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うさぎさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 253
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自己紹介 自分も結構10点が増えてきたこともあり、
是非11点制を導入してもらいたいです。
11点とはあらゆる映画の中で一個しかつけられない点数とします。
これでその人の本当に最高と思ってる作品がわかっておもしろい
と思う!

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21.  レクイエム・フォー・ドリーム 《ネタバレ》 
 先頃、めでたく英エンパイア誌で落ち込む映画ベスト1に選ばれて、それで興味を持って見ました。 結論としてそうは落ちこまなかったです。というのは、これって自業自得だからじゃないだろうか。    ダンサーインザダークの自業自得じゃないのに地獄をたっぷり見せつけ、最後にほんとに地獄に突き落とすといった変質者的な悪趣味とはちがう。きわめて真っ当な作品と感じました。 ところでダンサーインザダークの私の評価がいつの間にか×になっていたが、なぜなのか今もわからない。理由くらい説明してほしいところだ。なんかの間違いじゃないだろうか。    ま、それはおいといて映像はなんか青臭い映像科の学生の実験映画みたいで、ところどころチープだが、それを補ってあまりあるのが女優陣の演技。エレン・バースティンといい、ジェニファー・コネリーといい凄まじい。ほんとに二三回はドラッグ経験があるんじゃないか?と思うくらいリアルな演技。たぶん日本の女優でこんな演技ができるのは皆無だと思う。多くはただのヒステリー女になってしまいそうだ。 特にジェニファー・コネリーの演技は冴えに冴え、無表情のときでさえ、ものすごい演技をしてしまってます。 しかし、清純女優だった?彼女がこれほどの汚れ役をやるとは。  こういうプロ根性のある女優も日本ではどれほどいるのか。 音は、ドラッグムービーなんだからもっとサイケにはじけてもよかったかも。 一方音楽はちとしつこい。 難はいろいろあるけど、妙な魅力がある作品。
[DVD(字幕)] 8点(2009-04-12 01:43:20)
22.  スカイ・クロラ The Sky Crawlers 《ネタバレ》 
SFながらも現代の若者を描写した名作だと思う。無気力で生命力が感じられない。 惰性感。 ところが、それでも生きていかなければならないという。 なにかがおかしい、どうにかしなくてはならない。人によっては「ソレ」 に気付くものもいる。いるがどうしようもできない。待ってるのはまた同じ日常の 繰り返し。表面はのんびりしてるが彼らは相当ストレスを受けもがき苦しんでる。 それすら気付かない、いや、気付いても気付かないふりをしてるのだ。 意識してしまえば、おかしくなってしまうから。 通り魔事件やらなにやら、あの種の犯人たちは気付いてしまった人たちなのかもしれない。 しかし、気付かなくても、気付かないふりをしても、 その反動は必ずひとそれぞれなにか形を持ってあらわれる。 この作品、日本禁煙学会から抗議されてるようだが(笑) なぜあんなに煙草を吸うのか。輪廻転生の伏線だけではない。 それがわからない人はこの作品のせつなさなんか理解できないかもしれない。 自分はもう若者とはいえないが、彼らの思いが痛いほどわかる。ものすごくせつない映画だ。 「キルドレには戦死によってしか死ぬことができない。」それはある意味残酷なウソだった。 戦死でも「自分という存在は」転生していく。 最後主人公はなにかを買えようと、いわば特攻していくが・・・ 帰らぬ主人公にちょっとはみんな悲しむが・・・・ やはりなにも変わらない。世の中も。そして「自分も」なにもかも! これは地獄のようなもんです。 ところが。押井監督の手法は・・・肝心の若者には伝わらないんじゃないだろうかと危惧しています。ストレートな手法じゃないゆえに。 むしろ中年以降の人がみるとぐっとくるかもしれないです。 
[ブルーレイ(邦画)] 8点(2009-03-06 10:14:39)(良:1票)
23.  ベンジャミン・バトン/数奇な人生 《ネタバレ》 
これねえ、きっと若い人にはわからない映画だと思う。 例えばベンジャミンが、子どもと妻の元を離れたのにもう一回帰ってくる場面。 なぜだかわからないひとがいっぱいじゃないでしょうか。気まぐれ?みたいな。 でも違うんですよねえ・・・うわ~!今思い出しても悲しすぎる。 私は、強烈にわかりすぎて、残酷だなあ・・・と思ってしまいました。 自分の老いとか寿命とかね、頭じゃなくて、今・・徐々に「体感」しつつある人。 そのような人がみるとものすごい映画だと思うでしょう。私も含めてなんだけど。 今この年で見られて幸せというかなんというか。。。今より10年、いや5年若くてもこの映画の良さは わからなかっただろうなとしみじみ。でもわかってよかったのか?微妙。 それはやはり自分が老いを感じてるからなんです。頭じゃなく、身体で。 私はあと何年生きて、なにができるだろう。もう恋をすることも誰からも恋 されることもないかな・・・。 ふとこんなことを思ったことがあるひとは見てください。万人には勧めません。  10点つけたいとこなんだけど、あえていうと音楽が弱い。 これだけが不満。
[映画館(字幕)] 9点(2009-02-09 00:31:54)(良:3票)
24.  呪怨 パンデミック 《ネタバレ》 
呪怨ビデオ版一作目はリングと並びうる大傑作でした。ところが映画版が制作させると 全く新しい呪怨ではなく、過去の遺産の食いつぶしに入ったのです。 これも見たことのあるシーンの焼き直しばっか。貞子のまねさえ堂々とあります。 なにを考えてるのでしょうか・・。恥ずかしくないのでしょうか。 いくらなんでも飽きてしまう。 あの親子がでてきてももはやギャグとしか思えなくなってしまう。 製作者側も、次はどうやって出現させようか、その工夫ばっかになってしまい、 肝心の話がおろそかになってしまう。結論として、もう怖くもなんともありません。 清水監督もほんとは全く別の映画を撮りたいんじゃないかな。でも、上からは呪怨を撮れという。その板挟みなんじゃないでしょうか。もう呪怨は結構。 全く違うさらにこわいホラーを撮ってほしいものです。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2009-01-16 11:55:18)
25.  ティンカー・ベル 《ネタバレ》 
どうしてもディスニーアニメというと、もはやピクサーを思い浮かべてしまうんだけど ピクサーから比べると1ランクも2ランクも落ちるアニメーション。これが痛い。 疾走感、飛翔感に欠ける。構図が単純で奥行きがない。風景、花の描写もなんか単純。 話はまあまあ。つまらなくはないが、すごくおもしろい!ともいえない。 やった~~!春が来た!という感激も薄い。。 このクオリティで、あと3つも作るんですか・・。
[映画館(字幕)] 5点(2009-01-05 16:59:26)
26.  ミラーズ(2008) 《ネタバレ》 
もったいないです。 鏡の中の自分の映像が勝手に動いたりするシーンは一歩間違うと、 もう当分、夜には一人で鏡をのぞけないくらいのトラウマになろうはずだったのに、 監督が悪いのか脚本が悪いのか、あんまり怖くない映画になってしまいました。 ラストもアイディアは面白いんだけど、やはり怖さはないです。 モンスター化する部分はみなさんのおっしゃるように論外。 ただ・・たぶん猛然とオリジナルが見たくなるはずです。近くのレンタルで 探したんですがなかったです。買うしかないか? 
[映画館(字幕)] 5点(2009-01-05 16:47:17)
27.  X-MEN:ファイナル ディシジョン 《ネタバレ》 
続編はオリジナルを越えられないというジンクスがあるが、 エイリアン2にも匹敵する大成功だと思いました。 これを最高傑作にあげる人も多いはず。私もこれをベストに推します。 というか1&2を軽く引き離してます。 監督が交替して心配したが、力量はブライアン監督以上。それぞれの苦悩もきちんと描かれてるし、テーマもかなり深く考えさせられます。なによりアクションの撮り方、カット割りがド迫力でかっこいい!ミュータント全員が生き生きと輝いてました。 脚本も秀逸でいったいこれ、どうなっちゃうの~?とハラハラ。 パワーがあるものがいつも勝つというドラゴンボールみたいなもんじゃなく、 パワーがないものでもチームのコンビネーションや 知恵と工夫で勝つというところも素晴らしいですね。 全員すごい力も持ってるけど、弱点もある。 例の神のような絶大な力を持つミュータントでさえ、ある意味弱点を持ってる。 ラストは・・・やはり殺すしかなかった。一瞬キュアの注射器を使えば?と思ったんですが、注射器など辿り着く前に粉々に粉砕されていたでしょう。哀しい結末だが納得しました。でも重苦しい絶望感はありません。映画を見た~という充足感。爽快感。エンドロールが始まっても絶対席を立たないでね♪ 追伸;ミスティークのあのシーンには驚き。
[映画館(字幕)] 9点(2008-10-28 13:03:04)
28.  エディット・ピアフ~愛の讃歌~ 《ネタバレ》 
超大傑作。様々な時代に飛びまくるのが成功している。最愛の恋人が死んだのがわかって、泣き泣き叫び、逃げるように部屋を出ると、次の瞬間、大観客の前でステージに立ってるなどという大胆、かつシュールなカット。更にラストの編集は見事。 人生は走馬灯。人生は夢まぼろしという言葉を想起する。様々な想い出が交錯する走馬灯の中、彼女は死の床で「昔にはもう戻れない」と呟く。しかしそれでも彼女は歌う。良いことも悪いこともあったけれど、今の私には同じこと。後悔はしない。今一度0からスタートしようと。そんなラストソングNon, Je Ne Regrette Rienが胸を打つ。 感涙。 40代50代以降の人に見て欲しい映画。若者にはこの凄さがわからないかもしれない。 ピアフを演じたマリオン・コティヤールはアカデミー賞主演女優賞をとったが  全く異論はない。凄まじいまでの演技力。 日本の女優ではここまで演技できる人は見当たらない。  
[地上波(字幕)] 9点(2008-10-28 12:59:44)(良:1票)
29.  おくりびと 《ネタバレ》 
最近また邦画の出来がよくないなあと感じてるところに、この奇跡のような大傑作。全ての作品を押しのけてこれが賞をかっさらうと思う。いや、そうでなくては。   主演助演、チョイ役全ての役者がきらきら宝石のように輝いています。特に広末の演技がよかった。妙なこだわりや固定観念に縛られてないような現代っ子ぽい奥さんなはずなのに、いざ自分の夫が「そうなってみると」やはり世間体を気にする、けがらわしいと言ってしまう。愛が冷めたわけではない、愛してる・・なのにしかし。こういう感情は悲しいくらいにわかります。きわめてリアル。愛があれば世間体も関係ねえよなんてのは夢子ちゃん夢男くんのあまっちょろい幻想なのだ。   しかも映画はもっと残酷な運命を用意します、なんと子どもが生まれる。誰もがお世話になる職業だの、仕事に貴賤はないだのなんだの、屁理屈はどうでもいい、あなたは子どもに胸を張ってパパは納棺師だよっていえるのか、子どもはお父さんを納棺師だ!と自慢できるのか。これを言われたら男としてはもうギブアップ。いくら納棺の仕事に生き甲斐を感じ始めたとしてもアウトなのだ。  ところが映画はとっても素敵な解決を用意してくれました。最後に「私の夫は納棺師です!」と叫んでしまった広末。鳥肌がたつくらい感動。しかしだ。ありゃ100%夫の職業を受け入れてはいないかも、そのときの雰囲気に飲まれて叫んでしまっただけかもしれない。あとで子どもが生まれて厳しい冷たい現実がやってきたときコロッと後悔するのも女なのだ。 しかし、この夫婦・・・この家族はどんなトラブルが待ち受けていようと、なんとか苦しみ悩みもがきながら、うまくやっていくだろう。それを予感させるのがあの石ですね。あの一銭の価値もない汚い石ころに込められた意味はものすごく深いです。 珠玉の映画。泣いて笑って考えさせられて・・・なんと爽やかな後味か。チェロの音色に心を動かされないひとはいないだろうと信じてます。音楽がまた素晴らしい。邦画もまだまだ捨てたもんじゃない、やるなあ。  本木、広末の代表作となるでしょう。
[映画館(邦画)] 9点(2008-10-28 12:58:32)
30.  Gガール/破壊的な彼女 《ネタバレ》 
ちょっと平均点低すぎますね。これは真面目なエロコメ?の傑作でしょう。どうもスーパーヒーローはいくら人間的に悩んでも、おきれいすぎるわけですよ。これはもうスーパーガールになっても女のドロドロした醜いものもあるのよという点をちゃんと真っ正面から描けてます。ここがすごい。スーパーになったんだからして、性欲も嫉妬もスーパー。この着眼点は素晴らしいと思いました。シモネタも下品になる一歩手前、絶妙のバランス。  日本でこんなのを作るとですね、けっこう仮面みたいな悪ふざけ、超くだらないものになってしまう。こういうネタはものすごく大まじめに作るべきなんです。   いやあ、続編作って欲しいですねえ。これ一作で終るには惜しい!連続テレビドラマでもいいかも?それだとシモネタなくなっちゃうかな?
[地上波(字幕)] 7点(2008-09-29 22:00:06)(良:1票)
31.  アポカリプト
メル監督はもっともっと大評価されてもいい監督だと思う。残酷な描写も徹底したリアリズム。これをグロと単純に非難することは浅薄ではないのでしょうか。  この作品も素晴らしい!話は非常に単純だがハラハラドキドキ。「いったいどうなっちゃうの感」は相当なもんです。カメラワークも美しい。ウイキペディアによれば アステカとマヤがゴッチャになってるよという批判が載っていたが、こんな聞きかじったような知識をそのまま信用してはいけないと思う。ほんと歴史なんてもんはちょくちょく、実は定説は違っていたなどと書き換えられる事例がいっぱいなんです。  いや、そんなことはどうでもいい。映画とは過去の歴史にインスピレーションを得て、そこから自由にイメージの翼を幅羽ばたかせる。これが映画の神髄だと思うんです。歴史の教科書じゃないんだから。  ラストは呆然。さしずめ井の中の蛙、大海を知らずみたいなもんでしょう。傲慢に堕落しきったあの王国もジャガー・パウやその妻の命をかけた頑張りも、 もはやむなしく、一気に新しい神の名をもって、侵略され滅亡していくんです。  ああ・・・これが歴史というものナノダ。
[地上波(字幕)] 8点(2008-09-28 22:07:57)(良:2票)
32.  ドリームズ・カム・トゥルー 《ネタバレ》 
え?これが日本未公開?スペル大会という日本じゃ馴染みのないものがテーマだからか。日本で言うと、漢字検定大会?いやあ、燃えます。緊張します。全然聞いたことも見たこともない単語ばかりの連発で楽しい。DVDでは発売されてる模様。WOWWOWでもまた再放映するかもしれません。 絶対のお薦めです!見て下さい。爽やかな快作!
[地上波(字幕)] 9点(2008-09-16 18:04:27)
33.  パコと魔法の絵本 《ネタバレ》 
下妻で、この監督は面白い!と思い、松子でとりこになりました。なので、パコをどんなに楽しみにしてきたことか。感想。残念ながら辛口の評価になってしまう。まず、大貫がなぜパコに感情移入してしまったのかの描写があまりに弱い。分かる気もするが・・・というくらいじゃ駄目なのだ。これは役所の演技の問題じゃなく、脚本が悪い。よって大貫が泣くシーンで泣けなかった。初めて涙が出たのは、土屋と妻夫木のエピソード。土屋の役は下妻とかぶるにせよ、彼女は上手い。こういう大げさな芝居くさい劇だと、ほとんどが大根役者になってしまうのに、彼女と役所だけは違う感じがしました。一番の問題は最初からCG使いまくりだったということ。だから、パコのラストの運命もリアルさを失ってしまった。ここはですね、監督得意のCGは最初は押さえに押さえるべきじゃなかったんじゃないかな。劇の時だけ、突如弾けるようにCGを使うと。もっとメリハリが欲しかった。そのほうが号泣したと思う。全く泣けなかったわけではないが、監督ならもっと泣かせてくれると思った。残念。
[映画館(邦画)] 6点(2008-09-14 22:38:28)
34.  クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 
視点はいい。つまり人間ドラマ中心で、怪獣は必ず人間(カメラマン)の目線から捉えてるということ。見え隠れする怪物。これだけで充分リアリティがある。怪獣モノは神がカメラをかまえてはダメなのだ。但し。なんでブレブレの映像にしたかということ。安直にブレブレのハンディカメラが更にリアリティを増すとでも思ったのか。なんと志しが低いんでしょう。続編があるそうで、今度はまともに撮って欲しい。軍隊と怪獣の戦いを真っ向から描いて欲しい。音は宇宙戦争には遠く及ばず。但しカメラが壊れたようなデジタルノイズのオープニングとエンドロールは洒落てます。
[DVD(字幕)] 5点(2008-09-11 21:59:57)
35.  ハンコック 《ネタバレ》 
おもしろい!もっと評価されるべき作品。予告はコメディシーンばかりだが、本編はそうじゃない。 結構、テーマは深いのだ。幸せってなに?ヒーローとは?神の死とは?究極の三角関係とは? ただぼーっと見てたらわからないのかもしれない。 前半と後半ががらっと変わったという批評もあるが、その感想は違和感。 確かに前半はコメディシーンが多いが、ノーテンキというわけでもない。かえって悲哀を感じたりします。 スピード感がすごく、爽快。私は、ダークナイトより断然こっちをとります。 続編希望!! やはり次の敵はセロンが「死んだ」といっていた仲間が悪となって出現!というのがいいと思います。 今回ちらりと見せてくれた、神同士のものすごい戦いを存分に見てみたい。
[映画館(字幕)] 8点(2008-09-05 22:33:42)(良:1票)
36.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
グロイ、ハード、ヘビー。爽快感ゼロ。 よくは出来てると思うが非常に不愉快きわまりない映画。個人的には絶賛はできない。 してはならないと思ってます。 ただスターウォーズのダークサイドに落ちるという意味がどういうことなのかはっきりわかる。光の騎士の復讐のすさまじさこそアナキンに欠けた要素だと思いました。 その点を考慮してもこの点数。  カメラアングルはビギンズと同じでなにやってんだかわからなくなるようなとこも。 ヒロインは美しくないので感情移入できませんでした。注目のヒース・レジャーの狂人演技はまずまずだが、レオンのゲイリー・オールドマン、 セブンのケビン・スペイシー、12モンキーズのブラピ 、ブルーベルベットのデニス・ホッパー 、そして羊達のアンソニーホプキンスなどなどのすごい演技には及ばないと思いました。
[映画館(字幕)] 2点(2008-08-10 17:49:34)(良:5票)
37.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 
決して子供向きじゃないと思いました。 むしろ、子供好きの大人向き。 あ~!子供ってこんな表情や行動するよね~。かわいい!みたいな。  世界を破滅させるものすごい悪者がいて、ぽにょと宗介の行動で救われるというんなら 爽快なんですが、町を水没させ、世界を破滅させる原因を作ったのは、それこそ恋に狂ったぽにょ自身であり、なんとも複雑怪奇。 子供に理解できるだろうか。  全編手書きというが、そうだろうか。プランクトンなどの描写も手書き? あと背景はクレヨンで描いたような感じになってるが 人物とあまり馴染んでないと思いました。 ただ波の描写はよかった。  ラストも壮快とはいえない。本来は宗介がキスするべきとこなのだが 父親の生還に気をとられて、全くポニョのことを忘れてる。 これは未来への暗示かもしれない。 5才の頃の恋。果たして実るだろうか。 もし宗介が、ポニョが違う恋をしたらどうなってしまうんでしょ・・・。 むしろ続編のほうが気になる。 どんなポニョでも好きといってのけた宗介。 しかしほんとの試練は思春期になってからだろう。 女はほんと思春期で変わる(-_-;)  声優問題はそんなに気にならなかった。所ジョージの棒読みも味を出してるかもしれない。 で、結論としては・・・私はやはりこういうのを宮崎アニメに望んではいないなと 思いました。 あと一度でいい、ラピュタやナウシカのようなものをと願わざるをえません。 個人的にはトトロの成功が宮崎アニメを狂わせた・・と思っています。 
[映画館(邦画)] 5点(2008-07-20 10:39:15)(良:2票)
38.  アフタースクール 《ネタバレ》 
「運命じゃない人」よりは良くない。 監督には、今度はエンターテイメント、 見せかたというものを考えて欲しいと思いました。 アイディアはものすごくいい。ところがそれが最大限に発揮されてるとは 思えませんでした。 「え!?」「あ!??」「わあああああああああ!」と 驚かせ、トリハダをたてさせてほしい。 テンポがよくないのは運命じゃないひとにもいえることなんですが、 もっとスピーディでもついていけると思う。 それにしても、次作が心配です。こうなると観客はさらなるどんでん返しや 衝撃を望んでしまうんで。次々とアイディアが出てくるのか・・。 かといって、今度はどんでん返しはやめた・・・じゃ、 シャマランの二の舞いになる危険性も感じます。  
[映画館(邦画)] 6点(2008-07-13 12:46:05)
39.  運命じゃない人 《ネタバレ》 
最初はこの手の邦画によくある、ひとりよがりの暗いグダグダ・ウジウジ映画かと思っていたら・・・ 中盤から急展開。素晴らしいです。 皆さんが書いてるように脚本と演出の勝利。 もう一つ付け加えるとすると、登場人物がみんな憎めないやつばかり。 私は特にヤクザの組長のキャラにはまりました。 組長役の山下規介さん。おそろしいくらいの演技力です。 もっともっと注目されてもいい人だと思います。 人に見ろ~~!と薦めたくなる映画!邦画もまだまだ捨てたもんじゃない。
[DVD(邦画)] 9点(2008-07-13 00:22:55)(良:2票)
40.  カンフーハッスル 《ネタバレ》 
少林サッカーよりいい出来とは思えないが、なかなか楽しめました。 もっとこうしたらよくなりそう・・というところが結構ありました。 例えばあの幼なじみの飴売りの女の子はそんなに機能してない。 うまくからむともっともっと感動できたかも。 琴を武器にする刺客がおもしろかっただけに、 ボスキャラにいくまえにいろんなタイプの刺客をあと2組くらい出して欲しかった。
[DVD(字幕)] 7点(2008-07-09 23:08:40)
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