621. ジョシュア 悪を呼ぶ少年
《ネタバレ》 パッケージとか副題とかで、なんか子供が悪魔みたいなやつでホラー系かなっと思い観てみたら、全然違うやん。ジョシュアは確かに心に闇がありそうで、怖い事をするんだけど、それはホラーでもなんでもなく、より現実にありえる問題であり、それゆえに、観てると怖いと言うより、ジョシュアが悲しくて観てらんないって映画でした。自分が赤ちゃんの頃のビデオを観るんですが、親が子育てでストレス爆発してるクダリをビデオに撮っておくって、どんな親やねん!普通、子育ての記録として残すとしても、保存しておかないでしょ。誰の得にもならんし。そーゆう親の残念な部分が描写されるたびに、ジョシュア、かわいちょ、ってなります。あと、この映画をリアルに感じて印象的だったのが、親の愛情が妹である赤ちゃん向けられた時、ジョシュアが嘔吐するくだりです。これはジョシュア、ヤバいって雰囲気がビンビン伝わりました。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-02-22 10:23:09) |
622. ダニエル
《ネタバレ》 イマジナリーフレンド系の映画。フレンドに体をのっとられるシーンがメチャクチャヤバい。特に後半、人間の口を人が入れるほど大きく引き伸ばして、入っていくって、漫画でしか見たことない。いや漫画でも見たことないか。しかもけっこう、グロく描いております。精神異常な話かと思わせておいて、後半は、オカルトよりの話になるんだけど、それでも最後まで精神異常と思えなくもない。いや、彼女の前で顏グチャグチャしてるやんってなりそうだけど、彼女の反応とか見てると、あれはあくまでイメージって思えなくもない。精神科医のシーンも自分の夢で、本当は普通に暴れて刺したとも思えなくもない。あと、ヒロインキャラが独特でクセスゴ。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-02-20 21:18:27) |
623. アンセイン ~狂気の真実~
《ネタバレ》 結構、怖かったです。普通、ストーカーなんかの恐怖を題材にしたら、それだけでストーリーが進行しがちですが、この映画では、ストーカーと病院とゆう2つの脅威が主人公を襲います。僕は特に病院の方の脅威にビビりました。なんか、ありえそうで。いやストーカーもありえるんだけど、精神病院内で自分は狂ってないことを証明する事の難しさってゆーか、話が通じない状況におかれる絶望感は、なんか身近に感じてゾワゾワしちゃいます。話が通じなさ過ぎて、ちょっと強気に出ても、余計に事態を悪化するだけだし。あと、いかにも、ヤバい精神病院ですってのは映画ではアリガチだけど、どこにでもありそうな普通に見える病院が、保険目当てで強制入院ってのも、なんかリアルで余計に怖く感じました。入院までの流れも、すごく自然で、こんな風にされたら、自分でもヤバいかもって思えます。そんな状況で、さらにストーカーが病院側に潜り込んでるって、絶対絶命過ぎるでしょ。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-02-18 21:25:36) |
624. ラスト・ウィッチ・ハンター
《ネタバレ》 悪の魔女の呪いにより死ねない体となったウィッチハンターが主役のヒーローモノ映画。世界観が結構好きかも。現代の時代に、魔女が普通に人間に紛れて過ごしており、通常は魔女の協会なんかが悪い魔女を取り締まってて、ウィッチハンターは、それとは別の組織から派遣されてる神父とコンビを組んで、悪い魔女を倒すってな感じです。ちなみに魔女は男もいます。ウジ虫を魔法でケーキにして売ってる盲目の魔女とか、捕まえた悪い魔女を牢獄へいざなう変な怪物とか、細かい設定が視覚的にもなんかワクワク。魔法もバシバシ発動し、適度に戦ったりしつつ、敵の正体を探るストーリーは、刑事の捜査モノの魔法バージョンみたいで、それなりに楽しめました。さらに巨大な敵がいるって次回作がありそうな感じで終ってるけど、ないから、評判はそんなにやったんやね。ストーリーはひねりはあるもの、アリがちな感じで新鮮味がないから、しょうがないかな。僕は期待せずに観たら意外に良かったってやつです。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-02-15 21:06:32) |
625. ラザロ・エフェクト
《ネタバレ》 新鮮でも斬新でもなく、大したお話ではないのはわかってるんだけど、実は、ちょっと面白かった。まず設定が好き。なんかの物質の投与で死んだモノが生き返る研究をしてるメンバーが主な登場キャラ。犬で実験してるんだけど、ここの研究の描写がデタラメなんだけど、よーわかんないんだけど、なんか説得力があった。で、ストーリーは案の定、メンバーの1人が死んで、彼女を蘇らせることになる。この展開も好き。序盤の研究の描写で、人間で行ったら、どーなっちゃうのか、ワクワクしてもーた。そしたら、ちゃんと蘇るんだけど、ゾンビになるわけでなく、超能力を持つようになる。ここら辺の説明も、脳の全てが活動してるってゆう前半の犬の実験で伏線がはられていて、なんか納得。後はお決まりのホラーな展開なんだけど、主役がどーみても蘇った方の女性で、しかも、彼女がドンドン、邪悪になっていくので、ちょっと先が読めなくて楽しめたし、オチも好き。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-02-15 02:17:52) |
626. 死霊館 悪魔のせいなら、無罪。
《ネタバレ》 ウォーレン夫妻の悪魔退治ものパート3。今回、対処するモノは悪魔ソノモノではなく、それを呼び出した魔女の呪い。いつも通りに調査を始める夫妻。謎解きはそれなりにちゃんとしてて、わりと楽しめました。ウォーレン夫妻のキャラ自体がいいんよねー。互いに助け合って、たまにホッコリさせるし。有能なんで、あんまモタモタしてる感もないし。いきなり、めちゃくちゃ激しい悪魔祓いから始まるオープニングも悪くなかったです。オカルト調査モノを、お気軽に観たいなら、悪くないとは思います。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-02-13 13:02:14)(良:1票) |
627. ライト/オフ
《ネタバレ》 光がある所には存在できない化け物の映画。ジョジョみたいなシチュエーション。いやジョジョがまねたのか。化け物の正体がわかっちゃう所が不評みたいですが、僕は逆にそこが気に入りました。元々、光がダメな疾患を抱えていて、しかも他人の頭に入り込む能力をもってる異常な少女ってのが、なんかサイコパスの超能力者って感じで、これは貴志祐介の「新世界」に通ずる気持ち悪さがあり、さらに、その少女に光を最大限に浴びせる治療?実験?を行った結果、存在が消えてなくなり、ソフィの頭の中だけに存在する思考の幽霊みたいな化け物になってしまったってのは、デタラメなんだけど、超能力をもつ特異な存在だけに、なくはないとなぜか納得してしまいました。そして、そんな化け物をどーやって倒すのか、倒せるのか、観ていたら、そんな解決方法があったのかと、衝撃と共に、なんかジーンと、ちょっと泣きそうになりました。主役のお姉さんが頼もしいのも高評価。ただし、光がダメとわかってるのに、なぜライトをもっと集めない、ロウソクと手動式の充電ライトって、ありえへんやんとか、母と娘の関係性がちゃんと描かれてないなど、アラがかなり目立つのでダメな人はダメでしょう。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-02-12 14:34:32) |
628. スパイラル:ソウ オールリセット
《ネタバレ》 今回のソウは刑事が次々やられていき、警察パニックって設定で、こんな展開は大好物。全編、楽しんで観れた。ただ、犯人はめちゃめちゃわかりやすい。一連のゲームの現場で、一件だけ、あんな演出方法したら、マルワカリでしょ。電話時の赤ちゃんの撮り方もマルワカリでしょ。マルワカリ前提なんで、最後の驚きとかは、恐らく、どーでもいいんやと思う。主役の刑事の動向を楽しむ映画やとしたら、僕は満足しました。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-02-12 10:45:04) |
629. ブラックパンサー
《ネタバレ》 前半はなんだかスパイものみたいな感じでワクワク、後半は部族内の抗争でじゃっかん消化不良。でも悪そうな部族が、なんだかんだ主人公を助けてくれるってのは、よくある胸アツポイントやけど、好き。でも一番気になったのが、下唇にめちゃくちゃでかい円形のなにかを入れてる人。後半スーツ姿になるんだけど、あの下唇はどーなってるん?痛くないん?物食べれるん?映画中、ずっと気になってた [インターネット(吹替)] 7点(2022-02-08 00:26:26) |
630. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
《ネタバレ》 エンドゲームのサノスのあの深刻な事件が「指パッチン」事件になっちゃてて、蘇った人たちが5歳若いとゆう弊害がある事になってるあたり、わりと面白気味に納得。このスパイダーマンの青春ドタバタなノリでわりと大変なことをやってのける部分、なんか好きです。 ちなみにMCU映画はだいたい、前半エンドロール後と最終エンドロール後に2回続きがあるので、お見逃しなく。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-02-03 22:42:37) |
631. スパイダーマン:ホームカミング
《ネタバレ》 これまでのスパイダーマンとは違う全く新しいスパイダーマン映画。青春ドタバタヒーローコメディーってなテイスト。シビルウォーからの続きなんで、シビルウォーは観ておいた方が良いかも。蜘蛛に噛まれてスパイダーマンになったんだけど、その部分は、この新たなスパイダーマンでは全く描かれず、なにより、今作のスパイダーマンはあんま悩まない。大いなる力には大いなる責任?なにそれ、ってな感じで、ひたすら自分の正義と青春にまい進するその姿はスガスガしくもあります。友人のネッドが「座ってる人」になりたいとゆう部分で思わず吹いちゃいました。確かに、ヒーローもんとか、指示を出す人でそーゆう人いるけどもやな。あと、ヴィランが好きな女性のお父さんってのもご近所ヒーロー感があって、僕はわりと楽しめました。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-02-03 22:30:24) |
632. X-MEN:ダーク・フェニックス
《ネタバレ》 結構、世間体的には評価が低いですが、僕はそれなりに楽しめました。各キャラ独自の能力と能力バトルってのが好きなのかもしれません。それらの能力をお互い連携してコンボみたいに使ったり、マグニートの能力を使えば、電車をあんなことにできちゃうんだってゆうのを見てるだけで満足なんです、きっと。宇宙人VS能力者ってのも好きな要素でした。人間離れした能力を人間でないモノに使うってのが、なんかワクワクしちゃうんです。基本的に、僕はエックスメンの世界観自体が好きなんだと思います。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-02-02 22:24:58) |
633. エターナルズ
《ネタバレ》 あれや、エヴァのリリス?、あの巨人が出てたわ。まー、んなことはどーでもいーか。エターナルズの面々は10人もおる、ヒーローが10人もいると、各ヒーローに焦点をあてるために、ストーリーが散漫になりやすいが、さすがアベンジャーズで培ったノウハウがあるのか、それぞれのヒーローに感情移入しやすく、ストーリーも見やすく、それなりに楽しめました。最後はお決まりの、他のマーベル映画とのクロスオーバーの匂わせがあり、今後MCUがどーなるのか気になります。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-01-30 16:40:56) |
634. モータルコンバット(2021)
《ネタバレ》 モータルコンバットと言えば、サブゼロ。サブゼロって名前の響き、忍者とダイバーを掛け合わせたみたいな外観、氷を操る能力、これらが合わさって、なんか気になる魅力にあふれた存在感です。この映画では、悪役だけど、そんなサブゼロを十分堪能できました。後は、色んなキャラが、バチバチやりあう格闘映画で、ストーリーも王道で、普通に楽しめました。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-01-22 20:16:57) |
635. ブラック・ウィドウ
《ネタバレ》 面白かったです。なんてゆーか、ボコボコにされながら、余裕で勝つってゆーか、メチャクチャになってるのに、そのメチャクチャを利用して反撃するってアクションが、すごくカッチョよく感じました。また、ブラックウィドウのとーさん、かーさん、妹の4人の家族で協力して戦うんですが、この家族関係が本当の家族じゃないんだけど、どっか家族風なテイストがあり、そこがコミカルな感じ表現されてて、途中から、なんかニヤニヤしながら観てしましいまいた。ヴィランとしてはタスクマスターは最強にしたボバ・フェットって感じでこれまたカッチョ良かったです。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-01-01 15:04:21) |
636. ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
《ネタバレ》 小3の息子が観たいと言ってきたので、前作は観ていないけど観に行きました(息子はアマプラで鑑賞済み)。映画館には意外にも、小3くらいの親子連れがチラホラいて、これはフォトナの影響かな。コラボしてるしね。狂暴な奴が内面にいて、喧嘩しながら、敵をやっつけるってゆーのは、日本の漫画でいえば、ナルトとか、うしおととらとか、最近で言えば呪術廻戦が有名だけど、主人公がおっさんってのがアメリカ産。制作陣はドギツい含みの表現は残しつつPG13の限界に挑戦したらしく、そのおかげか、かなりドギツそーなイメージがあったけど、直接的なえぐさはあまり感じられず、全体的にはコミカルな感じなので、息子も結構、声だして笑ってました。ストーリーはわかりやすく、設定だけでも知っていれば、前作観てなくても全く問題なし。敵側にもロマンスがあったり、テンポもよくて、退屈感はなかったのですが、こーゆうノリってどっかで観たよねー、ってのがあって、僕的には、新鮮味がないぶん、めちゃくちゃ面白いまではいかないんだけど、普通に楽しめた感じ。ちなみに息子はメチャ面白かったらしいです。 [映画館(吹替)] 7点(2021-12-12 20:47:32) |
637. 罪の声
《ネタバレ》 劇場型犯罪という言葉が生まれるきかっけとなったグリコ森永事件。子供の声を使ったとゆーのがすごく不気味で恐ろしかった記憶があります。この映画、その声の主を巡っての物語でありますが、なかなか見ごたえがありました。事件の謎を追う記者の視点と、謎のテープを発見し戸惑う声の主の視点で語られており、被害にあった会社の名前をギンガと萬堂に変更されてはいますが、当時の事件の再現度はかなり高いと思います。もちろん事件の真相はフィクションですが、これに近いモノがあったんじゃないかと思わせるくらい、のめり込んで観れました。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-04-29 12:14:03) |
638. TENET テネット
鑑賞後は、恐らく映画の半分は意味がわかってなかったと思う。でも面白かった。例えるなら、ものすごく複雑な動きのダンスを見せられた感じ。どんな風に動いたか正確にはわかんないんだけど、見てて面白いって感じだけ伝わるとゆーか。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-01-10 11:42:24) |
639. PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian
サイコパスシーズン2の須郷徹平とゆうキャラに焦点を当てたお話。過去を振り返るストーリーになっていて、シーズン1のキャラの久しぶりの活躍が見れるので、それだけで僕なんかはテンション上がっちゃいます。物語自体も面白く、やっぱこーゆうのもっと観たいなー。 [インターネット(邦画)] 7点(2019-10-31 21:47:34) |
640. 虐殺器官
《ネタバレ》 人間の言葉の文法の中には、どの言語かに関わらず、虐殺を誘導する仕組みが組み込まれている。この設定からして、僕的には、観てる間、ゾワゾワ感が止まりませんでした。出てくる近未来の兵器や装置にも、リアリティーがあり、将来、こんな兵器、絶対あるわって思えました。てゆーか、ドローンの兵器とかは、実際にあるし。ただ、ちょっと端折り過ぎたのか、わかない所や、主人公に共感できない部分があり、そこは若干気になったかな。めちゃめちゃ映画に没頭ってほどでもなかったです。ちなみに、ラストのあれって、ひょっとしたら、虐殺器官が使われたの?ってゆう描写があり(主人公が虐殺の文法に関して、色々メモっていたので)、めちゃめちゃ気になったので、調べたら、小説では使われたらしいと知って、その後のアメリカを想像して、さらにゾワゾワしました。 [インターネット(邦画)] 7点(2018-11-18 21:34:53) |