21. メッセージ
超長期間交錯と未来の記憶が大好きなのでツボにハマった。 また、序盤から見たことのないものを見せてくれたことで大いに畏敬を感じ終始泣きながら見た。 字幕の意訳っぷりが目立つ箇所にはやや不満はあったが、まぁいいです。 音楽も素晴らしかった。パルス波を使った信号のようなボイシングが印象的。 これが実写で見れて良かった。アニメだったら映像表現...というか解像度やライティング、演者の存在感の限界で、そこまで感動できなかったと思う。 [インターネット(字幕)] 10点(2021-08-12 16:03:02) |
22. コンタクト
《ネタバレ》 映像も展開もやや物足りない感もあるものの素晴らしかった。 ただ、後半の展開がやや早すぎたかも。 [ビデオ(字幕)] 8点(2021-08-12 11:17:49) |
23. マッドマックス 怒りのデス・ロード
映像だけで長時間持たせるのがすごい。 過去作を見てなくても単品でも鑑賞に堪える。 ちゃんと設定に奥行きがある。 アートセンス抜群。 芸大なら首席卒業じゃないだろうか。 [インターネット(字幕)] 8点(2021-06-08 17:28:02) |
24. レディ・プレイヤー1
《ネタバレ》 ゲーム・アニメ・特撮・SFなどのサブカルチャーで育った世代にとってはニヤリとするシーン多し。 また名作映画を押さえていればオマージュにピンとくるため更に楽しめる。 IOI施設内の労働者用ポッドがシン・エヴァに出てくるアスカとマリ用の部屋っぽくて既視感があった。 音効のベースにはBTTFがあり、ゼメキスの名前も出てくる。 製作時のスピルバーグは70歳を超えたところだと思うが、現役世代かのようにゲームやVRの世界観を描き出すのはすごい。 本人がそういった世界が好きなのもあろうが、きっとスタッフの声を謙虚に取り入れる才覚があるのだろう。 とりあえず「オレはガンダムで行く!」が素晴らしかったので満足度が高かった。 [インターネット(字幕)] 8点(2021-05-01 21:39:51) |
25. インセプション
インスパイア元の作品から想起したシーンを映像化するのはここらが限界、という印象を受けた。 そして、映像化で手一杯でストーリーと演出が疎かに…というか、登場人物にルール説明させてたら、スムーズな接続を構築するのはまあ無理なんではないか。 映画に地の文があればなあ…。 映像美はよかった。そこはさすがノーラン監督。 渡辺謙は英語がすごくうまかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-09-27 12:27:27) |
26. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
《ネタバレ》 この映画をインスパイアした話として、George DantzigというUCBの学生が、教授が黒板に例示した未解決問題を、授業に遅れて入ってきたときに、宿題と勘違いして解いてしまった、という逸話を知り、興味が湧き鑑賞しました。 剣と鞘の物語でした。AKIRAのミヤコ曰く、強大な力を持っていてもそれを制御できねばならんのだ、という旨を発しておりましたが、まさしくこの若者よろしく、いかなる天才も器に収まって初めて成ることが出来るのだと感じました。 脚本がよく推敲されていて、感心します。 [インターネット(吹替)] 9点(2020-06-30 12:33:23) |
27. モアナと伝説の海
《ネタバレ》 展開がやや早過ぎるが、分かりやすく飽きずに観れるという点ではいいのかも。 モアナとマウイの口喧嘩に賢さを感じた。脚本家の、このバランスの取り方は見事。 (逆に子供と年配の方はそのシーケンスがあまり理解出来ないかも) シンプルに冒険劇として割り切ったシナリオも首を傾げるところが少なくて良かった。 吹き替えで見たがモアナの声優が素晴らしかった。 CGの出来も素晴らしかったが、ちなみに、海のアレを見たとき「アビスだ!」と思った。 スターウォーズのルークがライトセーバーで手を落とされるアレも出てくる。 [地上波(吹替)] 8点(2020-03-23 20:28:25) |
28. おいしいコーヒーの真実
《ネタバレ》 無人の輸送機がうまく開発されたら、スタバ行くかわりにこの人たちのコーヒーを直接買い付けたい。 コーヒーが手元に届くまで6層の中間業者がいるとは。 フェアトレードは、将来、技術によって解決されるのではないか…。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-02-10 17:03:05) |
29. ゾンビーワールドへようこそ
純粋にエンターテインメントに振っていて出来がよい。 冒頭のシーンから「この映画はホラーではなくエンタメですよ」と説明的な前振りが盛り込まれてるのも頭いい。 ゾンビホラーが苦手な人もこれなら見れると思う。 デトロイトロックシティ・ミーツ・ゾンビ。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-10-25 20:19:31) |
30. 世界一キライなあなたに
《ネタバレ》 ちょっと物語の進みに必然性が感じられない部分が気になって、あまり入り込めなかった。 キャストの演技はバッチリ。 絵も綺麗。 ラブ多目。 社会的テーマは多分、道具でしかなくなっている感じ。 でも泣いた。 原作はもしかしたらもうちょっとテーマ性あるのかも。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-07-14 14:40:06) |
31. アメリカン・スナイパー
戦争をやってる男には勝てないと思った。 どれだけ必死に生きてるか、何を守ろうとしてるか、そのために己を鍛えられるか…。 にしても、イーストウッドの映画の作り方のうまさはもう、確立されてるなあ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-05-02 21:07:55) |
32. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
絶対教養を得るためだけに鑑賞してしまったせいか、内容がまともに頭に入っていない…。 ドクターストレンジラブという猛烈にカッコイイタイトルからさぞかしエキサイティングな内容だろうと期待して見たのだが、 高校生の自分にはあまり楽しめなかった…。 いつかもう一度挑戦したい。凡庸な高校生には大学生になってから観るのを勧める。 [DVD(字幕)] 4点(2017-05-31 01:29:45)(良:1票) |
33. 2001年宇宙の旅
SFファン必見の歴史的名作。芸術性も高い。 しかし原作未読ゆえか、話が難解である。 幼心に強烈な種が蒔かれたが、思春期を終えてから見直したに関わらず、 正直言ってその難解さに諸手を挙げて賞賛はできなかった。 悔しい。いずれ原作を読まねばなるまい。 難解とは言え、ハイセンスな映像がこれでもかと盛り込まれており、 琴線がかき鳴らされ続ける。 特筆すべきはやはりVFX。3DCGに少しでも覚えがあれば、 これらの映像がCGを使ってないことに尊敬の念を覚えるだろう。 いや、むしろ、だからこその質感がそこにあり、この質感は未だにCGでは得られないクオリティであると信じている。 つまり、CGそれ単体ではこのクオリティは得られず、脳内の映像的質感をCGに落とし込める才能が現れるまでは、 きっとこの作品はその座を譲らないはずだ。 SF映画の金字塔であるにも関わらず10点としてないのは、 もうすこし大衆的娯楽性との融合があれば…という幻想的希望である。 [DVD(字幕)] 9点(2017-05-31 01:01:07) |
34. 恋人までの距離(ディスタンス)
先輩が「おもしろいから見ろ」と勧めてきたので見た。普通、そんなことを言われようものなら、ハードルがあがってしまうこと請け合いだが、この作品は期待を裏切らなかった珍しい作品。出会いからエンディングまで、絶妙なバランス感覚で描かれる稀有の作品。暴力、セックスがなく、人も死なない映画。この作品を見たときはいつだって、恋はいいものだと思わせてくれる。 [DVD(字幕)] 10点(2017-05-26 02:43:50) |
35. ボーン・アイデンティティー
《ネタバレ》 先輩が「おもしろいから見ろ」と勧めてきたので見た。普通、そんなことを言われようものなら、ハードルがあがってしまうこと請け合いだが、この作品は期待を裏切らなかった珍しい作品。本作品の格闘シーンはなんども見返した。格闘シーン以外にも、見どころは多く、逃亡劇、サスペンスなどとしても序盤・中盤・終盤どこを取ってもスキがない。 [DVD(字幕)] 9点(2017-05-26 02:41:12) |
36. ソーシャル・ネットワーク
脚本、演出、カメラワーク、照明、どれを取っても全体的に品質は高い。しかし、WebやSNSの興亡の歴史を知らないものが見ても楽しめるものか、また、facebookを使っていないものが見ても楽しめるだろうか、そこが気になった。どのWeb企業もそうだと思うが、成功者は成功すべくして成功したように見えるが、それはあくまで結果論だと思っている。当時、friendster, myspaceなどSNSはしのぎを削っており、当サービスがいかにしてタイミングを掴んだのかなどが個人的には気になるが、そこはあくまでエンターテイメント性を求め、よりドラマチックなストーリーに焦点を当てたのだろう。とは言え、IT企業を描いた映画の中ではピカイチの出来栄えであるから、この世界で食っていく人は見ておいて損は無いと思う。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-05-26 02:36:07) |
37. ハドソン川の奇跡
《ネタバレ》 クオリティはさすがに高い。カタルシスもある。ただ、これは個人的な要望になってしまうけど、映画にはなにかアンサーのようなものを求めてしまうが、特に無かった。機長の徳は高い。助け合いは素晴らしい。事故時は勝手な行動をしないこと。パイロットでも家のローンは大変。下手に事故を起こすと職を失うリスクがある。そりゃそうか、飛行機一機で何億もするわけだし。そういったことは見て取れたが、うーむ…いや、奇跡のメモリアルとして良い作品なんですけどね。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-01-28 18:14:22) |
38. ミッドナイト・イン・パリ
《ネタバレ》 絵が綺麗で、キャストの演技も自然な感じ (日本のドラマでは相手のセリフの途中で自分のセリフを入れたりしない。 日常では普通にあることなのに)。 最後まで種明かしがないのも良かったし、最後のシーンがとても良かった。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-01-03 04:07:17) |
39. オデッセイ(2015)
《ネタバレ》 原作未読。原題のままでいいと思うんだけどなー。馴染みのない英語の題名は違う邦題がつけられちゃうものなのか。 植物学者が火星に単身赴任生活!ジャガイモたくさん育てるお!っていうのが良かった。やっぱ発達した人類たるもの、いかなる地でも農耕せねば。植民地と植物の話が面白かった。 コンピューターのGUIが過剰装飾なのはもういいや。OSへのハッキングとかも。「ハッキング」ねぇ…。いやもう、別にこういったコンピューター系の描写は共通認識となってしまっているので別に良い良い。あと、ヒゲが生えてたシーンだけど、長期生活前提であればひげそりぐらいあるだろうに髭が伸びてたのは、長い時間経過の描写というよりも、宇宙海賊になった気でいるぐらいでないとテンションが保てないということだったので、引っ掛け問題だった。にくい。 怪我してないのに裸になったときにあちこちに発赤があったのは栄養失調の描写?実際こういうことあったら歯が抜けたりもっと色々不調をきたすんだろうな…。 劇中歌は要らなかった。 米国が手を組むのがロシアではなく中国というのが予想つかなくて良かった。日本はいつこのレベルに上がってこれるのだろう、と思ってしまった。あ、でも、スパコンにノートPC繋いでるシーン、エヴァの似たようなシーンを彷彿とさせたので、日本へのオマージュもこっそり入ってるのかも。 そこまでハードなSFではないけど、宇宙兄弟みたいな作品が好きな人は楽しく見れると思う。 [インターネット(字幕)] 6点(2016-11-04 01:26:32) |
40. ある日どこかで
《ネタバレ》 まさか時空のジャンプ手段がソレとはなー…。 ソレを使った代償は、未来SFものの、仮想体験マシーンと同じで、仮想体験の中で良い思いをして目覚めると現実ではなかったことに絶望する点で、その意味では非常にSF的であったというメタ構造に点を贈りたい。 その主演がスーパーマンという点でも、時空飛び越えもののファンは一度は見ておくべき作品だと思いました。 [インターネット(字幕)] 5点(2016-09-10 03:12:38) |