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自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

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161.  ロング・エンゲージメント 《ネタバレ》 
デスフロントも良かったが、この作品の塹壕や美術も素晴らしかった。ストーリーは特に目新しい物はなかった。ジョディの役は特にいらないと思ったなぁ、マチルドと対照的なティナで十分だと思うけど。複数のストーリーが中途半端に入り混じり、時間も永いので分かり辛いしダレるかも。もうちょっと絞った方が良かったと思う。
[映画館(字幕)] 6点(2005-04-01 20:18:37)(良:1票)
162.  ピラニア 3D
全く観る気はなかったんですが口直しがしたくなり鑑賞。CGのピラニアは微妙だったけど、もう80年代イケイケ時代のようなエログロ馬鹿スプラッター風味で良いですね。本作の3Dに関してキャメロンが苦言を唱えてたらしいですが、確かにこの作品のエログロ3Dには第一人者として言いたくもなるのかなという気もしますが、自分の初監督作と比べて負けた、と思ったのかも? センスの良いゴアが得意なアジャらしく冒頭からカメラワークも演出も良いし、能天気な若者が数々の死のバリエーションを見せてくれるのでコレ系が好きな方なら間違いなく楽しめます。夏の終わりにちょうど良いんじゃないでしょうか。
[映画館(字幕)] 7点(2011-09-01 23:38:08)(良:1票)
163.  アイアンマン 《ネタバレ》 
原作未読。トランス・フォーマーの時も思いましたが、やっぱり男としてはこの手の作品は魅かれますね。スーツの装着シーン、造形美や飛行シーン、バトルなんかとても素晴らしかった。 本作の主人公は兵器開発をしている実業家セレブの人生大成功のヒゲを生やしたヒール面の「オッサン」と今までのヒーローのはあまりなかった設定。酸いも甘いも知りつくした大人の男、なおかつ大富豪で天才科学者。なんでも出来ちゃいますね。 自分が開発した兵器をテロリストが利用しているのを知り正義感が芽生え、拉致先からの脱出用に作ったパワードスーツだったわけですが無骨でカッコいい。脱出後そのスーツを改良してコツコツ作り上げていく過程なんか天才っぷりや強い信念も持ち合わせていると分かるし脚本も演出も巧かったな。やっぱ男なら燃える。 秘書のグウィネス・パルトローとのラブ・ロマンスも無駄に関係を結ばず、お互いの感情をたまに確認したりしてて良い意味で大人の恋愛でイイ感じだったわ。 早くも決まっている続編が楽しみですが、せっかく決まった「I am Iron Man!」(ブラック・サバス最高!)の後に「エンドクレジットの後に続きがあります」はドン引きですね。内容がどうであれ、そこまでしないといけない時代になったのかと。
[映画館(字幕)] 8点(2008-10-01 01:50:23)(良:1票)
164.  エクスペンダブルズ2
スタローンの人徳なのか歴戦の勇者が集う作品となりましたな。1作目のオファーを蹴ったくせに作品のヒットを聞き付けると「出せ」と言ってきたヴァンダムには、第一回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に参加した選手をせせら笑っていたくせに、優勝し日本での大反響を見てコロッと言うコトが変わった人たちを思い起こさせてくれました。 前作では顔見せ程度だったシュワとウイリスも本格参戦し大幅パワーアップした今作は見所も満載で大いに楽しめました。それぞれの作品のセルフパロディ的な会話にもニヤニヤしましたね。しかしまさかチャック・ノリスまで担ぎ出すとは恐ろしい手腕だわスタローン。次作はぜひ2013年夏にはムショから帰還するウェズリー・スナイプスを参戦させてください。脱獄囚って設定ならバッチリでしょう。
[映画館(字幕)] 8点(2012-10-25 23:11:19)(笑:1票)
165.  ベスト・キッド2
デンデン太鼓に萎えた。
1点(2003-10-18 21:28:44)(笑:1票)
166.  スノーホワイト 氷の王国 《ネタバレ》 
そもそも前作は続編を作るほどのモノだったかな?と思いましたけどなんで作ったんだろう。前作の主役スノーホワイト(クリステン・スチュワート)が揉めて出ないって時点で企画も止めりゃいいのに。「予算取っちゃったから使ってください」って苦肉の策だったのかな。 セロンは魔女そのものって貫禄があったしエミリー・ブラントは歪んだ母性と氷になり切れない儚い雰囲気があり両者女王っぷりがハマってはいた。クリス・ヘムズワースはソーのイメージが強すぎて誰にも負けなそうなオーラがあるけど今回は適度に弱くて女優陣に翻弄された感があったな。まあキャストは豪華だったけど全体的にアッチ行ったりコッチ行ったり中途半端な出来だし既視感を覚えるシーンが多々ある。ドワーフ役の男女4人がいい味を出してたのが救いでもあるけど「ホビット」を思い浮かべた人も多いだろうな。古典の童話で普遍的なテーマの愛を描きつつ、現代でウケそうなアクションやラブストーリーを入れるにはセンスが大事だなと思いました。
[映画館(字幕)] 5点(2016-05-29 01:07:42)(良:1票)
167.  ホビット/決戦のゆくえ 《ネタバレ》 
原作未読。遂に完結を迎えたシリーズ最終章ですが、よくぞここまで作り上げたなあと思いますね。ニュージーランドの雄大な風景にVFXのキャラクターたちを合わせ、ここまで壮大なスケールで描けたのはピーター・ジャクソン監督の手腕のおかげだったなと思います。『ロード・オブ・ザ・リング三部作』と『ホビット三部作』で製作期間を含めたら20年ほどになりますが、お疲れさまでしたと言いたいですね。ただ、今回の最終章はかなりショートカットした印象が強いのが残念。濃密に描かれてはいるものの、アレはどうしたんだろう?という顛末が気になるモノが多く投げっ放しな印象が強いです。『旅の仲間』に繋がるシーンや、ガラドリエル、エルロンド、サルマンの戦闘はファンにはたまらないモノがあると思いますが、尊厳を取り戻すも戦死したトーリンや王国再建に向けたシーン、モノに執着した感が強いスランドゥイルも評価を下げたままだし、『王の帰還』くらいとは言いませんが、終戦後の歓喜に沸く群衆や主要キャラのその後のフォローが欲しかったな。まあホビット(ビルボ)の物語としては良いのかもしれませんが、上映時間144分とシリーズでもっとも短かかったのも解せません。なので、もう一頑張りして、とっととエクステンデッド版を編集して出していただきたいところ。敬意を表してこの点数。
[映画館(字幕)] 8点(2014-12-14 01:01:17)(良:1票)
168.  キャビン 《ネタバレ》 
80年代ホラーによくあった学生のキャンプが舞台の映画…だと思ってたんですが、それを監視する謎の組織が早々に出てくるので、これは計画的でドッキリ風だけどどういう趣向なんだろう?とばかり考えていましたね。登場人物が実際に傷つけられ殺されていくのに、組織のコントロール室では普通の人間が楽しげに操作し登場人物を誘導していく。え?この人たち人間じゃないの?人知を超えた何か系? それが判明するのは生き残りの二人がエレベーターで施設内に入った後ですが、まさかホラーのお約束要素全てをひっくるめた裏側を見せられるとは思いませんでした。選ぶアイテムで、血祭りに上げる担当が決まるというのも面白い発想だし、色々とよく考えましたねぇ。 クトゥルー神話、殺人鬼、幽霊、魔物と、モンスターお祭り会場のような最後は、各種ホラー映画のキャラにオマージュを捧げているようで楽しかったです。まぁ最後は太古の邪神への生贄失敗で人類滅亡みたいですけど、コントロール室の人が言ってた顧客のホラーファンとしてコレはアリですね。
[映画館(字幕)] 8点(2013-03-12 22:42:37)(良:1票)
169.  キングスマン 《ネタバレ》 
予告編が面白く出来ていて『キック・アス』のマシュー・ヴォーン監督最新作ということで、かなり期待をもっていました。「マナーが人間を作る」をモットーに高級スーツ店を拠点にする諜報組織キングスマン。古き良きスパイ映画を思わせる紳士然とした佇まいから繰り出されるスマートかつエグいアクション、扱う武器は紳士の小物アイテム風なスパイの七つ道具。往年のスパイ映画をスタイリッシュにカヴァーした作りでなかなかカッコいいですね。コリン・ファースは伊藤俊人に見えてしょうがなかったですが60年代英国紳士風でキマってました。 敵は無料で通話やインターネットを利用できるSIMカードをバラ撒き、それを利用した装置で理性を失わせ互いに争い殺し合い人類を滅ぼそうとするIT長者のエコテロリスト。良い人だけど極端でバカっぽいサミュエル・L・ジャクソンは存在感たっぷりだったし、その片腕ガゼルは義足の陸上選手のようなモノを装備していてキャラも立ってて相手に不足なかった。 ただ、いつも余裕綽々だった諜報部員ハリーはその相手に薬を盛られ気が付かない上にアッサリと居場所がバレるわ、その装置に踊らされ米国の某教団そのままの人たちをスパイ仕込みの殺人フルコースで片づけてしまうわで、一流のエージェントと思えないお粗末さで釈然としないですね。あまりにもブラックすぎるのもありますが、何の落ち度もない(不快な教団の信者だけど一切描写はないし)一般市民へのいきなりの虐殺と場にそぐわない音楽にもテンションダダ下がりでした。「それはやるなよ?」というコトをやってしまうある種お笑いのようなモンですが倫理観や道義的に外れてる気がする。イギリス映画だからアメリカを笑ってるんだろうけど、どうもノレなかったですね。その挙句に殺され、以後まったく姿を現さないのも大きくガッカリしました。ある日突然的にスカウトされたエグジーも良いキャラをしてたので、彼の成長を影から見守り最後にはフォローする流れが見たかったですね。全体的に悪くないんだけどその2点だけどうにかして欲しかったな。
[映画館(字幕)] 5点(2015-09-11 23:50:18)(良:1票)
170.  バッド・ルーテナント 《ネタバレ》 
オリジナルは未見。裏の顔を持つ正義の警官。警察署内でもあれだけ大胆に賭博に関する会話とお金のやり取りをするわ、押収品を失敬するわ、民間人を脅して薬を巻き上げ性欲処理するわ、薬も至る所で使いまくりでハイテンションだわ、よく捕まらないなぁって思った。周囲の刑事は悪業にある程度は気づいてはいるがお互いさまで我関せずなんだろうけど、警察そのものが腐っているという描写があるのかと思えば無いし、能天気に大喜びで表彰する辺り警察は抜けてるってことで宜しいんですかね?基本は悪だけど多少の正義で成功しちゃうのは昨今の子供たちを見る限り教育上よろしくないな。結果オーライながら成功を収めている人生。とっとと捕まえてくれと思ってるのか、もう疲れたなぁという表情のラストはなかなか意味深だった。 それにしてもヴァル・キルマーは干乾びたというか生気を失ったというか華が無くなったな。
[映画館(字幕)] 5点(2010-03-09 22:25:20)(良:1票)
171.  DEATH NOTE デスノート(2006)
序盤はエキストラや端役が物凄いしょっぱく、世界各国に配給が決まっていると聞いていたので、また日本の恥を晒すのかと思いましたが、主要キャストが出て来てからは無難に回ってくれて多少ホッとしました。ただ頭脳明晰、スポーツ万能、世界を変える強い信念と強靭な精神力を持ち合わせた完璧主義のキャラクターであった月が、いまいち行き当りばったりな上、ヘナチョコ風で魅力半減。おまけに字が下手で萎え萎えでした。 原作にはいないオリジナルキャラを出すと大体が破綻をきたすワケですが、月の信念を表現するに当り、今作の詩織はなかなか筋に合っていて良かったかな。まぁおかげでナオミが薄っぺらくなりましたが。 リュークは日本映画のCGらしく案の定安っぽくて陰影が妙でした。死神は見たコト無いのでなんとも言えませんが、生物(?)らしく出来ないならWETAとかILMとか大手に発注しようとは思わないのかね?もしくはもっと海外に出て学んでくるなりしないと日本のVFXは世界に措いて行かれる一方なんだけどなぁ。既にかなり後方なんだけど。 後編と合わせて一本の評価としたいところですが結末は如何に。
[映画館(邦画)] 5点(2006-06-21 22:53:01)(良:1票)
172.  ゾンビランド 《ネタバレ》 
引きこもりがルールを課しゾンビが蔓延る世の中を生き延びているわけですが、ルールはお約束の核心を突いていて割と面白いけど、キャラは魅力が無くはっちゃけブリもイマイチかな。ルールの中に「小さい事を楽しめ」とあり、ちょっとした事からインディアンの店を破壊しまくるトコがあったけど悪ノリ的で単に不快になるだけだった。まぁ感覚の差なんだろうか? ロードムービー的な造りでしたが予告編の出来が良かったので期待しすぎたな。ビル・マーレイのところは笑いましたね。
[映画館(字幕)] 4点(2010-09-12 21:32:09)(良:1票)
173.  燃える昆虫軍団
熱血モノかと思ったら、ほんとに虫が発火してどうしようかと思った。外国の虫はデッカイなぁと感心した覚えがあります。
4点(2003-12-01 20:52:52)(笑:1票)
174.  龍三と七人の子分たち 《ネタバレ》 
元ヤクザのジジイ軍団vsオレオレ詐欺集団。今回はコメディに振ったエンタメ作品とのことで予告編を見たかぎり、仁義を重んじる旧型任侠ヤクザが現代にのさばる悪徳連中をヤリ込める、と思いきや、組を再結成してから無駄に右翼的なモノを入れたり、一般の人や店からゆすりたかり行為(まあ思い直すけど)をしたり、いちいち余計な脇道に逸れるんですよね。訪問販売員が強引に部屋に入ってきて話を進め、本丸の羽毛布団を売りつけようとしたら、そこには入れ墨を入れた強面のジジイが!というようなギャグはイケてて面白いのに、無駄なシーンがところどころ入るので本題がボヤケちゃってる。せっかくのコメディだからアレもコレもと入れたがるのは分かるけど、ネタが盛りだくさんなだけでストーリーになっていないし、もうちょっと本題に沿って絞って欲しかった。もっとストレートに老人を騙して多額のお金を得ている連中をイジメ倒して鉄槌を食らわすのが観たかったですね。最後の商店街を破壊してるだけの意味不明なカーチェイスもいらない。着想は良くて面白く出来そうだっただけに残念。
[映画館(邦画)] 4点(2015-04-26 19:46:17)(良:1票)
175.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 
大家族というか一族でしたね。この映画のSNSの仮想世界であるOZの設定、ビジュアルはとてもよく出来ていて、アバターも可愛らしい絵で実際にあったら是非やってみたいなと思うほど魅力的だった。ただ、あれだけ世界中を牛耳っていると言って過言ではないOZのセキュリティにしては甘すぎる。最後も開発者とはいえ侘助一人でどうとでも出来そうだったし、主人公とヒロインはあまり役に立ってなかったような。そこらへんもっと練って欲しかった。まぁでも、一族がアバターで出てきた時やピンチに世界から続々と集まってくるトコは良かったな。アナログなネットワークである家族(一族)とデジタルなネットワークであるインターネットの対比が面白く、昨今のネット社会への警鐘的であった。ネットに依存してる人はどう感じたのだろう。 田舎の古風な団結力満々な一族は強かったですね。特に凛としていた祖母ちゃんはカッコ良かったな。
[映画館(邦画)] 6点(2009-08-01 22:04:33)(良:1票)
176.  炎のランナー
ヴァンゲリスの音楽が良い。映画としても良いけど、ハイパーオリンピックを思い出してしまうのは私だけか?w
7点(2003-09-30 02:07:36)(笑:1票)
177.  シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 《ネタバレ》 
今回はヒーローvs敵ではなく、様々な危機を救うも各地に甚大な被害をもたらしているという難しくも現実的なヒーロー映画の先といえるお話。チームへ資金を出し管理運営をしつつ各国との調整や補償など政治面でも大きくバックアップして矢面に立ってきたであろうトニー。ポッツも失い精神的にも拠り所も無く、前作「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で大きな失敗をしたため疲弊しきっている彼が政府のヒーロー管理案に乗るのも分かる。それに異を唱え自らの行動は自らが責任を取るべきと考える、正義に関して強い信念を持った高潔なキャップの意見も一理ある。「キャプテン・アメリカ/ウインター・ソルジャー」での味方組織に裏切られ全て敵になるという体験も加味されているんだろう。そこにヒドラに洗脳され暗殺者として活動してきたキャップの旧友バッキーが絡んでチームの亀裂がどんどん大きくなっていく流れ。図式期には型にハメようとするトニー(親父)vs自由でいたいキャップ(子供)だけど単純に解決させないのがさすがマーベルという感じだった。厳しく辛い話で悲壮感に苛まされそうになると合間に挟まれるユーモアのあるシーンで緊張が解けたかな。アクションやドラマのバランス感覚が良く緩急が上手く出来ている。トニーは様々な思いがあるだろうけど最後のキャップの手紙で救われたかな。 「マーベル・シネマティック・ユニバース」は長い時間をかけ丹念に作り上げてきただけに他の追随を許さないレベルに仕上がってきている。今回新登場のスパイダーマンやブラック・パンサーも違和感なく溶け込んでいていて単独映画や集合映画がますます楽しみになった。アクションやギミックは言うまでもないが、数多くのヒーローが出ているものの誰一人埋没することなくスポットを当て描き切れているのは、ネタ振り効果とキャラクターの心情も丁寧にしている脚本や演出の上手さなんだろう。ただ、トニーの悲壮感を増そうと思ったのか分からないけど妙にキャップとバッキーは強すぎたな。アイアンマン・スーツをなんなく握り潰して壊したりしてるのは力量的にヤリ過ぎ。多くの映画でもそうだけど明らかに能力差があっても簡単に吹っ飛んだりするワンパターンな描写は控えた方がいいと思う。マーベルなら出来るはず。
[映画館(字幕)] 9点(2016-04-30 21:15:10)(良:1票)
178.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
あの時代だと男尊女卑もあり、なおかつシングルマザーでは社会的に立場も弱かったでしょうね(仕事は出来るようでしたが)。腐敗しきった権力を持つ組織の対応は酷いモンですが、今の時代も体質的には変わってないな。 映画を観てから実際の事件の内容を調べたりしましたが、案の定、陰惨で凄惨な事件でしたね。ウォルターの殺害に関しても供述を二転三転させ真相は闇の中のようですが、あの状況ではねぇ…。母親は生涯息子を探していたそうですが、それを「希望」と取るか「逃避」と取るか。 抑えた表現ながらすっかり演出の魔術師的なキレを見せるイーストウッド、地味ながらも実力のある俳優たち、優れた美術やカメラワークにより、すっかり見入ってしまいました。
[映画館(字幕)] 8点(2009-02-27 01:13:04)(良:1票)
179.  ドクター・ストレンジ 《ネタバレ》 
原作未読。ビルや街が歪んだりパタパタと畳まれていったりと戦闘中の映像は万華鏡を見ているかのようで面白い。でもそれも冒頭のエンシェント・ワンとカエシリウス一派の戦いくらいで、後は同じようなパターンなのと格闘が見づらく何をしているか分かりにくいので驚きはなかったな。全体的に物語が性急で進むし敵に魅力が無く最後の戦いも盛り上がりに欠けた。傲慢だが神の手を持つ元天才外科医の魔術師ドクター・ストレンジ役のカンバーバッチは品があってハマってましたね。ティルダ・スウィントン演じるワンは見た目や立ち居振る舞いも良いし冒頭の戦闘を見る限り相当有能なのかと思いきや、ストレンジの能力を読めないわ、弟子には続々と裏切られるわ、最後にはあっさり逝くわで最高の魔術師?という感じだった。長く闇の勢力と戦ってきて疲れがあったのならそこら辺も描いた方が良かったな。曲がったことが嫌いな兄弟子が急激に闇落ちするのも違和感あったしイロイロと説得力が無かった。「アガモットの目」と呼ばれる時間を自由に操れるアイテムや闇の力を使ったリスクもあるようだけど描写が薄くて分かり辛い。調べてみたら原作とはかなり変えているようだけどマーベルならもうちょっとどうにかできた気がする。 しかしまあ数多くいるマーベルヒーローですがついに時空をも操るタイプが登場しましたね。超自然の脅威に対抗する裏の存在とはいえ明らかに異質な能力でチートといって良いレベルのスピリチュアル魔術師ドクター・ストレンジ。それだけ強大な敵が多く出てくるんでしょうけど他のメンバーとどう絡んでいくのか楽しみです。
[映画館(字幕)] 6点(2017-01-29 01:18:56)(良:1票)
180.  ランボー/ラスト・ブラッド 《ネタバレ》 
前作『最後の戦場(原題:Rambo)』は現実に起きている軍事独裁政権に迫害されている地域が舞台。メッセージ性を強く出しつつ長い旅路の果てについに我が家へと帰ることができ、シリーズの最後に良かったなと思ってたんですが、まさか10年以上経ってから続編を作るとは思いませんでしたね。 予告編を見たら我が家に仕掛けを施していたので暴徒に目をつけられた人を助けて巻き込まれる系?とか考えてたら、はるか斜め上のお話でドン引きでしたわ。一緒に暮らしている古い友人の孫娘が父を探しにメキシコまで行くとショボい人身売買カルテルに拉致され、それを知ったジョンは単身奪還に向かう。飲み屋で一味の男に目をつけるが、その様子を見ている女性には気が付かないジョン。男を締め上げアジトまで案内させ様子をうかがって回るが、監視に気が付かず逆にそれを察知されているジョン。何か策でもあるのか?と思わせるような素振りで屋上まで一味を集め、どうするんだろう?と思ったら普通にフルボッコにされたとこで「あー、やっぱりもうダメだコレ」と見切りをつけました。孫娘もあまりにも酷い末路だし、こんな脚本でよく『ランボー』として作る気になったなスタローン。作りも敵も展開も全てが安っぽく、無駄にグロい描写で誤魔化すだけのベタベタなB級以下の作りでランボーでやる必然を感じませんでしたね。
[映画館(字幕)] 1点(2020-06-30 19:11:27)(良:1票)

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