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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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161.  雨に唄えば 《ネタバレ》 
ミュージカルの真髄を見た気がした。 一流のエンターテイメントだと思った。 僕はミュージカルが特別好きというわけではないですので、 やり過ぎともいえるミュージカルに戸惑うところもありますが非常に愉快でした。 中盤の「雨に唄えば」の場面が非常に感動的で素晴らしいと思いました。 ミュージカルは人に感動と希望を与えてくれると思いました。 ミュージカル映画の中では個人的にtop5以内に入る映画だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-20 23:53:03)
162.  吸血鬼サーカス団 《ネタバレ》 
かなり面白いハマーホラー。 その昔、シュテッテル村では少女が次々と行方不明となっていた。 犯人はその土地の城主で彼は吸血鬼だった。 村人は結束して吸血鬼を倒した。 しかし村は吸血鬼によって呪われてしまった。 十五年後、黒死病の蔓延する村に奇妙なサーカス団がやってきた。 彼らの正体はおおよそ吸血鬼だった! 村人と吸血鬼サーカス団との大戦! 従来のハマーホラーのヴァンパイア映画と比較すると エンターテイメント色が強く怪奇色は減ったのかもしれないが、 しかし中世ヨーロッパの雰囲気は色濃く、サーカスと吸血鬼の組み合わせによって怪しい雰囲気は増した。 物語がすすむテンポは良いと思う。 美男美女が多いだけでなくキャラクター性が凄く高い。 キャラクターだけで楽しい映画だ。 ドーラがめちゃくちゃ美少女。 黒豹の男がイイ表情してる。 森で獣に襲われる悲惨なスプラッタ描写が強烈。 怪奇映画とエンタテイメントとが見事に一体化した傑作怪作ヴァンパイア映画。  
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-12 00:04:55)
163.  ゆりかごを揺らす手 《ネタバレ》 
これぞサスペンス!怖すぎる美女の復讐! 逆恨みもいい迷惑! なんといってもちょっと古い良質サスペンスな雰囲気が良い。 平和な家族が美しき侵略者によって徐々に崩れてゆく過程が心理的に怖すぎる。 そんなに上手くいく筈がないであろう犯人の巧妙な罠が タイミング悪過ぎる女主人公をはめていく。歯痒い! 怖い。しかし金髪美女はセクシーだ!サイモンは可哀そうすぎる。 「ゆりかごを揺らす手は世界を支配する」という言葉が素晴らしすぎる良質サスペンス。
[DVD(吹替)] 8点(2013-04-04 23:19:49)
164.  少林サッカー 《ネタバレ》 
とても面白い。 まずエンターテイメントとして成功している。 映像効果の成功度はあのマトリックスと並ぶかも。 派手な映像効果、そして音響効果がともに迫力あってカッコいい。 特に「蹴り」の威力が見事に伝わる。風圧が感じられるほどに。変な金属音が交じってるのがまた効果的。 個性豊かな仲間が集まる面白さがまたいい。 それでみんな冴えないところがなんか見てて勇気づけられる。 練習試合でボロ負けしそうになったとき「感じるんだ みんなが戻った」ってところがマジで神降臨な場面だと思う。 それはまるで中国四千年の歴史だ。 あと変な相手選手がダブルラリアットみたいのしてたのがなんか面白かった。 宿命的な音楽もあってか凄く熱血な感じの映画だ。いやまさに漢だ。 痛々しい笑いもあるけど、失笑しながらも愛しいと感じるギャグも多い。 日本語吹き替えで見ると饅頭の歌とかかなり面白い。 女性が饅頭を作る場面は美しい。 もはやサッカーじゃないじゃんという型破りさが非常に良い。 「キャプテン翼」とか「ドラゴンボール」とかも入ってそう。 「サッカー」と「少林寺拳法」そして「笑い」これらの融合度は高い。 作品としてナンセンスだという人もいると思うけど エンターテイメントというジャンルにおいてはこの作品はかなりの成功だったと思う。
[DVD(吹替)] 8点(2013-03-26 01:17:14)(良:1票)
165.  ギャラクシー・クエスト 《ネタバレ》 
これを見ると大人になっても夢を持ち続けてないとなと思った。 全てのオタクの人に見てほしい映画だった。 長年のやってきたことが報われたような感動。 ファンを大切にする気持ち。 自分の仕事と夢にプライドを持つこと。 脇役俳優でも主役級になれる。 みんなが見た夢はどこかで確実に実在しているんだという素晴らしい話。 「夢がかなっちゃった」映画ではたぶん頂点に来る映画。 「ネバーギブアップ 望みを捨てるな」という台詞のごとく夢を与えてくれる映画だった。 スターウォーズファンやスタートレックファンでこの映画を見てない人はいないと思うけど、 もしいたら無理やりにでも見せてほしいと思った。
[DVD(吹替)] 8点(2013-03-16 01:17:38)
166.  江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間 《ネタバレ》 
これはかなり素晴らしい、衝撃な作品だった。 いろいろと狂ってる。 始まりの精神病院の場面は狂気とむせるようなエロスが強烈(夢にも見た)。 孤島の雰囲気がかなりヤバい。 世界一のキチガイ映画。 エルトポと同等くらいのカルト映画ぶり。 日本映画でこんなのあったのか。 一番ヤバいのは父親のキチガイ天才ぶり。 演技もかなりぶっ飛んでる。 キチガイ奇形天国はかなり衝撃的なものだった。 そんなエロスと醜さが支配する世界で子守唄が美しく悲しげだ。 これが伝説の人間花火か・・・これじゃ心霊写真じゃん。 なんかこれも狂ってるし変だ。 一度見たら脳から離れない世界だった。 デスボイスの使い方が絶妙。 いろいろと江戸川乱歩の世界を堪能できた気がする。 
[DVD(邦画)] 8点(2013-03-14 00:04:36)(良:1票)
167.  血のエクソシズム/ドラキュラの復活 《ネタバレ》 
ブラムストーカーの原案をもとにつくられた正統派ドラキュラ映画。 原作とは違った展開が楽しめる。 この作品の主役は美女にモテまくる。 お城の雰囲気とドラキュラの存在感はかなり本格的だ。 怪奇映画の名優クリストファーリーの演じる吸血鬼は存在感がヤバすぎる。 真っ赤に血走った目が怖すぎた。 不気味な迫力ナンバーワンの演技だ。 最期の雄叫びの凄まじさに痺れる。 名場面が多すぎる。 ドラキュラロマンに酔いしれる本物のドラキュラ映画。 怪奇映画のど真ん中。
[DVD(字幕)] 8点(2013-03-12 20:59:43)
168.  遠い空の向こうに 《ネタバレ》 
なんだかロケットを作ってるんだかミサイルを作ってるんだかよく分からないシーンも最初はありましたが、 最終的に感動的な映画だった。 そういえば子供のころ僕はペットボトルロケットとかやった(けどあんま興味なかった)。 ロケットっていうのはなんかこう少年心をくすぐるんだろうか。 遠い空の向こうに夢を抱き思いをはせるというのはロマンがあって良い。 自分のそんな心はもうとうの昔に死んでるので、この映画の中にある情熱はとても眩しい。 「父と子はだいたいこういうもんである」みたいのがあってそれがまぁ良かった。 他にも兄弟との比較、仲間と共に一つのことに打ち込むこと、体育会系キャプテンの彼女、 善き理解者でもある担任、進学か就職かなど、十代のころの記憶が甦るようなところが的確に無難に表現されている。 野次馬みたいのもいたけどあんましつこくなくてよかった。 くどいシーンがこれといってなく、 それでいてしっかりと着実に物語が描かれているところが好感の持てる映画だと思います。 ごく自然に感じられる面白さがある。
[DVD(吹替)] 8点(2013-03-12 20:51:37)
169.  ローズ・イン・タイドランド 《ネタバレ》 
テリーギリアムの描く不思議な世界を久しぶりに見た。 テリーギリアムの描く”不思議の国のアリス”は現代風な現実を毒たっぷりにまた独特な視点で強く描き、 それが突拍子もないぶっ飛んだファンタジーと融合する面白いものだった。 最初の現実の荒んだ家庭内風景は「どこが不思議の国のアリスやねん!」って感じで ”不思議の国のアリス”とはあまりにかけ離れた雰囲気でびっくりしたけど。 でも場面場面で不思議の国のアリスのような美しくメルヘンな場面がみられた。 たぶん映画サイレントヒルでも子役を務めたこの少女は非常に美少女だった。 そんな美少女が変な男ときわどい場面がけっこうあったのでなんかドキドキした。 現実と幻想が入り乱れるこの作品で、嫌というほどに現実が浮き彫りになる。 この作品にあるファンタジーとはまったく無責任なものであると思える。 主役の少女にしたって登場人物にしたってみんな現実というものを全く見ようとしないので、 観賞者が逆に登場人物のことが心配になってくる。 そこでイラッとはしないけど気の毒になってくる。 特に主役の少女は自分の世界で生きるしかなかったから必死で自分の世界を作ってるような気がしてなんか健気だ。 宗教女はひどかった。彼女の言う「罪人」とは「自分以外の誰か」のことであるかのようで、自分の「罪」には立派に目をつむる。 そんな風に現実というものにちゃんと向き合っている登場人物が皆無なこの映画は非常にぶっ飛んでいる映画でした。 さらに野暮なこというと、自分の知る映画の範疇でいうと ヤンシュヴァンクマイエルの人形、”悪魔のいけにえ”の食卓、”パンズオブラビリンス”の現実と幻想、”ミツバチのささやき”のラスト、 などをほのかに思い出させる場面があったかもしれない。これもまた個人的な感想。 
[DVD(字幕)] 8点(2013-03-12 20:51:29)
170.  2000人の狂人 《ネタバレ》 
凄く古い映画だった。 村人全員が狂っているという最強の映画。 それもごく自然にごく普通に狂っている。 陽気な音楽にのせてまるで村人の遊びであるかのように残酷な行為が行われる。ハイテンションに。 ちなみに村人全員が南北戦争で虐殺された南部の村民の怨霊である。 それからちょうど100年にあたる100年祭に 村が迎えた北部の人間を一人殺すと村人全員が笑顔になる。子供も老人もである。 残酷なのか楽しいのかよく分からなくなるのはまさに発狂。 とてもチープなんだけど愛おしい。 残酷さとチープさがちょうどいいところでピッタリはまってる感じがする。 まさにドライブイン劇場で多くの人を楽しませたんだろうなって感じの映画。 残酷行為をしてる村人の声を聞くとやっぱ狂ってるな。 村ぐるみというのがよく表れていて良かった。 個人的な欲をいうともっとカンニバリズム色を強くしてほしかった(当時では難しいのか)。 やっぱりカントリーミュージックがヤバいのかな。見てて楽しくなってくるし。 リメイクも面白かったけどこっちは天然な感じがしていい。 スプラッタホラーの原点であり頂点である作品の一つとしてファンの間で語られているので その点も評価。
[DVD(字幕)] 8点(2013-02-11 16:44:39)
171.  スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 
たまに車中で聞く同名ラジオ番組がきっかけでレンタルした。 面白かった!子供と熱血教師の学園映画の、とくに校外学習映画の良作だと思う。 しかしここまで公私混同してる奴はみたことない。 偽教師が自分の好きなハードロックを子供たちに教える。それが研究課題だという。 僕の高校の担任だった恩師も授業中にギター弾いてくれたり、 準備室にメタルのCDやフィギアをたくさん持ち込んでたけど。  ハードロックが沢山出てきたので最初はスクールオブメタルじゃねとか思ったけど 一応はスクールオブロックだった。 自分もメタル好きだけど、メタル好きな人って他の音楽ジャンルを一切認めない傾向ありますが この先生はそうじゃないみたいだった。 すべてが上手くいったので見終えた後はロックした後のように爽快な気分。 こんなことって絶対にないと思う。 こんな上手く行く筈ないし、こんな素敵なこと無いからそれが映画の醍醐味。 ギター、ベース、キーボード、ドラム、コーラス等バンドの子供たちの可愛いプレイがとても良い。 ちょっと差別してるけど照明係や警備係、荷物持ちにマネージャーなどみんながそれぞれ力を合わせてるところがなんか良い。 この偽教師の情熱とハイテンションさがおかしい。 校長先生はやたらとセクシーだ。 教育(授業)とロック(反抗)を通して大切なものが見えてくる、ような気がする。 プチ元気が出る楽しい映画であると思う。 
[DVD(吹替)] 8点(2013-01-13 11:20:08)
172.  アポカリプト 《ネタバレ》 
キ○スト様をフルボッコした映画から3年。 その血なまぐさい衝撃を今度はマヤ文明で!? これは現代のエルトポであろうか? どの場面を切り取っても正に神。まるでナショナルジオグラフィック! 迫力がすごい。並みの映画とはスケールが違う。これが映画だ!とでもいうかのようだ。 並みの映画は反省するしかない。 映像の中に神が宿る映画を久々に見た。 当時の恐ろしい儀式の再現度は神がかり。 博物館や図鑑でしかなかなか見ることのできない文明をハイクオリティーで映像にしただけで資料的価値と意義がある。 なんだか違うと思うけどパゾリーニのアポロンの地獄を思い出した。 この映画は人の原始の美しさ、勇敢さ、そして野蛮さを体感することができる。 音楽が非常に良い。 疫病の巫女少女は印象に残る。 お腹がキリキリと痛むような人間の腐敗ぶりと暴力はパッションに通じるかも? 人間と自然の迫力は僕の知る映画では頂点に近い。
[DVD(吹替)] 8点(2012-12-28 23:15:55)
173.  三十四丁目の奇蹟(1947) 《ネタバレ》 
素晴らしい映画だった。 クリスマスの精神、そしてサンタの心を描いた傑作だと思う。 現実しか見ないでお伽の世界を下らないものとする親子がサンタと交流することで 心動かされてゆくところがいい。 ささやかな優しさのにじみ出る感動の物語。 夢を持つこと、また夢を信じたいという気持ちの大切さに気づかされる。 自分を強く信じまたそれを自覚する者は勝利し、 真実と自分を偽り妄想によって他人をも貶めようとした人間は負ける。 ファンタジーが大々的に立証されることで得られる希望。 クリスマスの奇蹟に心温まる。 人の頑なな心を解く感動作。
[DVD(字幕)] 8点(2012-12-24 00:48:16)
174.  アンヴィル!夢を諦めきれない男たち 《ネタバレ》 
メタルにかける熱い男たちの魂の声を聞け! アンヴィルです。  この映画を見て熱い男の魂に触れました。 凄い感動です。 大きな話、人生の目標が見つかります。 オッサンどものメタル魂の熱さ、夢へ向かう情熱の真直ぐさに心打たれます。 ヘヴィメタルって(まるで絵に描いたような)男らしさの象徴なんです。 だからこの作品は、たぶん男らしいです。 男とは一生夢を追い求める生き物なのだ。そしてワイルドなのに繊細でもあるのだ。 ヘヴィ・メタルってのはどこか非現実的でファンタジーなところがあって、 そんな音楽を演奏しているのは北欧神話の神みたいにマッチョで超人的な存在だと思っていたら彼らの実に現実的でヒューマンなところが見えて面白かったです。実に人間らしい。  僕はとくにメタルとか結構たくさん聴いてましたから、この作品では神がかり的な大きなパワーを感じられた気がしました(全てのメタラーはまるでそこに向かってゆくのではないでしょうか。一つの大きな力に引き寄せられるかのように)。 たとえ無名なバンドであれ、それを長年続ければそこに「何か」が宿るはず。それはただ事ではなくなってくる。やがて真実味を帯びてくる。 その大きな力をもった「何か」が自ら命を持って一人歩きしたとき人々に感動を与えたり奇跡を起こしたりするのだと僕は思います。 実際に彼らのやってきたことは映像作品となり多くの人に感動を与えている。 こんな素晴らしく熱いパワーに触れたのは久しぶりです。  ラウドパークの映像、、、絶対みんなにアンヴィルって言わせてるだろ! アンヴィルが神話になったラウドパークにアンヴィルもっと来てくれ!
[DVD(字幕)] 8点(2012-10-26 22:37:20)
175.  ●REC/レック(2007) 《ネタバレ》 
やってくれました。全く新しいゾンビ映画をみました。 あるのはバイオハザードの地獄そのものです。 演技を超えた演技ではないヒステリーやパニック、発狂があります。 現場では集団ヒステリーが実際に起こってます。 こんなものをホラー映画に求めていた人は多いかもしれません。 自分もこれほどまでに臨場感のある地獄の光景を再現したホラー映画があるとも知らず、、、度肝を抜かされました。 悪魔に憑かれたような雰囲気があります。 理性を失った空間があります。 この極限の状況を再現するのに一人称視点は成功しています。 架空の現象をよくもこうまで生き生きと再現したものです。 たぶん一発屋なので複数回の鑑賞に堪えうるか心配ですが、自分はあと数回は観ると思います。 作り物っぽく無さがあります。 嘘であることを感じさせない迫力です。 「悪魔のいけにえ」以来の奇跡が起こったんじゃないですか? この作品の素晴らしいのはゾンビ映画からオカルト映画へと急展開するところです。 どうりでゾンビを超えたオカルトチックなにおい、それはまるでオーメンの悪魔憑きの様な迫力に満ちていると思ってました。 最近のCG映像に対抗できる人間の生々しい演技です。 最後の暗がりにあまりにも不快な存在を見ますが、超怖すぎて耳をふさいでました。ヤバイです。 これは何かの映像コンテストがあれば確実に賞をとるレベルの映像です。 ホラーの新しい次元の恐怖を見ました。 
[DVD(吹替)] 8点(2012-09-08 21:06:27)
176.  制服の処女(1931) 《ネタバレ》 
厳格な寄宿女学校の話。 最初はただのロリータ映画だと思ったら、なんだかドイツの表現主義らしく暗い感じがあります。 社会派っていうんですか?訴えるものが重い気がします。 校舎の雰囲気は暗く陰鬱。空気が重い。 それとは逆に少女達の戯れが華やかで、学園内の暗い厳格なムードとは対比的に生命力が漲っている感じです。 そんなガールズトークな戯れとは別に ひとりの少女の繊細な心の描写が見事だと思います。 ミネハハに少し似てるかな? この作品では集団になった敵意の恐ろしさを見た気がします。 目線が集中したときの怖さ、静まり返った場の空気、まるでフリークスで感じた怖さか、見ている側まで伝わってくる迫力があります。 威圧的だった校長先生の後ろ姿の孤独さが印象に残りました。  古いモノクロ映像をとおした若い女性の戯れは神秘的です。 螺旋階段が素晴らしい。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-08-25 20:09:58)
177.  川のほとりのおもしろ荘 《ネタバレ》 
可愛らしい少女が活躍するロッタちゃんのような、北欧の童話のような映画。 開始2分で女の子が二人素っ裸になって走り回ったのでビックリした。 二人の少女が素っ裸のままで正面向いて座ってハイソックスを履くので、なんだか見えそうな気がして落ち着かなかった。 それから女の子4人の素っ裸の川遊びなど、そこにエロスも何も無いんですけど、 北欧の自然と暖かな陽光をバックに戯れる裸体少女は天使のように美しいのでした。 ただカメラは被写体をエロスとして捉えず、そこにあるのは子供の明るい無邪気さだけです。 お祭りの風習と歌、食事、学校、仕事など、スウェーデンの豊かな生活風景を見ることが出来て楽しいです。 ユニークな登場人物が面白く、意地悪もあるんですがとても優しいです。 ささやかに感動できる物語で良かったです。 ひなたにいるような温かな作品でした。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-08-23 21:45:40)
178.  ロッタちゃん はじめてのおつかい 《ネタバレ》 
とても素敵な作品でした。 ロッタちゃんがとても可愛いです。 おしゃれな感じの明るい映像は観ていて楽しいです。 良い人が多くてなんか癒されました。 ロッタちゃんのなんともいえないキャラクターが魅力的でした。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-08-23 21:45:30)
179.  ガタカ 《ネタバレ》 
(2010年映画メモをもとに) なんともいえない感動を味わえる映画でした。 ささやかに魂に伝わるものがあります。 時に能力の欠点は残酷に突きつけられるものですが、しかしそこではないところに素晴らしいものがありました。 スピリチュアルでヒューマンな映画だと思います。 音楽は非常に美しく漂い繰り返し、映画の中に不思議な空間が生まれてます。 こういう大切なものを伝える映画はそう多くないです。 (追加)無機質な空間の中で、体液がキーアイテムとなるのが面白い。 
[DVD(吹替)] 8点(2012-07-21 00:01:37)
180.  マグノリア 《ネタバレ》 
なんともいえない不思議な感じのする、非常に面白い映画だった。 様々な境遇と人物像が交錯する中でのドラマは圧倒的。 本編にもある”強すぎる愛”が故の悲劇とでもいうのか、 人一人が抱えるものの重さと ありふれているようでいて壮絶な人間ドラマに感情が揺さぶられて、観客である自分もその中で共感し、自分もまた人間であるということを発見したような気分だ。 人生は数奇な不思議なことにあふれているとこの映画はいってた。 生きたり愛したり許したり憎んだりするってことは不思議なことだ。 カエルがかわいそうだけど。 あまりにも圧倒的なものを目の前にすると、心の蟠りなんか忘れて相手に素の自分が出せるような気がする。 トムクルーズのセミナーは何とも滑稽でイタい面白さだが、 インタビュー後半のトムクルーズの表情は精悍な眼差しが美しい。 正直、トムの演技の才能を初めて感じた。  この映画が凄いのは3時間という上映時間を全く長いとは感じさせないドラマの密度の濃さだと思った。 
[DVD(吹替)] 8点(2012-07-20 23:54:39)
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