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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2013
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1.  グリーンブック 《ネタバレ》 
良いですねえ。大好きです。もうヴィゴ・Mのトニー・リップが良いですもん。単純かつ腕っぷし(のみ)が取り柄の、よくしゃべりよく食べるイタリア系アメリカ人のおっさん。この映画がよくある‶被差別黒人と白人との友情話”より一段精彩を放っているのは、信頼に値するメタボ腹のトニーがいるから。 トニーは精神の根っこに差別意識の無い奴。周囲の人間が黒人蔑視のノリなので、特に考え無しに同調していたのでしょう。だからギャラをもらえるなら黒人がボスでもさほど抵抗は無いのだった。 なにしろシンプルで腹の底まで透けて見えるトニー相手だからこそ、ドクは(怒りに任せてだけど)内なる心情を吐露したのですね。おそらくトリオの二人にも内面の最も深い面をさらしたことなどなかっただろうと思います。状況に対して脊髄反射するトニーは、教養のある連中のように感情を包み込んで体の良いことを言わないから。 出番は少ないけど奥様のドロレスも素敵。お見通しの手紙の一件にはふふっとなりますね。わたしはトニーオリジナルの手紙も好きでしたが。 ヴィゴ・モーテンセンにアラルゴンの面影など限りなく残っていないことに初めこそ衝撃を受けましたけど、別人トニー・リップも彼の見事な仕事のひとつに数えられることになるでしょう。イタリア訛りとか言葉遣いの悪さを聞き取れたらなあ、と自分が残念でした。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2021-06-18 23:47:12)(良:1票)
2.  クライム・ヒート 《ネタバレ》 
なんとなく安さ漂う邦題のせいで見くびってましたが、これがなかなか。新興マフィアに乗っ取られ、搾取される負け組”バー カズン・マーヴ”のスタッフと周辺の人間模様。哀切にじむ繊細な描写が見事でした。 人物は多くなく、トム・ハーディが七割方話を回すのですが、彼がすごく良い。トム扮するバーテンダーのボブはマフィアのボスにも一目置かれる実直さ。犬を飼うにもトイレのしつけ等に真剣に悩んでマーヴに「たかが犬」と呆れられ、教会に欠かさず通うので神父や刑事の信頼も厚い。ボブの人柄を表す演出が丁寧極まりなくて、ひとつひとつの所作例えばクリスマスの飾りをきちんと片付けたり、雪かきをサボらずせっせとこなしたりする姿が印象的で、観る側の「ボブはちゃんとした奴」というイメージを着々と築いてゆくのです。これがばーん、とひっくり返される午前2時の驚愕ときたら。私はナディアと全く一緒のリアクションになりましたね。「あのう、アナタこの人を○○ましたよね?」声も上ずるわー いや、ボブ鮮やかだったけども。 トム・ハーディは文句無く主役ですけど、かつての人生の輝きを取り戻そうとあがくガンドルフィーニがこれまた痛切に哀感漂う存在感を醸すのだった。人生に敗れたひとりの男の物語としても読めます。激苦です。 ケチなチンピラのM・スーナールツも上手い。「男前」な役を演ってる他作品もいくつか観ましたけど。顔立ちがどちらかというとプーチン大統領似の抜け目無さを感じさせますので、今作はハマリ役だったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2018-08-19 16:55:33)
3.  グラン・トリノ 《ネタバレ》 
参った。イーストウッドにやられた。口の悪い、とっつきづらいクソじじいか・・いるよなあこんなじいさん。丁寧だなあと思うのはウォルトの人生の背景ともいうべき日常がきちんと描かれていること。理容室やバーでの友人とのやりとり。ゴミ出しの日常。アメリカにしてはやや小規模な家構えや「初めてオーダーメイドで服を作ったよ」との台詞から、フォードを退職したあとの元軍人の年金ってどのくらいなのかなあとか、自然と彼の生活に関心が湧く。偏屈を振り回して身内に嫌われて、でもお隣のオバサンたちには結構モテてんじゃん。妙なアジアの風習をどっさり持ち込まれて困惑するウォルトじいさん。笑ってしまう。愛すべきクソじじい。なんてかっこ良い死に様なんだ。ちきしょお。涙が止まんないや。あんた凄いよ。前出の背広を何のためにあつらえたのか、鈍い私は観終わって数十分経ってから気付いた。滝のように涙が出た。くそおっ もっと長生きしてほしかったよ、じじいっ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-12-05 23:49:07)(良:2票)
4.  グロリア(1980) 《ネタバレ》 
友人の子とはいえ、わが子でもない坊主を身体を張ってギャングから守り抜くグロリア姉さん。片手で拳銃をぶっ放し、もう片手にはでかいトランクを提げながら走る足元はハイヒール。この胆の据わりよう、粋ないでたち。逃げやすいようにジーンズにスニーカーなんてチョイスしがちな私のような小物にはとても真似できません。世の酸いも甘いもがっつり経験値にあるであろう姉さん。けど、グロリアは、ところどころ台詞にあるものを拾うに、“母親”になりたかったのですよ。カタギに憧れてた面も心のどこかにずっとあったのだね。だから多少小憎らしくても、あの子供への愛情の量の方が勝ったのですね。子供の手を決して振り払ったりしないグロリア。母であり姉であり友人のようなグロリアが死んでしまったと思って子供が向かうのは墓地。こんなとこが伏線になっていたなんて。思わず唸り、そしてラストでノックアウトされた。見事だあ。
[映画館(字幕)] 8点(2013-09-14 00:21:09)(良:1票)
5.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち 《ネタバレ》 
うん 良いお話でした。普通に感動しました。いつもはウルサく感じるR・ウィリアムスも、これだけ抑えてもらえれば。B・アフレックが見事な演技してますよね。天才友人の背中を押す彼の台詞がこの映画のハート部分。そしてデイモンが旅立った事を知った時の喜びと寂しさ、すべて受け入れたような表情。実に繊細でぐっときました。助演男優賞も納得だ。←違う違う受賞はR・ウィリアムスだった。えっなんでだよー。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-06-10 23:50:37)
6.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 
人の心の奥深さや矛盾をうまいこと突いてくるなあと思った。人の心は多面体、誰でも黒い面、白い面をちょっとずつ持っている。終わりのないスパイラルの様な差別や憎悪を前にして立ちすくみそうになるけど、その上で映画としての回答を控えめに出してみせている。人物みな存在感あるけれど、差別主義をおおっぴらにしていたM・ディロンと、彼に不快感を感じ袂を分かつ二人の警官のエピソードが強烈に皮肉が効いていた。ちょっと呆然とした。この映画が用意したのは空砲を選んだペルシャ人の娘。武器を最初から放棄した彼女の選択こそが女の子とその家族、自分の父親をも救うことになった。社会の片隅で、確実にほぐれた偏見の一端。見事なエンディングだったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-08-14 15:54:49)
7.  グッバイガール 《ネタバレ》 
気の利いた台詞の応酬がいかにもN・サイモンらしい、コミカルなドラマ。ヒロインはオーディションに落ち続け、リチャードは初公演を散々に叩かれ。生活にドラマチックな成功をもたらさないリアルな感じもまたN・サイモンのシャープなところ。でもこの地道な普通の生活が愛おしく感じられると、N・サイモンの魔法にいつの間にかかかっているのです。
[地上波(吹替)] 8点(2012-04-04 01:38:05)
8.  グリーン・カード 《ネタバレ》 
節度のある大人の恋愛。距離を保ちながらじわーっと心が近づいてゆく、いろんなエピソードが微笑ましくて品がある。ピアノがあんなに上手いなんて・・、や フランス男は侮れんな。
[映画館(字幕)] 8点(2012-01-30 16:53:32)
9.  クレイマー、クレイマー 《ネタバレ》 
この映画が良いのは、徹底して子供を愛しているから。子供が傷つく映画は辛いばかりだ。お父さんもお母さんも、この子を愛してる。親権をとられたD・ホフマンの横顔と上手に焼けたフレンチ・トースト。いや切なかった。
[ビデオ(字幕)] 8点(2012-01-10 01:43:54)
10.  クーデター 《ネタバレ》 
危機からの脱出ものの分野において出色の臨場感。大変恐ろしい思いをしました。早い展開と緊張を煽るキレキレのカメラワーク。隠れてる隙間から敵の様子を窺う画ヅラっておっかないですねえ。 主人公らをごく普通の一般企業の家庭人にした設定が共感を呼びます。O・ウィルソンは風貌からして一般人(に近い)ですし、一度自分で起業した会社が失敗して勤め人になったというバックグラウンドからしてエールを送りたくなります。 暴徒の狙いが外国人であることを察し、やがて最大標的が己の所属する企業であると知る。しかも顔バレ。これは恐い。逃げるにしても幼い娘二人と妻を抱えての移動、しかも娘ちゃん水着だし。主人公に突然降りかかる理不尽な暴力。彼、気配りの人なんですよ。縁もない途上国で暮らすことになった家族を励ますべくホテルでも陽気に振る舞い、初対面の協力者(ケニー・ロジャース好き)のつまんない冗談にも付き合う。ガンバレお父さん、と泣けます。 まるで悪鬼のようなアジア人暴徒の描写とかピアース・ブロスナンのかっこ良すぎな最期とか、まあ米国製の娯楽映画だなーという感じはあるけれど、政情不安の国に起こり得る混沌ぶりはドキュメンタリーレベルにも感じるリアルさでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2024-01-17 16:31:27)
11.  クーリエ 最高機密の運び屋 《ネタバレ》 
オレグ・ペンコフスキー。彼の名を現在生きている人間は記憶に留めておくべきだし、そりゃ旧ソ連の中においては裏切り者であっただろうけど彼の名誉が本国でも回復されることを切に願う。 国家って酷いもんだな。情報をリークする者もそれを受け渡す任についた者も、良いように使われた挙句積極的に救済されないんだもんな。KGBの酷薄なことはもとより、CIAだって大して変わらず国家ファーストで個人は顧みられないんだね。細かいことだけど、グレヴィル夫人に説明に訪れたCIAの女職員の華美な恰好にちょっとイラっとしました。そんなリッチな風体で夫の危機を告げられてもね。この辺も演出なのでしょうか。 サスペンスタッチの諜報劇は見ごたえありますし、特にKGBの探るような目つきは人から壁までおっかない。 ラストに流れるグレヴィル・ウィン本人の映像を見るに、失礼ながらCIAが「KGBが目を付けなさそうな人物」と評した像にぴったりなんですな。その点B・カンバーバッチだと知的な感じが否でも滲んでしまって、ベストなキャスティングとは言い難いと思ったなあ。ベネさんは大減量に臨んでの熱演でしたけども。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-08-11 22:21:45)
12.  クロール -凶暴領域- 《ネタバレ》 
サメがついに月に行くに至って、もう出尽くした感のある凶暴生物映画。や、ネクストはワニでしたか。しかも制作にサム・ライミが名を連ねている。これは期待の一本。 で、サメは無理でもワニならなんとか闘えるのでは?と思ってしまったけれど。人間に有利な地上戦を封じられてしまうとは。しかも「屋内」が舞台のため柱や鉄筋といった家の出っ張りが邪魔になったり武器になったり、‶vsワニ映画”の脚本にこんなに情熱を捧げるとは実にあっぱれです。 B級映画ならではの「ワニに咬まれても主人公無双」状態はのどかで良いけれど、モブの人たちはかなり惨い目に遭っていて、その辺のスプラッタ描写も抜かりないです。 ワニの造型やリアルな洪水などCG技術のレベルの高さも一見に値します。なかなかにハイクオリティなB級ワニ映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-04-27 23:15:16)
13.  暗くなるまで待って 《ネタバレ》 
人類皆の可憐なヒロイン、オードリーヘップバーンが盲目のハンデを負っている、そこへ男どもが3人がかりで(相手の目が見えないのをいいことに)奸計をめぐらすって図がもうヒキョーの極みでわなわなと震えます。果敢に立ち向かうオードリー、メガネの子との作戦も功を奏したりと、弱者側の思いもかけない健闘ぶりも否応なく物語を盛り上げます。 舞台劇の手法がスクリーンにも有効でしたね。鑑賞者から見えるものの範囲はほぼオードリー(が知覚できるエリア)と同じで、とても狭いのですがその分自由がきかなくて、もどかしくてどきどきしました。 ところで最後の最後にようやくやってきた亭主の「よく頑張ったね。こっちへおいで」とは何たる台詞か、と腹を立てたのは私だけですか。暴漢と闘って心身ともに疲弊した盲目の妻に、いろんな物が散乱した足場を歩かせようとは何事か。お前が行けよ。私が監督ならココ脚本のやり直しを指示しますね(怒)。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-01-20 23:53:46)
14.  黒い司法 0%からの奇跡 《ネタバレ》 
この映画の題材となった事件が80年代ということに驚きました。公民権運動が盛り上がったのが60年代、黒人に対して法がいかに無視されてきたか様々な形で世に発信されてきたのに。90年初頭になって起訴取り下げを訴えたその案件の変わらぬ不当っぷりには驚愕します。でっち上げの証人、自白の強要、弁護人や家族らへの脅迫。何十年たっても変わらぬやり口に「いつの時代だよ?」と呆れもしますが、いや21世紀に入っても‶Black Lives Matter"運動があったばかりでしたね・・。 映画の内容は幾多もあるこれまでの‶黒人差別を扱った法廷もの”とほぼ変わりません。起承転結のすべてが過去作品のどれかを思い起こさせます。それでもなお、観客の共感と憤りを呼び起こし、作品に集中させる力がこの映画にはあります。 弁護士役のM・B・ジョーダンが醸す誠実さや暴力に耐えるJ・フォックスの絶望した目、犯罪者でもある証人ティム・ブレイク・ネルソンの見るからに情緒の危うい佇まいなど役者陣の仕事ぶりも見ごたえあります。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-20 00:00:51)
15.  グッドライアー 偽りのゲーム 《ネタバレ》 
大御所二人が余裕しゃくしゃくで話を回すこの安定感。イアン・マッケランは底知れないベテラン詐欺師の風格抜群ですし、対するヘレン・ミレンも堂々と受けて立っているのが快い。 80年前のベルリンや現在のロンドンといった都市の映りが美しいし、お二方の”活力ある人生のベテラン””ぶりが観ていて楽しかった。 なんたってヘレン・ミレンですから大人しく騙されて終わるわけはなかろう、と観ている方もわかります。はたしてどっちが勝つのかと行方を見守りつつネタ明かしを迎えるわけですが、ここがちょっと脚本としてはやや凡庸で「よく聞くなこういうの」レベルなのが残念でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-04-17 23:40:01)
16.  クリムゾン・ピーク 《ネタバレ》 
画面からほとばしるようなギレルモ・デル・トロの美意識、世界観。画の力が圧倒的です。 アメリカパートは英国部よりずっと光量が多くて、淑女たちの絹のドレスの華麗なことが際立ちます。なんとふんだんに布が使われていることか。ミアもジェシカも彼女らにベストに似合う色合いの衣装を纏って、帽子からコートから本当に素敵です。 そしていかにもここからが本番、といった趣の英国の古屋敷。ゴシック・ホラーと聞いて期待する全ての要素を揃えております。重厚・薄暗・長廊下・高い天井、そして地下。屋根が抜けていては廃屋感が出てしまうので個人的にはそこまでボロくしない方が好みなのですが。雪がちらちらと舞い降る視覚効果が欲しかったんでしょうな、監督は。降り積もる新雪ににじむ赤い土。鮮烈な色彩舞台を考えついたものです。 とにかく目が楽しくて、美術点は満点。ただ個人の好みを言ったらキリがないですけど、姉が狂うほどに完璧な弟像を描くならベン・バーンズ級の美貌を使ってほしかった。お話もあと2mほど(?)奥行きが欲しかったところ。 それとこの話に出てくる幽霊はよく考えると皆親切で助言をくれるんですが、それならなんであんなオソロシイ風体で出てくるんだよう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-09-14 16:25:16)
17.  クロッシング(2009) 《ネタバレ》 
ブルックリンの3人の警官それぞれの、ハードで苦い人生模様。三者三様の「交わらない」ドラマを交互に展開させてゆくのだけど、これが同時進行しつつも混乱を避けており、巧い脚本でした。三本の流れが最後にすっと一瞬交わる、そのセンスも心憎い。(ゆえに邦題はなんか大きなお世話に感じる) しかしここで邦題以上に問題なのがR・ギアである。鬱屈が澱のようにたまった人生の中でもがくD・チードルやE・ホークらの中にあって、(下手したら同僚警官らより)どうもギアだけが浮く。チードルは潜入操作官の苦悩を背負い、ホークは経済的困窮にあえぐ一方、ギアだけ明確に形となった筋書きを与えられていない。諦念に疲れたベテラン警官の役どころでいわば「ぼんやりした」苦しみなので設定的にも二人より不利なのではあるが。 チードルもホークも「重大な決断」に迫られて身を引き裂かれるような苦しみを体現する。特に、自分の卑屈さで自らの首を絞めるE・ホークのもがく様は鬼気迫る。部屋の酸素濃度が薄くなった。苦しいこっちも。 この二人の重戦車並の演技に比べたらギアは軽トラみたいなもんで、どうしてもあのぽかんとした顔つきがドラマから浮くのだった。ふだん軟派なイメージの彼にしては健闘はしており、ギアのみ主人公だったらまた別な仕上がりになったかもしれないけど、共演者が凄すぎた。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-27 00:17:06)
18.  クライム&ダイヤモンド 《ネタバレ》 
他愛も無いコメディではあるけど、細かい描写まで目配りが効いているのに感心。センスが可笑しくて、くすくす笑ってるうちに時間が過ぎるという、幸福な時間でありました。 強烈な映画オタクの暗殺者という設定が楽しいですよね。”シナリオどおり”にストーリーを現実に当てたいので目下の仕事は放棄だ。間抜けな二人組がいつも何か食べている、とか彼らに指示を下す中ボスの台詞もいちいち可笑しい。ちなみに「ヘレン・ケラーでも油断するな」がお気に入りです。 鳩の仕事が恐るべき正確さだ、とか刑務所へ出たり入ったりの自由さに そんなイージーな、との突っ込みも受けましょうが、全編にわたるユルさが基本精神なのでこれでいいのだ。 面白かったなあ。ラスト、周りを気にしながら singing in the rain の殺し屋ティム・アレンの姿はキュートでしたしね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-07-11 23:37:51)(良:1票)
19.  クイズ・ショウ
R・レッドフォードの誠実なメガホンと主演2人の好演が心地よい。事実をなぞっただけなら、平板なドキュメンタリーになりそうなところを、それぞれの人生を絡めてきちんとドラマに仕立ててある。精神強迫症のキャラを演じれば並ぶもののないJ・タッツーロが、ユダヤコンプレックスでがちがち、でも博識のプライドは天より高いユダヤ人役。レイフ・ファインズが名門の出自に潰され気味の俗世に流される大学教授、と両者とも一歩も引かない演技。捜査員も教授の老父も、各々の人生がうかがえて脇役といえど味わい深い。テレビのやらせ事件が心棒だけど、人間ドラマとしておもしろかった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-07 12:24:04)
20.  グラディエーター
これだけ壮大にお金を使われるともう、ただ圧倒されるのみ。すべての美術に目を奪われる。凄いなあ、と思う。ラッセル・クロウががんがん放出する男性フェロモンにKOされた。
[地上波(吹替)] 7点(2011-09-22 13:34:11)
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