21. ハンサム★スーツ
とっても笑えて面白い!!キャストに脚本、ストーリーの進行も文句なし!!何より、アノ会社めっちゃいい宣伝してるじゃんっっと思ってしまう作品でした笑。制作費一体どれくらい負担したんじゃろか?? [試写会(邦画)] 8点(2008-11-07 00:17:54) |
22. アクロス・ザ・ユニバース
ビートルズの楽曲が劇中そのまま流れているだけでなく、上手にキャラクターの心情を表している。恋愛初期のはやるような気持で聴いていた"I want to hold your hand"が、バラードとしてカバーされることで、心に秘めた切ない想いを綴る歌になったり。"Strawberry Fields Forever"が真っ赤な血の流れる戦場(battle field)に掛けられて反戦歌になったり。今まで聴いていた曲の新しい一面を見られたようで、嬉しかった。ただ、さいごの曲はエンドクレジットではなく劇中で聴きたかったなあ!!鑑賞中の素敵なアレンジを見て、今か今かとますます楽しみにしていたのでちょっぴり残念でした。 [映画館(字幕)] 8点(2008-08-24 22:34:50)(良:1票) |
23. 嫌われ松子の一生
2年近く前に観たけど、鮮烈な印象を残す映画。原作が気になって読んだものの、映画とは全くのベツモノでそこにまた驚いた。邦画が洋画の収支を上回りつつあった(上回ったんだっけ?)2006年いちばんキラリと光るものを感じた作品でした。 [映画館(字幕)] 8点(2008-07-13 00:58:47) |
24. イースタン・プロミス
「一級だよ。これは一級のヴァイオレンスだ」とエレベーターを待つお客様が絶賛しておられた。確かに。鑑賞して2週間近く経った今、やっとそうだなあと頷ける。観た直後、私は“面白い”とは思えなかった。ヴァイオレンスシーンが苦手だからだろうか、むしろとっつきにくいなあと思っていた。しかし今になって思い返すと、すごい映画だなあと思う。数週間に起きた出来事を100分そこそこの短い尺の中で、事件、ファミリー内の人間模様、ファミリーの新入りと思しき謎の運転手、ヒロイン…キャラクターのすべてを凝縮して見せてくれる。それが何とも言えずうまい。鑑賞中誰の目線に立つ、というのではなく、誰の目線も理解し得る見せ方をしている。そういうところがすごい映画だなあと思った。再度お客様の言葉を借りるならば「娯楽の要素を一切省いた」スッキリしたヴァイオレンス。尺の中には不足も余剰もないのです。 [映画館(字幕)] 8点(2008-07-03 00:53:18)(良:2票) |
25. JUNO/ジュノ
《ネタバレ》 ジェイソン・ライトマンの作品は、観ていて心があたたまってくる。何か新しいものを見出すというよりは、忘れかけていた何かをふと思い出すような、そんな感覚がある。ティーンエイジャーの妊娠というよりは、人々の関係性や、そこに起きているパラドックスを描くことに主眼を置いたらしく、そういう目線から鑑賞出来れば楽しめるかと思います。私はとにかくジュノが好きになった!!16歳の、大人になりきれないひとりのクールな女の子が可愛くてたまらない。「普通は私には似合わない」なんて、取ってつけたようなオチも、ジュノならそうかもね(苦笑)って思わず納得しちゃうくらいに。補足ですが…色々なひとの感想を聞いて、男女間の“出産”の捉え方って大きく異なるんだなあと感じました。 [映画館(字幕)] 8点(2008-06-17 20:00:05) |
26. クライマーズ・ハイ(2008)
横山秀夫の原作を読んでいないと分かりにくい部分もあるかもしれないが、北関東新聞社内の映像化はかなり良い。映画全体としての出来もかなり良い。2秒も経たないうちに目まぐるしく変わるアングルは、現場の臨場感をひしひしと伝えてくれた。編集技術だけでなく、俳優陣もすばらしかった。中でも座敷席での悠木と等々力のやりとりには脱帽だった。ただ、どうしても、ラストシーンの違和感だけは否めなかった。残念だが、2時間半の枠にはおさまり切らなかったのであろう。原作を読み切ったあとの爽快感が味わえなかったこと・安西の存在が原作と異なる扱いであることで-2点とさせて頂く。しかし、スクリーンに居た悠木はまぎれもなく私の頭の中にあった“悠木和雄”そのものだった。 [試写会(字幕)] 8点(2008-05-27 22:59:54) |
27. ヒトラーの贋札
これは面白かったですよ。ドイツ製作の第二次大戦映画の中でも、惨殺のシーンが少ないので、「戦争映画は苦手」というひとも安心してご覧下さい。主人公のキャラクターが、ズル賢くて、でも人間味があって…感情移入しやすい点もよかったなあ。 [映画館(字幕)] 8点(2008-05-20 00:07:45) |
28. コーヒー&シガレッツ
初ジム・ジャームッシュ。あからさまに監督のセンスの良さが画面からダイレクトに伝わってくる、こだわり色の強い短編集。一貫性・バランス、こういうの大好き。素直に8点。 [映画館(字幕)] 8点(2005-10-24 23:28:45) |
29. みんな誰かの愛しい人
《ネタバレ》 コンプレックスの塊のヒロイン、彼女を見守る声楽の先生、高圧的で素直になれない芸術家肌の父親…みんな誰かの愛しいひと。邦題付けたひとセンスあるなぁ。元気になれる!なんてものじゃないけど、すぅっと心に染みてく感じ。誰にでもある日常の戸惑いやすれ違い、自信無きがゆえに感じる引け目。人間て他人と比べるでしか出来ない小さいもの、と国語の授業でいつしか聞いた言葉を思い出す…人間のための映画。 [映画館(字幕)] 8点(2005-04-11 20:56:26) |
30. イザベル・アジャーニの惑い
ハリウッド映画には成せないであろう、仏映画独特の倦怠感溢れる空気がステキ。全編を通して曇った空気が漂うこの作品、2人の心情は常に手紙で行き来しているので、イザベル・アジャーニの演技をあまり観ることが出来なかったのが残念。しかし、何十年経っても褪せる事なくへビーな恋愛に生きる女を演じる彼女は素敵。「アデルの恋の物語」以来の秀逸な演技、と謳われるのも相違ないと思われる。数々の意味深いセリフ、ラストのエレノールの手紙、が映画を盛り上げる。アジャーニであるからこそ悲劇なのか、悲劇であるからこそアジャーニなのか。類まれな美貌、演技力・・何にせよ、彼女にしか出来ない役だと思う。 8点(2004-07-04 21:50:11)(良:1票) |
31. ラブ・アクチュアリー
素直になれなくなってしまう原因。誰かを裏切り傷つけるもの。時に大切にしすぎて壊れてしまうもの。そして、とびっきりハッピーな気分にしてくれるもの!突然訪れる愛のカタチは様々。 8点(2004-01-28 18:31:01)(良:1票) |
32. クリスティーナの好きなコト
ストレートにズキューンと胸に来るアホさ、大胆さに参った参った。もうキャメロン・ディアスにシリアスな役は期待出来ないね?可愛すぎ!ハマりすぎ!ヤバい! 8点(2004-01-17 23:46:20) |
33. キル・ビル Vol.1(日本版)
今まで観たアクションの中で一番のヒット作!女ヒロインのアクション映画だってこれぐらい派手に殺(演)らなくちゃ♪♪♪ユマ・サーマンがこんなにアクションのキマル女優だと思って無かった。思わず笑ってしまう程コミカルに描かれた惨殺シーンといい、スタッフロールを怨み節で閉めくくるお馬鹿ぶりといい、本当最高ですね。日本万歳。 8点(2003-10-29 18:19:57) |
34. チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
前作に比べてアクション・コスプレ共に派手になっててすごく良かった!エンジェル3人すごく格好良かった!このぐらいはじけていればストーリーが多少劣っても全然いいですね。デミ・ムーアは別にどうでもよかったかな。3人が鉄工員の格好をしているシーンで『フラッシュダンス』のテーマ曲が流れたのは面白かったですね♪ 8点(2003-10-13 19:17:29) |
35. トゥームレイダー2
試写会で観てきました♪前作にも増してアンジェリーナ・ジョリーのアクションが最高なこの作品。同席した友人曰く、米での興行収入が前作より少ないのはロケ地が中国だったから…(笑 ストーリーよりも彼女のアクションをぜひ観てください。ストーリーなんてどうでもよくなります。 8点(2003-08-07 07:32:11) |
36. トゥームレイダー
アンジェリーナ・ジョリーが超かっこイイ!もとになっているゲームについては無知だけど、十分楽しめた♪…にしても、皆さん厳しいですね( ̄∇ ̄ヾ) 8点(2003-08-02 17:39:29) |
37. デッドコースター
《ネタバレ》 久々にホラー映画を観て眠れなくなりました(笑 運命に追われて不自然な死を遂げるという新しいタイプのホラー映画はとても新鮮!CGだ、CGだ、…ってわかってるけれど、血の噴き出すシーンはどこかリアルだし、妙にグロいです。ちょっとB級っぽい感じもなかなかいい具合にこの作品を引き立ています。いままで観たホラーの中で、最も退屈しなかった作品です。でも、なるべく1人で観ないことをお勧めします。 8点(2003-07-31 01:00:06) |
38. X-メン
何よりヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンがかっこいい!!サイクロップスはどうしてあんなにひ弱そうなんだろう…。それだけが残念。 8点(2003-07-02 21:55:56) |
39. ディパーテッド
《ネタバレ》 正しいことをしているのに不運極まりないディカプリオと、犯罪者と密通しながらトントン拍子に出世していくマット・デイモンが対照的。面白かったけど、コステロの最期と、最後の20分の作りが荒いなあ。結局コステロとは何だったのか?彼女のその後が気になってしまうんだけど、大丈夫なの?? [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-02-01 17:11:42) |
40. ハート・ロッカー
戦争は麻薬である、という冒頭の引用そのものの映画。経験した者にしか分からないが本作の舞台は現代であり、現実味を帯びていて臨場感があった。今年は終戦から70年。かつて戦争が当然にあった時代を生きた人々の苦労は計り知れないと思うと共に、平和呆けし過ぎた日本人はこれからどこへ向かうのかな、とぼんやり考えさせられる映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-31 21:16:44) |