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kiku☆taroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 175
性別 女性
自己紹介 埼玉県出身 70年代生まれ A型です。



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61.  天使にラブ・ソングを・・・
楽しいです!事件を目撃してしまい悪者に追われるという単純な設定とか(その悪役もどこか間抜けな感じがしたり)、ウーピーゴールドバーグが持ち前のノリノリキャラでピンチを切り抜けていくところや、出会った人々を笑わせて元気付けるとか(ペースを乱すとも)どこかクレヨンしんちゃんの映画のノリと似ているようにも思えました(笑)賛美歌やゴスペルっていいなあ。いちど、教会のミサに行ってみたくなります。
8点(2004-07-02 00:38:58)
62.  エバー・アフター
主人公がピンチを全部自分ひとりで切り抜けていて、王子様が何も活躍してない(笑)でも、元の「シンデレラ」だって王子様は何もしてないよな…。ダニエルが、つらい境遇にじっと耐えるだけじゃなくて、わりと自分の不満や意見を継母たちにぶつけていたのがよかった!意地悪姉にパンチをお見舞いするところは笑えたというか感心してしまったし、他にも崖を登ったり、王子様を担いで歩くところなんか、とてもたくましくて男らしいヒロインだと思った。だから、彼女が皇太子妃になってお城に入ってしまうのはもったいない…とも思った(笑)あと、風景も綺麗でした。あれはどこの城なんだろう?
8点(2004-06-07 00:00:51)
63.  オースティン・パワーズ
シリーズの中でこの第1作がいちばん好きです。自分にはアメリカのコメディって肌に合わないと思っていたけど、この映画は素直に笑えた。勢いがあってハチャメチャな展開がなんかドリフのコントに通じるような気もして好感が持てたのかも。マイク・マイヤーズがドクター・イーブルと二役やっているというのは、2作目を観るまで私は気付きませんでした!ホントの意味でカメレオン俳優だな…。3作目で有名俳優がやたらとカメオ出演していたのは、いかにも有名人を出しているって感じでイヤらしくて冷めてしまったけど、ここではどの人も重要でいいキャラだったと思うし、演技も面白かった。
8点(2004-05-29 00:45:55)
64.  奇跡の人(1962)
何年か前に、実物のサリバン先生がインタビューされている昔の映像をテレビで観て、たしかその時、ヘレンが実際に初めて認識した言葉は「it(イット)」だった、と彼女が話していたのを覚えてます。「water」じゃあなかったのか…とちょっと残念な意外な気分だったけど、物には名前があると悟った時の様子や感激はきっとこの映画と同じだったろうと思えます。ヘレン役のパティ・デューク、彼女が「ガラスの仮面」の中でその逸話を語られていた人か…と思いながら観てました。本当に凄まじい演技で、ヘレンが憎くなったり憐れになったりしてしまう。役作りにどれだけ苦労したんだろうと思わせられる。それから、ヘレンに言葉を教えようとする劇中のサリバン先生のセリフで「言葉を知れば五千年昔を見ることもできる、瞬間で消えていく今を残す事ができるのよ」「言葉を知れば、人間は暗闇から抜け出すことができる(だったカナ!?)」という言葉が印象的で、自分にとっても何気なく使っている言葉の役割を改めて思い知らされた感じでした。人間はひとりひとりが自分の考えや気持ちを抱く精神性の生き物で、言葉を使ってそれを他人に伝え、永遠に残す事もできるとどこかで聞いたのを思い出し、ハッとさせられました。
8点(2004-05-22 00:09:17)(良:1票)
65.  太陽を盗んだ男
もう10年位前に、深夜テレビでこの映画をやっていたのをたまたま見かけて、見始めたらクギ付けになってしまったのを覚えてます。タイトルも知らないままだったけど内容は強烈に印象に残っています。沢田研二の怪しいカッコよさとハマった演技に驚かされて、「もし今だったらキムタクあたりがこの役をやりそう~、でもそれ以上の魅力と存在感があるかも、スゴイ人!」と当時思った。この映画の批評に「邦画はアメリカ映画に及ばないといわれるけど、この作品を見ればそんな事言えなくなる」みたいに広告に載っていたことがあったけど、それを読んで「うん、うん!」とうなずかずにはいられなかったです。
8点(2004-04-11 01:58:47)
66.  ファイト・クラブ
すごく面白かった。ブラッド・ピットもはまってたけど、この映画で初めて知ったエドワード・ノートンの演技にずっと引き込まれっぱなしだった。二人のキャラのてん末も、ムリヤリすぎてありえない!?と思うのを、映画のぶっ飛びっぱなしの勢いで吹き飛ばされて、面白い展開だと思った。あと、資本主義社会批判の部分に傾倒するワケじゃないけど、この映画の「自分たちは、働いて稼いだ金で必要のないものを買っている」みたいなセリフがなぜか妙に心に残っていて、ちょっとした小物なんかでついほしくて買ってしまいそうになるのを、多少だけど我慢するようになった傾向が自分にあります(でも、バーゲンになると目がないが…)
8点(2004-04-06 16:54:25)
67.  海と毒薬
太平洋戦争中に日本が行なっていた事実のひとつですね;学校の歴史の授業では教わることのない出来事で、話には聞いたことがあったけど、この映画を観て改めてショックを受けたという感じです。私も同じく、最後に医学生の戸田が言った「こんな時代の、こんな医学部にいたからやったまでだ。」のセリフが重く響いた…。あの頃の日本て、多くの人間の良心が麻痺してしまっていて、国全体が一つの過激なカルト集団みたいだったのかなと思ってしまう。原作は読んだことがないですが、遠藤周作の著作はキリスト教の思想を話の中に取り入れているのが多いようで、この映画でも「神っていうのはいるんだろうか」「神の罰が怖くないのか」といったセリフが出ていたのですが、私は少し強引にそういった思想を入れ込んでいるようで、ちょっと気になりました。あの現場の出来事を冷静に淡々と描いているところはすごく訴えられたけど、キリスト教の視点からその事件を考えてみるというところは、他の作品でもそうなのですが何となく余計な気がしてしまうんです…。生意気な意見です(^^;
8点(2004-03-19 18:11:19)
68.  アバウト・ア・ボーイ
ほのぼのしていて楽しかったです。少年が学校のステージで「やさしく殺して」を歌ってあんなにバカにされてしまうのは、昔の歌で時代遅れだからっていっても、ちょっと哀しいじゃないか…と思いましたが。「社会的な自殺」とまで言われてたけど(笑)ヒュー・グラントの軽率なグータラ男の役、少年に関わっていくうちに(というより振り回されたのか)ハートがだんだんと引き出されていくところがイイですね!薄情だけど、もともとどこか温かみが感じられるような人でもあって、だから少年に好かれた(利用された)のか!?最後に、改心して仕事について社会の大勢の一員になるというんじゃなくて、ボランティア活動を熱心に始めたところは、自分の生き方のスタイルにいい意味でけっこうこだわりを持っているように感じられて自分は好感が持てました!
8点(2004-03-18 00:14:51)(良:1票)
69.  オズの魔法使
この映画が作られた頃の日本では、学校の学芸会では「勧進帳」とか「曾我兄弟物語」といった、主君に忠誠を誓う話や敵討ちがテーマの日本の時代物しか演じてはいけなかったという話を祖母から聞いたことがあります。学校で教わる教科書に載せられている物語なんかも、みんなそういう話だったんだろうな~。その頃のアメリカでは、本当に子どもを楽しませるために作られた、夢にあふれるこんな映画があったのか!と思ってしまう…。日本でもし、その頃にこの映画が入っていたら、「虹の彼方に」に聞き入り映像の世界に魅了された人も多かっただろうな。こういう作品を作っている国と戦うのかと思うと空しくなるだろうし、それぞれの国の民族のレベルの差を感じてしまう人も多かったんじゃないか…この映画を観ると、どうしてもそんなふうに考えてしまいます^^;
8点(2004-03-13 18:21:19)(良:2票)
70.  魔女の宅急便(1989)
この作品、好きではあるのですが、公開当時、事前の過剰な宣伝や特番をたくさんやっていて、それらを見すぎたせいもあるけど、実際に映画を観たときには感動が半減してしまったという思い出があります。ユーミンの主題歌も好きだけど、オープニングでキキがラジオで「ルージュの伝言」を聞いているところは違和感を感じました。制作側がちょっと悪乗りしてるような…エンディングで「やさしさに包まれたなら」がかかるのはとても好きです!個人的にその曲だけを使ってくれれば良かったと思う。この映画の久石さんの音楽、ほかのジブリ映画の曲とちょっと毛色が違うような、一曲一曲がコミカルで楽しい曲でこれまた好きです。
8点(2004-03-11 19:44:25)
71.  ファインディング・ニモ
吹替え版を観ました。アニメやコメディは映画館でも吹替えを観ることが多いんだけど、この映画では、ノリさんと室井滋のセリフをまくし立てる場面が多くて、日本語でも聞き取るのが大変でちょっと疲れてしまった。英語版でもそう感じるのかもしれないけど。モンスターズ・インクの吹替え版はすごく良かったんだけどな~。映像は相変わらず見事だし、海の生き物を擬人化して等身大の存在として描いた物語ってあまり知らないから新鮮でした!「浦島太郎」と「スイミー」という童話をどこか思い出しました。
8点(2004-03-11 16:47:46)
72.  アタック・ナンバーハーフ
オカマさんたちがみんな個性的だと思う。絶世の美女!?もいるし、心も見た目もけっこう男らしい人もいる。みんな自分のスタイルを持っていてオカマであることを楽しんで生きている感じでとても好感が持てた!「クレヨンしんちゃん」にたまに出てくるような、しんちゃんと仲良くなる(または翻弄される)陽気で憎めないオカマキャラを思い出してしまう(笑)タイのほのぼのとしたお国柄も伝わってきて良かった!劇中の「日本に売られなくて良かったわね」のセリフで、何だかタイから見た日本のイメージが分かった気がした…この国の人から見れば、日本なんてアジアでいちばん威張っていて、外国人(特にアジア圏)やニューハーフなどちょっとでも自分たちと違う人にはみんなよそよそしくて人の心はすさんでいる、感じの悪い国なのかな~。日本人の自分だってけっこうそんなふうに感じるから…。
8点(2004-02-29 15:39:40)
73.  ミート・ザ・ペアレンツ
ベン・スティラー演じる主人公が「オースティン・パワーズ」や「ビーン」みたいな、まったくのおばかキャラじゃなくて、けっこう普通にマジメな人物だったから、失敗を繰り返す彼がみじめに思えてきてしまうんだけど、そういうコメディーも新鮮だったし自分には好感が持てた!笑えるところはとても笑えたし、主人公はあれだけみじめな目に合わされて最後に追い出されるハメになったとき、めげずにフィアンセのオヤジに今までの自分の不満をぶつけたり、誤解が解けてからも「あなたが変わってくれないと自分は娘さんとは一緒になれない」と言ったりと、自分の意見をきちんと訴えたのはすごく誠実な行動だと思うし、芯が強くて「イイ男じゃん」とホントに思いました(笑)。あの父親も面白くて憎めないキャラだったし。妹の結婚相手とその家族は好かなかったけど。次女のフィアンセには不満はなかったのか!?それが疑問。
8点(2004-02-28 17:48:20)
74.  ラットレース 《ネタバレ》 
前の方のレビューにある通り、ホント、実写版「こち亀」の表現ピッタリですっ!アメリカのことはよく知らないけど、現代のアメリカのいろんなところを舞台に(変な)大人たちが暴れまくりという感じ。最後の、結局みんな一銭も手に入らないで終わる大団円(!?)もこち亀っぽい(笑)…でも、いいですね!
8点(2004-02-22 18:53:36)
75.  アザーズ
この映画は、効果音で驚かせたりする演出も多いから、ビデオやDVDで観た人であまり怖くなかったという感想があるのも分かります。私は劇場公開時に映画館で観たんだけど、その時の怖さといったら…。光を入れてはいけない屋敷の中と、映画館の暗い館内がうまい具合に一体化して、音もサラウンド効果で前後左右から聞こえてくるから、あたかも自分もあの屋敷の中にいるような気がしてくるんです。よく遊園地や大きなゲームセンターにある、お客がヘッドホンを付けて臨場感を味わう「恐怖の館」のアトラクションみたいな感じでした。映画の中の人物がカメラ目線というか、こちらを向いた演技のとき、自分が見つめられているように感じてしまったり、観ているうちに心細くなってきて、周りにも人がいるはずなのに思わず辺りを見回したりしてました(笑)でも、そういうホラー映画としての効果だけが優れているんじゃなくて、内容も深くて色々考えさせられた…。ニコール・キッドマンの演じた母親の哀しさが伝わってきて、やりきれない気分だった。救いのない終わり方だったし。あと、変な言い方かもしれないけど、死者の立場を誠実に描いた映画だと思いました。「シックスセンス」は死者の表現がおどろおどろしく不気味で、内容は真面目だけど、かえって死者をどこかしら愚弄しているような印象が私にはあるのですが、この映画はそういう描写をしていないし、彼らはホントについさっきまで生きていて依然感情を持っている同じ人間なんだと思わせられました。
8点(2004-02-15 03:02:07)(良:2票)
76.  ロード・オブ・ザ・リング
原作は読んだことがないけど、忠実でていねいに映像化しようとする制作者のこだわりや苦労が感じ取れるようだった。そして、いろんな国の多くの原作ファンに実際に絶賛されてるのってすごい! ストーリーは敵に追われ、戦い、冒険を進めて行くの繰り返しで自分には退屈だったんですが^^;。RPGのゲームで、冒険を進めながら、自分が今どれくらい進んで次にどんな場所に行こうとするのか調べるように、全体の地図を時たま映してくれたらよかったと思った。ふと、「ドラクエ」みたいに、最初に出発した場所から、いきなり最後のボスの城がすぐ近くに見えている(でもまだ入れない)っていうのだったら面白そう…などと思った。
8点(2004-02-13 19:23:49)
77.  ブレイブハート
戦闘シーンの迫力がホントにスゴイ。兵士たちの阿鼻叫喚の様子に目を覆ってしまうところもあるけど、撮影の技術など私みたいな素人にも、どうやってるんだろう?と思わせられたし、中世の戦闘の凄絶さがイヤというほど伝わってきた。人がどんどん死んでゆくし、主人公も含めて人を殺しすぎ…とも思うけど、本当にこれが現実に起こっていた時代だったんだと考えさせられるし、変に主人公を美化してもいないと思うし、きれい事なくその時代を表現しているように感じられた。メル・ギブソンは戦闘での鬼気迫る表情や演技が印象的だったし、敵役のイングランド王もインパクトがあったな。あと、他にもレビューに書いていた方がいたけど、DVDに付いているメル・ギブソンの監督解説は興味深くて面白いです。伝えられている実際のウォレス像や、その時代の状況の説明など、それから戦闘シーンでは人も馬も怪我人は全く出ていないそうです。
8点(2004-02-12 01:16:56)
78.  パトリオット
敵であるイギリス軍が単純に冷酷な悪役にされているのは自分も気になったけど、あの大佐が存在感抜群で引きつけられたし、主人公にも好感が持てた。メル・ギブソンは「ブレイブハート」では、超人的に強くて、神話や伝説に出てくるようなヒーロー像だったけど、この映画では家族を愛する父親でもあって、それも強くて冷静で、完璧なヒーローとしての父親でなく、一般と同じ普通の父親という感じがした。次男の死で、一時我を忘れる行動を起こしたところなど人間くさいと思えるし、こちらのほうがより身近な存在という感じで感情移入ができた。子どももみんな演技が真剣で、単に、欧米の子どもたちってカワイイ!と見惚れるだけなのは失礼だと思い知らされてしまった^^; あと、この映画の戦場のシーンは迫力に欠けるという意見も聞くけど、自分はリアリティがあると思った。実際の戦場は見たことないけど、大作の戦争映画の多くは、迫力があって悲惨さも伝わってくるけど、実は実際よりも大げさなんじゃないかって思うことがあって、実際はあんな風にわりと淡々として見えるんじゃないかと思うんです。遠くから見るとなおさらに。もちろん、現場は凄惨なもの。その中で、終盤、メル・ギブソンがアメリカ国旗を持って駆ける姿はけっこう感動的だった。アメリカが独立を勝ち取ってゆく第一歩の姿みたいでジーンと来ました。
8点(2004-02-11 23:38:11)(良:1票)
79.  隣人は静かに笑う
哀しい結末…。アメリカが舞台だけど、自分は国内のオウム事件をなにか思い出させられました。昔、松本サリン事件が起こった時、現場近くの住人の方で初めに容疑者扱いにされた人、そのときの新聞でも、いかにも犯人確定と思えるように書かれていて、私も、この人がやったのか…って思ってしまったもん。後になってオウムの存在が表に出てきて疑いが晴れた後、実はその人の奥さんもサリンの被害にあっていてずっと意識不明だったことが発表されたんじゃなかったかな?本当、自分も疑ってしまってすみません(この場を借りて^^;)あと、オウム信者の子どもが一般の小学校に入ろうとしたけど、地元住民たちの反対にあって結局入れなかった時、自分は「子どもは関係ないのに」と思ったんだけど、学校で「どうしても仕方ないんだ」って言った先生がいたな。思慮深くて優しい先生だったから、意外な意見で驚いたんだけど、本当に考えてのことみたいだった。だから、ティム・ロビンスの一家が奥さんや子どもも含めて計画を実行していたことも、「子どもまで巻き込むのは可哀想」とは一概に思えなくて、慈悲の心を持つとか考えを改めさせることができない、一般の人間と感覚が違う、ある種、救いようのない世界にいる人たちという感じでゾッとしてしまうし、切なくも感じた。本当、色々考えさせられる作品でした。
8点(2004-02-11 01:44:47)
80.  エリザベス
エリザベス1世の治世時、日本は安土桃山時代で、彼女は織田信長の1歳年上だったらしいです。日本が戦乱が続いていた武家社会の、いわゆる完全に男性が主役だった時代に、ヨーロッパで最強になった国を治めていた人物が女性だった、と書かれた説明を読んだことがあって、さらに彼女は日本の徳川家康に並ぶ我慢強さや政治能力の持ち主だったとか、彼女が亡くなった時、イングランドの国中の人々が泣いた、などの評判を、昔、世界史の授業などでも聞かされていたけど、自分は「ウソ臭いよ、大げさじゃん」と思ってました…が、この映画のケイト・ブランシェットが演じる、威厳に満ちていて賢く思慮深い女王の姿を見て圧倒されてしまい、「本当にスゴイ人物だったんだ!?」と単純かもしれないけど、そう思わされました^^;。出来事が史実に忠実に描かれているかなどは良く分からないけど、女王になって自分の恋人と結ばれる事ができないなど個人的な幸福をあきらめたり、帝王としての非情さも持たなければならず、思い悩みながら国のために生涯を捧げる道を選んだ…みたいな彼女の苦しい心情や悲しみが伝わってきて、それにかなり感動させられたな。他にも、舞台美術や華麗な衣装、重厚な音楽なども含めて印象的な場面は多いけど、最後、白塗りで仮面をつけたような顔の女王に、その場にいた人々がいっせいにひれ伏す場面がやっぱり圧巻でした。
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