1. ラブ・アクチュアリー
《ネタバレ》 何度も観ていた映画だが、ついに念願のクリスマス鑑賞。 「愛」をテーマにした群像劇なんて、それ自体が素敵すぎる。 観るたびに、心がフワッとした感覚になります。 イギリス独特のユーモアも満載で、とてもオシャレ。 「愛」ってつきつめると結局、「人と人との触れ合い全て」を指すのではないだろうか。 そんなやさしい気持ちにさせてくれる映画です。 [DVD(字幕)] 10点(2008-12-25 23:57:31) |
2. もしも昨日が選べたら
笑いあり、涙あり、感動ありの劇中を通して、 視聴者に人生を見つめなおす機会を与えてくれる素晴らしい映画。 人間は愚かなもので、失ってみないと物事の大切さが分からない。 失ってみて初めて、普通のことのありがたみに気付くんだよね。 この映画は、自戒をこめて定期的に観ています。 原題も邦題も、いまいちパッとしないためか、あまり話題にならなかった作品だけど、 ぜひともいろんな人に観てもらいたい映画。 それにしても、ケイトみたいな嫁さんが家にいたなら、毎日が祭りだ。 [DVD(字幕)] 10点(2008-10-11 01:37:30)(良:1票) |
3. 天空の城ラピュタ
シータは僕の初恋の人です。だから、10点なんです。 [DVD(吹替)] 10点(2008-10-08 01:18:39)(良:3票) |
4. 最高の人生の見つけ方(2007)
《ネタバレ》 胸のあたりがフワッとする、とても気持ちのよい映画。 なんでだろうか、と考えてみた。おそらく、二人のユーモアのせいだろう。 余命わずかにも関わらず、ジョークを言える人間はなんか素敵だ。感動する。 最高の人生を見つけた人間だけが、死を受け入れ、ジョークも言えるのだろう。 僕も、死に際にはジョークの一つぐらい言える人間になりたい。 いい映画でした、ありがとう10点。 [DVD(字幕)] 10点(2008-10-02 23:40:19)(良:1票) |
5. ヒート
《ネタバレ》 僕の中では、10点を越える本当に大好きな映画。 仕事長期休暇の時、 ネプチューンマンよろしくニールの口ひげを真似ていたほどラブリー。 主演はもちろん、あまりに豪華な脇役陣たちも一人一人がピタリと役にはまっていて 実に気持ちがいい。 そこに、90年代の映画特有の画面の粗さが加わり、もう雰囲気は最高潮。 繰り返し観て感じるのは、この映画は一貫して「愛」を描いているということ。 仲間同士の愛、家族愛、男と女の愛、そして、最期の宿敵同士の愛。 ニールが何度も口にする「いつでも30秒フラットで高飛びできるように、面倒な関わりは持つな」に相反するように、小さなラブストーリーがいくつも出てくる。 どのストーリーも決して外せない。 そして最後には、孤独を貫いてきたニール自身も「愛」を選択する。 やはり人生は一人ぼっちじゃつまらない。 もともとニールは、犯罪プロフェッショナルであったと同時に、人一倍愛に満ちた人だったのだろう。とりわけクリスの嫁の浮気を本気で怒った時のニールは誰よりも、愛情豊かだったね。あのシーンで泣いた人もなかなかいないだろう(笑 171分を全く感じさせない奇跡の映画。 ただの骨太ドラマにしなかったマイケル・マンに心から感謝したい。 この映画を公開当時に映画館で観たことは、僕の誇り。 [DVD(字幕)] 10点(2008-08-08 02:13:13) |
6. 告発のとき
《ネタバレ》 鑑賞中にグイグイ引き込まれた感覚は久しぶり。 無駄に感情を煽るような挿入曲はなく、役者の演技力だけで 難しいテーマを完璧に描いていました。 とにかくトミー・リー・ジョーンズの演技が素晴らしい。 役どころの「立場」と「状況」に完璧にハマッた抑えた演技。しびれた。 ああいうのは、もはや演技とかそういうレベルじゃないのかもしれない。 イラク帰還兵の年間自殺者は2千人にも上るらしい。この映画がきっかけで知った。 やはり戦争は人を狂わせる。ラストの逆星条旗に深く胸を打たれた。 [DVD(吹替)] 9点(2009-03-10 23:37:55) |
7. 天使のくれた時間
《ネタバレ》 奇麗なストーリーに加え、配役が全員しっくりきているので何回観ても飽きない映画。 ベッドでふざけあっていたジャックが、ふとした瞬間にケイトに見とれてしまうシーンが大好きでしょうがない。この映画のすべてが凝縮されている気がする。 「どうしたの、13年ぶりにあったような目をして・・」のときのケイトの表情。 混乱と動揺と嬉しさが同居したあの顔、あの目、あのリアクションがとても良い。 そしてあの胸打つ表情はラストで、ふたたび観せてくれる。 ジャックの長い説得の後、ただ一言「Okay,jack」と共に。 もうね、最高です。邦題も素晴らしい。大好きな映画です。 [DVD(字幕)] 9点(2008-10-21 02:09:15) |
8. 遠い空の向こうに
夢を追いかける人間というのは、なぜこうも美しいのか。 何か一つのことに情熱をそそぎ、試行錯誤するさまは観ていて本当に気持ちがいい。 どんなことであれ熱中するものがあると、それだけで人間は魅力的になれるね。 邦題も音楽もとても良かった。 [DVD(字幕)] 9点(2008-10-10 00:35:17) |
9. 魔法にかけられて
最近の映画はCGの多用が気になっていたが、 この映画に限っていえばCGバンザイ。 本当に素晴らしくて、感動した。 特に、リスのジェスチャーシーンなんて見ているだけで、心がウキウキしてなぜか泣きそうになってしまった。 アニメのキャラが現実社会に舞い降りるという誰もが一度は思うことを、 見事に創り上げてくれた映画。脱帽です。 自分はいい大人になってしまったから、こんな理屈っぽいレビューしか書けないが、 物心がついていない子供達がこの映画を見たら、本当にたまらんだろうなぁ・・・。 近い将来、自分に子供ができた時は、ぜひとも見せてやりたい。 [DVD(字幕)] 9点(2008-10-08 00:52:45) |
10. ゲーム(1997)
《ネタバレ》 本当に面白い。ハリウッド版・世にも奇妙な物語といった感じ。 最後の最後まで、映画の肝である疑心暗鬼の緊張感を保てていたのが素晴らしい。 それと、やはりハッピーエンドで締めくくってくれたのが何よりうれしい。 僕は、人生で大変なことが起きると「これは、ゲームだ!」と考えるようにしている。 するとなぜか、ちょっとだけ楽しくなってくるから不思議だ。 そのきっかけを与えてくれた、貴重な映画。 [DVD(字幕)] 9点(2008-10-06 23:01:29) |
11. セルラー
これは本当に面白かった。とにかくテンポがいい。 ちょうど携帯電話の普及率が飽和した頃の作品で、当時「あぁ、こんなことありえなくもないようでありえないな。」と思いながら鑑賞した記憶がある。 クリス・エヴァンスはかっこよく、ジェイソンの悪役もなかなか良かった。 ユーモアのある凝ったつくりのエンドロールも見所です。 [映画館(字幕)] 8点(2010-01-31 16:06:05) |
12. エグゼクティブ・デシジョン
《ネタバレ》 最高にエキサイティングな映画。 序盤での最強セガールまさかの退場に、言い様のない絶望感。 思わず僕は、取り乱してしまったよ。 残されたソルジャー達は、どこか頼りない奴らばかり。 急に絶対的な安心感と共に観られる映画ではなくなってしまった。だが、それがいい。 絶妙なタイミングで気絶した黒人ソルジャーには、爆笑したが 最後の最後まで、ベリーエキサイティングでした。 若くてきれいなハルベリーも観られるし、 ハイジャック系の作品では、トップクラスの作品。 [DVD(字幕)] 8点(2009-03-28 16:42:25) |
13. ダイ・ハード
この映画は何回観ても飽きない。 やはり、ストーリーのわかりやすい映画はシンプルだからこそ面白い。 善玉キャラと悪玉キャラの描き方のバランスも絶妙。 すごく完成された映画だと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2008-11-30 21:13:24) |
14. ア・フュー・グッドメン
《ネタバレ》 大佐に弁護側の主張を飄々とかわされ、 誰がどう考えても絶体絶命の法廷場面で、トムがコップ一杯の水を飲み、 精神的体制を立て直すシーンが好き。 全体的に映画としての完成度が高くて好きな作品です。 原題の「A FEW GOOD MEN」も素晴らしい。 [DVD(字幕)] 8点(2008-10-31 22:53:01) |
15. Vフォー・ヴェンデッタ
《ネタバレ》 「仮面の下には理念がある。理念は絶対に倒れない」 このセリフがすべてですね。胸を打たれました。 独裁政治に立ち向かった革命者たちの信念だったと思います。 映画の軸である1605年11月5日、ガイ・フォークスによる火薬陰謀事件が、 実際にあったイギリスの歴史だということを踏まえて観ると、さらに面白いです。 アダム・サトラー議長という名前も、 実在者の名前を露骨にもじっていて笑ってしまった。 Vを革命者たちの「理念」そのものとして扱い、 最後の最後まで仮面の下の素顔をださなかったのが良かった。 アクションも見ごたえ十分、繰り返し観たい映画です。 裸にエプロンならぬ、仮面にエプロン。こちらの革命にも熱く胸を打たれた。 [DVD(字幕)] 8点(2008-10-22 22:36:53) |
16. 悪いことしましョ!(2000)
《ネタバレ》 単なるセクシーコメディと思って鑑賞したので、イイ意味で期待を裏切られた。 何か人生の真理をつくような道徳的なセリフや展開があり、不思議と心に残った作品。 その上、圧倒的にセクシーな悪魔のコスプレが楽しめるため、繰り返し鑑賞したくなる。 ブレンダンのダメ男ぶりも最高にファニー。 特にバスケ選手編の、どんどん噴き出す大量の汗にはやられたね。腹がよじれた。 [DVD(字幕)] 8点(2008-10-15 17:20:45) |
17. ミスト
《ネタバレ》 素直に面白かった。 人間のあらゆる恐怖の根源は、「わからない」こと。実体がわからないから、怖い。 異次元からのさまざまな怪物が出てきたが、それは結局、「人間の恐怖」を象徴したものであって、実はなんでも良かったのかな、とも思える映画。 「わからない恐怖」の状況下で、人々はどんな行動をとるのか。 無謀な者、怯え続けた者、錯乱した者、やはりこれらの人間はすぐに命を落とす。 勇気ある者が生き残り続けたが、最後に「諦めた者」になってしまった。 希望の重要性を説く映画は数多くあるが、それらとは全く違う角度から、希望の大切さを強烈に示唆してくれた映画だった。 安西先生のあの名セリフを思い出さずにはいられない。 [DVD(吹替)] 8点(2008-10-02 14:18:15) |
18. 絶体×絶命
《ネタバレ》 期待しないでなんとなく見た映画だったが、面白い。 アンディ・ガルシアが僕の中では静かなイメージだったので、 全く予想と違う内容でイイ意味で期待を裏切ってくれた。 悪役であるはずの、マイケル・キートンがハマリ役。しばしば応援してしまった。 ラストも、これまたイイ意味で期待を裏切ってくれた。爽快です。 邦題がB級系なので、ちともったいないですね。 [DVD(吹替)] 8点(2008-09-27 14:48:01) |
19. ライオン・キング(1994)
《ネタバレ》 ディズニー映画初心者としてなんとなく見始めた映画だったが、途中から釘付け。 みんななんて表情が豊かなんだ。 嬉しい顔、悲しい顔、驚いた顔、怒った顔、そして人生に苦悩する繊細な顔までもがアニメで見事に表現されているではないか。もう、それだけで感動。 ディズニーを完全になめてました。すみません。 ストーリーもグイグイ引き込まれるものがありました。ヒヒが、水面に映るシンバの姿に父親と重ね合わせて、王者の自信と誇りを取り戻させたくだりなんかは最高ですね。 そして実はヒヒが、拳法の達人だったことも最高です。 諭せる人は強いんだ。 [DVD(字幕)] 8点(2008-08-12 01:52:37) |
20. ザ・メキシカン
公開当時、劇場で見た後の感想としては4点。なんも残らなかった。 今、DVDであらためて鑑賞した感想は8点。むちゃくちゃ面白い。何でだ。 何系といえばいいのだろうか、とにかくオシャレな映画。 こういう感じの映画は元気が欲しいときにはうってつけ。 意外と脚本もしっかりとしていたし、雰囲気もイイ。 とにかく「好き」といえる部類の映画に昇格していた。 なんでこう時がたつとレビューの感想が変わるのだろうか。 今では部屋のBGMとしても大活躍の映画です。 ブラピ最高。釣りキチ三平スタイルバンザイ。 [DVD(字幕)] 8点(2008-08-12 01:21:34) |