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グルコサミンSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 281
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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61.  Fukushima 50 《ネタバレ》 
映画館は感染リスクが高いと言われますが、今は客が減って、不人気作品では貸し切り状態でした。 ただ手袋とマスクしたまま見ている孤独な観客に対し、画面の中も防護服ばかりという変な状態・・。  冒頭、画面に人は無し、311のテロップと海底地殻変動の映像。続いて震度6強の発電所の絵。 災害前の、のどかな風景を見せる今までの映画とは違いましたねえ。絵と音の迫力は期待通り。 前半はパニック映画の醍醐味に溢れ楽しいです・・ (事実に対し失礼な表現を陳謝しておきます)  後半は娯楽映画の恐怖感ではなく、見た目の放射能被害を想像力で補完しし見る必要があります。 最悪の事態を想像しながら、現場にいて対処し、出来ることが無くても離れることは許されない立場の 関係者達の戦いを淡々と描くので、ドキュメンタリーとドラマの中間的な仕上がり。良いと思います。 発電所だけでなく、避難所シーンもその他もリアルで、喉元を過ぎた9年前が蘇りました。 ホントに大変な災害だった・・  有名俳優が大量に出てまして、大作感に溢れてます。これがそうでもない俳優だったらどうなのか? 例えば、伊崎の娘の結婚相手として斉藤工さんがワンシーンのみ。誰でもいい様でそうでもない。 一人一人が同じ命を持った人間として印象に残すには配役も重要でしょう。それぞれがスパイスとして 意義がありました。主演のお二人の演技は申し分ないのは言うまでもない。  ハッピーエンドなんかあるわけがないのは、当たり前の題材。数年後の現場責任者の葬式でエンディング のシーンですが、季節が幸いし、明るく温かい終わり方になった。 ただ・・・なにしろこの福島原発事故は、放射能の問題が何一つ解決していない。その今、果たして映画化 しても良かったのか疑問はある。本当にこの映画のような爽やかさが実感できるのは遠い未来なのかも しれません。この災害の当事者である日本人には心から映画として楽しめるのか? そもそも吉田所長の葬式は夏だったのに、翌年のサクラの映像で終わっていいのか? そんな声が聞こえそうでしたが・・観客席にたった一人の自分は結構面白かったかなと・・ スミマセン。
[映画館(字幕)] 8点(2020-04-12 09:36:02)
62.  コンテイジョン 《ネタバレ》 
コロナパンデミックのご時世なので、思い出して5年ぶりに鑑賞。 致死率30%の強毒で、潜伏期間が数日ある為に感染爆発するヴァイルス。 年齢による重症化率の差は無く、感染から10日程度で脳細胞が崩壊し死亡。 例によって中国から始まるのだが、最初のスプレッダーがアメリカへ帰国して死亡するが 帰国途中の中継地で浮気してしまい、広範囲に拡散。 多数の有名俳優が、WHOやCDCを始め、政府関係者や研究者の面々を演じる構成の為 ストーリーはぶった切のドキュメンタリーの様相だ。そこがイイ。リアルな趣がある。 ヴァイルスの感染拡大のパニックの流れと平行に、フリージャーナリストが暴走して デマを広め、投資家を誤誘導させて経済市場も感染爆発へ。自身は5億円も稼いでしまう。 ただ、政府のワクチンが偽物だと決めつけ、効かない薬草レンギョウを大々的に推奨した 事で、この先膨大な訴訟が待っているらしい。 医療は崩壊、葬儀もできず、警察もオーバーフローし、食料の配給も滞り、強奪や強盗も横行。 街はスラム化し、引きこもるにしても銃で武装が必要な状態へ。 ワクチンができても数が足りるわけもなく、奪い合いどころか、誘拐してワクチンと交換要求する 事件が多発・・  どこまでも腐敗して膨張する人間の業に、辟易する映画ではある。  実際こーなるだろうという、よーくできたシナリオですが、マスクや防護服の不足の話は無い? 死亡率が高いので、今流行っている新型コロナを恐れない若者たちは、この映画では少ない。 一応ですが、何か月も自宅待機でのストレスの描写はあるが、セレブの広い自宅でピンとこない。 下層の国民の生活の方を描いて欲しかった。  ふと思うのは、ここまで荒廃してしまったら、公共事業が維持できていたのかという疑問。 電気ガス水道は来ていたのだろうか? 「死にたくないから他人と離れたい」じゃ、仕事に支障 きたすのは、民間人だけじゃない。その辺の掘り下げが今一つかなあ。 でも、よくできた映画だと思います。残念なのは2011年の公開時期が、大震災の後であり話題に なれず、記憶に残らずに公開終了していた点かな。 今こそ再評価されるべき貴重な映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-03-24 18:29:18)
63.  1917 命をかけた伝令
長回しが多いと言う事で、手持ちカメラの酔っぱらい映像ばかりの 疲れる映画かと敬遠してましたが・・・、周りの評判につられ先日やっと鑑賞してきました。 さすがに近年の撮影技術の向上で、手ブレ補正されていて落ち着いた絵が続きます。 ワンショットはそれぞれ30分続くかどうかで、編集が一切ないとは言えませんが、演劇的な同時進行感はある。 無理に長くして、絵や演出がおろそかになっては本末転倒であり、これでも充分に臨場感はあると思う。 CGが使われたのかどうか自分には情報が無いので断言できませんが、リアルな映像だと驚きました。 ただ、演出的にどうかと思ったのが、地下の閉鎖空間で爆発に巻き込まれたのに、体はともかく鼓膜が無事って 無いような気がします。鼓膜破れなくても、かなりの長い時間聴力は戻らないはずですが、役者は会話してました。 大正時代の戦争なので、後の戦争に比べ爆弾の殺傷能力は低めかもしれませんが、全体にバラエティ感が散見。 最近の映画にように、CGで人体が粉々になるシーンが必要だとは言いませんが、割と表現は控えめでしたねえ。 それでも戦場を駆け抜けるスコフィールド君の気迫は迫るものがあり、探していた人物との対面後の最後の表情は ラストシーンとして最高の時間になりました。 人気の有名な俳優が脇役に徹していて、映像がスコフィールド君に集中したところは正解でしょう。 反戦映画なのかどうかは置いといて、一人の若者の戦場での奮闘を疑似体験したような気分がしたので良しとします。 比較対象がジョーカーとパラサイトの昨年度なら、この作品こそが作品賞だったのではと個人的には思いました。
[映画館(字幕)] 8点(2020-02-18 18:31:20)
64.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 
9点にしてみたり、7点にしてみたり悩んだ挙句の8点。 前情報入れ過ぎで見てしまい、驚く事は出来なかったが、素直に面白かった。 1歩引いて考えると、これだけの金持ちが、自宅に他人を何人も招き入れるのに 素性の確認もせず、室内に監視カメラも付けないって、どんだけ能天気なのかとも思う。 ストーリーを都合よく進めたいが為の、甘々な設定が多い。 本当に貧乏なら、金持ちに直ぐ見破られてしまうのだが、鈍感なセレブという設定かな? 更に欺いた相手の家で、あんなにハメ外して宴会するとか、緊張感のない犯罪一家。 万引き家族にも似た、浅はかでアンダーグラウンドなアジア家族の描写に、当のアジア人である自分は ついイライラしてしまう。 それでも、後半のバイオレンス展開からラストまでは、引き込まれてしまった。 情報が無ければ主人公は誰なのかすら間違えそうな脚本がイイ。予想の斜め上の結末に唸ってしまった。 なーんだ、アッサリここで爽やかにエンディングかと思わせておいての、ラストショットで、また唸る。 かつての映画、未来世紀ブラジルを思い出しましたよ。 このラスト良いです。 映像も音楽も、韓国感覚丸出しではなく、落ち着いたもので、欧米の映画ような品格があります。 変な韓国歌謡曲で終わる映画多かったので、その分、今回は新鮮でした。 アカデミー賞を取るに相応しい映画かというと、肯定も否定もない。あの賞自体が以前から 迷走しきりなので、比較された作品の方に要因があるのかも。 今回は、ヘイトは慎みまして、素直に称賛を送りたい。ホント、なかなか面白かったですよ。  あと、お色気シーンが独特です、肌は見せないけど、超エロい。この濡れ場はありそうで無かったかも。
[映画館(字幕)] 8点(2020-02-13 19:15:40)
65.  ジョジョ・ラビット 《ネタバレ》 
まあまあ良い映画という感想です。 予告編見て、コメディなのかと勘違いして見に来たら、少し違いました。予想より重い内容のお話でした。 使われている楽曲が、実際の40年代ではなく 60年代以降のポップスなのが変ですが、戦争を知らない世代の 拒絶反応を和らげる効果はありそうです。 10歳の少年の目線で描かれる戦時下の生活。レジスタンス狩りの恐怖を、他人事から身近な現実へと変化する中、 母親がユダヤ人の娘を匿っていた事で、主人公に降りかかる辛い出来事。 しかし、どうなんでしょうか? ちっとも暗い映像にはならない・・。天気のいい日ばかりだし、ゲシュタポも 殺気が感じられないし、どこか呑気な感じがする。多分、戦争は終盤で、敗戦間近の為、市内のユダ狩りどころで は無くなってなっていたのだろう。 母親の出演シーンが少なくなって、少年が突然その死体と対面するシーンは、母親の靴しか映ってないので、勘が 悪い自分は、誰の靴にしがみついて泣いてるのか理解が遅れました・・。ユダヤ人やレジスタンスの縛り首の死体は 見せるが、母親の死体は見せない姿勢は、どうなんでしょう。もう少しヒントくれてもと思ってしまうが・・  少年は多感な思春期で、異性を初めて意識する年頃。そして、存在してはイケない秘密の家族との接し方は、迷走を 極めてしまい、相手を突き放したり、必死に関係の修復を図ったり。 少年あるあるのエピソード。 尊敬して崇めていたヒトラーへの思いは、身近な現実で段々と否定されていき、母親の死によってついに対極に至る。 最低の奴かと思っていた少年兵団の訓練教官は、実はイイ奴だったというのが救いでした。実際救われている。 戦争が終わり、ついに外へ出る少女。何を叫ぶでもなく、開放感をかみしめるように踊る姿で終わる物語。 これからの生活がそんなに容易なものではないのだが、つかのまの幸福感で観てる側も満たされました。 背中に爆弾付けられて突撃させられる子供も居たり、笑ってはイケないシーンが少なくないのですが、終戦後に 生き残った親友との再会シーンがイイ。「早く帰ってママにハグされたいんだ」に頬が緩みました。 いろいろと不思議な映画です。 最高かどうかはワカラナイけど、過去に例がないし魅力も多い映画でした。
[映画館(字幕)] 8点(2020-02-05 21:35:39)
66.  ターミネーター:ニュー・フェイト 《ネタバレ》 
サラ・コナーがカッコイイ。ストーリーはイマイチ。アクションとスペクタクルは上出来。 サイボーグお姉ちゃんが、MADMAXのシャーリーズ・セロンに似た雰囲気。  問題のシュワちゃんの役どころがねえ・・ 人間愛に目覚めたには、目が点になった・・。 かなり引きましたが、それを差し引いても、たたみかけるダイハードな戦闘の連続は楽しかった。  よーく考えると、イマイチな設定とストーリーですが、大スクリーンと大音響でみるアトラクションとしては 満足度がありました。ストレス解消になったので良しとします。
[映画館(字幕)] 8点(2019-11-14 00:20:46)
67.  トランス・ワールド 《ネタバレ》 
これは素直に面白かった。 アイデア一発の、見せ場なしの低予算SF。序盤のサスペンスホラーの予感は見事にハズレ・・(笑 山小屋サバイバルが、微妙にアンリアルで気になったけど、問題ではない。 空爆シーンの日本ドラマ並みの安いCGも残念だけど、問題ではない。 話が進んで、場所が違うとか、時間が変だとか、段々面白くなってくる。 もう少し予算得て、リメイクされて欲しいかも。 見た人は結末知ってるから意味無いけど、未見の人の為にですね。
[インターネット(字幕)] 8点(2019-06-23 12:36:54)
68.  エイプリルフールズ 《ネタバレ》 
昨年かな、最初の15分くらいで、見るのやめました。 先日テレビで放送してたので丁度その続きを見てしまい・・ラストまで笑い転げました。 メチャクチャな誘拐の件、リュックが交換されたのに気が付かない点、納得困難な箇所は 少なくないのですが、それを挽回するギャグが良い。 見所は、松坂君のクズ男っぷり。戸田恵梨香ちゃんのキレ女。子役時代の浜辺美波ちゃん。 それぞれの俳優の普段と違うキャラも楽しめました。 ドラマ・リーガルハイのサブキャラの小池栄子さんが、「井出君」を呼んだシーンも爆笑。 その井出君は、久保田正孝君とゲイのカップルで出演・・。 全てのエピソードが爆笑というわけでも無いんですが、なにしろ皆関係者なので我慢です。 冗長なのは、皇室のフリしてた年配夫婦の歌と、宇宙人勘違い少年のラストシーン。 その辺は、テンポがガタ落ちで間延びなので、もっとアッサリ編集して欲しい。 笑えて、感動もありで、全部繋がって行く面白さがあるバランスのいい映画。 豪華な多数の俳優陣の無駄使いに見えますが、それぞれの持ち味が充分に出てます。 怪しい占い師の予言に絡む、高嶋政伸と岡田将生も面白いキャラになってます。 どうして前回見るのやめたのか・・今頃後悔してます。 ちなみに録画してもう一度見たら、1回目より2回目の方が笑えました。自分にはツボかも。
[地上波(邦画)] 8点(2019-05-07 15:58:57)
69.  七つの会議 《ネタバレ》 
見せ場も無く。予算も掛かってない、ドラマのような映画。 なのに、結構面白い。 萬斉氏のキャラが実に良い。 前のめりで見てしまった。 大会社の腐った内情、振り回される中間管理職。サラリーマンは気楽な家業ではない。 謎の社員の行動に疑問を抱き、調べまわる脇役の2名が、これまたいい雰囲気。 日本映画によくある、「セリフが聞き取りにくい問題」だいぶ良くなってます。 最後の御前会議のシーン、カメラから距離あるのに、セリフが超オンマイクでした。 マイクの性能というより、アフレコしたのかも。へんなリアルより、何を話したのかが 解らなかったら、遺憾ですよ。映画はかくあるべし。 会社ぐるみの不正の原因が、日本独特の侍精神ていう結論・・ まあ一理あるかもなあ いずれ、最後どうなったのか見届けられたので満足です。また北大路欣也氏の逃亡成功が 少し残念だよね。会議の議事録は無いってトコ、録音して欲しかった。 隣の館のポンコツミステリー映画よりは断然面白かった。
[映画館(邦画)] 8点(2019-02-15 17:33:59)
70.  ゲット・アウト 《ネタバレ》 
暇な休日に、予備知識無しで観たら意外と面白かった。ネタバレは禁物の映画です。   殆ど不可能な医療技術の実現が前提のSFになるので、現代という設定は本来無理な話ではあります。 こうなると、ゴーストインザシェルの領域に入ってくる? 大きいとはいえ田舎の一軒屋で、超最新の医療を施術というのも、無理無理ですが、そこも我慢。 隠れていた人格が、カメラのフラッシュで表に出てくる弱点には、少なからず失笑。 あと、黒人ばかりを選ぶ理由が、情なくて泣けてくる。オツムはどうでも良くて体は強靭・健康である必要? 肝心なのは誘拐されて行方不明でも警察が本気で捜さない人材・・ これが黒人の方が都合がいいという事か。 どこか白人の自虐というか、差別を前提にしたスタンスに感じるのが残念。あえてスルーして試聴。 結果、自分は楽しめました。  要は生きたまま生まれ変わるという、絵空事の物語(しかも犯罪)を、現代のリアルに当てはめた物語。 あまり考えずに、不気味な感触を味わうべきなんでしょう。  特筆は、ラストシーン! 一気に脱力するセリフ! この手の映画では、あまり無かったセンスが爽快!
[インターネット(字幕)] 8点(2018-09-19 20:39:18)
71.  TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ 《ネタバレ》 
全く期待してませんでしたが、報復絶倒でした。 クドカンの悪乗り炸裂の上、ギターマニアにも楽しめる内容。 フリードマンとチャーの出演が嬉しい。出来れば主演は冠二郎じゃなかった、冠徹弥さんで決めて欲しかった。 それでも、長瀬君は演技では喜怒哀楽のハジケっぷり、気合入っていてハマってました。 ツボなのは、動物に転生して、元カノを追い求めるシーン。インコやアシカ、ザリガニに犬。それらに 声を当てている神木君が最高です。特に犬が腰を振るとこは、ひっくり返りました。 こんな奇想天外で罰当たりな映画、不謹慎だし、とても人には薦められないので、ここで匿名で推奨しておきます。
[DVD(邦画)] 8点(2018-04-05 09:41:51)
72.  キングスマン: ゴールデン・サークル 《ネタバレ》 
前作にも増して残酷なシーンがあります。さらに悪趣味なグロ。普通なら見ません。  が、しかし・・たたみ掛けるアクションと、奇抜なアイテムのオンパレード。 見せ方も、スピード感の中にも華麗で美しい動きが次々とハジけてます。 遊園地のアトラクション的な楽しさと、高揚感を最初から最後まで大サービスの映画。 下品と上品の混在するスパイ映画。まあ、コレはコレでいいんじゃないですか? エルトンジョンがチョット出ではなく、本人役なのにセリフもアクションもあってビックリ。 オープニングのプリンス「レッツゴークレイジー」から、ハイテンションでノリノリ。 そして、マーリンの歌う「カントリーロード」 胸に沁みました。涙・・  ツッコミ所は多いです。悪の組織があまりに少人数のギャングばかりだし、ロボアームの 攻撃に耐えるエグジーの身体能力がシュワちゃん以上で、有り得ない。 頭撃たれて死んだ後でも、助けられる技術とか・・??? どこまでも都合のいいお話ですが、あの爽快感がすべて吹き飛ばしてくれました。 最近下手なSF映画ばかりでウンザリしていたら、コチラでストレス解消できました。  体が毒される過程で、踊り続けてしまう症状のシーンが、笑い堪えるのに苦労しました。 観客を楽しませるサービス精神は大いに評価します。  出来れば、サイコのハンバーガーは勘弁して欲しい。それだけはヤメて欲しかった・・・1点マイナス  ウイスキー役のペドロ・パスカルさんが 俳優として初見でした。バートレイノルズに似てる? キャスト一覧にある「マイケル・ケイン」 出てたかなあ? 見落としたのでしょうか?
[映画館(字幕)] 8点(2018-01-11 19:42:58)(良:1票)
73.  ダブル・ジョパディー 《ネタバレ》 
日本人の大好物、復讐モノですねえ。 いろいろ都合のいい部分はありますが、大きく破綻してるわけじゃなし、良いと思います。 周りの人に大変な迷惑かかってるのが、気になりますが・・ 子供を奪われた母親の怒りが、物凄いエネルギーになり、クソ野郎を追い詰める後半。 立場上、邪魔ばかりするジョーンズさんも最後は・・ ラストシーンで、母子の感動の再会。当事者の涙と笑顔を遠くから見ているトミーさん。 ヒロインが美人だからかもだけど、絵になるなあ。映画のラストシーンは、かくあるべき!  他のサイトでで「キルビル」のパクリだとかいう指摘を見ましたが・・この映画の方が先ですよね?
[DVD(字幕)] 8点(2018-01-08 16:30:12)
74.  カンフー・パンダ3 《ネタバレ》 
出るべくして・・・なかなか出なかった・・パート3。 もはや前作の記憶が無くなっていましたが、突然の生みの親登場で、かすかな記憶が戻りました。 今回の悪役は、師匠の上の師匠の大昔の同僚。ダークサイド転落してあの世に送られたはずが、 この世に舞い戻ってカンフーの全滅を目論む。それを止める唯一の力を持つのはパンダ一族だった。 ポーがパンダ村へ帰還して、その伝統の技を継承する事ができるのか・・? て予告編解説か? 丸々としてゴロゴロしてばかりのパンダが沢山。パンダ好きにはたまらん絵ですねえ。 相変わらず、スピード感、躍動感のあるCGアニメに、キレイな背景。まさに実写化とは無縁の 存在感のアニメーション。おデブキャラならではのギャグ満載で、死角がない仕上がり。 前作で夜のシーンばかりの暗いイメージとは変り、鮮やかな画面での生き生きと動き回るポー。 どんなに強くなっても、仲間と楽しく過ごし、師匠を尊敬し、驕りの無いポーの姿。実にいい。 安心して子供に見せられる良作です。 もう今作で完結・・ですよね?
[DVD(字幕)] 8点(2017-12-26 15:34:43)(良:1票)
75.  美女と野獣(2017)
ファンタジーは苦手です。ミュージカルときた日にゃ・・大嫌いなジャンル。 家族が見たいから借りたDVD、帰す前にオーディオから音を出して鑑賞してみました。 どーせつまらないから15分も見たら早送りしてラストを見ようかと思っていたのに・・。 冒頭のミュージカルで、萎えかかっていた筈が、オーケストラの音響があまりに素晴らしく 音に引きこまれて、止める気がしなくなり、最後まで一気に見てしまった。 気が付けば、苦手な女優「エマ・ワトソン」が演じるベルにすっかり心を奪われてしまい 勝手知ったるエンディングへの流れなのに、いい年の親父がウルウルして見ている始末。 さすがのディズニークオリティ。ひねらず、王道の流れのまま実写映画化なのに、豪華 絢爛で、ユーモアに溢れ、愛おしいキャラクター、重厚な音楽がぐいぐい引っ張る。 いい作品じゃないですか、これは映画館で見たかった・・失敗したなあ。
[DVD(吹替)] 8点(2017-10-09 23:22:12)(良:1票)
76.  マグニフィセント・セブン 《ネタバレ》 
荒野の7人をベースにした西部劇として、普通に面白く仕上がっていました。 この時代に、黒人がガンマンで政府側の役人ていのが、ありえないけどそこは片目つむって楽しく鑑賞。 クリスブラッドが、主役の相方として、良い味出してます。マックイーンとはキャラは違いますが。 背広の紳士でトラウマを抱えた役柄は、元の作品のロバートボーンかなあ。ちょっと影が薄い。 他にもかつての元の作品には居ない新キャラが居ますが、それなりに面白い設定。 農民の未亡人が、予想外に戦力なのも、これはこれで面白い。最後のあの登場も、まあ有りかな。 大量に手に入れたはずのダイナマイトの使い方が雑で勿体無い。もっと効果的な使い方あった筈。 ガトリング砲は強烈だろうけど、あんな遠くから撃って命中率どーなのかなあ。 いろいろ細かい部分気になるけど、最近のハリウッドのヘンテコ大作の中では大きく脱線していないし 往年の名曲も使われていて、ワクワクできたので満足です。 元の作品は9点として、ヒロインが可愛いコチラには8点はつけておきたいかな。 悪役の断末魔に期待したがアッサリなのが残念。そこは盛大に懲らしめてくれれば9点だったのになあ
[DVD(字幕)] 8点(2017-09-24 22:18:59)
77.  64/ロクヨン 前編 《ネタバレ》 
なかなか面白かったけど、長いなあ。家出した刑事の娘のエピソードとか 記者クラブに死んだ老人の詳細説明するシーン、引きこもったドジ警官の家庭、 その他いろいろ省略する道もあったのでは? わざわざ前後編に分ける必要ない。 前編のラストに後編の予告編入れてからエンドロールですか・・? もろTVドラマ。 それでも、無理難題に押しつぶされそうになりながらも信念を貫こうとする気概は 伝わりました。警察幹部同士のエゴの板挟みに加え、マスコミの矢面の役回りの 三上を演じる佐藤浩市の迫真の演技は素晴らしい。シナリオの変な空気も役者の 気迫と重厚感で、ツッコミを忘れて見入ってしまった。 原作にあるのであろう、親父の顔が大嫌いという娘の発狂原因を考えると、配役は もっとブ男にすべきだったのか? いやエピソードの変更の方が無難だったかも。 整形するからあり金全部寄こせには、引きまくった。耳が痛い・・(笑 シンゴジラかと思う程大量の役者さんが出てはります。カッコイイ人、痛い人、 良いとは思いますが、ギャラの回収の為に2作に分けたのなら支持できないなあ。 まあレンタルで旧作として2枚セットで借りれたことを考えれば大変お得でした。
[DVD(邦画)] 8点(2017-08-10 04:02:55)
78.  ディアボロス/悪魔の扉 《ネタバレ》 
シャーリーズセロンのオールヌードが観れますが、その役柄チト痛々しいかも。 精神病んで壊れていくヒロインが気の毒ですが、その一方、都会を颯爽と闊歩する 闇の帝王のアルパチーノもカッコイイ。まあ悪魔なので基本無敵だから当然ですが。 その二人の間で板挟みになるのがキアヌ。 パチーノが、正体現して、キアヌに演説のシーンが痛快。ここまで神をこき下ろして しまって良いのでしょうか? 敬謙なクリスチャンが聞いたら発狂しそうです。 ホラーあり、エロ盛り沢山なので、見る人は選びますね。でも見ないのは勿体無い。 ていうか、探してもレンタル店に無いんですよねコレ。何故でしょう?
[インターネット(字幕)] 8点(2017-08-04 00:26:09)
79.  ソルト 《ネタバレ》 
日本蔑視疑惑のアンジェリーナのニュースにはガッカリしましたが、それはそれとして。 ど派手アクションのトゥームレイダーに比べ、年齢を感じるかと思いきや今回もスリリングなシーンが 少なくないです。さすがハリウッドの第一人者。都合の良いシナリオの上を軽やかにトレースしていく。 子供の時にロシアから送り込まれた2重スパイという身の上で、どちらが本当の自分なのか・・ しかも、それすらも利用されてしまう筋書きの展開。なかなか面白い映画でした。 最後にヘリから脱出も果たすスーパーな諜報員は、他に誰が演じられるか見当たりません。 続編も期待させる作品ですが、アンジーが興味ないのか噂すら無いようです。残念。
[DVD(字幕)] 8点(2017-07-06 22:48:38)
80.  お嬢さん(2016) 《ネタバレ》 
うーん、日本人に成りすましたり帰化した設定なので間違いではないのだけど、 妙なイントネーションで滑舌の悪い日本語の会話にも字幕が欲しかった。 欧米で公開するバージョンなら、全部字幕か吹き替えなんだろうな。 騙す側と騙される側の単純な話では、映画になりませんよね。やはり展開があります。 しかも、情に流されてねじれて行きます。種明かしの後半戦から面白くなります。 エロと変態の描写が、ポルノ映画の半分程度とはいえ、何度も出てきます。 普通のサスペンス映画なら、キスして倒れこんで次へ行くところですが、ネチネチ引っ張ります。 前情報通りなので驚きませんが、近くの席に一人で見に来た若い女性が居たので集中困難・・失礼。 原題では「女中さん」なのに邦題では「お嬢さん」てのはナルホドでした。 まあ確かにそんな話でしたが、詐欺師の伯爵があんなに酷い目に合うのは身から出たサビとはいえ 辛いものがある。しかも予定と違ってしまい、美味しい体験はなしってのも可哀想かも。 元は、イギリスの推理小説で、設定を変えて映画化。原作がホントにこんなエロイのかどうか、 読んでみるべきか思案中。 韓国の女優は、凄いなあ。脱ぎっぷりどころか、ポルノ並みの演技って、日本の女優さん達は 絶対お断りだろうなあ・・ あと子役に隠語言わせるのにもビックリ。 一番好きなシーンがあります。首吊り自殺しようとするシーンが、唯一コメディ然としてていい。 本音がムキ出しになって、心が通い始める重要なシーンでもありますが、見せ方が良い感じです。 韓国映画に多い残念なエンディングテーマソングは相変わらずでした。考えてみれば感動も何も ない終わり方なので、かわいらしい女性ボーカルは間違いではないけど、座り心地が悪くなる。 ゲノムハザードの川井憲次氏の重厚な音楽が欲しいところ。 家で独りで見たいという需要あるでしょう、ブルーレイは売れそうですね。 失礼・・
[映画館(字幕)] 8点(2017-06-22 16:42:13)
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