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はち-ご=さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 327
性別 女性
年齢 37歳
自己紹介 知的障害を持つ23歳女性です。
1週間に40時間働いているから多分社会人だと思うけど
今は旦那や発達障害者仲間とルームシェア生活です。

知能指数は11歳ですが、
この映画レビューサイトでは
見よう見まねで大人びた文章で気取らせて貰っています。

ちなみに登録自体は旦那がやっていますので
■妻投稿■がついているのが私です。
あ、でもそうじゃないので一人称が「僕」なのも
実は私が投稿していたものもあったり
「ドラえもん」とか「A」とか(^_^;)

インターネットの書き込みは初めてに近く
インターネットルールは一通り勉強したつもりですが、
「場の空気を読む」などの高度な技術は難しいので
そんな時にはスルーしてください。

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241.  グエムル/漢江の怪物
旦那に代わって妻投稿。この映画はモンスターパニック映画につきものの、大勢の犠牲者と怪獣の屍の上で感傷に浸る主人公とヒロイン連中に対するアンチテーゼではないかと思う。ガメラ、仮面ライダー何でもいい。夜道を家に帰る端役女性が突然その命を通り魔的に奪われる。次の瞬間には主人公の図々しい日常が描かれ、被害女性の今までの人生や、彼女の帰りを待っていた彼氏が変わり果てた恋人を前に嘆き悲しんだり、家族が蒸発した娘を必死で探すであろう事実はなかったことにされるような展開に、きっと制作者は違和感を感じていたのではないか。それが、この映画における葬式のシーンやラストの唖然とする結末など、頑張って努力した主人公の家族が悲惨な運命を背負う描写へとつながったんだと思う。あの女の子の遺形はモンスターを際立たせるために殺された映画やテレビの中の無名の人々の墓標ではないかと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2009-01-24 01:41:27)(良:1票)
242.  猟奇的な彼女
うちの旦那、これを見て「あー、スパイダーパニックの巨大ハエトリグモになって、あのおいしそうなぴちぴちした体にしゃぶりついて、エキスを吸い尽くしてー」とか訳解らないことを言っていました。確かに映画の中のチョンジヒョンは猟奇的なようで美しいシンメトリーを強調したような服をいつも着ていますよね。頭のネジが外れた倒錯趣味の変態野郎のための映画であって、旦那の反応からしてそういう意味では成功した映画だと思うから8点なんだけど、私だって負けていないという嫉妬の意味も込めてマイナス1。
[DVD(吹替)] 7点(2009-01-22 04:35:38)(笑:1票)
243.  ロボッツ 《ネタバレ》 
ムカつく奴はひっぱたいてやれという創作態度が不満だが、自分の子供が箱になって届き、それをオヤジが組み立てていくというシーンから続く一連のストーリーに感動した。あれは子供映画じゃ「人身売買」や「デザイナーベイビー」といった現実世界の問題が邪魔してなかなか出来ない場面だろうが、これを入れた事で「なぜ人間(?)は生まれながらに尊い存在なのか」を人間の出産とは違った形で、なおかつプラモデル好きの僕みたいな自閉少年にストレートで伝わってくる方法で表現してくれたことを高く評価したい。「人間は粗大ゴミじゃない、1人1人が尊い存在なんだ。旧式でも壊れていても」というありきたりなメッセージを、対象を錆びついた粗大ゴミ的ロボットに置き換える事で再度大声で主張している点も、頭のネジが4本ほど抜けた池沼少年である僕にとっては特別だった。しかし「夢」というキーワードや「生存」というキーワードがおとぎ話の域を出ていない点が残念。この点も人間と違った方法で、でも人間にストレートに伝わるようなアイデア展開だと良かったと思う。
[DVD(吹替)] 7点(2009-01-22 04:05:19)(良:1票)
244.  チェ 28歳の革命 《ネタバレ》 
おそらく裏設定で「モーターサイクルダイアリーズの続編として描いた」作品ではないかと思う。映画館に行く前にあの映画をレンタルビデオ屋で借りるとかなり面白くなる映画だと思った(保証は出来ないですよ^^:)。さて、アンチ・アメリカ的新自由主義という概念と聞くと「不思議の国ブータン」しか思い浮かばなかった私にとって、既存の弱い者いじめ社会を本気で変えてしまったチェ・ゲバラを知ったのは衝撃で、映画館に行く前に関連書籍やDVDを見た口です。でも映画を見て思った・・・何で神格化する必要があるの? 髭面のチェ・ゲバラが何か言うのをカメラが待っているのって、髭面のフォレスト・ガンプが何かを言うのを待っている人たちと何が違うんだろうと思いました。どうも「モーターサイクル」で見た、喘息持ちで血気盛んで純粋で暴走しがちな人間ゲバラはどこかに行っちゃったようです。作風が違うと言われれば確かにそれまでなんですが、彼とともに戦った人たちはゲバラを神だと思っていたわけではなく、人間ゲバラを信じたんだと思います。それなのに映画において唯一ゲバラの人間性を見られた所が、自分の信念を汚した部下を懺悔もさせないでぶち殺すシーンだけというのはいささか足りないです。
[映画館(字幕)] 4点(2009-01-18 15:25:58)
245.  ゴジラ(1984) 《ネタバレ》 
1954年から30年たち、高度経済成長でかつての悲惨な戦争を忘却したかのように発展する東京にゴジラ出現。笑い、楽しみ、毎日を懸命に生きていた日常が破壊される大勢の人の絶望と、1人の人間の苦悩と勇気がリンクし、それが戦争の悲しみと痛みというメッセージに繋がっていく秀逸なオリジナルをどうリメイクするかを楽しみに見ていた。先代の映画で表現された破壊シーンから感じられる戦争の不気味さと恐ろしさを、西新宿のビルでどう再現するか期待していた。きっと巨大なビルが蝋燭のように燃え上がる姿は、その下にいる人間から見て、いや日本人から見て怖い・・恐ろしい絵図になるかもしれないと具体的想像までしていた・・・・。何でそれが武田鉄矢になるんだ?
[ビデオ(邦画)] 4点(2009-01-14 03:03:12)
246.  誰も知らない(2004) 《ネタバレ》 
現代社会の無関心をえぐりだした社会に対する警鐘作品・・・と言いたいのだろうが、敢えて言う。誰も知らないほど世の中は甘くない。公園の水道で洗濯するシーン、コンビニで余り物をもらうシーン。こういう「普通じゃない行動」をしている人間を社会は見て見ぬふりをしてくれるだろうか・・。答えは否だ。金節約のためにこういう事をしようとした僕自身の経験から見て間違いない。困っている人の無知や防衛術のなさに付け込んで、経済的、精神的、肉体的、そして性的に搾取しようというとする連中が必ず出てくる。そういうハイエナどもは一般人や役所の人間よりも鼻が効くし、知的障害者、老人、当然子供だって容赦はしないだろう。現代はこの作品以上に危険で不寛容な時代であり、登場する子供たちが行方不明になったりしなかったのは現実では母親が月何回は見に来ていたからだろう。そういう意味でこの作品は所詮一種のファンタジーであり、あるいは「普通じゃない行動をする人」に対する変な憐みにしか僕には感じないのである。
[DVD(邦画)] 4点(2009-01-12 00:47:24)(良:1票)
247.  サラフィナ!
歌と踊りはお金がなくても時代文明関係なく出来る人類普遍の娯楽であり芸術だと再認識した映画です。彼女達が踊っている間はスラム街がすごい美しく見え、服も肌も黒い女の子たちと高圧線鉄塔や乾燥した黄色い大地とのコントラストは絵画を見ているような気分になりました。これ迷彩服を着た白人が踊っていたら絵的に褪せちゃうでしょう。この絵的な部分が自分たちの町、自分たちの肌、とにかく自分たちを誇りに思っているというメッセージだと思います。日本社会じゃなかなか許されない贅沢です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-01-06 08:08:23)
248.  パトリオット
妻投稿です・・・・。①「世界最強の軍隊に対して愛国者たちがゲリラ戦で勝負する」というプロット。②「人質を殺す」と脅して捕虜を釈放させる場面。③爆弾で停泊中の軍艦をドカン。④「文明国相手に何で正面から戦わないんだ」「正面から戦ったら負けるから」「他国に侵攻して罪もない女子供を殺すのをやめてほしい」というやりとり。⑤「息子よ、俺は昔イギリス軍と仲良く●●(残虐行為につき省略)や●●(食事がまずくなるので省略)を切り刻んで取り出して共通の敵軍隊に贈ったんだ」「でも今は仲が悪くなって敵同士になっちゃったんだ」というやりとり。⑥無実の農民の家を放火して子供を殺して長男を拉致するシーン・・・。思いっきりイギリス軍=今のアメリカ、大陸軍=今でいうア●●イダじゃないですか・・・。嘘だと思ったら、イギリス軍襲撃シーンにおいてジョン・ウィリアムズの音楽を、アルジャジーラに送られてくるテロの瞬間の映像のアラビア語のテーマソングに脳内変換してください。きっとそれほど剥離はしていないはずです。アメリカバンザイ映画にしては確信犯的だと思っていたら、主演のメルギブとヒースレはオーストラリア人、監督はドイツ人・・・。これはひょっとして「ビバ・アメリカ」と言いに映画館にきた観客に対する「アメリカの価値観がこれからも永遠に世界を支配できるとは思うなよ」という意地悪メッセージなのかとも思ったんですが、同じ監督の宇宙人やイグアナの映画を見る限りそれは考えられず・・・・多分私たちが豊臣秀吉や徳川家康の活躍および戦闘シーンを何度見ても楽しめるように、監督もアメリカの歴史と戦闘シーンを無邪気に撮りたかったんだろうな・・・・という事にしておきます。じゃあ、私は何が言いたかったのか・・・。それはお馬のダビちゃんが銃やサーベルを構える表情が、魔法のお城のアルピノパパが「アバダケパブラ」という表情に酷似していたことを言いたかったんです。とりあえず8点。
[地上波(吹替)] 8点(2009-01-05 22:49:39)
249.  モスラ(1996)
命の神秘を感じてほしいので、戦車や都市破壊シーンを出さないというスタッフの趣旨をパンフでみた瞬間狂気の沙汰だと思った。ただ考えてみれば怪獣映画の歴史で初めて人間に語りかけてきたのは実はモスラの小美人。モスラ3部作は主人公が「家族」「友達」であり、それが味方怪獣と敵怪獣両方に対してどう向き合っていくかを描いた作品なので、自衛隊は邪魔かもしれない。少なくとも「小さき勇者ガメラ」みたいに子供を変に美化する方向に逃げず、真正面から描きたい事にぶつかっているようには思える。怪獣同士の戦いも最近のクソCGやふざけたプロレスファイトに比べ迫力と美しさの点では結構レベルが高く、怪獣映画の1つの形として評価することは十分にできる。
[ビデオ(邦画)] 6点(2009-01-02 06:50:17)
250.  シベリア超特急
妻投稿・・。私がこの映画レビューサイトにおいて出会った映画で一番素晴らしい映画と思えるのは、ラピュタ、ゴジラ、チャップリンを抜いて実はこの映画なのです。この映画で水野晴郎さんは「映画評論家が実際に映画を撮るとこうなる!」という自身のメタフィクション化と、こんな映画でも真剣かつ楽しそうに演じる自らの姿によって、観客に対し、「他人の映画、演劇、ドラマ、小説、絵画、そして人生を評価し場合によってはこき下ろす事も政治経済社会文化の継続と進歩には大切」だが、「作品を作り上げる事の方が、チャチや文句を言う事よりもずっと偉い」という事を絶対に忘れてはいけないと訴えていると思うからです。「このサイトで映画レビューを楽しみたいなら、これだけは忘れちゃいけない」と言われたような気がしました。よっぽど映画を愛していなければこんな事は表現できないと思います。「映画を見る人」というよりは「映画を愛する人」に捧げられた映画。10点を進呈します。
[ビデオ(邦画)] 10点(2008-12-27 20:56:34)(良:8票)
251.  ターミネーター2/特別編 《ネタバレ》 
面白い映画なのだが、逃げるシーンに徹すれば良かった。製作費やターミネーターの形態の変化とバリエーションを持たせつつ、恐怖から生まれる友情、恐怖から生まれる疑念というように、前作の一本柱である「追いかけられる恐怖」を多様に派生させた面では「理想の続編映画」だ。しかしなぜ黒人をぶっ飛ばす必要がある? 理由はあるにしろこのあたりに第3弾にみた破綻の予兆を見た。地球を救う救わないなんて「追いかけられる恐怖」とは少し外れているだろう。そこをどうリンクさせるかが足りていない。
[地上波(吹替)] 5点(2008-12-27 16:25:23)
252.  ドッグヴィル 《ネタバレ》 
この映画を見るときのコツは、観客自身が自らを変態と自覚すること。だって変態じゃなかったら家の壁や犬がチョークで表現されているなんて「幻覚」は見えないでしょう? そう、あなたは目撃するのだ・・・変態の監督によって撮影された変態映画に登場する変態登場人物たちを変態の視点から。そしてこの幻覚世界の中(だけ)では現実世界の衣や良識を殴り捨て、残虐な心と偽善的な心、支配欲、ニコール・キットマンをいじめる変態嗜好を満足させるのだ。それでよいのではないだろうか。
[DVD(字幕)] 7点(2008-12-27 07:15:30)
253.  ミリオンダラー・ベイビー 《ネタバレ》 
妻投稿。友達の赤ちゃん一緒に育てている私は「ミリオンダラー・ベイビー」というタイトルを「アメリカンドリームをつかむ女性」ではなく「存在そのものをお金で換算される赤ちゃん」というように額面通りに受け取ってしまいました。そして映画の内容は全くその通りでした。私は安楽死を100%否定しないけど、最後にマギーが安楽死する姿は引き取り手もなく使い物にならなくなった競走馬が処分される姿みたいでかわいそうでした。それを見守るフランキーの姿も「大好きなお馬さんと別れなくてはならない獣医」という「感動」物語にしか見えませんでした。これ本当に人間を対象にした映画なんですか?
[DVD(吹替)] 3点(2008-12-27 06:06:38)(良:3票)
254.  REX 恐竜物語 《ネタバレ》 
平均点ワーストランキングの映画を最近責めている僕だが、この作品は個人的にはなかなかよく出来た映画だと思う。確かに「子供が恐竜(その他宇宙人、河童、怪獣など)をひろい、恐竜と成長し、政府の黒服や悪の研究者の略奪を逃れ、最後に別れがやってくるというパターンはありきたりすぎる。しかしこの作品はその模倣とされている「のびたの恐竜」「ET」などと違い、恐竜を家族として迎え入れる子供の家は一戸建て住宅や団地といった日常世界そのものではない。そこにあるのは骨になった恐竜の展示場、鋼鉄の檻が林立する研究空間、舞台の北海道とも明らかに異質な雪原とそこに浮かぶ遊園地の幻想的な光、最後の鮮やかな気球・・・・・僕らが生きている日常とは明らかに違う世界だ。そう、この映画は「のびたと恐竜」のような「恐竜に出会った子供」からの視点ではなく、「異世界に連れてこられた恐竜」からの視点で撮られた映画なのだ。安達裕美がピーマンを食べるシーンを正面(つまりは恐竜の視点)から長々と撮影するのがその証拠だ。「感動」「友情」「成長」と子供からの視点で語られることの多いこの分野の映画だが、この映画が描きたかったのは「生まれてきて数日間に遭遇した夢のような・・何だかよく分からない、今では知りようのない世界」という恐竜の赤ちゃんから見た眼差しだったのかもしれない(ちなみに妻は「(監督が)大麻に汚染された眼差しじゃない?」と主張していました)。
[レーザーディスク(邦画)] 8点(2008-12-19 01:59:37)(良:1票)
255.  ゴーストシップ
冒頭のあれが怖くて、おばけも殺人も怖くなくなりました。見る価値はない。
[地上波(吹替)] 3点(2008-12-13 04:25:46)
256.  ライフ・イズ・ビューティフル 《ネタバレ》 
私はこの映画、高得点あげられると思う。確かに歴史的大量殺りくをファンタジーとして描く事は受け入れがたい事ではある。しかし一方で死、絶望、恐怖はPTSDという形で人の心を破壊する。父親のグイドはその悲惨な破壊から息子を守ったのだ。彼の最後のガチョウ行進は、息子への愛に満ちた父親の姿であり、悲しみ、憎しみを笑いに変えるというコメディアン・ロベルトの信念の象徴であり、恐怖も憎しみも悔しさも絶望も乗り越えた一人の人間の超然とした姿である。
[DVD(吹替)] 10点(2008-12-05 01:14:28)
257.  ダイ・ハード 《ネタバレ》 
妻投稿・・・この映画は「何で主人公には弾が当たらないんだ」「何で主人公が何百人も敵を殺せるんだ」という事が気になって、アクション映画を楽しめない硬派な方が作った映画ですね。こうした疑問がこの映画を面白くしているんだと思います。でも私はそれに+「何で悪人とはいえたくさん死んじゃうんだ」という事も気になってしまうんです。悪人の中で生き残ったのは殴り倒された黒人とフランス人の2人だけ。殺すなとは言わないけど、「悪党全員死亡」という事がわかりきっていると面白くないんです。
[地上波(吹替)] 7点(2008-12-03 19:55:44)
258.  モスラ対ゴジラ 《ネタバレ》 
ゴジラは一作目は別格で、あとは子供向けと評価されているが、それのどこが悪いんだろう。確かに目も当てられない作品もあるが、この作品は僕は一作目と同じくらい好きだ。卵からイモムシが生まれ、さなぎになって羽化してチョウチョになって死んでいく虫。この神秘を僕らガキどもはゲージに保管して観察するものだが、円谷は逆に人間を踏み潰しかけない化け物としてこの身近な神秘を表現したんだと思う。それはゲージに入れられるようで、でもゲージに入れるのはかわいそうだと感じる小美人の存在からもうかがえる。そして今作品も日本国を蹂躙し、戦争の化身として暴れまわるゴジラを少年がゲージに保管した神秘の化身モスラがやっつけるというストーリーは、間違いなく円谷から子供たちへのメッセージであり、この映画は立派な「子供向き映画」なんだと言える。・・・・・以下妻投稿・・・・嘘です。旦那トイザラスで私にモスラの幼虫指差して「あれ、ゴジラのウンチが放射能浴びて怪獣になったんだよ」とか言っていました。
[レーザーディスク(邦画)] 10点(2008-12-03 19:47:00)(良:2票)
259.  ブラザーフッド(2004) 《ネタバレ》 
韓国の友達も出来たし旦那も韓国で迷子になって韓国の警察に助けられたので、韓国は身近な国ですが、国がある日2つに分かれ、殺し合い、味方同士でも殺し合うという悲劇を映画で知った今、韓国の友達が出来る事はとても素晴らしいことだと思いました。竹島や歴史問題で相容れない考えはあるけど、価値観の違いを乗り越えて人々が仲良くなることが許されるなんてホントにホントに素晴らしいですよ。でも頭蓋骨が砕けるまで人を殴ったり、首つり死体や黒こげ死体がたくさん出てくるのはリアルで気持ち悪いし、戦争の狂気と死の恐怖を表現するには浅はかかな。この点は殺戮描写のほとんどないホテル・ルワンダの方が秀逸だと思いました。兄弟愛もラストはスター・ウォーズの最終章そのままでしたしね・・。それを差し引いても今を生きる私たちが平和のために何を大切にしていくべきか、そしてすることが許されている素晴らしさはメッセージとして十分伝わってきたので8点です。
[DVD(字幕)] 8点(2008-11-25 23:04:26)
260.  皇帝ペンギン 《ネタバレ》 
某DVD屋さんで「皇帝ペンギンをお願いします」「はい、わかりました」で意気揚々と家に帰って見たら意外にも下ネタや卑猥なギャグが連発。みなさんのレビューを見て何かおかしいと思って(気付かなかったのか)パッケージを見たら「童貞ペンギン」。想像してください「・・・・・・・」その時の僕の気持は南極に立ち尽くす雄ペンギンの姿でした。ただこの「童貞」と「皇帝」の2作品を見て思った事は、動物の営みを人間がどう解釈するかは自由だということ。見方を変えれば下ネタにも感動物語にもなる。映画というものは「出来事(現実架空問わず)に意味を与える」エゴという名の芸術なんだと僕は思う。実際のところペンギンは鳥類だから子育てなんて愛情でなく本能だと思うが、動きまわるペンギンを玩具にとったフィクションの感動物語とすれば、映像といい「奇跡の海」に通じる不条理な世界で不条理ながらも一途に突っ走る登場人物の姿を垣間見れる物語といい、悪くはないと僕は思う。
[DVD(吹替)] 8点(2008-11-24 05:29:40)
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