1. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
ギャングの栄枯盛衰を見るいい映画ですね。ぎどぎどしたエゲツナイ内容も多いのですが、心を動かす人間ドラマに仕上がっております。なんといってもエンニオ・モリコーネ大先生の作曲力がすごい。大貢献。仲間をチクったデ・ニーロの気持ちは、いろいろな説がありおもしろいどえす。改心の為か、自分の利益か。 10点(2003-01-06 19:02:47) |
2. E.T.
『アニバーサリー特別篇』を見たので旧?初代?『E・T』をあの頃の気持ちでReviewです。圧倒的に10点でした。大混雑映画館の前から2,3列目で大感動していました。♪チャ~ラ~ ラリラリラ~ラ~♪by john wiliams ; genius ! 10点(2002-12-16 11:05:09) |
3. ゴッドファーザー PART Ⅱ
数年前、編年体で描いている『ゴッドファーザーSAGA』で魅力の再確認した作品です。偉大な父親への尊敬と、偉大だからこそのマイケルの苦悩が感じられました。事業は拡張していくが家族の形を崩していく苦悩です。やはり暴力で身を支えるマフィアの話で、こんなに綺麗ではないものだと思いますが、誰もが思い描く家族というものの歴史を描いた大傑作です。前作に続き、再度自律神経にずっしりとした「渇」を入れられます。 10点(2002-12-08 11:33:55) |
4. サウンド・オブ・ミュージック
もう、全てに溌剌とした映画。素晴らしい。オーストリア、スイス好きの私にとってはたまりません。きれいな映像、可愛い子ども達、主人公のマリア、そしてあの音楽。健全過ぎるほど健全。ミュージカルはそれが許されてしまう。そんなにミュージカル好きではないのですけどこれは別格。 10点(2001-11-13 10:56:44) |
5. ショーシャンクの空に
希望というものは良いものだ。そうなのだ。タフに希望を求めるという事はこういう事なんだと教えられたような作品でした.壁に〇〇〇が・・・気付きませんでした.意表を付かれるのは快感。すばらしい! 10点(2001-11-01 01:58:26) |
6. 風と共に去りぬ
大河ドラマの神髄ここにあり。人生と恋愛と戦争をこれだけうまくシャッフルさせれば面白くないわけがありません。3度ぐらい使うカメラを思いっきり引くあの映像は美しい!テーマ音楽の重厚な編成にアメリカのスケールの大きさを感じた。曲を何度口ずさんだ事やら。私の小さい頃、名作といえばこの映画でした。 10点(2001-10-07 04:16:10) |
7. ユージュアル・サスペクツ
映画の志に大感動。こんなに穴があるのに、ぐいぐい引き込まれてしまう映画も珍しい。とにかく伏線の嵐、意表をつきまくりの嵐!舟の中で顔を知る者が叫ぶ「カイザーソぜー!(語尾が上がる)」が何度もよみがえる. 10点(2001-09-26 17:55:05) |
8. ゴッドファーザー
暴力で身を支えるマフィアの話ですがやはり面白い。出演者達の抑えた演技が絶妙。見たあと自分も腰がすわって度胸がついたと勘違いしてしまう。映像もひとシーンひとシーンがポスターになりそうな程の綺麗さ。自律神経に程よい気合を入れてくれて、妙に落ち着いてしまう映画。 10点(2001-08-22 14:54:51) |
9. ローマの休日
オードリーヘップバーンとグレゴリ―ぺックが実に素直な目をしている。「やさしさ」というものを感じられる強く磨ききったロマンスコメディ。ダイアナ妃が日本に来た時、私はグレゴリ―になる妄想をしてしまった。 9点(2003-09-17 01:26:02) |
10. プラトーン
煽情的な音楽と共に兵隊の苦悩を見事に出している作品。分かりやすい悪役あり、勧善懲悪ありで娯楽映画の作りはしてるけども心に訴えてくる戦争の悲惨さが深い。このような作りは当時は斬新でした。 9点(2003-09-11 02:10:09) |
11. ギルバート・グレイプ
決してへこまず、人のせいにせず、淡々と行動する主人公の強さに感心してしまう。しかし出来過ぎには描かず、誘惑に負けたり怒りを出してしまうなんて人間らしくていい描き方でした。出演者皆いい味。心に残る作品。 9点(2003-09-10 12:04:12) |
12. バック・トゥ・ザ・フューチャー
作品です。親子、夫婦、男同士の愛と、自分として生きていく事に必要な勇気を、時間の流れをを操るというお遊びの中で楽しく深く描いてくれた傑作。学生の頃のリートンプソンはかわいいぞ。素敵な(Back to the first) 9点(2003-05-26 03:06:00) |
13. ストリート・オブ・ファイヤー
悪役は弱いし、主人公もさほどカッコ良くない(ダイアンレインはいい!)、ストーリーは単純。でもだ~い好きです.なぜかと考えると、あの素晴らしいライブシーンでサンドする事により感情移入が激しくなってしまったのだ。もう一度あのライブを大きい映画館のデカイ画面で見たい。この映画は音楽。ロードショーの時の気持ちを含め 9点(2003-04-09 12:48:50) |
14. 羊たちの沈黙
見事に騙される快感。負傷の監視官、エレベーターの上、呼び鈴の押した先、全部見破れませんでした。推理サスペンスは年間沢山作られますがなかなかここまでやれない。10点つけたいのですが、飽食的に繰り返し見過ぎて刺激がなくなったので自分勝手の-1点。ストーリーが憶え易すぎるのか。 9点(2003-02-10 01:20:16) |
15. 大脱走
それまで怪獣映画をはじめ邦画中心にしか記憶に残ってなかった私が、「ゴールデン洋画劇場」でこれを見てアメリカ映画の面白さに衝撃を受けた記念の作品。ここからがはじまりはじまり。 9点(2002-12-18 03:59:35) |
16. 裸の銃を持つ男
大好きです。このような映画は面白くないとホント腹が立ってしまうのですが、これは素晴らしい。 海から上がって髪から水をはじくと七三。なかなかドタバタ・ナンセンスパロディを映画にするのは難しいのです。あのたけしも失敗してるし・・。「裸の銃」シリーズと「フライングハイ」シリーズは、私が旅芸人になっても一緒に持ち歩いていきたい。てな、たとえぐらいそばに置いときたいです。 9点(2001-11-09 03:10:58) |
17. アメリカン・ビューティー
「父性」が失われていくに連れ「男性」がどんどんのしてくる。家族の絆が薄まる事で、また守るべきやすらぎを探してしまう男の本能でしょう。改心しても、1度「父性」を経験し「男性」に戻ってしまったものに対しての罰からも逃れられない。気付いた時には後から・・・パン!なかなか堅気には簡単に返してもらえません。「父性」「男性」どちらをやっていくにもパワーがいる。世の中そんなに甘くない。 9点(2001-10-22 11:24:20) |
18. ロッキー
ビルコンティ大先生の音楽なしにこの大傑作はありえなかった。単純なストーリーで大感動させ、人々の心に残っていくのもあのファンファーレがあったから、ボクシングシーンのダイナミックかつ悲しさを誘う大演奏があったからだと思います。でもスタローンも大スターになることを感じさせる一級の素材でした。「大」多用してみました。 9点(2001-10-20 12:45:08) |
19. 2001年宇宙の旅
コメントを書くのに最も緊張してしまう作品。思春期の頃、よく読んでいた某雑誌でいつも一位でしたもんね。わからない事が魅力になった初めての作品。今見てみると、力のある映像とスリルとサスペンス(?)のストーリーは分り易いのではと・・・。ラストシーンだけ分りにくいのでは。『宗教映画』と言う言葉に同感。なるほど。10か9か迷ったけどワクワクして何度も自発的に見てないので・・9点。 9点(2001-10-20 12:16:20) |
20. ダンサー・イン・ザ・ダーク
監督の映像技術と日常の何気ない音からミュージカルに入るアイデアに感動。裁判、もう少しどうにかなったのでは。再度、国選弁護人でも良いし、セルマを好きな人達が資金繰りをするとか。これでもかと不幸にもっていく事とミュージカルの短調さおよびメロディに飽きてくる時もあったけど志は好きな映画です。 9点(2001-09-28 16:12:05) |