621. ドッジボール
《ネタバレ》 暇潰しにちょうどいいかなぁ~、なノリで鑑賞。幼少の頃から慣れ親しんだ我国のドッジボールと、ルールや試合形式が違う点でまずもどかしさが。試合の展開もあまり熱くなれず、さほど興奮もしなかった。各キャラクターの掘り下げ方がイマイチで、とくに海賊くんはだからなに?だった。それにジムの権利授与をあっさりと承諾しておいて、そこまで心変わりするような名言でもなんでもない言葉にあっさりと心変わりしてしまう展開には、正直ついていけなかった。暇潰しにはなったけどたぶん、2、3日したら内容を忘れちゃうかも。 クリスティーン・テイラー。可愛らしい女優さんだなぁ~って思ったら、なんとこの時点ではベン・スティラーの奥さんだったのね。世間は狭いわねw [ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-08-04 20:18:45) |
622. クリード 炎の宿敵
《ネタバレ》 このクリードシリーズの欠点は、まず主人公を取り巻く新しい登場人物たちのキャラの弱さ。特に奥さんは主人公が心底愛しているように見えないし、その愛で主人公が奮い立つようにも見えない。これは単純に演出のせいだと思う。それとポーリーのような曲者がいない。ミッキーのような頑固ジジイがいない。結局はロッキー頼み。試合の盛り上がりに使われる曲もロッキー。それしかないからオリジナリティな作品になれない。スクリーンから溢れ出てくるロッキーのオーラにどうしても叶わない。これは「ロッキー」じゃない「クリード」なんだって、もっともっとクリード色に染めて欲しかった。残念。 KOや判定負けでなく、ドラゴがタオルを投げ入れたのは良かった。過去の呪縛から解き放たれたかのようで一番好きなシーンになった。 もしこの先もこのシリーズを作っていくのなら、ドラゴ息子と良き関係を描いて欲しいな。ライバルであり親友のような、そんな関係を。 [DVD(字幕)] 4点(2019-05-31 22:03:04)(良:1票) |
623. 犯人に告ぐ
《ネタバレ》 あれだけ犯人を挑発しておいて、自分の子供に身の危険を感じないのかね。それからいくらなんでも息子を誘拐した人物に手錠も掛けず油断して背中を見せるとか、全くもってベテラン刑事のすることじゃないし、フィクションしすぎでしょ。せっかく面白くなる要素や題材が揃っているのに、はぁ~もったいない。 [インターネット(邦画)] 4点(2019-05-20 19:16:44) |
624. ボーン・レガシー
《ネタバレ》 主人公の行動目的が単に薬で、その目的を無事に達成したら後は逃げて終わりって、え!?ですよ。なんなんじゃこれは?それにしても極秘極秘言ってるのに、諜報局のユルさったらなに?関係者全員を始末しないとバレてしまうほどの極秘ってね~、なんなん?度が過ぎますよ。 [インターネット(字幕)] 4点(2019-05-14 19:09:46) |
625. ペンギンズ FROM マダガスカル ザ・ムービー
マダガスカルシリーズを全部観て、ペンギンズが好きになったので鑑賞してみた。ん~別につまらなくはないんだけれど、格別面白いということもない。やはり彼らペンギンズは、マダガスカルの主要キャラたちをサポート&振り回すからこそ、その存在感が引き立つんだな~と実感した。TVシリーズは観ていないけど、そっちの方がしっくりくるのかも。 タコとのボート?チェイスシーンはアイデア満載でめちゃくちゃ面白かった!がしかし、結局クライマックスまでそれを越えるようなシーンが出てこなかったのが残念。 [ブルーレイ(吹替)] 4点(2019-04-25 11:58:29) |
626. キャプテン・マーベル
《ネタバレ》 他のマーベル作品と比べるとややパンチに欠ける。シンプルに1本の映画としてもあまり魅力を感じない。せっかく超人的なパワーを持っていても、敵となる相手がショボく、宇宙船相手の大立ち回りも、アクションの見せ方がイマイチなせいか、高揚感が沸いてこなかった。主役の女優も、可愛いのか綺麗なのか、なんだか中途半端な印象。味方にしても敵にしてもその他のキャラにしても、作り込みがなさすぎ。結局お馴染みのニック・ヒューリーだけが浮きだったまま。そのヒューリーの片目の謎も、なんだかな~だった。とにかく何度も観たくなるような作品ではない。アベンジャーズ/エンドゲームへの通過儀礼な作品でしかない。それとちょっと「MIB」なところも気になった。 OPのスタン・リーヴァージョンに1点追加!感動した! [映画館(字幕)] 4点(2019-03-17 20:37:47)(良:1票) |
627. MEG ザ・モンスター
《ネタバレ》 ハチャメチャしている映画かと期待したら、そんなにブッ飛んでいるわけでもなく、家族や友人を尊ぶことを言っておきながら、危険な戦いの場に平然と我が子を連れてくる母親にある意味ブッ飛びました。メガが売りなのにそこまでメガを感じられなかったのも残念。むしろサメの巨大さよりも、中国マネーの巨大さを思い知らされた。ハラハラドキドキするような、効果音、照明、カメラアングル、編集など、そういった映画的センスも感じられず、子犬や子供は襲われないという聖人君子な演出も、裏を返せば中国は立派でしょとアピールされてるようで寒い。 メガモンスターとはまさに、メガチャイナ、そのもの・・・。 [映画館(字幕)] 4点(2018-09-08 17:35:34)(笑:1票) (良:1票) |
628. ジュラシック・ワールド/炎の王国
これじゃあ、ジュラシック・ワールドじゃなくて、ジュラシック・お屋敷、だよ~・・・(^_^;) でなんだ、知能を持ったハイブリッド恐竜たちに最終的に地球を制服でもされちゃうのかい(笑) まさに「恐竜の惑星」てね。 [映画館(字幕)] 4点(2018-07-14 22:38:46) |
629. アウトレイジ 最終章
これ、本当にたけしが作りたくって作った映画なのか?そう思えてしまうほどやる気を感じられなかった。大友を最終的に自殺に追いやるためだけに作られた映画。はい主人公完全に死にました、これでいいでしょ。もうこれで作れないよ。そう、スクリーンの向こう側からたけし監督がうそぶいているように見えました(笑) [DVD(邦画)] 4点(2018-05-09 05:48:17) |
630. ユリゴコロ
《ネタバレ》 映像には映像の良さがあり、映像ならではの見せ方がある。小説、活字には活字の良さがあり、活字ならではの読ませ方がある。この作品を観て、そのことを強く思い知りました。私は原作を既に読んでおり、その凄さに圧倒されました。そこには活字でしか表現できないものがあり、もしこれを忠実に映像化するとなると、相当苦労するだろうな~、と思ってました。でこの映画、案の定、映像化困難な箇所はご都合的なモノにすり替えられ、全くもって本来の凄さや感動が伝わってこなかった。もし万が一にもこの映画を観て、いまいちと感じ、偶然にもこの投稿を読んだ人がいたなら断言しよう!原作は数百倍オモシロイ!と。好みはあるかもしれませんが、百聞は一見に如かず、とりあえず読んでみて欲しい。 美紗子は心の拠り所として他人の死を求めていただけで、殺しのプロフェッショナルでもなんでもない。ゆえに腕っ節の立つヤクザを4人もまとめて殺すなんて芸当は考えられない。殺害現場を見る限り、飛び道具、もしくは誘惑しての青酸カリ、などではなく、明らかに刺殺に見えたから尚の事ありえない。それからミステリーものに於いて、別人に整形、は御法度です。はい。 ボロクソ言いましたが、少年が鉄板の下敷きになるとこまでは、カメラアングルや照明、編集など、ぞっくとする良い雰囲気出てました。 [DVD(邦画)] 4点(2018-04-29 15:22:54) |
631. ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
《ネタバレ》 思っていたほどの冒険感もなく、ハラハラドキドキすることもなかった。なんかあまり、ゲームをプレイしている気分に浸れなかったのが最大の欠点。自分のスキルを見れることと再プレイで復活できる以外にもっと、劇中にゲーム的なトリッキーな仕掛けがあっても良かったと思う。あれではただのジャングルサバイバルだよ。それと気になったのは、宝石を失っても動物を操れる力があることと、ゲームキャラなのに尿意を感じるっていうのはちょっとな~、て思った。あれはウケ狙いなのかもしれないけれど、ハッキリ言っていらなかった。ゲームの世界の設定なんだから、もっとハチャメチャしてほしかった。 [映画館(字幕)] 4点(2018-04-08 13:49:51) |
632. 僕のワンダフル・ライフ
《ネタバレ》 いやぁ~これは完全にアイデア倒れですね。犬の視点で何度も転生を繰り返すというのはいいのだけれども、そのアイデアを生かしきれていない。てかどうして転生するエリアがアメリカ国ばっかなんだよ。中国があったりフランスがあったりしてもいいじゃん。その方が物語の世界がグーンと広がるのに。唯一、警察犬になったという設定だけは良かった。あと、昔飼っていた犬が転生して戻ってきた!なんてトンデモなことを理解させるには、その要素があまりにも少ないしこじつけ感が強すぎる。あとイタズラで玄関先に花火投げ込むとか、なんか無理ありありです。 [DVD(字幕)] 4点(2018-03-23 20:44:15) |
633. アトミック・ブロンド
テンポが悪い!無駄に長い!主人公の魅力が見れるまでが遅い!「ジョン・ウィック」がシンプルなストーリー展開でめっちゃ楽しめたのに、なんでわざわざ難解にするかね~。違ったことしたいのは分かるけど、この監督さんに込み入った物語なんぞ求めちゃいないのよ。痛快!爽快!ハチャメチャで斬新なアクション!それだけで十分なんだよな~。今回はロープを使ったアクションシーンが特に印象的だった。それと、ちょー長回しのカメラね。あれはすごいよ。どっかでうまくつなげてるんだろうけど、そう見えないから凄い! この女スパイとジョン・ウィックの夢の対決!な~んて考えてみたけど、時代が違うから無理ね(^_^;)残念・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2018-03-16 19:55:13) |
634. ナミヤ雑貨店の奇蹟
《ネタバレ》 原作を読んでからの鑑賞です。この作品を映像化するにあたって一番のキモは、なんといっても「時間軸」でしょう。過去現在未来がややこしく絡み合う原作の面白さを、どう料理するのか?その一点につきます。鑑賞した感想は、料理は出来ていた、でした。料理としては完成していたが、味はイマイチというのが正直なところ。まず彼らが商店街から出ようとして過去の映像とクロスオーバーし、ナミヤ雑貨店に戻ってきてしまうシーン。あれでは完全にSFです。この作品の持つ空気感には不釣り合いと感じた。それとセリのコンサートシーン。必要以上に長い!もはやただの宣伝でしかない!良い曲でしょ。感動するでしょ。買って!宣伝して!広めて!そんな意図が丸見えで、この映画を台無しにしちゃってます。監督よりもお金出してる製作陣が偉いという、典型的な悪い見本ですね(笑)唯一良かったところは、白紙の手紙を投函したあとに、過去のナミヤ店のシーンに切り替わったところ。あそこだけはうまい!て思いました。そのあとの流れも良かった。それだけに、全体的な仕上がりがテレビな作風の範囲から抜け出せないのは、勿体無いです。役者の演技も型どおりすぎて特筆すべき点が何もなかったのもまた、何の味もしない料理と一緒です。 [DVD(邦画)] 4点(2018-03-10 07:18:06) |
635. スキップ・トレース
《ネタバレ》 レニー・ハーリン監督作品なのに、ほとんどジャッキーが監督しているような作品だった。せっかく武骨な作風が売りの監督を起用したんだから、今までとは違ったジャッキーでも良かったんじゃないかな。接近戦のカンフーと、銃撃戦とでは水と油かもしれないが、そこを上手くやってこそ意味がでてくるのでは。まあ「ジョンウィック」ていうやつに、斬新な格闘銃撃戦をすでにやられてしまってるんで、二番煎じにならない表現を模索するのは大変だと思うけど。黒幕のボスが実はジャッキーの相棒だった!て展開には何の驚きもなく、むしろボスの風格のなさに逆に驚いてしまった(笑)手下の方が威厳ありありだろ!それに最後の自殺も取ってつけたようで、これまた違う意味で驚かされました(笑)(笑) [DVD(字幕)] 4点(2018-01-20 20:09:59) |
636. リアル 完全なる首長竜の日
《ネタバレ》 原作は読んでません。「完全なる首長竜の日」このサブタイトルに、え!?なに?なんで首長竜?てなり、興味津々で観てみることに。で、観終わった感想は、結局なんで首長竜なのかさっぱりでした。浩市や淳美にとって首長竜とはなんなのか?そこがほとんど描かれてないから全くもってポカ~ンです。これが「天狗」や「河童」とかなら余計な設定付けはいらないんですけどね。それと一つすっごく気になったことが。いくらなんでも幼い命が亡くなっているというのに、まるで本人の不注意、意地悪した罰、みたいな感じにしているのがどうも釈然としない。それにその亡くなった子を、漫画の殺人犯にしているのも理解不能でした。映像の見せ方もセンスがない。意識世界の拠点となるのが主人公たちの住んでいるマンションで、そのマンションの外は未知なる領域、と言っている割には窓の外には街並みが映し出されているし、実際に外に出ていった時の、ハラハラドキドキするような見せ方もない。一番の見せ場である首長竜なんて、安っぽい子供向け特撮番組みたいで失笑もの。お金がないなら技術力で。技術力がないならアイデアで。で、そのアイデアすらないから困ったものです。それと主演の佐藤健くんと綾瀬はるかちゃん。嫌いではないけれど、この配役は違う気がした。正直言ってかなりの演技力が求められる役だし、どうも二人からは切迫した緊張感が伝わってこない。そこもこの映画のネックになってしまったと思う。もしこれをハリウッドがリメイクしたら、きっともっと濃密で、ワンダフルな映像体験をさせてくれるかもしれません。 とにかく色々と残念な映画でした。 [DVD(邦画)] 4点(2018-01-18 06:08:25) |
637. ジーサンズ はじめての強盗
《ネタバレ》 笑って済ませようにも、犯罪を犯してお咎め無しはさすがに疑問が残る。この題材ならコメディよりもむしろ、社会派ドラマの方が向いていたかも。まあこれ見て間違っても、真似しようなんてジイさんたちが現れないことを切に願うわ。(^_^;) [DVD(字幕)] 4点(2017-11-27 21:18:12)(良:1票) |
638. 無限の住人
《ネタバレ》 侍とか武士とか剣客とか、そういった人たちって寡黙でクールじゃなきゃ格好悪い。この映画に出てくる連中みなお喋り。自分の不幸話をダラダラペラペラ。悲劇のヒーロー気取りで正直ダサダサです。唯一格好良かったのは戸田恵梨香くらいですかね。戦い方も死に方も格好良かった。あと福士蒼汰くんとの因縁のラストマッチ。双方ボロボロなのは分かるけど、もうちょっと何とかならなかったものかね。いくらなんでもありゃないでしょ。下っ端の方がキムタクを攻め込んでたよ。不死じゃなきゃ勝ってたしね。 一番笑えたのは、女共々ぶっ殺せぇ!で、隙だらけの凛ちゃんのこと、だ~れも襲わないのね。いやぁ~、なんだかんだで女は殺せないんですかね?一応は武士だから。参った参ったwww [DVD(邦画)] 4点(2017-11-18 19:46:54) |
639. 疾風ロンド
《ネタバレ》 どこかで見聞きしたようなものばかりで、この映画ならではの真新しさや斬新さ、といったものを感じられなかった。 阿部ちゃんのコミカルさはいつまでたっても、「トリック」の上田教授のままで、違うキャラに見えない。 ラスト、共犯者だった女になんでアレを渡したのか全くもって理解不能???? 受け取った女も女で、中身くらい確認しろよな!ありえないね。あとなんで偽装パスポートなのかも釈然としない。 [DVD(邦画)] 4点(2017-11-15 20:58:04) |
640. ブレードランナー 2049
《ネタバレ》 めちゃくちゃ期待していたのに、ちょっと残念でした。ブレードランナーって、命の尊厳がテーマだったはずなんですよ。主人公デッカードが、レプリカントたちと戦い愛し、それを問いかけてくる映画だったはず。ところが今作は、主人公が新型レプリカントである斬新さはあるものの、もしかしたら自分はデッカードとレイチェルの子供かもしれない、という謎解きみたいので悩んだ挙句、結局は違いました、てそれだけ?それだけですか?オイオイオイオイ。なんじゃそりゃ、ですよ。だいたい本当の子供だった記憶を操る女性にしたって、主人公の記憶が自分の記憶だって気付かないのかね。そこんとこも曖昧だし、娼婦にしても秘書にしても、誰が人間で誰がレプリカントなのかさっぱり分からん。まるで威厳に満ちたような仰々しい作りで、どうだこれぞ芸術だ!と上っ面ばっかり綺麗に見せて、見た目美味しそうで食べたら不味い料理と一緒。主人公が同族の旧型を抹消する苦悩もなければ、人間とレプリカントの子供が世界にもたらす影響もない。噂ではまだ続編があるということらしいが、とにかく1本の映画としては退屈極まりなかったです。 [映画館(字幕)] 4点(2017-10-28 17:53:02) |