1. お熱いのがお好き
《ネタバレ》 小学四年生のとき、深夜にBSで上映していたのを偶然観たのが思い出深い一本。とにかく笑って笑って、キスシーンでは凄く恥ずかしくなって(大人ってこんなに一杯キスするのかと思った)、ハラハラさせてハッピーエンドで…観賞後の余韻は素晴らしすぎて涙が出るほどだった。驚いたのは、あれから10年経って最近見返してみて、あの時に感じた面白さが全く色褪せていなかったこと。ここまで愛すべきキャラに囲まれた、観ていて楽しくなれる映画はないのではないか。圧倒的な面白さの前には、社会性も芸術性もメッセージ性も敵わないということを思い知らされる一本。Nobody is perfect!! [地上波(字幕)] 10点(2009-02-11 20:03:35)(良:1票) |
2. おおかみこどもの雨と雪
映画という魔法にかけられたままの2時間を経験しました。日本最高の脚本家のひとり:奥寺佐渡子が書いた母親の成長物語と、オオカミ子どもの成長物語、そのドラマの数々を、細田守は登場人物の喜怒哀楽、そしてありとあらゆる映像表現を使って観客にぶつけてくる。心温められ、また締め付けられるような人間ドラマのシーンと、圧倒的な大自然のシーンとの対比。人間愛と野生、その関係を大胆に、かつ的確に描きだした圧倒的な結末。人間味溢れる登場人物、そこから紡ぎだされることばの数々。おそらく邦画アニメ史上にその名を刻むであろうこの作品。公開初日に観られた幸運に感謝です。 [映画館(邦画)] 9点(2012-07-21 15:00:08)(良:2票) |
3. ALWAYS 三丁目の夕日
みんないいっていうけど……いい映画です。たった二時間で、登場人物みんなに感情移入できるようになるなんて。 [映画館(邦画)] 8点(2010-09-21 21:12:29) |
4. 黄金(1948)
《ネタバレ》 ボギーがなんと悪役!! 金に狂う人間の悲哀を描き出した名作。ラストの「わっはっは」が何とも味わい深い。 [DVD(字幕)] 8点(2010-09-21 21:06:46) |
5. 俺たちに明日はない
《ネタバレ》 あまりにも非情なラストが有名なアメリカン・ニューシネマの代名詞的作品。道を外れているのにどこか憎めない、アンチヒーローの造形が圧倒的。 [ビデオ(字幕)] 7点(2010-09-21 21:24:50) |
6. 汚名
話というよりも、ヒッチコックの映像演出がひたすらに冴え渡る一本。有名なキスシーンの長まわしから俯瞰ズーム、影の演出など、楽しんで撮っている様子が浮かんできます。悪役のマザコンは後の「サイコ」に受け継がれているし、見所に事欠かない良作。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 21:22:50)(良:1票) |
7. オペラ座の怪人(2004)
《ネタバレ》 歌を歌いっぱなしというイメージは大抵のミュージカル映画に付きまとうが、これは最たるもの。もうやめてくれ、歌わないでくれと思わせるまでひたすらに歌いまくる。しかし、如何せんメインテーマが素晴らしく、またツボにハマるほど格好いいシーンもあるために嫌々ながら最後まで見せられてしまう。困った映画。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 21:22:27) |
8. 乙女の祈り
女の子の抱く暴走した危険な妄想を、ファンタジックな映像美とサスペンスフルなカメラワークで捉えた佳作。相変わらずアイディアのオンパレードである。P・ジャクソンの「ブレインデッド」から「LOTR」の通過点として観ると、より一層楽しめる(笑) [DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 21:20:51) |
9. 大人は判ってくれない
ヌーヴェルバーグの代表作の一つ。子供を淡々と見つめ続けるカメラの視線が素晴らしい。ラストシーンはあれしかないと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 21:17:11) |
10. オズの魔法使
1939年ですって! この映画を観た日本のお偉いさんは、絶対に戦争でアメリカには勝てないと確信したらしい。 [ビデオ(字幕)] 7点(2010-09-21 21:14:28) |
11. オーロラの彼方へ
ハズレのないタイムスリップモノで、これも例に漏れず。親子の愛に心温まる。ただし、サスペンスモノだと「バタフライ・エフェクト」あたりの方がもっと判りやすくてのめり込めたかな。 [映画館(字幕)] 7点(2010-09-21 21:14:02) |
12. オールド・ボーイ(2003)
韓国の誇る最凶バイオレンス映画。唖然とするアクション、非情すぎる展開、狂った登場人物、全てが信じられないテンションで展開わけだが、相当に気も滅入る。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 21:13:34) |
13. オール・アバウト・マイ・マザー
息子を亡くし、母親としての自分を捨てることを決断した主人公。どんな逆境にも立ち向かってゆく女性の強さ、脆さが迫真に迫ってくるスペイン映画。赤を基調とした色づかいも凄い。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 21:12:02) |
14. オーメン(1976)
《ネタバレ》 オカルトホラーの名作。ここまでやるかという殺人方法に煽りまくる演出は、「サスペリア2」と双璧を成すデキ。しかしながら、暗いトーンで一貫しすぎるあまり相当に疲弊させられる作品ではある。J・ゴールドスミスの音楽は素晴らしすぎる。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 21:11:27) |
15. OK牧場の決斗
娯楽性に富んだ西部劇の名作。主要登場人物が多いながらもしっかりと描き分けられており、展開も速くて飽きさせない。 [地上波(吹替)] 7点(2010-09-21 21:08:49) |
16. 狼たちの午後
社会派サスペンスを撮らせたら天下一品のS・ルメット、またしても素晴らしい仕事をしている。うだるような白昼の雰囲気、キャラクターのだるさを、持ち前の都会的な感覚を活かしてしっかりと描写。犯人と人質が結託してゆく映画の元祖的存在だが、現在ではやや使い古されたネタという印象も強い。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 21:08:00) |
17. 踊る大捜査線 THE MOVIE
ドラマのノリが好きなら間違いなく楽しめる。小泉今日子のキャラクターが素晴らしい。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-21 21:21:23) |
18. おと・な・り
「虹の女神」のノリのままの甘く上品なラブストーリー。ただし、あれをアラサーの男女がやるのはちょっときつい。 [映画館(字幕)] 6点(2010-09-21 21:20:29) |
19. 男たちの大和 YAMATO
《ネタバレ》 俳優は熱演してるし、邦画にしてはちゃんとお金掛けて戦闘シーンもしっかりしてるんだけど……テンションが変わらなすぎて次第にダレてくる。製作者のガチっぷりが伝わってくるので「ローレライ」「亡国のイージス」辺りとは一線を画しているように感じられるが、いかんせん真面目過ぎたか。難しいところである。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-21 21:16:16) |
20. ALWAYS 続・三丁目の夕日
茶川さんを話の中心に据えた二作目。前半は面白いのだが後半はやや間延び。なんかキャラでもってる気がする。 [DVD(邦画)] 6点(2010-09-21 21:12:51) |