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41.  大脱走
今では考えられないほどの豪華スター(しかも個性の強い!)の競演は、それぞれの持ち味が存分に生かされ、見事なほどのバランス感覚で見せ場を作り上げていく。まさにエンターテインメントとしては申し分のない、戦争冒険アクションの最高峰だ。マックイーンとしてはドイツ軍から逃げまくるバイクでのカッコ良さ以上に、“やんちゃ坊主”のイメージが一番顕著に出た作品でもある。個人的にはJ・ガーナーの煙草の吸い方が妙にカッコ良く感じたものでした。
10点(2001-05-13 18:03:24)
42.  JAWS/ジョーズ
今さらコメントするまでもない、これは若き日のスピルバーグの溢れんばかりの才能と、その映像テクニックとを見事に結実させ、我々観客を興奮・熱狂させた海洋冒険アクションの名作。公開から四半世紀たっても色褪せる事なく、未だに多くを語り継がれる作品がどれだけあるだろうか。R・シャイダーの水泳客が襲われるのを初めて目撃するショットや、R・ショウが黒板に爪を立てて登場するシーン、R・ドレイファスが船底の穴から死体の顔が出た瞬間、“ワンテンポずれて”驚くシーンなど、今でも鮮明な記憶として残っている。
10点(2001-05-13 17:44:43)(良:1票)
43.  真夜中のカーボーイ
今やスタンダード・ナンバーとなった、ニルソンの“♪うわさの男”を耳にするたびに、どうしてもこの作品のことを思い出してしまう。この当時から汚れ役も堂々と演じきる役者魂を見せつけたD・ホフマンと、笑うと二本の前歯がキュートで、いかにも田舎から出てきたイモ兄ちゃんといった役を若々しく演じたJ・ボイト。この作品はアメリカの現実に失望しつつも、それでもなお夢を捨てきれない二人の男の友情を、J・シュレシンジャー監督がペーソス溢れる演出で、見事アカデミー賞の監督賞、作品賞、脚色賞を獲得した名作。惜しむらくは二人とも主演男優賞にノミネートされたものの票が割れてしまい、どちらにも獲得できなかったことだ。しかしそんな事とは関係なく二人の名演には最大限の賛辞を贈りたい。
10点(2001-04-15 17:04:41)(良:1票)
44.  ブリキの太鼓
体格も表情もいたいけな子供そのものでありながら、その大きな目だけは、ほとんど老成した大人を感じさせてしまうほど冷徹で醒めている。この主人公オスカルは戦争(=ナチス)を拒絶するために自ら成長を止め、声高に抗議するあまりガラスを割ってしまう。彼はあらゆるこの世の対立する両極を冷静に見つづける、善と悪のどちらをも自在に操る異端児のようである。彼を演じるダーヴィト・ベネントの適役ぶりと、見事なほどの好演は万人の認めるところであり、彼でなければこの作品は成立していなかったのじゃないかと思うほど魅力的だ。
10点(2001-03-24 23:36:57)
45.  ウエスト・サイド物語(1961)
ミュージカル映画の概念を変えたとも言われる記念碑的作品。正にこれが本当の本物のミュージカルで、アメリカのみならず世界中で大ヒットした。日本でも一年半に及ぶ大ロングランの記録は、未だに破られていない。当時の若者たちを熱狂させた数々の名曲とダンス、そして斬新なカメラワークと群像劇は今観ても新鮮だが、TVサイズのビデオやDVDなどではほとんど意味が無く、未見の方は願わくば音響設備の整った大劇場でリバイバル公開されるまで我慢して欲しいところ。
10点(2001-03-09 15:40:00)
46.  キング・コング(1933)
世界SFX映画史上のモニュメントで、まさに怪獣映画の元祖。南海の島での恐竜や翼手竜との凄まじいバトルに、この時代公開された作品を目の当たりにした観客たちが、さぞかしド肝を抜かれたであろうことは、想像に難くない。人形アニメというコマ撮りによる怪獣たちの動きのぎこちなさが、かえってもの凄い迫力を生む。エンパイア・ステートビル上での複葉戦闘機とのスリリングな戦いの果て、落下していくというシーンはやはり歴史的名場面で、胸に被弾し傷を負ったときのしぐさや、ヒロインに心底惚れ込んでしまったような表情がなんとも人間臭く哀れを誘う。
10点(2001-03-09 14:24:02)
47.  ゴジラ(1954)
単に怪獣映画という事なかれ!“空想科学映画”の言葉すら一般的に無かった時代の、これは紛れもなく日本映画史に残る傑作であり、そのキャラクターは日本のみならず世界中を席巻している。核兵器反対というテーマを、つけ足しではなく正面に堂々と打ち出している唯一の作品でもあり、又、ゴジラが現れるまでの不安な状態と異常なパニックの描写が優れていて、特撮シーンと本編とを違和感なく成立させているなど、円谷英二特技監督も当時の不自由な器材を使って最大限の効果を上げている。後年シリーズ化されたものは、この作品の蛇足に過ぎない。
10点(2001-03-02 01:38:48)(良:2票)
48.  時計じかけのオレンジ
独特の卓越した映像と音楽そして冷ややかでブラックな感覚の、まるで悪魔のミュージカルを見るような造型美には、感動を超えて終始圧倒されっぱなしだった。この作品を境に映画の魅力と可能性にのめり込んでいったという、個人的にも思い入れの強い作品である。キューブリックは主人公アレックス役にM・マクダウェルを起用した時点で、既にこの作品の成功を確信していたに違いない。それほど彼はこのアレックスを演じるために生まれてきたような男で、片目に付けまつげをセットして独特のコスチュームで“♪雨に唄えば”を口ずさみながら嬉々として暴力をふるうという不良青年のイメージはあまりにも強烈で、キューブリックの期待にも見事応えている。
10点(2001-02-23 15:06:29)
49.  E.T.
この作品を褒めようと思えばいくらでも褒めれるし、ケナそうと思えばいくらでもケナせる。ただこういう日本人だと照れてとても言えそうにないようなテーマの作品(まず日本では企画として通らない)を、スピルバーグは堂々としかも感動的なエンターティンメントに仕上げてしまう。その点だけはどうしても評価しておかなくてはならない。ただ彼の実力からして、本作は最良の作品ではあっても、最高の作品ではないように思う。ヒッチコックじゃないけれど、最高作は常に“NEXT”を目指して欲しい!
10点(2001-02-10 00:35:54)(良:1票)
50.  エクソシスト ディレクターズカット版
ディレクターズ・カット版に仄かに期待していたのは、まず、メリン神父の突然の死のことである。一応、心臓発作ということだが、あまりにも呆気ない死に方だったので、“何故?”という疑問をず~っと抱いていた。今回ひょっとしてその謎が解けるかなと思っていたけれど、残念ながらあのシーンには手を加えられてはいなかった。もう一つ気になっていたのが、例の映画好きの老刑事のこと。オリジナルでは何かと不可解な印象の彼を、今回ラストに登場させることによって、より鮮明に性格付けが成されたように感じた。やたら映画(しかも古典ばっかり)に誘いたがり、はたして家族がいるのかも疑わしいこの男には、「真夜中のパーティー」や「クルージング」といったアメリカの風俗の一段面として、ホモの世界を好んで描いてきたW・フリードキンの作品だけに、そういった匂いがぷんぷんしてくる。カラス神父に“君はサル・ミネオに似ている”と言わしめたのも、何やら暗示的だ。オリジナルの“売り”が首が180度廻るシーンだっただけに、いかにもオドロオドロしいだけで、あまりに突飛で作品全体のリズムを狂わすスパイダー・ウォークをカットしたのは正解だったようだ。この特別版は功罪合い半ばといったところなので、基本的には評価に変わりなし。
10点(2001-02-04 16:52:55)
51.  007/ロシアより愛をこめて
もう40年にも及ぶ人気シリーズということもあって、世代によってそれぞれ感じ方が違うのは致し方の無いところ。ただJ・ボンド=S・コネリーという点に関してだけは譲れない。本作はスパイ物とラブ・ロマンスが巧く絡み合った、アクション映画のお手本のような作品で、“見せ場”という言い方もこの頃から始まったように記憶している。アタッシュケース(当時はまだ珍しかった!)という小道具から、ド派手なボート・チェイス(のちにこのシリーズの定番となる)といった大がかりな仕掛に至るまで、アクション映画の基本的な要素がバランス良く詰め込まれている。シリーズの中の一本というより、まったくの別格といってもいい傑作。
10点(2001-01-27 23:54:32)
52.  天国と地獄
黒澤といえば「七人の侍」なんだろうけど、個人的な好みでいえば本作のほうを挙げたい。リバイバル上映(昨今、少なくなりましたが・・・)で観た記憶がありますが、きちっとした原作をベースに、当時の脂ののりきった黒澤のサスペンスフルな、そしてダイナミックな演出には感動すら覚えたものでした。
10点(2001-01-21 18:49:12)
53.  十二人の怒れる男(1957)
いまさらコメントするのも恥ずかしくなるほどの歴史的名作。さすがにリアルタイムで観たわけではなく、後年、TVの「日曜洋画劇場」で“なんて素晴らしい作品なんだ!”と、子供心ながら感心したものです。もうほとんどディティールは忘れてしまいましたが、当時のミスター・ハリウッドのH・フォンダの人間味溢れる誠実な演技を始めとする、出演者たちの的を得た達者な演技や、ストーリーの構成力の巧さ等でぐいぐい引き込まれてしまう。冒頭、裁かれようとしている(いかにも気弱そうな)青年の横顔がチラッと映るショットや、閉ざされた空間から雨上がりの道路が太陽にきらめく屋外のラスト・シーン等、何十年たっても憶えている。名作とはこういうものなのだろう。
10点(2001-01-14 18:35:11)
54.  生きる
主人公の渡辺課長を演じる志村喬の存在があってこそ成立しえたような、日本映画史に燦然と輝き続ける名作。死を目前にして何かに取り憑かれたような表情やそのセリフの発声法など、おそらく彼にしかできないであろう独特のものである。小雪の舞う夜、完成したばかりの公園のブランコで「ゴンドラの唄」を幸せそうな表情で口ずさむシーンは、死を意識することで平凡で無気力な人生を送ってきた男が、最後に“今”を精一杯生きた証としての満足感をも表現して、終生忘れえぬ感動をもたらしてくれた。
10点(2001-01-14 17:59:08)
55.  プライベート・ライアン
「1941」「太陽の帝国」「シンドラーのリスト」そして本作と、スピルバーグはヴェトナム戦争ではなく第2次大戦という、すでに消滅したかのようなジャンルをなぜ描き続けているのだろうか?それは彼自身がユダヤ人であるということで、とりわけ第2次大戦に深い思い入れがあるという事と、20世紀というものを敢えて考え直すときに、絶対不可欠なものとして存在しているからなのだろう。
10点(2000-12-17 18:35:07)
56.  俺たちに明日はない
1930年代の不況時代に出逢ったボニー&クライドが、やがて87発の銃弾に青春を散らすまでを描いた、まさしくアメリカン・ニューシネマの代表作であるとともに映画史に残る秀作。ボニーとクライドが束の間の愛の時間を過ごすときに、ボニーの詩を書いた紙片が風に舞う草原の美しさ。銀行強盗に入ったまではよかったが、あまりの不況で銀行にお金が無いと分ったときの彼らのリアクションや、車中で同じ笑い話を聞かされる羽目になった彼らの無表情なシーンといった、血生臭い描写の中にもユーモラスな部分があって印象深い。
10点(2000-11-20 00:22:25)(良:1票)
57.  ディア・ハンター
平和に暮らしていた青年たちがヴェトナム戦争を体験したことにより、それぞれの人生を狂わしていく。戦争の狂気を描いた作品は数多いが、本作のとりわけ拷問シーンの壮絶さ緊張感については、これまでに見た戦争映画の中でも最も衝撃的である。ロシアン・ルーレットが実際ヴェトナムで拷問の道具として使われていたかは疑問だけれど、その拷問の後遺症でサイゴンをさまよい、やがて闇市のロシアン・ルーレットの賭けをやるクリストファー・ウォーケンの存在感ある演技が強烈だ。序盤の鹿狩りでの“鹿はワンショットで倒せ”というデ・ニーロのモットーが、この結末で皮肉な重みを帯びてはね返ってくる。リリカルなテーマ曲も深く余韻を残し生涯忘れられない作品となった。
10点(2000-10-29 23:30:27)
58.  ローマの休日
ヘップバーンはこの作品に出演するために生まれて来たような・・・そんな気がします。ただお人形さんみたいな美しさでなく、あらゆる人を惹きつけてやまない、そのすべてが美しくそして素晴らしい。その純真無垢なあどけない表情には、今見ても胸キュンです。
10点(2000-10-23 23:11:11)
59.  ホーホケキョ となりの山田くん
この作品に満点をつけるのはおそらく僕だけでしょうね。なんか耳心地のいい小噺を聴いているような、ほんわかムードの癒し系の作品(ただし技術的にはかなり手が込んでいる)。こういう雰囲気のあるアニメも、あっていいんじゃないですか!?
10点(2000-10-23 10:42:35)
60.  卒業(1967)
自分がこれからの人生をどう生きていくべきかという事にまだ確信を掴んでいない、成功した家庭の息子が、やがて既成の権威ないし権力に異議申し立てする為、それらからの脱出を計る。アメリカ式価値観に安住して、疑う事を知らない両親との断絶は、プール・サイドでの誕生日パーティの場面で絶妙に描かれている。この作品はコメディ色が強く、ベンとロビンソン夫人の関係でも例えば、最初のキスをしている間中、夫人が目を白黒させて、終わった後それまで我慢して溜めていたタバコの煙を、ふうっと吐き出すシーンや、ベンがなんとか夫人の気を引こうとしても、ドレスの汚れを気にしてちぐはぐな生返事でしか応じないというシーン等々、M・ニコルズ監督のコメディ・センスが冴えわたる。さらにサイモン&ガーファンクルが「サウンド・オブ・サイレンス」「ミセス・ロビンソン」そして叙情的な柔らかい旋律の「スカボロウ・フェア」など、この映画の内容を旨く歌い上げている。こういった音楽の使い方や斬新な映像表現で、当時の若者を熱狂させたわけだけれど、未だにこの名作を超える青春映画は出てこない。
10点(2000-10-15 23:40:05)(良:2票)
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