21. シックス・センス
《ネタバレ》 宣伝文句も、オチも知らなかったので、素直に楽しめた。事前にほのめかすことでも聞いていたら、オチを先読みできたのかもしれないが、それを知らなかったのは幸いだったと思う。ただ、それならそうで、途中に疑問な点もあるのだけど、そのくらいは仕方がないのだろう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-26 22:45:30) |
22. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
《ネタバレ》 娯楽作品としては、まあよいんじゃないかな。「そんなに期待しなければ十分楽しめる」レベルなんだと思う。インディ・ジョーンズを意識しているのかいないのか。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-24 01:41:08) |
23. 推定無罪
《ネタバレ》 初見は映画館。久しぶりに DVD で鑑賞したが、なかなかよい映画だと思う。古いテレビドラマを現代風にアレンジして、うまく作り直していると思う。【ネタバレ注意】よい映画とは思うのだが、一度は家宅捜索してるんだから、最後にあっさり凶器が出てくるのはおかしい。どんな緩い“捜索”だったのか。原作の結末とは違うということで少し納得したが、今だったら DNA 鑑定で簡単に片を付けられてしまいそうな面もある。あと、登場人物のほとんどがロクでもない人ばかり。敵(?)役の方が普通に善人。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-10 02:17:21) |
24. ザ・エージェント
《ネタバレ》 佳作。「文句ばかり言う選手に人々は感動しない。感動を与えればお金は付いてくる」といったセリフに代表されるようなベタな展開ではあるが、それがよい。これは映画なのだ。途中のこまごまとした演出が、またいい味を出している。まあ、クビになった会社のオフィスで、(携帯でもなく)会社の電話を使ってクライアントの引き抜きができるとは思えないのだが、そこは目をつぶろう。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-27 01:49:10) |
25. ジュラシック・パーク
《ネタバレ》 初見は映画館。久々に DVD で視聴。つまらない映画ではないけれど、佳作。“懐中電灯を消せと言われているのに、下さえ向けないアホな姉”に代表されるような、間抜けな人物や行動でトラブルが起きていくという脚本に幻滅。だいたいネドリーが悪事を働かなければ、こんな大トラブルにならずに済んだのではないだろうか。ところで、「2000ドル、いや1万ドルでも」という弁護士をハモンドは「金持ちだけの場所にしない」とたしなめますが、コスタリカの西120マイルにある島って、そんなに気軽に行ける場所なんですかね。運営費用を考えたら、普通に、それくらいの値段がかかってもおかしくない気がするんですが。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-19 22:04:47) |
26. コン・エアー
《ネタバレ》 ハリウッドは、どうしても間抜けな捜査官を用意しなきゃいかんのかと思うところではある(もはやお約束?)。冒頭の設定部分に、やや無理を感じるものの、ジョン・キューザックの“切れ者”感やアクションがよい。スティーブ・ブシェミの使い方が、少しもったいなかった気がする。もっとも、現実にあんなラストになったら、ただでは済まないと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-02 02:10:29) |
27. メリーに首ったけ
佳作。再会までの話が、かなりじれったく、遠慮のない下ネタで少し引いてしまったけれど、後半が意外にだれることのない展開だった。キャメロン・ディアスかわいいだけに収まらない展開だったのは好感。ハッピーエンドっぷりも、この映画なら許せる。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-20 03:19:40) |
28. クリフハンガー
《ネタバレ》 クリフハンガー アクション映画としては、よくできていて、最後まで飽きさせない仕掛けがよく用意されていると思う。ただ、ちょっと粗いところはある。たとえば、冒頭の救助シーンなど、そのままヘリに引き上げてしまえば済んだ話ではないだろうか(それでは話にならないが)。それに、人が死にすぎる、とも思う。ヒロインの女優はきれいな人だった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-04-04 01:18:19) |
29. ミセス・ダウト
《ネタバレ》 ロビン・ウィリアムスだからこそ、という映画なんでしょうね。家政婦に変装した“彼”こそが理想的な父親の役割を果たすという皮肉を、うまく笑いで消化しています。ただ、“ブリッジズ”での変装切り替えなど、ちょっと展開が“ありえなさすぎ”。ピアス・ブロスナンは、ただただかわいそう。最後にヨリが戻りきらないところはよかった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-03-23 23:38:08) |
30. ディープ・インパクト(1998)
《ネタバレ》 良作。発見者の少年、ニュースキャスター、乗組員のそれぞれの展開がよい。少年が最後に彼女を発見し、短い時間で赤ん坊とともに送り出す両親、ロバート・デュバルが最後の決断を提案するときの他の乗組員の表情の変化も秀逸。もっとも、これが現実なら、この決断は最初から想定していたであろうとか、隕石を二つに割れたというのは都合が良すぎる設定だとか、細かく気になる点はあるものの、フィクションとしての許容範囲と思う。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-09 02:46:17) |
31. スウィッチ/素敵な彼女?
《ネタバレ》 佳作。のっけから設定が飛んでるが面白い作品。今、オススメかというと微妙なので少し点は辛めにした。【ネタバレ注意】「L.A.LAW」に出ていたジミー・スミッツが出ていたので見ただけだが、のっけから主人公(男)が殺されて天国か地獄かの選択で女性として現世に戻るというぶっ飛んだ導入にビックリ。“古さ”を感じる部分はあるのだけれど、クソ映画まっしぐらかと思いきや、それなりに見せる展開で、オチもなかなか。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-11-10 18:37:34) |
32. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
《ネタバレ》 佳作。低予算映画として知られていたものの、鑑賞する機会がなく、今頃視聴。低予算と知っていたので、とくべつ映像がどうということはないと分かっていることもあり、発想としてはいいアイデアだったと思うものの、そこまでという印象。ここを起点に新たな作品が生み出されていったことは評価したい。【ネタバレ注意】女性リーダーの実は迷っていたという告白にはビックリした。(正しく地図が読めていたとしても)結果的にはウィッチに迷わされていたのかもしれないが、迷っていたなら地図があってもしょうがないわけで、捨てられたからってそこまでヒステリックになってもしかたがない話ではないか。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-10-23 21:51:14) |
33. ディープ・ブルー(1999)
《ネタバレ》 アクション映画としては及第点というところか。まじめにストーリーを考えてはいけないのだろう。【ネタバレ注意】意外性はあるのだが、たんに意外なだけで「よく考えたらたしかに…」といった筋がない。しかも無駄死にしてばかりで(ほとんどの人が死ぬのだし)、その割に「誰かを生き残らせるために死を選ぶ」という場面が少ない。ストーリー上、(大惨事の原因を作った)主人公を死なせないと後味が悪くなるが、その展開もあれじゃなくてもいいんじゃないだろうか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-28 16:47:41) |
34. ビバリーヒルズ・コップ3
《ネタバレ》 初見のときは「意外に悪くないな」と思っていたのだが、最近改めて観たところ、テンポが悪いことを痛感した。時代が時代なだけに、ややチープな映像には目をつぶるとしても、いかにも間合いが悪いという感じ。【ネタバレ→】いきなり犯人がわかって、そのうえで展開していくというのは面白い。逆に、最後の展開はどんでん返しのつもりなのかもしれないが要らないと思う。それにしても小道具の銃やら何やら、いかにも現実離れしているところが、この時代の映画ということなのだろうか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-09-15 22:01:22) |
35. フラッド
《ネタバレ》 そんなに悪くないと思う。トラブルが起きて、ギリギリのタイミングで命拾いし、カーチェイスならぬボートチェイスがあり、裏切りが発生し(しなかったら間がもたない)という、いかにもな脚本ではある。とはいえ、特段おかしな展開もなく、クリスチャン・スレーターとモーガン・フリーマンなので、それなりに安心して見られた。それに、あの洪水の撮影は大変だっただろうと思う(ミニチュア・ダムを除く)。まあ、逆にとれば、洪水という状況でもなかったら、なんの変哲もないストーリーではあるのだが。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-19 01:45:10) |
36. ユー・ガット・メール
《ネタバレ》 凡作。いまひとつ面白くない。当時はこういうラブコメが流行ったんだろうけれど、あまりにベタベタな展開で、ちょっと拍子抜け。まあ、モデムの接続音は懐かしいけれど。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-05-10 14:51:53) |
37. バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲
《ネタバレ》 さすがにシュワルツネッガーはミスキャスト。何しろクレジットで最初に表示するのがバットマンの役者じゃないというのが、奇をてらいすぎな感じ。さらに言えば、付け足したようなバットガールの存在もよくわからない。ダークナイトと比べることはできないが、アメコミベースとしては脚本も普通だし、映像もひどいというほどではない。もうちょっとなんとかなったんじゃないだろうか。 [DVD(字幕)] 5点(2008-11-10 00:20:56) |
38. ゴースト&ダークネス
《ネタバレ》 凡作。前半は多少期待させてくれるものの、後半の展開があっさりしすぎ。実話ベースだそうだが、だとしたら「実話の限界」がそのまま出てしまっているのかもしれない。映像からは、ライオンの恐怖も、あまり伝わってこない。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-26 01:01:26) |
39. ペリカン文書
《ネタバレ》 ジュリア・ロバーツやデンゼル・ワシントンの演技はよかったが、いかんせん脚本がよくない。なにしろ最後のほうまで明かされないペリカン文書の中身が、それまでの話の筋とは何の関係もない。伏線も張られていなかったので「そこで真犯人登場させるなんてアリかよ」とすら思わなかったけれど。そもそも殺された弁護士の奥さんがビデオをメディアに送っていれば、ペリカン文書がなくても終わっていたよね、とか、そもそも文書は出回っているわけだが、何もせずにほうっておくほうが闇に葬りやすかったのではないか、とか。まあ、それでは映画にならないけど。 [DVD(字幕)] 5点(2008-04-15 02:51:41) |
40. コンタクト
《ネタバレ》 絵に描いたような恋愛、絵に描いたような挫折、絵に描いたようなハプニング、絵に描いたような役割分担、絵に描いたような成功……って、映画という絵を描いているわけですが、もう少しひねりがほしいところです。最後の「記録時間」についても、エリーの証人喚問(←これも目的が不明)の間に誰も気づかなかったというのが不自然に思いますし、“物的証拠”が判明した以上、後に続く動きが出るはず。いくらなんでも一発勝負(というか二発勝負?)だけのために5000億ドルの出費は「ない」でしょう。たんに、ジョディ・フォスター(の出る映画)は、性に合わないのかもしれません。 [DVD(字幕)] 5点(2008-01-09 02:09:23)(良:1票) |