101. 裸の銃を持つ男
《ネタバレ》 全身コンドームは未だに忘れられない。ザッカー&エイブラハムズは馬鹿馬鹿しく下品なのをこれっぽっちも隠そうともおしゃれにしようともしないので大好きです。求む、彼らのようなバカ職人。 9点(2004-07-01 13:47:20) |
102. ホット・ショット
窓の外とかエキストラの1人とか、さりげな~いところまで手抜かりなく小学生並みのバカやっててさすがエイブラハムズ。「風と共に去りぬ」をパロッたシーンではチャーリー・シーンの耳が微妙にでかくなってるのが笑えた。存在そのものがバカの提督は未だに5本の指に入るバカキャラです。これでいてストーリーそのものはカナーリ真面目なのがさらに◎。こんな分かりやすいギャグ映画近頃なかなかないなあ。 8点(2004-07-01 12:27:48)(良:1票) |
103. ドラゴンハート
西洋人はドラゴンが大好きだ。キリスト教的価値観の下、悪魔的存在に変わってしまってもファンタジー作品の「敵役」としては絶大だ。かつては悪魔ではなく、むしろ単なる小悪党であったり、逆に神の遣い的な要素が強かった彼らへの、無意識のうちの罪悪感がそうさせるのか。そこで出てきたのがこの「ドラゴンハート」、実は元ネタと思われるゲルマンの伝承がある。小悪党が財宝を守るためにドラゴンに姿を変えた。だからかそのドラゴンは凶悪というよりどことなく愛嬌があり、心臓を食べると生き物の言葉が分かるという特徴もあった。これが後に「ニーベルンゲンの指輪」となり、この「ドラゴンハート」にも繋がった。それまでの倒されるために存在するドラゴンとは違い、善なる存在、というよりは善悪を併せ持ち、人間を上回る叡智を持つ存在(「人類がまだ幼かった頃・・・」の話が象徴的)として描かれている。21世紀が目前となった時にこの映画が作られたのは決して偶然ではあるまい。まずは価値観の変化。キリスト教的価値観が以前ほど絶対的ではなくなり多様な価値観を認めるようになり、ファンタジーやSF小説では善のドラゴンも登場するようになった。そしてCGという技術革新は、操演では不可能だった複雑な動きを可能にした。この二つの変化が、人語を話し、叡智と愛嬌を併せ持ったドレイコを誕生させたといっても過言ではない。長々と書かせていただいたが、映画の出来以上にこのドレイコががまさに「現代」を象徴する存在であり、またキリスト教以前の原点に回帰した古くて新しいドラゴンとして稀有な魅力を持つドラゴンだと思っているからである。姿を見せず声だけのショーン・コネリーはこのドレイコがまさにはまり役で、その存在感と愛嬌がドレイコにも反映され、私などはだんだんドレイコの顔がコネリー自身に見えたほどだ。映画そのものはいい意味でラウレンティス一家らしい出来で、英雄箪にコミカルな要素を加えて飽きさせない(どこか間の抜けたピート・ポスルスウェイトがいい)。ラストシーンは感動のほかに、父ディノが製作した「フラッシュ・ゴードン」を思わせる演出もあって憎らしい。いろいろな意味で楽しめるお得な作品。 9点(2004-07-01 01:55:05) |
104. アメリカン・ヒストリーX
《ネタバレ》 マッチョなノートンと、そのプリプリのお尻を見たい方、必見! 8点(2004-07-01 00:52:06) |
105. スペース・カウボーイ
ブルーカラーのジジイ共って結構好きなんだよなあ。スケベだしどうしようもなく下らないことばかり言ってるけど、若い奴の下らない話よりも100倍面白いんだ、あたしには。下らない言葉の隙間にジジイ共が積み重ねてきた人生があって、こういう人って苦労してる人多いからなおさら、ただのバカ話なんだけどすごく深いんだよなあ。トミー・リー・ジョーンズの昔話聞いてて昔建設現場で知り合ったおっちゃんたちを思い出して何だか嬉しくなった。完全B級のネタを準A級に引き上げてくれた4人に感謝。映画としての出来はかなり荒っぽいが、しかしある意味、イーストウッドが何を描きたかったのかは分かりやすかったね。ジジイ4人、昔から知った顔が集まれば気持ちは若い頃の無茶やった日々に戻るのねえ。いくつになっても変わらんどころか年のせいでますます無茶な気がしてきて、そこが何だか可愛く見えちゃうんだよなあ、特にトミー・リー・ジョーンズ。舞台は大風呂敷って感じだけど、じいさんの夢と人生の再生物語としてはよくできてる。夢をかなえたトミー・リー・ジョーンズは最高に幸せだったろう。月にあのテンガロンハットを持っていきたかったなあ。ただしお宅のおじいちゃんがこれを見て「宇宙に行く」なんて言い出したら必死で止めましょうね(笑) 6点(2004-06-30 13:23:10) |
106. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
名作という世間の評価と、自分の見た感想の落差に驚く一本です。私には感動できなかったし面白いとも思えなかった。どうもマットとベンが自分たちを売り込むために脚本書いた、そんな雰囲気が鼻についてダメでした。恐ろしくテンポが悪い。マットたちの自堕落な生活を前半であんなに長くやる必要があるとは思えず、後に続く伏線があるわけでもない。彼らのダメ振りを強烈に印象付けるエピソードひとつと、ミニー・ドライバーとの馴れ初めに絞れば充分。なのに必要以上に堕落振りを見せつける映像は、私にはどうしても「僕達はこんな役者です、皆さん見て見て!」という幼稚なメッセージしか感じ取れませんでした。才能に恵まれているのにチンピラ同然の日々に流されることに疑問を感じない天才少年が持つ幼稚さの表現、ということはないですよね・・・?ロビンもベンも、本人が望んでいるのならほっときゃいいのに。どんなに落ちぶれた生活でも、人生を長い目で見れば意味があるのだと思う私としては、その押し付けがましい二人の主張も納得できませんでした。その2人の意見を蹴ったラストシーンにのみ2点。 2点(2004-06-30 10:14:26) |
107. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 世間の評価に反して、私の中では8点→6点→4点と赤丸急降下していくこの映画。世の中を知っていくと、アンディにだんだん共感できなくなり、今じゃ反感すら感じてしまう。改めて見ると、アンディは要領がよく実に抜け目のない人物で、所長に取り入って経理の仕事までゲットしてしまう。・・・こういう人いるんだよね~。大体職場でのこういうタイプの人って赤提灯での格好の餌食になるのに、なぜこの映画ではこんなにも絶賛されてしまうのか?最後に希望を語るからか?だけどさ。無実の罪で投獄され悔しい思いをした人間が最後に脱獄と横領で本当の犯罪者になって高飛び。横領した金を送金してもらって左団扇の生活をしていたあのアニータが「希望をもって」と言ったら、許せますか?私だったら許せませんね。それとも人知れずコツコツ「努力」していたのがよかったのか?でもこれもイマイチ腑に落ちない。結局逃げたのは自分だけ。自分だけちゃっかり逃げて、レッドには「希望を持て」で終わり?なんだかなー。どうせ逃げるんだったら自分だけじゃなくて、刑務所の全員じゃなくていいからせめて仲のよかった仲間も誘って一緒に逃げたらどうなのさ。残された彼らには希望どころか絶望でしょうからね、仲のよかったアンディが逃げて看守が自分たちを見る目も厳しくなりますから。そしてやりきれないのが、ひとり勝ちのアンディに対し、本好きのブルックスや試験勉強を頑張ってシャバに戻ろうとしていた若者、コツコツ真面目な人は報われることなく死んでいくこと。もし死んだと思っていたブルックスが実は生きていて、戻りたくなかったシャバで頑張って暮らしていて、そんな彼が希望を語るなら、私もすんなり受け入れられたでしょうけど。結局アンディだけが笑い、死んだ人も含めた大多数は絶望、レッドはどうなるか分からん(苦笑)でもまあ世の中の皮肉さは多分に出ていてそれを見るのは面白いのでこれ以上点数は下げません(笑) 4点のここでの定義のように、期待しなければそれなりに希望は感じられてた・・・かな? 4点(2004-06-30 03:20:04)(良:5票) |
108. スターシップ・トゥルーパーズ
《ネタバレ》 1点プラスしよっと♪正直見る前は、あまり期待してなかった。バーホーベンだし。だけど意外に楽めたし、もしかしてバーホーベン天才?天才と変人は紙一重とよく言うけどね。どんどん兵士たちが殺されるけど、思い切り突き放した映像は、死が戦争という異常事態の中では当たり前の出来事になっていることをちゃーんと分かってるんだよね、バーホーベン。それに戦艦はハイテクだけど、歩兵部隊はアナログ・・・宇宙戦争のはずなのに兵器はマシンガン(笑)上官のしごきは相変わらずだわ、規律違反の見せしめは鞭打ちだわ、歩兵部隊はみんな頭悪そうだわ(ケツ出すなケツ!)、時代が進んでも戦争の愚かしさ(つーかバカらしさ)はぜーんぜん変わらない、そういうことだよね。実際の戦争を題材にせず宇宙を舞台にすることで、あの「ガリバー旅行記」が体制批判のメッセージを秘めていたように、これもまた完全娯楽作品のフリをしつつ戦争そのものが持つ愚かさをくっきり浮かび上がらせているんだと思う。実際の戦争じゃシャレにならん。この映画(本職の)評論家には評判悪そうだけど、この映画に秘めたメッセージに目を向かせないためにわざと嫌われそうなほどの悪趣味で徹底したんかな?いや、バーホーベンが自分の悪趣味を理解して(ショーガールもあるし)その悪趣味をもっとも有効に生かす題材としてこれを選んだように思うし、そうだとしたらバーホーベンはとてつもない天才なのかもしれない。ついでに言うとあたしはカルメン、彼女に全く共感できなくて、ピンチの何シーンか後に彼女が無事に画面に現れるたびに、「この女(アマ)ぁ!」って感じ(笑)デイジーの方が一途だし強いしそれでいて女の弱さあるしいい女だよね。でもコレもバーホーベンの作戦だろうな。エンドクレジットでリコの次にデイジーが出てきたときは「やった!」って思ったな。バーホーベンに手玉に取られるとは・・・くっそー。 8点(2004-06-29 13:20:13)(笑:1票) |
109. メジャーリーグ
心の底から素直に面白いと思ったのはこの映画が初めてです、寄せ集めのダメ連中が最後には一丸となって優勝へ突き進む、王道なんだけどやっぱりシビれます。この手の映画は素直に楽しまなきゃ損です。キャラクターが全員個性的で立ってるし、べレンジャーやチャーリー・シーンやスナイプスから、ダメな頃から球場で応援していた4人組まで全てのキャラが魅力的。こういう映画はなかなかないですよ。アメリカ映画のお手本ですね。最後には人種も宗教対立も越えて喜び合うんだから、アメリカの夢と理想がこの一本に詰まっています。もっともそういうテーマじゃないけど、世の中どっかおかしいと思っていても結局それに流されるしかない、だけどスクリーンでは、かなうはずもないと思った心の中の理想の世界がある。だから最後で喜べるんだろうな・・・アメリカで見たかった。どーでもいいけど監督が悪玉オーナー(♀)の等身大ボードに貼られた服を、一勝するごとに一枚はがしていくシーンは、本当にみんな頑張ってて楽しそうだった・・・(笑)でもこれが良すぎたから2以降は・・・(トホホ) 話を覚えてない。どんなシーンがあったかも忘れた(苦笑)。この1だけに10点献上。 10点(2004-06-29 11:41:33)(良:1票) |
110. ストーリーテリング
映画そのものよりも、これを予告編で絶賛していたクドカンとはやっぱ相性悪いんだろうなあ~ってことの方が実感強いな。 1点(2004-06-29 10:22:24) |
111. ガープの世界
Q.この映画の内容を10文字以内で表しなさい。 A.人間万事塞翁が馬 ひとりの男の人生を描くと言う意味では傑作。例の飛行機が突っ込むのをはじめ予期せぬ出来事が次々起こるもんだから、普通の映画なら「伏線ねーのかよ?!」と思ってしまうことでも、この映画の場合はむしろ人生がいかに不条理なことに満ちているかを雄弁に語る。それによって次第に免疫が出来、ラストの衝撃的な展開をスムーズに受け入れさせることに成功している。なぜ私が(あの人が)こんな目に、ってよくあるでしょう?まさに筋書きのないドラマ。人生なんて、そんなもん。だけど私はどうしても、グレン・クローズ演じる母親には賛同しかねる。名も知らぬ瀕死の兵士との間に愛はなく、単に自分の人生設計のために兵士は利用されたに過ぎない。いまやアメリカでは精子バンクによる人工授精も行われているが、考え方は本質的に同じであろう。欲しい時に精子をもらってお手軽妊娠、命がコンビニ感覚で生み出された結果生まれたのがガープ。彼もまた、彼女にとって自分の人生設計を創り上げる道具としての価値しかない。彼は生涯その呪縛から逃れることは出来ず、本来なら離婚間違いなしの出来事を経ても母親に説得され諦める。「あなたのやっていることは傷口に塩を塗りこむようなものよ」そう母親は言ったが、彼女は息子ガープの傷をどれだけ理解していたのか?彼女は本当に息子を愛していたか?子供には子供の人生があるのだから、子供を親自身の人生と混同し、利用する親には不快感しかない。そしてガープは、母親の人生の犠牲者となってしまった。 6点(2004-06-28 14:02:21) |
112. 未知との遭遇
実は今回が初見。ラスト30分はギャグですか?UFOと人間の音楽会話、アレは今だったらどこかのバカ映画監督がネタにしそうな感じだな(笑)スタッフの真剣な表情がますます笑いを倍増。でも結局見所はそこなんですよねえ・・・別に2時間使わなくてもいいような気がする。ついでに言うとジョン・ウィリアムズの音楽はみんなおんなじように聞こえるから私はあまり好きではないです。でももうちょっと早く見ていれば評価は高くなっていたかもしれませんね。と言うことで感情値としては4点ですが1点補正。 5点(2004-06-28 12:51:17) |
113. ザ・ネゴシエーター/交渉人<TVM>
「ネゴシエーター」「交渉人」そしてこれ、3本とも見ました。で、この映画邦題はこうですが、実は本職のネゴシエーターは出てきません。弁護士資格を持つ検事が交渉役に指名されるという話です。なのに本当に皮肉ですが、3本の中ではこの映画が一番交渉をやっています。で、話のパターンは「交渉人」と似ています。ですがこの作品を評価したいのは、アクションや銃撃戦を最小限にとどめ交渉とそれに伴う再捜査に重きを置いた事、父と子の絆をメインテーマに据えて人間ドラマに厚みを持たせた点です。アメリカ司法制度の問題点にも触れています。ラストはやるせない部分がありましたし、真犯人も私としては予想の範疇と言う感じでしたが、改めて人として真実とどう向き合うか?それを考えさせられた一本です。この映画の投げかけるものは重い。ラストシーン、おびえたような目で車から様子を見ていた「彼」は何を思ったのか?TVムービーもなかなかやるなと感じましたね。 追記:DVDに収録されていたオリジナル予告編にはちゃんと字幕がついてました。こういう配慮はありがたいですね。スタッフの方グッジョブ。 7点(2004-06-27 20:24:43) |
114. エクスカリバー(1981)
「ウーサー王」って誰ですか?って思ったらお父さんだったのですね・・・不勉強ながら、ペンドラゴン王って名前しか知りませんでした(汗)全体的に映画というより、演出が舞台っぽい感じです。アーサーの顔にイマイチ魅力がない(美男子か否かではなく)感じでそこが今ひとつはまれなかった要因でもあります。実在するか分からない話に時代考証を持ち出すのも変ですが、この映画じゃ10世紀くらいの雰囲気になっちゃってますよねえ。それでもキング・アーサー公開前にアーサー王伝説を予習しておく入門編としての価値はあります。 6点(2004-06-27 15:11:34) |
115. グリーンフィンガーズ
《ネタバレ》 あたしなんかはあのショーシャンクよりもこっちに希望を感じますね。元々真面目だったのにひとつの失敗(とんでもなく大きすぎる失敗だった訳だけど)を、こっちは冤罪ではなく、やらかしてしまっている。本当に真面目だから刑務所の連中とも合わないし希望も何もない中で出会ったガーデニングに生きがいを見出し、命を育てる喜びを知り、才能を開花させた。自分の人生がどんなにダメだと感じていても、どこに自分の「生き場所」があるか分からない、もしかすると自分の思ってもいないところにそれがあるかもしれない、そんなことを思わせてくれる映画でした。ハンプトンコートのあの「作品」は、雑然としているようで実は素朴、主人公コリンの人柄がそのまま表れているようで好感度大です。そこにちゃんとファーガスが「いた」のが嬉しかった。映画としても冒頭の襲撃シーンで目を奪われた。いきなり何が起こったのかと思ったが、映画を見ていくうちにその理由が分かってくる。ストーリー構成の妙でも評価できる一本。でも満点つけられないのは、コリンとファーガス以外のガーデニングを馬鹿にしていたメンバーがどういうきっかけではまったのかイマイチ分からないことと、トニーは結局どうなったのか、編集の都合はあるでしょうがそこはむしろきちんと描いて欲しかった。省略しなくても決してだれるような内容ではないと私は思いますけどね。う~ん、惜しい。本当に惜しい! 9点(2004-06-26 14:36:58)(良:2票) |
116. マイノリティ・リポート
思ったより面白くなかった映画の典型例。予知能力を使って犯罪を未然に防ぐという設定とその表現はすごく好きな部類に入るけど(ボールが転がってくるというアナログな感じのやり方が、かえってこの世界観の不気味さを助長していて好き)、さほどそれをエンターテインメントに消化できてない感じでした。画面の前で手をひねると表示が変わるってのも好きなんだけどね、印象としてはそれだけ。 5点(2004-06-26 11:26:47) |
117. アラン・スミシー・フィルム
おやおや、私の採点が一番高い・・・(苦笑)バカ映画と割り切れるか割り切れないか、さらにはジョー・エスタハスがどう評価されているか知ってるか知らないかがポイントですね。インタビュー形式も評判悪いが、私はアレはまあまあよかったと思いますよ。そのおかげで女性評論家のセリフは笑えたし。「エスタハスの書いた部分を削れるのよ、評論家冥利に尽きるわ!」みたいなこと言ってましたっけ。でも後半入ってからがね、結局何を伝えたいのかも分からない。アレじゃあ主人公はただの変な人です。優れたバカ映画の「魅力的な変な人」ではない。カメオの3人に主役がすっかり負けてました。映画としてのまとまりはなく駄作と言えるでしょうが、私にはそこそこ楽しめる部分もあったので、4点くらいで許すことにしましょう。 4点(2004-06-25 00:22:29) |
118. フィールド・オブ・ドリームス
アメリカン・ドリームの国で出来た、切ない夢の物語。私はラストシーンよりも、「一線を越えてしまう」あのシーンの方が忘れられない。夢のボールパークでずっとプレイしていたくても、いつかは現実に帰らなければいけないことを、そこはかとなく示している。でも、だからこそ、夢を見ることは素晴らしい。夢破れたかつての若い選手たちも、輝くような夢の時代があったから、その思い出と誇りを胸に現実へと飛び込んでいけるのですね、きっと。夢を単なる夢だと片付けないで、もう一度掘り起こして見ませんか? 7点(2004-06-24 23:38:24) |
119. ドラゴンハート 新たなる旅立ち<OV>
この映画が存在すること自体「ネタバレ」という気がしないでもないが・・・(苦笑)前作で(フツーの意味で)感動した人はたぶん見ないほうがいい。スケールは大幅にダウンしてるしセットはちゃちだしなぜかカンフーが出てくるし。このセンスの悪さはある意味格別です。最悪センスで突っ走るラウレンティスに3点(笑) 3点(2004-06-24 20:42:10)(良:1票) |
120. メン・イン・ブラック
劇場はお通夜のように静まり返ってた。喪服みたいなカッコの2人だったからかな。お清めの塩が欲しいくらいつまんなかった。 1点(2004-06-24 07:38:57) |