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黒猫クックさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 791
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自己紹介 猫と一緒に映画を見ていると、ヤツらは私より先にコイツはクソ映画だというのを察知します。ストーリー展開や伏線回収が怪しくなってくると席を立ってしまうのです。だけどそんなおっちょこちょいな映画にだって良いところはいっぱいあるんですよ。
猫のヤツらは冷酷です。

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21.  ショーガール 《ネタバレ》 
ヴァーホーベン。本気出しやがった。 後に「なぜSFや特殊効果を多用した映画を撮るかって?英語が苦手で会話劇が作れないからだ」 的な事をインタビューで語った。しかし、その割にはこの作品は非常に心情表現がうまくいっている。さもアメリカの象徴であるかのような世界はヴァーホーベンのいつものにおいがぷんぷんしているのが不思議ですらあった。  で、この映画の見所である「ちょっと勘違いが入ったアメリカ」だ。なんというか、セガールが撮った新宿のようなそこまで行くと経済的に成立しないだろ的なショービジネスになぜかリアリティを纏わせる。 ちょうど我々が「こんな日本は日本じゃない。ふざけてんのか」と日本を描くハリウッド映画に対して抱く感情に似た感情をアメリカ人も持ったらしい。 しかし、彼らの場合は敬意をもってヴァーホーベンをラズベリー賞グランドスラマーとして迎え、スピーチまでやってのけてしまう監督に拍手喝采を送った。  ここに合致度にしか目もくれない日本の観客と、映画そのものをどうとでも楽しむアメリカの観客の決定的な違いがある。作らせる側も観る側も底の深さが決定的に違うのである。  ここまでのことを書いておいてなんだが、褒めてはいない。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2012-04-29 07:09:46)(笑:2票)
22.  100,000年後の安全 《ネタバレ》 
なかなか良かった。2011年だが、震災前の映画。 この映画で問題提起をした人たちは詰めの甘さに臍をかんだのではないだろうか。最終処理場をテーマにし、いつか漏れる。ということにスポットを当てたのは当時画期的だったのかもしれないが現在においてそれはやや的外れであると感じられた。  文明がすっかり滅亡してしまった未来、次の世代の新文明がこの施設を掘り起こしてしまったら?などという事ばかりが論じられているが、今であれば断言できてしまう。こんな想定不足で検証不足なら非科学的すぎて心配してもしょうがない。  作中で以下の点が指摘されているが怪しい。 再処理を完全否定しているが、この施設が完成することよりも先に非ウランベースに乗る。こんな施設を実用化するよりよほど難易度も低い。この施設への口実と取るべきか。 ウランが底をつきる話も出ており、そのことを心配している体を演じていながら、人口増でそれに伴う廃棄物の増加を憂いている。核施設の恐ろしさばかりをあおっている。ONKALOという施設だが、見た限り岩盤を掘削してコンクリート詰めするだけの施設にしか見えない。こんなレベルの土木工事で最終処理場を作って10万年も保つわけがない。核関連の技術は今後急速にウラン脱却に向かうはずで、作っている間に廃止になるのではないだろうか。  不完全な物の告発ではなく、人間が管理している内は完璧だが未来人が開けたら心配であるというスタンスでまとめてしまったのがどうもいけない。 現在の人類は、稼働可能な非ウランベースの炉をすでに持っており、主燃料であるトリウムと同時に他の核物質の燃焼と消滅が可能で、長寿命の核種が出来にくい方式もある。方式による長短があるが、それぞれが実証されていることを素直にわかりやすく問題点も含め告発するべきだったのではと思う。  こういった心配がされた時代はだいぶ昔に過ぎ去っている。すでに既存で既知なのだ。次の世代の方式の心配を告発するべきだったのではないだろうかとも思う。 けど、限られた情報の中で良く作られていて面白かった。
[DVD(吹替)] 7点(2012-04-21 03:53:31)
23.  小説家を見つけたら 《ネタバレ》 
良い話。凄く良い話。 老人と少年の友情っていうのは、それだけで深みを感じちゃったりして。この話に限らず良いよな。 ページが折れてるのを見つけたウォレスはジャマールに「作者に失礼だ」っていう。ちょっと良いな。  こう言うやりとり、良いなあ。すがすがしい。
[DVD(吹替)] 7点(2012-04-15 04:20:11)
24.  死霊のはらわた(1981) 《ネタバレ》 
学生の頃。深夜番組でやってると録画して何度となくみた。 この馬鹿馬鹿しさと、ドリフ的な志村後ろ感がたまらない。グロテスクで痛そうな表現が始まるスイッチがいつ入るのか、分かってるのに後ろ!後ろ!って絶叫。心の中で。  現代の表現になんか置き換えられっこないんだろうけど、こう言う映画って最近無いよな。残念でならない。
[地上波(吹替)] 7点(2012-04-12 01:56:50)
25.  JAWS/ジョーズ2 《ネタバレ》 
全面安ってかんじだった。 何というか、収益だけを目的に作られた感が強くて全く盛り上がらず。ロイシャイダーの味わいがすべてを救った訳だ。
[地上波(吹替)] 5点(2012-03-31 15:04:17)
26.  少林寺木人拳
いや、確かに大して面白くはないけど、ジャッキー補正で全然ok。 いろんなアイデアが詰め込まれていて良いもんは良い。でも、テレビ局が勝手に入れたBGMとかが今のDVDには入っていないらしい。それってどうなんだ?石丸博也じゃないとかもうそれはジャッキーじゃない。ジャッキーはジャッキーが声を当ててはいけないんだって。
[地上波(吹替)] 6点(2012-03-17 03:34:57)
27.  ジュラシック・パーク 《ネタバレ》 
ストーリーとか何のことはないが、特殊効果ですよ特殊効果。 ザマーミロと思った。CGだからだめとか言ってる人に言ってやった。93年にはすでにこのクオリティの作品はあった。
[ビデオ(字幕)] 8点(2011-09-26 00:07:31)(笑:1票)
28.  シャーロック・ホームズ(2009)
なかなか面白かった。  ホームズのイメージをヘンテコにデフォルメした映画は結構あるような気がするが、こういう方向か。参った。推理というよりパズルなのだが、それが副要素てきなポジションに下げてあるところが憎い。今の推理モノの当たり前とホームズでは勝手が違うため、逆に味付けになっている。  キャラが立っているが、これは字幕で見たとき伝わるのだろうか。ちょっと気になった。役者の小技が楽しいのだが、文字で伝わると思えない。吹き替えでの鑑賞がお勧め。この作品で字幕はオリジナルトラックのミキシングやノイズ感が楽しめる以外は意味がないと思う。  とりあえずこういう映画化はアリ。CGの使い方も上手。佳作だと思う。  
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2011-08-14 20:49:06)
29.  死の標的 《ネタバレ》 
セガール様が強すぎて盤石のいつも通りを楽しめる。 この時代のセガールはトラディショナルな武術を見せて下さるので大変ためになる。 セガール様ありがとうございました。
[地上波(吹替)] 6点(2011-06-11 13:45:03)
30.  沈まぬ太陽 《ネタバレ》 
可もなく不可もなく。  日本の航空会社みたいに、杜撰で高給という分かりやすいものを真っ正面に持ってきてるが、杜撰で高給という基本的な現実がフィクションで隠しきれない。好況時にすら組織を維持する事のできない企業の一従業員を、いったいどうやってイイモノにするんだ?、と興味津々だったがやっぱり無理な物は無理だろうと思う。  結局給与水準やよく分からない信念を骨子に持ってきてる時点で時代錯誤著しく、これが成立するような感覚麻痺が受け手に無いと失笑されたり非難されたりって事にもなるんじゃないだろうか。20年くらい前のバブルの時代でもない限りこういうトリックは通用しないと思う。そのせいもあってか、渡辺謙の演じる主人公の愚直さはこの物語の中で造られた箱庭の中だけで成立する愚直さであって現実の愚直ではない。悪の定義も箱庭と演出で造られた現実とはまるで違うし、現実でなくても他作品とくらべても異質に感じるほどの人工物だった。  これを褒めなきゃいけない雰囲気があるとしたら、なんとなくその場所は良くない場所だと思う。そういう基準にはなりそうな映画だ。
[ビデオ(邦画)] 5点(2011-02-14 01:34:05)
31.  JM 《ネタバレ》 
子どもの頃、夜中に近所の映画館に映画を見に行くのがすきだった。そうやって見に行った映画の一本で、当時その着想のおもしろさにメッタ刺しにされた。  当時はHDDは数ギガの単位で、5万円くらいする世界。2010年のように1TBが5千円で買えてしまう世の中ではない。その単位の巨大さに想像力を刺激されたし、記憶するギミックや操作端末のような空想のガジェットに心躍った。  が、しかし。とは言え、である。ハードな世界観と、何となくチープな感じの作りがぎくしゃくしていたJMはすんごい面白い映画の一つにはならなかった。あそこが変だったとか、ここがもっと盛り上がってくれればとか、あの時点では凄いと言われても麻痺しちゃうであるとか。脳内JMをもったいないな、とか思いながら反芻したのを思いだす。  翌日、なんかもったいなかったので「JMってスゲー映画だったよ。観るべき」とか言ってたらしばらくしてJMを観に行った仲間内、少年少女のなかで「なんか変な映画好きだよね」とかいう短評をいただくことになった。
[映画館(字幕)] 5点(2010-09-23 13:54:45)
32.  シンドラーのリスト
日本製テレビアニメのような、具体的で説明的すぎる作りにせずこういった題材で作る手腕があったというところが凄い。映像面ではスタッフの力量による部分が大きいと思うが、元々映画は監督個人のモノではないのでそれも含めて凄い。  賞狙い、と揶揄去れがちな本作ですが、多くの関係者が狙っているわけです。元々。なにも悪いことではないです。それに93年に映画に触れたすべての人をがっかりさせる発言ではないかと思うので賞狙いという言葉はいかがなものかと思います。これ以外の作品も狙ってとれなかったわけです。お金を掛けて狙ってとれる賞ではないことを誰もが知っている海外では非常に評価が高いですし、実際精巧に作り込まれています。  少年少女をターゲットにした映画が得意とされ、その評価が固定してしまった監督が、娯楽作品をストップしてやりたかったこと、長年暖めてきたものを撮って良い立場を得るまでに大変な困難があったことは想像に難くありません。どうか日本独特のフィルタを通さず本作品を見てください。
[DVD(字幕)] 8点(2010-05-12 00:12:42)(良:4票)
33.  ジュピターの雷鳴 《ネタバレ》 
ゼウスの雷霆をおもしろおかしく表現しているのだろう。当時の舞台にこういうのがあったんだろうか。20世紀の初めの人たちはきっとこれを物珍しく楽しく鑑賞したのではないか。  メリエスの敷いた、舞台劇をトリックで映像に置き換えるという線路をひた走ると現代のドラマチックで人の心をふるわせる数々の映画に帰着するのだろう。  とかなんとか言ってみたけど、今の人が見てもぜんっぜん面白くない。映像的な価値があるなぁー(棒読み)。で、良いんだと思う。
[インターネット(字幕)] 4点(2010-05-09 01:04:15)
34.  ジャンヌ・ダルク(1900) 《ネタバレ》 
wikiでも読んだ直後に見ないと話がさっぱり分からない。  神の啓示(?)→王様に会いに行く→戦争に行く→とらわれる→魔女裁判→火刑→昇天 みたいな流れだが、もとの話の筋が分かってないとさっぱりだろう。話はつまんない。  とはいえ、100年以上前の映画だから意外なクオリティの高さには驚く。見て損はない。
[インターネット(字幕)] 5点(2010-05-04 14:44:51)
35.  シティーハンター(1993)
昔、テレビで初めて観たときあまりの出来事に驚いてしまったが、今この作品を考えるときimdbで6ポイント以上の点数を誇る本作とアメリカ人の懐の深さになんだか温かい気持ちになれたりもする。
[地上波(吹替)] 3点(2010-04-16 01:15:44)
36.  白い肌の異常な夜 《ネタバレ》 
なかなか面白い。テレビ放映の吹き替えが作り出す微妙な雰囲気はまた少し違う異世界に連れて行ってくれる。  イーストウッドのイーストウッド像が、いつもの格好良さとは違う憎らしさをまとっている。浅ましさや汚さが文字通りの穢れのような物を象徴する本作では、主人公の主人公然としない行動に説得力を持たせている。この不快感がたまらなく良い。  女たちの嫉妬心を描写するそのイメージが、いちいち固定的観念的で良い。そこに薄汚く歯車を合わせていく主人公が破綻無くスムースに破綻を招くというプロットは愉快ですらあるが、やはり不快なのだ。そこにこの映画の核があるのか。ほんとのところこの映画のどのあたりがどのように面白いのかというのは具体的には言いにくいが、やはり画面上に表れないが存在する感情という部分に惹かれるのだろうと思う。  それとやはりテレビ東京の昼の時間帯に微妙な音質の吹き替えで、くすんだ映像が放送される効果の大きさか。本来この映画の中に存在しなかった、変な実在感が浮き出てくるのである。
[地上波(吹替)] 7点(2010-04-03 20:01:44)(良:1票)
37.  呪怨 (2003)
そこそこいけてしまった。  そうか?そうなのか?この映画って全然怖くないの?私はビビりまくってしまったし、布団の中とかシャンプー中とか不安になりまくったりした。このシリーズではハリウッド版の方が話が何となく良かったから日本劇場版は一つ印象が負ける感じだが、十分怖かった。  ホラー映画に耐性がないと、こうも怖いのかとおののいた。10年近く前になるのか。ハリウッド版をみてこの映画やOVA版、続編をみて、さらに他の日本製ホラーをいくつか試したがやはり呪怨が一番不愉快な気味の悪さが良い。良かあないけど。  ホラー慣れしていなければ結構いけるんじゃないかと思う。
[DVD(邦画)] 6点(2010-03-03 00:02:30)
38.  白い馬(1952) 《ネタバレ》 
なかなか面白かった。手に入らないあこがれの対象を手にした少年を、童話的構成で見せる話というのは好きだ。  ストーリーは形式を考えると常識的で伝統的な作り。オーソドックスではあるが、完成度の高さは一見の価値ありだろう。どこか遠くへ行ってしまった後の世界を想像させるラストのカットは、感動を誘うし映画との一体感を堪能できる。  背景にある、何もない、という世界観は白い馬の魅力を最大限に引き出している。一方で牧場や道具、いろいろなものを持つであろう馬飼いの脅威を楽しむことができた。このフラストレーションがあってこそのあのラストだ。  骨組みと要素を楽しむ映画だし、これだけ無駄なところがないシンプルな話だ。さらに作り込むことで果たして本作の完成度を超えられる翻案が作れるのかどうかはナゾ。
[DVD(字幕)] 7点(2010-01-14 01:54:06)
39.  ZIPANG 《ネタバレ》 
まあまあ可もなく不可もなく。  時代劇的なエッセンスを子供たちに楽しんでもらおうっていうのは伝わったと思う。子供の頃どういう訳か映画館でみて、面白かったと思ったから。今ストーリーを思い返すと結構詰め込んでんなぁ、と。手堅くまとまってるし、落ちも良いし。  おそらく、今見たらその特殊効果でびっくりするほど魅力がそがれることと思う。子供が見てもそれはねーだろっていう表現が多々あったので、現代の子供の関心を引けるかはわからない。ただし、ロボットアニメやアホ毛が飛び出した女とコメディするようなたぐいのアニメよりは、こういうのを楽しんだ方が子供のためには良いんじゃないかと思う。
[映画館(邦画)] 5点(2010-01-11 18:01:24)
40.  死霊のはらわたII 《ネタバレ》 
ああぁあオモシレー。っていう、ホラーで一番笑える映画だった。  なんて言うかね、壊れちゃってるの。大事なところが。大事なのはね、大事に扱ってたはずなのによく見たら豪快にものっそい壊れちゃってて、一瞬直そうかなって思ったけど、やっぱムリ。みたいな味わいが良いの。  で、壊れちゃってるのが演技過剰なアッシュさんだけじゃないところがポインツ。
[地上波(字幕)] 8点(2010-01-04 20:17:59)
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