマンスはギャグかと思うくらい同じ曲を擦り続けて面白いですし。2人とも相当頭がおかしいのも最高です。 そんでもって本作の肝は戦闘機…ではなく、この浮かれた雰囲気が最高なんです。海岸線!椰子の木のシルエット!オレンジ色の空!バイク!ジュークボックス!ムキムキ男だらけのピーチバレー!80’sの雰囲気をこれでもかと味わえます。  そんな訳で今見るとだいぶ緩急が薄くて、グースの死やマーベリックの悲しみも取ってつけたような感じに見えてしまうんですよね。 やはり古臭さが否めない一本です。しかしこの一本が次回作のために大切な物語だったんです。 ちなみに吹き替え版はトム役を塚本高史氏がやっているのですがこれがまたツラいモノで今回は字幕版で見ました。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-06-30 09:22:24)
233.  ライアー ライアー 《ネタバレ》 
ジム・キャリー×トム・シャドヤックの二本目。 こちらのフレッチャーは真面目に働いている、しかもパパだ。あのベンチュラとは違う、至極理性のある男だ。 しかし仕事柄嘘をつきまくるのが仕事なのでそれが出来ないとなればパニックになるしかない。 そこから始まるのはいつも通りのジム・キャリー劇場。言いたくても言えない嘘に苦しみまくる描写がとにかく面白い。 特に口から出そうにも言葉に出せない描写がとにかく面白い。さすがです。 自分をボコボコにしたりするのもやっぱり凄いし楽しい。こんな芸当はやはりジム・キャリーにしか出来ない。 しかし上司たちに悪口を言うシーンはちょっと嘘という枠を外れていて蛇足気味だったような気がしなくもないかな。 最後はまさかの豪快なアクションも面白く、最後まで楽しく見れる作品でした。 (吹替的な視点では初の高木渉ジムで、最初は凄い違和感でしたが。山寺、江原にはない父としての暖かみを感じる吹き替えで良かったです。狂った演技もマッチしていると思います。)
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2022-05-15 00:44:16)
234.  ブラック・ウィドウ 《ネタバレ》 
いや、知ってるよ!この人の過去はツラいって!…ほらやっぱりツラい!知ってた! そんな訳で彼女の活躍無くしてアベンジャーズは勝利は無かったのですが、そんな彼女の過去は結構謎だらけ。 初っぱなから解かれる過去は序盤から結構しんどい。なんて人間は残酷なのか…!そしてタスクマスターの正体も非常にキツい。そこまでするかというツラさ!  しかしそこはやっぱりMCU。適度なギャグも少々挟みつつ頑張ってくれます。 シリアス一辺倒なお話に花を添えてくれるのはデブ親父なのですが、彼があまりちゃんとした活躍が出来ないのが個人的には残念。そしてこの親父に大塚明夫を当てるという配給の決断にも驚きです。いや、凄いあってるんですよ。  そしてやっぱりアクションはよく動く人なので見応えたっぷり、007なノリで世界中で暴れ回るナターシャさんの勇猛っぷりがイカしてます。あとRED ROOMという文字がドーンとでる演出僕は好きです。  そんな訳で最後の最後までなんだかんだ面白かった本作、ミニシアターっぽい間の撮り方や撮影も美しく、楽しめました。満足です。
[インターネット(吹替)] 6点(2022-01-06 00:09:51)
235.  キングスマン: ファースト・エージェント 《ネタバレ》 
0!それは飛ばしすぎた2をリセットするには良い口実だ。2も嫌いじゃないけど、あの駄菓子はなんともクドすぎた。 そんな訳でキングスマン誕生の物語へ。舞台は20世紀初頭!日本人にはいささか馴染みのない第一次世界大戦真っ只中。英国崩壊を狙う魔の手からあの体たらくのM…ではなくオーランド・オックスフォードことレイフ・ファインズが頑張るスパイ映画になっている。 というかこの映画レイフのレイフによるレイフの為の映画だ。  キングスマンらしい特徴的な刺客と、派手なアクション、そして独特のエグみがシリーズの味だったけれど、エグみは前作でやりすぎたせいなのかその点は思いの外控えめ。そして史実に基づくお話にしたために説明は多め、派手なアクションは物語から30分後にやっと拝めるスローな展開。そんな訳であのビシバシキレッキレの映画のはずが異様に上品で親切でちょっと「らしくない」印象。  だけどもアクションシーンも刺客もやはりキングスマン。この堂々たるラスプーチン!まさに怪僧!正直こいつがラスボスで良いくらいの圧倒的存在感。そしてコイツの戦闘スタイルはどっかで見たことある!そうだ!ネオジオの格ゲー・ワールドヒーローズのラスプーチンだ!クルクル回る姿はまさに俺たちがよく知るラスプーチンだ!・・・しかし、この映画の最も盛り上がる所はここ。  その後の展開は結構失速してしまう。息子の死というドラマを描かねばならない為に遠回り…まぁ立ち直りも早いけど。 そんな訳でアクションシーンはどれも一級品でラストバトルも見た事無いアングルのバトルが拝めたりと満足も出来るが、もうちょっとしまりと刺激のある作品にしてほしかったとも思ってしまう作品でした。 この調子で第二次大戦、冷戦と続いて行きそうなので次回も見て行きたいですね。
[映画館(字幕)] 6点(2021-12-30 19:30:44)
236.  ロマンシング・ストーン/秘宝の谷 《ネタバレ》 
ロマンス小説家がひょんな事から大冒険! 作りは正直レイダースの二匹目のドジョウを狙った一本だけど、こちらはスリルより二人のロマンスにこれでもかと寄せた形で、テンポ良くご都合的に進行する為飽きもこない。おかげでコロンビアのロマンス小説家ファンのおじさんなんてとんでもないキャラクターまで出てくる。こっちのマイケル・ダグラスは蛇にも強いぞ。 ただしアクションは逃走シーンばかりでインディのような見た事も無い古代遺跡でスリル満点大冒険というのはあまり期待してはいけない。でも滝から車ごと落ちるシーンは凄いぞ。 そんな訳でワニを諦めて助けに行った彼も、終幕には何故か小説家の所にワニを倒して船を手に入れたマイケル・ダグラスが迎えに来るという夢のような非常にご都合的で甘い甘々な展開だ。でもそれでいいじゃない! 痛快アクションも見たいけど甘いロマンスも欲しい!そんな欲張りなデートムービーという印象でした。素晴らしいです。
[インターネット(吹替)] 6点(2021-12-11 20:46:22)
237.  007/黄金銃を持つ男 《ネタバレ》 
ゲェッ!乳首が三つ! ボンドに殺人予告をしたのは謎の殺し屋フランシスコ・スカラマンガ!殺されちゃたまらん!こうなりゃ返り討ちだ! まぁそんな歴代007映画のワーストを飾る事の多い本作ですが、改めて見るとこれが面白楽しい。  もちろん変な映画です、しょっぱなからサイケな殺し屋バトル。そして謎の憎たらしい小男ニック・ナック。 そこからのボンドのアジア珍道中は山あり女あり力士ありで見応えたっぷり、バンコクで力士にボンドが苦しめられるんだから最高ですよ。なにも考えない方が良いです、きっと意味ないので。 更に敵方のボンド殺害のチャンスをみすみす空手道場で逃がすというざるっぷり。なにも考えない方が良いですよ、特に意味はないと思うので。さらにあの男の中の男ジェームズ・ボンドが子供に助けてもらったのに金を踏み倒し子供を川に投げ落とすというクズっぷりも披露。そりゃないよ…。 でもあの宙返りカースタントは本当に凄いですよね。何度も見たくなります。でもあのマヌケなSEは何故付けたのか…。  そしてスカラマンガことクリストファー・リーも何故こんな映画に出てしまったのかマジで謎ですが、ボンドに対抗するかの如く黄金銃を始め、空飛ぶ車にはビックリガジェットには驚きです。はじめに見た時は「なんてガキ臭いオモチャみたいな銃だ!」と思いましたが、今は欲しくてたまりません。 そして007映画の中でも純粋に007と戦いたくて仕方が無い男というのも珍しいですよね。(ただそれまでの過程がいらなかったんじゃないかとも思いますが…。)  ただし本当の見せ場であるはずのスカラマンガvsボンドの戦いが意外とショボいのが残念。ビックリハウスのギミックが冒頭と同じというのがなんとも頂けない。トドメの一撃も一流の殺し屋スカラマンガならなんとかなったんじゃないかと思わせてしまうあっけなさ。 そしてスカラマンガを倒した以外の今回のボンドの活躍は背中を何度も狙われ、変装はバレ、力士たちの戦いには負けて捕まり、追跡には失敗し、ほとんど上手く行っていない。でもまぁ終わりよければ全て良しなのが007映画。あと最後のニック・ナックとの戦いは完全に蛇足ですね…。  しかし本作はただただ、面白おかしいだけではない、悲しき運命のボンドガールであるスカラマンガの愛人アンドレアの存在、そして彼女の最後がなんとも悲しい。サブになるボンドガールの運命だがその中でもただただ気の毒である。 それに比べメインボンドガールであるグッドナイトのなんと能天気な事か…。  そんな真面目な一面もありつつ、全体に漂う異様な雰囲気と、世界存亡の危機を全く感じず、ペッパー保安官の罵声が飛び交う…やっぱり変な映画でした。
[インターネット(吹替)] 6点(2021-11-12 22:40:33)
238.  ネバーセイ・ネバーアゲイン 《ネタバレ》 
ボンド。君の次の任務は活性炭素を倒して健康を取り戻す事だ。 そんな冗談みたいな導入から始まる007外伝はさすがにボンドというにはお年を召しすぎたショーン・コネリーのビジュアルに不安を感じつつも、いつもより冗談と軽口が多い気がするボンドのおかげで非常に楽しい。そう、この余裕こそボンドだ。 ボンド以外の役者も違えば音楽も違う本作、入り込んだ経緯を持つ作品には若干不安はあったけれどショーン・コネリーの立ち振る舞いはまさしく相変わらずのボンドそのものシレッと核の在処をボスからおっぴろげに聞いちゃうあたりは流石ボンドとしか言いようが無い。  見所はやはりバイクチェイスシーン。ただボンドバイクというのには若干性能がジェット以外わからないのがちょっと残念。 それと敵のボスとのビデオゲーム対決。ちょっと面白そうなのが悔しいがかなりシュールな光景だ。 そして特徴的な悪役は女殺し屋No.12のハイテンションっぷりもかなり面白い。(ゴールデンアイのゼニア感あるぞ) あと驚きなのが後に彼も英国諜報員となるローワン・アトキンソンが登場し、ボンドと競演。こんな事ってあるのね。 ラストバトルはまさかのボンドガールの復讐で幕を閉じる。結構あっけない。 そしてヌルいオチ。コネリーボンドの仕事は終わったのだ。  おなじみの音楽も冒頭のガンバレルもアバンタイトルからのオープニング曲の流れも無いという異例ずくめの外伝007映画ですが 若干間延びしている所はあるものの見所たっぷりの良い007映画でした。
[インターネット(吹替)] 6点(2021-09-16 08:21:54)
239.  血を吸う粘土 《ネタバレ》 
ここは地獄の画塾!東京藝大の為に青春を燃やす若人たちがあらゆる感情を込めて作品に打ち込む!…が、上手く行かない日々! 何も無い田舎で先生も実用的な事は何も言わない、ただただ「東京に俺たちも住んでいればもっと上手く行くはずなのに…」と自分たちの環境を怨みつつ制作に打ち込む毎日!未来が見えない重い空気!玉石混合の才能と感情が入り交じるまさに地獄!…正直僕はこの先に起る愉快な粘土地獄より、この地獄の方がだいぶキツいしホラーである。  そんな最悪の地獄を盛り上げるために狂った芸術家の成れの果てがこれでもかと暴れ回るんですが、結構粘土のバケモノというのが新鮮でフィジカルな物理攻撃が効かないのもあってなかなか強いです。更に弱点も炎と明確なのも嬉しい。 更にここの画塾の人たちめちゃくちゃ粘土に対して頑張って戦うんですよね。ここはホラーというよりさながらモンスターバトルな展開がGOODです。  そして恐怖演出はチープではありますがクレイアートっぽい演出が楽しく不気味で、手作り感満載の粘土の粉が体内に入って行くシーンにはちょっと感動しました。 更に話の後半は挿入歌が入る事でだいぶ作中の雰囲気が変わるのも面白い所。特に回想シーンで芸術家のとてつもなく楽しそうな様子が微笑ましいです。このシーン好きです。  そしてラスト、憧れていた東京に対して「そもそも貴様が全部悪いんじゃ!」と唾を吐く、逆恨みMAXでスケールの大きいテロリズムなオチも最高です。まるで冒頭の地獄が嘘のような爽やかさ!  全体的にチープな作りの作品ですが、粘土のモンスターというアイディアの面白さとアツいバトル、そしてとんでもない方向に向かって行く破滅的ラストなど80分と短い尺の中にコンパクトにまとめられているので飽きずに最後まで楽しむ事が出来ました。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-09-10 09:06:14)
240.  オールド・ガード 《ネタバレ》 
俺たち無敵戦士!オールドガード!でも孤独にはめっぽう弱い! そんな彼女達の正義の味方はいつだって狙われる。みんな不死身になりたいのだ。まぁ本人達はイイもんじゃないと言いますけどね。 狙うのは当然の如く金目当ての研究所。無敵の戦士もスーパー戦闘技術はあってもスーパーパワーがあるわけじゃないので捕まると弱い。そんな彼らの人生のほんのちょっと一部を切り取ったような映画が本作。  新人の登場、死が迎えに来たかもしれない勇者、秘密が暴かれた無敵戦士達と彼らにピンチが襲いますが、戦うとまぁ強い強い。 その強さと連携は100年単位で培ってきたモノだという事で納得してしまうしなやかなアクション。しかも弾当たっても別に無敵戦士だから気にしない。は…反則じゃん…あと新人も何故かめちゃ強い。  しかし最初の不死のインパクトも後半になると見慣れてしまってただの反則集団に見えなくもないのがちょっと残念。 あと新人の葛藤がちょっと長すぎるし、テンポ的にあまり良くなかったのもちょい残念。 ちなみに個人的に好きなシーンは最初に捕まった二人がお互いがどれだけ特別な存在かを滔々と語るシーン。イカすぜ。  そんなこんなでアクションシーンはとにかく満足だった本作。次回作もある雰囲気なので期待してます。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-05-23 18:08:10)
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