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紅蓮天国さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 451
性別 男性
ホームページ http://blog.livedoor.jp/guren_heaven_2
自己紹介 今年のベストは『コーヒー&シガレッツ』。

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41.  現金に体を張れ 《ネタバレ》 
「悲劇=喜劇」の証明式。映画史上最高の茫然自失。へにゃにゃ~
8点(2004-09-07 03:56:57)
42.  さらば愛しき女よ
いい。渋い。味がある。街のネオン、切ない音色、小気味好い台詞、気怠い私立探偵。雰囲気じゃない、引き込まれる物語と鮮やかな真相。いい、ホントに。俺もこんな風に歳をとろう。いつも冷静に、余裕たっぷりに、だけど正念場では抜群の判断力を発揮して。洒落た映画だ。夜中に一人でこの映画を観る俺も洒落ているだろう。途中で挫折した原作も読み返してみるか。
8点(2004-09-01 03:39:09)
43.  華氏911 《ネタバレ》 
監督が語っていたように、「事実を恣意的に組み合わせて表現した意見」だ。「正しいか間違っているか。判断は観客に任せる」。鵜呑みにせず、一歩引いて鑑賞したい。だが、この燃える怒りに体を委ねざるをえなかった。    多くの政治家に取って戦争は”他人事”なのだろう。あるいは金儲けで、どれだけの人が死ぬかは二の次だ。息子を軍に入れている議員が一人というのが象徴している。アメリカのように経済格差の大きい国で、平等を唱えること自体おかしい。自分は左じゃないが、資本主義の歪みを見せつけられた気分だ。監督の狙い通りにブッシュをホワイトハウスから追い出したところで、変わらないだろう。映画の終着点がブッシュではなくこの社会であったことからも、深刻さを痛感する。  ただその怒りを考えると、また矛盾にぶつかる。自分自身だ。自分は徴兵制度の無い国、平和な街角で、映画を観、メールを打ち、クーラーの中で暮らしている。そもそも戦後日本が急速な経済成長を遂げた要因の一つに、朝鮮戦争での特需景気がある。当時の経済への影響と現在のそれとでは違いがあるとはいえ、もはや国の経済的な発展と戦争は切っても切りはなせない関係だ。自分の恵まれた日常が戦争の利益によって成り立っている。そう考えると、複雑な世界、絶望感に打ちひしがれる。  鑑賞から一週間が経つ。レビューをこんなに悩んだのは初めてだ。以来、イラク戦争はもちろん、以前より数倍注意深くニュースを見ている。これだけで、この映画を観た価値は十分にあった。無知は弱みで、無関心は罪。  「ぼくたちはいつしかなれっこになってしまっている。事実は絵空事となりテレビこそが現実となる。今も数えきれない人々が泣き叫び、ぼくたちが食べたり飲んだりしているうちに、彼らは明日にも死んで行く」  「もし世の中の人の苦しみに一々足を止めていた日には、人は生きてゆかれないだろう。どんな幸福も、他の人の苦悩を食って生きているのだ。」  空爆、市街戦、自爆テロ。日々送られてくる何十、何百、何千、何万という犠牲者の数。その一人一人が歩んでいた尊い人生。その一人一人の死を嘆く数えきれない人々。その悲しみの深さを想像する事。決して膨大な数に、感覚を麻痺させない事。そして初めて俺は、自分が置かれたこの恵まれた状況を、愛する人と自分を愛してくれる人と、この幸福を噛み締める。
8点(2004-08-25 23:46:15)(良:4票)
44.  アザー・ファイナル
ワールドカップの決勝戦でも、世界最下位決定戦でも、ボールはいつだって丸い。地球もまた然り。
8点(2004-08-20 04:36:30)
45.  U2/魂の叫び
『Sunday Bloody Sunday』で”革命なんてファックだ”と叫び、続く『Pride』で大観衆と合唱。 凄い、ライブでもスクリーンでもないテレビ画面なのに、迫力とパワーに圧倒され、興奮する。 考える事は誰にでも出来る。知ろうとする事だって誰にでも出来る。だけどその先、実際に行動に移れる人間というのはそう多く無い。 Bonoはその活動により、テロの標的リストに名を連ねていたそうだ。 彼らはまさに命をかけて、その魂を叫び続ける。命がけだからこそ伝わるものがある。  『All That You Can't Leave Behind』でU2を初めて聴いた自分にとって、この映画はクラシック。昔のU2はCDでしか知らない。 確かに『POP』と『War』ではビックリするぐらい音楽が違うが、どちらも同じぐらい好きだ。 変化とは前へ進む事であり、変化を恐れる者は進む事が出来ない。  命をかけて自らの意思を貫く事、口では言えても実際にやり抜く事の何と困難なんことか。 その音楽、その生き様、Bonoは自分が最も尊敬する人間の一人。 
8点(2004-07-28 01:11:18)
46.  21グラム
Life goes on.  絶望しようが憎もうが、泣き叫ぼうが喚こうが、それでも人生は続く。 どれだけ悔やんでも、許す事が出来なくても、それでも人生は続く。  だから進むしか無い。  踵で過去を踏みしめ、爪先を未来に突き出し、一瞬の”今”の上でバランスとりながら。 空を飛ぶ鳥と同じ、止まった瞬間に墜ちてしまうから。 悲しみも、憎しみも、愛しさも、何もかもを引き連れて。  だけどこの映画は違う。その時間軸は自在だ。 決して戻る事の出来ない過去も、暗闇の先に広がる未来も、順不同に次々と襲いかかる。  愛する人たちの数と、自分を愛してくれる人たちの数。 それを「21グラム」に掛ければ、それが"heart"の重さだ。  行き場の無い感情たちの乱交、灰色の涙が乾いた大地を濡らしていく。
8点(2004-06-06 19:55:20)
47.  下妻物語
ヒトは1人で生きていけない。だけど、突き詰めればボクらはいつも独りだ。 だから僕らは悩んでいる。晴れる事の無い矛盾を胸に抱きながら。  否!  そんなムジュンを、フカキョンの啖呵が切り裂いていくっ!  誰かの痛みが痛ければ、誰かの幸せを喜べれば、そこにあるのは紛れも無い友情だ。 ロリータとヤンキーでも、フリフリと特攻服でも、月と太陽でも関係ない。  下妻発、ピンクの稲妻物語が、緑色の日本を激震させる! !
8点(2004-05-29 15:07:23)(良:1票)
48.  ディーバ
ガラクタの山からクズ鉄を何個も拾い集め、それらをくっつけて青いスプレーを吹きかけた芸術作品。 こんな映画をリアルタイムに観ていたとしたら、映画に対する価値観は1080度ひっくり返ったとすら思える。  有限の物語と無限の音楽、夢幻の色彩。 すべてが胸をグッと震わす。
8点(2004-05-22 15:55:41)
49.  ドーン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
海を照らす太陽が余りにも眩しい。その瞬間、そこには確かに希望が存在していた。ゾンビになるのも死ぬのも嫌だが、それが避けられなくなったとしたら、自分も愛する人の為に死んでいきたい。そして世界の終焉で、愛を叫ぶ・・・。/こうやって見るとバスに群がるゾンビたちも、ぺ・ヨンジュン来日に群がるオバさんたちも、大して変わらないもんだな。(両A面レビュー)
8点(2004-05-21 20:20:29)(笑:1票) (良:1票)
50.  トロイ(2004)
満を持して登場した、男たちの超大型スペクタクル英雄叙事詩。   乾いたギリシアの大地、地平線まで覆い尽くす黒い軍勢。大地を揺るがす足音、槍と盾のぶつかり合う金属音、馬の嘶き、男たちの叫び声。二つの津波がぶつかり合う時、そこに生じる史上最大の戦い。兵士と兵士が、剣と剣が、怒りと怒りが、魂と魂が衝突を繰り返す。そして残るのは死体と血と涙と嘆き。その全てが、全てが俺の”男ゴコロ”を揺さぶり狂わすんだ。  原作に登場するワガママな神の要素をほぼ消した事で、神話が史劇に生まれ変わった。圧倒的な映像のパワー、そしてパワー。女たちは華麗に咲き誇り、男たちはその美しい花を守るため、無惨にも愚かにただ散ってゆく。俺たちは格好良く生きるために闘うんじゃない。格好良く死ぬために闘うんだ。トロイア戦争で燃え尽きた英雄たちの魂が、燻ること無く三千年後のスクリーンで再び炎を上げる。その赤い残像が、俺の黒い瞳孔に宿り続けていく。
8点(2004-05-15 21:53:25)(良:2票)
51.  河内山宗俊 《ネタバレ》 
男ってのはいつの時代も、可愛い乙女に弱いものです。さぁ喧嘩だ、といざ刀を抜いたらお浪さんが手を怪我して、慌てふためき仲直り。そして朝まで飲みつぶれ。って何て素敵な人間たちだろうか。美しい女性を咲かすため、自らはただ散っていく。そしてその血は静かに流れ・・・。あぁ切ねぇ、だけど少し憧れてしまう。  「あんたは幸せな時代に生まれた」って高齢の人にはよく言われたけど、これだけ凄い映画を見せられたら山中監督の映画をもっと見てみたかった、そう思わずにはいられない。それは叶わずとも日本人はもっと山中監督の映画を観るべき。 「最近の若者は山中貞雄と聞いてどれだけの人が分かるのだろうか」なんていう文章なんかを読んだりするが、大丈夫、俺がいる。
8点(2004-05-10 22:35:48)(良:3票)
52.  修羅雪姫(1973)
しんしんと、ただ静かに降り積もる雪、雪、ユキ。その雪よりも白い梶芽衣子の肌。血飛沫。その顔が紅い血に染まれば染まるほど、その眼光が怨みに燃えれば燃えるほど、その姿はひたすら美しくなってゆく。ゾクリと背中を伝う憎しみ。究極のナチュラル・ボーン・キラー。地獄に咲く一輪の花だ。 「世界三大美女を答えられる者はいるか?」「ハイッ」「よし、言ってみろ」「エジプトのクレオパトラ、中国の楊貴妃、そして日本の梶芽衣子でありますっ!!!!」
8点(2004-05-08 15:19:30)(笑:1票)
53.  BLOOD THE LAST VAMPIRE
セーラー服の少女が巨大な化け物を日本刀で一刀両断。ズバシャッ。・・・イケます。
8点(2004-05-03 16:27:26)
54.  レオン/完全版
他に類を見ないぐらい、「レオン」のベッドシーンは素晴らしい。
8点(2004-03-27 21:31:47)
55.  フレンチ・コネクション 《ネタバレ》 
コンクリートのように冷たく、それでいて銃口から飛び出た弾丸のように熱い。無駄な音楽や台詞を廃し、刑事たちの剥き出しのドラマが描かれる。銃声で終わる物語。あぁ、このハードボイルドな世界にクラクラするゼ。
8点(2004-02-17 16:53:28)
56.  我が家の楽園 《ネタバレ》 
うんうん、そうだよ、お金なんかより大切なのは友達だよ。観て良かった、いい映画だった。コミュニケーションも希薄で正直に生きる事が恥ずかしくさえある現代で、これほどストレートな美しい感動物語をつくったとしても笑われてしまうだろう、それはとても悲しいことだけれど。だけど、いやだからこそ僕たちは古い映画を観るのかもしれない。この白黒の物語の中でなら、友情や愛情に素直に感動する事が出来る。そう、クラシック映画は永遠のイノセンスだから。
8点(2004-02-16 23:25:21)
57.  ドラッグストア・ガール
自分の家の近所もそうだ。東急ストアが出来たために八百屋や肉屋が無くなり、TSUTAYAが出来ればビデオショップも本屋も潰れていく。この映画の舞台は、大手ドラッグストアの進出によって活気を失いつつある商店街。今の日本のどこでも見ることができるであろう光景。この街で、天使は電車を降りた・・・。 そう、天使だ。元気の無いオヤジ達の中で溢れんばかりの笑顔を放ちまくる田中麗奈は、まさに曇り空の隙間から幾筋かの光を差し込む愛しい太陽。彼女に照らされ街も、おっさんも、そして観客の我々もみんな笑顔!コメディエンヌとして初めて放つその魅力!「ラクロスってなに?」って人も、取り敢えずみんなと一緒にバン・ブー!バン・ブー!そう、全ては田中麗奈のミニスカートの為にっ!!!
8点(2004-02-11 22:05:49)(良:1票)
58.  25時(2002) 《ネタバレ》 
監督との衝突など何かとトラブルが多いエドワード・ノートンだが、彼が「本気」を出して挑んだ作品というのはどれも凄い。そして本作もその例に漏れることはない。 真上から見下ろされたワールドトレードセンターの跡地。9.11が人々に与えた傷が今も深く根付いていることを痛感する。「全ては星条旗の名の下に」、民族、言語、宗教、多種多様な価値観が混在し、貧富の格差は増す一方の超大国アメリカ。響くのは主人公の行き場の無い激しい叫び。失意と怒りが漂うニューヨーク、これほどまで等身大にこの街を見せてくれる映画はそうは無かった。モンティの先に広がるのはやり直す事の許されない苦痛に溢れた未来。どんなに悔やもうが罪は消えず、未来を変えることはできない。だがしかし、ボロボロになってどん底から見上げたニューヨークには、それでも小さな光があったのだ。バスに乗っていた子供の笑顔に若干だが救われたような気さえした。父親が語る幻の未来、ささやかな幸福。どんなに堕ちようとも必ずやり直すことが出来る、そうボロボロの状態で拾われたドイルのように。ただの絵空事でしかないのかもしれないが、それでも自分は力強い希望と願いを感じたのである。
8点(2004-01-25 14:18:48)(良:1票)
59.  ディナーラッシュ
映画史上、最もスタイリッシュな戦争映画。
8点(2004-01-24 16:17:22)
60.  ごめん
セイの真っ直ぐな走りっぷりを見てると、自分が小学生だった頃の思い出が気恥ずかしさと一緒に甦ってくる。そうだよ、あの頃は本当に真っ直ぐだった。好きな女の子とちょっと話しただけでも一日中幸せだった。席替えの時は「隣になってくれっ」って必死に心の中で祈ってたし、いざ隣になれたらなれたで気恥ずかしさからチョッカイばっか出してたし、帰り道を一緒に歩きたいから校門の前でさりげなぁく待ったりとかもしてた。体育の時間はイイトコ見せようと跳び箱を張り切ったり、嫌いな持久走も何とか走ってた。階段を駆け上がるときにフワッとなるスカートが気になって気になって、他の男子とその子が話してるのを見るともどかしくてもどかしくて。今でも覚えているのは小5の時の2月14日。休み時間、誰もいないはずの教室に入ったら、その好きだった女の子が別の男子のランドセルにチョコレートを入れていた。お互いにビックリして、一瞬固まって、そういえばその時とっさに出た言葉が「ごめん」だったなぁ。子供ながらにちょっと落ち込んだりもした。 とにかく一生懸命に走りながら過ごしてきた日々が、振り返ればこんなに大切なモノなっている。思い出というのは誰にとっても永遠の宝物。そんな風に気付かせてくれるこの作品は本当に大好きです。
8点(2004-01-23 23:58:39)(良:4票)
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