181. キャプテン・フィリップス
《ネタバレ》 ○何という緊張感。さすがポール・グリーングラス。○冒頭から両者の目線で描かれる無駄のない展開。駆け引きの描写も見事で、トム・ハンクスの好演も光る。○後に調べたが、海賊に襲われる船は後を絶たない。武装なしの航行はあまりにも危険に思える。 [映画館(字幕)] 8点(2013-12-08 18:32:18) |
182. てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~
《ネタバレ》 ○老若男女見られるように分かりやすい映画にしたのだろうか。割と演出が古臭い印象を持った。○エピソードも割とブツ切りで、主人公以外の心境変化があまり描かれていない。○サンゴへの興味は湧いた。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-12-07 12:54:58) |
183. フライト
《ネタバレ》 ○一番印象に残ったのは特殊な癌に罹患した男性による神の話。すべてを神のせいにして前向きに生きている。○一方で神などどうでも良く、すべて自分さえ良ければ良く他責ばかりするウィップ。○結局これだけの上映時間がありながらなぜ最後に自分の非を認める決断に至ったかがあまり描かれていない。亡くなった不倫相手の写真をしばらく見つめるシーンがあるがそれで気持ちが変わったのかな。○また最後のセリフである「Who are you?」のインパクトはなかなかだが、親子関係の修復の経緯も説明が不足すぎやしないかと。 [映画館(字幕)] 6点(2013-12-07 12:52:47) |
184. ラブ・アゲイン
《ネタバレ》 ○それぞれのエピソードが終結する場面の滑稽さ。その場面のための前振りが90分くらいあると考えるとそれも馬鹿らしい。○所々心理描写を端折っている場面もあるが、テンポを良くする要因となっている。○ジュリアン・ムーアやケヴィン・ベーコンなどいかにもなキャスティングで絶妙。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-17 16:55:12) |
185. 人生の特等席
《ネタバレ》 ○頑固親父イーストウッドとその血をひくエイミー・アダムス。似た親子をそれぞれ好演していた。○一方、ジョニーとのエピソードが取って付けた感がある。○ベテランスカウトのイーストウッドに対して、数字でしか判断しない若者という構図もありきたり。そんな数字だけできっぱり判断するやつっているかね。そして、最後の連れてきた投手の流れに違和感。話を終わらせる「結」としては都合がよすぎる○田舎ののどかな雰囲気は良かった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-11-02 16:42:12) |
186. ヒドゥン・フェイス
《ネタバレ》 ○あまり縁のないスペイン/コロンビア映画だったが、おおむね楽しめた。○飲んだくれの男の話からどうなる事かと思ったが、二部構成のちょいエロありのサスペンスだった。○パイプを叩いて外へ知らせるシーンは笑ってしまった。意図してないだろうが。○中で生き残れる理由と外に出してやろうとする理由がもう少し煮詰められてたらなと思った。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-27 17:14:52) |
187. 桐島、部活やめるってよ
《ネタバレ》 ○一気に高校時代に引き戻されたようなノスタルジーある作品。○こんな地味な男子いるよな~こんなウザい女子いたな~などなど観ていてにやにやしてしまった。○そんな青春時代の男女が非常にコンパクトに描かれている。○各々の上場人物が抱える問題など考えるのも楽しいし、その登場人物演じる役者たちの将来も楽しみだと感じる。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-10-14 21:55:04) |
188. ダークナイト ライジング
《ネタバレ》 ○序盤は、前作から時間が経過しており、説明的シーンが多かったが、最後にはしっかりと盛り上げるあたりはさすが。○今作単体で観れば、ウェインがゴッサムへ戻る動機づけが少し弱い。○悪役は前作ほどではないが印象を残す。ただ、ミランダの存在が残念。犯罪への動機が弱すぎる。一方で、ブレイク刑事は良い存在感を示した。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-06 21:50:34) |
189. エリジウム
《ネタバレ》 ○特に目新しさを感じないSFアクション。○マット・デイモンが坊主で、時折ブルース・ウィリスに観えたのは自分だけだろうか?ジョディ・フォスターもなんか違和感。○SFとしては設定がかなり雑。B級だからか。 [映画館(字幕)] 4点(2013-10-06 21:42:22) |
190. 裏切りのサーカス
《ネタバレ》 ○さっぱりといっていいほどよく分からなかった。○何度か観て分かった、人物相関図を観ながら理解できたなどのコメントもあるが、そこまでして観る作品でもない。そこまでして観るような作品にはそれ相応の魅力があるが、そこまで感じない。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2013-10-06 21:36:59) |
191. ファミリー・ツリー
《ネタバレ》 ○今まで何度も扱われてきたようなテーマだが、コメディとドラマのバランスが絶妙。ジョージ・クルーニーここにありという感じさえ受けた。○まるで音楽が傍観者のように何があってもけだるい音楽が流れる。ハワイという舞台も良い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-28 22:02:12) |
192. エクスペンダブルズ2
《ネタバレ》 ○豪華キャストを楽しむシリーズ。終盤のスタローン、シュワ、ブルース・ウィリスが絡むシーンは面白かった。○前作より面白かったが、至って普通。○ジェット・リーの出番少なく残念。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-09-28 21:46:02) |
193. アーティスト
《ネタバレ》 ○雨に唄えばのジーン・ケリーを彷彿とさせる風貌。なのにサイレント。ストーリーも雨に唄えばみたく展開していく。○その後の展開は分かりやすくべた。たまには映像で見せる面白さを追求した作品を観るのも良いかな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-30 23:01:43) |
194. 宇宙人ポール
《ネタバレ》 ○ポールのキャラが気取っていなくてすごくいい。そのおかげで設定や他の登場人物もくどく感じない。ラストもあっさりしていていい塩梅。○ちょい役だがシガニー・ウィーバーが出てるのはにやりとさせられる。○ [DVD(字幕)] 8点(2013-08-16 13:16:01) |
195. アルゴ
《ネタバレ》 ○ベンアフレック監督作品全て観たが、どれも作りがシンプルでテンポが良い。○本作もその良さが存分に生きる政治サスペンス。○オチは分かっていても緊迫感ある演出。○またベンアフレックの主演も抑えがきいていて気取っていないのが良い。○また次回作が楽しみ。 [映画館(字幕)] 9点(2013-08-15 13:44:35) |
196. デンジャラス・ラン
《ネタバレ》 ○もろにボーンシリーズの影響を受けたというか、パクったというか。酷似するシーンや展開が目立つ。○そこで主人公はとなると地味の一言。○サスペンスも何となく怪しいやつが黒だったという展開。伏線なんかありゃしない。○テンポこそ良いが、ボーンシリーズを何となくなぞったインパクトに欠ける作品。 [DVD(字幕)] 4点(2013-08-11 23:25:09) |
197. メン・イン・ブラック3
《ネタバレ》 ○久しぶりの続編で期待して観賞。○序盤の狙ったギャグがスベっていて大丈夫かと思ったが、中盤から割と面白かった。○時計のシーンからの展開ができすぎているのが玉に傷だが、若き日のK、ジョシュ・ブローリンも何となくトミー・リー・ジョーンズに似ていて良かった。○ただ、トミー・リー・ジョーンズの出番が少なく残念。前作から10年、しわの数も増え、完全におじいちゃんになってしまった。彼の活躍は1作目の観賞で楽しむしかないかな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-05 00:17:48) |
198. オブリビオン(2013)
《ネタバレ》 ○終盤にかけてのうまくいき過ぎ感は残念だったが、謎が徐々に解明されていく展開は心地いい。○映像美、世界観も良かった。個人的にはもう少しダークでも良かったかと。 [映画館(字幕)] 7点(2013-06-09 23:25:52) |
199. エンド・オブ・ホワイトハウス
《ネタバレ》 ○中だるみもなく、スリリングで緊張感のある2時間だった。○ただ、アクションとしてもサスペンスとしても目新しさは全くなく、既成作品をなぞっただけにすぎないかと。○過去のトラウマ、ハッタリ、知らないはずの情報をうっかり口にする、とどめを刺さないなどなど。ある意味お約束はきっちり守っているのか。○アクションにしても暗くて分かりにくいのはまあいいとして、位置関係がさっぱり分からず、ただ待ち伏せして相手の隙をつくというのの繰り返しではなあ。ある意味「ダイ・ハード」的な映画だったのだからアイデア勝負をしてほしかった。○最後に、テロリスト=核というありきたり感も残念に感じた。 [映画館(字幕)] 4点(2013-06-09 23:22:33) |
200. 幸せへのキセキ
《ネタバレ》 ○どこか良い意味で古臭さを感じさせる作品。クラシックで言うと「素晴らしきかな、人生!」、少し新し目で言うと「フィールド・オブ・ドリームス」のような感じ。○大げさなお涙頂戴もなく爽やか手好印象。○マット・デイモン他キャストがいい味出している。○脇のスカーレット・ヨハンソンも色気は隠しきれない様子だった。 [DVD(字幕)] 7点(2013-05-06 23:28:30) |