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えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 549
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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301.  ツイスター 《ネタバレ》 
​竜巻っ!?(ガタッ)出動だ!!! ストームチェイサーというお仕事はわかります、観測したい気持ちもわかります。でも限度や身の丈にあった行動というものが必要です。特にこれから結婚しようかと思っているビルは恋人を連れて元婚約者に離婚のサインを書いてもらいに来ただけなのに、彼の中で燻っていたモノが大炎上する事態になる流れは異常そのもの。何が何でも自分の研究を自分で達成したいが為に恋人を巻き込み竜巻を追う姿はまさにキチガイ。恋人の目の前に車が落ちようが、竜巻に巻き込まれようが御構い無し。まるで何事もないような態度。…ヤバい奴だ。 そして元婚約者も異常。過去のトラウマを倒すべく竜巻を追い続けるのはわかりますが、車や機材が壊れようがその身がボロボロになろうがなりふり構わず竜巻を追う姿はまさにキチガイ。そして彼らをサポートする連中もヒャッハーなご機嫌異常者というキチガイ集団。 そんな狂気に満ちた世界に巻き込まれた唯一の一般人である主人公の恋人は災難でしかない、それでも耐えに耐えた方だと思います。気持ちはわかる。あいつら全員狂ってる。 どんどんと大きくなってく竜巻に何が何でも張り付いていく彼らの道中はまさしく災害ど真ん中。まぁ序盤は退屈ですが、牛も車もなんでも飛ぶその恐ろしさをこれでもかと…CGショボいな…まぁそれを置いといても竜巻ひとネタでコレでもかとサービスしてくれるシーンの連続。落ちてくる重機や家に突っ込んだりとギャグ一歩手前のシーンにワクワクします。(あのデカい鎌の小屋は一体…。)まぁコイツら好きで竜巻に突っ込んで行ってるので同情も心配もないのが面白い。ただライバル集団が本当にただの噛ませ犬だったのが残念です。 この映画、竜巻シーンも確かに凄いのですが、それを追う連中の方が凄まじくて終始そちらばかりに気を取られてしまうハイテンション映画でした。彼らに乾杯。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-11-26 11:49:26)
302.  ボーダーライン(2015) 《ネタバレ》 
​どうぞ奥さん!いい仕事ありますよ!え?離婚してる?そりゃ失礼。どうですメキシコをぶらっと回るのは。え?予定にない?いや、そんなことよくある話ですよえ?この男?あぁ気にしないで…ね?ねぇ…?奥さぁん…。 麻薬戦争は言うだけあって戦争だ。 初っ端からこれでもかと見せる地獄絵図は惨憺たる現状を脳裏にぶち込んでくる。そんな麻薬カルテルに対して順序よくお役所仕事でなんとかなると思うとそうも行かず超法規的手段がモノを言う。そりゃもう正義か悪かのボーダースレスレな所で。 そんな所に知らずに入ったFBIお姉さんの国境旅行は地獄だ。死体の山に爆発に買収された警官によるチョーク、自分の価値範囲外で行われる仕事人たちの正義の鉄槌にただただ唖然。 しかしこのお話正義を問う話だけかと思いきや終盤からは打って変わって驚異の殺し屋と化した男の復讐劇にシフトチェンジ。正義を問わぬ殺し屋と化した男の手際良い殺人術にまたまた唖然。 結局正義も悪もつかぬ麻薬戦争は新たな火種が燻り続ける終わり方で非常に後味の悪さだけが残ります。にしてもトレーニングデイに似た話で既視感が最後まで薄れませんでした。 でも良い。なぜか凄い良いのはその音楽と映像。美しい砂漠の夕陽や景色。緊張感の中では映し出される光景はどれも絵になるのはやはり監督ドゥニヴィルヌーブの職人芸。ドゥニドゥニした乾いた空気と温度が伝わってきます、それに重たく響く音楽もまた重苦しさと言い知れない不安をドゥニドゥニと煽っていきます。 重たく淡々としながらも次の展開が気になって仕方がないテンポ、常に目を楽しませる映像。今をときめく監督のサスペンスは想像以上の作品でした。 まぁそんなこんなでセガールのようなオジさんは去っていく。仕事は終わったのだ。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-11-26 11:46:11)
303.  ウォー・ゲーム(1983) 《ネタバレ》 
​エライことになっちまった。 核戦争はいつだって起こり得る、水際の人間たちのこの計り知れない緊張感。誰がスパイかわからない不信感。そして緊張に押し潰されそうなラストのやりとりに不気味なAIジョシュアとの攻防にドキドキです。 ラストの○×ゲームの展開でこれがサマーウォーズの元ネタと気づいた頃にはこの作品の圧倒的な緊迫感に丸め込まれていました。ヒェーッ! にしても冴えない主人公に対してジェニファーの絶対的な天使っぷりはなんなんでしょうね。ヤバイですよありゃ。フォルケン博士ことジョン・ウッドの不思議な存在感も凄いですね。 それに80年代なゲームセンターに音響カプラとたまらないアイテムの数々も嬉しかったです。 僕が子供の頃に気づいた頃には終わっていた冷戦の張り詰めた雰囲気をこれでもかと味わえる一本でした。怖い!
[DVD(字幕)] 6点(2017-11-08 09:03:14)
304.  荒野の用心棒 《ネタバレ》 
​あの流れ者は油断出来ない。頭はキレるし早撃ちの腕じゃ右に出るものはいないだろう。 そんな彼がやってきたヤクザだらけの無法な街のゴタゴタ。何故助けようとしたのかはわからない。彼の過去がそうさせるのか。 シンプルなお話ながらも初っぱなから子供に銃を撃つシーンにビックリ!敵の連中は非道そのもの! そこからの流れも早撃ちと知恵だけのギリギリの中で上手にやろうとする流れ者にハラハラ。ちょっと上手く行き過ぎですが。 にしてもイーストウッドはカッコイイ。そして音楽もカッコイイ。所々流れるSEも謎だが良い。 自分は初めてのマカロニウエスタンでしたが面白かったです。
[DVD(字幕)] 6点(2017-11-01 10:38:40)
305.  デッドゾーン 《ネタバレ》 
​ジョニーの不幸は運命か。 身についてしまった力は誰のためか。 ジョニーの前に降りかかる悲しみは計り知れない。その力も決して彼を幸せにはしてくれない。そんな足を引きずり歩く彼を見ていると胸が苦しくなる。それでも彼は目の前で起こる事は見過ごす事は出来ない。最後の決断も彼にしかわからない未来の為に決死の思いで挑んだのだから悲しい。 にしてもクローネンバーグ監督の手腕なのか死んだような目のクリストファー・ウォーケンの表情がたまりません。それに婆さん連中の演技も無駄に怖いですし、殺人鬼の死に方もヤバイですね。それと火災現場の水槽が沸騰するシーンなども凝っていて面白いです。 細々とした話で作られているせいか若干話のスピードが早く感じましたが、陰鬱とした冬の空気がとても苦しく、心が痛む物語でした。
[DVD(吹替)] 6点(2017-10-31 01:03:20)
306.  アトミック・ブロンド 《ネタバレ》 
騙し騙され二重スパイin1989 80'sシンセサウンドとネオンカラーが彩る世界でのスパイ達の攻防は生々しくも幻想的。 抑えられた色調の中一人真っ白なブロンドの女スパイ・ローレンの任務は最初から大ピンチ。 ただスパイ映画というのは007のようにわかりやすいエンタメ一直線か、見る側の頭の回転力が求められる心理戦を交えた二重三重の騙し合いのどちらかなのだが、後者はやっぱり何かと面倒くさい。そして本作は硬派な後者。 疑心暗鬼は当たり前、誰が見方か裏切り者で、どこで盗聴されているかなんてわかったもんじゃない。 そんな30年くらい前の出来事ははじめのうちは静かにあっちに行ったりこっちに行ったりの繰り返し。 登場人物の名前が頻繁に登場し頭の中で彼らの相関図がどうなっているか混乱しながら作って行く内に展開は次から次へと変わって行く。 しかし中盤、スパイグラスを逃がすシーンからのアクションシーンは凄い。超長回しによる生々しい戦闘シーン。そりゃアザだらけになりますよ!これだけでも本作は見た価値あったと満足出来る素晴らしいシーンです。 そこからのカーチェイスも一体どこにカメラが付いているのかわからない、車内をグルグル回るカメラに仰天。どうやって撮ったんだろう…。 結局後半はパーシヴァルが何がやりたかったのかとか、KGBとどういう関係だったのかとか、自分の頭ではよくわからないまま終わってしまいました。 そんな本作ですが劇中局といい80年代末期の雰囲気といい色調といい最高にカッコ良かったので満足です。サントラ欲しい!
[映画館(字幕)] 6点(2017-10-24 12:43:22)
307.  ダーク・スター 《ネタバレ》 
​俺たち壊し屋!星から星へ不安定な惑星は爆破していくぜ! エイリアンの脚本家とジョン・カーペンターがタッグを組んだ初期のSF作品は斜め上を行くシュールな世界。 呑気な音楽とともに始まる狭い男達の旅はトラブルの連続。どうみても風船にしか見えない謎生命体との攻防に(倒したらやっぱり風船だったというオチが最高)、悟りを開いてしまったAI爆弾の説得(こんなラフな話し方するAIイヤだ…)彼らは緊迫した状況かもしれないが雰囲気はやたらユルい。SFな設定やら特撮がしっかりしている分とてつもなくユルい。おい船長!あんたの事も言ってるんだぞ! そんな彼らの旅もしょーも無い事故の結果終わってしまう。 生き残った一人はフェニックス流星群の仲間入りをし、船長はどっかに。主人公はなんとも潔いサーフィンで大気圏突入という、これまたシュールな締め方をして頂きなんだかこちらもユルい笑いで観終わる事が出来ました。 変な映画です。
[DVD(字幕)] 6点(2017-10-22 17:29:44)
308.  アーノルド・シュワルツェネッガーの鋼鉄の男 《ネタバレ》 
ムキッ!ムキムキッ!ムキキキキッ!!! 若いぜシュワ!凄いぜシュワ!調子乗ってるぜシュワ!でもそれだけの事が出来る鋼鉄の男シュワルツネッガー!! 知っているようで知らないボディビルの世界は想像以上に過酷な世界だ、その頂点に立つ若きシュワを追う男たち、それを受けて立つネッガー。 美しき肉体を作り上げるその源はストイックな精神力。強く冷静な心こそが体を鍛え上げる!整った肉体と力強いポーズこそが勝利の鍵! そんな男たちの頂上決戦をこれでもかと拝める本作はドキュメンタリーらしいドラマと、迫力ある超筋肉、ある意味異様な世界のど真ん中へ入り込める素晴らしい映画でした。 でもお父さんの葬式には行けよシュワ…。
[インターネット(字幕)] 6点(2017-10-15 20:17:08)
309.  エンジェル ウォーズ 《ネタバレ》 
刀に銃を持ったカッコいい美女に相対するはアンドロイド!ドラゴン!ゾンビサイボーグナチス!ガトリング武者! 男の子ならたまらん世界をチャンポンした荒唐無稽でやりたいほうだいなアクションシーンはまるでジャック・スナイダーの頭の中を覗いているようだ。 しかも妄想という言葉で全部片付ける潔さ。本当はそんな事起こっていなければ見えていないけれど、いいじゃないですか。ずっと精神病院の話だったら絶対見たくないですよ! 現実パートも高級クラブに仕立て上げ、まるで現実味の無い世界でハラハラドキドキ出来ちゃいます。 そしてそんなやりたい放題な世界でもちゃんとまとめ上げ、見終わった後の後味も良く、とても楽しめる作品になっていました。
[インターネット(吹替)] 6点(2017-10-12 12:12:16)
310.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 
なんとも評価に困る作品である。 戦中の日本をリアルに切り取る訳でもなく、ラブストーリーをたっぷりやるわけでもない。 ただ戦中で、そこで夢を志した男がいずれ来る悲しみを知りつつ恋をし、大好きな飛行機を作り、生きて行く。それだけのようにも見える。 もちろん主人公は宮崎駿自身であり、本作はまるで彼の夢である。だから自分と同じ位置に身を置く男、庵野秀明に声優を任せたのであろう。 理想の女性。好きな時代。大好きな飛行機。それをこれでもかと詰め込んだような作品だ。 にしてもやはりアニメーションは凄い。夢の中の摩訶不思議な風景に飛行機描写、それに関東大震災で逃げ惑う大勢の人々などさすがジブリと唸らせられます。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2017-09-15 23:56:46)
311.  ワンダーウーマン 《ネタバレ》 
アマゾネスVSナチスドイツ! 序盤のアマゾネスワールド、そしてドイツ兵とのアマゾネスバトルはキレッキレアクションは文句無しのカッコ良さ。 そしてダイアナはもう完璧な美しさと最強の力を併せ持つ、まさにワンダーウーマン。 言語が色々喋れたり、博学なのに大事な一般常識がすっぽり抜けていたりと面白かわいいキャラになっています。 そんな彼女が目の当たりにする戦争は悲しみに満ちた世界、理想だけじゃどうしようもない現実を目の当たりにしまくります。 信じた世界が崩れ落ちても、それでも立ち向かう彼女はさすがヒーローですね。単身で多彩な武器を使った無双アクションはとてもカッコ良かったです。 ただ時間が進むにつれて画面がどんどん暗くなって行くので、最終的には炎の明かりだけで真っ暗中で若干戦いはわかりにかったです。 それと結局あの博士は戦車につぶされたのかもわからない見せ方でしたね。うーん。 若干長くは感じましたがジャスティスリーグなど彼女の活躍が楽しみになる一本でした。
[映画館(字幕)] 6点(2017-09-05 21:16:25)(良:1票)
312.  秒速5センチメートル 《ネタバレ》 
その男。罪作り! …ってわけじゃないんですが…ね。 映像。いいですよね。雪の栃木も、夏の種子島も、素晴らしい景色に癒されます。 山崎まさよし。いいですよね。この歌詞に込められたどうしようもなさ。 様々な回想が連発する最後のシーンはいいですね、これぞ新海節と言わんばかりのフラッシュバックは気持ちいいですね。 夢も恋も破れた男。その男が会社をやめてどこへ行くのかが気になりますが、まぁ野暮なのでしょう。
[インターネット(邦画)] 6点(2017-09-01 10:56:12)
313.  言の葉の庭 《ネタバレ》 
雨の日はあの人にあえるぜ!学校もサボってヒャッホー! な、具合に雨の日に決まって公園のベンチでサボリをキメる二人は社会不適合者同士。 そんな彼らが男と女なら当然なにかあるわけです。いや!そのチョコの量はヤバい! これでもかと極まったアニメーションで映し出される雨の東京はとても美しく、公園はまるで二人だけの庭のようです。 そんな恋物語はお互い面倒くさい自分ルールと、身勝手な過信と、連絡先もつけないせいでこじれにこじれる。まぁ人間そんなもんですよね。 少年より先生の方が不器用で、子供っぽく描かれているのもなんとなく今は心に刺さる描写です。15歳が思う27歳と、本人が感じる27歳はとても違うって事は今だからわかります。 ただ結末はハッピーエンドでもなく、これから二人東京と四国で遠距離してどうするんだろうと…思っちゃったりもします。なにか上手くお茶を濁されたような気がしちゃいますね。雨が上がったようにカラっとはなりませんね。 見せ場は勿論、大好きな先生をいじめた先輩連中にカチコミを入れて返り討ちに会うシーンです。消化器を使った方がよかったと思います。 美しいアニメーションと不器用ながらも純粋な二人の織りなす大都会東京で起きたであろう、ひとつの物語はなにか優しい気分にさせてくれる作品でした。
[インターネット(邦画)] 6点(2017-08-31 02:24:05)
314.  エアポート2015 《ネタバレ》 
​謎の乱気流の向こうは1940年ドイツ上空。 アイデア一発勝負とはまさにこの事。あらすじでコレでもかとワクワクさせてくれますが、やっぱりこのタイトルといい、雰囲気といい、アサイラム印という事といい、安っぽさは拭えません。まぁそこもある種の『売り』であり『うま味』ではあるのですが。 このトンでも状況に立たされた非武装旅客機(当たり前だ!)が戦地上空を切り抜ける方法は結構荒っぽい。襲ってくるナチスのジェットエンジン戦闘機(???)に対して取る方法は現代の英知レーダーと旅客機のスペック、そしてベテラン機長のテクニック。でもめっちゃ撃たれてますけどね。 そのせいで窓ガラスも割れたりしているけど、添乗員は「窓が割れただけです」と冷静だったり、ドアをあけて落下傘でレーダーを落としたりと『本当にそれで大丈夫なのか?』と思わせる描写の連続です。そこからの落下傘回収時の銃撃戦の緊迫感の無さは逆にさすがという感じです。 乗客の個性も歴史学者や軍人、「ヒトラーを殺して英雄になってやるぜ!」と謎の強行手段に出る奴などいろいろ出てくるのも面白いですね。まぁ結構アッサリしていてもっと色々あってもよかったと思います。が、最後の空に投げ出される乗客二人の取って付けた感はたまりませんね。言及も何もされないところも後腐れ無い感じで最高です。 第二次大戦でありながらパラレルワールドという設定にし、歴史の違いやナチスジェット戦闘機の登場などの描写にはとてもワクワクしました。 最後の乗客である白いおじいちゃんの正体もちょっと「?」が残りますが好きですよ。 ツッコミ所は多いのですが、なんだかんだで緊迫感のある展開で最後まで飽きずに楽しんで見る事ができました。面白かったです。
[インターネット(吹替)] 6点(2017-08-23 11:31:11)
315.  帰ってきたヒトラー 《ネタバレ》 
リアルに切り込めヒトラー! 現状のドイツ、そして世界の問題を過去からやって来たあのヒトラーが斬る…そんなコメディ…コメディなのか?一部シミュレーションドキュメンタリのような様相もある本作。 最初はわけのわからないオッサンだった、ヒトラー。茶化して茶化して茶化してこちらも笑えてくるが、テレビに出た瞬間彼のブレ無い姿勢からにじみ出る凄味と狂気は面白いです。特に現代を知って行くヒトラーも面白い。インターネットやらテレビやらで驚くシーンはこういうタイムスリップもので良くあるシーンだがやっぱり面白い。それに副局長のネット動画などでおなじみの「最期の12日間」のパロディには笑ってしまいました。あれってあちらでも人気なんですね。 だけどそのカリスマ性の強さでどんどんメディアを虜にして行くヒトラーにはだんだんと恐怖を覚えます。いや、笑えない。 そしてもう一人の主人公ザヴァツキは冴えない男だったがヒトラー出会い成長するが、本当のヒトラーだったと知った時、自分の恋人(ユダヤ人)を守るため走り出す。彼の行動もまたヒトラーというカリスマによって成長したと思うと結末は非常に皮肉な運命である。 それでもまぁ終盤になって初めてユダヤネタが出たときインターネットすら知ったヒトラーがあのような事を言うのは若干違和感があります。 オチはこの先この世界がどうなっていくのかヒトラーが見つめるという終わり方をする。 笑えるが笑えない、面白いがそう簡単に片付けられない複雑な映画でした。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-08-01 23:22:22)(良:2票)
316.  MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間 《ネタバレ》 
​ヤク中で破天荒な男はトランペットを持つ時だけ聖人となり、音楽を作る時だけ天才となる。 そんな「ジャズの帝王」の堕落の日々と復帰するまでを描いた作品。しかしまぁ「ホンマかいな」と思わせるギャング映画のようなドンパチに麻薬のやりとり、あの音楽からは想像出来ないマイルスの世界が本作では描かれる。天才ゆえの苦しみと孤独、悲しみ。 まぁ天才が主人公映画では他人とコミュニケーションが取れず孤独になって行くのはよくあるテーマだけど、終盤ここまで堕ちたかと思わせて、若手の奏者に素早く的確にアドバイスをいれるさっきまで同じ人物とは思えない別人のような姿が描かれる。こんなにギャップをハッキリ描かれるとどうしようもない切なさが襲ってきました。 ただ何故最後現代に飛んでしまうのかだけはよくわかりませんでしたけど。 マイルスを演じる監督、軽薄に見えるオビワンもなかなか良いですし、その年代の雰囲気も伝わるミニマルな雰囲気はありつつも良質な音楽映画でした。
[DVD(吹替)] 6点(2017-08-01 20:18:11)
317.  ジョン・ウィック:チャプター2 《ネタバレ》 
​よくも思い出の詰まった我が家を壊したな!? 一度踏み入れてしまった殺し屋の世界はジョン・ウィックを執拗なまでに彼を引き戻す、皮肉な因果は彼を更なる巨大な組織と対峙させる。 今回の相手はマフィアなんてチャチな連中じゃない、世界の殺し屋達を牛耳る連中だ。殺しのプロとジョン・ウィックvs大量の殺し屋達の連戦ノンストップデスマッチはハイテンションでとにかく痛快。武器を仕立てる所からもうカッコいいぜ! ジョンの十八番GUNFUに痺れ、車に跳ねられてもへこたれない笑えるほど超頑丈な身体に憧れ(3回は跳ねられる)、魅せるは鉛筆殺法。遺憾なくジョンの技の数々に見惚れます。今回も圧倒的に強い。強すぎる。 そして脇を飾る変な殺し屋達にもご注目。Ms.バイオリンに力士マン、手話レディ(勝手に命名)など個性豊かな連中とのクールで熱い死闘はたまらないものばかりだ。 それを彩る街並みもどこも美しく、洗練されたところばかりなのが気持ちが良い。にしても終盤の鏡だらけの部屋での戦いはもろ「燃えよドラゴン」で笑ってしまいました。 不器用で悲しき殺し屋の自由を求めた復讐劇は、ギャグとしか思えない超アクションと変な連中のおかげでいい塩梅のバランスになっています。 掟を破り追放となったジョン、彼の走る先に彼の求める幸福はあるのだろうか…チャプター3が楽しみです。
[映画館(字幕)] 6点(2017-07-29 12:17:17)
318.  バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 《ネタバレ》 
​酔うっ! 長台詞に超長回し、現実か妄想かもわからない世界。どんどんプレッシャーとストレスに押し潰されていく様がとにかく鬼気迫り。それはマジで自分の目の前で起こっているようにも見える。 ヒーロー映画を皮肉ったメタ的な台詞や演出、難解なラストなど映像的にもストーリー的にも飽きさせない作品でした。 …ただまぁこんなに褒められていると「何故?」と思ってしまうところはあるのも事実。正直テンポは良くないし、ギャグなのかなんなのかわからないシーンはめちゃくちゃ多い。にしても音楽めちゃくちゃカッコいいですね。コレだけで映画館で見たかったと思わせる力があります。
[DVD(吹替)] 6点(2017-07-27 01:58:32)
319.  ベイマックス 《ネタバレ》 
​これマーベルコミック原作なんですね。 日本ではそこも伏せた形でプロモーションされるとは恐れ入りました。癒しロボット路線はある意味あっているような、違うような。 とにかく映像とテンポは当然の如く面白く、ワクワクとさせてくれます。 特に日本でロスのような街並みは見ごたえたっぷりですね。あの街の作り込みには恐れ入ります。 そして違和感のあった序盤の闇ロボバトルや犯人を殺そうとする行き過ぎた行動などディズニーらしくない主人公の意外な行動は、その後メイキングという種明かし(本来隠してないんだけど)でマーベル原作って言われたらそりゃ納得です。 にしても理系の友達連中が行きなりパワースーツを付けただけで強くなるのはちょっと飛ばしすぎな気がしますね。 全体的にスピードが速くタメの少ないアッサリとした作りですが、それでも濃く楽しめる面白い作品でした。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-07-21 01:04:58)
320.  学校の怪談3 《ネタバレ》 
これが金子式学校の怪談! 第三弾は旧校舎ではなく現校舎、そして自分たちの街…。 古い校舎も怖いが、やっぱり現校舎もなにか言い知れない恐怖って言うものはあるもんで、 いつもは人が沢山いる学校も人がいなくなると不気味に広い空間が結構怖かったりする。先生が隙間とかになにかいるような気がするのもそんな感じだろう。 監督が金子修介に変わった事で雰囲気はガラリと変化。皆勤賞のテケテケの登場はいいのだが、ちょっとホラー演出に気合が入りすぎている気がしなくもない。 特に両親や警察が襲ってくるシーンは現実で一番信頼している大人たちが偽物で、刃物を持って追っかけてくるなんて考えるだけでも恐ろしい。なにかトラウマでも植え付ける気なのか。塾の講師は最初から嫌な大人で怖いが、さらに恐ろしくなるというギミックも相当恐怖だ。グギッ!グギィッ! ただやっぱり1や2に比べるとそこまで個性的で有名な妖怪が出てこないのが残念。コピー紙の巨人とかなかなか良いんですけどね。 そして子供たちはというと、これが前2作に比べるとド直球にラブラブな連中が2組もいてなかなかに微笑ましい。そして義理の兄弟となる弟と妹との信頼の形成もなかなか良かった。特に兄と弟との信頼は最後の最後結ばれて本当に良かったと感じるものです。 鏡の世界ということで文字が反転しているだけでも十分異世界な演出がされているのもさすがです。 ただ幽霊であるタイチと妖怪たちとの関係が言葉だけでしか説明されなかったのはちょっと勿体ないような気がしなくもない。 ラストは転校。最後どこか切ない気持ちにさせられながらも気持ちよく終わるのも本シリーズの良いところですね。 やっぱりこのシリーズはいいなぁ。
[DVD(邦画)] 6点(2017-07-12 03:13:17)
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