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ロイ・ニアリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 681
性別 男性
年齢 58歳
自己紹介 点数基準
芸術点、技術点、俳優点、個人的感情移入度の4要素の比重で決めています。
芸術点とは、主に脚本、演出が映画の各要素、美術、音楽、などをどれだけ高次元でまとめ上げたか
技術点とは、撮影技術、特殊効果、音響効果など、技術的な部分のレベル、完成度。
俳優点とは、出演俳優の演技、存在感、作品とのマッチングなど。
個人的感情移入度とは、作品テーマや登場人物などが自分自身の価値観や好みに対してどの程度影響するか。
これらの比重を勘案して点数を出しています。
有る項目が0点に近くても、別の項目が突出して良ければ点数は上がります。
映画としての及第ラインは6点です。それ以下は落第点、マイナス評価です。

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141.  ランド・オブ・ザ・デッド
いやーこれは正直面白くなかったですね。ゾンビ映画特有の絶望感、終末感が感じられませんでした。まずゾンビが進化して道具を使うようになってしまうところで本来のゾンビの恐ろしさがなくなってしまった、それから秩序が崩壊した世界で都市を支配するボスや彼に反旗を翻すアウトロー、なにか安っぽいんだよなあ。あのトレーラーの装甲車からしてそうだけど、世界を広げた割にはディティールがありきたりだからリアリティが無い。リアリティが無いから彼らが哲学風の臭いセリフを吐いてもどこか薄っぺらで気恥ずかしい。初代ゾンビは偉大なB級映画だと思うけど、B級なのに超A級の世界観があった。今作は世界観までB級になってしまった。巨匠ロメロ作品だけに残念ですね。
[DVD(吹替)] 4点(2006-01-07 21:03:19)(良:1票)
142.  奥さまは魔女(2005)
あちゃー。これはどうしちゃったことでしょう。絶対決まると思っていたニコール・キッドマン、どうも冴えないですよ。何か表情が乏しい。コメディなんだからもっと生き生きとした表情が見れると思ったんだがなあ。それに加えてウィル・フェレルは劇中の「奥様は魔女」だけでなくてもミスキャストじゃないですかね。ちょっと間抜けすぎて感情移入できないです。何よりもこんなに絶好の題材なのに脚本がダラダラして盛り上がりに欠けるし演出のテンポも悪い。最後まで観るのが辛い映画でした。
[DVD(吹替)] 4点(2006-01-07 19:35:53)
143.  男たちの大和 YAMATO
原作未読。予告編を観て、ちょっと過剰かなと思われた中村獅童はじめ役者の演技は素晴らしく、この映画のパワーを感じさせるものでした。それだけに残念なのが、ひとつひとつのエピソードがブツ切れで、総集編を見ているような感覚に陥ったこと。これだけ多くの登場人物の人間模様を描くのなら、2時間半では足りないでしょう。おそらく「バンド・オブ・ブラザース」や「U・ボート」のTV放映版のように時間がたっぷりあればもっと時代背景から太平洋戦争における大和の位置、そして彼らの生き様を見せられたと思います。結局上映時間に詰め込むためにナレーションや図解を多用して説明を加えなければならなくなり、熱い人間ドラマとのバランスがちぐはぐになってしまったように感じます。DVD化にあたって、ディレクターズカット版をつくてもらってそのあたりを補って欲しいですね。 あまり瑣末なディティールにけちをつけたくは無いのですが、製作費20億円という邦画では破格の製作予算、しかしそれでも予算が足りなかったのか、最大の見せ場、大和と、最期の戦闘シーンはもうひとつでした。大和を捉える画はいつも左舷からばかり。海面を切り裂いて進んでいく大和の重量感や巨大さが伝わって来ませんでした。また、飛行機の機動があまりにもちゃちですよね。雷撃機がどのような動きで大和に攻撃を仕掛けたのか、資料なら沢山残っている筈。それなのに昔懐かしいUコンの如くくるりくるりと玩具のように旋回するだけ。30年前の糸釣り特撮レベルから全く進歩が無い。なんとか編集で誤魔化しているようでしたが、今の観客はハリウッド映画の最新VFXで目が肥えている。もうすこし頑張って欲しかったです。
[映画館(字幕)] 7点(2005-12-27 19:32:07)(良:2票)
144.  ポーラー・エクスプレス
「不気味の谷(壁)」という言葉があります。CGや人形などを生身の人間に似せれば似せるほどかえってその微妙な違いが際立ってしまい、人はそれを不気味に感じてしまうという現象です。この映画の最大の失敗はまさに「不気味の谷」に嵌ってしまったことにあると思います。とにかくキャラクターが皆表情に乏しく気持ち悪い。動きはモーションキャプチャーしているのだが、それでもぎこちない。CG技術的には髪の毛や衣服の表現など、画期的なものもあるのですが、いかんせん、蝋人形のような子供たちには感情移入出来ませんでした。実写でやるか、もっとデフォルメしたキャラクターで映像化した方が良かったと思いますね。物語はそこそこ面白かったのに残念です。
[DVD(吹替)] 5点(2005-12-19 19:43:22)
145.  アイランド(2005)
ここでの評価が低かったので全く期待せずに観たら、期待以上に面白かった。クローンというテーマはSFでは手垢がついているが、物語の運びがテンポ良く飽きさせない。贅沢な美術セットと美しい色彩、派手なアクション。スカーレット・ヨハンソンも美しい。ただ、やはりそこはマイケル・ベイ、中盤のカーアクションから暴走気味になり、別の映画を観ているような気持ちに。主人公達が奇跡のように生き残っていくところでは思わず笑ってしまった。おそらくガタカの監督がこの映画を撮ったら全く違う色彩の映画になったと思うが、これはこれでいいのではないかと思った。
[DVD(吹替)] 7点(2005-12-19 10:27:36)
146.  SAYURI
原作未読。物語は時間軸は長いが、想像していたよりこじんまりとしていた。チャン・ツィイーは主役に抜擢されたのも納得の素晴らしい存在感と演技だった。本来は日本人が演じるべきなのだとは思うが、彼女ほどの女優が日本にいるだろうか。他の何人かのキャストも中国系だが、この不思議な世界では違和感が無かった。 芸者をはじめとする日本の風俗文化に詳しければ詳しいほど違和感を感じる作品だと思うが、ロブ・マーシャルは確信犯的に考証を無視したのだろう。彼なりの美意識に乗っ取ってニホン、ゲイシャ、を映像にした。それはそれで大変美しく、その世界の中ではブレが無い。撮影、照明、編集、音楽、全てが素晴らしくレベルが高い。 本物の日本の文化を世界に知らしめたかったら邦画が頑張るしかないのだ。
[映画館(字幕)] 7点(2005-12-16 01:15:22)
147.  サイドウェイ
文化は違えど、だめ男の境遇や心理は皆共通なのか!マイルスのヘタレぶりがあまりに自分と重なるので思い切り感情移入できました・・・勿論彼ほどの教養は僕にはありません。しかもジャックの節操の無い言動が大学時代の悪友に、マヤの美しさと繊細さは大好きだったひとそのものでした。 でも自分には彼女の部屋をノックする勇気はありませんでした・・・  マイルスの人生はマヤのドアの向こうに開いたけど、僕の人生はまだ足踏みしたままです。
[DVD(吹替)] 10点(2005-12-05 13:37:13)
148.  バットマン ビギンズ
これはアメコミ版にも詳しいコアなファンにとってはどうなのだろうか。ブルースがバットマンとして立ち上がるまでのエピソードや葛藤が描かれているが、スーパーヒーローは何のために戦うのか。コミック登場当時とは人々の価値観も、世の中も大きく変わった。現代のように物事の善悪が相対化して語られる世の中ではなかなか苦しいと思ってしまう。だからバットマンの活躍を正当化させるには、あらゆる価値観に照らして全く同情の余地の無い悪の権化を登場させるしかない。本作はゴッサムシティという架空都市で、悪の権化と戦うという設定でそのような矛盾とギリギリのバランスをとっているように見える。
[DVD(吹替)] 7点(2005-11-02 17:16:11)
149.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
あの時こうしていれば、違う決断をしていれば・・・と後になって後悔することは誰にでもありますよね。過去を書き換える能力を持ったエヴァント、それでも彼の思い通りには行きませんでした。アンドレアとは違う人生を歩むしかない、彼女との愛を諦めるという私欲を無くした事で全てが丸く収まる。なんとも皮肉な物語です。しかし神がいるとするならば、彼にこんな過酷な運命を与えたのはなぜなんだろうと考えてしまいますね。「いま、会いに行きます」でもそうでしたが、このような超常的な現象を起こしてまで揺さぶられる人の運命の意味とは・・・。色々と想像をめぐらせられる物語でした。
[DVD(吹替)] 7点(2005-11-02 16:54:36)
150.  ショーン・オブ・ザ・デッド
英国映画に出てくる俳優っていうのは同じ白人でも米国映画に出てくる人となにか雰囲気が違いますねえ。なんというか、美男美女とは違うあくの強い顔つきとキャラクター。それがとても印象に残ります。それは「28日後」を観ても思ったことですが。ところで本作は基本的にコメディなんだけど、ギャグがまたひねくれてると言うか、いかにも英国風。ところがおふざけで終わることなく、怖がらせる所はしっかり演出してます。観て損はなかったと言う感想ですが、絶賛されるほど面白くも無かったです。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-29 17:34:13)
151.  炎のメモリアル 《ネタバレ》 
うーん、悪い映画じゃないです。製作者の映画に対する愛情や真摯な映像作りが画面に溢れています。ただ、脚本がなあ。消防隊員の仕事は過酷で、現実には命を落とす隊員も多いのだろう。しかし、映画として主人公を殺すのなら、物語のプロットや映画全体を貫くテーマと密接に繋がっている必要があるし、主人公の存在、死が触媒となって何かに影響を与えたり、物語を大きく動かしていくものではないだろうか。そこがいかにも弱い。
[DVD(吹替)] 6点(2005-10-18 19:59:15)(良:1票)
152.  大脱走
史実を元にしていながら、娯楽映画のつぼを見事に押え隙がない。あまりに有名なテーマ音楽、個性派スターの競演、3時間を開きさせない見事な脚本。確かに今観るとオールドスタイルだけど、60年代ハリウッドの王道を行く映画ですね。戦後20年で製作されたので、半世紀を過ぎた今作られる戦争映画よりも何かリアリティを感じます。皆さんおっしゃる通り、これは劇場の大画面で堪能したい作品ですね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-14 23:51:36)
153.  コンスタンティン
うーん、キリスト教圏の人にはまた違った感想があるのかもしれないですねえ。僕にはどうにもこの世界観がピンときませんでした。その上天国、地獄、そして現世。およそ全ての世界を股にかけた戦いなのになにかスケールが小さい。特製の銃でバンバン撃ちまくったり、悪霊ボカスカぶん殴ったりとなにか現世的な戦い方も面白くない。もっと人智を超えたようなスピリチュアルな所で見せ場を作って欲しかったです。それから映像はさすがですね。もうハリウッドに不可能はないという感じですね。
[DVD(字幕)] 0点(2005-09-12 05:18:22)
154.  THE JUON/呪怨
折角ハリウッドでリメイクするのなら舞台を日本にする必要なかったのでは。キャストを米国人に置き換えても、日本を舞台にすることに無理がある。スタジオに一軒家をそのまま建築して撮影に臨んだようだが、それがかえってあだになっていないだろうか。照明が整いすぎて真実味が薄れてしまった。監督は「暗がり」ということばが好きだとインタビューで語っていたが、暗い部屋でも隅々まで綺麗に光が行き届いていて全然ライブ感がない。
[DVD(字幕)] 4点(2005-09-09 11:11:12)
155.  呪怨 (2003)
怨念がテーマだったら、その怨念がいかにして生まれたのか、その怨念がどれだけ恐ろしく、悲惨で、おぞましいものなのかという所に説得力がないと、全て台無しになってしまう。この映画は映像的な脅かしやドッキリばかり先行して、物語の背景や怨念にまつわる悲劇を軽視しすぎたと思う。それに加えて真実味のない役者の演技、チープなメイクが更に足を引っ張ってしまった。
[DVD(字幕)] 4点(2005-09-09 11:01:29)
156.  大空港
実は以前まで見ていたものが、TV放映版で90分にカットされていたものでした。今回、DVDにて全長版を鑑賞いたしました。登場人物それぞれの人間模様が思った以上に丁寧に描かれていたんですね。707が雪の中から脱出するシーン、これ、本物使ってるんですかね。 きっと一部模型も使ってるのだと思いますが、はっきりいってわかりません。非常によく出来ていると思います。ど迫力です。それから、テーマ曲も印象的ですね。いい映画って音楽が皆素晴らしい。 <<追記>>ジョン・トラボルタはこの映画に登場したボーイング707を自家用機として所有してるそうです・・・!しかも自ら操縦する免許も持っているとか。ハリウッドセレブのスケールは桁違いですね。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2005-09-07 22:33:24)(良:1票)
157.  ローマの休日
文句無しの10点です。設定はファンタジーではあるんだけど、人の気持ちのうつろいがとてもリアルなのでいつの間にか感情移入出来ます。それに白黒映画なのに、記憶の中では色鮮やかに残る不思議な映画。過度な感傷に流されないドライなラストも粋ですね。そして何よりもオードリー・ヘプバーンのなんとキュートなことよ。そうそう、うちの母から公開当時の彼女の人気ぶりを良く聞くのですが、母はヘプバーンの髪型を真似していたそうです・・・orz
[DVD(字幕)] 10点(2005-09-03 21:39:57)(笑:1票)
158.  ローレライ
原作を知らないのだが、おそらく映画化に当たって物語を相当端折ったなというのはよくわかる。パウラの存在、その必然性、そして折笠の気持ちが彼女に移っていく過程があまりに雑に感じる。きっと原作ではそのあたりをきっちり押さえているのでは。架空戦記ものの醍醐味のひとつは、フィクションでありながらマニアをもうならせる時代考証とディティールの積み重ねにあると思うが、これも皆さんご指摘のように割り切りすぎだ。この部分の労力を惜しむと、メインの顧客であるその筋のヲタクから総スカンを食ってしまう。CGの出来もかなり雑。予算と時間もなかったのだろうけど、おそらく経験不足もあるのでは。とはいえ、旧来のトホホな邦画に比べたらかなりの進歩。アニメーションに逃げずに実写映画化を成し遂げた関係者の皆さんには拍手を贈りたい。これにめげずに邦画もどんどんこういう映画を作って技術部門も経験を積んで欲しい。
[DVD(字幕)] 6点(2005-09-02 17:37:51)
159.  アビエイター
ハワード・ヒューズの凄まじいまでの生きるパワー、カリスマ性、時代の寵児となるもやがて精神を蝕んでいき、スキャンダルに翻弄される様を、スコセッシはゴージャスな映像、テンポのいい演出で169分の長丁場を全く飽きさせずにまとめ上げた。さすがだ。ディカプリオは童顔でヒューズ本人とはあまり似ていないので、これはミスキャストではと思ったが、素晴らしい演技力でそんな杞憂も吹き飛ばしてしまった。やはり彼はただ者ではない。
[DVD(吹替)] 8点(2005-09-02 15:46:54)
160.  クライシス・オブ・アメリカ
ジョナサン・デミ監督ということでかなり期待しました。サスペンスの盛り上げ方はさすがでとても水準が高いと思うが、果たして大統領(まだ候補者だけど)ひとりを操ったところで国を思い通りに牛耳ることなどできるのだろうか。大統領は強大な権限をもっているが独裁者ではない。ブレーンもいるし、党の意向もあるし、議会を無視するわけにも行かない。巨大企業が利益の為に国を誘導したいというのはリアリティがあるが、もしそうなら、もっと広範に工作を巡らすでしょう。チップを埋め込むのなら、大統領だけでは足りないと思う。と、根本的なプロットに無理を感じたが、デミとベテラン俳優陣のプロフェッショナルな演技で最後まで飽きずに観ることが出来た。
[DVD(吹替)] 7点(2005-09-02 15:44:29)
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