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kiku☆taroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 175
性別 女性
自己紹介 埼玉県出身 70年代生まれ A型です。



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21.  ビッグ・フィッシュ
ティム・バートン監督の映画、自分は、暗くておどろおどろしい世界観がちょっと苦手なところがあったんですが、この映画は良かった~!雰囲気が全編、明るくて美しくて笑えもしたし。若い頃のエドさんのシーンになるたびに、「今度はどんなお話なんだろう?」とちょっとワクワクさせられた。桃源郷の町で、靴を履く必要がないからといって、履いていた靴を宙に投げて引っかけるシーンが何だかとても好きです。あと、この映画を観て昔のアニメの『日本昔話』を思い出した。(「世界昔話」もやってたな~)この主人公のエドワードもそうだけど、それら昔話やおとぎ話がたくさん作られた時代の人々って、想像力がそれだけとても豊かだったという話を聞いたことがある。20世紀(特に戦争中)になって、そういった物語が作られるのが一気に減ってしまったらしい。でも、現代でもファンタジーやおとぎ話を好む人がたくさんいるのをみると(自分もそうだし)、どうしてなのか不思議だけど、空想することって人間にとって大事なことで、なくてはならない要素の一つなのかな、と思えました。
8点(2005-02-20 01:57:05)
22.  オペラ座の怪人(2004) 《ネタバレ》 
自分は舞台を観たことがなく、パリのオペラ座が舞台でそこに住み着いている怪人が出てくる話ということと、テレビCM等で聞いたことのある有名なメインテーマの冒頭部分しか知らないで観ました。オペラ座に潜む怪人っていうと、何となく伝説的だし、もしかしてファンタジー?とも思ってたんだけど、実際にそこの地下で暮らしていた人だったのね(^^;要は男女の三角関係の話で、三人が歌い続けて話が進んでいくところは字幕だけだとちょっと分かりづらかった。ファントムのキャラクターは、ディズニーの「ノートルダムの鐘」や、サム・ライミ監督の「ダークマン」なんかを思い出す^^笑)それらの主人公は、自分の醜さのせいで弱気になったり、愛する人を危険に巻き込まないために身を引いてしまったりと、紳士なんだけど、このファントムは孤独だけど粗暴で自己中で同情はできないキャラ。でも、そういうのも人間クサイし、ありだと思えた。彼の素顔が明かされた時、あのくらいの傷で世間から疎まれてしまうのか!?とちょっと気の毒に感じた。あと、シャンデリアが落ちてくるシーンや、舞台で上演中に死体がぶら下がるシーンは、舞台版では見所なんだろうけど、映画だとどこか大げさで、アッと驚けるっていうものじゃなかった気もする。それからこの映画、2時間20分くらいでスッゴク長いというものではないと思うけど、何となく観るのに気合が必要で、どこか緊張してしまう。映画館でけっこう始めの頃からトイレに立つ人が多かった。でも、とにかくこういう作品だって知られたことがとても良かったし、舞台はなかなか観られなくても、とりあえずCDで曲を聴いてみたいと思いました。(で、考える事はみんな同じで、レンタル店に行ったら、そのCDいつも貸し出し中になってる^^;)
8点(2005-02-17 01:39:31)
23.  あのころ僕らは 《ネタバレ》 
女性から見れば、とにかく、「レオさまカッコィ~!トビー、かわい~!」の一言につきます!(いや、二言か^^;)ああ、でもあのメンバーの人たち、今の日本の若者と変わらないんだ、とも思いました。みんなでダベってる様子やいろんな話題(それぞれの家のことや、きわどいことや)、ファッションなんかもそうだし(ダブダブのジーパンをずり下げてはく、とか)仲間といても実際はなじめずに孤独を感じていたりとか…彼らと共感するところがどこかに必ずあって、アメリカ人と日本人て根本的に国民性が違うと思ってたから、けっこう意外で、そして似ているところが嬉しくもありました。ちなみに、自分自身はあの中では、トビーと似たタイプのヤツかも。みんなでいるときはあんまり主張しない、おとなしいほうだけど、トイレで彼がいちばん、本心を激しくぶちまけてた。そんな多重人格的なところが似てるわ~(^^;
8点(2005-02-16 12:57:39)
24.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 
ストーリーは前2作に引き続き、戦いつつ冒険を進めていくという王道的な内容で、時間も長いし自分はちょっと退屈になってしまうところもあるんだけど、とにかく映像に圧倒され、「スッゴイ映画!」と思わずにはいられない作品です。「滅びの山」(だったか?)で、フロドが指輪に惑わされたところは、ズッコケもするけど、主人公は聖人のようなヒーローじゃなくて人間くさい弱さも持ってるんだ…とそこで初めて思い知らされたようで、自分としてはどこか共感するところも…;ちなみに、最後の戦闘での仲間たちや、フロドとサムは、ドラクエなんかだとレベルどれくらいになってるんだろう!?と、ふと考えてました(笑)それから、あんなふうに人々を惑わす指輪の魅力って何なんだろう!?とも改めて思った。やっぱり、絶対的な権力が手に入るってこと?ただし、自分の心を失って、しまいには廃人のようなゴーストになってサウロンに支配されてしまうから危険なのかな!?『はてしない物語』に出てくるアウリンみたいなものかな。ただ、1作目からそうだけど、指輪をはめると姿が消えるワケとか、あの指輪の持つ魔力のような恐ろしさが自分は最後までイマイチ分からなかった;フロドへのサムの忠誠心には感動です!でも、どうして彼はフロドに対して敬語で話して主人と家来の関係になってるんだろうってことも、そういえばよく分からん…自分が前シリーズをよく見ていないだけかな(^^;それから、リブ・タイラー演じるエルフの姫も、最後にひょっこり現れてアラゴルンと結ばれてイイとこ取りすぎだわ!(笑)いかにもな、おとぎ話のお姫様の役割って感じでそれもイイんだけど。でも、思いが結ばれなかったエウォインは、戦闘に参加してたわ!あぁ、でもとにかく、映像は本当に美しいし、あのダイナミックで激しい戦闘シーンが、戦争映画や歴史劇じゃなくて、ファンタジー映画のものだっていうのがまたスゴイ!またいつか、今度はどんな昔話やファンタジーが実写化されるのか、楽しみになってきます。
9点(2005-02-13 22:57:32)
25.  Mr.インクレディブル 《ネタバレ》 
これって、立派なアクション超大作!それに、キャラクターがみんなユニークで独特の存在感があって、スーパーマンやX-MENみたく、昔からある人気のアメコミを最新技術を駆使して忠実に映画化したみたいな、老舗っぽい!?匂いすら感じる。スーパーマンやスパイダーマンの主人公が、社会人になって所帯持ちになって(奥さんも特殊能力を持っていて)からの話のような、それらの続編て言えるほどかも!ただ、基本的に大人のキャラクターがメインで、子供のキャラも比較的に年も大きくて、敵キャラのシンドロームが、ヒーローに敵対する理由が陰気でキャラ的にもけっこう不気味で、「ニモ」のように誰もがなじめる愛らしいキャラクターというのはいないから、特に子供にとってはそれほどなじみやすい映画ではないのかも。映画館で近くで観ていた何人かの子どもが、何となく話に付いて行けなさそうにも見えた。あと、末っ子の赤ちゃんが、最後のほうで一瞬怪物みたいになったのが個人的にちょっとショックだった(笑)それから、この映画と「ハウル」がよく比較されているけど、同時期公開でジブリとピクサーが提携しているということで、この二作品を比べるのは何となくお門違いな気がする。ストーリーも映像も基本的にジャンルが違っていて、本来比べるべきモノじゃないと思うけどな。 
8点(2005-02-13 22:12:18)
26.  ネバーランド
あの兄弟たち、特に父親の死をきっかけに心を閉ざした少年との交流によって、ネバーランドの物語を書いたバリ。いつまでも子どもの心を持ちつづけて、ピーターパンやフック船長や時計を飲み込んだワニなんかの愉快なキャラクターを生み出した彼が素晴らしい人だと思えた。その一方で、あの兄弟の長男、同じく父親を亡くしたけど常にシャンとしていて弱気なところを見せず、母親や弟たちを支えようという責任感を持った彼は、すでに子どもじゃなく大人だったのが、なにか印象的でした。それから、劇中劇でピーターパンを演じていた女の子も、劇場では観客、ラストではあの一家の母親をネバーランドへいざなうという重要な役目を担っていて、少なくともこの映画の中でのあのピーターパンは、しっかりした大人の案内人という感じがした。演じていたのも落ち着いた人だったし(^^「子どもの心を忘れなければ、誰でもネバーランドに行ける」というこの映画のテーマは、主にバリとピーター少年に限られて当てはまるのかなと若干感じました。それよりも、心を閉ざした子も、周りの事情で本来の自分をさらけ出せない子でも、どんな子どもも、そう願うのなら大人でも、ネバーランドへ行ける能力をみなが持っている、というテーマで描いてくれていたら、なお良かったなと思いました。
6点(2005-02-12 00:13:21)
27.  サイダーハウス・ルール 《ネタバレ》 
雰囲気が美しくて優しくて、内容もイイ話。ただ、ホーマーは、あのリンゴ園で過ごすだけじゃなく、もっと他の町などにも出て多くの人と交流したり、もうちょっと広い世界で様々な経験をしてから孤児院に帰ってほしかったなとも思えた。それから、リンゴ園の黒人労働者たちのエピソード、あの父親と娘の事件をきっかけに悲惨な結末を迎えてしまったところが、ちょっと気にかかった。主人公たち白人の登場人物は、みんなうまい具合に元のさやに収まったという感じで未来に希望もあるけど、黒人の彼らだけはバラバラになってしまったのが、何となく見過ごせなかった(^^;自分的には、前半の孤児院の場面のほうが好きだったな。ちなみに、ホーマーが旅立って舞台が変わったところで、彼がこの映画の主人公なのかと自分はそこで気付きました。マイケル・ケインのラーチ先生が主人公か!?と思ってた;でも、ホーマーのように、里親が見つからなくてそのままずっと孤児院で育てられた子どもって、実際に結構いるんだろうか?それとも、彼の場合は医術を身に付け優秀だったから例外で、ある意味かなり恵まれたほうなのかな!?と考えたりもしました。
7点(2005-02-10 19:16:27)
28.  ハイスクール白書/優等生ギャルに気をつけろ!
この映画、描き方を変えればすっごく暗くてドロドロした話にもなりそうなのに、それをコミカルにおかしくしているところがとってもイイ(^^!あの主人公の先生、とんでもないことしているのに、どこか憎めなくて、その結果すべてを失ってもまたやり直して頑張って、最後にはけっこう幸せになったところなんか、良かったな~と思えた。優秀で小生意気な生徒にムカツくところなんか人間臭い(笑)けど教師としてはイカン(大人としても)。選挙戦のお人よしな坊ちゃんと、あのキレ者の妹もそれぞれハッピーになって良かった。ただ、リースの野心家の女子生徒は、実は母親の影響であんなふうに踏ん張っていて本当の自分をさらけ出せず、ラストでも変わらずそのままで人生を歩んで行くという感じだった。あと、劇中で流れるサイレンみたいな変な曲!?がおかしかった。
7点(2005-02-09 23:04:23)
29.  千と千尋の神隠し
この映画、自分はなぜか心惹かれて仕方ない。物語は、これまでのジブリ作品のようなワクワクする冒険活劇とか、とても壮大で圧倒されるというものじゃなく、わりとこじんまりとした話だと思うんだけど、風呂屋があるあの世界にどうしてなのかとても惹かれる!あの悪趣味寸前の派手な油屋もなんか好きだし、赤い丸太橋や日本庭園や、椿とツツジが一緒に咲いている(四季の花がすべて咲いている)ような綺麗だけどちょっと異様な世界が、どこか懐かしいです…。うまく言えないけど、ただ、日本人だから昔風の建物や風景に懐かしさや安らぎを感じるということ以上に、ずっと昔に、あんなふうな世界に実際にいたことがあるような、ないような…。自分の魂の過去の記憶が掘り起こされて一瞬触れたっていう感じなのかな!?あと、白い竜ってのもなにかツボにはまって、もちろん実際には見たことないのに「そう、竜って白いものだよね」なんてことを思ってしまった(^^;自分でもちょっとおかしいと思うんだけど、とにかくあの世界を見ると、遠い昔の故郷のような懐かしさを感じて、何よりも心安らぐんです。「いつかまた!?行ってみたい」と真剣に思える。そして、そういう思いをさせてくれたこの作品が好き。空想好きの不思議ヤローな私の、個人的な感想ですが(^^;
9点(2005-02-03 23:42:23)
30.  スクービー・ドゥー
このアニメって日本ではやってないよね!?だからというか、それを知らない日本人にとってはよく分からん映画だと思う。初めの、メインの4人組とあのワンコがお化け退治をするシーンは、観客がこのキャラクターたちを事前に知っていることを前提として作られたような気がして、自分には、それぞれのキャラクターがつかめなくて話に乗れず、そのまま終わってしまった感じだった。アニメを知っていれば、もうちょっと楽しめたのかも!?内容はまさに子供向けって感じだったけど、かなり楽しい子供向け映画だとは思いますよ(^^あの4人組の人たち、特にワンコの相棒の兄さん、なかなか好演だったと思うし。
6点(2005-01-27 22:44:56)
31.  シュレック2
これは・・・パロディの部分は確かに面白かったんだけど、そっちにばっかり走りすぎて、この映画本来の物語―フィオナ姫の故郷を訪ねる話が、何となく取って付けたようで、前作よりもおとぎ話的な雰囲気がなく、軽い印象になってたように思いました。姫の故郷の国が、ハリウッドなどの街並みに似せてあったのも、ファンタジーの要素がなくて、現実的で俗っぽくてちょっと悪乗りすぎのような気も…。新しく登場した「長靴を履いたネコ」も、キャラクター自体はユニークだったのに、見終わった後のインパクトがなんか薄い。どんな場面で活躍したんだっけ?とか、本当に物語に必要なキャラクターだったのか?とも思えてきたり…。このシリーズって、コメディ映画ではないと思ってたんだけど、今回のは良くも悪くも、コメディ映画になってたと思う。ちなみに、長靴を履いたネコって、英語では「Puss in a boots」っていうのか~。それから、チャーミング王子って、あの魔法使いのゴージャスおばちゃんの息子だから、「王子」ではないよな(^^;
6点(2005-01-23 23:44:59)
32.  ファイト・クラブ
すごく面白かった。ブラッド・ピットもはまってたけど、この映画で初めて知ったエドワード・ノートンの演技にずっと引き込まれっぱなしだった。二人のキャラのてん末も、ムリヤリすぎてありえない!?と思うのを、映画のぶっ飛びっぱなしの勢いで吹き飛ばされて、面白い展開だと思った。あと、資本主義社会批判の部分に傾倒するワケじゃないけど、この映画の「自分たちは、働いて稼いだ金で必要のないものを買っている」みたいなセリフがなぜか妙に心に残っていて、ちょっとした小物なんかでついほしくて買ってしまいそうになるのを、多少だけど我慢するようになった傾向が自分にあります(でも、バーゲンになると目がないが…)
8点(2005-01-13 23:41:39)
33.  少林サッカー
一見すると、ギャグやコメディなんかやりそうになくて、硬派でちょっと気難しそうにも見えるチャウ・シンチーさん。「この人って、どんな人なのかな~?」と無意識に探りながら観てた映画な気がする。あと、この映画を観て、昔やってた「月曜ドラマランド」をなんか思い出した私。ノリやキャラクターたちが濃くて暑苦しいところ(いや、情熱的なところ…^^;)なんかがその頃の日本と似てるのかな。どこか懐かしくて、そういう暑苦しさも結構好き!ただ、時間が、中盤から試合のシーンにかけても、何となくダラダラと長く感じてしまったんだよな。
6点(2005-01-11 19:44:32)
34.  ポーラー・エクスプレス
いや、この映画スゴイわ!自分もフルCGアニメは苦手なほうで、何気なく観たんだけど、この映画の映像には見惚れました!写真みたいにリアルだけど、どこか幻想的な背景はベラボーに美しく、最初はちょっと不気味だったまばたきまでリアルな動きの人物も、見慣れてくると驚きから感心に変わってきました。今まで観てきたCGアニメとはどこか違ってた。パンフレットに載ってたんだけど、これは「パフォーマンス・キャプチャー」という技法が使われているそうです。専門的な内容で細かくは理解できてないんですが、要は、実際に舞台で人間が演じた動きをコンピューターに記憶して、それを基にアニメーションにしていくもので、「ロード・オブ・ザリング」のゴラムに使われた技法と近いけど、それよりもさらに動作を認知するセンサーの数が多いなどで、身体のあらゆる部分や顔の表情まで役者の細かい動きを3Dに捉えて、それをかなり的確にアニメに反映する事ができる、というものらしい…。なので、トム・ハンクスが5役をつとめているというのは、声優としてではなく、キャラクターの動きは彼が演じているものということになるんです。風貌がそっくりな汽車の車掌は察しがつくけど、あの主人公の少年を演じているのも彼なんです!(声はどうしても無理なので子役が吹き替えたそうです)そして、その演技が、時にコミカルでとても優しく温かくて、表面上はアニメ映像なんだけど、彼の人柄が伝わってくるようだった。。ストーリーは、子供がメインのクリスマスの話で他愛のないものだけど、汽車が走るシーンはスピード感があって爽快だし、サンタのいるエルフの国は、ディズニーランドで、色々なアトラクションを体験してるみたいな感覚ですごく臨場感があった。ちょっとバーチャルリアリティに近いような感覚かも。それに、子供向けとはいっても、アメリカ人のクリスマスに対する意識が垣間見えると思う。やっぱり、サンタ=キリストを敬うことがメインのとても大切なイベントで、本来は家族で静かに過ごす日なんだ(^^;自分はクリスチャンじゃないのに、観終わった後、どこか懐かしいような神聖な気持ちになりました。温かい気分にもなれた。歌も楽しくて、音楽も綺麗だった。。
10点(2005-01-11 13:19:09)
35.  アバウト・シュミット
アメリカ社会の現状はよく知らなくて、アメリカでも日本と同じように、年功序列制の中で地道なサラリーマンをやってきて、離婚社会の国で42年間ずっと妻と連れ添ってきたという人もいるんだな、というのを知ったこと自体が自分にはちょっと新鮮でした。けど、奥さんとはお互いに理解しあえる存在じゃなく、娘ともいつの間にかすれ違いが生じていて、友達もいないみたいで不器用で孤独な定年後のおっさん、というテーマの作品をアメリカが作ったこともけっこう意外な感じがしました(自分がアメリカのこと、何も知らないだけか^^;)ジャック・ニコルソン(アメリカの大地康男のような…)の哀愁漂う演技は、見ているこっちまで寂しくなるほどその気持ちが伝わってきた。この映画を見ながら、「こういう人は友達と趣味を作るといいんじゃないかな」と真剣に考えてしまってた。子ども宛の手紙につい本音をぶちまけるところとかコメディっぽい部分もあって面白いけど、笑いながらもちょっと切なかった。彼とキャシー・ベイツの入浴シーンは貫禄たっぷりで、いろんな意味で重かったっ。でも、ちょっと時間が長くて途中ダレてしまった。あの終わり方は、空しさの中にかすかな生きがいを得たという感じなのかな!?
7点(2005-01-05 23:51:56)
36.  ジュラシック・パークIII
1作目、2作目よりも軽い感じだけど、肩の力を抜いて観られて、迫力も結構あったし悪くなかった!あの、一人で生き延びていた子供のサバイバル精神がなにげにスゴイ。両親は何だか情けない感じだったのに(笑)でも、もうこのシリーズはイイや。この続編が続いて行くのって、心霊スポットの廃墟に好奇心で踏み込んで、一度ひどい目に遭った前例があっても、時が経って、また二度三度と、同じことをするやからが出てくるのと似てる気がする。たしかに、ジュラシックパーク、あんな魅惑的なところが実際にあったら、危険と分かっていてもかなり興味をそそられてしまう!でも、どこかで歯止めを掛けないといけないんだろな。でも、また数十年後に、ふたたび何らかの形で新しい作品が作られたらいいな…などとも思ってしまう(^^;
8点(2004-12-29 01:27:30)
37.  A.I. 《ネタバレ》 
自分はけっこう良かったな~。感動しました。ただ、全体的に雰囲気が暗くて寒そうで、イイ作品だと思うけど、何回も観たいとは思えない。でも、そういうところや近未来のどこか荒涼とした感じなど、私も手塚治虫の「火の鳥」と似てると思いました。最後のシーン、自分はハッピーエンドとは思えなかった。母親が一日だけよみがえるっていうのも、人間が越えちゃいけない一線という気がして(よみがえらせたのはロボットだけど)、傍から見るとちょっと恐ろしくもあるし、何より切ない…母親と一緒に眠りについても、ディビットは壊れて動きが止まってもそれは死ぬというワケじゃないから、何ていうか、死後の幸福みたいなものも味わえないんだろうなと思うと、どうしようもない悲劇に思えた。余談ですが、近い未来、この映画もそうだけど、人間の数ってやっぱりどんどん減っていくのかな?以前トリビアで、現在の少子化がこのまま続くと日本の人口が2999年には確か20数人になるってやってたんだけど、約千年後なんて歴史的に見ればほんの先だわ。原因は、今の日本が、エリート意識ばかり強くて、日本中が学歴競争社会に組み込まれてしまって学費や養育費がかかるからに他ならない気もする…。今は経済的に先進国だけど、国民の多様性がなくなってきて、豊かな未来を考えたりする心のゆとりは持っていない、精神面では遅れた国って気がしないでもない。個人的に感じたことですが(^^;
8点(2004-12-28 00:20:42)
38.  バスケットボール・ダイアリーズ
昔、コロンバイン高校の銃乱射事件を起こした少年が、この映画を見ていて影響を受けた、とか言っていたことが日本のニュース番組でやっていて、「あのレオ様の映画が…!」みたいにうやうやしいタイトル文句をつけられて、彼が教室に乗り込んでショットガンを打ちかます場面が紹介されてた。いかにも、教育上よくない単なるアイドル映画で、ディカプリオの印象をおとしめるような紹介の仕方っていう印象を受けた。でも、その頃自分は、彼の映画はタイタニックしか知らなくて、あの場面だけ見せられたらどうしても印象悪いし、「しょうもない映画なんだ…」と感化されてしまってたところがあった。観てもいないのに。観てからこそ言えるけど、どんな風に言われても、ディカプリオっていい俳優なんだと思う。この映画でもやっぱりそう言えるよ。そしてこの映画の、薬物で落ちていく少年の姿というテーマも、お客を呼ぶために過激で斬新なものを撮ればいいっていう俗っぽさも感じないし、アイドル映画でもないし、あの場面も、不安定な青少年に潜む狂気の引き金を引くきっかけになるほどそそられるものだとは思えなかった。
7点(2004-12-27 01:06:52)
39.  キル・ビル Vol.1(日本版)
ここのレビューを事前に読んでいて、ある程度覚悟はしてたつもりだったんだけど、それでも相当たまげてしまった!でも正直、面白かった。嫌いじゃないわ。ただ、唯一、日本の制作会社が作ったというアニメの部分が自分は受けつけられなかった。ちょっとトラウマになりそう…。日本のヘンテコな描写はわざとらしくて面白いけど、一つだけ突っ込むと、千葉真一演じるハットリ・ハンゾウが沖縄にいる意味が分からん。外国人に知られている日本の土地って、東京・北海道・大阪・京都・沖縄くらいで、東京からいちばん離れた偏狭の地が沖縄っていうイメージがあるのかな。忍者の里=三重県(伊賀)や甲賀っていうイメージは外人には根付いてないのか!?と思った。
7点(2004-12-26 23:54:42)
40.  ダークマン 《ネタバレ》 
これ、タイトルの印象や、ライミ監督で「スパイダーマン」のレビューでこの映画がよく出てきて比較されていたので、てっきりそれみたいなアメコミヒーロー物なのかと思っていたけど、そうじゃなくて、純粋!?な復習劇アクション映画だと思った。アメコミっぽい雰囲気はあるけど。凶暴になって復讐に燃える主人公は、1作目のスパイダーマンの敵キャラとどこか似てる気がした。関係ない人を傷つけないで、自分を見失わず人間の心を無くさないでいるところが違っているけど、ダークマンも、あとちょっと一線を越えてしまうと悪になりうるキャラという感じ。でも、凶暴性がましたといってもあくまで普通の人間なので、自分の姿が醜いために、最後にヒロインと別れて世間からも自分の姿を隠し、自ら「ダークマンと呼んでくれ」なんて言うのはすごく切なくて哀れだった。一方で、キツツキのおもちゃの起爆スイッチや、爆発で主人公が吹っ飛ぶところや、像のぬいぐるみがもらえなくて怒るところ(でも怒るのは正しいと思う)などB級っぽいところはおかしくて笑えた。
6点(2004-12-26 01:37:31)
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