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しぇんみんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 188
性別 男性
年齢 56歳
自己紹介 SF, アクション, ファンタジー, ホラーが好きです。
昔観た映画も必ず観直してからレビューしています。
また、TV放送のものは無用な編集が入ってしまうので、
レビュー対象にはしません。

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81.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 《ネタバレ》 
1作目ほどの爽快感がない。主人公がマーティからビフにシフトした内容になり、全体的に暗い内容になっているのが原因か。PART2が製作された段階ですでにPART3が公開予定だった(ラストに予告編あり)ため、伏線も拾い切れておらず、何だかすっきりしない。あと、マーティがチキン(腰抜け)呼ばわりされると見境なくキレてしまう設定がいきなり追加されたが、唐突で何だかしっくりしない。と、いろいろ不満店を書いたが、映画としては非常に面白く及第点の内容。
[DVD(吹替)] 7点(2010-03-17 23:50:13)
82.  ソウ 《ネタバレ》 
題名の「SAW」は「見る」「のこぎり」「ジグソウ」に掛かっているとのこと。主人公「ジグソウ」は、自分や他人の命を大事に出来ない人たちを、生き残りを賭けたゲームに放り込む。そして彼は最高の特等席でゲームの行方を見物する。一見不条理に思えるゲーム内容も、きちんと「生き残る」方法が示され、逃げ道が存在する。たとえそれが自分の体の一部や他人の命と引き換えであっても。余命わずかな彼が仕掛けた猟奇的な犯罪は、「命の大切さ」についてそれなりのメッセージを投げかける。やっぱりラストはびっくりするし、続編も期待できる内容になっている。サスペンスとしては一級品と思う。
[DVD(吹替)] 7点(2010-03-13 12:04:19)
83.  遊星からの物体X 《ネタバレ》 
「ハウリング」に続くロブ・ボッティンのクリーチャーの造詣は今見ても秀逸。後の「グリード」や「トレマーズ」に多大な影響を及ぼしたと思われるクリーチャー描写は、記憶に残る一本となっている。氷に閉ざされた空間で"Thing"に侵された本人すら気付けない状況は、自ずと互いを疑心暗鬼に陥らせ、終始緊張状態が持続し観客を物語に没入させる。侵した生物の遺伝記憶を爆発的に発現できる"Thing"が正体を現すシーンは、何故だか体が震える。更に最後まで侵された人間が判らないまま終わってしまい、観客に判断を委ねるラストは不快だが心地いい。ただ、一個の細胞からでも再生できる"Thing"を爆破してしまったのは、大きな間違いであったと思ったがいかがか?
[DVD(字幕)] 7点(2010-02-14 21:34:53)
84.  ファイナル・デスティネーション 《ネタバレ》 
最初は夢落ち的な展開かと思ったが、俄然「死」という運命に対する展開になり思わず引き込まれてしまった。死神VS人間。図らずも生き残ってしまった7名の死に方がショッキングで非常に印象に残った。若かりしアリ・ラーターが新鮮な演技をしているとこも吉。続編も見たくなる内容で○。
[DVD(吹替)] 7点(2009-12-23 22:52:31)
85.  G.I.ジョー(2009) 《ネタバレ》 
ストーリーはまあまあ単純な勧善懲悪もの。全編アクションの連続で退屈する暇なく最後まで魅せる。特に加速スーツで追いかけっこするアクションシーンは今までにないスピード感が出ていて興奮すること間違いなし。科学的に考えると、Gや衝撃で中身の人はぐちゃぐちゃになると思うが、理屈ぬきで楽しんだほうがよい。ただ、例によって日本の風景や生活描写が間違っており、「またかよ」となる。意図的か?忍者は今の(たぶん近未来でも)日本には居ないよ。また、悪者側の指揮系統がなっておらず、誰が首謀者なのか、何がしたいのか、イマイチ判然としないのがマイナス。世界的に迷惑なことをしているのは分かるのだが、そこから彼らにとってどのようなメリットが生まれるのか説明不足。あと、最終的に米国乗っ取りを考えているみたいだが、ナノバイト弾頭でワシントンを攻撃しようとした意図が分からん。大統領も死んじゃうのでは?まあ、シリーズ化しそうな勢いで終了したので、続編に期待してみたい。
[映画館(字幕)] 7点(2009-08-18 09:47:43)(良:1票)
86.  ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー 《ネタバレ》 
前作にも増して、全編いい意味でほんわか能天気な感じが漂っている。各色(赤・青・オレンジ?・白?)揃ってきて、なんだか日本の戦隊物みたいになってきた。異形の者たちが人間と自分たちの立ち位置に悩んではいるが、「はいはい結局そうなのね、わかっているさ」とふっ切っている感じがさっぱりしていていい。相変わらず「恋ばな」も「中学生か!」と突っ込みたくなること間違いなしで面白い。ただ前作もそうだったのだが、ヘルボーイの能力がいまいち不明確で、せっかくの「ぶっとい右腕」も単なる盾としてしか使わず、何の役にも立っていないのが惜しい。まあオメデタの話もあって今後も面白くなりそうなので、続編があればぜひとも観たい。
[DVD(吹替)] 7点(2009-08-10 13:50:29)(良:1票)
87.  X-MEN:ファイナル ディシジョン 《ネタバレ》 
ミュータント能力を無効化する薬の登場で、前作より更にX-MENとブラザーフッドの立ち位置が近く設定された。マグニートーを筆頭に、「悪玉」ミュータントも悪役という側面が感じられず、不遇な状況に同情すら覚える。今作は突出しすぎた能力を持つフェニックスをメインキャラに据え、ミュータントの悲哀と存在意義は感じられるが、そのために逆にミュータントの存在自体が嘘臭くなってしまったように感じる。それと、ミスティークの活躍が少ないのが残念。そしてヘタレの頂点を極めてしまった目ビームの人は、ただただ冥福をお祈りするばかり・・・。でもシリーズ総まとめという位置付けでこの内容なら、納得できる出来だと思う。原作を知らないとよく分からない部分もあるが、続編も期待できるし十分楽しめた。
[DVD(吹替)] 7点(2009-06-24 23:33:23)
88.  X-MEN2 《ネタバレ》 
今作は悪役が人間に移行したために、X-MENとブラザーフッドの立ち位置が同じ「人間に迫害されたミュータントグループ」となり均一化され、そのおかげで「悪玉」ミュータントにも共感できる状況を作れたと思う。X-MENたち「善玉」を見る目線でマグニート、ミスティークの「悪玉」ミュータントを見ると、その能力がずば抜けたものだと分かる。特にミスティークの特殊能力+身体能力+的確な状況判断+知識の豊富さは特筆すべきで、接近戦型の能力としては最高のものだろう。X-MENもブラザーフッドもそれぞれ人間から迫害された苦い経験を持ち、双方の人間に対する考えもよく理解できる。人間はよく特殊な能力(超能力)を持ちたいと思うものだが、本当に超人間的な能力を持ってしまったらこうなるだろうな、とも容易に想像させてくれる。ストーリー的にもジーンの悲劇はあるが、ラストの教授の微笑みで実は・・・という期待感も演出しており続編に期待できる。ただ、目ビームの人のヘタレっぷりは増しているが。シリーズ2作目の続編という位置付けでこの内容なら十分及第点と思う。
[DVD(吹替)] 7点(2009-06-06 19:09:51)(良:2票)
89.  X-メン
特殊な能力を持ってしまったために人間から迫害されるミュータントたち。それでも人間と共生していこうとするものと、そんな人間たちに敵意を持つもの。プロフェッサー率いるX-MENとマグニートー率いるブラザーフッド。単純なストーリーと、ある程度背景の分かる魅力的なキャラクターたちの活躍を何も考えずに楽しめた。ただ、X-MENもブラザーフッドもそれぞれの立ち位置はよく理解できるのだが、マグニートー側のメンバーがちょっと悪役的過ぎるのが惜しい。もう少し同等の立場で描けていたらもっと共感できたのに、と感じる。シリーズ最初のキャラクター紹介含めてこの内容なら十分及第点と思う。
[DVD(吹替)] 7点(2009-05-31 23:12:30)
90.  ヘルボーイ 《ネタバレ》 
異形の者たちが闘う話の割に、全体的にのんびりした感じが漂う。ありがちな重たい雰囲気に包まれてはおらず、ちょっとした特殊能力を持っている人間の高校生たちの他愛も無い日常の物語みたい。ただ主人公であるヘルボーイの能力が今ひとつ明確でなく、サブキャラ、敵キャラの方が面白い。期待した大きな右腕の力も「なあんだ」程度。「鍵」である設定上仕方ないのかもしれないが、右腕に力があり過ぎて、わざと重たくしていないと周りを破壊しつくしてしまうなど、もう少し特殊な設定になっていれば面白かったと思う。まあ、全体的には及第点。続編にも期待している。
[DVD(吹替)] 7点(2009-04-05 09:41:32)
91.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》 
普通のサラリーマンが実は暗殺集団の血を引く者だった、という展開はありがち。でも物理法則を無視した数々の技能は新しく新鮮。「ジョジョの奇妙な冒険」のスタンド使い同士の戦いな感じで、アリエナイ!が好きな人ははまります。ストーリー展開は今ひとつなので、何も考えずにアクションを観るべし。続編にも期待したいが、あのラストだと繋げていくのは難しいかな。
[DVD(吹替)] 7点(2009-03-14 12:05:09)(良:1票)
92.  クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 
最初は嫌がっていたビデオ係が、いきなり撮影することに使命感を燃やすようになった理由がイマイチ判然としない。でも市販のハンディカメラで撮影した感じの映像は、臨場感があって非常に楽しめた。ただ、手ぶれ補正機能付きのビデオ使おうね。あと、主人公に同行していた友人たちが次々に死んでいっても、なぜか悲しくなれず悲壮感や絶望感があまり感じられなかった。それと、自由の女神って「猿の惑星」以来、災難続きで大変だね。
[DVD(吹替)] 7点(2008-09-15 08:24:14)
93.  デス・プルーフ in グラインドハウス
ダラダラと長いおしゃべりを見せられて正直退屈だったが、後半もラスト近くなり、スタントマン・マイクが被害者になってからが俄然面白くなった。最後のシーンは思わず大笑いして「何じゃこりゃ!」といってしまった。チアガールの姉ちゃんのその後はどうなったか心配だ。
[DVD(吹替)] 7点(2008-04-20 06:12:25)
94.  unknown アンノウン(2006) 《ネタバレ》 
ストーリーは結構オリジナルな感じなのに「観たことある」感があって損している。舞台の場所セッティングが悪い。でも5人のうち犯人と被害者の割合が刻々と変化していき最後まで飽きずに観れた。よくよく考えると、記憶を失っている時点では皆犯人側になりたくないと思っており、のっぴきならない事情で犯罪を犯している、性善説的な犯人側の後ろめたさを感じられて面白かった。犯人のボスでさえも、この状況に置かれたら「自分が被害者かも」って思ったかも。ただでも怪しいと睨んでいたとおり、最後の最後に「一番悪いのは女」にしてしまったのはありきたりで、オチとしてもったいなかった。
[DVD(吹替)] 7点(2008-03-30 19:39:05)
95.  ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記 《ネタバレ》 
何も考えずに観れば十分楽しめる内容。展開も早く、退屈になる暇が無かった。ただ、本来は相当時間を掛けなければ解けない謎がたくさんあったのに、主人公たちが皆あまりにも博学過ぎて、速攻で謎が解けてしまうのが気になった。あと、不法侵入や誘拐など多数犯罪を犯しているのに、人を殺さなければ何をしても許されてしまう的な展開は、あまりにもご都合主義ではないかと思う。ラストシーンで例の「47ページ」の件が出てくるが、やはり続編への布石か?
[映画館(字幕)] 7点(2008-01-19 16:47:51)
96.  ドント・ブリーズ
息をするな...。本作を一言で表すなら「自業自得」だ。盲目の老人と彼の家に空き巣に入った男女3人の若者との戦いを描く。ちょろい仕事と思って盗みに入った家で、逆に老人に追い詰められ恐怖に慄く悪ガキ3人。中盤までは、盲目の老人から気配を消して、空き巣3人が老人の攻撃をかわすところが面白い。この辺の見せ方はドキドキする。ただ、物語が進むにつれ老人の狂気が暴かれ、誰が悪者か判然としなくなり微妙に。要は主要人物みんなに悪者感があり、感情移入しにくいのだ。あと、老人宅地下の監禁部屋はグッとくるのだが、明るすぎるのが難点かも。地下室はやはり「暗闇の空間」になっていた方が良い。冒頭、人気の無い住宅街を女を引きずりながら歩く老人の画が印象に残り、期待度が高まるのだが...後が続かない...。コンセプトは良いのだが、いまいちハマり切れなかった。残念!
[DVD(吹替)] 6点(2017-06-30 23:44:30)
97.  アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
マーベル・ヒーローズ第二期『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』。お馴染みのヒーロー達が一同に会す、お祭り映画の二作目。冒頭のヒュドラ基地の攻撃シーンから興奮必至。アベンジャーズのヒーロー同士の連携攻撃も発揮され、彼らのパワーアップを感じられる。 また、南アフリカで初めて闘うこととなる「双子の強化人間」の能力に苦戦する面々。最高の魅せ場は「ハルクvsハルクバスター」!精神支配により暴走させられたハルクと、対ハルク兵器として開発されたアーマー装着型アイアンマンの本気の殴り合いは燃える。天才として心を通せ互いを認めていた二人だからこそのこのシーンだ。また、ウルトロンによるラスト間際のあの「巨大物体」落下作戦の防衛線は迫力満点で、のめり込んで観てしまった。このようにアクションは大幅にパワーアップして申し分ない。...のだが、物語の面はイマイチ。まず、トニー・スタークとブルース・バナーが産み出してしまった「自己進化する人工知能」ウルトロンとの対決を中心に考えてみると、根源的な脅威はアベンジャーズ自身ではないかと思う。ウルトロンは「平和のために人類を滅ぼす」という原則・原理に従って、飽くまで「平和」を実現しようとしていただけだ。本作のアベンジャーズはウルトロンに出し抜かれてばかりで、彼らは自分たちが起こした「大事故」に対し「尻拭い」をしているのみなのだ。アベンジャーズは、市民を守るため不可抗力とはいえ、大規模な破壊を繰り広げた挙句、あの「巨大物体」は消滅。彼らは市民を救出してはいるが、そもそも関係のなかった市民が何千人死に、怪我をし、財産を失ったことか。市民が普通の生活に戻れるまで、どのくらいの期間がかかるのだろうか?まあ「ヒーロー」たちは、そんなことは百も承知で脅威から地球と市民を守るために戦っているのであろうが。本作は「アベンジャーズの存在意義」を問うているかのようだ。この辺の矛盾点というか、アベンジャーズによる街の破壊描写ばかり見せられた点が、今一つスッキリしない部分なのだろう。もっと、何も考えずにアクションだけ見たいものだ。
[DVD(吹替)] 6点(2017-06-09 19:42:17)(良:1票)
98.  マイ・インターン
人生のサプリメント。ファッションサイトを経営する会社のCEO、ジュールズ。その会社にシニアインターンとして、70歳のベンが入社することになり...。「歳下の上司」と「歳上の部下」の友情が様々な問題点を好転させていく物語。起こっている問題は、身近にいる者たちの身近で深刻な問題だ。恋人のこと、夫婦のこと、子供のこと、将来のこと、そしてジュールズにとっては経営のことも。観客にとっても身近な悩みが描かれてゆく。これらの諸問題を解決してゆくキーマンは、もちろん70歳のインターン、ベン。頭が良く、嫌みが無く、非常にチャーミングだ。ベンは短い言葉で的確に助言を行ない、その言葉には説得力がある。しかも説教臭くない。会社の経営で忙しく家族を大事に出来ないジュールズは、ベンによって変わって行く。夫婦や家族にとっての大きな困難も起きるが、最後はハッピーエンドに。ジュールズが苦難を乗り越えて行くとともに、観客自身へも人生に役立つ何らかのヒントをくれる。何も考えなければ、そんな優良な映画なのだが...。不満点も結構あったりして。ネット業界のような最先端で活躍しているような企業が、なぜ雇用後の職種も未定の者を雇うのかが不明。ネットの専門分野で活躍していたベテランを雇うなら分かるが、初歩的な技能も持たない社員を中途採用するなんて、まかり間違えばお荷物社員の誕生だ。ぼーっとしてるだけで良い社員を雇うほど余裕がある会社ならジュールズが経営で悩む必要もないよなぁ...。サラリーマンやってる身としては甚だ疑問だ。また、親しくなり始めたジュールズとベンの関係性も無理がある。まさに公私混同で、お互いの家に招かれたにしても不用意に出入りする。アメリカ企業の実情を知らないのだが、こんな感じの上下関係の会社が多いのかなぁ...。あと、自分で会社を立ち上げて成功させてきた強いアメリカ人の女性なら、旦那と不和になったら裁判・離婚だろうに。最近はそんな感じなのか?まあでも、最後は観客も含めみんな幸せになれる物語は好き。何も考えずに観るが吉の映画ってことで。
[DVD(吹替)] 6点(2016-11-06 17:07:14)(良:1票)
99.  10 クローバーフィールド・レーン
共通点は「巨大な何かに夜襲われる」。恋人とケンカ別れし夜道に車を走らせるミシェルは、何かにぶつかりクラッシュする。ミシェルが目覚めると、適切な治療をされ見知らぬ部屋に手錠でつながれていることに気付く。彼女を助けたと言う男ハワードが現れ、ここがシェルターであり、何かの攻撃を受け世界が破滅したことを知らされる。外は危険だからと外出を禁じるハワード。そしてもう一人の同居人エメット。ミシェルは、彼らの言葉を信じるべきかどうか悩む。そんな3人の奇妙な共同生活が始まるのだった...。ほぼ3人で展開する物語は、密室劇だ。善意で助けられたのか、悪意で閉じ込められたのかも判然としない。外では何かが起きているとしか情報が無い。こういった状況での共同生活は疑心暗鬼を生む。『ミスト』『SAW』『CUBE』などを想起させ好み。脱出劇、サスペンス的な流れまでは良かったのだが、やっと...。????。何だろうか、この「やっちゃった感」。メイン3人の俳優の演技が良かっただけに、残念感も一入。イマイチ!
[DVD(吹替)] 6点(2016-11-03 21:17:39)
100.  ヒックとドラゴン2
珠玉の一本とした前作に劣らず、本作も間違いなく素晴らしい内容ではあるのだが、物足りなさを感じた。本作では少年と大人の中間にいるヒックの心情がメインに描かれており、前作で印象的だったドラゴンの飛翔シーンや、個性的な仲間たちとの関わりが控えめになっているのが原因かな。本作のテーマは「大人になるということ」だろう。父親から次期族長としての将来を期待されながらも、ヒックは自分自身にも、進むべき道にもまだ納得できない。本作は、ヒックが大人になるために用意された物語だと考えると、やはりあの「開放感」が控えめになるのは仕方ないのだろう。ネタバレになるので抽象的な言い方になるが、「大人になるということ」は、大切なものを失うことで生まれた責任を果たすために、別の大切な何かを捨てなければならない、ということだ。もう無邪気な子供ではないのだ。そしてトゥースにもまたヒック同様、試練が訪れる。この大きな試練を2人が乗り越えることで、ヒックとトゥースの間に真の絆が生まれることになる。まあ、何だかんだ言っても見て損は無い映画ではあるので。
[DVD(吹替)] 6点(2016-09-21 23:52:57)(良:1票)
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