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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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1261.  世界の中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 
長澤まさみの絶頂期ともいえる魅力だけでなんとか成立している感じで、ストーリーはいたって凡庸。 白血病で好きな人と死に別れるというのも使い古された筋だ。 まるで童貞のロマンティックな妄想青春物語みたいで、その青臭さに気恥ずかしくなる。  二人で賭けたウォークマンゲット競争のために深夜ラジオに投稿したウソ話が、白血病で死ぬ現実と偶然カブるなんて…。 二人と律子との関係も偶然性が気になる。 ストーリーを盛り上げるのに偶然は必要だとは思うが、度が過ぎるとウソ臭さが先に立ってしまう。 昭和のテイストでノスタルジーは刺激されるがそれ以上のものはなく、柴崎コウもあまり活かされていなかった。
[DVD(邦画)] 4点(2013-06-23 23:11:48)
1262.  キング・コング(1933) 《ネタバレ》 
1933年の公開当時は、衝撃的な映画の出現だったに違いない。 ただ今観ると、さすがに特撮技術のレベルはいかんともしがたく古く感じる。 動きがカクカクしてるのもあって怖さや凄さよりもひたすらかわいく、時に滑稽にさえ見えてしまう。 それでもアイデアとストーリーは秀逸で、だからこそ繰り返しリメイクされる名作となった。 オリジナルはコングの殺戮が容赦なく、アンがコングに好感を持つこともない。 全般的にテンポが良く歯切れがいいが、テンポが良すぎてジャックのアンへの愛の告白が唐突に感じた。 ラストは驕る王者が倒される悲哀がたっぷり。 製作年やエポックメイキング的な価値を加味すれば評価は高くなるが、そうしたことを考慮に入れなければリメイク版のほうが見やすくて好き。 先にリメイク版を観ていたのでインパクトが薄れてしまったし、特撮技術の差はあまりにも大きく、コングとアンの交流も欲しかった。
[DVD(字幕)] 5点(2013-06-23 00:16:40)
1263.  こころの湯
取り壊しの運命にある銭湯が庶民の社交場となっている様子は、昔の日本にも通じるものなのだろう。 マッサージ、四方山話、歌の練習、コオロギ対決など、それぞれが楽しんでいる。 まったりと話が進行するので、観ているうちにこちらもぬるい湯に浸かってうとうとしているような感覚になる。 水がなくて風呂に入るのも大変な思いをしていた回想に、家族の絆、人と人との絆が感じられて心温まるエピソードだった。
[DVD(吹替)] 5点(2013-06-23 00:14:41)
1264.  インセプション 《ネタバレ》 
夢と現実を行き来してどちらにいるのかわからなくなる。 世界観が独特で、『マトリックス』と通じるものがある。 夢の共有や三層構造の設計、キックの定義など、そこにおけるルールや設定が難解で把握しにくい。 セリフのやりとりによって説明されているが、それだけではすんなりとは入ってこない。 深層心理を素材にした物語で、心理学の概念を応用しているのでその方面に明るいと受け入れやすいのかも。  ストーリーをおもしろくするために、都合のいいルールや設定をこじつけた感がある。 どうやって夢を設計し、他人の夢に潜入し、共有できるのか、そのメカニズムはあいまいで明確に描かれてはいない。 そこに整合性と説得力のあるロジックが成立しえないから、あえて省いているのか。 一部機器も装着しているようだが大掛かりなものではないので、まるでエスパーのように自在に夢に出入りしているようにも見える。 細かく見れば矛盾点や疑問点も出てくるが、もともと夢というのは論理的ではなく話がとんとん運んでいくもの。 この映画自体もそれと同じ感覚で、分析せずになんとなくわかったような感覚で受け入れるのが正しい楽しみ方なのかもしれない。  アイデアはとても独創的でおもしろく、特にコブとモブのエピソードには惹かれる。 サイトーの依頼した仕事をもう少しシンプルに整理して、コブとモブの話にもっと軸足を置いたほうがわかりやすかった。 戦闘シーンが結構長いのでそこは短くできたと思うが、アクションは売りものとしてしっかり見せたかったのだろう。 ラストのコマが微妙に揺れたところでカットアウトするのは、夢か現実かあえてあいまいにさせて解釈を委ねている。 そういう委ね方を映画ではときどき見かけるけど、これは作り手として少し無責任に感じるときもある。 いわゆる夢モノが性に合わないのと、シュールな世界観で自分の好みからは外れた。
[DVD(吹替)] 5点(2013-06-22 23:16:29)(良:1票)
1265.  十二人の怒れる男(1957) 《ネタバレ》 
三谷幸喜のほうを先に観ていたが、本家はさすがに見応えがあった。 12人の会議室の中での会話だけでこれだけの重厚なドラマができるのは驚き。 有罪に固執する人が、議論の中で自ら墓穴を掘っていく。 論理が破綻して偏見が露になっていく過程が見事で、脚本の出来がすばらしい。 こういう奴いるよなぁと思わせるキャラ設定も見事。
[DVD(吹替)] 9点(2013-06-22 23:15:06)
1266.  皆月 《ネタバレ》 
家を出た妻の置手紙は「みんな月でした。もう、我慢の限界です。さようなら」 月は自らの裏側を決して見せず、太陽があって初めて輝く。 駆け落ちした妻は誠実な面しか見せないつまらない夫といては一生輝けないと思ったのだろう。 退職金目当てだったはずの由美が冴えない中年男に本気になっていったのが腑に落ちなかった。 が、昔飼ってていつも後ろをノタノタ付いてきたウサギに似ていたからだという言葉に、二人のキャラが浮き彫りにされる。 そんなソープ嬢を吉本多香美が熱演。 北村一輝のサディスティックなキレっぷりはハマってたが、主役の奥田瑛二が役に全然合ってない。 義兄と由美が同居を始める日に、アキラがキッチンで義兄に見せつけながら乱暴に由美を犯すシーンはインパクトがあった。 自首したときの姉との別れは、肩を噛まれて恍惚となるアキラの姿に近親相姦の臭いが強く漂う。 アキラのほうが主人公を喰うくらいの存在感があった。 原作者の花村萬月の作品は幾つか読んでいたが、背徳感やバイオレンスなど毒気をはらんだものが得意のようだ。 ラスト、主人公が由美を置き去りにしようとして、また思い直して戻ってくるなどわけがわからず。 主人公に魅力を感じないのが一番の泣きどころ。
[DVD(邦画)] 5点(2013-06-22 05:36:24)
1267.  ミスト 《ネタバレ》 
文字通り深い霧の中にいるような先の見えない展開で、サスペンス性たっぷり。 狂信的なクリスチャンのおばさんもキャラが立っていて、ウザくて仕方ない。 ラストはこれ以上ないほど皮肉なバッドエンドで、インパクトがある。 後味がきわめて悪いものの、それが狙いなので大成功といえる。 カタルシスとは対極にあるので好みとはかけ離れるが、一味違ったモンスターパニック映画に仕上がっていることは確か。 ストレスを感じたいときにはオススメ。
[DVD(字幕)] 6点(2013-06-21 23:39:26)
1268.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 
コンピューターウイルスでやっつけられるような異性人というのが拍子抜けではあるが…。 いろいろ都合がよすぎるので、細かいことを一切気にしないで観れば楽しめる。 結構盛り上がるけど、その割に後にはあんまり残らない。 良い意味でも悪い意味でも、いかにもハリウッド映画らしい作品。
[地上波(吹替)] 5点(2013-06-21 23:36:28)
1269.  ルームメイト(1992) 《ネタバレ》 
アリーが恋人と別れた寂しさを埋めるために募集したルームメイトが完全にイカれた女。 長い交際期間があっても同居して初めてわかるといったことも珍しくないのに、面接やちょっと一緒にいた程度でいろいろ見抜くのは到底無理。 誰でも同じようなイカれた人間の被害者になりうる怖さを感じる。 ただ、彼氏とヨリを戻したからルームメイトに出ていってもらおうとするのはあまりに軽率で自分勝手。 自分で撒いた種でもあるので、同情はしきれない。  愛犬を転落死させたり、同じ髪型と服装をしてみたり、勝手に手紙を受け取って隠してたり、こんなのと同居だなんて鳥肌が立つ。 さらにどんどんエスカレートする異常行為に、まとわりつくような不快感が募っていく。 モンスターものより、こういう狂気の人間のほうが怖い。  アリーとヘディがギクシャクしていく様子はとてもリアルに描かれている。 一人でオナニーしているところを見られた場面など、こちらまで気まずくいたたまれない気分になる。 ところが、ラストの死闘でアリーが突如秘密工作員にでもなったかのような見事なアクションでの逆転劇には呆気にとられる。 とってつけたようなナレーションでのまとめもウソっぽくなった。
[DVD(吹替)] 5点(2013-06-21 23:34:39)
1270.  赤い風船 《ネタバレ》 
セリフがほとんどなく映像で詩を味わっているような感覚。 ジャンルは違うが詩情を感じる映像作品という意味ではユーリ・ノルシュテインが思い浮かんだ。 生き物のような風船と少年の友情が微笑ましい。 悪ガキどもに石をぶつかられるシーンでは本当にイジメられているように見える。 鑑賞中はさほどインパクトはなかったが、観た後でじわじわくるファンタジー。 ラストは少年の行方が気になる。 天に召されたともとれるが、少年は幸せそうだったけどハッピーエンドなのかどうか…。 一概によかったねとは思えない微妙な余韻が残った。
[DVD(字幕)] 7点(2013-06-21 23:31:52)
1271.  12人の優しい日本人 《ネタバレ》 
タイトルからわかる通り『十二人の怒れる男』をパロっていて、日本人だったらどうなるかを示したようで興味深い。 狩猟民族と農耕民族の違いを見るようだった。 妻が夫を走ってくるトラックへ突き飛ばしたとのおばさんの証言もあったが、暴力夫に悩まされていた美人妻への同情もあって、おばさんの証言よりも妻の証言が信用されている。 そうした無罪濃厚の状況から有罪の可能性を探っていくわけだが、12人のキャラが立っていてそのやりとりに引き込まれる。 三谷幸喜はこうしたキャラの書き分けがはっきりしていてわかりやすいのが特長。 そこが苦手という人もいるようだが、こうした12人にほぼ均等にセリフのある設定では、区別しやすくなるので混乱しなくて済む。  ただ、本家の迫力には到底及ばず、インパクトは少し弱い。 コメディ要素を入れて笑いを取ろうとしているために、軽くなっている印象。 議論が人間の本質的なものを抉り出す人間ドラマになるのではなく、推理ゲームの要素が強くなっているせいもある。 最初から有罪を強硬に主張し続ける会社員も妻に捨てられたことが理由というオチがかなり前からわかってしまうのもマイナス。 オチが見えてからはどうしても興味が少し削がれてしまった。
[地上波(邦画)] 7点(2013-06-21 01:45:49)
1272.  自虐の詩 《ネタバレ》 
阿部寛のちゃぶ台返しが連発。 中学時代の貧乏仲間の熊本さんのキャラが強烈。 ギャグタッチのコメディシーンが結構あるが、全般的に起伏が乏しくてちょっとだれる。  シャブ中の売女に堕ちて幻覚から自傷した幸江を救ったのは、イサオの真面目で一途な思い。 それなのにどうしてイサオがダメ男になったのか、キャラが変わりすぎ。 凡庸なストーリーで内容が薄くて泣けもしないが、中谷美紀と阿部寛でなんとか持ちこたえている感じ。 同じように中谷美紀が不幸な女を演じた『嫌われ松子の一生』のほうが、ストーリーははるかに引き込まれる。
[DVD(邦画)] 4点(2013-06-20 22:35:23)
1273.  ライムライト 《ネタバレ》 
チャップリン晩年の代表作だけにハードルが高くなりすぎたのか、少し期待はずれ。 監督として峠を越えたチャップリンと、主人公のカルベロがだぶってみえる。 途中、カバレロのステージパフォーマンスで長くてダレてしまう。 ウケなくなっていた芸が再起の舞台で、シーンとしたアンコールからいきなり大喝采となったことに大きな違和感があった。 テリーの雇ったサクラではなく本物の歓声に変わったという表現だろうけど、それほどのパフォーマンスとは伝わらずちょっと無理があるように思えた。 ラストはもっとハッとするような展開を期待したが、カルベロの死も少し強引な印象もあって感動できない。 音楽は切なく美しいメロディで耳に残る。  かつてはスターコメディアンだったカルベロの凋落ぶりが切ない。 テリーとの純愛、若いネビルへの複雑な思い、舞台人としてのプライドが傷つけられていく様子がリアルで胸に迫る。 年の差を越えて支え合った二人の結ばれなかった悲恋をコメディ要素なしで描いたことが、チャップリンのイメージを覆されて意外だった。 チャップリンの喜劇人としての本音や人生哲学が主人公を通してうかがえ、明らかに自己投影したものであることがわかる。 チャップリンの集大成ともされているが、才気ほとばしる全盛期の勢いを失った悲哀も少し感じてしまう作品。
[DVD(字幕)] 7点(2013-06-20 22:33:03)
1274.  キングコング(1976) 《ネタバレ》 
ヒロインのアンはヨットが沈んで救命ボートで漂流していたところをたまたま石油探索船に発見されたという設定。 映画撮影のためにスカウトされたというほうが流れが自然だったのに。 コングはオリジナルよりずいぶん人間的に描かれている。 滝のシャワーで濡れたアンを乾かすためにコングが息を吹きかける。 恍惚とした表情のアンにちょっと笑ってしまうが、獣の息は臭くないのだろうかと余計なことも考えてしまう。 ジェシカ・ラングのお色気シーンがあるので、家族連れはちょっと気まずいかも。  船の空きタンクに閉じ込められたコングが、アンのスカーフに暴れ出すのが面白い。 ところが、コングをなだめようとしたアンがタンクに落ちたとき、コングが何もせずに逃がしたのは不可解。 コングが川を渡るのに誰にも気づかれなかったというのもありえない。 ご都合主義が引っかかるが、コングがアンの身を気遣って手で押しやり、銃撃で血まみれになっていく様には心を打たれた。 オリジナルや他のリメイクを含めて最初に観たのは本作で、昔みたときのほうがもっと面白く感じたけど。
[ビデオ(吹替)] 6点(2013-06-20 22:16:42)
1275.  ライフ・イズ・ビューティフル 《ネタバレ》 
序盤は主人公グイドがイタリア人っぽい軽さでしゃべりまくって少しうんざり。 ゆるいラブコメ風の笑えないストーリーで眠くなってくる。 前半でもううんざり気分でこれはハズレ映画だったと観たことを後悔し始めた。 ところが、後半の強制収容所に連行されるあたりから次第に物語の中に引き込まれていく。 息子に不安を与えまいとしてウソをつき続けるグイドがどんどん立派に見えてくる。 最後まで息子の前で陽気に振舞う父の思いやりが胸を打つ。
[映画館(字幕)] 9点(2013-06-20 22:12:52)
1276.  プラトニック・セックス
原作は読んでいたが、かなり内容が変わっている。 なんの共感もできない映画。 でたらめに送信した携帯メールが偶然二人を結びつけたという出会いのうそ臭さ。 実話から離れて全般的にリアルさを失ってしまった演出にうんざり。 原作のほうがリアルな分よかった。
[DVD(邦画)] 2点(2013-06-19 23:17:48)
1277.  クイック&デッド 《ネタバレ》 
女ガンマンのシャロン・ストーンがキレイでカッコいい。 劇画タッチの西部劇なのでリアリティの欠片もないが、キャラが個性的。 早撃ち大会はまるで天下一武道会、ゲームかマンガみたいなノリだ。 頭を銃弾が貫通してウソみたいな風穴が開いたり、派手に一回転して吹っ飛んだり、やられっぷりもチープそのもの。 そんなB級テイスト漂う作品なのに、思わぬ豪華キャストの競演を楽しめる。 ジーン・ハックマン、ラッセル・クロウ、ディカプリオ、脇役にゲイリー・シニーズも。 もっとも、クロウとディカプリオは有名になる前だから成立したのかも。  エレンは食事のテーブルの下で父親の仇であるへロッドに隠し持っていた銃を向けるが、結局果たせない。 エレンの思惑を見透かしたへロッドの威圧感とライターを銃に見せかけたフェイクに制された形。 ここはへロッドの凄みを感じさせるシーンだった。 へロッドの無慈悲な冷酷さはいたるところで感じられるが、極めつけは政府軍に撃たれた傷の手当てもし匿って助けてくれた神父を、相棒のコートに殺させたこと。 コートはその贖罪で牧師になったのに、へロッドに罪の意識は微塵もない。  少女だったエレンは、父の首吊りの縄を撃てば助かると持ちかけられ、誤って父を射殺している。 悲嘆に暮れる少女を尻目に、ヘロッドはゲームを楽しんだかのように笑って去っていく。 それだけやってりゃ復讐の対象にもなろうというもの。 ヘロッドは父親に認められたい一心で決闘に臨むキッドも射殺した。 ただ、この時だけは悪党へロッドにも親子の情がうかがえた。  ストーリーはなんてことないが、キャラの魅力でもっている作品。 特に、敵役のジーン・ハックマンの存在が大きかった。 シャロン・ストーンとラッセル・クロウのラブシーンがカットされていたのは残念。
[地上波(吹替)] 6点(2013-06-19 23:16:14)
1278.  県庁の星 《ネタバレ》 
民間の視点を研修するためにスーパーに派遣される県庁のエリート。 その役が織田裕二で、以降は予想通りの展開。 お役所的なマニュアル通りにしか動けないので、指導役のパートリーダーである柴咲コウとはお約束の対立関係。 派閥の関係でエリートコースから外され、婚約も解消されてズタボロ状態。 そんな時に潰れかけたスーパーの再生に必要とされたことから気持ちを入れ替えて尽力し、見事売り上げも伸ばしてめでたしめでたし。 県庁に戻って出世ではなく県民のために働くようになるなんて、恥ずかしいほどストレートで何の裏切りもない。 と思っていたら、最後に正義の味方っぽかった知事がやらかしてくれた。 せめてそれくらいないと味も素っ気もなかったところ。 公務員に対する一般市民の不満は織田裕二が代弁してくれるから、少しは溜飲が下がるけど。
[地上波(邦画)] 5点(2013-06-19 23:03:45)(良:1票)
1279.  レオン/完全版
通常版よりマルチダとレオンのシーンが増えて、二人の関係がより明確にわかる。 マルチダはストレートに恋愛感情を表現し、レオンにもそれに応える感情が芽生えているように見える。 二人の心が通い合って、マルチダを助けるために戦うレオンが鬼気迫っている。
[DVD(字幕)] 9点(2013-06-19 00:12:39)
1280.  かもめ食堂 《ネタバレ》 
会話がリアルでウイットに富んでいて、自分探しの温かい物語。 ムーミンの故郷フィンランドの街も風情があり、ゆるくてまったりとした映画。 知らないおじさんから黙って猫を手渡され、猫を飼うために帰国を辞めるという、なんともとぼけた味がある。 ただ、キャスティングがなんとも地味で、内容も地味。 小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの三人をメインに映画を撮ったのはある意味冒険とも思えるけど、意外と興行的にもヒットしたようだ。
[DVD(邦画)] 5点(2013-06-18 23:57:30)
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