401. ストリートファイター(1994)
昇龍拳!!! こんな映画飛んでけ~ 1点(2004-02-03 18:21:51) |
402. マッドマックス サンダードーム
好きずきであるとは思うが個人的にはガッカリした。売りである近未来的世界観の表現(見せ方)がダサくなっていると感じた。「マッドマックス2」よりも原始的になってしまったように思える。特に子供達の隠れ家のシーンはそういうふうに感じた。全体的な作風も変更され、カーアクションから格闘ものへと移行しました。正直言ってかなりパワーダウンしたという印象。なにより一番気になったのはティナ・ターナーが出演していたことです・・・。なんで? 4点(2004-02-03 18:19:23) |
403. マッドマックス2
前作とはかなり異なったイメージになりました。「北斗の拳」がこの作品のエピソードの一部をマネしていましたね。 近未来の世界観は実にリアルな雰囲気で、荒廃したむさ苦しい熱気が伝わるような映像が素晴らしい。前作同様にカーアクションの見せ方も上手いし、服飾・装飾にしても作品のテイストにピッタリと合っている。続編はコケることが多いのですが、この作品は逆に前作よりも面白くなっていると思います。 7点(2004-02-03 18:19:00) |
404. マッドマックス
徹底的に正義と悪との対比を際だたせた設定。暴走族に対して本気で腹が立ってきます。 残酷描写満載で、警官の同僚や主人公の妻と子供は無惨に殺されます。そういう点でも少し後味が悪い作品なので見る人を選びそうな印象です。 この作品はかなり低予算で作られたということが有名だが、カメラアングルを巧みに工夫したアクションでそれを全く感じさせない出来映え。スピード感を出すための演出方法はスピルバーグの「激突」のような見せ方だと感じた。 よく似ているストーリーで、例の“無駄にお金を掛けた作品”(ウォーターワールド)が有るけど、こちらの方が断然面白いと思いますよ。 6点(2004-02-03 18:18:31) |
405. ハンバーガー・ヒル
ベトナム戦争を題材とした映画は数多く有るが、私が見た作品の中では一番リアルに描かれているように感じた。戦闘シーンはプライベートライアンに近い感じで残酷なシーンが生々しく描かれているし、ベトナム女性を相手に乱交したり、黒人と白人の兵士が味方同士で啀み合いがあったりと、人間の内面的な部分も赤裸々に描かれている。何の為に戦うのか・・・、兵士達が自問自答する様子をしっかりと捉えた濃厚な作品です。 6点(2004-02-03 18:18:06) |
406. 戦場にかける橋
《ネタバレ》 強引に力業で橋を建設しようとする斎藤に対しニコルソンは合理的なやり方を主張する。お互い絶対に自分の考えを曲げない人物なので持久戦となってしまうが、結局はニコルソンの粘り勝ちとなる。“主義主張が合わなくても時間が有ればお互い歩み寄ることが出来る”ということをこの作品はメッセージとして伝えているのではないでしょうか。戦争だって同じような理由で始まってしまうのですから、殺し合う前に時間を掛けて分かり合う努力をすることが大切だということが言いたいのだと思います。 一つの目標に向かって日英の敵対する人間が互いに協力しあい、苦労してやっとの思い出完成にこぎつけたものがいとも簡単に破壊されてしまう。最後の「なんと愚かなことか・・・」という台詞が心に響きます。 7点(2004-02-03 18:17:18) |
407. 15ミニッツ
《ネタバレ》 斬新といえば斬新なのかも知れません。なんせ主役(デニーロ)が中盤に死にますから・・・。 ただ、個人的には思いっきりマンネリを感じました。まず刑事2人の掛け合いは何度も見せられたハリウッドテイストで、犯人のキレ具合もよく見る演技といった感じ。 とどめのマンネリシーンは、ラストで気安く話しかけてくる嫌な奴を思い切り殴り倒すというオチ。これだけは今後本当に辞めてください。 4点(2004-02-02 17:07:30) |
408. ダブル・ジョパディー
もの凄い法律が有るんですね。 けっこう面白い設定だと思うのですが、同時に何かB級の臭いもしてきます。おそらく主役の女優から発せられる空気からかも知れません。正直言って地味です。 逃亡劇であり復讐劇でもあるといった内容なのですが、あまりにもハリウッドタッチという印象でマンネリ感が強いです。全体的な印象は“可もなく不可もなく”といった印象です。 4点(2004-02-02 17:06:52) |
409. フォー・ルームス
ティム・ロスは何でもこなしますね。コミカルな演技に脱帽です。 1話目の魔女、4話目の指切りは何か物足りなさを感じましたが(4話目はヒッチコック劇場のパロディーですね)、その他のエピソードは非常に笑えました。 特に子供の面倒を見せられる話しが良かった。死体を見てゲロをはいた時なんかは死にそうになるぐらい笑いました。 6点(2004-01-30 15:44:19) |
410. ロミーとミッシェルの場合
これは以外に面白いです。コメディーとしての雰囲気がフレンズのようなイメージ(実際にリサ・クドローが出てますが)で、馬鹿馬鹿しいけど笑いのツボはきっちりと抑えています。主演の2人も魅力的で、訳が分からないことばかりしてますが可愛げが有って憎めません。個人的には学生時代の懐古シーンが一番好きです。ただ、あの変な踊りはやめて欲しかった。 7点(2004-01-30 15:43:57) |
411. 死霊伝説
スティーブン・キングなりに「吸血鬼」を斬新な切り口で解釈した作品なのですが、原作の良さが映像として伝わってませんね。登場人物を掘り下げていないので感情移入できないし、演出・映像ともに陳腐で古さを感じさせてしまっている。テレビ映画ということで予算も無かったのだろうが、それを考慮したとしても不甲斐ない。原作ではもっとリアリティーのある表現がされているのですが・・・。非常に残念な仕上がりです。 4点(2004-01-30 15:43:26) |
412. オーメン(1976)
時にホラー作品は軽薄で何も考えて無いような作品が多いですが、この作品にはしっかりとしたコンセプトが有ります。確かに悪魔が人々に死をもたらしてゆくという設定は有りがちと言えるかも知れませんが、数字が示す謎や、死に方を暗示する心霊写真?のようなもの等、非常にプロセスが練られている。ラストも皮肉度満点なオチで締めくくります。 映像・音楽も作品にマッチしており崇高感が漂うような感じです。 7点(2004-01-30 15:43:03) |
413. デッドゾーン
物語の設定が本当に面白い。このアイデアが浮かんだ時点で勝ちですね。アホな脚本家のせいでスティーブン・キングの映像化作品はコケることが多いのですが、この作品は上手くまとめてますね。キングの原作は冗長なところが有るのですが(個人的にはそこが好きなのですが)、美味しいところを抜け目無く掻い摘んでいるので退屈することなく一気に見せてくれます。 7点(2004-01-30 15:42:18) |
414. ザ・リング
序盤の展開は日本版と全く同じです。マンションやお通夜の場面などは日本を象徴する生活風習ですが、それをアメリカに置き換えるとどういう表現になるのか興味深く見ていた。これまでのハリウッド映画で見たことのない生活感が窺えますが、やはりどうしても違和感が感じられます。 「不気味・怖さ」という面ではやはり日本版の方が断然勝ってます。ハリウッド版の方は、ビデオの映像にしても“気味の悪い”という雰囲気が出せてないし表現が現実的になってしまっています。音の使い方も悪かったですね。 客観的に見てハリウッド版の方はグロテスクに感じるだけで恐怖描写としては低レベルに感じた。 4点(2004-01-30 15:41:03) |
415. ドラキュリア
《ネタバレ》 腐るほど有るドラキュラ(吸血鬼)映画の中ではマシな方に思えた。ドラキュラがユダだったというのは以外と斬新な解釈ではないでしょうか。まぁ、斬新なだけ面白くはなかったけど。 5点(2004-01-29 17:06:23)(良:1票) |
416. オルゴール
劇場版「とんぼ」といった感じ。何もない。 2点(2004-01-29 17:00:46) |
417. 英二
長渕剛の映画では「ウォータームーン」という凄まじい駄作が有るのですが、この作品もそれに負けじと驚くほどつまらない出来となっている。 男としての生き様を崇高に描き、魂を揺さぶるかの如く強烈なメッセージを残した名作「とんぼ」・・・、壮絶なラストは今でも忘れることの出来ない程のインパクトが有った。そんな良作ドラマの質を暴落させるような愚行を見ていて非常に悲しくなりました。なぜ完結編(その後の話し)が必要だったのか・・・、理解に苦しみます。 最近の長渕おかしくないですか? 生意気だった若い頃のことを詫びてみたり、デブ同士の喧嘩(K1)のセコンドに着いたり、筋肉おたくと成り果ててしまったり・・・、すっかり「隠居」という感じですね。 2点(2004-01-29 16:58:12)(良:1票) |
418. ダーク・ブルー
《ネタバレ》 有る意味「パールハーバー」のような設定なのですが、こちらの作品の方が格段に崇高です。ストーリーはよくある単純なものなのでエピソードの端々は容易に予想出来ますが、男同士の友情という面で内面的な部分を深く掘り下げているところに好感が持てます。 しかしカレルは本当に良い奴ですね。女性関係のもつれから、尊敬する上官・・・と言うよりも親友であるフランタから裏切りを受けてしまいます(フランタにも悪意は無かったが)。ショックを受けて落ち込みますが、フランタが敵機に撃墜されそうになった時にきちんと助けました。ところがフランタは勘違いして、カレルが腹いせに自分を撃ったと言い掛かりをつけます。フランタは自分が勘違いしていたことに気が付きますが時既に遅し、カレルはすねてしまい返事すらしてくれません。カレルとの友情は完全に壊れてしまったと思ったでしょう。フランタは数日後の戦闘で、戦闘機から海に投げ出されてしまい再び死に直面します。しかし、またもカレルは自分の命をなげうってフランタの命を救いました・・・。 こんなにハートの有る友人を持てたら幸せですね。同じ立場になった時、私のまわりの親友達はどうでしょうか・・・、大丈夫!きっと救ってくれるでしょう。もちろん逆なら私も助けますよ!・・・と、そういうことにしときます。 6点(2004-01-29 16:57:19) |
419. 誓いの休暇(1959)
母親への愛情・戦友との約束・一時の恋愛、それぞれどのエピソードをとっても深い味わいが有り、戦争の非常さというものが心に残ります。例えば、貨物列車での物語をとってみても、これが本当の「恋愛物語」だと言えます。純粋で優しく誇り高い。昨今の陳腐な恋愛映画には無い素晴らしさが有ります。 8点(2004-01-28 18:00:51) |
420. バグダッド・カフェ
以外とこの作品って平均点低いんですね。 ストーリー設定の面白さで見せる作品の質は年々低下しています。「人は語り尽くした」という言葉が有るように、先人達が既に完成度の高い物語や斬新な設定の作品を先に発表しているので、現在の映画関係者達は新しいストーリーの創作に四苦八苦している。それを考えると、87年でこのストーリーを作れたということに対して、もう少し高く評価されても良いのではないかという気がする。 脚本も工夫が凝らされていて、無意味な描写を極力避ることによりテンポの良さが生まれ、見る側に退屈させません。役者陣の演技も素晴らしく、特に黒人の女主人であるブレンダを演じた女優さんのヒステリックな演技は芯に迫っていて良い。映像もなかなか優秀で、特に全体的な色遣いは「砂漠の中の辺境の地」という雰囲気が上手く出せている。そして何と言っても音楽が良いです。主題歌(calling you)も良いのですが、マジックショーの時のミュージカル風の曲はもっと良かった。 8点(2004-01-28 17:59:53) |