41. 史上最大の作戦
なるほど、プライベート・ライアンの冒頭を思い出す戦闘シーンですね。視聴者目線のキャラクターが連合国軍にもドイツ軍にも存在しないため、どうにも観ていて落ち着かない。でもその俯瞰する作り方によって歴史に残る映画となっているのですが。 [DVD(吹替)] 6点(2015-07-15 20:13:45) |
42. ある戦慄
自分ならあの場面でどうするだろうと想像させてくれる映画です。不良二人に脅されているときも、彼らがのされた後も 全く協力しようとしない乗客たちの姿が印象的でした。 [DVD(字幕)] 7点(2015-06-05 23:22:50) |
43. 十三人の刺客(1963)
切腹からのスタートシーンから襲撃の段取りが整うまでの時間が短く、非常にスリリングなのですが、本番の戦いはちょっと長かったですね。誰がどこにいるのかさっぱり分からないし。でも敵味方双方のリーダーの重鎮ぶりは見事でした。現代の時代劇のようにチャンバラ時にカキーン!音がなく、みんなやぶれかぶれな雰囲気がリアルで良かったです。 [DVD(邦画)] 8点(2014-11-19 18:29:01) |
44. 荒野の用心棒
●バック・トゥ・ザ・フューチャー3の有名なシーンの元ネタをようやく見られました。頭狙ったら?というのは当然の疑問ですね。胴体しか撃たないというルールがあったのを初めて知りました。●画面が暗くて何をしているのか分からないシーンが多く残念でした。●用心棒のパクリ以前に心躍る場面がありませんでした。ですからこの点数で精一杯です。 [DVD(字幕)] 5点(2014-10-20 14:19:47) |
45. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
《ネタバレ》 とりあえず長い、そして南北戦争のシーンに西部劇のガンマンが混じっている違和感が強かったです(時代考証は間違いないのでしょうが)。正直前作ほどの楽しさは無かったですが、ラストの「ならず者」→「悪玉」→「善玉」→「お前は善玉なんかじゃねえ!」で思わず笑ってしまい、全部許せる気持ちになりました。映画を見ているとこういうこともあります。 [DVD(字幕)] 7点(2014-09-03 11:28:11) |
46. 夕陽のガンマン
《ネタバレ》 クリント・イーストウッドの西部劇初鑑賞です。この埃っぽさ・男臭さが大変魅力的で、癖になりそうです。黒服のリー・ヴァン・クリーフがまたカッコいい。モンコの露払い役かと思えば、実は悪漢との因縁ではもう一人の主人公的存在だったり。妹の仇を討ち、満足して手ぶらで去る男と、賞金首の死体をよいしょよいしょと荷車に乗せる男。対照的なラストが印象的です。 [DVD(字幕)] 9点(2014-03-25 20:25:46) |
47. ウエスト・サイド物語(1961)
高校の文化祭で、私のいたクラスはこの作品の演劇をやって最優秀賞を獲得したのです(私は俳優でなく照明係でしたが)。原作を20年以上後でようやく鑑賞。若者たちの躍動感が素晴らしいです。シンプルなプロットを印象的なダンスシーンで盛り上げています。ミュージカル映画鑑賞の経験が少ないですが、他の作品も見てみたいなと思いました。 [DVD(字幕)] 6点(2014-02-27 16:16:43) |
48. 大脱走
中盤まで退屈だが、地下通路を抜けて国境への脱走を開始してからは10点満点の出来。再び捕まるか、逃げ切るかの多種多様な逃亡シーンには息を呑む緊張感にあふれていた。自分も草原に走る街道をバイクで逃げてみたい。 (追記)終盤の場面だけど、いくら敵とはいえ、今殺されたばかりの人間の前で乾杯する神経には共感できない。 [DVD(字幕)] 7点(2012-10-27 15:07:11) |
49. サウンド・オブ・ミュージック
●頑迷な父親が理屈でなく子供たちの歌声で救われる様に感動した!●ドレミの歌とかエーデルワイスとかおなじみの曲が沢山出てきてビックリ。音階って世界共通なんですね~。●長女以外は兄弟の個性が薄いとか、主人公が終盤で元気がない、最後にもう一曲歌ってほしかった(状況的には無理なんですが)とか不満はあるものの、全体的には見てよかった、名作と聞いていたのに今まで未鑑賞で後悔したという思いは変わらないです。 [DVD(吹替)] 9点(2012-05-06 22:00:16) |
50. 日本のいちばん長い日(1967)
目をいからせ徹底抗戦を主張する近衛師団の面々は軍人だが戦場に出ない人々。彼らに遠い異国で飢えと病に苦しむ同朋や本土決戦で否応なく死ぬ銃後の者に対する想像力はない。あるのはただ建軍以来の敗戦により自尊心を傷つけられることへの恐怖とそれゆえの現実逃避。それは天皇はじめ絶対であるはずの上官の意思を軽視する数々の発言に露呈している。ここまでに一度でも敗北を経験していたら、この映画のようなドラマもなく、あっさりと戦争を終わらせていたことと思う。実物の政治家・軍人たちが降臨したような俳優陣の演技を絶賛したい。(追記)再見。日本映画の最高峰と思います。10点以上進呈したい。 あと、若かりし頃の加山雄三さん。えらい男前だな。 [DVD(邦画)] 10点(2011-04-11 22:52:20) |
51. ワイルドバンチ
久々に期待を裏切られた映画。焦点になると思っていた主人公2チームの対決が結局序盤だけで拍子抜け。途中はひたすらダラダラと展開するだけで、観るのを止めたいと感じた。ラストの銃撃戦も、100人以上死んでるわりに頭には一発も当たらないんだねなどと詰まらないことが気になったほど。観て損した。 [DVD(字幕)] 2点(2011-03-08 21:08:19) |
52. ローズマリーの赤ちゃん
途中までは不安による妄想ともとれるのですが、ラストで弾けましたね。笑顔の悪魔崇拝者たち、穏やかになったローズマリーがかえって恐怖を感じさせる。オーメンと並んで、昔のホラー映画は上品だったなと思わせる。 [DVD(字幕)] 7点(2011-01-15 20:28:12) |
53. 刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM>
《ネタバレ》 内容が濃すぎてトイレに立つのも惜しいほどでした。共犯者へ執拗に脅しをかける展開はパイロット版ならではですね。これはファン必見だ。 [DVD(吹替)] 8点(2009-05-14 13:15:13) |
54. 華氏451
《ネタバレ》 終始殺伐とした雰囲気で進むため、どんな救いのない結末かと思いましたが、意外や意外、さわやかな印象が残りました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-12-22 20:46:14) |
55. ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生
《ネタバレ》 明らかな低予算映画なのに、アイデアでここまで面白くできるんですね。一軒家での防衛戦は個人的大ヒット。最も印象に残ったのは、昼間の墓場をフラフラしながら接近してくる第一号のゾンビ。ラストの気の毒さもたまりません。 [DVD(字幕)] 8点(2008-12-18 13:03:22) |
56. 俺たちに明日はない
《ネタバレ》 金より刺激が欲しい・・・と言いたげな若者二人の無軌道ぶりに腹が立つような、共感するような。金を奪い、時には人も殺すが、いずれは真っ当な職に就くと話す呑気さをボニーの母親に否定されるシーンが印象的。ラストシーンは・・・ああ、これが有名な・・・と納得。思わず身を乗り出す激しさでした。 [DVD(字幕)] 6点(2007-06-10 03:16:21) |
57. 悪い奴ほどよく眠る
《ネタバレ》 復讐を狙う若きヒーローに、何も知らない新婚の奥さんがおり、その父親は狙う標的。この図式が示された時点で、情に流されあの悲惨な最期を遂げることは予想されたわけですが、分かっていても観てしまう役者たちの濃い演技が魅力的です。西が捕まる場面が描かれず、小道具と加藤武の台詞だけで暗示されるのは巧いと思いました。 7点(2004-05-23 03:09:10) |