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FSSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 854
性別 男性
自己紹介 <レビュアー引退について>

他の方にとってはどうでもいい事ですが(笑)、
こちらでのレビュアーを引退させて頂きます。
理由はあまり映画自体を見なくなった事と、
結局、映画以外にもレビューを書けるAmazonが
レビュー投稿の中心になってしまった事ですね。

長い間、お世話になりました。 2021/11/27
   
<ジャンルの好みについて>

・好きなジャンルは「ホラー」「サスペンス」「ミステリー」。
・嫌いなジャンルは「ミュージカル」「恋愛」「韓国映画」「感動押し付け系」。
・どちらでもないのは「アクション」「SF」「コメディ」「時代劇」。

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481.  アサシン(1993)
無難に出来ている作品ではあるけど、「存在を抹消された人間が、裏の世界で殺し屋としての第二の人生を歩む」とか、「その任務の過程で恋に落ちる」とか、「愛する人と任務のどちらを選択するのか」とか、どこかで一度は見たような、よくある設定。良くも悪くも、始まりから終わりまで、すべてがお約束と予定調和の集合作品。  それが悪いとは言わないけど、全体的にやっている事が生温く、表沙汰に出来ない危険な任務に携わっているという緊張感や、組織の非情さが描かれていないので、普通の女性としての束の間の幸せと、それを失わなければならなくなった時の辛さや悲しみがイマイチ伝わって来ない。  恋人役の男にも何か秘密があるのかと思えば、本当にただの一般人で、ラストなんて完全にほったらかし。別れた後も、「何だったんだよ、あの女。トラブルに巻き込まれなかったから、まあいいか」みたいなノリで淡白すぎる。  お目付け役の男のラストシーンも、組織の掟と愛の狭間で、去っていく彼女を殺すかどうかの苦悩や葛藤をもっと描いて欲しい。一度は背中に銃口を向けるが、やはり撃てずに銃を収めた上で「彼女は死にました」と報告させないと。  もう少しキャラ描写とストーリー展開に深みが欲しい。   
[地上波(字幕)] 4点(2005-09-12 03:15:00)
482.  キャットウーマン
私も髪を切って仮面を被ったキャットウーマンは研ナオコにしか見えませんでした。一度刷り込みが出来ると、もう研ナオコウーマンにしか見えません。無論、研ナオコはウーマンですが。  本題。女のダークヒーローは意外にいないので目新しさはあるけど、やっぱり他のアメコミヒーローものと同様、基本的にストーリーやキャラデザが稚拙すぎる。「バットマン」もそうだけど、ただのコスプレだもんなあ。好きな人には申し訳ないけれど、やっぱりこのアメコミ特有のセンスは受け付けない。  アクション演出も地味だし、特殊能力といっても、「ちょっと素早く動ける」とか、「暗闇でも目が見える」ってだけで、ほとんど普通の人間と一緒。そこが良いとも言えるけど、さすがに映画として見ると、それだけのキャラ設定で二時間近く持たせるには無理がある。ラストの対決も、普通の人間である社長婦人に苦戦してどうすんねん。  もう少しアクションシーンを派手にして、猫ゆえの気まぐれから、敵も味方も構わず、周囲を大騒動に巻き込んでいくという展開にしたら、少しは面白くなってたかも。
[ビデオ(字幕)] 3点(2005-08-28 22:38:10)(笑:2票) (良:1票)
483.  サル 《ネタバレ》 
新薬臨床試験にまつわる都市伝説をネタにして、ちょっとドキュメンタリー風に撮ってみました、というのは分かるけど、「新薬の副作用の恐さを元にしたサスペンス部分」と、「それに対する批判や警鐘というドキュメンタリー部分」、さらに「映画監督を目指す若者の挫折という青春ドラマ」の三つの軸がブレていて、全体として見ると何がメインテーマなのかはっきりしない内容。  特にラストの爽やかな終わり方なんて、完全に青春ドラマで、それまでのサスペンス部分とのギャップがあり過ぎる。また、病院を抜け出してバカ騒ぎしたり、居酒屋のオヤジに追いかけられるシーンなんかはコメディっぽいし、見ている間中、「いったい何が見せたいの?」という違和感が終始付きまとった。  ただ、こういう「治験のアルバイト」と言うシチュエーションは非常にリアルで、自分も一緒にアルバイトとして、その場にいるような臨場感があり、ダラダラとしている展開の割には、それほど飽きずに最後まで見られたのも確か。ちょっと出演者同士の掛け合いがサムいのと、前述の通り、テーマが分りにくいのが残念。  カメラワークや手ブレについての批判は的ハズレ。「素人が隠し撮りしている」というシチュエーションこそが肝であって、「ブレアウイッチ」同様、その場の臨場感を出すための演出。これをきちんと撮っていたら逆に不自然。
[DVD(字幕)] 6点(2005-08-28 13:34:36)
484.  ゴシカ 《ネタバレ》 
「13ゴースト」や「ゴーストシップ」みたいな駄作に比べたら多少マシ(監督は違うけど)。ただ、今度は逆にあまりにも普通過ぎると言うか、良く言えば「オーソドックス」、悪く言えば「模倣」、はっきり言えば「パクリ」。  特に最近のサスペンス映画は、もうどれがどれやら区別がつかないくらい、演出やシナリオが似通っている。  今作もどこかで見たような設定・演出のオンパレードで、オリジナリティは皆無(特に「リング」「シックスセンス」「羊」あたりの設定拝借劣化コピー品)。驚かせるポイントも見え見えで、変化をつけようという工夫の跡もない。  「犯人がふたりいる」というオチもまったく必然性が無いし、エレガントさにも欠ける(そもそも「刑務所内でのレイプ事件」という地点で、自動的に男の看守くらいしか犯人いない)。  幽霊少女も、犯人を知ってるなら、直接犯人を呪い殺せばいいじゃん。関係無い人間を巻き込むなっつーの。あと、殺されたり、無念の思いを残して死んだ人間はいっぱいいるはずなのに、少女とラストの少年の霊しか見えないというのも、ずいぶんご都合主義。  とにかく最近の観客は目が肥えてるから、この手のジャンルを作るのも大変だとは思うけど、こんな既存作品の設定や演出の「良いとこ取り」をしただけのような作品には、今後も遠慮なく突っ込ませてもらいます。  
[ビデオ(字幕)] 3点(2005-08-26 17:43:32)
485.  メメント
こういうアイデアは思いついても、実際に作品としてまとめ上げるのは至難の業でしょう。確かに初見では分かりにくいものの、まず、それをやり遂げたことを評価。  脚本構成も単に時間軸をバラバラにしただけではなく、その謎解きと「記憶を改竄してでも自分の生きる目的を探し続ける」という哀しくも深い含みを持ったテーマが直結していて、色々と考えさせられる。  惜しむらくはストーリーの全容が分かってしまうと、何度も見れるタイプの映画ではない点。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-26 17:28:55)(良:1票)
486.  タイムクラッシュ・超時空カタストロフ<TVM> 《ネタバレ》 
この手のタイムトラベル系の映画としては、「マイノリティ・リポート」や「ペイチェック 消された記憶」のように変なタイムパラドックスの自家中毒に陥らず、シンプルにまとまっていて見やすい。マイナーなB級作品でも、全体のテンポの良さなど、ちゃんと娯楽映画として観客を意識している作りに好感が持てる。  観客自身がこの映画を通して、違法タイムトラベラーのように歴史上の災害や大事故の傍観者となっていたとするオチも利いている。  やはり唯一の欠点はキャサリン・ベルの巨乳が活かされていない点。これだけは声を大にして訴えたい。 
[地上波(吹替)] 7点(2005-08-26 17:00:00)(笑:1票) (良:1票)
487.  レディ・ジョーカー
原作未読では初っ端から置いてきぼりを食らう。  序盤の三十分くらいはストーリー以前に、基本的な人間関係すらさっぱり掴めない。多くの人間が出る割に、あまりにも登場人物に対する説明が不足し過ぎている。  と言うよりも、この端折り方は映画化する上での「手抜き」と言うものだろう。原作の問題だとしても、その分かりにくさを解消しようとしていない地点で、監督に基本的なセンスが無いと言わざるを得ない。連続ドラマやアニメの完結編じゃあるまいし、単独の作品なら原作未読の人でもストーリーに入り込めるように作るのが前提だろう。「分かりにくさ」にも、「情報量の多さからくる分かりにくさ」と、「情報不足からくる分かりにくさ」の二通りがあるが、これは後者の典型。  とにかく、見ている間、こいつらは今、何の目的で、何を思い、何をやっているのかという動機や心理的背景がさっぱり掴めない。途中の現金運搬のシーンも意味不明だし、上司が車内で自殺するのも意味不明。ラスト付近も省略しすぎ。物井清三(渡哲也)以外の犯人たちはどうなったんだ?上映時間の問題があったとしても、エンディングと共に後日談を出すくらいは出来たはず。  ところが、その分、人間ドラマや心理描写が優れているかと言えばまるでそんな事も無く、いかにもこの手の「社会派サスペンスのためのキャラ設定」といった感じで、それぞれが生きて動いていない。有名どころを使っている割に、その演技も何故か大根に見えて仕方が無い。  ストーリー自体もグリコ森永事件を踏襲していたり、部落差別や在日朝鮮人、企業の利益供与事件など、複数の重々しいテーマを盛り込んだ安直な題材の選択が癇に障る。著者本人は「群像社会派サスペンス」を気取っているのかも知れないが、そのせいで、どのテーマも追求されず、それぞれが中途半端なままで放置されている。  画面に出る登場人物の役名も小さすぎて読めない。音量バランスも悪く、ぼそぼそ話すシーンで何を言ってるか分からないのでボリュームを上げると、すぐ次のシーンではやたら効果音がデカくなったりと、とにかくストーリー以前に、もっと基本的な部分で「観客に対する気配り」が無く、終始イライラさせられる。  とにかく原作を踏襲する以前に、「映画は観客ありき」と言う前提を忘れている。
[ビデオ(字幕)] 1点(2005-08-20 23:37:33)(良:2票)
488.  バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 
ゲームの映画化としては前作よりも完成度が高い。まったく世界観を崩すことなく丁寧に作られている点は好印象だし(もっとも元のゲーム自体が「ゾンビ映画をゲーム化」したようなものではあるけど)、ゲームのファンとしては嬉しい限り。  ただ、やはり元々のゲーム版もそうだけど、肝心のストーリーのレベルはお世辞にも高いとは言えない。「トゥームレイダー」同様、ゲームの場合は能動的なアクションや謎解きが中心なので、多少のストーリーの粗やご都合主義も気にならないけど、これが映画として受動的なメディアになると、途端に悪い意味でストーリーの単純さや粗さが目立つ。相変わらずアンブレラは単に「謎の巨大企業」としか説明されないし、その研究成果が生物兵器への転用という発想も安っぽい。  全体的には前作よりもスケールは大きくなっているし、ジルや「追跡者」が出てきたりするのもファンとしては嬉しいけど、作品の中での扱いが中途半端で、いまいち活躍の場が無いのが残念。ストーリーも単にゲーム版をなぞっている程度で、逆に今後のゲームのシリーズに影響を与えるような大胆なエピソードや謎が出てこないのもつまらない。  まあ、はっきり言えば、この映画を見るくらいなら、ゲーム版をプレイしていた方がはるかに面白い事は確か。本末転倒。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-20 07:35:14)(良:3票)
489.  6デイズ/7ナイツ 《ネタバレ》 
結局、ハリソン・フォードがちょいと頼れる男の役をやるだけの中途半端なサバイバルアドベンチャー。お粗末な内容ではあるが、辛うじて暇つぶし程度にはなるレベル。このゆるゆるな感じが意外と悪くない。  ただ、せっかく少しは感動させられるはずのラストのセリフにセンスが無い。例えば「これからはややこしく生きる事にした」じゃなくて、自分の気持ちを偽らないと言うなら「シンプルに生きる事にした」でしょ。  また、「家と言うより、小屋だな」と言うセリフに対しては、彼女は「ベッドくらいあるでしょ」じゃなくて、「無人島よりはマシでしょ、ウフフ」じゃないと。
[地上波(吹替)] 4点(2005-08-06 23:25:40)
490.  ラストサマー 《ネタバレ》 
こりゃヒドい。これならまだ最後まで真犯人が分からない「スクリーム」の方がはるかに面白い。  普通、この手の事件の真犯人って、メイン登場人物の中にいるべきだし、色々な謎解きから、意外な動機や犯人像が浮かび上がるってのが基本でしょうが。中盤辺りまでは「誰が、何の目的でやっているのか」という部分で引っ張っといて、そんな動機や真犯人でいいの?  結局、自分が車に轢かれた恨みを晴らしているだけの単なる殺人鬼ホラーであって、動機や犯人像にミステリー的な謎解きや意外性を期待するとバカを見る。こんなもの今どき二時間も掛けてやるようなストーリーじゃないよ。やるならもっと動機や真犯人の意外性という部分にも気を使うべき。  
[地上波(吹替)] 1点(2005-08-05 22:47:16)
491.  スチームボーイ STEAM BOY 《ネタバレ》 
「産業革命時代のロンドン」というリアルな世界設定と、「空想冒険活劇」としてのファンタジー要素のバランス配分がどっちつかずで中途半端。  すべてのメカのメイン動力に蒸気機関と言う「縛り」があるので、どうしても良い意味での派手なアクション演出が出来ず、全体的にこじんまりとしてしまっている(それに画面の色合いの地味さが拍車をかけている)。  ハジけ切れていないと言うか、演出にも、メカデザインにも、見ていてワクワクさせられたり、驚かされる事がほとんど無い。  科学の脅威の象徴として出てくる「スチームボール」も、単に「蒸気を高圧縮してあるだけの玉っころ」と言うだけでは、そこまで危険物扱いするほどの説得力に欠けるし(特に現代人の感覚からは)、「飛行石」のような謎や幻想性も無し。  そのくせアクションシーンでは、空を飛び回る主人公には弾丸も巨大アームも何ひとつカスリもしないという、古臭く、リアリティの無いご都合主義の連続であり、すべてが何処かで見た事のある凡庸な演出のオンパレード。  最大の見せ場であるはずのスチーム城が浮上するシーンに至っては、ただその場に浮かんで地上からの集中砲火の的になっているだけで、ラピュタ城のような「禁断の力」を解放する時のような凄みや迫力を何も感じない。  主人公のレイの行動にも、パズーのような明確な目的意識が無く、戦争や科学の何が悪くて何が良いのかを考えることもなく、ただなし崩し的に騒動に巻き込まれているだけ。  ヒロインであるスカーレットの存在理由も薄く、居てもいなくてもストーリー展開にほとんど関係していない、ただの傍観者。高慢ちきな「お嬢様」というキャラも狙いすぎて失敗している。  鈴木杏を始めとする声優陣にも違和感があるし、プロを使わない必然性が分からない。決してヘタではないが、メインキャラを任せられるほど上手くもない(特にじいさんのセリフ棒読みがヒドい)。  映像レベルは高いものの、不遜な事を言わせてもらえば、日本の漫画・アニメ界の頂点のひとりである大友監督が何年もかけて製作する以上、デッサンが優れているだの、描画が細かいだのは越えて当然のハードルのはず。  始めに「メジャー狙い」ありきの作品であり、映画制作において監督自身が「オレは何を描きたいのか」という、表現の衝動を喪失した中途半端な作品としか言い様が無い。 
[ビデオ(字幕)] 3点(2005-08-03 15:09:27)(良:2票)
492.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
個人的に「スター・ウォーズ」シリーズには思い入れも無く、あのキャラや世界観にもたいして魅力を感じない自分としては、↑ここの上に書いてある「あらすじ」を読むだけで十分な程に単純で、監督の自己満足と金儲け主義から作られたような、どうでもいい外伝的ストーリーを長々と見せられても辛いだけ。  アクションシーンにも迫力や工夫が無いし、金を使っている割には、そのCGで装飾された世界観も安っぽい。  PS.特に今作はテレビの吹き替えで見た事もあって、あの馬みたいなキャラの言動がウザくて仕方なかった。
[地上波(吹替)] 2点(2005-07-30 17:55:30)
493.  ダブル・チーム
やたら上半身裸になる男たちの挽歌。  内容は無い。以上。  唯一学んだ事は、近くで爆発が起こった時はコカ・コーラの自販機を盾にすると助かるかも知れないという事。
[地上波(吹替)] 4点(2005-07-28 01:23:05)
494.  スピーシーズ2
こりゃヒドいわ。前作も駄作だったけど、この続編に比べれば、はるかにマシだった。よくこんな駄作を平気で世に出せるなあ。「映画」と言っていいレベルじゃないよ、これ。  とにかく内容が無い。エイリアン(に寄生された人間)が交尾してるだけ。前作同様、「人間世界がエイリアンに乗っ取られるかも」という基本的な部分にさえ緊張感を感じない。  最初から最後までダラダラとしているだけのクソ駄作。見るだけ時間の無駄。
[地上波(吹替)] 0点(2005-07-27 16:33:50)
495.  地球で最後の男 《ネタバレ》 
ここでの評価を先に見ておくべきだった…。  指摘にある通り、まず邦題が悪い。基本的に内容と無関係。自分もこの邦題に騙されたクチ。  次にその内容も、これまた低レベル。「ジェイコブズラダー」辺りのパクり。結局、死に逝く者の見た夢オチパターン。  だが問題はそれが悪い訳じゃなく、あまりにも演出やストーリー展開、カメラワークなどにスタッフのやる気が感じられないこと。終始ダラダラしてるわ、展開にも意外性が無いわ、今どき大真面目に「黙示録」だの「天使」だのというギミックを出してくるわ、おまけにその天使のデザインもチープなC3-POもどき。すべてにおいてセンスが無い。見るだけ時間と金の無駄。
[ビデオ(字幕)] 0点(2005-07-24 23:31:27)
496.  マウス・ハント
だいぶ以前にテレビでやっていたので見たけど、良くも悪くもコメディらしいコメディだった。  小動物に人間が翻弄される様を笑うと言うより、人間の愚かしさを笑う作品。  ただ、あまりにも展開が予定調和すぎて、面白味や意外性に欠ける。二度見られる内容ではないなあ。
[地上波(吹替)] 4点(2005-07-14 16:38:17)
497.  CUBE 《ネタバレ》 
「閉鎖空間における人間性の露呈」というテーマを描く上で、ここまで大胆な舞台を用意した作品にはめったにお目にかかれない。  キューブ内をいくら移動しても変化の無い部屋が延々と続くというのは、それだけでもかなりの恐怖。ただ、息が詰まりそうな閉塞感は感じるものの、各登場人物の「言動の変化」や「関係の破綻」は予想の範囲内だし、特にこれと言って意外性のある展開も無かったのは、ちょっと拍子抜け。  結局ラストまで行っても何も分からず、解決らしい解決も無いまま。こういう「不可知論的結末」って、「解釈まかせの手抜き」と背中合わせで、どうとでも取れるからあまり好きではない。  同じ「閉鎖空間におけるサスペンス」ということなら、個人的には「嵐の山荘系ミステリー」の方が、きちんとした「謎の論理的解決」もあるので性に合っている。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-10 13:51:54)
498.  カプリコン・1 《ネタバレ》 
最初はてっきり「アポロ計画」のドキュメンタリー風のサスペンスかと思い込んでいたので、架空のストーリーと知って、ちょっとガックリ。内容自体は、まさに「アポロ計画偽装説」そのもの(「発生源」として、どちらが先なのかは知りませんが)。  ただ架空の話とは言え、その偽装計画は中途半端だし、後半も単なる宇宙飛行士の逃亡劇。新聞記者の暗殺劇もお約束すぎる。もっと「偽装計画を暴く」という「謎解き」に特化してもらいたかった。時間も無駄に長いし、ラストもあんな終わり方でいいの?あの後が知りたいんだけど。  これを見るなら、以前、テレビでやっていた、「アポロ計画」の噂を検証するドキュメンタリー番組の方が、謎や疑問に対する徹底検証をしていたという点で、はるかに説得力もあり面白かった。まあ作品に求めるものが違ったと言うことで…。  PS.このページを見るまで、あの黒人がO.Jシンプソンとは気付きませんでした。てっきり「ゾンビ」のピーター役の人かと…。 
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-07-10 13:23:57)
499.  Shall we ダンス?(1995) 《ネタバレ》 
今作における「社交ダンス」というのは、日常に疲れた平凡なサラリーマンが、自分の人生の「何か」を変えたいと思うための「材料」。  電車の中から見たダンス教室という非日常の世界に対する憧れは、平凡な日常からの逃避でありながら、ダンスを続ける過程で浮き彫りになる「現実」を否応無く見つめ、平凡である事は自分自身の問題である事に気付き、停滞していた自分の人生を内側から変えていく「きっかけ」として機能していく。  こういうストーリー展開はよくあるものの、邦画特有の泥臭さが、逆に感情移入しやすいテイストに昇華されている稀有な作品。  ただ、ラストが疑問。ダンスを通じて平凡な日常を生きる事の大切さに気付いたはずの主人公が、「憧れ=非日常」の象徴であるパーティ会場で、やはり「憧れの先生」と踊って終わると言うのは、この作品のテーマ性を最後の最後で無視しているような気がする。ここはパーティには参加せず、家で奥さんや娘さんにダンスを教えているという終わり方が相応しいのではないだろうか。
[地上波(字幕)] 5点(2005-07-01 23:30:55)
500.  エボリューション
これが21世紀に作られた映画だと言うのだから、まさにタイトルとは裏腹に、映画としては退化しているとしか言い様が無い。適当な科学考証によるSF要素に、まるで緊迫感の無いストーリー展開、下ネタ頼りの下品なギャグセンス、インパクトに欠けるモンスターデザイン等、どれもこれも中途半端で、少なくともCG以外の進化がまるで見られない。  『宇宙からの生命体』が地球で大暴れ、こりゃ大変と言うだけの、あまりにもありがちと言うのも憚られるほどありきたりなSFモンスターパニック映画。  ※『 』内の単語はお好きに変えて下さい。いくらでもパニック映画が作れます。 
[地上波(吹替)] 2点(2005-07-01 23:28:25)
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