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南浦和で笑う三波さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 210
性別 男性
年齢 62歳
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41.  ラ・マンチャの男
今年「ラブ・アクチュアリー」を観たときに、確か昔の作品で"Enough."という台詞が印象的な映画があったはず、という感想を持ったが、先日のTV放映でこの作品がそれだったのを思い出した。私のしがない(詩がない)英語力では、韻を踏んだ歌詞や台詞の素晴らしさを到底理解できているとは思えないが、サンチョの気持ちだけはよくわかる気がする。この点数をつけるのは、なぜ、なんのためとは聞いてくれるな。好きなんだ。マジでこの作品が好きなんだ。理由なんか、どっかへ飛んでいってしまえ。観ている途中「ロッキー」のラストシーンがなぜか脳裏をよぎった。
9点(2004-05-02 15:49:00)
42.  チルソクの夏
これはいい!満点でもよいのだが、どうしても、女性が主人公のラブ・ストーリーは、男としては満点をつけるのをためらってしまう。話は、1977年に高校二年生(私の少し先輩だ)の、山口県は下関と韓国釜山の高校生が、年に一回の陸上競技大会で交流することから起こる恋を中心とした物語。国境を越えたロミオとジュリエットのような身分違いの恋物語を連想させつつ、そうではなく、非常にアジア的とでもいうか、お互いに「好きです」「愛してる」などという西洋的な言葉をかわさないんだけれども、でも、しっかりしっとりした恋愛映画になっているという、非常に貴重な映画。日本語、ハングル、に加え、英語も交えて意思疎通を図るのがとても現実感がある。いまの日本映画界でこんな作品が出現したのは、もしかすると奇跡なのかもしれない。下関というと、私はふぐしか思い出すものがなかったのだが、この映画で、下関は、一生のうちに一度は旅行に行ってみたい場所のひとつに格上げされた。監督はじめスタッフのロケ地の選定センスは抜群。それだけでも見る価値はあると考える。
9点(2004-04-30 22:53:24)(良:2票)
43.  テキサスの五人の仲間
1963年に「テキサスの四人」という映画があったから、この邦題になったと想像する。毎年、一年に一度、決まった日にポーカーで対決しているお金持ちの五人組の物語。勝負に使われる宿屋の主人は「ミシシッピ1番の大勝負」と英語でヘンリー・フォンダに答えていたように聞こえたが、なんで邦題はテキサスなのかがちょっと不思議。まあ、深く追及しないことにしよう。プレールームに入ってくる五人の颯爽とした歩き方、カードができることを心から楽しんでいる眼の輝き、本当にアメリカ人はポーカーが好きなんだなと少しうらやましく思ってしまう。単なる娯楽映画でありながら、誰しもが持っている自分のルールを、そんじょそこらの理由で変えてはいけないという人生にとっての大事な教訓が隠されている、とみるのはさすがに深読みのし過ぎかな。
9点(2004-04-10 21:22:24)
44.  セルピコ
筋の通らない金はビタ一文受け取らない、というのが落語における江戸っ子の典型的なキャラクターだが、そういう潔癖な生き方を押し通せるのは、彼らが大工などの職人という、基本的に個人単位の仕事をしているから。組織の一員になる、ということは、よいわるいは別として、組織のものさしに自分を合わせていくことが求められるということ。それを受け入れらず、我を押し通していくには、大変な犠牲とエネルギーが必要ということがうまく表現されていた。また、上層部の事なかれ主義的態度など、警察にかぎらず、あらゆる組織内変革を妨げる共通のメカニズムを明らかにもしている。よく、日本は外圧がないと変われない、といわれるが、アメリカだって変革には外圧を使っているのがわかる。すこぶる後味は苦い。それだけこの映画は人生の良薬だということだろう。
9点(2004-04-03 20:27:51)
45.  ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ
四月一日のレビューということで、この映画を選択。しかし、途轍もなくヤバイねー、この作品。こんなの撮って、関係者とその一族郎党はみな21世紀を無事に迎えられたのだろうか。一人消されたとかいう穏やかならぬ話も漏れ聞こえてきているがどうなのだろう。くわばらくわばら。前半、うまく練りこまれているなと思えたストーリーが、後半やや破天荒な展開で妙に恐ろしく、話を作り過ぎているのではと感じたが、実話だったと聞かされれば引き下がるよりしかたがない。事実は小説より奇なり。私に云わせれば、この作品は、映像プロデューサーという現代の魔法使いが、米国大統領選で、一世一代の秘術を尽くしたのを描いた、A級ホラーの傑作、ということになる。もっとも巷では、B級法螺映画とのウワサがもっぱらのようだ。真相は藪の中。観て判断していただくよりない。 
9点(2004-04-01 02:14:25)(笑:1票) (良:1票)
46.  地上最大のショウ
御都合主義的、展開が強引、女の描き方が馬鹿っぽくみえる、サーカスの説明が多い前半部分がかったるい、など、ストーリーについて穴を見つけるのはたやすい。また、古い映画のため、事故の場面も「カサンドラ・クロス」よりもさらに見劣りがする。しかしながら、それを補って余りあるほど、主な登場人物が粋で、 無性に意地っ張りで、しかもカッコイイ。名科白と名場面のオンパレード映画。ブランコ乗り同士の意地の張り合い、セバスチャンが荷物を取りにきたときの言い訳、道化が真剣に治療をしているときの、座長とセバスチャンのやりとり、刑事が道化に握手を求めるところ、などなど、いちいち書き出していけばキリがな い。見終わった後、浮かんだコトバは「芸人魂」の三文字。人を楽しませるための「芸人魂」とはどういうものかが、見事なまでに描かれていた。
9点(2004-03-28 00:40:07)(良:2票)
47.  風と共に去りぬ
普通にレビューしようと思ったのですが、書きたいことが既に十分すぎるほど書かれてしまっているので、実用面についてちょっとだけ。この作品、実はダイエットをやめようかどうしようか迷っていて、やめる方向に背中を押してもらいたいときに最適の映画です。ばかばかしくてダイエットなんかやってられるか、という気分になれること必至です。昭和の昔、この映画の劇場帰りに、あんみつをおかわりした乙女がかなりたくさんいたのではないかと私はにらんでいるのですが、、、。
9点(2004-03-09 01:23:33)
48.  第三の男
いわゆるひとつの、戦後のどさくさな状態にあったウィーンという場所を舞台にして展開される傑作サスペンス。モテない男とはどうい男かの教科書でもあった。正義感ばっかりが強くって、おせっかいやきで、素寒貧だったら、それはモテません。無一文なら無一文らしく、もっとうまいこと世渡りしたらどうなんだいと言ってやりたくもなるのだが、堅物なんだな、コレが。今の観覧車は、空中にいるときに扉を開けられるようにはなってないことと思うが、当時はちがっていたようで、その開け閉めするシーンが実に怖い。特にその時の会話と俳優の目がみどころ。ラストシーンは、私などが指摘するまでもなく、映画史上に残る名場面で、この国の"The Third Man"であったあの人も「永久に不滅」と評されているらしいです、ハイ。
9点(2004-02-22 22:40:32)
49.  ポセイドン・アドベンチャー(1972)
「結果オーライ」「勝てば官軍」を究極なまでに見せ付けた 20世紀の傑作。今世紀にはいり、ハリウッドではなくホワイトハウスが、大量破壊兵器パニックを使った翻案の「ユーフラテス・アドベンチャー」という作品に取り掛かっているようだが、監督が二世のボンボンで技量が足りないためなのか、スタッフ間に反目があるためなのかわからないが、ロケ地に関する事前の情報収集に失敗したとか、脚本も結末がオリジナルと反対になりそうになっているとか、今年の秋には監督交代もありうるとか、あまりいい噂が聞こえてこない。本当にクランク・アップするのかどうか、ひとごとながら心配になる。いえ、別にその、あの流域で起こっていることについてここでどうこう言いたいわけではありません。翻案がどんな結末になるかにかかわらず、この映画は多くの人がみるべき偉大な作品だということです。ただそれだけ。
9点(2004-02-15 19:01:43)
50.  カラー・オブ・ハート
面白い。発想のすばらしさに目を白黒させながら観た。何の予備知識もなく観始めて、最初、「これはアメリカの"Pleasantville"というTVドラマを見ていないとつらい映画なのか?」と心配になったが、全然そんなことはなかった。そのかわり、子供のころに読んだ「ハックルベリ・フィンの冒険」のストーリーを半ば忘れている自分には烈しく自己嫌悪した。色使いが目立つ映画であったが、忘れてならないのは、題名以外のページが白紙だった本の中身が蘇ってくるところ。色の変化だけでなく本の変化を並行的に見せたことで、ファンタジーながらも妙にリアルな説得力のあるストーリーになっていた気がする。一番のみどころは、やっぱり裁判のシーンで町長が主人公の挑発にのせられてしまい「色をなして」怒るところであろう。 
9点(2004-02-11 16:19:07)
51.  尼僧物語
オードリーを広告塔として使ってさんざんいい思いをしてきたジバンシーと美容院業界が、劇場公開時にこれを観たオードリーファンの女性がみんな尼さんになってしまい、それまで築きあげてきた顧客基盤を失った痛い経験があるために、裏から手を回してあまりテレビ放映されてこなかった映画。かわりに日本でテレビに映る尼というと瀬戸内寂聴であるため、あまり、尼になろうという女性が増えている傾向はみられない。という冗談はさておき、尼を演じているオードリー、美しいですなァ。ジバンシーを着れば、ロングからショートへのイメージチェンジをすれば、アタシもオードリーになれるという、どちらかというと根拠が薄いと思われる幻想を見事に打ち砕いてくれます。ジバンシーを着なくとも、スタイリングをキメなくとも、オードリーはオードリーだから美しい。(こんなのがトップバッターで申し訳ありません。でもオードリーの「演技」が満喫できるこの作品大好きなのでアリマス。)
9点(2004-02-01 12:45:12)(笑:1票)
52.  大脱走
小学生のとき野球少年だった私は、これ大好きでした。父親にはじめてグローブを買ってもらったときのあの嬉しさを思い出します。野茂も、松井も、イチローも子供の頃にこの映画をみて胸躍らせたのに違いないと勝手に想像してひとり悦に入っています。だから彼らはメジャーへ「大脱走」してしまった、と考えるのはさすがに飛躍のしすぎでしょうか。ただ、この作品のテレビ放映の回数が昔に比べ減るにつれて、サッカー少年が増えるようになったとは感じています。
9点(2004-01-31 07:07:07)(良:1票)
53.  ジャッカルの日
フランスの解放記念日が自分の誕生日と偶然一緒なので特別の思い入れがある映画。いつの日かドライブ旅行でジャッカルと同じコースを辿りパリでフランス国歌を聞きながら誕生祝いをするのが私の夢です。
9点(2004-01-30 11:21:16)(良:1票)
54.  明日に向って撃て!
冒頭「これは実話に近い物語である」と訳された英語フレーズだけの場面がある。男の主人公二人の役柄は確たる根拠はないが実話に近いのだろうと感じる。では実話に近くないのは一体何か。私はエッタの役柄だと思う。整理してみるとこの作品の時代背景の19世紀の女性とは思えない。学校の先生という職業をもっており、どうやら一人住暮らしできるほどには経済力があって、外国語であるスペイン語をしゃべることができる26歳の独身女性として描かれている。すなわち今の言葉でいえば、キャリアウーマンであり、自立した女性である。そう考えるとサンダンスとベッドを共にしたその朝にブッチと自転車遊びをしていいムードになってしまうほど奔放なのも、結婚とかを言い出さずにボリビア行きを即決するのも、また、行く先見込みが無いと悟ればあっさりと男を捨てられるのもエッタが男に依存しなくても生きられる現代女性の象徴とみればすべてが腑に落ちるのである。まったく手強い映画だ。(以下2004/3/7追記)エッタ以外のことも少し。この作品がわれわれの心をうつのは、平家物語だから。おごれるものは久しからず。二人はどうみても「落武者」です。壇の浦が現代まで日本人の間で語り継がれてきたように、このラストシーンも、映画ファンの間でずっと語り継がれていくことでしょう。
9点(2004-01-29 16:15:30)
55.  ラブストーリー
アジア映画でついやってしまうのが、出てくる俳優が日本の誰に似ているかという遊び。主人公の四人は長塚京三、山本太郎、中村獅童、将棋の高橋和に似ている。こんな遊びをやってしまったのは前半部分がちょっと出来が悪いように感じたため。しかし中盤、シンメトリックな人間関係のからくりがわかってきてからは一気に内容に引き込まれ、終わってみればよく出来た脚本だった。韓国の現代史を全然知らなかったのでびっくりする部分もあった。日本ではこの時代を題材にしたこんなストーリーは絶対に成立しないのがいいことなのか悪いことなのか複雑な気分になった。
9点(2004-01-26 20:02:56)
56.  激突!<TVM>
逃げ馬を買ったとき、英気を養うためよく観ている。戦績はいうまでもない。  
9点(2003-12-30 15:53:27)
57.  ライムライト
つねひごろ「人生に必要なのは、打ち出の小槌と、アラジンの魔法のランプと、少しばかりのドラえもんのポケット」などとちゃらけている私にとって、真面目に行く末来し方を考える時間を与えてくれる貴重な一本。私事で恐縮だが、祖父母、両親とも最期は病院だったので、これは最高にハッピーエンドな映画だと心から思う。
9点(2003-12-28 08:24:05)
58.  恋におちて
見直すたびに良いところが発見できる「待ち合わせ映画」の決定版。携帯電話が普及した今となってはもうこのような作品は作れない。「泥棒成金」とか「トップガン」とか女の人が車を運転するシーンが妙に記憶に焼きつく私としては、土砂降りの雨のなか遮断機が降りてくる踏切で急ブレーキをかけたメリル・ストリープが忘れられない。あそこで止まったということは、つまりは「踏切」れなかったということ。の、はずだったんだけど、、、。 
9点(2003-12-26 19:31:48)
59.  フェイス/オフ
 入り方がうまい。冒頭の聖歌隊の若い女性と主人公の片方とのやりとりでインモラルな内容の映画だということを予告し、また、離陸直後で燃料満タンの飛行機に大爆発が起きなかったことで、リアリテイを追求した作品でないことを観客にほのめかす。その後の展開も、冒頭での予告どおり、全篇、インモラルでリアリテイのかけらもないシーンで首尾一貫する痛快なアクション・コメディ(コメディとしたのは主人公二人の役柄設定はコメディの古典をアレンジしたものだから。そのほかブラックなジョークが随所に見られる)。  しかし、インモラルなのは大人だけで、登場する子どもにはモラルを求め、インモラルな部分をできるだけ見せないようにしているのが、この作品に流れる倫理観。その意味では保守的であり、インモラルな内容でありながら安心してみることができるという奇妙なバランスが出来あがっているように思った。銃撃シーンで子どものヘッドフォンから漏れ聞こえる音楽にあの名曲を持ってきたセンスには脱帽。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-03-21 12:25:46)(良:1票)
60.  海外特派員
ハラハラドキドキシーンが寄せ鍋の具のように豊富な映画。新聞社の屋上の地球儀、アムステルダム郊外の風車、飛行機のプロペラなど、回るものづくしの遊び心が発揮されている節もある。主要な登場人物が使う乗り物は、ロンドンのタクシー、アムステルダムでの自家用車、ケンブリッジへ向かうオープンカー(ヒッチコック作品に頻出するが、この映画でもクールビューティ系がオープンカーを運転するシーンがある)、ドーバー海峡を渡る船、イギリスからアメリカへ飛ぶ飛行機、大西洋の荒波を走る軍艦と多種多様。暗殺あり、カーチェースあり、危険な場所への潜入あり、落下あり、砲撃あり、墜落あり、漂流ありと息をもつかせぬ展開が国境を越えたスケールで繰り広げられ、上映時間の長さをほとんど感じさせない。当時なかった言葉ではあるが、ジェットコースタームービーの元祖的な作品と呼んでもよいのではないかと思う。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-18 19:40:16)(良:1票)
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