Menu
 > レビュワー
 > ロカホリ さんの口コミ一覧。4ページ目
ロカホリさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1504
性別
自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
21222324
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21222324
変更日付順1234567891011121314151617181920
21222324
>> カレンダー表示
>> 通常表示
61.  相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 《ネタバレ》 
原作は未読。すっかり人気になったドラマ「相棒」。2008年お祭りのゴール的な劇場版を受けてのスピンオフの今作ですが、スケールを無駄に大きくし勢いで誤魔化したような感のある前作(と書きます)に比べ、身の丈に合ったというか「らしい」お話でTVシリーズを見ている人なら、かなり楽しめると思います。映画化を聞いた時は「無謀だなぁ」とか「調子乗ってんな」としか思わなかった私は浅はかでした。謎のベールに包まれていたオタク気質で多趣味の米沢の色々な面が見られ、脇を固めるレギュラー陣も抜群、シリーズ物の強みですがニヤニヤ出来ることでしょう。冷静に物的証拠から推理する米沢と猪突猛進刑事の相原は良いコンビでしたね。片桐はいりは「こんな人いるよなぁ」ってお局様風を存分に醸し出していたし、見るからに「セクハラ大好きです」って伊武も流石だった。終盤も鑑識の能力で落としてもらいたかった気もしますけど、趣味の落語をヒントにってのも「本家・相棒」っぽくて悪くはなかった。 最後に特命係とのやりとりがありますが、何かを予感させる亀山の顔つきが後のコトを考えるとしんみりしちゃいますね。 【余談】ファンサービスのつもりで入れたんだろうけど、右京と新相棒神戸のやりとりを最後に流したのは大失敗でしょう。映画の余韻もなくなるし、従来のファンには拒絶される可能性が高いのに何を考えてるんだか。ちなみに及川は好きな方なんで期待してます。
[映画館(邦画)] 7点(2009-03-29 01:28:34)
62.  ヤッターマン(2008) 《ネタバレ》 
オリジナルは見てましたが、今放映している新作の方は見ていません。 どうも合間のギャグが滑り気味なのと、音楽も若干スローでスピード感がなく全体的にテンポが悪く感じました。 キャストは三悪は文句なし!中でも深田恭子はハマリ役と言って問題ないでしょう。抜群にエロ可愛かったです。ヤッターマンの二人は、まだ遠慮があるというか、弾けてないというか微妙な感じだったのが勿体ない。役者も楽しんだモンが勝ちだと思いますけどね。あとはドクロベエが女の子にグーパンチしたり蹴りを入れたりするところは違和感がありましたが、こんなモンかな?という内容でした。CGや美術はマッチしていて悪くなく、ヤッターマンの世界観を上手く表現出来ていたと思います。 小原さん、たてかべさん、笹川さんのお元気そうな姿を見られて良かったです。声を聞いた瞬間からニヤニヤしてしまったのは私だけではないでしょう。でも八奈見さんがいらっしゃらなかったのが残念でした。三悪が揃わないならカメオ出演は無い方が良かったかもなぁ。声優の方は顔を見せないとかポリシーがあったりするのでそれのせいなのかな? それにしてもタイムボカンシリーズやタツノコプロ関係は当然として、昔のアニメは演出やデザインから音楽から素晴らしかったなぁと改めて思いますね。
[映画館(邦画)] 5点(2009-03-10 21:43:02)
63.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
あの時代だと男尊女卑もあり、なおかつシングルマザーでは社会的に立場も弱かったでしょうね(仕事は出来るようでしたが)。腐敗しきった権力を持つ組織の対応は酷いモンですが、今の時代も体質的には変わってないな。 映画を観てから実際の事件の内容を調べたりしましたが、案の定、陰惨で凄惨な事件でしたね。ウォルターの殺害に関しても供述を二転三転させ真相は闇の中のようですが、あの状況ではねぇ…。母親は生涯息子を探していたそうですが、それを「希望」と取るか「逃避」と取るか。 抑えた表現ながらすっかり演出の魔術師的なキレを見せるイーストウッド、地味ながらも実力のある俳優たち、優れた美術やカメラワークにより、すっかり見入ってしまいました。
[映画館(字幕)] 8点(2009-02-27 01:13:04)(良:1票)
64.  13日の金曜日(2009) 《ネタバレ》 
リメイクではなくオリジナル1~3のエピソードを持ってきたって感じ。マイケル・ベイのおかげか映像はクリアで綺麗。でもママさんの活躍が見たかったなぁ。 殺しはCG使ってる割にバリエーションも見せ方も凡庸でガッカリだし、音楽も緊迫感が無く、ストーリーもどうでもいい兄妹話で引っ張っててノレませんでしたね。ジェイソンも風紀委員っぷりはさすがでしたが、動きが軽やかで重厚感が無くなってたし、死体を秘密基地(?)に持って帰って来て、食ってるのか知らんが何やらしているような描写は不要。レザー・フェイスとは違うんだけどなぁ。 シリーズファン的にこの作品は「無い」な。本家の方も人間離れしちゃって作り辛いとは思うけど、コレの続編だったら作らなくていいです。
[映画館(字幕)] 4点(2009-02-15 17:35:28)
65.  マンマ・ミーア!
ノリの良いアバの曲とギリシャの孤島の美しさはマッチしてたし、素人っぽさのあるダンスシーンも悪くなかった。なかなか豪華なキャストでしたが、いかんせん年を食い過ぎてるかな。あのメリル・ストリープが弾けまくってるのは面白かったけど10年前にやって欲しかったわ。元気なおばあちゃん達と孫って設定ならもっと簡単に受け入れられたと思う。 でも曲が素晴らしいので許せちゃうなぁ。
[映画館(字幕)] 7点(2009-02-03 22:24:43)
66.  K-20 怪人二十面相・伝 《ネタバレ》 
原作未読。江戸川乱歩の怪人二十面相は子供の頃に多少読みました。昔は二十面相を基にしたようなネタがテレビや漫画にしょっちゅうありましたっけ。今さら感は感じませんけどここ数年のヒーローや仮面をかぶったキャラ物の後だけに二十面相を知らない世代はどう思っただろうなぁ。 「第二次世界大戦を回避した東京」ってのは設定としたらどんな発展をしたのか?と面白そうだけど、街並みの発展ぶりがスチームパンク的と安直であんまり有難みがなかったのが残念だった。軍警が(MPなら軍内部の秩序維持が仕事のはずなのに)一般市民を捕らえボコってたり、警察みたいなことをしている。大戦を回避したって設定を入れたかっただけで色々と「違うんじゃない?」と思わせるトコがあった。もっとパラレルワールド帝都を綿密に創造して欲しかったですね。パラレルだけに正解は無いのかもしれませんけども。 序盤はやたらと格差社会をアピールして鼻につきましたが、修行が始まってからは割と面白かったです。修行シーンはまんまヤマカシですが、地図に直線を引いてそれを走るってのはビジュアル的にも面白かったですね。金城武を使ったのはアジア各国への配給を当てにしてるんだろうとは思うが、もうちょっと若めの活きの良い人で観たかったかな。悪くはないけども。松たか子もこの役にはちょっと年食い過ぎでしょう。鹿賀丈史の高笑いは格の違いを感じました。鹿賀二十面相で一本観たいわ。
[映画館(邦画)] 6点(2009-01-10 01:34:14)
67.  ファニーゲーム U.S.A. 《ネタバレ》 
オリジナルは未見。3人家族が無機質で不気味な2人組の青年に翻弄され弄ばれ結局殺される。凄惨な描写は全く無いものの家族や青年たちの行動や台詞はイライラさせられるし不愉快になりますね。映画を見ている観客への問い掛けや、主導している青年の巻き戻しを見ると2人の青年の彼ら(彼?)の単純な「嫌がらせゲーム」でしかないのかな、と思います。観客に対するモノか分かりませんが理不尽で嫌悪感を抱かせる手法は巧かった。 関係無いですが片割れのおデブの方は、見た目といいボケっぷりといいパフュームのあーちゃんに似てるな。
[映画館(字幕)] 6点(2008-12-29 21:16:18)(笑:1票)
68.  ミラーズ(2008) 《ネタバレ》 
オリジナルは未見。「お客は10人くらいかな?」と思いつつ劇場に行ってみると、TVドラマ『24』(私は見たコトありません)出演のキーファー・サザーランド目当てのお客さんが多かったようで満席状態。空いている環境で観るのに慣れているので疲れました。 設定は都合よすぎるし、一番アレなのは家族愛を描いているつもりなんだろうけど、嫌がる他人に銃を突き付け連行したりと他人を犠牲にしてるのがなぁ。家族を救うなら他人はどうなっても関係無いという向うにありがちな強引な話で、鏡を取り除く自分の行動を訝しがる嫁に「見ろこの野郎」とばかりに住宅地で拳銃ぶっ放しておいて通報もされないし、『24』のキーファー人気にあやかった猪突猛進な馬鹿っぷりを楽しむ映画なのかと思いました。 「ラストの予測的中率0%」と宣伝でやってましたが、オチはタイトルからして予想通り。が、その前の悪魔が現世へ復活しての肉弾戦バトルは全く予想できず、悪魔は強いし笑いました。オチをアッチ方面に振ったおかげで悪魔が鏡から出たのにどうして取り込まれるんだろう?と思いましたが、鏡に魅入られる人がいるように鏡自体に魔力があるのかもな。ホラー、サスペンス、家族愛、最後には肉弾戦のアクションとごった煮感があったけど、撮り方や演出など盛り上げ方は上手く、アジャ監督はセンスがあると思います。
[映画館(字幕)] 5点(2008-12-29 21:14:42)
69.  ワールド・オブ・ライズ 《ネタバレ》 
なかなか重厚で見応えありました。つねに死と隣り合わせの危険な現場で活動しているCIA工作員、遠く離れた安全な場所で指示を出すだけの上司。まんまサラリーマンに当てはまりますね。現場を知らんくせに偉そうに能書き垂れられるとねぇ(しみじみと)。 現場で地道に活動しているのに肩越しに上司が作戦を展開、しかも仲間の助手すらそれを自分には教えない。上司にとっては駒に過ぎない自分の存在意義を疑問に感じてしまいますね。 地元の局長ハニに根回ししてたら直属の上司ホフマンが勝手に作戦を展開しハニの怒りと失望を買う。ハニには「嘘をつかない」と宣言しておきながら、今度こそとホフマンと練った作戦を教えず出し抜こうとし失敗。組織にバレてアイシャを連れ去られ、自らと交換のため連行され処刑されかけるところを、ハニが恩情をかけ事前に潜伏させていたスパイにより指導者逮捕のついでに助けられるという失態。実はハニがすべて裏で操作していたというオチは上の人間のさじ加減でどうとでもなるサラリーマンの悲哀を感じた。 誰に従い、誰を欺くか。アッチを立てればこちらが立たず的なモンですが、いやぁホント現場って大変ですねぇ。給料上げてください。
[映画館(字幕)] 7点(2008-12-21 22:52:14)(笑:1票) (良:1票)
70.  インベージョン 《ネタバレ》 
過剰で過激なシーンが少なく抑えた演出で悪くないけど時間が短くあっ気ない。母子がメインなのでハッピーエンドにしたんだろうけど、散々撃ち殺してハッピーで良いのか?と思いますがね。やっぱ「盗まれた街」の映画化作品としては78年版が最高ですね。 「奥様は魔女」のリメイクを観た時に「うわ、キッドマンきついわー」と思ったんですが、なぜか今作はとても綺麗でした。いろいろ想像すると怖い。
[映画館(字幕)] 3点(2008-12-19 21:39:47)
71.  アース 《ネタバレ》 
BBCとNHKなどが絡んでいるようでテレビで見た事のある映像ばかり。テレビのドキュメンタリー物をよく見ている人なんかだと物足りないでしょうね。地球温暖化の警鐘的に煽っておきながら、動物の世界、生態ばかりを持ってきているのは編集が悪いというか単に動物を利用しただけなのではと。小さな子供向けには良いかもしれないけど、捕食など全部寸止めでは野生の厳しさも分かり辛いのでは?なにより元々の物語(?)に起伏が無く環境ビデオの様なので飽きると思う。まぁ渡辺謙を使ったり、子供は500円で鑑賞出来るから家族諸共吊り上げ収益を上げようという魂胆がミエミエ。環境問題なら昨今テレビのドキュメンタリーの方が分かりやすく出来が良いし、動物モノであれば昔あった野生の王国の方が断然良いな。気持ちは分かるが絡め方がズレてて主題がイマイチ響かない半端な出来でした。
[映画館(吹替)] 3点(2008-12-19 21:38:20)
72.  ミラクル7号 《ネタバレ》 
シンチーが一歩引いて子供メインの親子愛的作品ですが、相変わらずギャグがキツイので観る人を選ぶ作風です。勝手な思い込みで望みを叶えて貰おうとするのはありがちだが、実際には出来ないと分かると物凄い勢いで逆ギレでフルボッコ。さらに教師や同級生による陰湿なイジメなど見ると向うの人とは根本的に笑いのセンスが違うんだなぁと。子供をメインに据えるならこの手のナンセンスなギャグは控えた方が良いと思うんですがね。 藤子不二雄に影響を受けたような肝心の7号は造形含め微妙でしたが、シンチー作品を観てる人ならニヤリとさせてくれるシーンや脇役たち、子供たちの豊かな表情と達者な演技は良かったです。
[映画館(吹替)] 3点(2008-12-19 21:34:33)
73.  百万円と苦虫女 《ネタバレ》 
蒼井優のためだけの映画といえますが脇を固めてる役者陣もそつが無かった。ピエールは肥えたなぁ。 鈴子と弟拓也が心を通わせるシーンは切なくなりましたね。最初は文句を言いつつ、服を掴んで、手を握って…。 終盤の中嶋の心情は理解できるけど、お金を借りた理由を言わないのは不器用ってのとは違う変な潔さを感じたな。中島視点の描写がちょっとあればもっと合点がいくんですが後輩のバイトの娘のフォローは唐突過ぎた感がある。100万円貯まったら鈴子は中島を捨てて出て行ったのかな?結局最後のシーンがやりたかっただけかなと思いましたね。くっ付かない方がイイ感じでしたけども。 しかし蒼井優は凛としてて良い雰囲気もってますねぇ。
[映画館(邦画)] 6点(2008-12-19 21:32:36)
74.  ドラゴン・キングダム
ジャッキー・チェン×ジェット・リー(リー・リンチェイ)。ありそうで実現出来無かったこの対決が見られるとは、さすがハリウッドというべきか。ジャッキーはらしいコミカル系だったが、シリアスなイメージのジェット・リーが孫悟空というコミカルな役を演じてるのは新鮮だった。 ジャッキーは酔拳を主体に○拳、ジェット・リーは武術全般(特に棒術の凄さ)と、かつて映画で見せたカンフーをシャープな動きそのままに繰り出しまくりなのが堪らなかったです。もう対決シーンはニヤニヤしちゃいましたよ。 カンフーオタクのアメリカの青年の部屋にドリーム・キャストが合ったのは笑った。それじゃ苛められるわと(あ、そこじゃないですか?)。 微妙に現代と繋がりがあったり話的にもまとまってて楽しめました。女優の方は清純と妖艶で素晴らしく好かったんですが、オタク青年と将軍が華が無いのが痛いといえば痛いかな。
[映画館(字幕)] 8点(2008-12-19 21:32:02)
75.  ワン・ミス・コール
オリジナルは未見。携帯電話のメモリーから被害が拡大していくって発想は携帯依存症の人が多い今の世の中のには向いてて面白いですね。ただ、友達がいなくてメモリ登録が無い人だとそこで止まっちゃうんでしょうかね? 死の予告電話を受けた人が見る亡者たち(?)や幻覚(?)、ノイジーなビジュアルはありがちで見飽きてきたかな。目を開けたり閉じたりしてる人(幻覚?あっち側の人?)の目が口になってたりしたのは福笑い的で面白かったけど。 話的には無難といえば無難な作りですがテンポが悪いのが残念。
[映画館(字幕)] 4点(2008-12-19 21:28:43)
76.  地球が静止する日 《ネタバレ》 
オリジナルはテレビで見た記憶がありますが覚えてません。寄生虫(人間)のせいで死にかけている地球を人類を滅亡させるコトにより救う、という宇宙からの使者。距離のあった母子が分かり合う姿を見て人類がまだ変る事が出来る可能性を持っている、という考えが浮かび計画を中断するワケですが、心変りも母子との交流など描写が少なく全体的にも尺が短めで説得力が無かったな。 人類のパニック描写もほぼなくCGによる建造物などの消失が多少あるくらいでビジュアルは弱い。製作費もこの手の作品にしては安めで案の定中途半端でしたね。ポンポンと軽々しくどうみても無理のある実写化をしたりリメイクをしてますが、よーく練って制作しようという気は無いのかなハリウッドの人は? 人類のせいで地球環境が悪化ってのは分かるけど、宇宙人がわざわざ他の星の生物(人類)を滅亡させてまで救いに来るのはなんでなんですかね?アレだけズバ抜けたテクノロジーを有しているなら寄生虫(人類)を上手く活かす方法もあるだろうに。まぁ地球が死ぬ前に人類が滅亡しそうな気もしますけどね。
[映画館(字幕)] 3点(2008-12-19 21:19:42)(良:2票)
77.  P2 《ネタバレ》 
ビルや地下駐車場の施設を見る限り、あの規模だと犯人がたった一人じゃ厳しいだろ、というのがまず浮かびますね。クリスマスやハロウィーン、感謝祭などで街に人がいなくなるってのは分かりますが、説得力を持たすためにもうちょっと小じんまりしたトコで良かったと思う。高層ビルなのに駐車場の出入り口が妙に狭苦しかったり、小奇麗な上階と地下のギャップの差、携帯を見逃した上、車で轢いて帰って行く警官が大間抜けだったり気になったな。まぁ無粋ですので考えないで楽しんだ方が勝ちです。 ゴア・シーンの描写が多少無駄にキツめなので最後もえげつないコトを期待したんですが、主人公達がやられたコトを考えるといまいちスッキリしませんでした。 館内各所に設置された防犯カメラによりターゲットをいつも見る事が出来る警備員。一人で残業している主人公の車を壊し、出入り口を封鎖し、暗闇の中から彼女を捕え監禁に成功するわけですが、女性はいつどこで誰に見られ、狙われているか分かりませんね。知り合いも「毎日駅に変なのがいて後をつけて来る」と言ってました。相手にしなけりゃ冷たいと言われ、かと言ってちょっとした親切をすれば過剰に取られる。怖い世の中です。 まぁ私なんかを狙うのは血を吸いに来る「蚊」とよっぽどのマニアくらいなので平和な日々を過ごしてますけども。
[映画館(字幕)] 5点(2008-12-06 00:06:30)
78.  ウォーリー 《ネタバレ》 
ウォーリーのデザインを見ると古い人ならアレとアレに似てるなぁと思いますね。まぁこんな顔した眼鏡をかけた人もいますけど、イブや他のロボットを含め外見と動きは可愛らしく、愛嬌のあるデザインを突き詰めるとこーなのか?と思いました。セリフもほとんどなく細かい動きで表現してているのはチャップリンのようで楽しかったです。 宇宙空間でのダンスシーンはロマンチックでした。 イヴに惚れて自分の宝物を見せたり、動かなくなったイヴを一生懸命看病(?)したり、回収されたイヴを追いかけて行ったりと感情のある人間臭さ全開ですが、壊れて動かなくなった仲間には無関心なのか、と思った。仲間から取ったパーツをとっかえひっかえして700年動いてきたんだろうけど、あのパーツを取り換えるシーンはイヴとの「恋」を本題にしてるなら冷たく映るので不要だな。ウォーリーの性格(?)からして、おそらく700年の間に必死に直そうとしたんだろうけどね。 なんでもかんでもロボット任せで自堕落になっていった人間を維持させたい体制側の描写も少なく気にはなった。が、単純明快な物語なので深く考えずに小さな子供と家族揃って楽しめる作品だと思います。
[映画館(吹替)] 6点(2008-12-06 00:01:05)
79.  ソウ5 《ネタバレ》 
5を観る前に1~4を復習しました。新作の度にシリーズで起きた事の内情が次々に明るみに出てきますが、改めてこのシリーズは脚本をよく練ってあるなぁと思いますね。ジルが見た箱の中身は?ホフマンの机にメッセージを置いたのは誰?アマンダの他にホフマンがいた様に結局ジグソウの真の後継者が?など、またもや謎が色々と出てきてしまったワケですが、作る度に衝撃度は無くなっているものの相変わらずカット割りや演出面を含め盛り上げるのが上手く質は高いです。先が気になりますが年一作の連続ドラマのようなモンなのが残念。今作5と次作である6をまとめて一本、って感じで観ないと判断し辛いですが悪くなかったかな。 それにしても中盤辺りに出てきたジグソウは(回想だけど)人間心理を全て見透かしていて神ですね。相当なドSでしょうけどSMクラブやホストでもやってれば大儲け出来たろうな。まぁ道を誤りましたねぇ。 今回もよく考えたなと思う面白いトラップが登場しますがストラムが助かったヤツは「1USG(約3.8LTR)くらいならたぶん飲めるな」とか、血を5LTR入れるヤツは「おしっこすれば血は少なくて済むのに」と短絡的な思考な私は思っちゃいました。恐らくそんな浅はかでお馬鹿な思考はジグソウはお見通しでしょうけど。ラストの屈辱と後悔の念が渦巻くストラムが壁に挟まれ圧殺、ってのをガラスケースの中からお約束の最前列で観戦ってのはなかなかでしたねぇ。6も期待します。
[映画館(字幕)] 6点(2008-12-02 20:24:15)(良:2票)
80.  1408号室 《ネタバレ》 
原作未読。色んなモノを見せ、感じさせ、宿泊者を自殺に追い込むお化け部屋。元は小説家でいながら娘の死後、売れない信じてもいないオカルト作家になってしまった主人公はずっと粘ってたから心の奥底にある娘に会えたんでしょうかね?部屋的には「これでどうよ?」ってトコか。 部屋での超常現象は、かつて宿泊した自殺者達の最後や殺人鬼、壁から血が流れたり、天井の裏に上がったら変なのに追いかけられたり、廃屋風になってみたりとキングっぽい描写がたくさんで飽きなかった。支配人役で出てきたサミュエル・L・ジャクソンは「お前どっち側だ?」と思える悪の雰囲気があったなぁ。 部屋の怨念がどこら辺にあったのかは解明されませんが、終始緊迫感が漂い良い雰囲気でしたね。エンディングは微妙だったので、もっとはっきりとバッドエンドに振るか、娘の出来事を吹っ切るハッピーエンドなど他の描写が欲しかった気がする。
[映画館(字幕)] 7点(2008-11-25 23:56:16)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS