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なにわ君さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2036
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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381.  ミスティック・リバー
映画に理想や予定調和を求める人にはオススメできひんかな。すっきりしてないし。後味も悪いし。でも俺はなぜかはまった。こーゆう多面的なとらえ方ができる映画、しかも終わった後、「だからなんなん?」って映画は苦手やったんやけど、最近はそれも悪くないかな~って。映画観終わった後、色々考えたり感想を誰かと話しあったりするのが好きになってきたらかも。この映画は話ガイありそー。んで映画のは方は、淡々としててるんやけど、ミステリー要素もあり、俳優さんも魅力あって、見ごたえあった。そして人の描き方が現実的かもしれん。パレードのシーンなんて、絶対誰もが不快に感じるはず。あえていれたんやろねそーいうの。あの妻の言葉も、自分の幸せを守るためなら自分の都合のいい理屈を作るってこと、誰もがやるでしょ?あの妻の立場にたてば、ほとんどの人があんな感じになるんじゃないでしょうか?精神を揺るがすよーな事件に巻き込まれると中々普通にはなれないってのもよくあることだし、付き合いにくい人には疎遠になってしまうってこともよくあることだし、勝ち組と負け組みの構図も事件や展開が映画的でも、現実の世界ではだいたいあんなもの。負け組み賛美、人間賛美の映画も好きだけど、人間の醜悪な部分や不条理な運命をきちっと描き、観てるものに何ともいえない感情を引き出すこーゆう映画も好き。感動とかはないけど、人の運命を考えずにはいられなく映画やったかな。思わず自分の過去を振り返って考えてしまったし。ただ、こーいう嫌なものを見せられて、観客はどなせいってゆーねん!てのもあるかもしれん。映画っていったいなんやろね。本やその他の芸術と同じく娯楽だけではないのは確かな気もするんやけどね。
10点(2004-09-15 14:54:48)(良:4票)
382.  ニューオーリンズ・トライアル
全然期待せずに観たら、これ、かなりおもろかってん。もう始まって20分くらいで、期待度一気に上昇。最後まで期待は裏切らなかった。日本ではなじみないが興味がある陪審員の裏側を描いた脚本もいいが、俳優もいいし、そのテンポをくずさない演出もいい。強烈な冒頭からホロッとするラストまで娯楽的な要素を保ちつつそれでいて、ちょっと考えさせられる映画。万人にオススメ。俺の中でジョン・キューザックの出てる映画はアタリが多いような気がする。
10点(2004-09-15 14:37:01)
383.  LOVERS
久しぶりに映画館で観たんやけど、やっぱいーわ映画館は。ついでにこの映画もめちゃくちゃおもろく感じてもーた。迫力あったし、映像も綺麗し、なんかね各シーンが、いちいち決まってて、かっこいーねん。特にチャン・ツィイー、最初の登場シーンからゾクゾクさせてくれるほど決まってる。なんか綺麗とかだけじゃないんよねー。思わず彼女の動きをずっと観てしまう、動きやしぐさに魅力がある。他の俳優さんも、かっこいーんだけど、前半はずっと彼女のアクションにしびれっぱなしやった。そして敵の強さもさることながら、自由自在に飛んで敵を打つ飛刀、これが、またトリッキーでしびれたわ。賛否両論あるストーリーやけど、先はなんとなくわかるんやけど、伏線のはりかたの演出が好きなんで、のめりこんだし俺はとにかく映像がよかったので、もうそれだけでおもしろくて。ただ一緒に観た友達は涙目やった。なんか、チャン・ツィイーに感情移入してもーたみたい。気持ちなんとなくわかるらしい。俺はやっぱり女って勝手、とちょっとひいてまう。だから家のテレビで観たら、評価は低くなるかも。たぶん。半年くらい映画館行ってなくて、中国系のアクションやファンタジーが好きならオススメ。<ここからネタバレ>アンディ・ラウは個人的に好きで、「インファナル・アフェア」といい、これといい、一見嫌な奴って役ってのが多いんで、がんばってるなって思う、で単なるストーカーと思われるのはちょっとせつないんで、違う見方をしてみた。仲間を抜ける彼女を殺そうとしたのは、自分を裏切るのと、抜け人には死という組織の掟もあり(それに近い台詞もあったよーな)、敵とともに抜ける仲間は殺さなければならないという私怨以外の観念もあると思う。だから彼もつらかったのだと。この世界は現代とは違って、大儀のためには己の心も捨てなければならない世界であり、彼は金城みたいに自由ではなかったのだ。彼女は恋人でもあり命をかけた同志でもあったのだ。愛情を超えたつながりがそこにあって戦争で敵と逃げるという行為は、幸せになれよって簡単に身をひけない(彼女もそれはわかっていた)。彼女が男でラウと友達という設定ならもっとわかりやすくて、ストーカーとは思われてないかも。だから単なる現代人の浅はかな執着心だけでするストーカー行為とはちょっとニュアンスが違うと思わせてくれ~い。
10点(2004-09-14 15:18:53)
384.  リリイ・シュシュのすべて
これは映画館で観たんやけど、もう、ほんと衝撃作やった。すっごくのめり込んで、かたずをのんで見入った。観てる間中はずっと不安感に襲われて。んで、劇場を後にするときは、めちゃめちゃ重い気持ちで疲れました。まさに痛い映画。でも不思議とまた観てみたい気もするねん。なんてゆーのかな、この世界観に囚われてしまった感じかな。俺は岩井俊二の映画観るとタイガイ、そーなってまう。(「Love Letter」も「スワロウテイル」もしばらく余韻が残った)。だから、とーぜん、この映画観た後、ネットにアクセスしてもーた。んじゃホームページ上でも、やってるねやん。映画と同じこと。みんな映画とシンクロするよーに。ネットでの匿名性をいかした言葉の羅列。ネットだから繋がる関係。んで観た人達はまた浸れるというわけ、この映画の世界に(うーん手段がブレアウィッチっぽいな)。それが、なんの意味があるのかよくわらんけど、みんな色々抱えてるんだなーとなんとなく思う。そして、この映画は只者じゃないと思う。確かに生々しすぎて不快感をともうし、虐めなどを題材にしてるけど、その先に何を描きたいのかイマヒトツ伝わってこない。だけど若さに潜む色々な感情をつきつけ、観る人の感覚を刺激する一種の毒はもってるんちゃうかな。そしてその毒に少し麻痺してしまいたいと俺は思えてしまった。人間、そんなに綺麗じゃない。でも、それを認めてからが勝負なのだ(書いてて意味不明)。ちなみに俺は中学では虐められた事あって、思春期のサバイバルをなんとか切り抜けた感じ。今じゃそれも思い出として悪くないかな。
10点(2004-09-03 03:13:22)
385.  サブウェイ・パニック
ここの平均点が何気に高いんで観てみたら、おもろいやん。まー、昔の映画独特の雰囲気なんで、ダメな人はダメかもしれへん。どこかドキュメンタリー風というか、こうなんかパッとせんというか、「ジャッカルの日」っぽい雰囲気かな。こっちはもうちょっとテンポはいいと思うけど。あと主人公とか一応決まってるんやけど、視点が犯人側に移ったりと色々飛ぶんで、特定の人に感情移入はしにくいねん。でも、だから結末がわりとどーなるかわからんっていうのもあるから、俺は結構のめり込んで観てもーた。お金運ぶとことかドキドキしたし。全体的なあっさり感も一気に観れて好きやわ。後↓のジャンさんも書いておれれますが、音楽がいいねん。なんか、ファンキーでかっこいい。そして、ラスト。あんなユーモラスでインパクトがあってしかも変なラスト、あんまり他に知らんわ。あそこの映像だけポスターにして部屋に飾りたい。そんなラスト。気になる人は観てな~。
10点(2004-08-27 03:29:24)(良:1票)
386.  チャップリンの独裁者
ごめん、実はこの映画、めちゃめちゃ苦手やねん。なんでか、ゆーたら、最後の演説シーンを頭に思い出すだけで、人前でも涙目になってまうから。嘘ちゃうって。これ、ほんまの話。淀川さんがこの映画の話してるだけで、俺、おお泣きしてもーたもん。メッセージ性とかヒトラーとか映画としてどう?とかもうそんなことはどーでもえーねん。役としてじゃなくチャップリンとして、天国の母へ平和を願って語りかけるあの演説には、ほんと俺の涙を誘う、この世界で、単純だけど大切な思いを感じるねん。もうそれだけ。それだけで、これ書いてる今も涙目やねん。やっぱりちょっと俺おかしーかな。
10点(2004-08-25 16:17:03)(笑:2票) (良:2票)
387.  ロボコップ(1987)
でかめのヘルメットをかぶって、カクカク動く変なヒーロー。ヘルメットとれば人の顔、しかも口はつねに隠さない、おちゃめなヒーロー。監督がよかったんやろね。この幼稚すぎる設定を、残酷で孤高、物悲しく、そして変にかっこいー映画にしてくれたんは、ひとえにポール・バーホーベンさんのおかげです。しかし、この監督さん、メディア(主にテレビニュース)とドラマを絡める演出好きやね。スターシップ・トゥルーパーズでもやってたし。しかもどこかB級っぽい撮り方も同じ。この映画で一番印象にあるのは、やっぱりマーフィが死んでロボコップになるところ。人間が死んで機械になって蘇るって感覚を怖いくらい観てる俺にバーチャル体験させてくれた。あのシーンは、今観ても、かなり怖いし、死をちょっと身近に感じさせる。近未来の企業の描き方も、冷徹で怖くていい。恐怖を感じさせてくれる変な格好のヒーロー物を観たければオススメです。
10点(2004-08-19 11:48:18)
388.  マイノリティ・リポート
結構、みなさんの評価が微妙な中、ほんと申し訳ないんやけど、俺は、なぜか、おもしろかってんな。未来を予想して捕まえるというアイデアも、ありえへんけど藤子不二雄のショートSFチックでおもしろいと感じたし、あの装置もトリッキーで味があってよかった。なんかね、細かいトコほじくると穴があったり、展開に無理があったりしても、たまに、そんな事気にならなく楽しめる映画があって、これがまさにそれやねん。映画の中の色々な小ネタが楽しめたので、全体像はわりとどーでもいいってゆーか、めしで例えてゆーなら、俺の好きな具材が沢山使われてるので、味はどーでもいい鍋料理みたいなもんかな。元々、近未来モノ好きで、スピルバーグの映画とは相性がいいからってのもある。ストーリーや設定に突っ込みどころがあっても、あまり深く考えずに観てしまいオチにそんなに期待を抱かない近未来SF好きな人にはオススメ。
10点(2004-08-09 14:48:36)(良:2票)
389.  ブラック・レイン
正直、この映画がおもろいかどーかは微妙なんやけど、実はこの映画の撮影された繁華街のシーンは俺の地元の十三という場所で、しかも撮影当日、たまたま早起きした時に、撮影風景を見ることができたので、非常に思い入れがあるねんな~。だから、それぞれのシーンで、大阪の街についても、そこはそんな風になってないとか、なるほど、あの場所をそんな感じで演出してるんやとか、色々発見できて楽しいねん(ちなみに、繁華街のシーンは普通は呼び込みとかでにぎわってるけど、映画じゃ人はほとんどおらず、看板のネオンだけが不気味に光ってる)。多分、これがまったく知らない場所とかで撮影されてたら、この映画をそんなにおもしろく感じなかったかもしれん。映画って内容うんぬんとか、登場人物の好みとか、映画の背景事情とかで好き嫌いがわかれるけど、こーゆう親近感でおもしろく感じる事もあるねんな。だから例えば友達が出てたりしたら、それだけで俺の場合、評価甘くなったりすると思う。元々、映画の評価なんて色々な要素の好みの問題やしね。なんで、この映画に関してはまともな評価じゃないし内容も「うわ~、地元だ~」ってゆうワクワク感と松田優作のかっこよさしか覚えてないけど、また観たい映画、そして好きな映画。
10点(2004-07-20 18:07:29)
390.  マグノリア 《ネタバレ》 
例えば自分の周りの誰かと腹わって話をしてみると、みんな普通にしてるように見えて結構深刻な悩みを抱えてたり、重い過去を背負ったりしてる。でも、それが繋がって一つのカタルシスを得られるなんて事は現実にはまず起こらない。みんな、それぞれの悩みや過去を時には立ち向かい、時には逃げたりして、各々自分で処理することになる。そーいう意味じゃ、この映画は意外とリアルやと思う。ここに描かれてるキャラはどれも深刻で重い過去があるが、現実にも重い話はゴロゴロしてるし、どんなにしょーもなくても、本人にとっては深刻な事って沢山ある。だから、俺はこのドラマ部分、結構、のめりこんだ。まるで友達の話を聞く感じで。んで、ニッチモサッチモいかなくなった時に、絶妙のタイミングで音楽とともにふりだすカエル。観てる俺らも登場人物達と同じ感覚で味わう神秘的な驚き(予想できんからね)、ここの演出にはゾクゾクきて一瞬泣きそうになった。感動とはちょっと違う、例えていうなら、知らない人達と一体になって合唱するライブの時の高揚感に似てるとゆーか、知らない人達と同時に大きな事件に遭遇して、奇妙な連帯感を味あう感覚に似てるとゆーか。実際、自分が何かに悩んでて、そこに大地震が起きて、悩みは一瞬、どっかに消えて、自分の心にリセットがかかる体験したことがあるけど、それに似た感じの感情が芽生えた。映画館で観たからってのもあるかもしれんけど(音とか、すごい迫力あって、ほんとカエルの雨を体感したって感じやった)。まー、カエルの雨やから、ちょっとわかりにくいんやけど、例えば、これが隕石なら、「ディープ・インパクト」に構成が似てたりもするんじゃないやろか。向こうはその後の生活が大変やけどねって、俺、映画の見方間違ってる?とにかく、この映画の本当の意味とか俺は理解できてないかもしれんけど、この映画は、観てる俺らにリアルな過去の重さをつきつけ、そして登場人物と同じ驚きの癒し(さらに観客には連帯感)を与えるという、あまり他に観たことない、よく出来た映画やと思う。 この先、あなたの人生に何が待ち受けてるのか、それはこの映画と同じように予想不可能。
10点(2004-07-16 22:35:35)(笑:1票) (良:5票)
391.  コンタクト 《ネタバレ》 
俺の中ではかなりおもしろい映画。まず、オープニングからしてはまった。地球と地球の音から始まり、やがて、その地球も音も豆粒以下になっていく宇宙の広がりを見せ、自分達ってちっぽけな存在なんだな~って感覚になり、その後、その宇宙の広がりが一人の少女の瞳の中に集約される。宇宙の広がりも人の中にある可能性や夢の広がりに似てる、そんな気持ちで、イッキに映画の世界にはまった。「だってスペースがもったいない」この台詞はほんとうまい。こんなロマンチックで洒落た宇宙人の存在説明は今まで聞いたことない。座布団100枚くらいあげたい。そんなファンタジーっぽい感じから急展開、宇宙からのコンタクトを受けてからは、観てる俺らも現実に今、本当に起こってる事をテレビのニュースで観てるような感覚になるドキュメンタリータッチの中盤。自分らも映画の中の人になったようなイッタイ感で、観ててゾクゾクしてくる。その後もサスペンス的なタッチで娯楽的な要素も忘れない。そして、固唾を呑む異星人とのコンタクト。おもしろすぎる。そして、なぜか泣けてくる。普通の感動とは違った感覚の涙やけど。でもこの映画は単なる宇宙人との遭遇を描いたSFではなっかた。その先があった。最後の審問会で、神は証明できないので存在しないと考える主人公が、自分に起こった出来事を説明するんやけど、それはまさに、神の存在を説く牧師と同じという皮肉。そこにこの映画の本当のオチがあった。目に見えるモノ証明できるモノだけが全てじゃなく、相反する科学と宗教も目指すところは結局は変わらないんだという脳と心の融合、それこそがこの映画のテーマなんやと思う。もう目からウロコ状態やね。俺って単純。そして最後の最後に夢を持たせる事もこの映画は忘れてない。説明できない18時間。そんなラストも好きやねん。観終わった後のなんとも言えない希望ある開放感。やっぱり映画はこうでなくては。んで最後に一言、この映画、俺なんかのダラダラした間抜けなレビューじゃスペースがかなりもったいない(と言いつつ長くてごめん)
10点(2004-07-13 11:47:29)(良:3票)
392.  シザーハンズ
こーゆう孤独で純粋な主人公の映画を観ると、いつも思うのは、あんまり酷い事にはならんといて~とか、順調に幸せつかんでくれ~とか思ってみてしまう。でも映画やから、やっぱり事件は起こるわけで、んで、見てられへんほどせつなくなってくる。しかし、この映画を観てちょっと考えてもーた。実際、こんな奴がいて、いったいどれだけの人が本当の彼をわかってあげられるんやろかってこと。いや、手がハサミってのはいきすぎとしても、色々な人がいるわけで。そりゃ映画を観てる観客という状況では、みんな、思うところがあるんやろけど、現実になると自分が気づいてないうちに偏見や差別で物事を考えてるって事もあるかもしれんし、自分の中にこの映画に登場する普通の人達のような存在がないなんて言い切れんわけやし。いや、観客の立場では、彼らをいくらでも馬鹿にしてみれるんやろけど。だから、たまのクリスマスにはこれを観て、俺も色々自分見つめなおして反省しなきゃなって思う(クリスマスに観るとよりいっそう浸れるんやけど、雪なんてふってたらもう完璧)。後、この映画、フランケンシュタインっぽいんやけど、手がハサミってのがいいアイデアだと思う。おとぎ話な感じもミソかな。
10点(2004-07-08 16:42:12)(良:3票)
393.  フロム・ダスク・ティル・ドーン 《ネタバレ》 
ヴァンパイア物の中ではかなり好きかな。いや観た時は、ほとんどの方と同じようにまさか、ヴァンパイア物とは思ってなかったんやけども。この映画がうまいのは、その化け物の正体を映画のジャンルごと観てる俺らにもわからなくした映画構成にあると思う。本来、ホラーって、こうでなきゃいけないと思うんやけどね。だって、これはモンスター映画ですよってわかってみるモンスター映画ほどおもしろくないものはない。モンスターが出てくるのわかってるんやもん。まさか、モンスターが潜んでたなんてって観てる観客も驚く展開がモンスター映画のあるべき姿じゃないやろか。それで、初めて映画の中の人と同じ感覚で見てる俺らも驚けるんじゃないやろか?それをジャンルを変えるって事でやりとげたこの映画はまさにアイデア物。ただし、ある程度、観る者を限定するモンスター物を観客に納得させるには、まったく違うジャンルにはできない。ある程度観る人達を制限しなきゃ、感動物を観に来た客にスプラッターは見せれない。だから前半のノリもダークな犯罪物にしたのでは?宣伝をあまりせず、情報が広まらなかったのもよかったんちゃうかな。まー、観方によっては、小さい子供が人形で遊んでて急に感極まってその人形達をぶっ壊して暴れるっていうノリに似てなくもないが。とにかく、ヴァンパイア好きには避けて通れない映画やとは思う。ただ、この映画がヴァンパイア物だって事に気づいてないヴァンパイア好きな人がもしいるとしても、紹介しづらい映画やねんけどね。ちなみに2と3もヴァンパイア物では好きな方やけど、やっぱり、1ほどインパクトはないかな。
10点(2004-07-08 16:13:01)(良:1票)
394.  ティアーズ・オブ・ザ・サン
ドキュメンタリー映画が増えたからか、映像がリアルになったからか知らんけど、映画と現実世界がごっちゃになって考えられる風潮があって(社会のモラルへの影響も)こーゆう系統の映画は昔に比べて作りづらくなってるような気もするねん。特にエンタメ系でハリウッド(アメリカ)系は。昔に比べて監督さんは大変やろなって思う。現実の国のしがらみとかで自由に映画作られへんから。ま、観てる俺らも純粋に映画を楽しめなくなってきてるのも事実かもしれん(知識や情報が簡単に手に入ってかしこくなったから?進化してるんかも)もう映画は国単位で作らない方がいいかも(無理か)社会的な映画とか、芸術的な映画とか、体制批判の映画は評価されやすいから、エンタメ系はもう戦争を題材にしないほうがいーんかな。って俺は何を言ってるんやろう。なんか書いてて自分で、複雑になってるわ、ごめん。えーっと映画の話やけど、この映画はエンタメ系として観た。元々エンタメ映画(ずっと、そればっかりじゃ確実にあきるけど)は好きな俺やし、最近は非娯楽映画ばっかり観てたからか、こーゆう映画は現実とまったく区別してまう傾向にあるからかもしれんけど、なんか普通によかった。迫力あったし、緊迫感もあったし、非道な悪役にむかついたし、悲惨な残虐に震えたし、モニカはんはきれいやったし、男優かっこいいーし。最後泣けたし、まーでも、もし、社会派として作ってたら、がっくし、やけど。ほんま単純でごめん。だから、この映画を観るときはエンタメ思考回路で観たほうがいいかも。映画の世界のアメリカにもムカつく人はやめておいたほうがいいです。偽善的でさらにムカつくと思うから。
10点(2004-07-05 14:42:01)
395.  ギルバート・グレイプ
だいぶ前に観たんやけど、さわやかな感動とディカプリオを初めて役者としてすごいと思った映画やったのを覚えてる。知的障害の弟を持つちょっと変わった家族の日々を淡々と描き、でも退屈じゃなく、めっちゃ感動で盛り上げるわけでもないのに、観た後はなぜかこの映画よかった~ってジーンとくる。そんな映画やった。
10点(2004-07-02 16:00:49)
396.  赤ちゃん泥棒
皆さんの評価が微妙なんやけど、俺はコーエンの中で一番最初に観たんがこれ。観たんはかなり昔やねんけど、あのハンターの妙なかっこよさといい、かなりはちゃめちゃな展開といい、それでいてどっかスットボケタような雰囲気。それまで観てきた映画とは全然違う感じでちょっとカルチャーショックを受けたんを覚えてる。映画ってほんま自由で色々出来るねんな~って。それから色々な映画観るようになったんやけど。若い俺に変な衝撃を与えたということで、この点数。でも今の目から観ると、やっぱ微妙かもしれん。変わった映画だらけやからね。今は。
10点(2004-06-30 16:56:33)(良:1票)
397.  未知との遭遇
あの話しなあかんかな~。これマジな話やねんけど、あんな、これ観たとき小学生でテレビで観てん。まー、小学生やから、あんま難しい所とかはよく理解してなかってんけど、UFOってすごいわ~ってくらいかな。んでテレビ見終わって、何気なく外見たら、窓の外にめちゃくちゃでっかくてキラキラ輝いてる物体が。そばにいた親に、これなに?って聞いたら、繁華街のネオンが反射してるんやろって軽く流され、妙に納得して、カーテンしめて布団に入ったんやけど、後からよくよく考えてみたら、あのでっかさといい光の感覚といい、しかもネオンがどこに反射したら、あんな感じになるのか。ほんまこの映画にでてきた奴みたいな感じのが窓のすぐそばで光ってたんやもん。親も観てるし(もう覚えてないみたいやけど)小さい頃の話やけど、今でも鮮明に覚えてる。それ以来、この映画を観るときは、なぜか、神秘的な気持ちで観てしまうんやけど。あれは、やっぱり、勘違い?
10点(2004-06-30 16:33:25)
398.  ミッション:インポッシブル
昔の番組は知らんけど、この映画はおもろかった。アクションありサスペンスありで展開もうまくてはまる。スパイ物はやっぱりこうでなくては。特に宙吊りシーンはほんま観てる俺らも息をのむ。単なるトムクルーズのイメージビデオと化した2とは雲泥の差。
10点(2004-06-30 15:55:17)
399.  A.I.
ダメやわ。例えロボットでも母と子というテーマを持ってこられると泣いてまう。そこは俺の涙のツボやから。まー、そんなことはどーでもえーとして、映画としては映像もよくできてるし、話もなんか現代版ピノキオって感じで童話的で俺はよかったと思う。役者もよかった。最後もハッピーエンドじゃなきゃ悲しすぎます。だからアレでいいんちゃうかな。でもなんかせつなかったけど。とにかく震えるほど泣いてもーた(一人で部屋で観てよかったわ。泣き顔はあんまり人には見せたくない方やから)
10点(2004-06-30 15:38:59)
400.  少林サッカー
こんなCGの使い方好きです。もっと自由に馬鹿にCGは使うべきやと思うから。映画のほうは最初はちょっとダルいんやけど、途中からエンジンがかかりもう最後は抱腹絶倒。チャウ・シンチーってそういうパターンの映画作りが得意なのかな(食神もそーやったから)。あと、ちょっと汚い、痛い描写が多いのと、美人を美人に撮らないのもこの監督の特徴かな。だから単なる馬鹿映画じゃなくて毒のある馬鹿映画。好き嫌いはあると思う。俺は毒のある映画でもいけるほうやから好きやけど。とにかく助っ人が登場したときは大爆笑。涙でた。
10点(2004-06-30 15:20:23)
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