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41.  E.T. 20周年アニバーサリー特別版 《ネタバレ》 
久しぶりに見た。この映画を見るたびに思い出すのは、オリジナル版劇場公開時にどこかの評論家が「こんな異星人にしか感情移入できない若者」とした解釈だった。今見ると私は思う。これほど異質のものに愛情・友情を感じられる物語だと。純真な少年の心を見せられるたびに、何度でも涙してしまうのだ。
[DVD(吹替)] 10点(2020-01-20 03:49:07)
42.  恐怖のエアポート<TVM> 《ネタバレ》 
 TVMだったのか!今の日本のテレビなんかより面白いな。  物語は非常にシンプルな旅客機内での集団食中毒。今日では、操縦士である機長と副長は2種類ある食事を、排他的に選択するように決まっていると聞くが、この頃はそうでなかったのか。で、操縦士を失った4発の旅客機を託されたのがベトナム従軍の元ヘリパイロット。管制塔の誘導で無事に帰を着陸できるかどうか?というサスペンス。  とても話がシンプルでほぼ余計な部分がないので、単純にドキドキさせられる。かつてのヘリでの壮絶な体験で心に傷を追っている主人公の話は、時代をよく表しているのだろう。その辺のトラウマを乗り越えるという物語も良い。  映像的に物凄い特撮などなくても、ドラマだけで面白い映画はありうるんだよな、ということを再確認。
[DVD(字幕)] 8点(2020-01-15 20:24:21)
43.  アルキメデスの大戦 《ネタバレ》 
 いろいろ軍事機密を探ってツテを頼って情報を得るのは、まあそれなりに面白いし必要な手順なのかもしれないが、数学の天才の仕事には思えない。長門の図面と何を使うと設計者が唸るような大和の図面になるのかが判らず、頭の良さを感じられない。そこんところと、鉄の総量と建造費の関係に気づく部分にもうちょっと「納得感」が欲しいのだ。  ま、それとは別にこの物語の一番面白いのは、その優秀な頭脳で大和の実像を追い求めていた天才が、実は次第にその巨艦に惹かれていた事、その部分こそだと思うのだが、やはりそこん所の描写が薄くて残念。 ちなみに壮絶な戦闘シーンはこの物語には要らない気がする。映像的には過去の大和映画の中でも断然凄いとは思うのだが。  ところで、この物語のどの辺が「アルキメデスの」なのだろう。そこんところも分かりづらくて不満。
[DVD(邦画)] 6点(2020-01-12 11:54:23)
44.  スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 《ネタバレ》 
 前作で確かレイは普通の人だったはずなのに、とうとう今作で彼女をパルパティーンの孫にしてしまった。どうなの?ソレ?と思う。  でも、物語は今までの旧作なぞりでは無いストーリーで良い。と入っても大した話じゃないとは思うけど。前作で不評だった中国系のブスも控えめでまあしょうがない範囲。映画の作り方的に仕方ないのかもしれないけど、パルパティーン復活なら、もうちょっと前作に伏線でもあればよかったのに。何か突然思いつきました感が否めないのは痛い。伏線といえば、前作で意味ありげな指輪をして、フォースで箒を手繰り寄せたたガキは結局何もなしか。(まさか、次の3部作に繋げるつもりじゃああるまいな、ディズニーよ)  そして赤系青系の色で意味づけされていたライトセイバーをレイが最後に起動した時に黄色だったのは面白い。「フォースにバランスをもたらす者」は結局スカイウォーカーの血統ではなく、シスのパルパティーンの血統から出たのは皮肉というか驚きだ。彼女こそとうとうバランスをもたらしたのだと映像的に表現した良い表現のカットだと思った。だけど、最後スカイウォーカーを名乗るか?あの時「レイ・・・フォース」とか言うかと思った。パルパティーンでもスカイウォーカーでもないバランスを表した名前を名乗ってほしかった。あ、今気付いたが「フォースにバランスをもたらす者」は結局シス側から出たってこと?  作中パルパティーンの言う「スカイウォーカーの歴史は暗黒面との葛藤の歴史」みたいなことを言うのは凄い見識だと思ったっが、逆に言うとシスの歴史は6作かけて盛り上がって終わったものが最後チロッと残り火が燃えてすぐ消えた感が寂しい感じもするのだ。スノークの影のものを描写しておくべきだったな。   さて、鑑賞後しばらくして思ったが、パルパティーンをあのように活かすなら、同様に霊体のまま新たなジェダイを指導しているヨーダというのもあり得た気がする。尤も、そうすると物語が永遠に終わらなくなるけど・・・。
[映画館(字幕)] 7点(2020-01-06 13:35:44)
45.  空母いぶき 《ネタバレ》 
 領土をめぐる軍事衝突とそれにまつわる政治・国民を描くシミュレーション映画。  最初に自衛隊航空機が3機撃墜され、護衛艦が被弾して負傷者が多数出る他は、自衛隊側の防御・攻撃があまりにうまく行き過ぎてちょっとこそばゆい感じ。(軍艦がそんなに素早く後退できるのか!?)  いぶきに乗艦していたジャーナリストが現場を見て変わっていく展開はちょっとありきたり感が拭えない。大した事していない総理大臣が、「戦争を回避するのが政治家の役割だ」というような事を自分はやり遂げた的に言うのは、皮肉ではない感じでどうかとも思う。最後に国連軍が双方に威嚇魚雷(?)を撃って戦闘を止めるが、そのへんもお花畑的な感じがする。更に驚くのは、明らかに先制で攻撃を仕掛けた国に対して有耶無耶に結末をつけるのが、政治的に良しとされている事だ。  いや、先の総理の件やこの政治姿勢とかホントに皮肉・揶揄なのだろうか。
[DVD(邦画)] 5点(2020-01-04 11:03:31)
46.  男はつらいよ お帰り 寅さん 《ネタバレ》 
 その昔、TVシリーズが最終回を迎えた時に、寅はマムシに噛まれて死んでしまう。今回は寅さんが死んでいるという明確な表現は無い。それどころか、さくらがさらっと「お兄ちゃんがいつ帰ってきても良いように」というセリフを放つ。でも満男の感傷の度合いを見ると寅さんはもう戻らないことが窺える。まあ、曖昧でもいいんだけど。いや、曖昧なままで良いのかもしれない。  何十年も前のドラマ版と同じ事をしはしないとは思ったが、それでも昔を思い起こすような話になるんだろうと思った。今回は満男と元カノの泉の再会、それぞれの家族の問題を絡めて、寅さんを回想する。悪くないと思う。あくまでドラマは現在の2人の話だけど、今はいないおじさんの言動がソレに絡まって何故か心に刺さる。そして映像技術の進化によって、寅が満男を見守っているような画が作れているのが凄い。ただし個人的には満男が大きくなってから(泉との話以降)を全く観ていないのは失敗だったが。   昔の回想シーンでのマドンナたちのなんと若くて可愛い・美しいことだろう!リアルタイムで観ていた時にはそれほどとは思わなかったが、今見るとみんな魅力的な人たちばかりで驚く。何よりさくら役の賠償さんがすっごい可愛いのには参る。  さて映画始まりの主題歌を歌っている桑田佳祐。江戸っ子意識の「し」強調とちょっと作り過ぎの巻き舌歌唱で、あまり感心しない。却ってエンディングでの渥美清の歌が引き立つ。映像的にも桑田を出す意味ないだろ。個人的にはリリーさんの歌唱で聴かせてくれても良かったのに。
[映画館(邦画)] 6点(2019-12-31 16:04:32)
47.  ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
 んー。スターウォーズなの?これ。と思ったが、所々に「帝国」が顔を覗かせているが。最後の最後に(この物語的)ラスボスが登場して、時代感覚がかなり狂ってしまった。多くの人はあの人はエピソード1で死んだと思っているはずで、その時点であの船が出てきたり帝国なんて表現が出てきたりすると??となると思う。Wikipediaで調べると結構後々まで生き延びたらしいが。   さて、これを見て一つ思い出したことがある。「レ・ミゼラブル」という小説だ。この小説は文庫版で全5冊の大作だが、一冊目がほとんど司教様(バルジャンに銀の燭台をあげちゃう人)の話(生い立ち)なのだ。いや、司教様はバルジャンとの関わりだけ分かればいい人だから…。んん、これである。ハン・ソロっていうのはこの銀河戦争で突然現れた凄腕パイロットで良いのではないか?長々とした彼の生い立ちは「銀河戦争の一部としては」要らないんじゃないか?  誤解を恐れずに言い切ってしまうと、ハン・ソロはフォースに関わらない一般人の星なのだと思うのだ。それが、その物語の側面でシス側の者たちとニアミスしていて(おそらくシリーズが進むともっと関係深くなるんだろう)、ちょっとげんなりしてしまうのだ。   もう一つ思い出すのは、例えばジョンウエインが出てはいるが取り立てて面白い訳でもない「普通の」西部劇。ジョンウェインが出ていなければ間違いなく見る必要が無い感じ。この青年が「ハン・ソロ」でなければ見る必要のない物語。 あと、密輸品の運び屋とされていたハンソロが何だかいい人より過ぎていて、それも期待を裏切る。こんな男なら、デススター襲撃に舞い戻るのは容易に想定できるじゃないか…。
[映画館(字幕)] 5点(2019-12-15 20:45:39)(良:2票)
48.  サリュート7 《ネタバレ》 
宇宙開発なんてやっぱり相当な無理と危険を冒しているんだなあ。アポロ13もサリュート7も不可抗力のちょっとしたトラブルで、命のかかった復旧劇になるのだから、恐ろしいものだ。次から次へと襲うトラブルも大変だが、大元の元凶がセンサーのカバー金具が変形していて取り外せないという、結構原始的なトラブルで驚く。というか、案外絶望の大元ってそんなものかもしれない。だが、それをハンマー的なもので根気強く叩き続けて遂に金属パーツを叩き外すっていうのが、ちょっと拍子抜け。そんなものなの?宇宙ステーションって。という感じ。というか、レンチだかスパナだか、そういうの船内に取りに行ったら有るだろとも思う。  でも、実話なんだよなあ、これって。 映像的には、ステーション内の氷が解けた後の、一面の水玉が凄い!とてつもなく厄介な局面だろうけど、キラキラ輝く水玉は美しい。
[DVD(字幕)] 7点(2019-12-15 20:40:35)
49.  サムライマラソン 《ネタバレ》 
基本的には面白いんだけど、せっかく日本のマラソン発祥の出来事なんだから、もうちょっとマラソン自体の部分を見たかった。ただ、不穏な動きってだけで、藩主への刺客が来ちゃうってのは、なんか強引な印象。 それと、日本初のマラソンの筈なのに「遠足(とおあし)」という単語が無説明で使われていて、人々がそれを受け入れ理解している事に?となってしまった。 面白い題材の時代劇だと思っていたが、数十年前に『まらそん侍』という映画があったんだな。機会があれば観てみたいものだ。 因みに、ピースメーカーはもう20年くらい経たないと出来上がりません。
[DVD(邦画)] 6点(2019-12-15 20:18:53)
50.  ねことじいちゃん 《ネタバレ》 
じいちゃんというより、老人たちの話にちょっとグッとくるものがあった。特に、昔ダンスホールに行けなかった元カップルが、数十年ぶりに企画されたダンスホールイベントで踊る展開が良い。また、猫と爺さんの関係がペットじゃなく家族でもなく実に友人的で好ましい。そういえば最近、ラジオでさだまさしが関白宣言のセルフパロディ的に歌うCMを聴いて驚いたのだが、猫を外に出してはいけないのだそうだ。この映画のように、猫が自由に行動する事を今の動物愛護関係者は、何と考えているのだろうか?いや、映画と関係ないことで申し訳ないが。
[DVD(邦画)] 7点(2019-12-15 20:09:00)
51.  CUTIE HONEY キューティーハニー 《ネタバレ》 
若いサトエリはまあ可愛いのはわかったが、なにかコメディ要素の部分が面白くない。それよりも市川実日子が可愛くて参った。参る必要はないが。 昔のTV版を見ておらす、今作の内容はどうなのかよくわからんが、女の子(アンドロイドだそうでちょっと残念)が、悪い組織と実戦的に戦うという、昨今のセーラー何とかやプリキュアなどの嚆矢なのかもしれないと思うと、歴史的な作品なのだろうな。多くの女の子マンガが男性漫画家により書かれていた時代に近い作品だからか、なにかセンスが男性的な気がして期待とちょっと違う。最後の実日子のために敵の養分になるっていう決意と覚悟の部分はもっと、女の子の優しさというようなものを感じさせてくれる描写・演出が欲しかった気がする。そういう部分が無いと女の子戦士の意義が感じられないと思う。  あ、あと「ハニーフラッシュ」はアイドル・サトエリには、させられなかったのでしょうか。
[DVD(邦画)] 4点(2019-11-12 14:58:44)
52.  ナミヤ雑貨店の奇蹟 《ネタバレ》 
 総じて感動的だった。どうかと思う点もなくはない。例えば「再生」の曲は魚屋ミュージシャンが口ずさむときには全然いい歌に聞こえないとか、強盗少年たちが原作と比べて少し乱暴者過ぎるとか、雑貨店のある商店街が(そこに電車が走るのを含め)どこかで見た感じがするとか。  でも、原作にはない部分で気に入ったのは、超常現象ついでに(?)ナミヤのじいさんが最後に昔の恋人と会うところ。この不思議な物語は、まさにこの二人の思いが起こした奇蹟なのだから、2人を合わせてあげてくれてウレシイし、分かりやすいと思う。それともう一つ、最後に少年が白紙への回答を読んで迷える子犬さんの家へ向かう、その時に語られる届かない手紙も巧い。
[DVD(邦画)] 7点(2019-09-01 23:24:54)
53.  日本海大海戦 《ネタバレ》 
ヨーロッパからくる敵バルチック艦隊の進路と時期に関する、東郷平八郎の信念の様子と東郷の船乗りとしての戦略など、分かりやすく面白く見せてくれた。尤もとんでもない数の犠牲者を出して辛勝した旅順攻略の部分が随分と軽い感じもするが。テーマが日本海海戦だから仕方ないか。 日本の数少ない勝ち戦を、『明治天皇と日露大戦争』のように勝った勝ったの浮かれ騒ぎで終わらせないで、勝ってなお恐れる(畏れる)東郷の心で締めくくったのは良いと思う。
[DVD(邦画)] 7点(2019-08-16 00:47:44)
54.  二代目はクリスチャン 《ネタバレ》 
 公式的には同じつかこうへい原作でもある、『鎌田行進曲』の夢をもう一度的なことを言ってるけど、どう見ても『セーラー服と機関銃』の下のドジョウ狙い。あちらは少女の成長というようなテーマがあったが、こちらは毛色の変わった任侠モノどまり。どまりと言っちゃあ、つかこうへいに失礼だが、基本的には高倉健映画と変わりない。それにしちゃあ、せっかくのアクション女優である志穂美の、殺陣やアクションが見られたりはしないのが残念。ただし、志穂美悦子はめっぽうキレイ(多分絶頂期)だし、お宝シーンもあるのだが…。  これ確か同時上映の『早春物語』を目当てに行ってこれ自体は見ずに帰ってきたのだが、まあ、正解だったかもしれない。『早春ー』の方も決して面白かった記憶はないが。
[DVD(邦画)] 4点(2019-08-16 00:46:38)
55.  あやしい彼女(2016) 《ネタバレ》 
オリジナルは未見。  多部未華子の魅力全開ですな。彼女は歌もいいんですね。  おばあさんのカッコの時には「なんだこのバアさん?」と思っていたのに、多部未華子から戻った時には「憎めない婆さんだな」と思ってしまった自分に驚く。まあ、それが演出というもののチカラなんだろうが。  自分の人生をやり直すと言ってたおばあさんも、結局は孫の人生手伝って命を助けて。そして、その婆さんを探すうちに彼女の生き方を知り、新たな人生を応援しようとする娘、良い話だ。  『転校生』では二人もみ合って石段から転げ落ちたりして、それっぽく奇跡が起こるのだが、今作の若返りは何かそっけなさすぎる気もする。というか、それらしい説得力がないのが難点。最後のジロー爺さんはどうして若返ったのかね?
[DVD(邦画)] 8点(2019-08-15 08:30:15)
56.  瀬戸内海賊物語 《ネタバレ》 
言ってみれば子供映画だけど、こういうひと夏の冒険物語的映画は大好きです。主人公の女の子が可愛すぎないのも良いね。物語舞台が穏やかな海沿いの町で、その夏の風景も明るくていい感じ。 さすがに、お宝の発見時のからくりなど無理のある感も否めないし、戦国時代から色褪せない赤色の印など、ツッコミどころはあるが、まあそこはファンタジー。 最後に見つけたお宝が金銭的価値が無かったけど、少年たちのキモチが町の人や船会社の気持ちを動かすというのは、大筋では感動的なのだけれど、ちょっとキレイ事すぎるキライもある。一見地味なお宝を観光の目玉にして町再起、という感じでも良かったのでは。うん、頑張った少年たちにはご褒美が無いとね。
[DVD(邦画)] 7点(2019-08-14 05:45:36)
57.  太平洋の鷲 《ネタバレ》 
 「鷲」なんてタイトルだから、てっきり勇ましい戦闘機乗りの話かなんかと思っていた。航空機戦力の重要性を説いていたという山本五十六の事だったんだな。  終戦後たった8年の、東宝としては戦後初の戦争映画だそうで、個々の兵隊の話ではなく開戦否定論者だった五十六の自伝的映画。政権が次々と変わる話や時局・政治的な話のシーンが多く、ちょっと理解するのが大変だったりするが、当時に人たちには当然の知識だったのだろう。話は淡々と進むが、アメリカの資料映像の協力を得ながらそれと(比較的)違和感なくつなげられた円谷の特撮は迫力があって、スゴイ!でも好戦的な話ではなく、「ダメだダメだと思いながら立場的に戦争を指揮する五十六」の生涯を割とじっくりと見せてくれる良い映画だった。
[DVD(邦画)] 7点(2019-08-13 07:39:15)
58.  ジェネレーションズ/STAR TREK 《ネタバレ》 
 物語的には、さしものカーク船長の活躍もこれで見納め。それにしても、宇宙探査と宇宙の平和に尽力してきたカーク船長の死に方としては、これはいかがなものか。私の好きなあるマンガに「ここが戦闘艦橋だ。私が死ぬときには多分ここで死ぬ」というセリフがあったのを思い出す。やはりカーク船長には船の艦橋で死なせてあげて欲しかった。出来ればエンタープライズで。   劇場で最初に見た時にはTVシリーズを見てもいなかったので良く分からないところがあったが、TNGを1シーズンと1話見たところで見直してみると、データは、感情を持ちたい・人間になりたいと願っているアンドロイドだったのだな。これは感情を排そうと願っていたスポックの裏返しなのか、と思っていたがTNGシーズン1ではまだ、それほど意味深い展開にはなっていない。自分的にはこれから見るシーズン2以降に期待。本作はTNGが終わった年に公開されているから、最後の最後にデータは感情を手に入れたというわけか。チップを差して終わりというのはちょっと安易というか肩透かしだが。   それにしてもエンタープライズは劇場版でよく壊されるけど、本作は別にワープコア爆発させなくても地上に不時着しなくても良かったのでは?
[DVD(字幕)] 5点(2019-08-13 07:29:10)
59.  マスカレード・ホテル 《ネタバレ》 
ミステリとしてより、小生意気な刑事が、お客様をもてなすホテルマンのホスピタリティというようなものを学んで、変わっていく様が面白かった。 東野圭吾のミステリにケチをつけるのは畏れ多いが、事件的にはちょっと気に入らない点があって、せっかく無関係の事件を暗号でつないで連続殺人に仕立てようとしたのに、自身の目的である山岸殺害の時には暗号なし(すぐバレる囮に暗号持たせてる)では、意味がないと思うのだが。あれでは却って警察を呼び込んだだけの愚策になってしまった気がする。
[DVD(邦画)] 6点(2019-08-13 04:00:02)
60.  メリー・ポピンズ リターンズ 《ネタバレ》 
やっぱり音楽的に好きな感じじゃないのがキビシイ。前作を踏襲するように灯火人たちの集団の乱舞シーンが長い気がするのもどうか。なにより私の大好きな『2ペンスを鳩に』が歌詞の内容に反するように、2ペンスを貯蓄して幸せに、という展開がとても嫌だ。かなり忘れていたので調べたら、やっぱり前作とここの部分の解釈はかなり違う。 他の部分はそれほど悪くなく(セルアニメ調と実写の合成など感動的ですらある)、実に残念だ。
[DVD(字幕)] 6点(2019-06-10 21:24:28)
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