21. 仁義なき戦い 広島死闘篇
《ネタバレ》 前作と比べれば少々劣るが、なかなかの力作。今作は梶芽衣子をヒロインに迎え、作品に新鮮味を与えている。そして、やはり菅原文太さんが主演じゃないとなぁと感じてしまう。どうも、北大路欣也は印象が薄かった。それでも、千葉真一は前作の松方並みの存在感でなかなか良かった。話としては終盤まで面白かったが、警察との攻防が話を安っぽくさせてしまった。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-18 22:25:17) |
22. 女王陛下の007
《ネタバレ》 ただの娯楽作品にとどまっていないところが素晴らしい。見せるべきアクションシーンはしっかりしているし、雪山をきれいに写した撮影も良いし、ラブストーリーも007シリーズでは一番しっかりしていると思います。ただ、ジョージ・レーゼンビーはこの1作限りとは残念。 [DVD(字幕)] 8点(2007-03-09 11:50:09)(良:1票) |
23. シザーハンズ
《ネタバレ》 ○世界の縮図ともいうべき、ファンタジー村。最初は変わったものにみんな飛びつくが、ちょっとしとこで一気に敬遠してしまう。こちらの想像力をかきたててくれる作品。○僕はジョニー・デップと言えば青年役が一番だと思うが、こういう役がよく引き合いに出されるだけの存在感は示している。 [DVD(字幕)] 8点(2006-08-29 21:11:27) |
24. JUNO/ジュノ
《ネタバレ》 ○突然子供のできた主人公は、周りの支援にこそ恵まれたが、父親になる存在がいないに等しかった。それをマークに重ねたが、その彼が一番子供で、彼女の理想像が一気に崩壊する。○そこから父親に当たるポーリーとくっつくのはやや強引だが、良い流れだった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-03 15:45:23) |
25. ジェイソン・ボーン
《ネタバレ》 ○マット・デイモン主演の3作品からすると劣るが、アクション映画として観れば及第点。○脇役となる登場人物にもう少し味があればな。○それにしてもこのシリーズはオマージュが好きだね。ニッキーのやられるところはマリーのそれだし。カークラッシュしそうな場面もオマージュかと思わせるこちらの心理を逆手に取ったシーンだった。○タイトル的にもこれで終わっても良いし、むしろこれ以上が見込めないかな。アクションシーンも頑張ってはいたが、これ以上やるとさすがにやりすぎな印象も受けるはず。○ジェイソン・ボーンがスクリーンに帰ってきたこと、ジョン・パウエルのスコアを大音響で堪能できたことはありがたく思う。 [映画館(字幕)] 7点(2016-10-31 22:25:59) |
26. 13F
《ネタバレ》 ○夜、もしくは暗室のシーンが多く、バーチャル世界へ行くときの光がより際立つ。30年代の撮り方も見事だった。○同年の大ヒット作「マトリックス」に隠れてしまっている印象だが、これは佳作。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-07-19 20:19:47) |
27. 下妻物語
《ネタバレ》 ○深田恭子の魅力もあり、まるで男の青春もののような終盤の展開。相棒の土屋アンナも真骨頂といった感じで楽しめる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-03-09 22:07:37) |
28. シンデレラマン
《ネタバレ》 ○良いスポーツドラマに仕上がっている。展開として酔っ払いとのエピソードはいらないような気はしたが。○要所の配役も満足。好きなブルース・マッギルもいい味出してる。○また、相手役は悪役に描かれているが、映画鑑賞後調べてみると、そんな人物ではないとの記述があった。いくら映画を盛り上げるためとはいえ、元チャンプをそんな風に描かれては可哀そうだと感じた。 [DVD(字幕)] 7点(2013-08-18 00:48:21) |
29. 幸せへのキセキ
《ネタバレ》 ○どこか良い意味で古臭さを感じさせる作品。クラシックで言うと「素晴らしきかな、人生!」、少し新し目で言うと「フィールド・オブ・ドリームス」のような感じ。○大げさなお涙頂戴もなく爽やか手好印象。○マット・デイモン他キャストがいい味出している。○脇のスカーレット・ヨハンソンも色気は隠しきれない様子だった。 [DVD(字幕)] 7点(2013-05-06 23:28:30) |
30. 小説家を見つけたら
《ネタバレ》 ○地味だが、佳作。○途中まではどうかなと思ったが、徐々に引き込まれ、観終わった後にじーんとくる。○ショーン・コネリーはどの映画でも最後にいいとこ持って行って、スクリーンアウトしていくのが様になるね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-30 19:42:36) |
31. ジャンゴ 繋がれざる者
《ネタバレ》 ○西部劇好きのタランティーノらしく、いかにも西部劇らしいズームアップや設定の数々。すべてのオマージュは分からないが、見ていて楽しいし、オマージュ元の映画も観てみようと感じた。 [映画館(字幕)] 7点(2013-03-30 18:11:47) |
32. 純喫茶磯辺
《ネタバレ》 ○俳優の良さと監督の悪ふざけが印象に残る作品。○内容としてはそこまでのものこそ感じないが、人間がよく描けていると感じた。○麻生久美子ファンとしてはコスプレシーンがあるだけでこの映画の存在価値があります。笑 [DVD(邦画)] 7点(2012-02-05 00:00:25) |
33. シェーン
《ネタバレ》 西部劇としてはよくある話で、喧嘩で仲直りなどベタな演出も多いのだが、シェーンがやたらとカッコいい。よくある設定のキャラなのだが、ジョン・ウェインともイーストウッドとも違う雰囲気がものすごく良い。ただ、この主人公のシェーンについて言及するとすれば、中盤で出番が少なかった。でも、そんなことはラストで吹き飛んだからまぁ良い。あのラストは忘れられないな。 [DVD(字幕)] 7点(2008-06-10 23:43:12) |
34. 新・猿の惑星
《ネタバレ》 これ以上の続編を出さないために地球が滅ぼされたはずだったのだが、経営難のFOXのために無理やり作られた続編。良くこんなアイデアがひねり出せたものだと思わせるストーリー展開は期待していなかった分、面白く感じられた。戦争にしか能がないゴリラ、ジーラとコーネリアスの間に生まれる小猿など予算がなかった分、台詞や描写で象徴的な表現がなされているのにはセンスを感じる。この際、脚本上の矛盾には目を瞑らないといけない。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-25 13:51:13) |
35. JAWS/ジョーズ
《ネタバレ》 サメの怖さを増幅させるために被害が3件起こるのだが、いくら町の儲けのためとはいえ遊泳禁止にしないのはさすがに愚かに見える。その辺は共感しがたかった。とはいえ、サメの出し方が上手く、ゴジラを髣髴とさせるものがあった。そして、後半のサメ対人間のシーンは面白い。こういう終盤の盛り上げはスピルバーグらしい。主演の3人も文句なしの演技だった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-18 09:59:07) |
36. 仁義なき戦い 完結篇
《ネタバレ》 単体として観れば少々物足りないが、2年間で5作もよくやったと思う。広能が名を馳せてから引退するまでの約20年間、本当に色々あったなって思えてしまう。正直言って、頂上作戦で話は終わっているのだが、改めて広能の一時代が終わったのだと感じさせられた。こういう世界を観られただけでも製作者に感謝したい。 [DVD(邦画)] 7点(2008-05-05 11:27:30) |
37. ジャッカルの日
《ネタバレ》 めちゃくちゃ良いとまでは思わなかったが、なかなかの力作。安定しないカメラワークが気になったが、途中からは見入ってしまった。追われる側にドラマはないのだが、うまく表現していた。でも、ラストは少々あっさりしすぎのような気がした。あれでは、逃げ道ないし、射撃も自信がありながら外してしまう。まあ、そのあっさり加減もこの映画の良さではあるが。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-16 00:02:10) |
38. 真実の行方
《ネタバレ》 それだけ賢いんだったら、殺人がばれない様に出来たはず、とも思うが、よくある二重人格ネタ以上のオチがありなかなか楽しめた。そして、何よりこの映画でエドワード・ノートンの才能を見出したのが一番の成功。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-04 00:28:18) |
39. シルバラード
《ネタバレ》 西部劇が絶滅寸前だった80年代に伝統を踏襲しながらオールキャストで描いた意欲作。ブルース・ブロンソンの心地よいスコアをバックにベタなストーリーが展開するが、なかなか丁寧に作ってあり見応えがある。しかし、キャストにもう少しノリが感じられれば更に良かったと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2007-06-12 11:09:04) |
40. ジュラシック・パーク
《ネタバレ》 ○この当時でCGがこのレベルにあるとすれば、今のCGってそんなに進化してないんじゃないかと思わせてくれる。○面白くなる要素はいくつもあるのに、脚本がいまいち。脚本次第ではモンスターアクションの傑作になりえただろう。 [DVD(字幕)] 7点(2006-08-31 21:04:32) |