341. メゾン・ド・ヒミコ
《ネタバレ》 ゲイの老人ホームの話。簡単に言えば、そんなところだが、 テーマは「人間愛」で、ゲイの老人ホームという設定は単なるオプショナリーに過ぎないと思う。 しかしながら、脚本が退屈すぎて、せっかくのテーマが、あまり突き刺さってこない。 もっと料理の仕様があったと思うのだが、、、。 自分も映画の突然踊りだしたりするシーンは苦手だ。 ダンスホールで、皆が同じ方向を向いて踊るなんて、演出とはいえ、冷めてしまう。 自由を象徴するシーンのはずなのに、不自由さを感じてしまう。 [地上波(邦画)] 4点(2012-01-02 08:31:03) |
342. カンフーハッスル
《ネタバレ》 ん~~~。 達人の大家夫妻とか、殺し屋とか、強烈なキャラが居るのに、なんか物足りなかったな。なんでだろう?少林サッカーの方が、面白かったですね。 主人公が達人に目覚めてからのアクションシーンに入ってからはワクワクドキドキしたんだけど、伏線もなく突然目覚めちゃうし、その確変モードに入るまでに尺使いすぎだし無駄が多いっちゃあ多いような気がする。 ジャッキー映画の蛇拳とか酔拳なんかも、最初主人公ヘタレなんだけど、映画の尺の中で、なぜ強くなったのか、その過程がキッチリ描かれてるんだよね。 比べてはいけない別物だけど、その部分を全キャンセルした分、なんか納得行かない気分になった。 [地上波(吹替)] 4点(2011-10-16 20:35:59) |
343. ドラゴンヘッド
《ネタバレ》 まぁ、原作も最後の方グダグダだったしな。 本作の脚本が大きく逸れようとも、大目に見てあげたら良いじゃない。 とかいって、あんまり読み込んでも居ないので、 途中から「こんな話だったっけ?」なんて、思いながら観ていたのは内緒だ。 それにしてもヘリから落ちても五体満足で、再び再会するまで歩いてしまうテル君は、 ダイハードのマクレーンよりも凄いヤツなんですが、出てくる作品を間違えたようです。 結論から言うと、「投げっぱなしジャーマン」なんだよね、結局。原作もそうだったから仕方無いといえば仕方ないのだけど、どうせ変えるならなんらかの「答え」を提示した方が良かったのかも。 めっちゃくっちゃ叩かれることになったとしても。 原作にアコの 「でもこの世が終わりだったとしても 独りじゃなくてよかった‥‥ この世の終わりに独りはイヤよ」 っていうセリフがあるんですが、これは入れて欲しかったな。 [DVD(邦画)] 4点(2011-09-15 23:39:28) |
344. エネミー・ライン
《ネタバレ》 敵地に兵士が一人取り残される。 そんな、あらすじに惹かれて観賞したのだけど、 なんとも、自業自得で結果オーライな話でビックリ。 自分の気まぐれで予定航路を外れて敵地を写真撮影。結果、撃墜。 仲間も撃ち殺されちゃうし、敵地に一人取り残れたつったって、自業自得もいいところ。 ストーリーの肝となる虐殺の証拠写真も、偶然撮れたものだし、 掘り下げてしまうと、軽いにも程がある。 最後に「提督、私の退役届けを返してください」「そう来ると思ってたよ」のやり取りなんて興醒めでしたね・・・。 これがアメリカっぽさ。 しかし、テンポの良さで退屈しないで最後まで観れてしまう。 これもアメリカっぽさ。 [地上波(吹替)] 4点(2011-08-25 22:19:22) |
345. ポワゾン
《ネタバレ》 正直、設定から何から何までありえない話。 吹き替えの声優へったくそだなぁ~と思ってたら菊川怜だった。 草刈正雄のバンデラスは違和感なかったのにね。 ラストは正直あざといですね。とても評価できません。 あれは大どんでん返しではなく、ただの裏切り。 [地上波(吹替)] 4点(2011-07-14 23:52:36) |
346. スウィート・ノベンバー
《ネタバレ》 正直、このなんてことないラブコメに癖のある作品に出演し続けているキアヌが出てることに違和感がありましたが、 話が進むに連れて結局、癖のある作品だったな、みたいな(笑。 内容としては、どうなんでしょうね?どっちに転んでも自分好みではないかな。 序盤のドタバタラブコメで進んでも、本作のように終盤いきなり悲劇盛り込まれても。 ストーリーの仕掛けが、あまりピンと来なかった。 [地上波(吹替)] 4点(2011-06-27 23:16:12) |
347. ブタがいた教室
《ネタバレ》 ちょっとどう評価してよいのか困る作品。 映画として見れば、なんかドキュメンタリーっぽく粗い編集で 「命あるものを頂くという意味」という根底のテーマがわかりやすいから、なんとかついていけているだけで、映画自体の出来は正直悪いと思う。 実話ベースらしいのですが、どこまで脚色したのでしょう? まぁ、色々考えさせられるんですよ。 自分達の飼っていた豚を食うが善か、食わぬが善か。 子供達にその選択を迫るのは正直、酷で、酷だからこそ命の意味について真剣に考えるというテーマがあるわけなんだけど、 ちょっと許せない部分があって、 妻夫木聡演じる先生は、あんな大胆な命題を子供達につきつけて置きながら本人がブレにブレるんですよね。 こんな教育をするな、とは言わない。でも、一歩間違えれば子供達にトラウマを与えかねない、この方法は絶対に大人はブレてはいけないのだ。 どれだけの批判を浴びようが、子供達から何の支持も一切もらえなかろうが、絶対ブレてはいけない。 ところが、この先生はブレにブレて下級生まで巻き込む始末。 正直、立派な教育だとは思えなかったな。脚色の部分だとしてもOK出しては行けない脚本だと思う。 あと、卒業を間近に控えて多数決で丁度半分に割れるなんて、 やはり、この先生の器では抱えきれていない教育方法だったのではないか? そんなことを考えていたから、 最後のトラックを追いかけるスローモーションのシーンは妙にしらけてしまった。 [地上波(邦画)] 4点(2011-06-20 23:33:47)(良:1票) |
348. 蟹工船(2009)
《ネタバレ》 ん~~~。原作がなんかメディアに取り上げられて勢いでリメイクの映画まで作ってしまいましたが、ちょっとなんだろうな。 もっと泥臭くて、重ッ苦しい描写が主となると思いきや、 かなりコント臭いやり取り随所に見られた。 が、正直この空気感というか、原作の持つ閉塞感というか、 全然マッチせず不協和音が最後まで響いた。 終盤ようやくらしい展開にはなるが、時既に遅しじゃないだろうか?いくらなんでも。 [DVD(邦画)] 4点(2011-06-12 23:01:48) |
349. 地球が静止する日
ん~~~・・・。 正直、つまらんですね。ハイ。 前半は、面白くなりそうな感じでしたが、どんどん失速していきました。 子供もただウザイだけで、物語において重要な役どころでしたが、 まぁ、ただウザイだけでした。 映像だけは皮肉なほどやたら美しかったので、ちょい甘めで4点。といったところでしょう。 [地上波(吹替)] 4点(2011-05-29 22:05:50) |
350. 幸せのちから
実話モノらしいので、あまりとやかく言うのは野暮なんでしょうけど、 それにしても地味な話だった。 実話系を映画にしたとはいえ、教訓も共感もなかったし。 なんか「不幸のどん底まで落ちても未来を信じていこう感」が、ちょっと押し付けがましいです。 [地上波(邦画)] 4点(2011-05-16 07:36:23) |
351. スリーピング・ディクショナリー
《ネタバレ》 スリーピングディクショナリーという風習は今でも普通にありますよね。 島耕作の世界みたいなのは、実は意外と身近にあったりします。 前に務めていた会社は中国やベトナムへ生産工場をガンガン建てていた会社だったんですが(たぶんもう撤退してるんだろうけど)、僕は当時、独身だったので流石に赴任まですることはありませんでしたが、何度も出張に行くと現地の工場長が、見せびらかすように20歳、30歳下なんじゃないだろうかという女の子を食事の席に招いて、横に付けてイチャイチャしたりします。 今でこそ、アジアで工場を展開してる企業は減ってきていますが、奥さん!あなたの旦那も間違いなく若い女か囲ってますよ!!(笑。異国のベイビーがどっかに居るんだよ(どーん。 という経験談があるので、ストーリーに新鮮味も無ければ、 この風習を描くならもっとエロさを強調しないと駄目だと思った。 美談になんてどう頑張ったってなりえないんだから。 [地上波(吹替)] 4点(2011-05-03 23:42:40) |
352. コール
蓋を開けてみればなんてことない誘拐事件を描いた映画。 まぁ、解決の仕方をアメリカ映画らしく派手にドカーンとやっちゃいましたって所ですが、あまりそういうのも好きな展開じゃないしなぁ。 やたらゲームだのルールだの主張するケビン・ベーコンですが、次から次へとハプニングが起きて終始テンヤワンヤ。とても過去4回完璧に誘拐を完遂したとは思えないほどの小物っぷりだったと思います。 もっと、頭脳戦になると思いきや、とんでもなく頭の悪い映画だった。 [地上波(吹替)] 4点(2011-03-10 02:00:29) |
353. ハルフウェイ
撮りたい画を撮れるだけ撮って、とりあえずくっつけてみました的な。 別にいいんだけど、脚本家出身がやっちゃうとアザトさを感じるし、 それを支える岩井俊二であり、小林武史といったビッグネームが関わったとなると、 実験的とか狙いとか、どうでもよくアザトさだけが鼻についてしまう。 セリフ等を演者のアドリブにまかせた分、演者の良さみたいなのは出てましたが、 これは映画と呼んで良いものか・・・。 まぁ、でも最後までちゃんと観れるレベルに収まってるのは、テクニックなのかもしれない。 [地上波(邦画)] 4点(2011-02-24 23:22:03) |
354. ROOKIES-卒業-
《ネタバレ》 ドラマの最終回で笹崎戦のエピソードを所々使っていたのと、 原作自体も笹崎戦は笹崎側の監督、選手間のエピソードを重厚に描いていたり、作者も急病(体調不良)で休載しながら描いてた所なので、 正直、映画で笹崎戦を描いたところで、どうにもならないだろうな、と思ってたら、やっぱりどうにもならなかった印象。 二人の新入生の入部のタイミングも、映画で登場にしても入部エピソードとしては薄いというか、濱中要らない感じになっちゃってたし。 若菜の骨折エピソードをドラマの方にも使ってたら正直何の見せ場もなく、 安仁屋がマウンドで泣いただけの映画になるところでした。 [地上波(邦画)] 4点(2010-10-29 21:06:14) |
355. カイジ 人生逆転ゲーム
《ネタバレ》 ダイジェスト仕上がりでガッカリ。 限定ジャンケンだけで映画一本分作れるくらいの濃さなのに。 藤原竜也は良かった。香川照之も、まぁまぁ。 天海祐希が中途半端だった。 一応原作未読者が読んでみようかな?くらいの作品にはなってたのが救いかな。 でも、残念ながら原作の方が恐ろしいくらいに出来が良いと言い切れるのも確か。 [地上波(邦画)] 4点(2010-10-16 23:21:15) |
356. 劔岳 点の記
ん~。なんていうか。 個人的に僕は映画には「娯楽性」というのが一つのポイントしてあるわけです。 もちろんそれがすべてではないですが、この映画は「娯楽性」という点を無視しすぎかな。 ただただ無骨に映像美を見せつけ、それを撮るために愚直にどんな苦労もいとわないぜ!っていうスタンスがなんかね。 それって、なんだろう観客にアピールすべき点ではないと思う。「娯楽性」を無視してまでも。 一切の妥協も許さず、物凄い映像を撮りました。 でも、それだけって話。 [地上波(邦画)] 4点(2010-10-14 23:24:15) |
357. 陰日向に咲く
《ネタバレ》 原作未読。 バラバラのエピソードが、一つのエピソードへ向かっていく感じは面白かったですが、 ちょいとご都合主義。まぁ、しかしお笑い芸人の処女作と思えば、全然許せる範囲。 映画だけを観てくと、さすがにダイジェスト感が否めないというか。 かなり雑に作ってると思いました。テレビ放送バージョンがいろいろカットしてるならあれだけど、大差ないなら、ちょっと伝わらなさすぎ。 それでいて、なんかやたら泣かそうとする演出や音楽で映画に置いてけぼり状態でした。 丁寧に作れば面白くなる素材というか本だと思うので映画としての評価は低めです。 [地上波(邦画)] 4点(2010-06-04 23:36:06) |
358. のだめカンタービレ最終楽章 前編
正直なところドラマ版のSオケの演奏シーンや、R☆Sオケの演奏シーンの方が、ワクワクした。 映画版だし、この2つのシーンを越えるものを期待してた分、個人的にはガッカリ感のが大きかったです。 オケのキャラもあまり引き立ってなかったしね。 [地上波(邦画)] 4点(2010-05-03 19:00:28) |
359. タキシード(2002)
全体的に中途半端。 話の作りも雑。アクション映画だから、そこをつっこむのは野暮か。 エンディングシーンだけは、なかなかキャラを生かしあってて良かった。 それにしても最初のボスと口を利いてはいけないというルールはなんだったんだろ? 普通にいらないエピソードだった。 [DVD(吹替)] 4点(2010-01-31 09:20:41) |
360. ONE PIECE
記憶の中でねじまき島とゴッチャになってる所がありますが・・・。 感想としては50分と言う制限された時間の中で、作る側も消化不良のような。 まだこの頃は東映まんが祭みたいに他作品と抱き合わせだったんでしたっけ? しょうがないといえばしょうがない。 [地上波(邦画)] 4点(2009-12-17 08:31:34) |