21. ザ・ロック
DVDで鑑賞。大満足の面白さ。おっさん世代の私としてはこれはS.コネリーが演じるメイスンのキャラ設定に拠るものが大きい。だって、こりゃ“ジェームス・ボンド”じゃんか!メイスン=ボンドと考えただけでそれだけでもう楽しい!敵役(敢えて悪役とは書かない)E.ハリスにもグッとくるものがあった。このE.ハリスの最期があっけなかったのが唯一の不満。音楽はH.ジマー節炸裂だー! 9点(2004-07-18 20:36:46) |
22. ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ
DVDで鑑賞。S.マーチン好演、M.ケインにいたっては、まさにドハマリ役!バランスも見事。全編中2人の表情・動きにまったく無駄がなく、感心したり笑っちゃったりの連続でした。コメディでは傑作だと思います。 9点(2004-07-18 18:25:31) |
23. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
《ネタバレ》 母に捨てられ、父を目前で海に奪われ、自分の“居場所”を失ったまま大人になった“孤高の男”ジャックと大家族を持ち、家族の愛情を説く“俗人”エンゾのベタベタするだけではない友情が良い。その唯一心の許せた友人の最期(涙)を見届け、自分は“陸”では生きることのできないことを悟ったジャックは海へ・・・。『私(家族)はここ(陸)にいるのよ!』と必死に止めようとするジョアンナに海への引き金(?)を託すジャック。これは愛。『行って私の愛を見て来い』と引き金を引くジョアンナ。これも愛だ。この2つの愛の形で締めたエンディングが心に染みる。音楽も最高。唯一、長すぎるのが-1点。ああ、このころのベッソンは一体どこへ? 9点(2004-07-18 13:11:46)(良:1票) |
24. ニキータ
《ネタバレ》 DVDで鑑賞。これは面白いです。テンポがいい。役者もいい。ラストの落ちはこの頃(私が好きだった頃)のベッソンお得意の、“本当に愛しているからこそ去る、行かせる、手放す”という、究極の愛のかたちを描いて、単なるグッドエンド、バッドエンドにすることなく、観客の受け取りかたに委ねたことによって、印象に残るものになった。ただ、惜しむらくは主人公の顔!ババくさく見えるのであまり何度も観る気がしない。 9点(2004-07-08 22:11:30)(笑:1票) |
25. 座頭市地獄旅
《ネタバレ》 敵役の浪人、十文字(成田三樹夫)との絡みが良かった。前半での友情を感じさせる係わり合いから一転、中盤以降宿での緊迫した障子ごしの“睨み合い”!最後の殺陣も、直前までの“将棋の指し合い”からすでに二人の間で勝負が始まっていたことを考えると見応えがあった。また、中盤で市が薬を探すシーンはグッとくるものがある。市が十文字を斬る動機・必然性が甘かったので-1点。 9点(2004-06-20 22:13:30)(良:1票) |
26. ゴスペル
父子愛・友情・音楽と個人的ツボ3拍子が揃ってしまった。ただ、いろいろと詰め込みすぎて登場人物達の心情の移り変りの描写不足が惜しい。音楽はもう、素晴らしい!音楽パフォーマンスで+1点!久々に“もっと観て(聴いて)いたい!”と感じられた映画でした。 [DVD(字幕)] 8点(2007-09-21 23:19:48) |
27. オーメン(1976)
いやー、怖い。美しいテーマ曲が流れる導入から不気味で静かな前半を経て、怒涛の後半に至る展開が良いです。音楽の効果も素晴らしい。確かに名作。 [DVD(字幕)] 8点(2007-08-19 04:30:51) |
28. ファム・ファタール(2002)
《ネタバレ》 これはやられた。ちゃんと観ていれば、あのオチを楽に予想できるだけの伏線・ヒントありまくり。私は1回目の鑑賞では画面の雰囲気に怪しさは感じていたが、“デ・パルマだしなぁ。”と全く気が付かず、情けないのなんの。その代わり、2回目鑑賞は非常に楽しかった!デ・パルマの映像に慣れてしまっている人ほど楽しめるが正常鑑賞眼を持っている人には“なんじゃこりゃ”で終わってしまうんだろうなぁ。 [DVD(吹替)] 8点(2007-04-30 23:01:03) |
29. 海を飛ぶ夢
ずっと観たかった映画。切ない、これに尽きる。主人公本人だけでなく、家族である兄・兄嫁・甥の心情も台詞の説明でなく伝わってくる。各々が皆結局主人公を愛しているのがひしひしと伝わる。重いが鑑賞してよかった。鑑賞後はやはり疲れるので“観る前に覚悟のいる”映画のひとつ。 [DVD(字幕)] 8点(2007-02-18 18:38:11) |
30. 殺人の追憶
うーん、やられました。引き込まれてしまった。刑事達の関係や各々の刑事の前半から後半への変化などは実によく練られており、“やられた”としか言いようが無い。満点つけたいところだが、やはり捜査方法(あそこまで分かっていながら、何も手を打てないとか)に不自然さが目立つため、マイナス2点いたします。でも面白かった。 [DVD(字幕)] 8点(2007-02-12 19:13:21) |
31. ロレンツォのオイル/命の詩
これが実話であることに驚く。最後まで目を離せないほどほどの力強さのある映画。序盤、子供の難病を知ったN.ノルティ演じる父親が一人人知れず嘆き苦しむ姿は短いシーンながら、強烈に印象に残りました。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-27 19:20:51) |
32. 青春デンデケデケデケ
原作は未読。特にドラマチックな出来事もなく、妙にディープな恋愛エピソードもなく、主人公達の生活が描かれていくだけだが、まったく飽きずに楽しく観れた。最後まで爽やかないい映画だと思う。様々な役者のカメオ出演も楽しい! [DVD(字幕)] 8点(2005-08-15 21:12:51) |
33. 48時間
この点数はE・マーフィーの吹替が下條アトム版の場合になります。DVDにて字幕版、テレビにて山ちゃん吹替版も鑑賞しておりますが、それらは評価1点ほどマイナスになるかな。まあ吹替問題は除いても、主役2人の掛け合いが楽しく、カッコいいです!この時のN・ノルティも渋い!また、同僚の刑事達の配役がすばらしく渋く(主に悪役の役者さん達)、個人的にポイント高いです。 [地上波(吹替)] 8点(2005-06-11 22:37:19) |
34. ニューオーリンズ・トライアル
レンタルDVDにて鑑賞。面白かった。陪審員制度の裏側を見れてちょっと勉強になった。ラストのカタルシスもなかなか。G.ハックマン・D.ホフマンの存在感、見応えアリ!ただ、ちょっと疲れます。 8点(2005-01-23 21:08:31) |
35. アンダーカバー・ブラザー
DVDにて鑑賞。サイコーです!このくだらなさ大好き。特に感激したのは、あるシーンのある脇役の“ノリツッコミ”の間の素晴らしさ!あぁ、外国にも“ノリツッコミ”の概念があるんだなぁ、しかも絶妙にやる人がいるんだなぁ。出演者も何気に豪華。D.リチャーズが物凄く魅力的に見えた。音楽も最高に良かった。ところで結局ラスボスの正体明らかにならなかったけど、続編あるのか?観たいです。 8点(2005-01-15 21:54:35) |
36. ヴァン・ヘルシング
渋谷の映画館にて鑑賞。活劇としては十分楽しませていただきました。感動とかを求めず、画面の圧倒的迫力を楽しむにはいい出来だったと思います。私は満足できました。DVDの5.1ch化が楽しみで、購入するに十分な出来になると確信。 8点(2004-09-10 19:08:23) |
37. the EYE 【アイ】
《ネタバレ》 DVDで鑑賞。“びっくり幽霊サスペンス”。音も映像も気味が悪かった。後半リンの登場が唐突すぎるのは不満。後半ももっと驚かせてほしかった。最後の爆発はちょっとビックリ。全体的には楽しんだ。思いがけず、“いい物を見せていただきました”ってな感じかな。 8点(2004-09-08 10:50:39) |
38. アメリカン・パロディ・シアター
DVDにて再鑑賞。くだらないです。でもサイコーに楽しい!なにげに出演者も豪華でびっくりします。大笑いして観るのではなく、「くっだらねー!」と突っ込みをいれながら観ると楽しいと思います。特に“ノーソウル”ドン・シモンズは素晴らしい!目からウロコです! 8点(2004-08-30 18:52:36) |
39. バトル・ロワイアル 特別編
DVDにて鑑賞。原作読了済み。私は通常版よりこちらのほうが好き。追加シーンで事件前のクラスの様子がよりわかりやすくなっているので。原作の面白さにはかなわないが、“うまく”作られていると思う。時折の字幕や体育館での相馬光子の表情の挿入で、緩急をつけて、ただのドンパチで終わらないこの映画独自の“旨味”がよく出たように感じた。最後に、この映画に限らず鑑賞の選択権が明確になっている映画なのですから、映画について語るとき『子供の教育上~』とか無粋なことは言ってほしくないなぁ。失敬。 8点(2004-08-28 11:10:00)(良:1票) |
40. ひみつの花園
DVDにて鑑賞。『ウォーターボーイズ』が非常に良かったので、期待して観ました。おもしろいねー。あのちゃちい特撮(わざとちゃっちくしたそうです)でさえ、笑って許せちゃう魅力がある。ビミヨーなオフビート(死語ですか?)感が何か可笑しいんだよな。私にとって矢口監督はマイフェバリット・ディレクターになりそうです。 8点(2004-08-22 18:51:12) |